はてなキーワード: サービスマネジメントとは
https://anond.hatelabo.jp/20210321032656
の続き。
基本が結局受かっていたので、4月に応用受けました。で昨日、合格してました(午前80、午後79)。せっかくなので、またまとめてみます。
1.やったこと
基本のときには、時間がなくて焦ってあれこれ手を出した結果、散漫になってしまったので、応用に当たっては、
だけを買って通読しました。といっても、あんまりペースがはかどらず、何度か通読するつもりでしたが、それぞれ2回ずつどまり。午前はITパスポート・基本同様、にしむら工房の過去問アプリを繰り返し。
TAC本は、自分には向いてませんでした。この年齢になると暗記力が落ちてるんで、用語がずらずら出てきても覚えられないんですよね。それぞれの経緯とか応用とか、そういったストーリーがないと知識が定着しなくて、でもあまりそういった説明がないんで、読んでも、やった感がある割に残るものがないというか。範囲が広いんで、そんなことまで書いていたら厚さがとんでもないことになるのはわかるんですが(ちなみに723ページ)。結局、Googleで調べなおすことが多かったです。小口本は、過去問解説集なので、試験範囲を網羅しているわけではありませんが、TAC本とは対照的に書いてあることは頭に定着しやすくてよかったです。
なお、基本のときは、参考書はKindleにしていたのですが、合格した後は持っていても無意味なので、今回は紙にして、メルカリに出しました。すぐ売れた。
2.試験(午後)
いわゆる「文系セット」(経営戦略、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査)を選択しました。事務屋だけに。小口本で過去問を眺めていた限り、組込みシステム開発の方がこれらより易しかったので、組込み+文系セット中3問選択を想定していたのですが、今回は組込みが難しかった(試験後の関係掲示板でも話題になっていました)ので、この結果に。
選んでおいて言うのもなんだけど、経営戦略って試験には向いてないと思うんですよ。何が正解かについて、まともな基準がないわけで。今回はポーターのバリューチェーンがネタでしたが、バリューチェーン自体、ポーターが「こうやって企業を分析したらわかりやすいんじゃね?」って提唱しているツール以上のものではなく、エビデンスなどで客観的な妥当性が確認されているわけではありません。となると、正解は出題者の頭の中にしかなく、そんなものを聞かれてもなあ、という気分が否めません。個人的には、せめて会計関連のものであれば、会計基準という確立された体系についての理解を問うということで、もう少し納得感があるのですが。
3.これから
だんだん受験が自己目的化しつつあるのですが、せっかくここまで知識を増やしてきたので、秋にはセキスペを受けようかな、なんてことを考えています(午前I免除にもなったし)。TAC本について書いたように、事項の羅列に向き合うのがしんどいお年頃なので、まだ試験までは時間もあるし、ジョン・マコーミック『世界でもっとも強力な9のアルゴリズム』や結城浩『暗号技術入門』など、直接試験対策になるわけではないものの、試験分野の基礎知識が充実しそうな本を読んでいます。夏休みから試験対策を始めようかな。
送料がかかるのも癪なので、2000円以上欲しいものが溜まってから購入するようにしている。
ただ、送料が有料になる少し前から、一般会員での購入に変化が起き始めていた。
単純に言えば、発送が遅いのだ。
最初はマーケットプレイスを絡めての購入だから決済が遅れているのかな程度に思っていたが、どうもそうではないらしい。
ところで低価格商品では送料がかかる状態になったがために、送料無料商品をマケプレで探してみたのだがちょっとした変化に気付いた。
以前なら出品者側が発送していたものが、amazon発送に変わっているものが多いのだ。
低価格商品に送料がつくとamazon側が不利になってしまうことを避けるために、出品者側の囲い込みを行ったのだろうか。
謎は深まるばかりだ。
さて、話は戻るがマケプレで購入した場合でもamazonからの発送が増えた。
それならば到着が早いと安心したのもつかのま、少なくとも自分自身がここ最近のamazonに感じているのは、やはり発送が遅いということだ。
その理由は、おそらく送料が有料になるといった時点で、プライム会員が爆発的に増えたことにあるのではないだろうか。
それ以外にも魅力的なサービスが充実しているプライムへの入会を悩むユーザーの強力なひと押しとなったことだろう。
プライム会員が増えれば、当然会員の発送が優先される。
今までは体感できるほどではなかったプライム発送の数が一般会員に体感できるほどまでに増えてしまったと考えれば、発注から発送のお知らせまでに時間がかかってしまうことは自明の理だ。
もしかしたら、あえて発送を遅らせることでプライム会員への入会を促そうとしているかもしれないが、市場原理を考えればそれはどう考えても悪手であり、つまりはamazonの処理能力の限界がそこにある考えたほうが自然だろう。
今までamazonを使っていたユーザーなら、「これを期に」と考える層は多いだろう。
しかし残念ながらこれからamazonを使いはじめる層にしてみれば、品数は多いが一番安いわけでもない。
・amazonで買ったはずなのに、気付いたら別のところから送られてきて送料が取られていた。
・高い買い物(2000円以上)をすると謎の割引がついていてよくわからない。
・翌日に商品が届かない
要するに、なんだかよくわからないのだ。
これは昨今のサービスマネジメントにおいて絶対にあってはならないことだ。
どれだけサービスが有益だったとしてもわかりづらいということだけでユーザーはあっという間に離脱してしまう。そう。この増田のようにね。
つまりamazonはプライム会員になってはじめて快適なサービスの提供を前提としてしまったことで、自らを巨大帝国崩壊へと舵を切ってしまったといえるのだ。
そう。この増田のようにね。