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はてなキーワード: 競争力とは

2020-08-13

anond:20200813154845

IT産業だと、7-8割程度の主力ソフトはとくに大丈夫だとおもう。

ベーシックインカム労働力が減っても、むしろホームワークには向いているし、競争力としては人材保合戦で負ける業界ではないか

日本全体だと産業界が困る可能性は否定できないけど、IT業界としては、様々な観点のうち、労働力確保の容易性という意味では、ベーシックインカム問題とはいえない。

日本半導体産業についての話

業界人です。お盆休み帰省できず暇を持て余した友人から急にSkypeがかかってきて、「そういえば日本半導体産業って衰退してるってよく言われるけど今どんな感じなん?やっぱり人件費中国韓国に勝てないの?」みたいなことを聞かれて、日本半導体産業の規模感って一般にあまり知られていないと思ったので、備忘録的に日本半導体製造している主要メーカーとその工場について書いてみる。

始めにロジック半導体メモリ半導体から。気が向いたら他の分野も書く。

追記:書いた

https://anond.hatelabo.jp/20200813164528

はじめに 半導体製造コスト人件費について

半導体工場使用される製造装置寡占化が進んでおり、世界中どのメーカーでも使われる装置自体に大差はない。

この辺の記事 (https://eetimes.jp/ee/articles/2003/17/news048_4.html ) を見てもらうとわかりやすいけれども、各工程使用する装置はどの分野も3社程度で寡占されている。

これらの装置費用が非常に高いため(一番高価な露光装置で50億超、最新のEUVだと100億)、製造コストに占める人件費割合は低い。

工場で働く人たちは装置メンテナンスや、管理システムの構築、製造計画プランナーとかで一般的な工場ブルーカラーイメージとはタイプが異なる。

先端ロジック半導体

リーマンショック後の2010年あたりで新規設備投資ほとんどなくなった。もはや質・量ともに諸外国と先端品で競えるレベルに無く、外資系企業の買収が進む。

経産省TSMC誘致を企画しているようだが、現状の日本国内には先端品の需要が少なく、実現性は低いと思われる。

現存する日本の主要工場は下記の通り。

ルネサスエレクトロニクス

那珂工場:40nm

日立三菱電機NECロジック半導体部門の流れをくむ日本代表する半導体メーカーだが、

売上的には縮小均衡を重ねて 1+1+1=1 と残念な結果に終わっている。

かつてはSoCマイコン車載等様々な分野で世界一の売り上げを誇っていたが、現在では上記のすべてで世界一から陥落している。売れるものがなくなれば工場への投資はできないわけで…

ユナイテッドセミコンダクタージャパン (台湾UMC富士通から工場買収)

三重工場:40nm

かつてのフラッグシップスパコン、『京』のCPU製造した工場。他にもSparcプロセッサや、VIAGPU、各社デジカメSoC等、地味にいろんな会社受託製造をしていた。

が、プロセッサ需要TSMCに流れ、デジカメ市場大幅縮小。車載分野に活路を見出そうとしているが先行きは大丈夫なのか…

■ タワーパートナーズセミコンダクター (イスラエルTower JazzセミコンダクタPanasonicと合弁)

魚津工場:45nm

Panasonicが自社のデジタル家電で使うプロセッサ製造するために設備投資をしていたが、

台湾Mediatekデジタル家電向けプロセッサ太刀打ちできず規模縮小。

一時期32nmの半導体世界に先駆けて量産との報道が出ていたが、現在では作っていない模様。

Panasonic半導体製造分野から手を引きたくてイスラエル会社に51%株式譲渡運営の主導権を渡す。

今は何を主力で作っているのだろう?

ちなみに。規模はともかく一般的に半導体イメージがそんなにない下記の国でも、実は日本よりも進んだ製造プロセス工場を持っていたりする。

先端ロジック半導体製造に関しては、すでに勝負がついた感がある。

ドイツ:Global Foundries(資本は米) 12nm

フランスST Micro 28nm

アイルランドIntel 10nm

イスラエルIntel 10nm

中国SMIC 14nm

メモリ半導体

日系・外資含めた主要メーカーは3社。技術設備投資ともに世界2位の水準。現在も年間数千億円が継続して投資されている。

20年ほど前、『メモリ装置があれば誰でも作れる汎用品』との言説が流行し、各社一斉にロジック半導体シフトした時期があったが、結局は今に至るまでメモリ分野のほうが競争力を維持できているというのは何とも皮肉

外資系の影響力は増したが日本産業が残っており、お金も回っている。

■ キオクシア (旧東芝メモリ)

四日市工場3D NAND 96層

東芝メモリ(現キオクシア)のNANDFlashメモリの主力工場増設を重ねて規模だけでいえば全世界で最大の半導体工場だったはず。

2次元NAND時代には微細化で世界トップクラス技術を誇っていたが、3次元化に出遅れ技術的な優位がなくなってきている模様。

96層世代では辛うじてキャッチアップできたようだが、技術的には韓国サムスン電子・米Micronに先行を許す。中国メーカーYMTCの製造が急速に立ち上がる中、先行きは予断を許さないだろう。

北上工場3D NAND 96層

上記四日市工場は確かに世界一の規模を誇っているのだが、これ以上規模を拡大すると人材募集が難しくなる(東海地方理工系人材自動車化学とも取り合い)ことや、周辺の交通渋滞慢性化による物流効率低下、地震等の自然災害事業が壊滅するリスク等を踏まえて2019年に新設された最新鋭の半導体工場

ただ、工場の規模がまだ小さいため、電気水道工業用ガスといったインフラ費用が割高になることや新規採用したオペレーターの習熟度等の影響で四日市工場よりも製造コストは高いと推測される。

■ Micron Memory Japan (旧エルピーダメモリ)

広島工場DRAM 1Znm世代

NEC日立三菱電機DRAM部門統合してできたエルピーダメモリ破綻後、米Micronが買収。

米国企業になり財務に余裕ができた影響か設備投資が増額されており、昨年には世界に先駆けて1Znm世代DRAMを量産に成功

ちなみに1Znm世代とは何ぞやという話だが、DRAM業界ではプロセス基準サバ読みがもともと横行していたのだが、20nmを切ったあたりで微細化のペースが落ちた結果、具体的に何nmといえなくなってアルファベット世代を表している模様。

なお、リクナビ新卒募集要項を見ればわかるが、待遇は日系メーカーよりはるかに良い。

■ Western Digital

上記キオクシアの半導体工場共同運営していた米SANDISKを米Western Digitalが買収。

投資折半しているだけでなく、日本に開発拠点製造人員も擁しており、何気に日本国内での事業規模は大きい。

余談だが、日立フラッシュメモリから撤退したとき人員が旧SANDISK日本法人に流れ、日立HDD部門Western Digitalに売却していることから管理クラスは旧日立系が多いとの噂。

日本法人社長日立出身だしね。なお、キオクシアとWestern Digitalは同じ分野の仕事をしているにもかかわらず、上記Micronと同様、リクナビを見ればわかるように日系メーカよりも良い待遇となっている。

半導体業界を志望している学生諸君、キオクシア受けるならWestern Digitalの方がいいぞ!

2020-08-05

anond:20200805175355

いいんだよ。

そうやって回収コストが嵩んだら料金に跳ね返って競争力がなくなるから

2020-07-31

anond:20200731215509

精錬があまくて、未成熟コードで、納品までの安さで勝負して、業界全体の品質を下げることによって日本競争力を落とすってまぁ競合外国だとしょうがない

2020-07-18

anond:20200718231802

つっても日本が今後競争力を維持できる産業が他にあるわけでもないしなあ。

2020-07-15

anond:20200715211754

無くなるが地域差別も無くなる

在宅(テレワーク)のなにがハードルが高いの?次の2パターンから

【求めているスキル


コストを抑えたい】


在宅の具体的な活用

24hで海外サイト対応も依頼されたよ。でもクソみたいな予算だよ。英語対応出来る人材どころか、未経験の子なら雇えるくらいの予算だぞ。バカなの?

解決策>

在宅勤務で地方在住の英語出来る人をスキル不問で雇う

(なお、都内オフィスに通いで同スキル人材雇ったら1.5倍はする上に求人時に競争力のある時給では無い)


まりどういうこと?


えっ・・・じゃあ在宅勤務入れたら給与下がったり、職を失ったりするの?

現在正規雇用ならばしないぞ。解雇減給ハードルいか

しかし、せっかく導入されていても在宅では働かず、わざわざ出社して存在感アピールをしたりしているけどな

2020-07-14

なんで皆インバウンド業界だけで済むと思ってるんだろう

普通に波及して日本人皆ド貧乏になるだろ。

日本競争力のある産業なんてないんだし。

2020-07-08

日本って将来何で食っていくんだ?

製造業時代遅れって言われてたけどさ。

AppleIntelAMDNVIDIAだけでなく、ソフトウェア会社だと思われているGoogleFacebookAmazonも自社チップ作っている。

時代ソフトウェアだと日本がずっと言い続けている間に、差別化要因がハードウエア回帰していた。

テスラソフトウェア的だと言われるが、あくま製造業だ。

UI/UX差別化要因だといわれてたが、AppleGoogleは互いにスマホではパクりあっている。


日本ソフトウェア東京に集約し勉強会も頻繁に開催されているにも関わらず、国外に出ていけていない。

製造業だと輸出に関税だの、輸送時間がかかるだの、ハードルが高いわけだが、ソフトならサーバー接続してもらえばいいはずなのに海外から稼げていない。

〇〇ペイのように国内からお金を集めることには注力し、乱立し、淘汰される。

アメリカ発のサービスライブラリを使うことには熱心だし、勉強もしているわけだが、ずっと振り回されてる状態だ。

例えばAppleイベント徹夜で見ないといけなかったり、Googleアルゴリズム変更に振り回される。

振り回されるのを毎年いち早くキャッチアップして使いこなすのがイケているのであって、誰か(個人でも企業でも)の抱えている問題解決して数年安定して利益を生むのはイケていない。


観光業はなぜか上手くいっていて、国の政策としては稀にみる成功事例だったがコロナで吹っ飛んだ。

相対的に安上がりで安全から理由はつけられるが、海外観光客が一番来るのは東京で、本当に人が来てほしい地方には人が来ない。

儲かるのは航空会社や、東海道新幹線だったりする。あとは不動産投資か。

自分達が動いたことでの戦略で儲かっているわけではなく、ビッグウェーブに乗っているだけなので振り回される。


農業については欧米ほど大規模にはできないし、IoTだと言っているが価格上昇や市場規模拡大に役に立つところにテクノロジーが使えていない。

ふるさと納税のように東京の消費に頼っているし、高齢化で少量でちょっと高価な食で市場が持っているものの、結局人口減で消費が減る国内にとどまっている。


産業機械は輸出で一定割合を取っていて、ファナックなどの有名どころだったり、

中国工場三菱FA製品が導入されてたりするが、ハード競争力があるが、ソフトウェアエンジニアに人気がない。



ほんとなんとかできないのだろうか。

毎日政治でわーわー議論しているわりに良くならない。

自分達で動けず振り回されるものばかり。

2020-07-06

ワークマン仕入れ

業者さんに作ってもらった分は全品買取、返品無し。

これでうまく回すには、

・作ってもらう量には必ず制限がある。(いきなり売れもしない商品を100億も押し付けられたら困るし..)

売れ筋を作れる業者積極的採用し、売れ筋を作れない業者排除する。

の2点が必要になる。


もちろん、商品吟味し、売れ行きを精査してシーズン毎に業者を選別してゆけば完ぺきなんだけど、

単純に前シーズンに売れた量の最大2倍まで買取可能という単純ルールでも行けそうな気がする。

新規さんはお試しということで50万円まで買取可能

たったこれだけで、売れ筋を作れる業者は納品枠が倍々に増えてゆくので、ガンガン納品できるし、

その業者キーマンとなっていたデザイナーが退社するなどで競争力を失った業者は、

納品枠が縮小されて最終的には取引うまみが無くなるので撤退する。

2020-07-03

anond:20200703163032

あくま投資に見合うのは、費用、期間、想定収益が見えた上で、排他的競争力があるネタだけな。

そんな種がない状態では綺麗事を言って歩きだす阿呆を煽ってるだけの存在

費用、期間、想定収益が見えるまでにも時間と金はかかるんだって堀江はその段階のネタには絶対にカネを出さん。

2020-06-26

日本企業から世界と戦える技術持った企業出てきても、日本人技術者大喜利に使うだけじゃない?

仮に、日本から世界的に競争力のある企業が出てきたとしてもさ、提携して新しい市場作ろうとかってならないと思うんだよね。

リバースエンジニアリングしたり、バグがあったらスキルが低いとマウント合戦したり、

上司からあれと同じの作れないとかいわれて似たようなのが乱立し始め、そのうち内輪揉めや退職エントリーが出始めてグダグダし始めたところで、

外資に勤めている日本人がリファクタリングしたのを発表してデファクト取って行かれると思うんだよね。

2020-06-22

anond:20200622090224

人件費は次の消費の源泉なのですが。後使途がなく無駄にため込む金こそ景気を落とすのですが。金融市場に金ぶち込んでも、企業設備研究投資のために資金調達して支出しない限りはその金はため込まれた金と同じ。不景気を生むだけ。

人件費が高いというのなら設備投資してコストを下げるということがある。しか人件費不景気で下げっぱなしにしたがために設備研究投資をしてコスト低減をしなくても良いという競争力衰退につながった。

何よりも労働需要が高い時に労働者立場が強くなり、賃金上昇や待遇改善が起きる。それが起きなかったからこそブラック企業が横行した。

リスクマネー幻想

急に起業ベンチャーを増やすためにリスクマネーを増やせばいいんだみたいな言説が増えまくってる。

まあリスクマネー自体の話自体は昔からあったが。

それにしても痴呆患者資産リスクマネーに使えっていうのは頭くるってるとしか言いようがない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ebdd2f6378d0df9b9e8f3de7a5d9b5e4fea8c968

リスクマネーなんか余裕資金と、本当に案件吟味と、たずなをもっての制御なしにやったところで詐欺師の温床にしかならない。

そもそも詐欺師をどう取り扱うか?の制御ができないからこそ、たまたまちょっと運が良くて事業がうまくいった小金持ちが真っ当なエンジェルになろうとしても、闇に失望し辞めるのがリスクマネー世界だろう。

そんな状態痴呆患者資産を、いったい誰が、どこに投資するのか決めんの?痴呆になるのは自己責任からそんな奴の財産は守る必要ないし、世界を救うために使いつぶせってか?

そもそも新自由主義リスクを完全に評価できるという幻想を基に成り立っている。だけども実際は新自由主義は一度大規模経済危機を迎えたら企業が保身に入り、金をため込み設備研究投資をしなくなる。

金をため込むから経済が落ち、設備研究投資をしないか競争力が落ちていく。例として1930年世界恐慌、1990年日本バブル崩壊2008年リーマンショック、そして2020年コロナショックも起きるだろう。

バブル崩壊日本単独の大規模経済危機だったため、日本一国だけが競争力駄々下がりで、IT半導体大敗北につながった。

それから本当に萌芽に過ぎるものリスク評価なんてものもできない。難しい数学を使えばできるみたいな幻想を基に難しい数学オブラートに包むことはする。だけど数字の一番底は思い付きと鉛筆舐めなめだから難しい数学を使ったって無意味な結果しか得られない。

大規模経済危機後の新自由主義はただずるずると敗北を連なるだけだ。だが起業ベンチャーはまあアホ一人が歩みだせば一応創業率として数字にはできるから煽る。ましてや奴隷や、ただ同然での事業の種が生まれれば万歳からなおさら煽る。

種を作ったやつは報われない。絶望的に弱い存在から奪いにかかったり嵌め込みにかかわるから

そのように実際は芽が出る前に土足で荒らしまわり、せいぜい他の起業ベンチャーを増やすための餌としてメディアだけには出させ、そして捨てるだけだろう。

もともと新自由主義ケインズ主義政府肥大化に伴い硬直化とイノベーションが起きない。財サービス供給が細りインフレになるということの批判として生まれた。

だが実際を見れば新自由主義社会1990年以降の現代の方がはるかイノベーションは起きていない。1990年以前の日本ソニー京セラなどメガベンチャーが生まれている社会だった。

なぜなら弱い奴をそのまま萌芽の段階でほかのすでに金を持ってるやつのいけにえに供するだけだから解決案がないから、情や使命感を煽り麻痺させて突撃させることしかできないから。

ケインズ主義日本に導入されたのは第二次大戦後のことである。それ以前の日本自由主義時代

例として挙げられるのが資源時間も与えずに、精神論ばかり煽るだけの牟田口廉也インパール作戦新自由主義の連中が起業煽りをするのはインパール作戦の再来にしか見えない。

リスクマネーなどビジネス投資のリターン評価は売上以外ありません。しかし往々にして萌芽であればあるほど投資とリターン評価に係る、期間、費用、想定収益が読めません。むしろ読めないからこそ失敗したときに石が投げやすくて便利♡

リスクマネーに金を出すというのは期間、費用、想定収益が読めないか、あからさまに鉛筆舐めなめだとわかってる案件にどうやって金出すかって話。

ただ一つ言えば、萌芽研究は「科学成果」とは売り上げとは別軸での評価ができる世界。そして受け皿として大学公的研究所を使えば金の使途ぐらいは制御できる。まああまり細かくやりすぎるのも問題だが。

リスクマネーというのは基礎・萌芽研究投資の金と、運営費交付金としてのアカデミックポスト拡充以外ありません。

むろん政府の関与以外の何物でもないか新自由主義政府が何もしないのが望ましいという連中は嫌うのだろう。だからアホをはめ込むようなことばかり叫び言い続ける。

anond:20200619104939

企業新自由主義の元では大規模経済危機が起きると金をため込み、設備研究投資をしなくなる。資金余剰に移った。

日本における1990年バブル崩壊がまさにそれ。だから1990年時点では日本半導体は異常に強かったが、もうその時の面影はなく競争力が失われた。また1990年以降に発展したIT競争力は全くない。

ちなみに欧米2008年リーマンショックで高貯蓄・低設備研究投資資金余剰に移った。

大規模経済危機の時に企業をとにかくつぶさないようにすること、そして危機が終わったら、企業に対して使ったら減税、溜め込んだら増税で、低貯蓄・高設備研究投資資金不足に導く必要がある。

あとアメリカ留保課税があるというのもあると思う。これは使途が無い金に追加で税金をかけるということ。むろん何かに使えばこの租税回避できるのだが、それがゆえに低貯蓄・高設備研究投資に導かれる。

2008年リーマンショック以降の企業資金余剰化もアメリカ欧州に比べて少しマシである

なお今まさにコロナにより大規模経済危機状態にある。このコロナ対処を適切にできるかが日本の今後数十年を作る。

2020-06-21

anond:20200619104939

多分、今荒れてる理由と根は同じ。

価値観の違いすぎる人達が同居していて「暗黙の了解」や「不文律」をアテにしないから。

物凄い契約社会であり、弁護士が大儲けしてるのも同じ理由

隣の人がどんな価値観で生きてるのか全く判らんから

全てを言葉と書面で明示して、ルールを作るときも、破られた場合にどうするという所まで詰める。

「どれだけ価値観が違っても共有できるもの」すなわち、感情ではなく力と理論社会を構築する。

多くの国のように「言わなくても分かるだろう」がない。「察しろよ」という甘えがない。

その習慣が、学問ビジネス世界には非常によく適合して競争力に繋がる。

2020-06-19

https://anond.hatelabo.jp/20200619104939

アメリカ技術力が高いのは下記のような歴史的経緯からだと考えられています

詳しくは下記の資料などを参照してください。

https://www.jst.go.jp/crds/report/report10/US20151101.html

2020-06-17

anond:20200617184457

金持ちは消費の比率が低いし、企業は消費自体しないよ。

そして金の量×金の回転こそが経済規模から、金をため込む主体に金をため込ましても放置しているか不景気なの。

1980年ごろから政府が金の動きを調節するというケインズ社会主義から政府が何もしないほうが良いという新自由主義に切り替わった。消費税増税もその一環。かつ富裕層法人減税も行われた。

しか新自由主義の元だとバブル崩壊みたいな大規模経済危機の後、企業は保身に入って金をため込んで設備投資研究をしなくなる。金をため込むということで景気を落とす。設備研究投資をしないので競争力駄々下がりになる。

ゆえに1990年バブル崩壊以降に成長したIT半導体は完全に競争力がなくなった。同じことはコロナの後にも起きるだろう。

1990年以降の法人税、富裕層減税、消費税増税は最悪の税制。せめて使ったら減税、溜め込んだら増税にするべきだ。使ったら増税である消費税は金の回転を考えれば最悪の税。

こんな簡単プログラムメンテナンス時間かかるなんてボッタクリ

それSIerさんにもいってあげて

間違えるとお客様情報にすこし近づく部分。ただし直接はまだわからない。簡単だろう。なんどもなんどもみなおして1日おいて 翌日みなおすおれは。

生産性が低いから 生産性をあげて、国際的競争力を!からすると いらねーんだろうな。

2020-06-16

anond:20200616054633

右派左派のもの強者より、弱者寄りぐらいの意味しかない。

もともと封建主義王様が決めた法律できちんと運用するのが良い)に対して自由主義が生まれた。

自由主義は一度大規模経済危機を迎えたら、企業が保身に入り、金をため込んで設備研究投資をしなくなる。そして金をため込むから経済悪化し、設備研究投資をしなくなるから競争力が落ちていくという特性がある。

1930年世界恐慌世界中はこの経済悪化の流れに乗りこまれた。1930年代時点では解がなかったためドイツユダヤ人ジプシーが原因であるヒトラーを選び、日本でも天皇親政がよいと226事件のようなクーデターを起こした。

それに対して、ケインズが金の回転をきちんと制御するのが良い。マルクスそもそも大規模経済危機は過剰投資によるものが多いので計画的生産がするのが良いという立場だった。自由主義世界中から放逐された。

マルクス計画経済がうまくいかなかったのはそうなんだが、ケインズも突発的な海外でのオイルショックといった供給不足には対応できないためケチがついた。そこで自由主義新自由主義として再来した。

しか自由主義は一度大規模経済危機を迎えたら不況競争力低下が起きるという特性は変わっていない。1990年バブル崩壊日本では経済悪化競争力低下が起きている。

から順に並べると経済政策は次のような形になる。

自由主義新自由主義)>ケインズ社会主義マルクス社会主義

1980年以前は自由主義が放逐されていたため、ケインズ社会主義(右)、マルクス社会主義(左)でよかったが、自由主義が復活して主流を担ってるため、ケインズ社会主義マルクス社会主義相対的に左になる。

そもそも右だの左だの言ってる中心の連中は両方経済については自由主義だ。そして中国韓国北朝鮮だの、見たことも無い性的マイノリティ―や動物権利だの国民経済と遊離した話題に注力している。

よってもはや右左で物事を語ろうとする奴自体バカにしてしかるべき。

2020-06-03

国産CADも碌なものがない

国産プログラミング言語政府塩対応

国産IMEソフトも無いようなもの

このへんは競争力低下に如実に響くのに今なんもやってないんだから20年後もこの国が没落し続けてることは確定事項だな

2020-05-30

anond:20200530121830

まずは国民が一番望むのは経済運営だということ、そして大欠陥の新自由主義推し進めたことが民主党の失敗だね。

もっとも同じ罪は小泉自民党もある。小泉やばいと思ったところで退陣して二度と政治にかかわらなかったから、小泉自身はさほど指弾されなかった。けど氷河期世代小泉不況時代社会に出た人たちだ。

新自由主義政府が何もしない状態理想的だという考え。だから作られた官僚組織は非合理の象徴である。また税制による格差改善、そして今から思えば過剰貯蓄の抑制もゆがみを作ると。

から構造改革といってあちこち政府機関を縮小した。また法人税、累進所得税を下げた。そもそもバブル崩壊企業は保身に入って高貯蓄・低設備研究投資だったのだが、放置、それどころか法人税減税でさらに金をため込ませた。

そして人間元来の「敵を作って叩けば改善する」という考えとあまり合致していた。この流れは小泉自民から始まっていたが。

当然経済無策どころか金の回転は駄々下がり。だから失敗した。

けども同じことは小泉自民党もやっていた。後安部評価されたのはリフレ経済を上げたから。

から新自由主義の「何もしない、小さな政府理想的」というのは誤り。それから「金の流れは政府が調整しないと、一度不況になったら、企業が保身に入って金をため込んで景気落ちるわ、低設備研究投資競争力も落ちる」ということもいえる。

コロナ対応を見ても財政出動を叫ぶ野党と、政府裁量無駄遣いを指摘する野党と、敵を作って喧嘩している野党がいる。

2大政党制で与党ダメから反対側の野党なんて単純なものではだめだということだ。与党が誤った政策をして方向転換しそうなところで、野党が誤った方向に暴走させたのが民主党

からやはり中選挙区にして、野党の中でも今の与党政策ダメだったとして、どんな政策が良いのか?を競って、良い野党が次の政権を握るのが正しいとは思ったな。

特に「敵を作って叩けば改善する」の野党が再び政権を取れば民主党時代と同じことになるかもとは危惧してるね。

2020-05-28

anond:20200528030523

例えば中国製品の方が性能・品質セキュリティ面すべて優れていると思えば、日本人中国製品を選ぶのは一個人としては正しい経済的行動なわけよ。これは分かるよね?

無理して自国の出来損ない製品を買ってQoLを低下させることは、むしろ国民にとって不利益

国内ダメ企業ちゃんと淘汰されて、生き残れるポテンシャルがあるところは正しく焦って、正しく見習って、外圧だろうとしっかり受け止めて、向上していかなければならない。

それをせずに国内だけで買いましょう、と温室栽培を続けてはいけない。別に工業製品だけじゃない、農産物だろうと、人材だろうとなんだって同じこと。

保護してばかりじゃ競争力が伸びず、無理が生じてきて、合理的にやっている所に負けて落ちこぼれしまうわけ。

からとりあえず個人としては、国とか関係なく合理的と感じる振る舞いをすればいい。

国がすべきことは、経済に介入して恣意的保護施策によって歪みをつくることではなく、行きすぎない程度に自由市場肯定して、経済パイを広げつつ、やむなく淘汰されていった領域の人たちの生活保障すること。介入みたいな予防的な反抗に金をつかうよりも、安心して失敗や敗北ができる環境ルール作りに金をつかうべきだね。

何の話だっけ? まあいいや。売国みたいな言葉を使う人に通じるとは思わんし。

2020-05-27

種苗法改正に反対します」が気持ち悪い

Twitterでみかけるこのタグもやもやするし、すっげえ気持ち悪い。

なんなんだろうと思っていたら、農家が不在なんだと気づいた。

農家のために反対します!」

農業自家採種でなりたっているのに、禁止されたら農家が困ります

といってるのに、その誰もが農家じゃない。

まるで日本昔話の中にいる幻想農家応援しているみたいだ。

うちの実家は大きな野菜農家だ。

ハウスは30棟くらいあるし、米も3haくらいやってる。

農繁期アルバイトさんにもたくさんきてもらってる。

で、自家採種(いわゆる自分が作った作物から、次の作付けのための種をとること)を

どのくらいやってるかというと、ゼロである

だいたい「桃太郎」というトマト品種があるが、桃太郎の種をとって植えたたところで、

桃太郎トマトはできない。形質がバラバラな子孫ができるだけ。

趣味農園ならともかく、プロがそんな種を使える訳がない。

モンサント陰謀論をとなえてる人まで出てきて、

農業競争力強化支援法」が海外企業に種を売り渡すための法律だ!

これによって日本農業はめちゃくちゃにされるんだ

って意見もあったから、なんとか法律の中身読んでみたけど。

中身みたら農協を弱体化させるのが趣旨じゃん。

農協とは名指ししてないけどさ、

農協は高い金で農家農薬やらハウス資材やら売ってけしからんから

資材費を安くしろって中身だったよ。法律読めねえの?

はー、増田にはきだしたらすっきりした!

Twitterが荒れたらこいから、増田にかきました。

2020-05-20

anond:20200519225340

ただ公務員への求人アクセスを増やすのは優先度が低いから。

正規公務員求人アクセスを増やすのはやってもいいが、それ以前に「誰かに石を投げたら解決だ!」的な新自由主義が滅びることが必要なので。

また金の循環を増やすにはどうすればいいのか。それにより労働需要、財サービス需要が高い状況を作ったほうが、労働者競争力のある商品を作れる中小企業が強くなるということも理解されなけらばならんので。

anond:20200519225022

から下げようとするのが間違ってんの。

改革だ!」といって、本来労働需要、財サービス需要が高まり競争力のある中小企業労働者立場が強くなる方向にするのがいいのだが

過去について、ただ目に見える問題こそが対処するべきだと叫ばれた。だけどその結果は、ただ公務員たたきをして、公務員が担っていた基礎研究萌芽研究や、医療福祉介護児童保護などがめちゃくちゃになった。さらに金回りが悪いのも放置された。

それがこの30年の新自由主義改革の失敗。

きちんと金を循環させる方向に導かないとならない。そして公務員待遇を下げたところで国民幸せにはならない。

労働需要、財サービス需要が落ちることにより労働者や、多少競争力のある中小企業立場が弱くなり、ただ労働者商品を買いたたく金持ち富裕層立場が強くなるだけ。

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