最近、うちも忙しくなってきたので医者を雇おうと思ってみたりする
別に転向することは悪いことではないですが、美容系の手技をなめてる人多いです
そして一から十まで教えてもらえると思っている人多いです。
甘いですね
確かに美容皮膚科系の治療はある程度手技として覚えてしまえば大きなトラブルなくすることは可能です
ただし表面上できているだけで、本来の意図する意味や目的がわからなければ見当違いな治療をすることになります
私は美容に関する手技に関しては教える際にはかなり気を使っています
大した技術ではないですが、私はそれでご飯を食べている以上、全くの未経験の人で勉強もしてこない人にホイホイ教えるつもりはありません。
今は昔と違い美容に関する良い本もたくさん出ており、面接に来るなら面接するクリニックのメニュー位調べてくるのが当然なのではないでしょうか。
→給料に見合う働きのできる方であれば喜んでお支払いしますが、「あれできません、これできません」、「教えてもらったらできるかもしれません」っていわれるとちょっと・・・
私が勤めていたクリニックではそのような人を採用してしまい、教わっている人の時給の方が教えている私の時給の1.5倍くらいあったりしました。
→これはめちゃめちゃやる気なくなります
女性は20代から30台であれば自身の流行のメイクなどが今の流行に沿っていることが多いです
ただし40代半ばくらいから20代の流行のメイクなどが理解できなくなってくる、もしくは頭ではわかっていても拒絶反応を示してしまう人が多いです。
(未だに15年前くらいにはやったアゲハなどのメイクしている人があなたの周りにいないですか?)
男性にしろ、女性にしろ自身が一番多感な時期10代から20代に流行っていた価値観に対しては年をとっても引きずることが多いです。(全員ではないですが)
(未だにバブル時にはやった肩パットの入った服を着ている老人があなたの周りにいないですか?)
ただし異性に関しては変わってきます。どんな年代でもかっこいい男性、かわいい女性というのは同性には受け入れられなくても異性には受け入れられることが多いです。(男性がよく言うあんななよなよした男のどこが・・・とか女性の昔の〇〇に比べたら全然とか・・・というのはそういうことなのでしょう)
同年代だけを対象にしていけばよいのかもしれませんが、ある程度間口を広くしておかないと未だに浜崎あゆみみたいな顔が流行りみたいな価値観の医者を作ってしまいます
美容皮膚科も過渡期に入り、つぶれる美容皮膚科がでてきました。
美容外科も以前に書いた通り同様です
以前ほどは医者の給与も高くなくなり、下手をすると普通の病院に勤めている方が多い程度になってきており今後どうなるかわからない状態です
ましては畑違いの他科から転科する人はそのあたりよく考えてから来た方が良いと思います
それから就職に来る方は自費治療というところは技術を教わる場所ではないです
みんなそれで飯を食っている以上、本当に大切なことは教えてくれません
もともと志してたならともかく、医者人生の途中でよりにもよって美容外科に転科しようとするやつにまともな医者がいるわけないだろ… その程度のものと思われてるんだから