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はてなキーワード: 誕生日とは

2024-05-31

同級生だった男の子が好きだった

同級生だった男の子が好きだった。幼稚園から高校までエスカレーターでもないのにずっと同じだった。一番好きだったのは高校生の時期だった。家が近いわけでもなかったし同じ趣味があったわけでもなかった。クラスはたまに同じになったり離れたりしていた。高校生のとき同じ部活に入った。彼が入ったから入った。他にも理由はあったように思うし、後付けのような理由だったとも思う。女子競技人口が少なくて大学進学時の箔付けになるから。そう自分を誤魔化していたように思う。ボードゲーム部活からかいだって部室の空気は緩く、先輩後輩の上下関係もなく、先生にもタメ口で話していた。学校に持ち込むのを特に禁止されていたわけでもなかったお菓子をみんなでつつき、暗くなるまで駄弁っていた。皆仲が良かった。帰りが遅くなったからと送ってもらったことがある。10年以上前なのに未だに鮮明に覚えている。あの時流行っていた曲の歌詞のような時間だったと思う。あの曲は今でもカラオケに行くたびに歌い、この帰り道のことを思い出している。

彼の色素の薄い柔らかい髪の毛が好きだった。彼の皮だけが伸びる柔らかい頬が好きだった。彼がたまに剃らずに残しっぱなしにしていた無精髭を撫でるのが好きだった。付き合っていなかった。小さい頃からそこそこ近くで過ごしていた、そのバグった距離感の中でずっと甘えていた。人生で一番心地の良い時間だったと思う。何もかもが許されて、そしてこちらには何も要求されない。ずっと続けばよかったのに。私たち卒業してしまった。

卒業してからは全く会わなくなった。私たちは別々の地方へ進学した。私は地元大学へ、彼は都会の大学へ進学した。彼の親も一緒に彼について行ったので、彼はこちらに帰ってくるという理由を進学と同時に失った。私は彼に会いに行くこともなかったし、彼が私に会いに来ることもなかった。ただの幼馴染にもなれない近しいだけの人間関係とはそういうものだった。私は大学彼氏を作ったけれど、やっぱり心の中には彼がいた。一度経験した何もかもが許されそして何も要求されない。あの感覚は一度経験するともう逃れられないと思う。好きだったけれど、付き合いたいとかそういう感情ではなかった。独り占めしたいだとかそういうことも考えたことはなかった。ただ近くにいると私の心は凪いで安心した。それだけだった。

成人式で彼は地元に戻ってきていた。中学の校舎に集まっていた中のひとりだった。一緒に写真を撮った。ポーズを決めて、ピースして。でも、私が一番欲しかった写真はこれではなかった。成人式が終わった後、彼と一緒に当時の卒アルを見返していたときに私の親が勝手に撮っていた写真を見せてもらった。私はこれだと思った。一番私が欲しかった写真だった。日常の切り取り、自然ポーズ自然距離感自然笑顔。この写真わたしの宝物となり、彼氏があれからころころ変わってもずっと部屋の中に飾っていた。

彼にはあれから一度も会っていない。私はもう二度と彼に会いたくない。私は高校時代の彼が好きだったのだと成人式で気づいたのだ。高校時代のあどけなさ、可愛らしさを残さず成長してしまった彼を成人式で見てからずっと思っている。私は彼が好きだったけれどずっと愛せるわけではなかった。あの時代の彼を切り取って今もずっと大事にしている。私の部屋には成人式の時の写真が今でも飾られているけれど、アルバムの中を占めているのは高校時代の部室の写真ほとんどだ。

私が会いたいのは彼ではなく、高校時代の彼なのだ。私が好きなのは彼ではなく、高校時代の彼だった。

戻れるならあの時代に戻ってずっとそこで暮らしたい。

何も要求されず私の欲望けが許されていたあのぬるま湯時代でずっと生きていきたい。

いくら歳を重ねても私は彼に囚われたままだ。スマホロックは彼の誕生日のままもう長年変更していないし職場で作らされた銀行暗証番号も彼にちなんだ数字である。彼の影が私の日常に溢れている。私は彼の影とともに日々を生きていく。

横に彼がいなくても。彼のことを恋愛的に好きではないまま、このままずっと囚われ続けて生きていく。

2024-05-30

はるかぜちゃんママが昨年50歳の誕生日を迎える前に「もうすぐ女の子じゃなくなってしまう」とナーバスになっていたのが印象に残っている

加齢なんて自然現象でしょと特に気にしない女がいる一方で、老いておばさんになる恐怖に囚われている女は少なからずいる

中高生ぐらいからおばさんを自称しだして真におばさんになる前の心構えをし、ハタチには10代が子どものように見え、25歳ぐらいには新卒が幼く見え、

30前後に最大の葛藤をしつつアラフォーにはもうすっかり自他共に認めるおばさんになる、ってのが王道だろうか

49歳でも「まだ女の子」な人っているんだな

クリリンって鼻ないし、額に点々あるし、人造人間結婚するし、特殊過ぎないか

しかも、

3回死んで生き返ってるし、

身長低すぎるし、

それなのに地球人で一番強いし、

女の子モテたいだけの卑怯者設定なくなってるし、

名前クリリンって適当すぎるし、

声がルフィだし、

サタンと同い年だし、

誕生日が俺とつんく♂と同じ10月29日だし、

特殊過ぎないか

どう思う?

2万円くらいで買えるおすすめガジェット教えて

少し先の話だんだけど、友人グループから誕生日プレゼントをもらえることになった。

で、 2万円位で買えるオススメガジェットとかデバイスあるかな

2万円はみ出した分は自腹で、ってことなので、別に3万くらいでもいいんだけど。

今のところ考えているのは以下あたり。

Stream Deck

https://www.amazon.co.jp/dp/B0CDWSNF8J/

配信とか別にやらないけど、物理キーアプリ立ち上げたりショートカット操作したりは便利そうかなと思ってる。

DJI OSMO Mobile 6

https://www.amazon.co.jp/dp/B0B7XD7R43/

旅行かいったとき動画撮るのに便利そうかと。

HORI FIGHTING STICK

https://hori.jp/products/p5/fs_alpha/

アケコンPS4しか持ってないけどスト6やってみたい勢。

これらの使用感とか、他にこんなんおもろいよとかあったら教えて。

2024-05-29

仕事から帰宅すると妻がキッチンの前に立っていた。

彼女蒲公英の色の白いドレスを着ていて、余所行きの服のように思われた。

彼女の前にはガスコンロがあり、横から覗くと圧力鍋が火にかけられている。

おかえりなさい。

そういって妻は振り返り、ピカピカのキッチン大理石のように輝いていて、汚れひとつないように見える。

ただいま、と俺は返事し、妻のその後を待った。

だが妻は微動だにしない。

スマイルを浮かべたまま身動ぎせず、じっと、たおやかに表情を維持し続けていた。

俺は動揺した。奥ではシュコシュコと圧力鍋空気の音を立てている。

強火。妻に火を止める素振りはない。

圧力鍋メタファーだ。

怒りのメタファー

それが分かったところで何になる!?

俺は必死記憶をまさぐった。

今日記念日だったか?それとも妻の誕生日

思い当たる節はない。

やがてシュコシュコ音は間隔を狭め、クイズ番組の秒針の如く俺を足早に切羽める。

このままだと圧力鍋は爆発するだろう。

じんわりと、粘り気のある背汗がワイシャツの内にそそり、俺は下痢トイレにこもった時のように神に祈った。

助けてくれ!!

額のダムから眉が決壊しそうになったとき、俺はポケットからハンカチを取り出そうとした。

…あれ?

そのときポケットの中から出てきたのは結婚指輪で、妻の左手を見るとそこにあるはずのものが見当たらなかった。

俺はアーリング・ハーランドばりの膝スライディングを披露して妻の足先に赴くと片膝を立て「僕と結婚してください!」と叫ぶように言い、妻に指輪差し出した。

妻は頬を染め、「…はい」とたおやかに返事をすると指輪をはめた。

俺たちは幸せで、幸福過ぎる感に苛まれ続け、奥では祝砲のように圧力鍋が音を立て続けていた。

2024-05-27

anond:20240526140404

こういう話題で「現金もらうほうが嬉しい」って言う奴いるけど、現金もらって本当に嬉しいか

いや、カネはあるに越したことはないというのは分かるんだけど、親戚以外からプレゼントとして「現金」をもらったりあげたりするのはどうにも収まりが悪い。

異性相手だとパパ活水商売っぽいし、同性の友人相手でも誕生日に「お金」を渡すと、それがそのまま相手への評価のように見えて生々しいし。

一緒に食事してるときに「君は誕生日近いし、ここは自分が多く払うよ」って言うくらいが無難なんじゃないかと思う。

アマギフとか金券はアリだと思うけど、自分スタバカードもらった直後に田舎に転勤になり、結局使えなかったことがあったという…

あたしの誕生日まであと5日!プレゼントは何でもいいけど、お金たっぷりほしいな!

人身事故

まんじゅう和尚

フェラチオ

😫

ぷろふを見てね~👨‍👧‍👧

anond:20240526140404

自分は男で花瓶も持ってないけど、誕生日はモノ渡されるより花とケーキにしてほしいと思うくらい、花貰ったらうれしい。

2024-05-26

うちの母って変だったんじゃねと今更気づく

名前が男っぽい漢字なのが嫌だったの」と母。

響きも字面中性的通り越してほぼ男の私。

誕生日クリスマスに近かったからいつも誕生日ケーキにサンタさんが乗ってて嫌だったの」と母。

クリスマスまれ、身内の職場ノルマで買ってきたクリスマスケーキで祝われる私。

自分が嫌だったなら子どもには同じ思いをさせたくないとかないの?

そういう当時は気づかなかったけどやっぱりあれってちょっと変だったのでは?ということが山ほどある。

とりあえず童貞のまま55までは逃げ切れた

自分の年齢と誕生日を忘れていたのでついさっき気付いた。

なんだか随分と遠くまできた気がする。

正直言って、40を超えてから全然楽勝だったんだよね。

でも自分の年齢のおかげというよりは2000年頃から社会の潮目がだいぶ童貞よりに偏ってきてくれたおかげだと思う。

というか、童貞かどうかを確かめられるような発言をされたのが30ぐらいまでだったと思うから、本当にそれぐらいから色々と変わってきた。

やはり時代の流れなんだと思う。

童貞って恥ずかしいよねヤバイよね!結婚しないとかありえないよね!みたいな価値観がだいぶ静まっていった。

景気の良さが社会多様性上方向に押し上げ、そのあとで不景気が下方向にも押し広げた。

広がった中間ゾーンの中に「なまじ金持ってるせいで変な奴しかよってこない異性恐怖症」とか「金がなさ過ぎて子供作れないか結婚自体やめた人」とかが飲み込まれていった。

それらに比べれば「別に女が嫌いなわけじゃないけど、わざわざ恋愛するよりエロゲでシコってた方が手っ取り早いか童貞」という俺みたいなタイプ全然普通寄りでいられた(具体的に言えば「異常者ではあるがこっちまで巻き込まれそうではないタイプ」という扱いだろうな)。

恋愛至上主義家族至上主義社会から消えていき、女性社会進出もあってか独身ドンドン増えていく、その枠の中では恋愛経験の有無なんてもうもうどうでも良くなっていったんだろう。

童貞から見ると社会はどんどん住みやすくなっていってる。

恋愛をしない若者が増えているらしいが、いいことだ。

恋愛なんて気持ち悪いし、コスパも低い。

趣味でも仕事ももっと楽しいことが沢山ある。

極めて狭い人間関係、それも性欲や保存本能に突き動かされたもの人生依存させるという選択肢が当たり前なはずがないんだ。

孤独死するとき部屋が訳アリ物件になってしまうことについても、今後孤独死が増えれば時代勝手解決するだろう。

俺は逃げ切ったぞ。

童貞という生き方のまま人生を逃げ切ったんだ。

anond:20240526144804

返すわけねーじゃん。母の日とか父の日適当に何か送って、誕生日は「おめでと〜」って言ってやってるだけ。

大学費用出しただろ!は何度も言われたけど、別に出してほしいって頼んでないし、何なら俺は奨学金の話したのに話聞いてなかったのはお前やんけってブチ切れて対抗してる。

2024-05-25

40歳の時、生涯独身覚悟してヲタ活邁進を決意した私が44歳で結婚することになった

追記

わずしていろいろな方に読んでもらえて嬉しいです。

ただ、一部の私の言葉の使い方がまずくて気分が悪くなってしまった方には本当にごめんなさい。

祝ってくださった方、ありがとうございました!

【本編】

40歳誕生日を迎えた日に私は、自称地元郷士”を名乗るご年配のご婦人罵倒されていた。

なんでも、絹ごし豆腐と思って買ったそれが木綿豆腐だったらしく、絹ごしの気分だった喉が酷く傷ついたらしい。

何できちんと「これは木綿です。絹ごしではありません」と明記してくれなかったのか、と。

しかにそれはたいへんだ、申し訳ないことをしたと思いながら無心で謝罪をしていた。

その心の裏側では今どきのゴーシさんって自分豆腐を買いにくるのか、ゴーシさんもご多分に漏れ人手不足なのかなぁ、と余計な憐れみを感じていたことをあわせて詫びていた。

申し訳ないことをしたと思う反面、やはり自分の心は荒むもの

そんな心を癒してくれるのは、いない恋人でも友達でもなく、ヲタ活だった。

これさえあればどうとでも生きていける。

ずっと自分推しを追うことに残りの時間全てを捧げようと決意した。

田舎住まいの私には、推しコンサートチケットを入手する手段コンビニ発券しかなかった。

コンビニ店舗に設置してある端末を使って引換券を発行して、店員さんにお金を払って紙チケットを発券してもらうやつ。

ある日、講演が近づいた某コンサートチケットを発券するため、近所で唯一のコンビニに行くと

とてもびくびくした様子の店員さんがあたふたした様子で対応してきた。

「あの、私新人で、いまちょうど一人しかいなくて、わからなくて、、、」

毎日毎日、すげー”偉い”と自称されるお客様相手仕事をしていた私はそういうの自分のことにしか思えなく、

「いいよいいよ、ゆっくりやってくれれば」

本心から告げると多少は落ち着いてくれたらしく、その後、たどたどしいながらも何とか発券までたどり着いて

「おおー 券出たね やったね」

と口にしたら

「よかったー ありがとございますぅ」

と安堵した表情に何故だか自分自身が救われる気持ちがして、清々しく店を後にした。

と、多分普通はこれっきりのちょっと気持ちが和んだいい話で終わるところだろうけど、

発券できる場所が近所にたった一つしかないド田舎ヲタ活邁進を決め込んだ私と、

バイトできる場所といったら同じく唯一のコンビニしかないその人とが顔を合わせる機会が積み上がっていくのは必然で、

いつしか何となく顔馴染みとなっていった。

ある時「これ、すいません、ご迷惑かもとはわかっているんですけど、どうしても、、、」と泣きそうな顔してLINEIDを渡された。

自分にはまさに青天の霹靂だった。

その時にはさらに年月が流れてて自分は41になっており、そこまで生きてきててもこんなことただの一度もなかったから。

与えられた好意

無下にする選択肢存在しなかった。

実はその人もヲタ活盛んな人で、しかし推す方面が全く異なっていて、逆にそれがお互いを刺激し合い、

ますます惹かれる存在になることは付き合い始めて知ることになる。

これからもいろんな推し活を一緒にして、たくさん楽しい事したい。

そんな矢先に、件のパンデミック蔓延した。

推し活は軒並み中止。

私は当時働いていた偉いお客さま方が集う職場を急きょ解雇された。

あー

やっぱ私にはいい事なんてないよねー 知ってる知ってるわかってる。

対して、そんな昨今に立派な就職口が決まった元コンビニ店員さん。

身の程をわきまえて、自ら身を引くことを決意してそう切り出した。

そしたら、すごく泣かれた。

お客さんに怒られることが怖くて不安でたまらなかったレジ打ちバイトときに、自分きょうだいに接するみたいに優しくしてくれたこと、

全くのジャンル違いのヲタ活を尊重して一緒に楽しんでくれたこと、

その毎日がかけがえのないものになっていたこと。

優しくとか、尊重とか、正直全くそんなことを意識してたことはないんだけど、

”かけがえのない”と思ってくれていたことに感動して、もう何十年ぶりかに自分もアクビか足の小指をこっぴどくぶつけた時以外の涙を流して

こんなしょうもない身空な自分だけど一緒に生涯ずっといて欲しいと懇願した。

当時のパンデミックはそれはそれは酷いもので、結婚式場は軒並み経営難を強いられていた。

そんなときに「パンデミックおさまったら絶対に式を挙げるぞプラン!」というものをやってる式場をたまたま見つけた。

なんでも2020年を起点にした年数後分、割り引いた挙式費用を前払いすると、本当にその費用でやってくれるという。

最大は2024年まで、当時の4年後だ。

しかしたらその式場自体経営破綻してなくなるかもしれない。

しかしたら自分たちの関係破綻してなくなるかもしれない。

そこでかけてみることにした。

2024年(4割引き)プランに申し込みして、式場も関係破綻していなければ、本当に結婚してほしい。

私がそう言うと元コンビニ店員さんは「勝ったなガハハ」みたいな顔して快諾してくれた。

来月、2024年6月2日大安)、結婚することとなりました。

2019年、それまで仄暗い毎日を過ごし、ヲタ活以外の残りの全てを諦めていた自分が、結婚

ついでに仕事まで失っていたけれど、その後まぐれでホワイト工場事務職再就職できて

良心な同僚のみに囲まれ心穏やかな時間を過ごす日々。

あー

生きていれば、

偏屈にならなければ、

こういう展開もあるんだ。

初めて知った。

ちょっと遅かったかもしれないけど、これからもいろんな推し活を一緒にして、たくさん楽しい事したい。

そんな私の今の一番の推しは、言うまでもなく「元コンビニ店員」さん。

一生推します

ありがとう

2024-05-24

anond:20240524164141

私は、「西暦生年月日イニシャル好き食べ物英名」で使いまわしてるけど、誕生日と同じ数字の並びを使えないサイトとかあったな…。和暦にしたら通ったけど…。

2024-05-23

ネットストーカーしていた人のことがすごく好きになってしまった

もうちょっと詳しく言うと、読み専がネットストーカーしていた同人書き手のことが大好きになってしまって困っている。

とあるコンテンツにどハマりした。そのとき映画を上映していて、友人に誘われてみたのがきっかけだった。

コンテンツ自体と同じくらい、出てくるキャラおよびカップリング二次創作が好きになった。ハマりたての情熱はすごくて、地方御用達通販に飽き足らず、久しぶりに片道ウン万かけて同人誌即売会に行くようになった。

数ヶ月後、ジャンルオンリーがあるというので喜び勇んでピクシブ新刊サンプルをチェックしてまわっていたとき、神がかったカップリング本のサンプルに出会ってしまった。

良い。そう直感が囁いた。

出会いがあまりにもうれしくて、その勢いで「とても好みで読むのが楽しみ。本を出してくれてありがとう絶対買いにいく」という内容の匿名メッセージをその書き手に送った。すぐにツイッターフォローした。

イベント当日は心臓バクバクさせながらビッグサイトに行って本を買い、その際にサンプルを読んでとても楽しみにしていた旨を伝えた気がする。あまり記憶がない。

ビッグサイトを後にしてすぐさまカラオケ飛び込み、これはレジェンド入りの同人誌だと痛感しながら読み進めた。文字通り全身で悶えた。たまらなかった。こんなに好みド真ん中の作品を書く人が本当に存在するんだと感動した。

私は同人誌やWeb作品感想を伝えるのが好きだ。私自身が全然創作できないのもあると思うが、とにかく大好きな作品を褒め称えたくてしょうがない。さっそく数日後に感想匿名メッセージツールで送った。幸いにも好意的に読んでもらえた上に、WEB上で返信までくれてとてもうれしかった。この返信をもらったのはもうだいぶ前なのに、いまだにこのもらったメッセージを読んで幸せ気持ちになれる。プリントアウトしてあるから、私が死んだら該当の本と一緒に燃やしてほしい。地獄でも絶対に読みたい。

ツイッターフォローしたことにより、どんどん情報が入ってくるようになった。私は書き手…今後はAと表記する。Aのアカウントだけのリストを作り、毎日チェックするようになった。今思うとこの時点で自分おかしいと気づくべきだった。

Aは日常ツイートが多くて、そこから垣間見える人柄もとても好感が持てた。

最初ネットストーカー度合いも、気候についてのコメントが似ていたから同じ方角に住んでいる人かな、と思う程度だった。日本が縦に長いのもネットストーカーには優しい作りだと思う。日々ツイートを追いかけていると投稿内容にだんだん既視感というか、まさか?と思うことが多くなってきた。

ある投稿を見たとき、思わず息を呑んだ。これは私が先週末行った店では?特徴的なロゴなどはスタンプで隠されていたけれど、料理写真投稿されていたエピソードから推察するに絶対絶対あの店!

心拍数が急上昇し頭がガンガンし始めて、震える指でお店のインスタを検索した。投稿された写真と見比べても予想は当たっているようにしか思えない。血液が循環しているということをあれほど実感したのは久しぶりだった。

生活圏がかぶっている。もしかしたら知らず知らずのうちに私を狂わせたきっかけのあの映画を私達は共に地元映画館で見たのかもしれない。近隣で上映している映画館は一つしかなかった。知りたいという欲がどんどん止まらなくなって、指が勝手彼女アカウントから映画についてのツイート検索する。おそらく、私たちは同じスクリーン映画を見ていた。

Aは長年アカウント運用していたので読むべきものがたくさんあった。誰かのツイートを1週間ごとに区切ってアカウント開設から全て読むのはもう一生ないんじゃなかろうか。たわいのない生活のあれこれ、購入したグッズ、仕事の話、美味しい食べもの、そのときにハマっているジャンルの話、ずっと好きなキャラクターの話、見た映画感想原稿の弱音、今度出す同人誌、旅行先の写真、もう存在していないアカウントとのやりとり、句読点の打ち方、今とは少し違う文体

生きている。ため息が出るほど彼女のことが知りたい。話してみたい。推しカプのこと、今までのジャンルのこと、好きなカプの傾向、心ゆくまで話したい!こういうとき、さっさとツイッターなどで話しかけられればいいのだろうが、ネットで人に話しかたことのない読み専同人女には作法がわからぬ。というか心理的ハードルが高くてそういったアプローチツイッターいいねを含めて一切できなかった。できることはもう、ツイッターをひたすら読み込むことだけだった。

花火が見えたという投稿を見て、流れるように近隣の花火大会の日程を検索し始めたとき、心底自分が怖くなった。驚くほど自制心が効かない。地元というアドバンテージを活かして居住地を含めた個人情報にあたりをつけるところまできてしまった。LINE本名も、ツイッターに書いてないことはなにも知らないが、逆に言えばツイッターに書いてあることはなんでも知っている。私は彼女にクソデカ感情を抱きすぎていないか?というのをこの辺りから気づき始めたような気がする。遅すぎる。

そんな折、なんとAがまた同人誌即売会に出て新刊を出すという。すぐさま東京行きの交通チケットをとった。一般参加待機列形成時間ぴったりにビッグサイトに向かった。差入れと既刊の感想を綴った手紙を渡したが、話しかける勇気はなかった。もちろん新刊も最高だったし、うれしくて泣きながら読んだ。本当にこの人の書くカプがあまりにもツボすぎる。

新刊感想をまた匿名メッセージツールで送った。まる一日悩んだが、つい欲が出て近隣に住んでいるかもしれないということを一緒に書いてしまった。そこからは倍速で事が進んだ。差し支えなければアカウントを教えてほしいと返信が来て、それから長文でDMのやりとりをして、週末に地元で会うことになった。スピード感にくらくらした。

実際に会ったAはビッグサイトで会った彼女とも、ツイッターで見る彼女ともなにも変わらず、本物だった。カフェの閉店まで5時間話した。夢みたいだった。

それからいまいち距離感が掴めないままイベント会場でも会っているし地元でも何度か遊んでいる。イベント会場で会った回数の方がまだ多いかも。もう正直大好きだから会えるだけで夢見心地だ。会って話すのがすごく楽しいし、一緒ににおいしいものを食べるともっとおいしいし、本の感想を直接言えるのもとてもうれしい。カプの話するだけで笑顔があふれる。話すこと語ること全部解釈一致!大好きすぎる。

これはかなりの自惚れだと思うのだが、最近のAの本は、ところどころ私の性癖配慮して書かれている気がする。感想でここが良かった、こういうところが好きだと主張したところや何気なくコンテンツ本編についてツイートしたことが次の本で形を変えてちゃんと書かれていて更に好きになってしまう。信じ難い……気のせいかな……。いや、気のせいでもいい。こんなの大好きのかたまりだ。

いまだにネットストーカーはやめられない。言っておきたいが決してAがザ・個人情報ツイートをしているわけではない。彼女は何も悪くないし投稿にも十分気をつけている方だと思うし、そもそも私が悪いし不道徳だと思う。ただ、たわいのない情報でもそれが十数年分あると推察するのに十分なくらいの証拠になってしまうのは確かだ。実際、血液型の情報は10年以上前ツイート群をつなぎ合わせて発掘した。私から彼女に輸血できるのがうれしい。輸血が必要ときはいつでも言ってほしい。

まぁとにかく投稿内容には本当に気をつけてほしいし、日常をアップするのは……絶対にやめないでほしい……。日常ツイートを見るのが大好きだから、その日の出来事全部教えて欲しい。

こういうベタベタした好意ドン引きされるのが怖くてあまり深入りしないように心がけている……つもりだが、失敗している気がする。私は残念ながら声がでかくなりがちでいつも慌てていて、騒がしくてかなりテキトーで……ネットストーカーの結果、おそらくAのちょっと苦手なタイプだろうな、と考えている。ずっと仲良くしてくれるかどうか、自信がない。

向こうが想定しているより10倍くらい私はAのことが好きだと思うし、こんな気持ち悪い斜め上の好意を抱かれていて本当にかわいそうだと思う。LINE本名も知らない誰かをこんなに好きになって、本当に困っているけど幸せなのかもしれない。よくわからない。会う約束をするとうれしくて何週間も前から心が浮ついてしまうし、Aからいいねが飛んでくるたびに、メッセージをもらうたびにスマホを握りしめて大喜びしてしまう。大好きだと思うたびに泣きそうになる。

実は誕生日が数日しか違わないのも、同じタイミングで同じジャンルにハマってることも、過去ジャンルで同じカプが好きなこともちょっと運命的すぎて本当に困る。嘘ですごめん、それについては全然困ってない。

彼女は私といつまで遊んでくれるのだろうか。仲良いオタクと同じ老人ホームに入って…というよく聞く幻想がずっと頭をチラついている。歳をとってもジャンルが別れてもおばあちゃんになっても住むところが離れても他に大切な誰かがいてもずっと一緒に遊んでほしい。できるだけ長く一緒に過ごしたい。どうすれば人とずっと長く仲良くいられるんだろう。とても困っている。

2024-05-22

anond:20240522222517

実家からそこまで離れてないから、誕生日近くの休日ケーキ買って帰る位はしてるけど…

親の誕生日

お祝いとかする?

何もしないという家庭も結構あるみたいでどっちが多数派なんだろう

あの時あの道を選んでいたらどうなっていたか

私は30歳になった。

恋愛も1つ2つしかせず、

オタク道を生き、

気づけば30手前。

なんとなく恥ずかしくて

誕生日1ヶ月前に処女を捨てた。

テレビを見ていたら

酒のツマミになる話で

「あの時あの道を選んでいたらどうなってたんだろう」

というトークテーマがあって

私も何かないかと考えた。

運がいいことに恋愛経験ほぼなし以外は

順風満帆人生であり、

おそらく過去に戻っても大体同じ人生だと

思うのだが、一つだけあった。

中学1年の時、入学してすぐ

斜めで近くの席になった男の子がいた。

話が面白くて仲良くなった。

少し悪ぶってるところも

内申点を気にして真面目に生きている

からすると憧れもあり、

次第に惹かれて好きになっていた。

1年の秋だったか、冬だったか

家の電話が鳴った。

その男の子友達からだった。

「いま、◯◯に代わるから

「え、なに」

「……好きです付き合ってください!」

ガチャ

…え、切るんだ。

電話切るんだ。

どうしろと。

そりゃあ今だったらきっと

電話を掛け直している。

だが、当時の私は死ぬほど

照れ屋シャイ恥ずかしがり屋で

人の目も気にするので

電話をかけ直して私も好きだと

言う勇気など1ミリもなかった。

から電話なんだって?突然」ときかれて慌てて

理科実験試験管壊したか

 先生に言わないでって言われた」

と謎の嘘をついた。

確かその日同じようなことがあって

それが元の話となっていた。

そうでなければ私は頭の回転が早すぎる。

母は「なんだーそんなことか」といなくなった。

私はもちろん電話を掛け直さないのだが、

次の日会うのが本当に憂鬱すぎた。

そこからは、あまり記憶がない。

私はそっけなくなってしまったと思う。

恥ずかしさからだ。

中学2年になってクラスが離れた。

2年の時か、3年の時か、忘れたが

彼はあまり学校に来なくなってしまった。

別の彼女もできていた。

学校に来なくなった理由は、彼は

完全に不良になってしまたからだ。

そもそも彼の兄が結構な不良で

卒業したのにたまにヤクザみたいな

服で遊びに来ていた。

もちろん先生に止められていたが。

本当に危険なことに足を突っ込んでいた人かは分からない。

そんな兄に憧れていて

彼も完全に後を追ったようだ。

あの時、彼と付き合っていたら

どうなっていたのか。

いつまでもたかはわからないが、

長ければスリリング毎日があったかもしれない。

もちろん、犯罪には近づきたくないが

真面目に生きてくると

こういう不真面目な人生に憧れたりする。

anond:20140522202352

10年前の増田をつらつら眺めてたら「なんで女って記念日とかを重要視するの?」っていう疑問増田に何件かマジレスがついてるのを見つけたんだけど、実際のところこれ疑問自体がズレてるんだよね

ネット

彼氏誕生日プレゼントをくれない」

「夫が結婚記念日を忘れてる」

みたいな女の不満を見かけることが多い気がする。

この印象自体は正しいんだけど、理由は「女は記念日を重視するから」じゃなくて「女は不満を表明しがちだから」が正解

記念日云々に限らず、SNSを見れば彼女や妻が彼氏や夫に不満を言う投稿が、ほとんどあらゆる物事に関して無数にあるだろ。反対に、彼氏や夫から彼女や妻への不満は、少なくともSNS上には劇的に少ないよね。そもそも愚痴を言い合って共感を引き出すのって女性特有コミュニケーションだし、男がパートナーに感じる不満って究極的には「エロいことをさせてくれない」以外は些事だから

うーん

この「over30のDT増田も今じゃover40のDTか…しみじみ

2024-05-21

自己肯定感低い女がクズを好きになるのは「クズ自分を嫌いにならないから」

こんな感じの話を読んだ

同僚のAがいつもモラハラ彼氏愚痴を言っていた。ある日そんなAが彼氏からプロポーズされたと嬉しそうに話す。結婚したらモラハラをやめてくれるはず、だそうだ。

やめた方がいいと周囲が止めたが、Aは「人の幸せ嫉妬してる!」と言い放ち、以来孤立性格が悪くて避けられてる別の同僚Bと一緒にいるようになった。

案の定モラハラを受けるA。唯一の話し相手Bに愚痴っては「それってあんたがブスだからだよw」などと嫌なことを言われ酷い酷いと泣きながらそれでもBと一緒にいる。

まともな人を遠ざけて彼氏やBといった嫌な人を近づけて、何なんだろう

また、

DV彼氏から匿った友達が居場所を突き止めたその彼氏に二度としないと土下座され、結局元鞘に戻った。その友達彼氏に居場所を教えていたらしい!もう知らんと友やめした」

という話を見たことがある

これらの話である結論に達した

自己肯定感の低い女性クズを好きになるわけ。それは、クズ自分を嫌いにならないから」

真剣自分のことを思ってくれるまともな友達は、デモデモダッテする自分にそのうち愛想をつかし嫌いになり離れていく

それに引き換え、DV彼氏は時々優しくしてくれるし、俺にはお前が必要なんだ愛してるんだと泣きながら土下座してくれる。ここで自己肯定感の低い女性はこんな自分をこの人は必要としてくれるんだ愛してくれるんだと感動してしま

少なくともDV彼氏やBのような嫌なやつは自分を嫌わないでくれる

便利なサンドバッグを嫌いになるわけがいからだ

それでも彼女らにとっては

自分を嫌ってくる友人<<<<自分を嫌いにならない、受け入れてくれるDV彼氏

になる

ともすれば、DV彼氏真実の愛を与えてくれるんだと思い込む

これは毒親持ちにも言える


(追記)colaboがすごいと思う唯一のこと

https://anond.hatelabo.jp/20221231151128


この記事を読めばわかるが、親身になってくれる大人を散々に苦しめ裏切り毒親や利用しようとする悪い大人のもとに行くのが毒親持ちの子供だ。弱者は助けたい姿をしていない

支援者やまともな人は嫌な行動をとる自分をそのうち嫌いになるが、毒親や悪い大人自分を嫌いにならず(サンドバッグや性の玩具として)好いてくれるからだ。やはりお母さんは無償の愛を与えてくれるんだ、実の親が最高だと勘違いする

支援者や友人に対するような態度を毒親や悪い大人DV夫にはとっていないからでもあるのだが

もう一つ、彼女らがクズを求める理由がある

虐げられてきた彼女らは、無償の愛や善意を信じられないのだ

ちょうど私たちが、いきなり何もないのに100万円あげるよと言われても受け取れないように、彼女らは無償の愛や善意が怖くて裏があると感じて反発してしま

そして、私達が100万円の対価としてきつい労働などを求められれば安心するように、彼女達は愛や優しさの対価としてDV虐待する毒親DV彼氏にある種の安心感を覚えてしまうのだ

そして、善意の人にすらも無意識にでも嫌なことを繰り返して、DV野郎虐待親に変えてしまうことがある。安心するために。虐待された子を引き取った里親虐待してしまったり、DV製造機になってしま女性がいたりする背景にはこんなことがあるのではないか



ミツユビナマケモノ赤ちゃんを預けられて/黒川 祥子誕生日を知らない女の子』【読書感想エッセイ

https://dogdogfactory.blogspot.com/2017/07/tanjoubi.html


実母から虐待を受けて育った小学五年生女の子ファミリーホームに引き取られ、いろいろと苦労もあったが少しずつ家庭や学校でうまくやっていけるようになった。その矢先に、実母から「うちにおいで」と言われた。

実母としては考えなしに言った言葉であり、異父兄である弟妹の面倒を見たり家事をしたりする子、つまりは「都合のいい働き手がほしい」と考えての言葉だった。だが、その子は大喜びしてしまった。「お母さんといっしょに暮らせる!」と。

ずっと虐待育児放棄をしてきた母親であり、その再婚相手自分の子どもしかかわいがろうとしない男。誰がみたって、母親のもとに戻れば不幸になることは目に見えている。

だが今の制度では、実親が引き取ることを希望した場合里親ファミリーホームがそれを止めることはできない。たとえどんなに虐待危険性が高かろうと。

母親から「うちにおいで」と言われた女の子がとった行動は、ファミリーホーム学校で「居場所をなくす」ことだったという。

わざと嫌われるようなことを言ったり、小さい子をいじめたりする。

自らすべてを捨てて「母親のもとに行くしかない」という状況をつくった。

「もう、なんでもいいから帰りたかったんだろうね。福祉司も止めたし、医師も反対だった。でも『奴隷でもいいから、帰りたい。おかあしゃんは女神さまのようにやさしくて、どんな願いもかなえてくれる』って最後現実逃避にまで行ってしまった」

ファミリーホーム運営者の言葉だ。

子ども虐待する実親と、自分人生を投げだして子どもの世話をする育ての親。どちらにいたほうが幸せかは客観的には明らかだが、それでも、子どもは実親を選んでしまうのだ。「奴隷でもいいから」と言って。

そして彼女に待ち受けていたのは、奴隷以下の生活だった。学校にも通わせてもらえず、弟妹の面倒を見て、罵声を浴びるだけの生活

ほどなくして彼女は別の里親のもとに引き取られ、病院に通う生活を送ることになったという。


虐待を受けたり、機能不全家庭で育った女性DV男を選ぶ傾向があるのだという

全て繋がった気がした

そんな女性をなくすことが、フェミニスト弱者男性の共通目標になり得ると思う

「女は優しいチー牛を選ばずDVクズ男ばかり選ぶ!」と不満を垂れる弱者男性も、そんな女性を減らしたいのではなかろうか

そのためには、女性虐待から救い、暖かな環境で育つ女性を増やすことだ

colabo叩いてる場合じゃない

anond:20240521110102

誕生日おめでとう!

豪華にうなぎとかステーキもいいけどチーズオン+インのハンバーグも捨てがたいし悩んじゃうね

素敵な一日になりますように

今日誕生日

ガスト宅配で夕飯にしよう

何食うべきかな

2024-05-20

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20140520195648

そいや昔増田かまってちゃんで祝って―っておねだりしたなって思ったらちょうど10年前だった

38だぜ?アラサーアラフォーだよ

あいかわらず誕生日おめでとうは母親からラインだけだった

割引の総菜やおにぎりを食いながら今かいてる

20代に比べたら30代はいろいろあったなあ

メンタルやんで長期間休職もしたしその途中で無意識自殺未遂もしたけど最終的になんとか復職できたし

でもいまはそんなお世話になった会社給料のびないなーと思ってなんとなく転職も考えたりする

相変わらず独り身

精神は病んだ前後でだいぶ変わった気はする 落ち着いた感じ

髪は少し減ったなー

鼻毛白髪が増えた

おなかがビール薔薇になってきた

10年後、まだいきてるかなあ

次はアラフィフかー

でもなんだかんだあっというまなんだろうなー

人生ってほんとはかないわ

2024-05-19

男だけど親権とれたパターン ※胸糞注意

ほとんど全員のシングルファザーは、仕事で大変な中、子育てを頑張っているのは知ってるけど

彼は男だけど親権とれて、子供を引き取って育てていた。

奥さん親権争いで負けたらしい。

その男自分母親(子供からしたらおばあちゃん)に子育てを丸投げしていて、毎週土日になると趣味ツーリングに単身で来ていた。

家に帰るとすぐ自室にこもってオンラインゲームバイクの改造に精を出していた。(フレンドだったのでわかる)

ツーリングの仲間でバーベキューをした時に、子供を連れてきていた

子供メンバーに紹介して「え?お子さんいたの?」「かわいいね~」と等と言われまくっていた。

彼は釣りスポットを下見したいと、どこかへ散策しに行ってしまった。

メンバーほとんどが独身子供の扱いがわからない。お子さんはしゃがんで石をいじって遊んでいた。

2,3人の優しいメンバーが「お肉食べる?」「とうもろこし食べる?」などと声掛けしてあげていた。

父親は「川を自転車で渡ろうぜ!」と言って、はしゃいでいた。それをお子さんは物乞いのような目で見ていた。お子さんは自分の唇をつまんでいた。

帰り際に、みんなが「お子さんお利口さんですね」などと声掛けしていたが

父親は「うちの子はいい子かもしれないけど、正直頭は良くないと思うw」と言い、嬉しそうな顔でヘラヘラしていた。

6才くらいだったので、話の内容はわかるだろう。お子さんは大人同士の話を聞きながら、常に不安そうな顔で父親の表情を読み取ろうとしていた。


「そういう話は子供が間にうけてしまうんじゃない?やめたほうがいいんじゃない?」とオブラートに包んで言ってみたら、彼は「貶しても、その分いっぱい愛情を注いでいるか大丈夫」と言っていた。


とある日、お子さんといっしょに車で出かける際に、チャイルドシートがなかった。子供は、そのまま普通に車に乗っていた・・・。

道中で お子さんが酔って吐いてしまったら、彼は急に不機嫌になった。

ちゃんと袋に吐けよ」と言っただけで、何も手を貸そうとしなかったし、運転を止めるつもりもなく、子供自分ビニール袋を持って吐いていた。

そして、そのビニール袋を道端に捨てるために「このまま置いとくと匂うから、これ、道に放置してくる。ちょっと車止めるわ。」と言った。

私が代わりに公衆トイレに中身を流して、袋はゴミ箱に捨てた。

彼はその間ずっと運転席でタバコ。私が車に戻ると「ありがとう」って言ってた。

この間子供心配する言葉が一切ないのが気になったが、私は子育て経験がないのでそんなもんなのかな?と思ってしまった。


ショッピングセンターに着くと、ゲームセンター子供メダルで遊ばせた。

私が子供についてたからだろうけど、彼は音ゲーで遊んでいた。たまに様子を見にきて「こっちのほうがいっぱいメダル出るよ」などとアドバイスして、また戻っていった。


おもちゃコーナーに行くと、お子さんが知育おもちゃカメラを欲しがった。

子供は「パパ、これほしい!これはお勉強もできるんだよ!」と言った

「・・・◯◯ちゃんは本当にこれがほしいの?」

「うん。ほしい」

「・・・◯◯ちゃんは、カメラがほしいんでしょ? これはね、お勉強するやつで、カメラはおまけなんだよ。お勉強は本当はしなくてもいいんでしょ?

「お勉強もする!お勉強もしたい!」

「・・・◯◯ちゃんカメラはほしいからそう言ってるんだよね? 本当はお勉強するやつはいらないんでしょ?」

「お勉強もするよ」

「・・・◯◯ちゃん、パパ怒らないから正直に言っていいんだよ。本当にこのお勉強するやつがほしいの?本当は、カメラがほしいだけなんだよね?」

「(涙目で)うん・・」


この時、私は別の店を見ていたので↑の会話は彼本人から聞いたんだが、

子供ってオマケが欲しいだけなんだよね。カメラけが欲しいって言うと、買ってもらえないか怒られると思ってたんだろうね。でも、ちゃん時間をかけてじっくり聞いたら”カメラけが欲しい”って言っててさ。最後には涙目になって素直になってくれたよ。あとで1万くらいするちゃんとしたデジカメを買ってあげるつもり」と言っていた。

私は、お子さんが自宅でしまじろうのダイレクトメールで届いてくるサンプルDVDを見ていて、サンプルのワークとかもやっていた形跡があったのを知っていた。

おばあちゃんとやってるから、彼はそのことを知らなかったのかもしれない。

お子さんがとてもかわいそうになってしまって、そのあとに私とお子さんでファンシーショップに入り、欲しがったものを何でも買ってあげた。


帰るときに、お子さんは階段を登りたがった。

屋上駐車場が見えてくると、まだ帰りたくない!やだやだ!と、ごねはじめた。

彼は怒って無言になり、黙ってスタスタ車に行ってしまった。私とお子さんを階段の登り口に残したまま。


階段あるし、外は真っ暗だし、子供が一人でいるのは危なさそうなので、子供そばにいた。

お子さんは「パパが行っちゃったぁ・・・・」と泣いていたが、私はまだ子供と会って2,3回だったので、うまいなだめ方がわからない。

とりあえずそのまま待っていた。10分たっても彼は戻ってこない。お子さんは「パパいなくなっちゃったぁ・・・」と泣いている。

電話をかける。出ない。私はお子さんを連れて車に向かった。彼はずっと機嫌悪そうに黙っていた。お子さんはずっと泣いていた。





お察しだろうがこれは自分元彼の話

お付き合いする前はお子さんのエピソードをいっぱい聞かせてくれて、愛情いっぱいのお父さん!というイメージで、一緒に子育てできたらいいな。と思って交際を始めたのだが、思ってたのと違った・・・


最初は「俺の誕生日プレゼント、何もいらないか専業主婦になってほしい」と言っていた。

私は中卒フリーターで、キャバクラバイトしながら定時制高校に通っていたのだが、彼は専業主婦になったら働かなくて済むよ。と言ってくれた。

私が4年かけて卒業した時には「高校卒業おめでとう!」と祝ってくれた。


いざ、お試し同居を始めてみよう、という段階で

専業主婦だと今までみたいに遊べなくなるから、少し働くとかはどう?」と言ってきた。

「じゃ、せっかく高卒になれたから、正社員で働きたいな。今まではバイトしかしたこといから、正社員になりたいな。」

正社員は(育児との両立が)辛そうだぞ~。パートにしといたほうがいいぞ。」

「実は、来年◯◯(教育系)の資格学校に通おうと思っててね・・・。その仕事正社員になりたいと思ってるの」

「お前に人に教える仕事は無理だ。やめとけ」

「でも、職業訓練校だからお金もかからないで資格がとれるんだよ」

「いや、働き始めたら、お前が辛くなる。やめとけ」



だんだん暴力的になり、モラハラ気質になり、私にああしてほしいこうしてほしい、と言ってくるくせに自分が変わる気がないところが決め手となり、別れた。

別れる前には「結婚しないでいいか彼氏彼女として付き合ってくれ」と言われて少し関係を持っていた。

結婚話が宙に消えてからは、高級なレストランを予約したり、私が欲しがっていたペンタブを「そんなの使わないから買うな」といった後でこっそり買っておいて後でプレゼントしてくれたりした。

私が「◯◯ちゃんにはパパと長く過ごして欲しいから、◯◯ちゃん幼稚園に行っている間だけにデートしよう」って提案した。彼は三交替勤務で平日休みなので、それでも問題ない。

彼は「正直に言っていいよ。他に男いるんでしょ?だからそんなこと言うんでしょ?」とヒスっていた。



お子さんは誰にでもよく懐く子で、私にも懐いてくれたのもあり、さみしかったが、子供の心の傷を増やすことになるかもしれないから、それ以降は会わないようにしていた。

彼の話ぶりで女の子大学とか進学させてもらえない雰囲気だったので、お子さんが大きくなったらの進学まわりで世話してあげようか?

それまでずっと彼の恋人で居続けようか?とか思い始めていて、それで別れるまでにかなり時間がかかってしまった。


◯◯ちゃんは、今頃は大学生くらいになっているはず。その子のことだけがすごく心に残っている。

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