はてなキーワード: インタビューとは
いま、凄い夢を視た。
どこかの文化ホールのような所。視点はステージ側。そこに居る。味噌汁の注がれたお椀を両手で受けて立っていた。なんだかナーロッパに出て来そうなカタカナ名前と風貌でフォーマルな格好、いや典型的なステージ衣装の青年歌手がこれからオンステージなのだ。(ま、たまにはこういうのもいいやね)とおもいつつ、彼の斜め後ろ位置の視点で立ち見のようにして観劇?するのがきょうの私の立場()らしい。それにしても若手というのにエラく人気者のようで、歌い始める前の挨拶の段階でさかんに声をかけられ、いちいちそれに個別に丁寧に返事をしている。お、そろそろ歌唱がスタートしそうだぞ。ん?んん?そのナーロッパ風の洋風青年歌手の両脇から、新沼謙治と五木ひろしが寄り添うように、忽然とステージに現れた。ケンジ・ニイヌマールは言う「すみませんねぇ、彼、正規の手順?教育?(筆者:この辺り上手く聴きとれなくて不明)を受けていないので」唐突にしかしごくさりげなくでも素早くマイクロフォンの先を口に近づけて、コ、コォーンと音を発した。するとまるで水面上を衝撃で輪が拡がってゆくように私と会場の観客の意識は吸い寄せられて、たたみかけるように続いた怒濤のような伴奏と彼等の歌声に、濁流に呑まれて流された聴衆は、会場の壁を通り抜けて!ますます大きくなる音の奔流と共に!青年歌手と五木ひろしとケンジ・ニイヌマールと歌声と演奏と聴衆はみんな渾然一体となって文化ホールから外へ外へと去って行く!!そうかそうなのか!私もゆくのだな!しかしなかなか存在がホールの壁を通り抜けてくれないッ!とくにこの味噌汁?!豚汁ッ?!のなみなみとそそがれて両手で捧げ持ったお椀がァッ!!妙にそれが意識されるからだめなのか、壁の材質に引っ掛かるようで、なかなか通り抜けてくれない。どんどん遠ざかって聴こえる音楽になんとか意識と身を任せようと焦っているうちに、無理やり居場所から引きちぎるようにして、会場の外、山の中を切り拓いて造成したのか未だ未舗装の山道や土地が開けた場所に、ドサりと転がり落ちるように転移できた。周囲には、やはり私と同様に苦労して抜け出てこられた方々が、疎らにクルマに乗ってあの音楽を追い掛けようとアタフタとしている。それの最も手前に居たのに私も同乗しようと駆け寄ろうとしたが、どうもそれは会場の計らいではなく、その方の家族?の方のものらしい。なんだって?!焦ってキョロキョロして私は事の次第を説明してくれそうなスタッフを探して目線で訴えると、疎らに立って応対していた人たちのひとりから「ええ、行きたくても行けなかったということは、そういうことですから」暗に察して欲しいという含みのこもった声をかけられた。あっ、そーゆーことね…
今回はそこでがっかりして目が醒めたら、敷布団の下にセットしてたホットカーペットの温度調整が効き過ぎてたみたいで、背中からふくらはぎの裏まで汗かいてた。
ナーロッパ青年エンカ歌手君のことはわからんけど、五木ひろしは、一昨日の休日に田原俊彦と『ハッ!として、Good』を唄ってたYouTube動画を視ていたのと、だいぶ以前に何かの拍子でたまたまみつけた、彼が若手の頃にソウルミュージックを、それもガチのをステージで汗だくで熱唱するアルバムがあるのを知って、それも捜して聴いていたからだとおもう。新沼謙治は、なぜかゲームのサントラに関わったのをどこかで調べたら出て来たのでインタビューもみつけて読んだら自分は普通の演歌歌手ではない!(あと「演歌の前はドラムやってた」て言っていた)と盛んに発言していた記述をおぼえていたのと、やっぱりおとつい視てたYouTubeのCMまとめ動画に出て来たからだとおもう。
一度、メディアのインタビューを受けたことがり、VTR用のインタビューだった。
スタッフさんはフラットにインタビューをするのではなく、あらかじめ決められた番組の脚本があって、番組で取り扱う問題の賛否両方の意見を取りたい、あなたからは反対の意見が欲しい、という感じだった。
私自身は賛成でも反対でもない中間的な立ち位置だったんだけど、先方はそれが好ましくなかったらしく、反対意見を引き出したいという雰囲気であり、最終的に反対意見として編集されて放送されていた。
で、そのスタッフさん自身はいい人であり対応も丁寧かつ柔らかかったし、変に偏向した思想を持っているというわけでもなかった。
この記事で述べられているように、お金と人が足りないからなるべく効率的に番組作りをするという形式的な部分にとらわれているように思える。
それを外から見ると悪意があるキリトリに見えるんだけど、当事者たちはそんなことを思っていないから、番組スタッフたち自身では問題点に気づきにくいということなんだと思ってる。
ある、というか、30年以上経つうちに、本歌取りされすぎてあたりまえになっちゃった。
広まってより過激に工夫されたものをみてから本家をみるとなんか味が薄いみたいなやつ。
・リアルな世紀末日本と政府の抑圧とヤク(貧困の中の東京オリンピックの予言)
・画面がだいたい夜
いろんな人に影響をあたえてて、インタビュー時に本棚うつすとこれの原作本とナウシカが並んで刺さってるみたいなのが多かった。
今俺が好きなのはアニメーターのすしお。それもまぁ画面だっていうならそうだろう。
テレビでインタビュー受けてたおじさんが言ってたのは「応援する会」みたいなのをネットで呼びかけたら、家にいてPCとかで動画作って無償で手伝ってくれたり、ビラマキの呼びかけを無償でやってくれたりって、結局お金も人も勝手に集まった「善意の第三者」がやってくれたんじゃないの?
いや、大したことじゃないんだけど
不信任決議を行ったのは誤りだったとか
文春は関係ないとか
それはそれとしてその当時にあった空気を忘れたり、忘れるフリをするのはズルくないか?
どちらもバッシングの渦中にあってそれをやらない事が許され状況ではなかっただろ
特に兵庫の方はお前らがまともなら一刻も早く知事降ろせよ?えっ?お前知事派じゃないよな?
くらいのもんだったし
そういえばあの当時の兵庫県民の考えとかそんな前の話じゃないし探せばアンケートとかインタビューとか
ありそう
でも、マスコミは、自分たちに都合のいい意見を言ってくれる先生にだけインタビューしたり、
自分たちに都合のいいシーンだけを切り取って放送したりしていて、
完全に、陰謀論者の行動と同じでしょ。
ブロック4 続き
皆さんにお伝えします
意図的な誤報と操作的な誤報を配給することと、人々がどこにいるのか、彼らが何を信じているのかを聞いて学ぶことには違いがあります。
主流メディアへのパイプラインとして、ハーバード大学とその将来のジャーナリストは、彼らがバブルの中に滞在し、日常のアメリカ人の問題を無視すると、彼らが失う観客を考慮する必要があります。
私たちの世界で事実上の重要性が消滅することは憂慮すべき危険ですが、ジャーナリスト、政治家、そして熱心な市民として、トランプの民主主義への脅威、インフレ関税政策などを真剣に伝えたいのであれば、アメリカの有権者にもその深刻さを負っています。
エゼキエルA.ウェルズ'27環境科学のダブルコンセントレイターです&アンプ;エリオットハウスの工学と経済学. 彼は昨年の夏、彼のYouTubeシリーズ「Crossroads America」のインタビューを行ってアメリカの46州に旅行しました。"
皆さんにお伝えします
意図的な誤報と操作的な誤報を配給することと、人々がどこにいるのか、彼らが何を信じているのかを聞いて学ぶことには違いがあります。
主流メディアへのパイプラインとして、ハーバード大学とその将来のジャーナリストは、彼らがバブルの中に滞在し、日常のアメリカ人の問題を無視すると、彼らが失う観客を考慮する必要があります。
私たちの世界で事実上の重要性が消滅することは憂慮すべき危険ですが、ジャーナリスト、政治家、そして熱心な市民として、トランプの民主主義への脅威、インフレ関税政策などを真剣に伝えたいのであれば、アメリカの有権者にもその深刻さを負っています。
エゼキエルA.ウェルズ'27環境科学のダブルコンセントレイターです&アンプ;エリオットハウスの工学と経済学. 彼は昨年の夏、彼のYouTubeシリーズ「Crossroads America」のインタビューを行ってアメリカの46州に旅行しました。"
Swing state Trumpの有権者からの何百時間ものインタビュー映像を調べた後、他の要因が選挙の結果に影響を与えたのと同じくらい、民主主義に亀裂を引き起こした私たちの崩壊しつつあるメディアの風景が最も責任があると確信しています。
戦後、ニュースは三つの主要なチャネルによって支配され、公平性の教義のために、各局は同じ話を報告し、各問題の複数の側面をカバーしました。 視聴者は、主にニュースアンカーの性格に対する好みに基づいて、どのチャンネルを視聴したかを選択しました。 もちろん、このモデルには問題がありましたが、結局のところ、アメリカ人は共有された一連の事実を扱っていたことを意味しました。
共有された一連の事実は、私たちが今日住んでいる世界ではありません。
私のインタビューを通して、陰謀説は横行していました、そして別々の州全体で少なくとも5つの別々の機会に、私はビルゲイツが私たちの食べ物を改ざんし、彼の医療投資をより収益性の高いものにするために私たちの果物と野菜にプラスチックを加えていると言われました。
有権者との会話では、どちらの側も彼らが気にしていた多くの特定の政策問題に名前を付けることができなかったようでした。
この行動は有害ですが、私は毎日のアメリカ人を責めません。 非難は、彼らを追放し、幻滅させ、そして誤った情報を伝えたメディアに落ちます。
私はこの夏、アメリカの46の州に旅行しました。 トランプが勝った理由はここにあります。
フランク-S-周著
エゼキエル-A-ウェルズ著
エゼキエルA.ウェルズ'27環境科学のダブルコンセントレイターです&アンプ;エリオットハウスの工学と経済学. 彼は昨年の夏、彼のYouTubeシリーズ「Crossroads America」のインタビューを行ってアメリカの46州に旅行しました。”
3日前
民主党の選挙の損失の後の週、告発は党内のあらゆる方向で飛んだ。 一部の人は、ジョー・バイデン大統領が以前にレースから脱落することを利己的に拒否したことを非難しています。 いくつかは、主要な人口統計を提供し、国のための明確なビジョンを伝えるために失敗したためにハリスキャンペーンを非難します。 そして、人種差別と性差別が有権者をトランプに向かわせたと主張して、アメリカ人を非難する人もいます。
これらの要因は確かに存在しますが、私たちは絵の大きな部分を逃しています。
夏の間、私は米国の46の州に旅行し、全国の人生のスライスを強調するYouTubeシリーズを作成しました。 私の3ヶ月近くの遠征からの会話の中で、私はインフレが完全にバイデンのせいであると確信していた共和党員と、企業利益と普遍的な医療への欲求に不満を抱いているにもかかわらず、より穏健な候補者を望んでいた民主党と話しました。 すべての候補者の支持者から、私は衝撃的な量の誤報を聞きました。
Swing state Trumpの有権者からの何百時間ものインタビュー映像を調べた後、他の要因が選挙の結果に影響を与えたのと同じくらい、民主主義に亀裂を引き起こした私たちの崩壊しつつあるメディアの風景が最も責任があると確信しています。
戦後、ニュースは三つの主要なチャネルによって支配され、公平性の教義のために、各局は同じ話を報告し、各問題の複数の側面をカバーしました。 視聴者は、主にニュースアンカーの性格に対する好みに基づいて、どのチャンネルを視聴したかを選択しました。 もちろん、このモデルには問題がありましたが、一日の終わりには、アメリカ人が共有セットで働いていたことを意味しました
https://www.sankei.com/article/20230801-LY2R2Z4N3BIGNE4YULQAE7JYIA/
>斎藤氏はインタビューで「拉致問題やミサイルの問題は極めて遺憾な事案」と断った上で、「子供の教育は分けて考えるべきだ」と強調。毎年度、学校への現地調査などで運営実態をチェックしているとし、「適切に運営されているかを確認しながら、引き続き適正に予算措置をしていくスタンスだ」と述べた。
さいとう元彦のことを調べてたらこんなニュースが出てきたのだが
東京も大阪も朝鮮学校への補助金は停止してるのに、この人は継続して出してるんだって
無料化したのって兵庫県立大学と芸術文化観光専門職大学って豊中の大学でしょ?
この人実は左翼なんじゃないの?
平尾アウリやたみふるという、すでにプロの世界で燦然とかがやいている星々とその作品のことを思おう
(■追記2■南Q太は、今思うとPOP LIFEをすでに2015年に描き始めていて、すごいなと思った)
彼女たちのインタビュー、確か幾つかweb上にもあると思うけど、助けになるんじゃないかな
■追記■
今思い出して探してきたんだけど、これは私が以前のidで投稿した増田
私も学生時代に取り残した心を慰撫してもらったな…と今思う
“これからは、もっと女性による女性のための百合作品が増えていってほしい。恋愛だけじゃなく、友情や姉妹愛など、女性同士の絆を描いた作品ももっと見たい。”
増田を読んで当時もこう書けばよかったんだなあって思いました
まさかこんなタイトルのエントリを未読者が読むわけがないと思うが念のため補足すると、このエントリは最終回の内容を含んでいる。未読者はUターン推奨。
さらにいえば、最終回の内容に満足している読者に読まれることも想定していない。あなたはあなたの読み取った【推しの子】を大事にしてほしい。
そのような方々の持つ不満はきっと決まっていて、「何故こんなにも救いがないのか」ということだと思う。
決して読者を苦しめるためだけにこのような結末を描いている訳ではなく、この結末の先にあるものを読者に提示したかったのだと筆者は考えている。
抱えている不平不満に対し、一つの解釈を提供することによって、納得の一助となることができれば幸いである。
こちらについては全読者が納得できると思うが、この作品は「嘘」をメインテーマとしている。芸能界という身近であるが遠い世界を舞台として、その裏側に密めく嘘を真実に芸能界の当事者として向き合うというのが大まかなストーリーだ。
言われてみれば、芸能界というのは嘘に溢れた世界だ。我々がスクリーンや舞台を通して観ている芸能人たちが、その舞台裏ではどのような人間で、どのようなことをを考えているか、我々は全く知らないし、知る権利もない。
しかしながら、スクリーンに映されたキラキラした世界が真実であるのか嘘であるのか、気になってしまうのも人間の性であると思う。そういった層へのリーチとして、元ドルオタがアイドルの子供として転生し、そして本人も芸能界を目指すというストーリーは最適だ。一般人の人格を持ったまま、生まれながらの芸能界の人格を得る訳だから、芸能界と一般のギャップを体感する語り手としてはこれ以上ない設定だと思う。
そして、転生したルビー、アクアもまたそれぞれのスタンスで世間に対し嘘を吐くこととなる。そうして吐いた嘘、すなわちフィクションの裏側を、他でもない本人の視点から嘘も真実もなく全てを体感するという構成。
ゆえにこのストーリーでは、作中の芸能界で起こっていることと、読者が体感したことが一致することを許容するが、作中での世間の芸能界像とは乖離していなければならない。この辺りを把握していないと、なぜ大団円のハッピーエンドでなかったかを理解することができない。
トンチのようなことを言うが、嘘を吐かなければいけなかったから必要に迫られて嘘を吐いているのである。
このように列挙してみると、「嘘を吐く必要性」が明確に整理されたストーリーラインが展開されていると気が付く。
しかし逆に考えてみたらどうだろうか。嘘を吐く必要がない素晴らしい世界だったら?己はこれ以上なく満たされていて、世間様に嘘をつく必要なんてございません。私は生まれついての公正明大です。そのようなキャラが、嘘を吐くことに説得力を持たせることができるか?
さて、【推しの子】のメインテーマを表現するためには、嘘を吐く必然性のある舞台を用意しなければならないというところまで整理できた。そして次に考えるべきは、何を嘘で隠すか、である。
嘘と言っても、方向性が二つに分かれていると筆者は思う。すなわち、
おおよそハッピーとバッドで分ける軸だと解釈してもらって構わない。
もっと他の方向性で区別することもできると思うが、ここでは【推しの子】がなぜハッピーエンドでないかを説明したいので、このようにしている。
さて、後者は想像しやすいが、前者は補足が必要かもしれない。具体的に言えば、クラスの人気者とお付き合いできたという場面を考えて欲しい。あなたは身に余る幸福を自慢したくなるかもしれないが、周りを慮り、付き合っていないと嘘を吐くことにした、といった状況である。想像できただろうか?
そして問題は、この二つの嘘のうち、どちらを【推しの子】で取り扱うべきか、である。そして考えて欲しいのであるが、芸能界を舞台とした漫画を描くとき、どちらの嘘の方がしっくりくるか?
逆に前者を描いていた場合は、
それはそれで見たい気がするが……
というのはともかくとして、ぶっちゃけて言うと、そういう類の漫画は世間に溢れているのである。有馬かなとアクアが注目を集めているのも、推しのアイドルの子供として転生した後に、その推しが殺されるというセンセーショナルで周りとの差別化のされたストーリーで注目を集めたという基盤があったことを忘れてはならない。
改めて考えれば、ハッピーエンドなんてものは、悲劇を隠す嘘の極致に他ならない。人間は例外なく死という悲劇を迎えるし、筆者も画面の前の読者も、人生の最後には消滅の恐怖に怯えながら消滅することになる。あるいは、恐怖を抱かせることすらさせない暴力的な最後を迎えるかもしれない。
例えば、作中の恋愛リアリティショーはアクアとあかねのキスシーンで物語を閉じた。あれこそが恋愛リアリティーショーにおけるハッピーエンドだ。あそこで番組を区切ることで、番組の視聴者に未来に希望を抱かせつつ、大団円で物語を終えることが出来ていた。その後のSNSでの交際報告はエピローグといったところか。
まぁ、アクあかは破局というよりも、アクアの己の手を汚してでも周りを傷付けたくないという優しさと、あかねのアクアだけに手を汚してほしくない死んで欲しくないという意見の相違のために距離を置いたというだけで、全然破局という感じではないんだが……だってそれってつまり相思相愛じゃん……まだ改めて2人の心が通い合う可能性はまだまだあったんだが……
ではなくて。とにもかくにも、
【推しの子】において、作中の登場人物はスタンスはともかくとして、物語の最初から最後まで世間に嘘を吐き続けたが、読者に対して嘘を吐くことは一度もなかった。徹底して、厳しい現実を示し続けた。
作者はやろうと思えば、アクアとカミキヒカルのインタビューのシーンで話を区切ることもできた。実際、あの場面は【推しの子】を「ハッピーエンド」にするか、それとも実際に描かれた「アクアの死という悲劇に遭っても立ち上がる、生きていくことを選ぶ」結末で話を区切るかどうかの分水嶺であったと思う。
ハッピーエンドにする方法は簡単。カミキヒカルはあの場で罪を告白し自首、そのニュースを皮切りに映画はヒット、物語のラストは使命を果たしたアクアが有馬かなの卒業ライブ終了後に告白してハッピーエンド……それが、おそらく1番丸く収まる、読者への優しい嘘だった。いつか訪れる誰かの死を直隠しにする、最も優しい嘘。
そうして、物語はどうしようもない悲劇に向けて突き進んでいく。そして、最後には遺された登場人物たちが、消えない悲しみを嘘で隠しながらも、同じく悲劇という暗黒を生きる人達を照らす希望の光となる……これは、ゴローでもなくアクアでもない「星野アクア」にとって、嘘でもなんでもない、真の救いになったはずだ。そう願いたいし、作者はそういった、悲劇を乗り越えていくエネルギーのようなものを見せたかったのだと思っている。
そしてそれは、表面上のハッピーエンドでは成し得ない。本物の悲劇を乗り越える、嘘偽りのない登場人物たちの心情を描く必要がある。さらに言えば、フィクションのノンフィクションとして「悲しみを乗り越えられない」姿勢を見せつつも、作中のフィクションとして「悲しみを乗り終え世間に希望を与えるアイドル像」を成立させる話の組み立てのためには、今回のような形を避けられなかったのだと思う。
そういった理由を総合して、最終的にこの結末を描くと決心したのではないか。
そして、そのエネルギーを読者に持ち帰って欲しかったのだと思う。現実はフィクション以上に嘘に塗れていて、正気とは思えない凶行もあったりする、明日にも希望のない、夢も持てない真っ暗な世の中だ。その中において煌々と輝き暗闇を照らす「推し」の存在。その光に嘘が含まれてないとは言えないけれども、その光に向かって世界が少しずつ好転していく。
筆者はそう受け取っている[^3]。その一心でこのエントリを書いた。まだこの話を悲劇としか受け取ってない人がいたら、その悲劇の後を懸命に生きるキャラクターたちをもう一度見てほしい。実際筆者は、最終話を見て、そのあと1話から読み直して、最終話のモノローグがそういうことを伝えたかったのではないかと考えるようになった。アクアが死んでショックを受けただけで終わったら、それは勿体無いことだと思う。そんなファンからの一意見を伝えたかった[^4]。
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[1]: 読者の方は当然ご存知だと思うが、作中で「コンテンツとファンは相互監視状態にある」というセリフがある。当然、このセリフを記載した作者がファンを監視していないはずがないと、多くの読者は感じるはずである。その中であえて、その行動を選んだのだから尋常ではない。
[2]: 読者の方は当然ご存知だと思うが、作中では炎上について「その日のメンタル次第では本当に死んでやろうかと思う日もある」というセリフがある。キャラと作者の思想は区分されるべきであるが、そのような思想が作者の脳内の構成要素の一つとして存在していると、多くの読者は感じるはずである。その中であえて、その行動を選んだのだから尋常ではない。
[3]: このエントリを書いてる途中に、赤坂アカ本人のインタビューが出回ってることに気が付き確認したところ、「ディスコミュニケーションを描きたい」といった旨のコメントがあった。じ、じゃあこのエントリの内容は……?となり怖くなったので、とりあえずアルコールを入れた。えっじゃあこのエントリも嘘ってこと?そうなのかな……そうかも……
[4]: そんな気持ちで旧Twitter自称Xを見に行って、検索欄がインプレ稼ぎなんだか炎上目当てなんだからわからないツイートで埋め尽くされていた。インターネットというものはどんどん地獄に堕ちていくな。もう純粋に収益とか考えずに己の意見を発信できるのなんて、もう増田しかないんじゃないか…… 増田、𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬 ……住民の質以外の欠点がないな……
今はなんかラブコメとかなろうとかウケ狙いの作品作ってるタイトルばっかりだけど、さすがに2012年投稿作となるとあるていど独自設定の創作興行バトル物をお出ししてきた。
第18回電撃小説大賞銀賞
読んでみて、うーん銀賞。といった感想。
いや、100ページでギブアップしたんですが。100ページで主人公タッグが二日過ごしたかな。
出会って、主人公を無理やり従わせて、学校いって、ヒロインの過去戦を見て、もっかい学校いって、主人公の初期ステ確認して、あとは世界や名前やゲームや金回りのを設定ペラペラペラとつまびからにしていって…
100ページ。
ここまで盛り上がる部分無し。
あ、ヒロインも金回りで束縛されやらなきゃいけない理由あるんすね。うん、そういう話まだ続くの?あーじゃあもういっか。
みたいな。
文章はね、読める。とても読める。クセもなくて読みやすい。グッド。
年収200万以下地下住民、1億以下地表中流住民、1億以上で天空住民。
地下住民は白髪赤目のアルビノ人種になるぐらい地下世界で進化してるし名前もカタカナでわかりやすいぞ!
主人公は中流行きの裏パスを買ったやつから奪い地上に出てすぐそばの屋敷に忍び込み即ヒロインに捕まったぞ!
ラノベなんてそんなもんでいーんだよ。主人公が高等教育も受けてない地下住民でもそういうキャラだっけ?とそこらの不良レベルに落ち着いても、中流以上の世界の先端技術やシステムを紹介されても頻繁に「地下で長に聞いたことがある」とかで物分りよくされてもいいんだよ。
そんなんでも、読めるんだよ。
無表情無関心キャラいいよね!ボクも大好きだ!
だからこそ二人ともたいして重要視してない学校にいかせるなんてことに尺を使わないで、もっと能動的に動いてほしかったよね。学校はヒロインが有名であるってところや過去片鱗を見せる程度で別に無くてもよかったなぁと。
せっかくの西遊記システムなんだからもっとヒロインに首輪をグイグイひっぱらして脅して競技や競技道具の店を回らせるとかで設定説明と交流を同時進行すればいいのに、第三の大人メインキャラクターがかなりでしゃばっちゃって、二人のキャラがうっすーーくなっちゃってる。ぼかんメールで脅すところはまあよかったよ。
その物語を円滑に回す操り大人となんか知らんが他人から奪って年収億り人になって天上に行きたいなるほど低知能な主人公がなんか喋ったり考えたりしてるうちにページが進んでいっちゃった結果、これ作者はキャラやゲームより経済格差や搾取構造とかに興味があって気持ちよくなってんな?と邪推を募らせていく。
そんなんを100ページかけて対人タッグ戦の「ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー」WWWMはヒロインの過去の一戦をビデオ観戦するだけなんだけど。
んーまぁ、面白くなりそうな気配がある設定ではある。インタビューにもあるけど、やっぱりMTGとかを連想するよね。
才能や属性は生まれつきでありつつスキル(カード)は生まれつき固有と金を出して買う汎用スキル(カード)があるってTCG部分を入れ込んでるよね。でも現実のプロの競技シーンでは全てのカードプールが前提で、金次第ってのは下々の一般享楽プレイヤーの視点だし。
属性でコストが増減するし反対属性もあるし、でも2属性持ちはレアだしとやや複雑な設定で、5枚のスキルで戦う公平な知略的部分と、鍛錬による基礎バフと生まれの属性制限の属人的部分があって面白そうではあるけど、どこに入れ込んで見ればいいのか短い描写ではわからなかった。
5枚スキルもプロなら公開しない秘匿に割くのが常道、とワールドトリガーでシールドやバッグワームにスロットさかれがちでショボーン…みたいな気持ち。
さらに興を削ぐのがスキル発動。額につけたハチマキの台座の溝にスキルカードを走らせる。
テイマーズ、いいよね。剣、いいよね。
うーんしかし、額のハチマキにカードを走らせる。どうイメージしても、カッコよくない。
描写を読んでも
「頭に巻きついた機械である。ハチマキのように巻かれているのだが、額の部分に台座の出っ張りがあり、細い線が引かれている」
よくてナルトの額当てをイメージしてみても「出っ張りがあり」となんだかレジのカード読み取り機のような外付け機器的やぼったさがある。
動作も、アイドルがするような横ピースを目の位置で走らせるやつを額でしたり、野球帽の鍔を回すように親指と人差し指でさっとする姿をイメージしてみたのだが…でもやっぱり額はないよ。
イラスト担当も苦労したのかあまり魅力的なデザインにはなっていない。耳に月と太陽のピアスをつけている設定もあって、結構頭部がごちゃごちゃしている。
そんなヒロイン、狂える二律背反の死神(ルナティック・ザ・デス)の!太陽と月の相反属性を唯一持つヒロインの!代名詞スキル「太陽と月の女神の気まぐれ」の効果とは!
そしてヒロインはなんと毎回これを有利に決めてくるのだ!
……
パルプンテで毎回良い効果でますよ。みたいな感じなんでしょうか。
いやーこれ、魅力的か?チート能力と解釈しても、魅力的なチートか?
互いの身体能力をランダムに変化させるユニークスキルヒロインです!
面白いのならそれを100ページ、全体の1/3までに描写してほしかった。
文体で2連敗したあとに読んだ作品で、読めるだけでありがてぇと読んだが流石に一章まるごとでこれはつまんない時間が長かった。
ガマン強い人やシステムにワクワクする人、徐々に盛り上がるのが好きな人なら余裕で読めると思う。
私には没入するための、ページをめくるための燃料が足りなかった。
でもこれから「友達の妹が俺にだけウザい」とか「義妹生活」とか売れる作品書いていくんですよね。わからんもんです。
お金がなくてもカードゲームで勝てる!? 第18回電撃小説大賞銀賞受賞『ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー』三河ごーすと先生インタビュー