はてなキーワード: システム開発とは
2008年設立のシステム開発ベンチャー「トリプルアイズ」は10月12日、採用試験において「将棋採用」を復活させると発表した。将棋採用とは、社内の将棋実力者と対局して、勝てばそのまま最終面接に進めるという採用試験。
将棋採用は、前代表の故福原智氏(写真)が率先して行っていたもの。福原氏はつねづね「将棋は、盤面の状況をロジカルに考えながら駒を置いていく。将棋が強い人は、処理の流れを矛盾なく組み立てていくプログラミングに向いている」と話していたという。
そこでロジカルアイズは、「将棋に必要とされる、序盤構想の核となるロジカルシンキング、秒読みでも正しい選択をし続ける集中力、時間内に次の一手を選択する決断力は、これからのIT、AIの研究開発には欠かせないもの」という理念のもとで、将棋に強い人材を募集することにした。
トリプルアイズが「将棋採用」を再開、将棋有段者に勝てたら最終面接へ | TechCrunch Japan
https://jp.techcrunch.com/2021/10/14/tripleize-shougi-interview/
ユーザーローカルが、ダミーの氏名・住所などの個人情報を自動生成するWebサービス「個人情報テストデータジェネレーター」の無償提供を始めた。最大1万行を生成し、CSV形式のファイルなどでダウンロードできる。システム開発時の動作テストやセキュリティチェックなどに使えるという。
生成できるのは、氏名や年齢、生年月日、性別、血液型、メールアドレス、電話番号、郵便番号、住所、会社名、クレジットカード番号と期限、マイナンバーの情報。氏名は漢字・平仮名・片仮名・ローマ字などを選択でき、年齢は「20~80歳」など指定した範囲を基に日本の人口比に合わせて出力できる。
データはCSV・TSV形式かExcelファイルでダウンロードできる。生成するデータ数は1件単位で設定できるが、1万行以上はユーザーローカルへの問い合わせが必要だ。
ユーザーローカルへの問い合わせ、ってなんかJSかなんかでローカル処理のクエリ必須、みたいに勘違いしてなんだそりゃと気になったがただの社名だった
これは控えめに言って最高
DrupalはWPより自由度が高いから、高い技術力のあるベンダーだと運用しやすいと思う
内閣官房IT総合戦略室(IT室)は8月26日、中央省庁の情報を集約した「政府統一Webサイト」の構築に向けた実証事業の受託事業者が決定したと発表した。落札したのは、官公庁を中心にWebシステム開発を手掛けるANNAI(東京都千代田区)で、落札額は7000万円。実証事業では、サイトデザインのルールや基盤作りといった方針を固め、暫定版サイトを12月末までに公開する予定。
落札したANNAIはCMS(コンテンツ管理システム)「Drupal」(ドルーパル)を使ったWebシステム開発を手掛ける。内閣府や東京大学、京都市などのWeb開発に携わった実績を持つという。
ANNAIの受注実績
これまでは各省庁が個別にWebサイトを整備したり、運用したりしていたため、各サイトのUI/UXに一貫性がない上、類似する内容が複数のサイトに散在しているなどの課題があった。このため、政府統一のWebサイトのフォーマットを決め、UI/UXの標準化・統一化を図る。実証期間中にデザイン統一のルールを整備し、9月に発足するデジタル庁の公式Webサイトを使って検証する。統一サイトへの移行時期についてIT室は「各省庁が契約するシステムのライフサイクルなども見ながら、段階的に検討する」としている。
UI/UXの統一化に加え、英国の政府統一サイト「GOV.UK」を参考に、日本政府全体のトップページのようなサイトも構築し、各省庁のサイトをリンク付けすることで、少ない手順で国民が必要な情報を得られる環境も整備する。これまでは一つの情報を得るために、複数の省庁のWebサイトを横断して閲覧しなければならないケースもあったという。数年かけて統一サイトに集約する方針。
総務省が運営し、行政機関へのオンライン申請や法令検索機能などを提供するポータルサイト「e-GOV」とも機能が重複する可能性があることから、政府統一Webサイトとの役割分担などについても今後検討するという。https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2108/27/news108.html
このブコメにいっぱいいる
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/takuti.me/ja/note/product-management-myths/
はてなにシステム開発に関わってる人が多いのはホッテントリ見ててもわかるけど、SIerっぽい人間が結構いるのよな。
そんで数年前から新しく増えてきたプロダクトマネージャー(PM)の話が出る度に、「プロジェクトマネージャーとかぶるからPMって呼ぶな」って話が一生出る。
心底どうでもいいとおれは思うのだが、飽きずに一生略称に文句つけてる。飽きない?
プロダクトマネージャーがプロジェクトマネージャーを否定してる記事なんて見たこと無いし、プロジェクトマネージャーが築いた何かにタダ乗りしようとしてるとも思わない。
プロジェクトマネージャー大好きマンたちはいったい何に怯えてるんだ?お前らが報われずつらい状況があって、それをイケイケっぽいけどフワフワしてるプロダクトマネージャーに八つ当たりしてるのか?
昔話をすると GAE 時代を含むのだけど、Google Cloud が AWS や Azure より使い勝手がイマイチだと思うのは、Google の作る API というかサービスが「お前ら、こういうのが欲しいのだろ?」的な雰囲気が鼻につくというか、「いやぁ、別に...」というすっとぼけたモノを持ってくるからイラつくのだよ。確かに GKE や
Pub/Sub はすごいけどさ、一芥のエンジニア的には Oracle 的なサブマリン特許みたいなライセンス形態で金をぼったくられるのにうんざりしているから、使いたくないんじゃよ。それに時代は Docker Compose で、疎結合なシステム開発をする時代においてコンテナに載せれないサービスを使うのは避けたいしね。AWS とは違って、OSS との共生を図っているのは理解できるけど、顧客が欲しているのは AWS のように OSS を運営しないで済む PaaS のようなサービスだったからね、世の中うまく行かないよね。(本当はさくらクラウドを応援したいけど)
バイトに毛の生えたような給料で、紆余曲折経てバイトレベルの雑務とかを束ねる人の補佐的ポジまで行ったが、待遇悪くて身体壊して辞めた。
で、今その業界及びそれに近い業界に対してシステム開発して納品する立場にいる。
いるんだが、その業界にいたころの常識が、今の開発チームに全然通じなくてしんどい。
例えるなら、「レジに入金するみたいな機能が欲しいと言われたんで、入金の機能を作りました!(お釣りが発生するケースは考えてないのでカネを吸い込むだけの機能)」みたいな感じ。
いや、確かに客は入金機能が欲しいと言ってたよ。言ってたけど、レジやるなら釣り銭の処理は考えとかなきゃダメじゃない?これ客にツッコまれるまでほっとくの?
せめて「これカネ吸い込むだけの機能ということでいっすかね」みたいな確認はしてこよ??打ち合わせやったんやろ???
みたいな細かいことが、いろーーーんなところにある。
本当にカネ吸い込むだけの機能で良かった場合もあるが、「いやカネ吸い込むだけでええわけないやろ」ってなったケースもある。というか主観ではそっちのが多い。
しかしチームの基本姿勢としては、「特に要望されてなかったのでやってません」ばっかり。要望がそもそもあるのかないのかを確認しないでそれ。
ちゃんと確認しとかないので後出しみたいなかたちで改修要望出てきて、それで開発工数伸びて、納期間に合わなくなって既に2件ポシャってる。
そして自分はチーム内でそういう「特に要望されてなかったことを事前打ち合わせの段階でほじくって余計な仕事を増やすとんちんかんな非常識野郎」ポジで固まりつつある。
単に却下されるだけならまだしも、あとから客に言われるので、自分の中で「だから言ったじゃん…」が溜まっていく。
なんていうか、つらい。いやつっっっら。
割と本当につらいわこれ。
これが例えば自分の技術的な不足であれば、IT新入りなんですつってボコられるのは覚悟の上で転職したので大したダメージはない。
しかし10年いて細かい業務フローのマニュアル全部取りまとめるみたいなこともしていた、その知識が完全に今の業務で仇になっていてきつい。
これが「あとから客に言われる」だけならまだいい。
関連法規に照らし合わせるとこの仕様まずいよね???みたいなのがちょいちょいポロポロ出てくるのだが、それに誰も危機感持ってないのが一番きつい。
10年で培った業界のコモンセンス−常識−が、「これマジまずいって、本当有り得ないレベルだって」と訴えてくるので、ついつい言い方がキツくなる。
で、チーム内でのウケも悪くなる。
この繰り返し。(テキシコー)
昨日ついに「何か意見しても『言い方が〜』とか言われるので、もう意見したくありませーん」ておふざけニュアンス混ぜつつ言うてもうたわ。
そうしたら、「仕事としてやってるんだから、その態度は〜〜」とくるわけだ。
いやまあ、そりゃそうだよね。はたから見たらワイ完全にめんどくさい察してちゃんだもんな。
しかし言っても言ってもまるで尊重されないのに意見し続けるのは普通にしんどい。
単に尊重されないだけならまだしも、「だから言ったじゃん」が発生するのが目に見えててしんどい。
言わなきゃ、「だから言ったじゃん」は発生しない。
あのお姫様は立派だ。祖国の危機だったんで、狂人扱いされながら警告し続けていた。
中国の忠臣とかもそうだよな。厳しいこと言って嫌われるってしんどいのに、というか最悪斬首とかの時代なのに、言わなきゃダメだと思ったら首が飛ぶ覚悟でちゃんと言う。
偉いよ。
俺はもうダメだな。今こうして増田書いてて思ったが、普通に心折れてるわこれ。開放骨折だわ。
三十六計逃ぐるに如かず。逃亡計画を練らなくては。
https://anond.hatelabo.jp/20210321032656
の続き。
基本が結局受かっていたので、4月に応用受けました。で昨日、合格してました(午前80、午後79)。せっかくなので、またまとめてみます。
1.やったこと
基本のときには、時間がなくて焦ってあれこれ手を出した結果、散漫になってしまったので、応用に当たっては、
だけを買って通読しました。といっても、あんまりペースがはかどらず、何度か通読するつもりでしたが、それぞれ2回ずつどまり。午前はITパスポート・基本同様、にしむら工房の過去問アプリを繰り返し。
TAC本は、自分には向いてませんでした。この年齢になると暗記力が落ちてるんで、用語がずらずら出てきても覚えられないんですよね。それぞれの経緯とか応用とか、そういったストーリーがないと知識が定着しなくて、でもあまりそういった説明がないんで、読んでも、やった感がある割に残るものがないというか。範囲が広いんで、そんなことまで書いていたら厚さがとんでもないことになるのはわかるんですが(ちなみに723ページ)。結局、Googleで調べなおすことが多かったです。小口本は、過去問解説集なので、試験範囲を網羅しているわけではありませんが、TAC本とは対照的に書いてあることは頭に定着しやすくてよかったです。
なお、基本のときは、参考書はKindleにしていたのですが、合格した後は持っていても無意味なので、今回は紙にして、メルカリに出しました。すぐ売れた。
2.試験(午後)
いわゆる「文系セット」(経営戦略、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査)を選択しました。事務屋だけに。小口本で過去問を眺めていた限り、組込みシステム開発の方がこれらより易しかったので、組込み+文系セット中3問選択を想定していたのですが、今回は組込みが難しかった(試験後の関係掲示板でも話題になっていました)ので、この結果に。
選んでおいて言うのもなんだけど、経営戦略って試験には向いてないと思うんですよ。何が正解かについて、まともな基準がないわけで。今回はポーターのバリューチェーンがネタでしたが、バリューチェーン自体、ポーターが「こうやって企業を分析したらわかりやすいんじゃね?」って提唱しているツール以上のものではなく、エビデンスなどで客観的な妥当性が確認されているわけではありません。となると、正解は出題者の頭の中にしかなく、そんなものを聞かれてもなあ、という気分が否めません。個人的には、せめて会計関連のものであれば、会計基準という確立された体系についての理解を問うということで、もう少し納得感があるのですが。
3.これから
だんだん受験が自己目的化しつつあるのですが、せっかくここまで知識を増やしてきたので、秋にはセキスペを受けようかな、なんてことを考えています(午前I免除にもなったし)。TAC本について書いたように、事項の羅列に向き合うのがしんどいお年頃なので、まだ試験までは時間もあるし、ジョン・マコーミック『世界でもっとも強力な9のアルゴリズム』や結城浩『暗号技術入門』など、直接試験対策になるわけではないものの、試験分野の基礎知識が充実しそうな本を読んでいます。夏休みから試験対策を始めようかな。
https://anond.hatelabo.jp/20210610184501
文面からおそらく弊社の、しかも関わりのある事業部なのだろうと想像した。そういう意味ではまずは今までご苦労様。
まず自己紹介からしよう。私は主に公共向けのSEをしている部長相当職(社内ではある固有名詞で呼ばれている)だ。社内の製品は一通り把握している自負はあるので、よっぽどマイナーなものでなければおそらく君のところの製品も触ったのではないだろうか。
開発に必要があるなら申請を出せば普通に入手できるし、Gitも普通に使っている。正直なことを言おう。そんな小さいことで辞めたのか?と思ってしまった。35歳で主任(これもある固有名詞で呼ばれてたんじゃないか?)ということはそもそも開発者なんてフェーズはとっくに過ぎてマネージメントを任される頃のはず。これはたとえ製品開発の事業部だったとしてもそんなに変わらない。それなのにその視座の低さがとても気になったよ。概して若いコーダーは顧客のメリットが0であるような単なる自己満足としてGithubの利用やDockerを使いたがるが、悪いけどそのまま大人になってしまった感じを受けた。開発環境の優劣というのはそんな低レベルな話ではなく、上流工程での品質の作り込みがしっかり行われているかとか、品質管理のKPIがしっかりされており、そのKPIに対するPDCAが回っているかとか、人月単価を適正に管理し競争力のある製品を作る予算管理ができているかといったことのほうがよっぽど重要。
弊社はあくまでも「ものづくり」「エンジニアリング」の会社であって、「コーダー」の会社ではない。そのためDockerだのGithubだのMavenだのといった要素技術に対してそんなに価値を認めてないんだよね。もちろんそういった技術で儲けようとしているWeb系の企業がたくさんあるけれど、年収を比べてみれば結局どっちの市場評価が高いのか、よくわかるんじゃないかな。「ものづくり」で大事なのはあくまでも顧客の要求を満たすことで、それはDockerだのGithubだのMavenだのを使うことととは次元の違う話だし、市場価値が高いところにコミットしてそうでないところを適正に管理しているからこそその年収が出せるものだと思ったほうがいい。今の年収と同じ水準でモダン 笑な環境に転職したじゃないかと反論されそうだが、転職市場は前職の年収ベースになるので結局君の実力ではなく弊社の実力が評価されただけなんだよね。そこは謙虚になったほうがいいと思う。
まずシステム開発は「ものづくり」ということが見えていない。「ものづくり」というのは単にコードを書くというだけでない(君はそこにフォーカスしすぎて、その環境の悪さだけが目についたように見えた)。市場の要求に対して適切に答えてるのが命題であり、技術は単なる手段ということを忘れてはいけない。プログラミングというのは手段である技術のたった一要素に過ぎない。そういう徹底的な顧客志向を日本のメーカーは長いことやってきており、高い生産性を実現してきたし、社員にもその精神を学んでほしいという一心でビジネスを動かしている。だが、最近のIT系企業は「ものづくり」ではなく技術を目的にしているところが多いよね。MacやGithubとか言ってる層は特にその気が強いと思うのだが、君は結局そこに行ってしまったようだ。
以上を踏まえておじさんから一つだけアドバイス。今のWeb系がやっていることは所詮大昔の技術を再発明しているだけであり、本質的に価値が薄いということ自覚した上で本当に顧客が欲しい物を作るということを忘れないでほしい。例えばDockerなんて大昔からLinuxが持っている機能の寄せ集めだし、Gihubなんて本質的にはファイル名に日付を管理するのと変わらない。弊社に関して言うと、AWSなんていってるけど所詮VMだし、弊社はハードウェアレベルでより高い技術を持っている。AI企業は専用AIを個別案件ごとに作っているが、弊社は汎用AIを世界で初めて開発した。でもそれらを積極的に宣伝はしていない。なぜか?それらは単なる手段だから。むしろお客様へのソリューションという形で宣伝していて、結局顧客のビジネスにフォーカスしているんだよね。だからこそ利益が出せ、年収も高いというわけ。なので、再度いうが、本当に顧客が欲しい物を作るということを忘れないでほしい。
https://www.asahi.com/articles/ASP6B73PZP67TIPE01M.html
「デジタル庁はNECには死んでも発注しないんで、場合によっちゃ出入り禁止にしなきゃな。このオリンピックであまりぐちぐち言ったら完全に干すからね、一発遠藤のおっちゃんあたりを脅しといた方がいいよ。どっかさ、象徴的に干すところを作らないとなめられちゃうからね。運が悪かったってことになるね。やるよ本気で。その、やる時は。払わないよNECには。基本的には。」
https://www.youtube.com/watch?v=8pYykq-C8Ug
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・平井大臣
一部、私自身の発言が報道されているということに関して、私のほうから発言させていただきたいと思います。
契約の変更によって、NECとの契約を解除したのは、同社が開発運用保守を担当していた顔認証連携システムであり、海外からの一般観客を想定した機能でありました。
海外からの一般観客の受け入れを行わないとの方針となったことから、もともと契約上事業遂行に影響を与える大きな環境変化があった場合は、協議を行い解決を図るという条項があり、それに基づいて受注者と協議合意したものだと考えています。
今回のオリンピックのアプリに関して言えば、すべてサービスの提供が終了時点でお金を支払いするという請負契約という形になっています。ですからまだ現時点でも国が費用を払っているわけではなくて、フルスペックでオリンピックを開催した場合にその費用はその終了時点で払うという、普通のシステム契約とは少し違う形態になっているということでございます。
私自身としてはですね、国民の血税をお預かりする立場として国民目線で調達の無駄をなくしていくという強い気持ちを持っておりまして、今回の契約の見直しに関しても可能な限り契約金額を圧縮するため、担当者担当責任者には何度か打ち合わせを行っていろいろ指示を出したということだと思います。
で、報道されている音声データについては、その中の一部ではないかと私思いますが、まあ誰に対してしゃべったかということで言いますと、まさに幹部中の幹部二人まあ10年来私が一緒に仕事をしてきた仲間でございますので、まああの非常にラフな表現になったなとは思います。
表現はやっぱり不適当だなと思いますが、今後気を付けていきたいと思います。
ただし私自身はその契約の現場にいるわけではなく直接ベンダーと契約について話すという立場ではありません。ですから、このような契約を進めるにあたっては担当者が強い気持ちを持っていないと、なかなかそのコストを削減するということはできません。それだけ今回の発注もリスクがある発注でしたから、まあそのある意味金額も高いし、そういう状況の中で今回のそのいろいろなサービスを縮減するということですから、ここは国民の立場になって物事をやっぱり考えるというのが私の一番のスタンスですので、やっぱりこの事業は各ベンダーさんにとっても大きな利益を出すというような類のものではないはずだという風に思っておりまして、そういう意味で強い覚悟で国民の立場になって交渉するということを幹部二人に強い口調で申し上げたことが、今回表現が不適当であったという風に思います。
私からは以上です。
改めてですけれども、やはりITを担当する大臣としてですね、業者に対する優越的地位にあると思うんですけれども、そちらにおいてですね、非常に大臣が内部で言ったこととはいえかなりプレッシャーになるのではないかと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。
・平井大臣
今までね、私自民党でもそのITの調達に関していろいろ今までも政府のいろんな問題点を過去指摘してきた中で、どちらが優越的な立場にあるかというというのは皆さんこれ本当によくわからないケースのほうが多いですよ、実際。ですから、ある意味一社入札が多いであるとか金額が高止まりしているという指摘を受けるというのは、やはり政府の発注能力がないということなんです。そういう流れの中で今回デジタル庁というものを創設して、自らがちゃんとその要件定義をできてそしてフェアな発注ができるようにしたいという思いですから、今のご質問に関してはですね、私はそのようには思っていないし、私自身がその企業に言っているわけではなくて、長年一緒に働いているスタッフ、過去もいろいろそういう問題を私が指摘しながら自民党にいるときも一緒にやっていたメンバーに対しては、強い表現というか強い覚悟で臨まないと国民の望む結果にならないからということで、直接業者さんに話すということはないし、担当者も私の表現をそのまま相手に伝えるような方々では全くないので、それはもう10年一緒に仕事をしておりますから、私の極端な表現ぶりを受けて強い覚悟で交渉なさったという風に思います。
・朝日
政府の調達において業者が非常に強いということで大臣がこの任に、IT大臣として着かれていると思うんですけれども、やはり脅しておいたほうがいいなどという話はですね、乱暴という次元を超えているのではないかと思うんですけれども。
・平井大臣
これね、要するに幹部二人に対して内部の会議で指示をした表現、だからその表現は不適当だという風に言っているじゃないですか。私は業者に対してそんなそのままそういう表現を使っているわけでもなくて、彼らも、要するに指示を受けた二人も、大臣はやっぱりここはなんとしてでも下げたいんだなという意味で理解はしてもらったと思いますが、言い方は皆さん大人ですからその表現でやっているはずがなくて、ですから私の幹部職員に対する表現の仕方が不適当であったということは認めますが、対外的にそんなことを誰も業者の方に言っているわけでもなく、私はその指摘は当たらないと思います。
・朝日
わかりました。それじゃあ値下げに関しては大臣の発言の影響はなかったという認識ですか。
・平井大臣
値下げに対してというのは、誰かの発言で金額が変わるというものではなく、要するに契約変更というのは両者の合意がどっかの時点で合理的にできてくるということで、それぞれ法律的にも問題のない契約に落ち着くということだと思います。
・朝日
しつこくて申し訳ないですが、再度確認しますが、交渉にあたっていた職員の方からですね、脅すようなやり取りがあったということはなかったと
・平井大臣
え、なに?
・朝日
その、交渉にあたっていた職員達が業者側を脅すような文言はなかったと。
・平井大臣
普通ね、そういう大人の契約でもう10年来やっているプロ中のプロの皆さんが、そんなことで金額が下がるなんて思っていませんよ。
・朝日
わかりました。
関連質問で、音声データを聞くとですね、デジタル庁はNECには死んでも発注しないんで、場合によっちゃ出入り禁止にしなきゃなとかですね、一発遠藤のおっちゃんあたりを脅しておいたほうがいいよと、結構シリアスな口調で発言をされているんですけれども、そもそもこの辺の40秒50秒のデータを聞いていると、すごいNECを敵視しているように感じるんですけれども、これって交渉に入る前に発言をされているんですよね、例えば協議が不調になっていたからはっぱをかける意味で言ったのか
・平井大臣
あのね、交渉の内容の金額とか途中経過っていうのはなかなか表に言えることではないんですよ。ないんですが、さっきもお話ししましたが、その幹部二人に対してはですね、いままでも相当いろんな指示といいますか、10年来いろんな問題に取り組んできた仲ですので、私の言いぶりをそのまま受け取るような立場の人間ではありません。そのうえで言いますと、NECさんとはですね、マイナンバーの顔認証であるとか、今まで実証実験もたくさん一緒にやらせていただいていますし、ほんとに国と一緒に顔認証いろんなところでも実装しておりますし、強い信頼関係でご協力をいただいているということは事実です。ですので、ある意味、国がこういう状況になっているときに、金額的なものも協力してくれるはずだという、長いお付き合いといいますか、国の実証実験等々、とか、マイナンバー等々でも大変な協力をいただいているということを考えれば、今回も協力をしていただけるのではないか。ただ、この話は音声データにならないとNECさんに対して伝わる話ではないので、今回こういうものが表に出てしまった以上、ある程度誤解のなきよう話す必要があるかもしれないなと今考えております。
契約の話なんですが、一般的にですね、リスクを業者に負わせるということはですね、これリスクを考えてベンダーが値段が上がるという意味において、必ずしも長期的には金額を下げることにはならないのではないか、今回のようなリスクの事例に対して果たしてベンダーさんの契約をゼロにすることはふさわしいのかどうか、そのあたりのお考えをお伺いできますか。
・平井大臣
システム発注にあたっては可能な限り仕様を確定し、開発期間を十分に確保することによって、コストっていうのは出てきますよね。今回の場合は、開発期間は異常に短いしかも、国家的大プロジェクトであるということで、結局すべて動かした後の結果が問われるという意味のリスクという話をしました。
で、システム自体っていうものはそんなに難しいものを作っているわけでは今回ありません。ただ規模が大きいということと、要するに、多くの方々がフルスペックで参加されると来られるわけで、そういう意味では、大変、つまり要件が完全に固まっていないというところですね。そこのところがリスクということではないでしょうか。普通はこんな発注はないんですね、よくよく考えてみると。なかなかこのような形の発注というのは、こういうオリンピックみたいな時以外にこのような、それ以外はちょっとなかなかこういう発注というのはないと考えます。まあ、特異なケースの発注だと思います。
・日経BP
一般論としてはこういう環境の変化で起こった想定外の契約の見直しというのは、必ずしもベンダー側が責任を持つ(平井大臣:いいや違いますよ)、ような契約は必ずしも望ましいものではないと。
・平井大臣
それはもうもちろんかかった費用とかそういうものに関しては、お支払いするんで、今回だって結局38億か、38億はお支払いするわけです。38億お支払いしてその範囲でやれることはやっていただくということなので。ただ、やっぱり会社っていうのは、売上計上したり、会社の経営っていうものがあるわけじゃないですか、当初計上してた売り上げの半分になっちゃうわけですから、そういうのはリスクだと思います。損を被れなんていう話は一切しているわけじゃありませんから。
・日経BP
ごめんなさい、追加になるんですが、NECに関してはまあゼロになったということで、今回リスクを丸被りした形になるとは思うんですが。
・平井大臣
というより、これ請負契約で、要するに海外に来る人たちの、要するに顔認証ということ自体を全部やめちゃったわけですから。ですよね。これ用に何か作ってくれという発注ではないので。いやこの話はさー、我々合意している話で、特段問題ないと思っているんですね。要するに合理的に判断して両者がそう思ったからこの金額になっているということだと思います。
・日経BP
わかりました。あのちょっと追加で、念のためもしお伺いできれば、NECとの交渉はどういう形でNECは条件を飲んだ形になったのか。その経緯は、現場の方から、
・平井大臣
ただね、こういう交渉の経緯というものは、あまりオープンにすべきものとも思えないんですよね。各社の競争力に関わる問題でもあります。ですから、最終的に私は交渉の現場に一切立ち会っておりませんけれども、交渉の経緯というようなことに関してはおそらくそれは説明できないんだと思います。
今の関連になるんですけれども、NECはですね、1月に契約してから少なくとも5月31日までは人を貼り付けてきているわけですから、ゼロっていうのはちょっと極端ではないかな、という風に思うんですね。で、やっぱり大臣がおっしゃっているようにですね、契約をきちんと仕様を決めて、透明な契約をしていくっていうのがデジタル庁の大きな狙いの一つだと私も思ってそれは素晴らしいことだと思っているんですけれども、その趣旨からいってどうなのかというあたりをお聞かせいただけますか。
・平井大臣
かかった費用があってそれを国に請求したいということであれば、請求していただければいいんです。今回は要するにゼロでいいということだからゼロなんですねということです。
・朝日新聞
それが交渉事で決まってくるというあたりがですね、ちょっと透明性があるのかなと。でさっきの質問もあったように、そういうことになってくると、国との契約をするとですね、どうしても高値の、要するにリスクに備えておかないといけないという発想も出てくるんじゃないかなという風に。
・平井大臣
あの普通の発注ではですね、もっと明確な要件定義をして発注をするのでそういうことは起きないと考えます。
特にデジタル庁の場合は、発注、今までは外部の方に要件定義まで発注するっていうまあ丸投げと言われる批判をさんざん受けてきていましたが、我々はそれをやる気はないので、きっちりと要件定義をこちらでやったうえで発注すると。ですから、デジタル庁発足後はこのような発注は絶対にしたくないという風に考えています。
・朝日新聞
・平井大臣
というかね、問題があったというよりも、こういう異常な事態のシステム開発というものに関して言えば、なかなか普通出来ることではありません。で、今回、オリンピック自体がどの規模でやるのか、もしかしたらやらないかもしれないというようなマスコミの報道を思う方もいらっしゃったと思います。
そのような中で事業を受けるということですので、通常の発注とは違うと、いう風には考えますが、問題があったかどうかということでいえば、やむを得なかったのではないかと思います。
全体的な確認なんですけれども、先ほど大臣は10年来の付き合いのある幹部二人に対する強いざっくばらんな口調で発言があったということだったんですけれども、会議自体には、他にもたくさん出席されていた方がいるかと思います。会議自体がどういう状況でどういう雰囲気の中で行われたのかっていうのを大臣のほうからご説明をいただけますか。
・平井大臣
それよくわからないんですよね、正直言って。ただ、私もですね、本件に関して普通大臣がこんな契約の内容に口出すことはないんですけれども、特に国民の関心事でもあるし、まあ野党の皆さんから高いという指摘もあるのでここはまあ幹部に檄を飛ばすということで、二人はおりましたので、現場で直接話をしました。
ただその時の会議の音声がどこまで共有されているとかそういうことを私知らないので、今お答えしようがありません。
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それは、お偉いさんのメンツを守ること。
それさえ出来れば、ポンコツなシステムで人が1万人死のうが詐欺に遭おうが現場が大混乱になろうがどうでもいい。
ワクチン予約システムで朝日と毎日が名指しで悪とされたのは、防衛省と竹中平蔵のメンツを丸潰ししたからだ。日経が名指しされていないのは、報道の工夫でメンツ潰しまでには至らなかったからだ。
お偉いさんのメンツが最優先。何が正しいかではなく、誰が正しいか?何のためではなく、誰のためか?
そういう考え方が出来ない連中は政治案件に関わらないほうがいい。先日バズった秘書検定に合格出来るような頭の柔軟さが求められる。
「一年前から」論もシステム開発という面では若干事後諸葛亮なんだよな。自治体主体での接種で厚労省は進めてるので、国主体の接種を想定した予約システム開発は発注できない。そこを動かせ、というのはもはやシステムより業務の問題だし。
「一年前から」論で唯一いえるのは、最終的な接種完了自体は国も把握する必要があるので、接種券番号の発番は国が国民に割り当てる、ぐらいかなぁ。接種券番号は自治体コード+自治体内で一意な10桁だけど、後半の10桁で例え1桁チェックデジット入れても国民全員に一意な数振れるので。ただこれも国外からの帰国や出生による番号の追加もあり得るので、結構業務がめんどくさくなるよな。