はてなキーワード: バブルとは
シリコンバレーが真の意味で極左のアクティビストばっかなら、アメリカがあんなに分断してない
所詮、シリコンバレーというバブルの中でわちゃわちゃやってる連中がいるだけで、全体としては辺境に住んでるトランプ信者のことなんか同じ国の人間とすら思ってるかどうかすら怪しい奴らばっかじゃない?
10代の頃はちょうど日本が中韓との関係が悪化しだしたころで、慰安婦問題竹島問題尖閣問題に怒りを感じて、右翼寄りだった。この頃が愛国心も一番強かった。日本は偉大な国だと本気で思ってたし、だからこそ技術力が年々落ちていくのに本気で怒りを感じてた。
ただ、高校の同級生の過激な言動(李って名前のやつの前で平気で朝鮮人がどうの言ったり)を見て引いてそこからノンポリ気味になった。
大学入って教養を深めていく中で、それこそ女性の権利やマイノリティの問題、移民問題とかの議論もしっかりできる程度には幅ができた。理系だが社会学や倫理学はかなり勉強したし、海外の友人もたくさんできて国際交流、国際協調の大切さも実感した。一方で、この頃は日本の人権意識の低さや労働生産性の低さを嘆いたりする、いわゆる海外かぶれと揶揄されるようなリベラルをやっていた気がする。
就職してエンジニアとして非常に恵まれた環境で働くようになってから、少なくとも自分の周囲は豊かで何不自由ない世界になってしまった。僕がさんざん共感していたはずの社会の生きにくさは途端に無関係なものになってしまい、大学時代あれほどさんざん議論した社会問題も一気にどうでも良くなってしまった。
これが高級フィルターバブルの内部だという事実は認識していて、Twitterなどで出来るだけ色んな声を聞こうと情報収集してたが、それも疲れてしまった。
正直、格差の向こう側の人々の暮らしを見聞きしてもどうとも思わなくなってしまった。
勿論、僕は技術にコミットしているし、世界をより良くすることに貢献をしている自負はある。
でも昔抱いていた「社会を変えるぞ」という熱量は薄れてしまった。
結婚、子育てとなったらまた見方が変わるのかもしれないが、所詮自分は豊かな環境を与えられた途端に自分本位になる程度の人間だった、というのは少し悲しい。大学生の時は、大学に通えてる時点で豊かでそれを認識してない奴が多すぎる、なんて嘆いてたのにね。
シリコンバレーの連中とかも同じような感じなんだろうな、きっと。
実体経済がーとか言っとるアホは信じないだろうが普通にドルベースでの平成バブル高値の270ドル(28300円)辺り超えたらしばらく右肩上がりで上がると思うわ。
配信者達の努力にコロナブーストが加わって今ネット配信は史上最高峰の伸びを見せている。もはやその盛り上がりと経済効果は動画勢も無視できないレベルになってきた。
ただ海外に比べると日本の配信界は独特の進化をし、混沌を極めている。まさに配信戦国時代だがそれを3つにグループ分けしつつ解説する。
①二次元
主にvtuberが中心の枠組みだ。代表格はにじさんじやホロライブで、主にyoutubeを媒体としている。億単位で稼いでいるであろうvtuberも複数存在したり、コンビニとコラボしていたりする、とんでもなくばブリーな集団だ。今の配信界の異常な盛り上がりを作った功労者ともいえ、日本どころか海外からの人気も高く、海外版としてデビューしたvtuber(Gawr Gura)は二か月で登録者130万と、その世界的注目度は計り知れない。ここまでの躍進の理由は二つ考えられる。配信とvtuberのコンテンツの相性が良かった事(コメント読みやスパチャなど)と、【企業】というものの強さだ。
今のvtuber達の特徴は奇抜なキャラ付けと大人数であり、アイドル的な売り方をされている。これた非常に似た盛り上がりを見せたコンテンツを覚えていないだろうか。そう、秋元康大尊師引きいるAKB、〇〇坂である。リアルのアイドルの成功例を企業の力で配信に実現したといっていいだろう。オタクは女の子が集まってキャッキャ言ってるのが大好きなのだ。しかもvtuber達は異性の影も薄いし、オタクの大好きな話をしてくれるし、なんならスパチャを飛ばせば下ネタまで反応してくれる。日常系のアニメが毎年流行るオタク界隈で流行らない訳が無いと言えよう。このまま勢力を伸ばし続けて日本の配信=vtuberとしてしまうかどうかは見ものだ。尚、この枠にはすとぷりや歌い手等顔を出さずに1枚絵で活動している配信者も入っている。(vtuberは男性人気だが、こっちは圧倒的に女性人気)まぁ、右下にちょっと動く絵がついてるかついてないかの差であってほぼ変わらないので説明は割愛する。
②ストリーマー
配信者とストリーマーって同じじゃね?というのは正しい疑問であるが、ここでは今海外でスタンダードなスタイルで配信を行っているという意味でこの名称にさせてもらった。代表各はDeToNatorやcrazy racconなどのプロゲーミングチームで、twichやOPENRECを媒体としてる場合が多い。元プロ、現役プロの華麗なプレイを配信し、その切り抜きをyoutubeに上げるという二段構えのスタイル。海外での「配信」はほぼこのスタイルであり、世界一の配信者として名高いshroudやninja、Tfueも同様だ。彼らのような海外ストリーマーが大富豪になり、大注目されていたにも関わらず、日本のストリーマーは長年あまり日の目を見なかったと言ってもいい。これは日本がesports後進国であり、ゲームが上手い奴が尊敬される文化が薄かったのが原因かもしれない。しかし日本にも徐々にesportsが浸透し、オンラインゲーム(フォートナイトやAPEX)の人口も増えたことに加え、従来はコアなゲーマーが視聴者の中心だったがvtuberや動画勢のyoutuberとも積極的に絡むことで一般層にも存在が浸透したことで徐々に追い上げを見せてきた。しかしまだまだ①と③には及ばないのが現状だ。ただ、youtube以外のサイトでの配信は専属契約であることが殆どなので収入でいったらそこそこ貰ってそうだが。
①と②の配信者がランキング上位の殆どを占めるのが今の日本であるが、日本の配信文化は10年ほどはニコニコ生放送が中心だった。(それでも日陰だったが。)しかしvtuberバブルによって日本古来の配信者は地の底に落とされた。配信を見る人口は何十倍にもなっているにも関わらず彼らへの恩恵は無かったのだ。女性配信者に至っては少しでも人気があった生主はほとんどvtuberになってしまったのでもはや残っているのはエロASMRぐらいである。なんならそれすら持ってかれた。しかし例外は2人いる。というかこの枠組みはほぼこの2人専用である。加藤純一(うんこちゃん)とコレコレだ。①と②で代表格を合わせて4つの企業(チーム)を出したが、この二人はその企業が総力を尽くして集める人数を個人で出すことが出来る、規格外の人気を持っている。日本一の配信者は誰?という質問の答えはこの二人のどちらかを出すことが正解だろう。この二人の配信は「人を集めるメソッド」が詰まっているともいえるので、明らかに彼らを意識している配信者は多数いる。(①でいうと兎田ぺこら、鳴神裁など。)他の配信者が①と②の勢力に押しつぶされた中でこの二人だけが圧倒的な人気を誇った理由は、立ち回りのうまさと替えの効かないコンテンツだったからと推測される。①②にはない個人だからこそできる強みもあるだろう。逆に言えばこの2人の配信者がvtuberに押しつぶされたその時は、日本では配信者=vtuberになる時である。この二人がバブルによる視聴者数のインフレにどこまで乗り切れるかは見どころだ。
最近、うちも忙しくなってきたので医者を雇おうと思ってみたりする
別に転向することは悪いことではないですが、美容系の手技をなめてる人多いです
そして一から十まで教えてもらえると思っている人多いです。
甘いですね
確かに美容皮膚科系の治療はある程度手技として覚えてしまえば大きなトラブルなくすることは可能です
ただし表面上できているだけで、本来の意図する意味や目的がわからなければ見当違いな治療をすることになります
私は美容に関する手技に関しては教える際にはかなり気を使っています
大した技術ではないですが、私はそれでご飯を食べている以上、全くの未経験の人で勉強もしてこない人にホイホイ教えるつもりはありません。
今は昔と違い美容に関する良い本もたくさん出ており、面接に来るなら面接するクリニックのメニュー位調べてくるのが当然なのではないでしょうか。
→給料に見合う働きのできる方であれば喜んでお支払いしますが、「あれできません、これできません」、「教えてもらったらできるかもしれません」っていわれるとちょっと・・・
私が勤めていたクリニックではそのような人を採用してしまい、教わっている人の時給の方が教えている私の時給の1.5倍くらいあったりしました。
→これはめちゃめちゃやる気なくなります
女性は20代から30台であれば自身の流行のメイクなどが今の流行に沿っていることが多いです
ただし40代半ばくらいから20代の流行のメイクなどが理解できなくなってくる、もしくは頭ではわかっていても拒絶反応を示してしまう人が多いです。
(未だに15年前くらいにはやったアゲハなどのメイクしている人があなたの周りにいないですか?)
男性にしろ、女性にしろ自身が一番多感な時期10代から20代に流行っていた価値観に対しては年をとっても引きずることが多いです。(全員ではないですが)
(未だにバブル時にはやった肩パットの入った服を着ている老人があなたの周りにいないですか?)
ただし異性に関しては変わってきます。どんな年代でもかっこいい男性、かわいい女性というのは同性には受け入れられなくても異性には受け入れられることが多いです。(男性がよく言うあんななよなよした男のどこが・・・とか女性の昔の〇〇に比べたら全然とか・・・というのはそういうことなのでしょう)
同年代だけを対象にしていけばよいのかもしれませんが、ある程度間口を広くしておかないと未だに浜崎あゆみみたいな顔が流行りみたいな価値観の医者を作ってしまいます
美容皮膚科も過渡期に入り、つぶれる美容皮膚科がでてきました。
美容外科も以前に書いた通り同様です
以前ほどは医者の給与も高くなくなり、下手をすると普通の病院に勤めている方が多い程度になってきており今後どうなるかわからない状態です
ましては畑違いの他科から転科する人はそのあたりよく考えてから来た方が良いと思います
それから就職に来る方は自費治療というところは技術を教わる場所ではないです
みんなそれで飯を食っている以上、本当に大切なことは教えてくれません
いちおう2話くらいまでは見ましたが、ありきたりの展開で捻りもないし、まぁ「鬼滅の刃」ですらアニメ19話だけ凄くて感動的だったけど、全体としては特に良作だとは思わなかったし、キャラの個性が濃すぎて好きになれなかったくらいなのでお察しを・・・
こういうゆる~い感じではあるが、絆の儚さを思わせるようなどことなく緊張感がある感じも嫌いではないが、話と展開と演出が単調すぎた。
同じ原作者の「電波女と青春男」があるが、これは当時いろいろ斬新的でヒロインの可愛さもあったので楽しめた。
「安達としまむら」は登場人物の構成として「電波女と青春男」と共通点が多いが、結局は好みの問題だろうな。
別に百合展開が嫌いなわけじゃないですよ、数年前に放送された「citrus」は百合恋愛系ですがスリリングな展開があって面白かったです
詳細はここに書いてますのでよかったらどうぞ→ https://www.anikore.jp/review/1563999/
そうですね、まずアニメにハマったのは今から15年くらい前のことでキッカケは「攻殻機動隊S.A.C.」でした。
そこからアニオタになったと自覚するくらいなので、これまでに見てきたアニメはざっと500タイトル以上になりますね。
参考までに・・・レビューサイト「あにこれ」(最近は全く活動してませんが) https://www.anikore.jp/users/profile/18868/ (後で気が付きましたが、ログインしないと情報が見れないです)
あと、オタは犯罪者云々な話については、まぁよくいるカスハラでギャーギャー騒いでるような人種と同じ心の狭い方々なんだなとしか(略)
なつかしいなぁ
その前にもアングラ系サイトとかのウヨウヨしてる政治活動家とかを真に受けていたんだけど、ニュー速+に入り浸ってて今で言うフィルターバブルにどっぷり浸かって、ネトウヨとして成長してた
そのあと何故かニュー速(いわゆる無印)に流れ着き、こいつら全然ニュースの話ししてない!?と驚愕して、ニュースをさかなに雑談を適当にするという文化に染まり、極右に凝り固まった政治イデオロギーがだんだんほぐれていった。
今となっては笑い話だけど当時はアウシュビッツデマ説とか従軍慰安婦居なかったとか、南京大虐殺無かったとか、生活保護は在日の特権だとか、割と真剣に信じてて、危うい感じだったなぁ。
何度目かの嫌儲移住祭りで嫌儲に移住し、いくつかのSNSを渡り歩いて現在に至る
字面のせいで嫌儲は、儲けるのが嫌いな人々の集まる掲示板だと誤解されがちだけど、
もともとは、ニュー速の書き込みを勝手に転載して、まとめブログとかで有る事無い事適当にでっち上げて、アフィリエイト稼いでるクズどもを儲けさせるのが嫌だ
という意味なんだけど、
っていうふうに誤解してたり、わざとミスリードする言説をよく見かける。
似たような例なら、「壁ドン」は、引きこもりとかインドアの人が、隣の部屋とか一階とか、自分の部屋とは別の部屋で楽しそうにしてたりするような場面で、イラツイてその怒りを壁にぶちまけることを指していた言葉だったけど、
男が強引に愛の告白をするため相手を壁際に追い込んでドンってやるとか言う謎のことに書き換えられたのとか、
リア中はリアル中学生のことだったので、リア厨がなまってリア充になった頃に
リア充をリアルが充実しているに誤読されて、いつの間にかリア厨とリア充が別の意味の言葉になったのとか、
「マジキチ」が「マジでキチガイじみているからやめろ」の意味だったのに、単純に字面だけで「マジのキチガイ」を指す言葉として定着していたらい、
「それな」が「それなんてエロゲ?」の略だったのに、いつの間にか「それな」(同意)という、別の単語になっていたり、
まぁマイノリティ発症のネットミームって大衆化されると、変な使い方とか、使われていた文脈が完全になかったことにされたりとかすること多くて、悲しいですね
嫌儲はこんな感じでアフィサイト(文脈的に2chの書き込みを転載するまとめサイトのこと)の儲けを否定するというイデオロギーであり、一般的な企業活動とか資本活動全般を否定するラディカルな社会主義的なものではありません。
みなさんはこのことだけでも覚えて帰ってください。自分の発言は自分の物であり、引用どころか丸パクリして金儲けに使うんじゃね〜よっていうことで、それが嫌儲板の、少なくとも初期のコンセンサスでした。
10年代中期になってくると、そういった当初のイデオロギーは下火になり、まとめサイト関係者と思われるアカウントによる、より記事になりやすい燃えやすいスレッド、過激でバカな書き込みが集まりやすいスレッド、そういったまとめ系スレッドが乱立していき、完全敗北。
同時期に書き込み規制とか乱発しまくってまともに掲示板として利用できなくなったのが、致命傷で、ああ、そこまでしてまで利用する気しないわ…って感じでやめた。
左傾向の下地はこの初期(詳しい人にエクスキューズするなら本当の初期では無いけれどここは便宜的に)の嫌儲時代に育んでいった感じ
とはいえ嫌儲は嫌儲で、まとめ系アフィ死ね。というイデオロギーだけであり、左翼とかリベラルかというと別にそうでもなく、極端に反体制で富裕層を憎んでいたりとか(人によってはそういう人もいたかもしれないけど)、そういった観点での偏りとかはあんまり無かった
ニュー速では「スイーツ笑」とか言って女性を笑ってたけど、嫌儲のころはもっとひどくて、もうド直球に「まーん笑」みたいに笑ってたし、よく書き込んでた。
ぶっちゃけ嫌儲に女性とかいないだろうし、女性って普段の生活で触れること無いから、TVとかアニメとかのなかの架空のキャラクターっぽい感じの認識になってるんだよね
まぁそれは完全に妄想で、女性は現実に実在するしそういうクズみたいな書き込みで気分悪くしたり、微妙に社会の差別的な雰囲気を助長させる効果とかも合っただろうし、止めるべきだし、今はもうやってない
こう考えると結構女性に対しての敵意すごかったなぁ。それもいつしか消えていった。自分の心の変化ではあるんだけど理由はよくわかりません。
嫌儲見なくなったからかもしれないし、もっと品のいいネット情報に触れるようになったからかもしれないし、年取って男性ホルモン減少したとか多分そういう生理的な現象な気もする。身もふたもないけど。
2chやってた頃は、いい意味でも悪い意味でも情動が強く働いていて充実してたと言えるでしょう。
2021/04/05
やたら俺みたいな増田があるな〜。俺が書いたやつやんけ!なぜ今頃ホッテントリ?
言い忘れたこととしては、萌の語源が恐竜惑星の萌とかも嘘っぱち。普通に「燃える」の変換ミスを面白がって使ってただけです。ウィキペに乗るとずっと固定されるんだよね。おたキングさんが適当に言ったことが事実として扱われている
昔のIMEの変換が糞だったので、そのまま語尾が罠になっただけです
チューリップバブルという言葉があります。球根の花は投機の対象になりやすく、煙突清掃人すら手を出し始めた頃、しばしばバブルは弾ける、くらいの教訓が得られるものです。
興味深いのは、球根に伝染するモザイクウィルスが「稀に」花を珍しい模様にするため、ギャンブルじみた投機の対象になったという点です。
翻って昨今の地球規模で流行っているあれやこれやを見てみるとどうでしょう。今度の球根はやたら大きいと見えます。そろそろ煙突清掃人が足を滑らせる頃かもしれません。
金がない。
コロナのせいではないが、運悪くこのタイミングで無職となった。
ハローワークへ行く。「ハロワの求人にロクなもんはない」と分かっていても、行かねばならぬ。
あの空間には慣れたものだが、あの新型の感染症が流行してからは更に悲壮感の漂う施設だ。
秋の冷たい風が吹く。
周りのオフィスビルには毛玉一つないニットやシワひとつないスーツに身を包んだ男女が吸い込まれて行く。
しかしこのハローワークに足を踏み入れるのは、私のように毛玉だらけのセーターを着た小汚いやつばかりである。
もちろん綺麗な服を着た人もいるが、だいたいは私と似たようなもんだ。
誰一人言葉を発することもなく、貼り出された求人票を眺めている。
私もその中に入らせていただき、今日のNEW案件をチェックする。
洗い場、950円、初心者歓迎、正社員登用実績あり、各種保険完備…
さて、私の相談の番がきた。
「いろいろやらなきゃなんですが、この子もいるし、時間が作れなくて。」
反対側のブースでは、
「コロナが落ち着くまでは無理スかね、はは」
と乾いた笑い声が聞こえてくる。
私の話を聞いてくれている、ハローワークの担当の人の服が目に入る。
ここに来ているみんなが分かっている。
コロナが落ち着く頃が来たとしても、好条件の求人が溢れたりするはずなんてないということを。
それでもなんとかここまで来て、求人検索のあのPCをスクロールしているのだ。
紙の束はそれなりに厚いが、この中で私を受け入れてくれる先があるかどうか。多分ないな。
「資格を取得!」のPOPなチラシをしげしげと眺める人。いらすとやの陽気な顔が悲しい。
この国は、どうなっていくのだろう。
私はバブルを知らない。生まれたときからずっと不景気だと言われていた。
それでも会社員の父はそれなりに羽振りがよかったように思うし、母も専業主婦をしながら私を育ててくれた。
今はどうだ?
給料は上がらないのに、物の値段は上がる一方だ。
やたら強いストロング系の酒に、安い菓子パンや見切り品の惣菜。
そんなもので生きながらえている貧乏を、私はたくさん知っている。
安い糖質で腹を満たす日々は、いずれ大きな病気になって彼らに返ってくるだろう。
隣のマシンでコーヒーを入れているビジネスマンは、この150円ぽっちの出費を気にもかけていないだろうか。
私にとっては久しぶりの贅沢だ。いつもは安物のコーヒーをお湯に溶いているだけ。
缶コーヒーとは違う美味しさが、11月の寒空の下では美味しい。
多分、来月の今頃、私は「誰でもOK!」と書かれた派遣バイトで働いていると思う。
だけど、この悲しさはなんだろう。
って大変じゃない?
依存先を複数用意することを上手くやれるのって、相当な文化資本とか人脈とか、かなりの「持つ者」にしかできないワケで、「持たざる者」にとっては、やっと依存先を発見すると砂漠の中のオアシスをみつけたかのようにそこにドップリ浸かってしまいがちなのでは?わたしですが・・・
ソシャゲ課金しすぎて破産したり、アイドル声優がご報告したらCDを割るファンがいたり(耳が痛いですが)、奥さんに家事や身の回りを依存しきっていて亡くなってしまったらなにも生活できなくなる昭和おじさんとか、ギャンブル依存症、アルコール依存症、いろいろあるけど。
一つの物ごとに大きく依存しすぎていて、そこからハブられてしまって途方に暮れてるんですけど、いま。その依存先の固め方が甘かった。
まだ自分は、反省して長期的な見直しができるような精神状態じゃないんですけども。緊急避難的に休まなきゃならない状態。とてもつかれてる。
phaさんの書いたどこかの本だったか、なんか書いてあったきがする。
「一人で一生できる依存先」「みんなでできる依存先」「一時的で、何年かでなくなる依存先」みたいに、異なる性質毎に分散依存しておくのが堅いよね。みたいな。違ったかな。どこかで聞いたと思う。誰にも壊されないプライベートで堅い精神的依存先を所有したいよね、それは自己肯定感とイコールかも知れないけども。それを持たざる者は多いので、外に依存先を求めるざるを得ず、人生が不安定になる。
たとえばオンラインサービスの類はいつかはサービス終了があるんで、そのつもりでいなきゃダメだ。しかし、たとえば非電源系ゲームだとか、オフラインで動くゲーム機だとかは半永久的に遊べるかもしれない。バブルシステム基板のグラディウスなんかは危ういですが。
諸行無常。
その点、伝統宗教は優秀だよな。少なくとも自分の人生が終わるまでの期間は存在しつづける期待値が高いもの。まあ、まずサービス終了することは無いでしょうね。そういう安心感がある。
自己防衛。当然だよね。VTuberなんか(人生を賭けた精神的依存先として)あてにしちゃダメ。あてにしちゃうから文句が出る。
発電を核、水、火、風、光、などに分散して安定性を増すのと同じで、人生の依存先も複数用意しないと安定しない。
収入源を会社だけじゃなくて副業にも確保するとかね。それができている人はかなり少ないでしょうけれども。
CD-RやDVD-Rも経年劣化で読み出しできなくなる、むしろプレスROMディスクですら危ういんですよね。だから数年毎に物理的に変えながらHDDバックアップ、というほうが堅いでしょうね。"ハード"ディスクだけに。