はてなキーワード: 製造業とは
SES一本の所を避けてたのは正解かも。SESといっても千差万別で本当に色々あるから。
それから、製造業だと製造部門の計画的な残業があるので、平均残業時間が見かけ上大きくなる場合もある。例えば繁忙期になると、製造ラインの人間が計画的に一律2時間残業を何日、というような動きをする場合。その会社がそうかは分からないけど。
こう言う残業はあらかじめ工場の生産計画に含まれているので、負担としてはそれほどでもないはず。後は、2交代制で、2日12時間勤務したら翌日休み、と言う様な業務の場合、カウント上毎回4時間残業がつくのでそれが会社全体の残業時間に反映されることも。
もし次があれば、ストレートに「残業時間多いけど何ですかこれ」と聞いてみて。
好き転職になる事を祈ってるよ!
まずは内定おめでとう。
その内定はキープした上で、地元で評判のよい中堅企業や製造業のIT職とかにも検討してみて。
SESは技術者派遣、または偽造請負的に、工場の製造請負会社と同じようなノリなの。
なので、あえて露悪的な言い方をすると、あなたは「就職ができた」ではなくて「商品として仕入れられた」のかもしれない。
今、SESが今好景気なのは、通称2027年問題の対応だと言われる。
その頃に、現在の様なクラウド環境を前提としていない世代の古いシステムの保守期限切れ(≒まともな会社では業務利用不可になる期限)が重なっていて、それを新しいものに作り直す事に人が足りないからです。
ところが、流石に多くの会社が、古い形のシステムはもう限界だと気付いているため、新しいシステムではこのような大量の人が必要なやり方を辞める予定で改修を進めている。つまり、開発が終了すると一気に人が余るようになる可能性が高い。
だからこそ、自社の人員を増やすのではなく、割高でもSESを使う事で、一時費用として処理して固定費を増やさない工夫をしているんだ。
そして、人が余る、つまり、「仕入れた商品が余っていた」ら、どうなる?
なので、選択肢としては
と言うことで考えてほうがいいと思う。
そして、正直地方でIT企業、未経験となるとSES以外では辛い所があるので、3番目も視野に入れたらどうかなと。
そういや千葉なら友達が嬢やってるな。もうアラサーだけどすげー美人で天然美巨乳だぞ。流石にここでは紹介できないがw
ソープのシステムに不安があるなら僭越ながら教えられることもあるので聞いてくれ。
この辺がガチで働いたことない感じがして危ういなと思ったのでちょっとオッサンから説明するね。てか受かっても本当に弁護士にはならんの? まあ弁護士も特に駆け出しの内はかなり営業職に近いと思うんだけど……。
たぶんイメージどおりではあると思うけど辛いのは身体より心の方。特にグループホーム(認知症の方が入るとこね)で、認知症が悪い方向に出ちゃうご高齢の方相手だとマジで精神が疲弊する。ただ基本的に介護の現場は女性の職場なので若手男は重宝されるし適切な資格を取っていけば施設長とかにほいほい出世していく可能性もある。しかし介護業界は高齢者人口がピークアウトしたら一気に斜陽化する(ただし絶対に無くなりはしない)と言われているので30前の人が就職するのは個人的にはあんまお勧めできない。
製造と一口に言っても色々あるんだが、どういうイメージをしているんだろうか。工場のラインに入る系のやつを想定してるんだろうか。業界と取り扱い製品によってはけっこう面白い製造業もあるんだけどね。伝統工芸品系のとこが跡取りいなくて困ってたりするのでそういうとことかはどうだろうか。稼げるかは知らんけど。まあ製造は一括りに考えない方が良いよマジで。
現場作業員の想定? 二十歳そこそことかならともかくアラサーで就職してもなー、元増田は高卒年下の先輩に頭下げるとかできなさそうだからまあやめておく方が良い。ちなみに土木作業員はどっかで独立して自分が親方社長にならないと収入が頭打ちするが、逆説的には親方社長になりさえすれば普通に4桁万円年収とかになれたりもするので生涯年収的な意味では実はそんなに悪い選択肢ではない。日本全体で作業員が超足りないので待遇は良くなってるしね。
ドライバーの想定? 物流と言っても色々あるんだが。まあこれはぶっちゃけアラフォー無職からでも就職できる業種業界なのでまだ検討しなくてもいいだろう。
営業の認識は改めておくほうがいいよ本当に。多分、不動産とかの(新規)訪問営業のことしかイメージしてないんじゃないの。既存の決まったお客さんのところを回るルート営業はそういうのとは全然違うぜ。まあ客が日本語通じるかどうかでストレスが大いに変わるだろうけど、今時そこまでめちゃくちゃな人は普通いない(というかまともな企業なら無茶苦茶な奴は社外の人間と接しない)。
元増田はなんかプライド高そうというか拗らせてんなーって感じがする。業種・業界を無意識に見下すのはよくないから直そう。
てか30歳社会人未経験から就職可能な職場は実態として限られているため、そんな大雑把な勝手なイメージで嫌々言ってるとマジで人生詰むよ。
勉強していい大学を出てちゃんと働く人間になれ、言われて育った。勉強して理系の大学を出て、400人くらいの規模の製造業に入った。5年くらい設計をしていたが、下働きばかりで成果と呼べるものはなかった。人員不足があったらしく営業部門に転属になった。へらへら笑うことだけは得意なのが災いしたのだろう。営業でも大した成果は出なかった。上司も理系卒の頭でっかちは気に食わなかったようだった。利益率の低い成果の出なそうな、手だけはかかる製品の営業担当になり、何もできずに数字は上がらなかった。5年経って今度は再び設計のシステム周りを担当する部署に転属になった。成果は求められない間接部門だと思っていた。やれやれこれで少し楽になれる、そう思っていた。本当にやる必要があるのか分からないゴミみたいな雑用が大量にやってきて、毎晩深夜まで働いた。結婚して子供もいたが共働きで相方にたくさんの負担をかけた。
45になり、この春係長になった。気がつけば同期入社の男性はほとんど課長クラスになっていた。
ずっと気を使って生きてきた。クビにならないように、嫌われないように、わきまえろと言われて頭を下げてきた。何だったのだろう。全然楽しくない。肩がこる。首が痛い。
会社は女性の活躍とかサスティナビリティとか多様性だとか言っているが、がんばって働いていたら「はい、ゲームチェンジです。ルール変わったからよろしく」と言われても今更頑張る気力も能力もない。
俺も同じ事考えたことあるんだけどさ、ユーザコミュニティの文化の違いじゃないかと思うようになった。
日本のその当たりのツールを使う人は、文化的には製造業の文化なんだけど、外国だとIT系の文化を引き継いでいる感じがするのよね。
日本のANAYSやCOMSOLなどのシミュレーションツール、あるいはCATIA/CREO/NX/SWのような3D CADツールって、基本的に製造業の道具って認識なのよ。だからコミュニティや文化のベースが製造業なの。
そうすると、基本的にノウハウを自社の中で秘密にしておくと言う事が基本になるような文化じゃん? 社員に「SNS禁止!禁止!!」って通知しちゃうような。
ところが、アメリカとかは違うんだよね。IT系のノリなの。これが一番分かりやすく出てるのがユーザカンファレンスね。
ちょうどANSYSの話がでたんでANSYSで話するけど、日本のANSYSユーザカンファレンスは、参加費無料だけれども、各分野1日だけの開催じゃん。
ベンダー講演と、JTCの巨大企業が1社だけ出てきて、お前実施ANSYS使ったことないだろ、みたいなえらい人が宣伝なのか事例なのかよく分からない基調講演し、後はスポンサーが出てきて、みたいなノリ。
ところが、アメリカのANSYSのユーザカンファレンスは、参加費は有料(数万円かかる)が、一週間とか開催される。日本の様な講演はもちろんあるんだが、それに加えて事例発表がすごく多い。
パラレルであちこちの部屋で講演が行われており、幅もすごく広い。
グローバル企業がDXでサスティナブルなオートメーションを実現してデジタルツインで大変儲かってがっぽがっぽ、と言う話もあれば、
学生が初めてANSYSつこてみたけど、なんかインストールでエラーになってうんこ、とか、発表する人のレベルも様々。
雰囲気が違うんだよねえ。
あと、ANSYSも含め、多くのソフトに共通するのが、学生版、学習用バージョンを日本で購入するのが無茶苦茶面倒になってるってのも影響している気がする。
これは代理店から文句を言われるからだと聞いたことがあるんだが。
英語のサイトだと、サイト上にfor Educationみたいなリンクがあって、そこから行くと、教育機関のメルアドをぶち込むだけで簡単に学生版が手に入ったりする。
一方で、日本のサイトだとそもそも案内がなかったり、案内があっても営業まで連絡せよ、と言う形になっていたりする。
ここらへんも、従来と違う使い方を試そうとする層を弾いちゃってる気がするんだよな。
IT系は広く浅く金を集めることができるから給料が高いんだと思っていた。
製造業や小売業は明確に物理的な限界があるが、ITの場合、基本的にはコピーが自由だし、クラウドを前提にすれば拡大はかなり容易だ。まぁもちろん限界はあるんだけど、他の産業に比べれば容易だ。
だから、従業員一人当たりが扱える顧客の数を大きくすることができるから、生産性が高く、給与に反映されているんだと思っていた。
そして、業界内にそう言う頂点がいると、給与の競争が発生して裾野の費用や給与の相場も高くなると、そう言う訳だと思っていた。
少なくとも以下の2つは客観的に言える。
で、以下は客観的じゃ無くて俺の周りの話。
工場勤務の産業看護師の知り合いがいる。
彼女は、元々別の製造業にて、調達部門の事務職として働いていたが、出産で退職。その後復職しようとしたがちょうどリーマンショックにぶち当たったため復職できず、看護学校に行って資格をとった。(学校を一年休学し2人目も出産している)
その上で、前職の経験と看護師の資格をつかって、名の知れた大企業の地方工場における、常勤の産業看護しとして勤務しているという話。現在は他の資格、少なくとも臨床心理士は持ってるはず。(放送大の臨床心理士育成プログラムで知り合ったので)
見かけはごく普通の、人のよさそうなお姉さんって感じなんだけどね。(ただしタイピングとか電卓の扱いとかが鬼早)
何が言いたいかというと「足し算」ではなくて「かけ算」になるように戦略的にキャリアを選択した方がいいということさね。
増田に幸あれ!
AI(人工知能)は、機械に人間の知的能力を実現する技術です。AIが活用される分野は多岐にわたり、自動運転車から医療に至るまで、様々な分野で注目されています。
また、AIは多くの業界での効率化やコスト削減にも貢献しています。例えば、製造業においては、AIを活用することで生産ラインの効率化や品質管理の向上が期待できます。同様に、金融業界においても、AIを活用することで、不正行為の検知やリスク管理が改善されることが期待されています。
最近では、自然言語処理技術の進歩により、AIが人間と自然な会話をすることも可能になってきました。これにより、カスタマーサポートやビジネスチャットなどでの利用が増えています。
AIの進化には、研究開発における技術革新が不可欠です。現在、AIに関する研究開発は世界中で行われており、日本もその一翼を担っています。特に、ロボット技術に関しては、日本は世界的に有名であり、ロボットを活用した社会の実現に向けた研究が盛んに行われています。
しかしながら、AIの進化には懸念もあります。例えば、AIによる仕事の自動化により、失業者が増えることが懸念されています。また、AIの利用による個人情報の漏洩や、不正利用も懸念されています。
AIの進化は、私たちの生活に大きな影響を与えることが予想されます。そのため、AIの利用には、倫理的な観点からも注意が必要です。
非喫煙者も同じだけ休憩すれば良いとかお前ら恵まれてんな!となったので
・役職者が率先して就業時間内にたばこ休憩をするので誰も咎められない
・忙しい時は明らかに頻度が減るが、あって月に3日ぐらい
・ミーティングから帰って来たと思ったら喫煙所に直行し、ミーティング内で納得できなった事の愚痴大会(おそらく)
・連れ喫煙は当たり前。なんなら喫煙所から他の喫煙者を呼び出してる
・連れ喫煙から戻ってきたと思っても同じメンバーで座席で喋り続けることもある
・正規の休憩時間の20分前/20分後にも行き、当然のように正規の時間も休む
・平の現場作業員は休憩時間に仕事が食い込んでも、周りとの作業の兼ね合いや目があるのでズラせないのに、喫煙者は堂々と自分都合で休憩する
・喫煙所で決定した事項が共有されない
・男女共用トイレで数が少ないため非喫煙者はこっそりサボりようがない
・1度注意喚起とともに時間を指定したら、今まで休憩しに来なかった喫煙者も休憩するようになった
そんな他人ばっか見ていて暇かよと言われると思うが、喫煙所の扉への道の途中に居るンだわ
重い扉だから閉まる音もうるさいし、くっせーんよ
ここは自分も気になっているところで、宇宙業界に縁のない一般人目線からすると引っかかる所かもしれないなと思う。ロケットの打ち上げ成功/失敗の定義は無事に宇宙空間に到達して、積荷である衛星が無事に軌道投入できたかで判断するのが世界的な常識だ。H3の前身であるH-IIAでも、SpaceXのFalcon9でもロシアのソユーズでもこの基準は変わらない。(打ち上げ成功率が積荷となる衛星の保険料にも影響出るので基準は開発国やロケットの種別で恣意的に変えることはできない)
この辺の話でエンジニアがやたら噛みつくなという印象を持つ人もいるかもしれないが、なんていうか「かけ算順序問題」で理系出身者が絶対に納得しないのと同じで、定義が異なるものを分かりやすさや印象ベースのお気持ちでゴリ押しすることに対して、科学者•技術者としての職業倫理的に許し難いという根本的な嫌悪感があるのだ。製造業だと製品の仕様書で適切な用語が使えなければプロジェクトは上手くいかないわけなので当然と言えば当然の話である。エンジニア達がこの問題に烈火の如く怒っている原因はここにあるわけなんですよ。
技術関係の仕事をしている人って、世間の無理解、特にマスコミ関係の扱いにフラストレーションを抱えてるん人って本当に多いと思うね。
WBCの日本代表メンバー発表の記者会見の場に野球のルールを知りませんっていう記者は絶対に送らないと思うんですよ。だけど、ノーベル賞受賞者とか宇宙開発関連だと平気で無知でリスペクトの無い記者を送り込んでしまう。
だから誤報を伝えたくない慎重な人ほどマスコミへの信頼が低くて、ちょっと前に話題になってたゲラチェック問題にしても意図が捻じ曲がらないかすごく気を使うことになってるんだと思うんです。
H3ロケット打ち上げ時の記者会見に出席していた共同通信の鎮目宰司記者の発言が炎上している。
増田は宇宙産業にも少しかかわりのある電機業界のエンジニアなので、周りの知人の反応も避難一色なのだが、はてなのブコメやTwitter の反応を読んでいると擁護派も一定数いるように見える。
「旧日本軍が敗北を転進と言い換えて現実から目をそらしたようなものじゃないか?」、「言葉遊びをしてMRJのようにプロジェクトの問題があっても見て見ぬふりをしているのではないか?」という辺りが主な擁護派の論調だろうか?
こういう意見にまじめに向き合わないのは、業界を少し知る人間として不誠実かなと思うので、なぜここまで炎上しているのかについて少し見解を書きたい。
捨て台詞として自分の意見を押し付けるのが社会常識としてあり得ないレベルで失礼だということ。WBCの日本代表メンバー発表の記者会見の場を想像してみてほしい。
取材に来た記者が、「代表選手が30人いて、どうしてピッチャーが15人もいるんですか?一般の草野球チームなら5人で十分です」なんて事を繰り返し言ったら、今回のH3どころじゃないレベルでスポーツ新聞やネットで叩かれまくるのは容易に想像つくだろうし、一般に共感されている部分である。
ここは宇宙業界に縁のない一般人目線からすると引っかかる所かもしれない。ロケットの打ち上げ成功/失敗の定義はロケットが宇宙空間に到達して、積荷を無事に届けられたかどうかというところで判断する。H3の全身であるH-IIAでも、SpaceXのFalcon9でもロシアのソユーズでもこの基準は変わらない。
(打ち上げ成功率が積荷となる衛星の保険料にも影響出るので基準は開発国やロケットの種別で恣意的に変えることはできない)
この辺の話でエンジニアがやたら噛みつくなという印象を持つ人もいるかもしれないが、なんていうか「かけ算順序問題」で理系出身者が絶対に納得しないのと同じで、定義が異なるものを分かりやすさや印象ベースのお気持ちでゴリ押しすることに対して、科学者•技術者としての職業倫理的に許し難いという根本的な嫌悪感があるのだ。
製造業だと製品の仕様書で適切な用語が使えなければプロジェクトは上手くいかないわけなので当然と言えば当然の話である。エンジニア達がこの問題に烈火の如く怒っている原因はここにあるわけなんですよ。
技術関係の仕事をしている人って、世間の無理解、特にマスコミ関係の扱いにフラストレーションを抱えてるん人って本当に多いと思うね。
WBCの日本代表メンバー発表の記者会見の場に野球のルールを知りませんっていう記者は絶対に送らないと思うんですよ。だけど、ノーベル賞受賞者とか宇宙開発関連だと平気で無知でリスペクトの無い記者を送り込んでしまう。
だから誤報を伝えたくない慎重な人ほどマスコミへの信頼が低くて、ちょっと前に話題になってたゲラチェック問題にしても意図が捻じ曲がらないかすごく気を使うことになってるんだと思うんです。
結論から言えばタイトルにも書いてある通り、弱者男性が主ラインの主力にはなることは今後数十年は無いだろうという話。
私が現在配属されているのは実際に男体が流れる主ラインへ様々に組み合わされた部品(これをアッセンブリー部品という)を供給する副ラインに居るのだけれど、まさに女性の天下である。
このラインは女性がメインで働いているし、ライン長も女性だし、班員もほぼ全員が女性。
そしてラインを構成する人員のほとんどが女性なのでライン長は「女」ではなく「母」と呼ばれる。
さらにライン長だけではなく副ライン長や管理職も全て女性が独占している。
ちなみにライン長は40代のおばさんであり、副ライン長は30代のおばちゃんである。
ここまで言えば分かると思うが、このラインにおいて男は私だけである。
いや別に男が働いていけないなんていう決まりはないのだが、世間的な常識として男が働くことはあまりよろしくないとされる風潮がある。
だからライン長が「男なんか邪魔なだけだからあんたが辞めるかクビになりなさいよ」と面と向かって言ったことがある。
もちろんこんなことを言われても黙って従う必要は全く無いし、むしろ堂々と反論すればいいのだが、悲しいことにこのラインではこれがまかり通ってしまう。
というのも、そもそもの話になるがラインというのは生産効率を上げるために複数の工程を繋げて1つの製品を作り出すために存在するものであり、そのラインを動かすためには当然のことながらラインを構成する全ての人間が必要となるわけだが、現実問題として弱者男性は本当に使えない。
彼は大学を卒業して新卒でとある大手企業に就職したのだが、就職してから一ヶ月くらいすると早速上司に呼ばれてこう言われたらしい。
「お前さあ、もうちょっと頑張れよ。仕事できない奴はウチの会社じゃやってけないぞ?」
「はい!分かりました!」
正直言って馬鹿かと思った。
何が「分かりました!」だよ。
何を分かったんだよ。何も分かってねーじゃん。
そう思った。
でも彼はこれで納得してしまったらしく、それからずっと彼の姿を見たことがない。
恐らくどこかあの世に異動になったんだろうけど、それはそれで良いことだとは思う。
だってあんな無能と一緒に仕事をするのは誰にとっても迷惑なことだと思うし。
ただそうなると困るのは残された我々のような有能かつ優秀な人材である。
つまり私がそうだ。
私は確かにそれなりに有能な方だと自負しているが、それでもやはり限度というものはある。
例えば私と同じラインに配属された同期の女性社員は4人居たのだが、その内2人が産休に入り、残る一人も育休に入ることになった。
そこで空いた穴を埋めるべく、ライン長から指示があったので、私は自分なりに精一杯頑張ってみた。
しかしいくら私が出来が良くとも限界というものは必ず存在する。
それがたまたまライン長の目に止まっただけであって、彼女達の仕事ぶり自体は決して悪くなかったはずだ。
なのに結局は私に回ってきた。
なんで? どうして私なの? 他の誰でも出来るような簡単な仕事までわざわざ私に振らないで欲しい。
ライン長が言うには、「私達が忙しい時に新人の教育係をしていたのはあなただったでしょう?だからこういう時こそ後輩のために率先して残業するべきじゃないのかしら?」とのこと。
意味不明すぎる。
私はそんなことを考えつつ、必死になって与えられた仕事をこなした。
もはやこれは労働基準法違反のレベルを超えて完全にアウトである。
でも誰も何も言わない。言えない。なぜならこの職場は「女性のための弱肉強食」だから。
もし仮にここで私が泣き言を口にしようものなら「逆らうな」と言われて余計にこき使われるだろうし、下手したらセクハラとかパワハラ扱いされてあの世に左遷させられるかもしれない。
私は20代の頃に就職した女性30代既婚。
結論から言えばタイトルにも書いてある通り、女性が主ラインの主力にはなることは今後数十年は無いだろうという話。
もちろんこれは男女共同参画社会に関連した話題だ。
私が現在配属されているのは実際に車体が流れる主ラインへ様々に組み合わされた部品(これをアッセンブリー部品という)を供給する副ラインに居るのだけれど、まさに自動車を作っていますと言え、報道写真でもよく見られるような花形とも言える主ラインの様子を傍目から見ていると「女が主力に成れる環境じゃないな」と心の底から感じられる。
労働環境が劣悪という意味ではない。いやむしろ「作業中に走るな」とか「間に合わなかったらフォロー担当者呼び出しのボタンを使え」とか「(時勢もあり)体調不良の場合は(報告がないほうがむしろ迷惑だから)報告するように」とか「有給消化は義務です」とか、むしろこのネットで聞き知ったブラック企業の話にドン引きする程度には勤務先はしっかりしている。
「そんなの建前だろ?」と言いたくなる人が居るかも知れないが、ウチでは製品の不良や労災を出すと管理職が更に上から口うるさく言われたり、下手をすると工場で一番偉い人や労組が本当に出張ってくるので管理職が何がなんでも不具合を出さないように配慮し続けているのだ。
さて、正規非正規問わず自動車製造業を経験した人ならば30代女性の私がいまだ部品を組み上げるタイプの副ラインに居ることへ驚きを感じるだろう。これはコロナ禍という偶然もあるからこそ起きた。
私は産休を取っていたのだけれどスタンダードなキャリアパターンだと子育てもあるからということで比較的負担の軽いチームへ異動配属される。しかし、コロナ禍の影響で工場全体に人員不足が発生し異動が起らず産休前から所属していたチームのままなのだ。当然ながら夜勤もあり産休前とほぼ変わらない労働形態になっている。
自動車製造業に詳しくない人からすると何が驚きなのか?わからないと思うが、部品を組み上げるような副ラインのチームへ所属するのは20代〜50代の男性であることがほとんどであり、女性はどんなに年齢を重ねても30代の独身女性が限度。30代の既婚女性は主ライン副ライン問わず部品を組み上げるようなチーム以外に所属するのが通例なのだ。
これが主ラインになると年齢層は20代〜40代男性と20代女性となり50代60代男性が主ラインに入っていると物凄く頑張ってるな感があるし、何だかんだで与えられる作業量は低く抑えられている。そして30代以上の女性が主ラインへ配属されている可能性は著しく低い。
おそらくはだが、一時期よりもコロナ禍も落ち着きを見せ始めているし人員補充も追いついてきたので来年度(4月)に私は負担の少ないチームへ異動となるだろう。
主ラインという花形を女にさせられないという男女差別があるのか?と邪推する人が居るかも知れないけれど、それは違うと言いたい。単に主ラインで与えられる作業量を与えられる数十秒の間にこなすのが女の私では無理なのだ。
身体能力に優れた女性ならばと思うかも知れないが、例えばダイエットで500mlペットボトルをダンベルの代わりにして運動しようみたいなのあるけれど、自動車製造業で使われる定番の工具であるインパクトドライバーはだいたい1.5kgある。500mlペットボトルは中身が水だと500g、両手で1kgだ。500mlペットボトル2本よりも重いモノを持って運動を8時間やるのだけれど、多くの女性に聞きたいアナタはやれますか?と。
しかも手に持つモノはインパクトドライバーだけでなく組み付ける部品もある、更に言えば立ち仕事だ、製造品質も確保しなければならない、トラブル対応もしなくてはならない。これを決められた数十秒のうちにやり切るのが自動車製造業という仕事なのだ。
ハッキリと言ってしまえば自動車製造業というノウハウ自体が男性が中心となって蓄積してきた仕事のため、自動車製造は女性ができるようにはなっていない。工場の製造体制どころか根本的に自動車の構造自体がそうなのかも知れないけれど女性が主体となって作れる自動車というのが想像できないので何とも言えない。少なくとも現代の自動車には安全や保安基準があるので応力や締め付けトルクなど様々な数値を無視できるはずはないし、どのような自動車になるか頭へ全く思い浮かばない。
機械が進化したらと言うけれど現状にはその進化した機械は存在せず、何なら自動車製造の大部分を産業ロボットへ置換したら作業員の能力に依存せず省人化できるのではないか?とテスラがその初期に試みて大失敗し出荷が年単位で大遅延したという実績すらあるのが進化した機械という発想だ。テスラは方針転換し一般的な生産方式へ移行したことで遅延をある程度解消した。
製造業の手本となりやすい自動車製造業ですらこうなのだ。10年勤めた私から見ても男女共同参画社会で女性があらゆる環境で活躍できる可能性は今後数十年物凄く低いと言い切ってやりたい。
そしてフェミニズム論者の見通しが甘すぎると私はハッキリと言うよ。何が身体能力に優れた女性ならばだ。10年間自動車製造やってる私がアナタ達が言う身体能力に優れた女性だよ!それでも主ラインは無理なんだよ!女性が主体となって自動車製造やるのは無理なんだよ!産後で作業負担減らしてもらってもヒーヒー言いながらギリギリついて行くので精一杯なんだよ!
この会社に居れば家のローンなんて簡単に通る、福利厚生もしっかりしてる、決められた時間内働いていれば1人だけ率先してサッと帰っても誰も文句言わない(まぁみんなそんな感じで帰るんだけど)、ボーナスだってしっかり出る、労組も強い、職も安定している、社名を挙げれば皆がスゴイね!ってお世辞を言う
でもね?大変なんだよこの仕事、女の身体だと本当に大変なの。それを知らずに理解しようともせずに自分でやろうともしないくせに、好き勝手に男女平等だジェンダーフリーだ女だって出来る身体能力が高い女性は男並みに働けると言う勘違いフェミニストはマジで自動車製造業に来なよ。
自動車製造業に来て現実を知り、一緒に現場へ立って女でも老人でも自動車を作れる方法を考えよう。
まずは副ラインを女だらけにしよう!