はてなキーワード: ミステリーとは
元々、前評判が高い、っていうか、はてブ界隈でおすすめSF作品として猛烈にプッシュしてる集団がいるので、わりと期待してたんだ。
自分は基本的に(UJを除く)ジャンプ系列が水に合わないので、掲載媒体がジャンプ+って時点で悪い予感がしてはいたんだけど、まぁ不特定多数が今読むべきSFマンガとして推してる作品のアニメ化なら良作なんだろう、と。人気も出そうだし一般教養としても押さえとこ、って感じで。
で、アニメ版を最後まで見終わったわけだけど、結論から言うと、うん、そうだね、この作品がSFかSFでないかと問われれば、カテゴリーとしては宇宙モノのSFだよね。
ジュブナイル作品としても、まぁ、これはこれでいいんじゃないか、と思う。良くも悪くもイマドキな感じ。わくわくする子も少なくないよね、きっと。
ただ、いい大人がお勧めのSF作品は何かと問われて、「彼方のアストラ! 一択で!」って作品じゃないだろ、これ。相手が小学生ならいいけどさ。
同じ問いに「スタートレック!」とか「スターウォーズ ep.8 最高!」って言われたら、乾いた笑いで「ははは、そうだね」って返す感じ? あ、余計な地雷を踏みそうだけど、シュタゲも同じカテゴリーね。まぁ、相手によってはそれが正解な場合もあるのは同様。
自分の感覚としては、最終話の種明かしをするために舞台と物語が編み込まれているゆるいミステリーをSFの大道具を持ってきて作った、という感じなんだけど、うーん、それはScience Fictionなの? Space Fantasyじゃないの? っていう。
そうはいっても、「夏への扉」だって「永遠の終わり」だって科学的な裏付けなんてほとんどないじゃない、というツッコミはできるんだけど、なんていうのかな、ロジカルさやSense of Wonder(死語)が足りないっていうか、新規性があるわけでもないし、SFとして世界の隠された真実に迫る作品なら最終話とあと一話ぐらいの短編で十分でしょ、子供たちが島流しになる必要もない。宇宙モノのジュブナイル作品の結末が結構SFネタで良かったよね、って話なんだよね。
「進撃の巨人」がSFかどうか? って聞かれたら、結構盛り上がれる話だけど、だからって「進撃の巨人」を、お勧めSFに推すかい? (そこで、あえて推す、という選択肢はアリだけど、それは気心知れた仲間内での話ならって感じ) てゆうか、進撃の世界観が...(以下略
細かいツッコミどころは挙げ始めたらきりがないし、書くだけ野暮だと思う。ただ、そういうところも色々モヤるのは確か。
自分の感想としては、作者の人には申し訳ないけど、正直最後まで観続けるのが辛かったです。
以上。
※一応ネタバレ注意。
「韓国映画ベスト100」の記事で1位だった「殺人の追憶」をアマプラで観た。
韓国映画はこれまで「グエムル」「オールドボーイ」「新感染」等を観たことがあり、
どれもそれなりに面白かったので期待していた。
現実の連続殺人事件を下敷きにしたミステリーという立て付けの話なのだが、
行き当たりばったりの捜査(と呼べるかも怪しい)で、ろくな証拠もなく犯人を決めつけ、容疑者を監禁⇒ボコボコに殴る蹴るの暴行を加え、自白を強要。の繰り返し。
誰一人共感できる登場人物がいない。殺人鬼の前にまずこいつらを牢獄にぶち込むべきだと思ってしまう。
ソウルからやってきたイケメン刑事一人が唯一まともなのだが、最終的に我を忘れて暴走し同じように暴力を振るうようになる。お前もか。
言いたかないがこの映画を見る限り、韓国人って怒りに火が付くと「怒りの原因が正しいかどうか」はどうでもよくなってしまう人たちなんだな~と思うよ、うん。
ネットで漫画が読める環境に比べて、明らかに小説の環境が貧弱すぎている。活字が好きな人間としては非常に寂しい。
一日数話程度無料で、後は課金制の漫画が読めるネットやアプリは腐るほど充実しているし、本屋で売られているような漫画だけでなく、完全ネット連載の漫画も多く、読み応えがあって雑誌に連載が決まるような面白い漫画も沢山ある。ジャンプやマガジンの公式漫画アプリのネット漫画なんかは、本誌に載っててもおかしくないようなのがゴロゴロ載っていて、暇な時間にさらっと読みたいな、という願望が叶わないことはほぼない。
それに対して小説は本当にひどい。電子書籍として買えるサイトも漫画に比べれば少ないし、単話で読めたり、オリジナルのものが連載しているようなアプリは存在しないんじゃないだろうか。あるなら教えてほしい。使いたい。ネット小説といえば無料で何話でも読める有名サイト・小説家になろうがあるが、異世界転生や主人公最強モノしかない上に、元々そういうジャンルがあまり好きではないので数秒で閉じてしまった。(なろうに限らず、ネット小説っていうと異世界転生か主人公最強モノしかない気がする。ネット漫画にもデスゲーム系が圧倒的に多いが、多いだけで他の漫画も沢山あるのに)
別に本にお金を払いたくないわけじゃないし、漫画も小説も月に数冊買うのだが、ちょっとした待ち時間とかにスマホでさらっと読み切れる環境がほしい。それかもうちょっとまともなアマチュア作家向けの小説投稿サイトを作ってほしい。ホラーとかミステリーとか、青春とかファンタジー以外の小説が読める環境がどうしてもほしい……。
かつて私は、三谷幸喜が好きだった。
その飄々としててちょっとネガティブで、でも面白いものを書くことに真剣な、三谷幸喜とその作品が好きだった。
「王様のレストラン」のお洒落さとユーモア。「古畑任三郎」のイヤミス的ブラックさと程良いミステリー感。大河ドラマ「新選組!」の熱い青春ストーリー。
「恐れを知らぬ川上音二郎一座」は綱渡りのような舞台にずっとハラハラするのに爽やかだった。
「おのれナポレオン」は舞台をフルに生かしていて観客ごとナポレオンの思惑に巻き込まれるような感覚を覚えた。
「ありふれた日々」も単行本を買っていた。DVDも揃えていた。
もっともこれくらいのファンなら、にわかに過ぎないだろうということもわかっている。
ところが、近年の作品になるにつれ「あれ?」と思うことが増えた。
「この役者さん、前も似たような役で出てたな……」と思う。
どうにも面白くない。退屈で欠伸が出る。
「清須会議」は開始15分しないうちに睡眠導入用BGMになった。
「真田丸」は「新選組!」に比べて作品から勢いが感じられず、周囲で絶賛されている理由が全くわからなかった。
ちなみに「ギャラクシー街道」は予告から絶望した。もはや語りたくも無い。
私の嗜好が変化したのもあるだろう。
三谷さん自身のプライベートな生活環境の変化が、作風に影響したという事情もあるかもしれない。
いずれにせよ、大好きだったはずのものが次第に受け付けなくなるのは悲しい。決定的な理由、大きな理由も思い付かないから余計に虚しい。
ただ、最近ではいわゆるアンチの意見のほうが納得出来てしまう。
発信者も受信者も歳を重ね考え方が変わっていく以上、仕方のないことなのか。
ところが先日、某局で二時間ドラマ枠で「君たちがいて僕がいる」が再放送されていた。
なお、若かりし日の渡辺謙と石黒賢がメインキャスト(この二人が今も第一線で活躍している時点で凄い)。
期待はしていなかったが三谷作品の中では見たことが無かったので一応と思って録画し、暇だった今日の午後に見ることにした。
面白かった。
二時間ドラマなのに人は死なず、ミステリーもサスペンスもお色気も無い。
もちろん特別予算をかけたようなシーンも無く、舞台の大半は地方の商店街と駅前で画面は至って地味だ。
ほとんどが渡辺謙の軽妙な実演販売トークと石黒賢の執念めいた奮闘で成り立っている。
ネタバレは避けるが、「衝撃のラスト」なんていう安っぽい展開も無い。
でも、面白いのだ。
テンポの良い会話が疲れた心に心地良い。染み入る人情が胸に刺さる。
くすっと笑った所で、はっとした。
私がかつて三谷作品に求めていた、そして今も求めている、あたたかな笑いがそこにあった。
新作映画の公開に向けてテレビに露出されることも最近また増えたが、私はその度にチャンネルを変える。
それでも多分、これからも私は、少なくとも過去の三谷作品についてはことあるごとに見続けると思う。
名作は廃れない。
新作の「記憶にございません!」はどうだろう。
面白い、と思えない可能性が怖くて映画館に行くのを躊躇う映画など、正直私にとっては三谷作品くらいかもしれない。
しかし、「君たちがいて僕がいる」を見たことで少し気持ちが揺らいだ。
……あと10日ほど、迷ってみようかな。
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朝晩は冷えるようになって、ああ今年の夏も何もせずに終わっちゃったなあと思う。結局毎日昼過ぎまで寝て、クーラーの効いた部屋でダラダラとスマホを眺める。それだけで一日が終わるのもなんだかなーと思って惰性で出かける時は夜。完全に社会に適応できない。
Twitterの垢消しをした。諸々の事情で、全部のアカウントを消すことはできなかったんだけど、メンタルが死んでいる原因になったアカウントを消した。すっきりした。できれば表活動をしているアカウント全部消して身内垢に引きこもりたいけど、それをやると後々苦しむのは自分だからやめた。それができないから、今苦しいってのもあるけど。
結局わたしみたいなやつは誰とも関わらない方が自分も相手も傷つかずに済むんだなって感じ。一生ROM専でいいや。
子供の頃ってなんだか生きていたらそのうち何かしらを成すことはできるって思ってたけど、案外自分なんて大したものではないのだ。日本人だけでもウン万人いる中で、例えば全国に名の知れてる人なんてほんの一握りだ。全国誰でもじゃなくても、ミステリー小説が好きな人にはとか、漫画好きな人にはとか、そういう一界隈に名の知れてる人にしたって少ない。
結局大きな理想を掲げないことって省エネに生きる上ですごく大事だ。もちろん大きな理想を掲げて、それに向かって努力して、叶ったならすごい人だし、叶わなくても心が折れない人は「努力できた」という点がすごい。
わたしみたいなのは努力もできないし、目標作って達成できなかったら一生引きずるレベルで心が折れる。だからゆるく底辺で生きてた方が楽だなあと思うのだ。
絵や漫画と違って文章なんかに個性ないから字書きは消えればいいのに、みたいな話を見て、悲しいことに腑に落ちてしまった。すごい文豪とかガチの小説家さんは、確かにその人っぽい文体を持っているし、それが好きだなあとか思う。
けど結局2次小説ってそんなもんだよな、ってなんか、納得しちゃって。結局何も残せないならやっても意味ないなって。わたしは勝手に思っちゃった。
しばらく書くことから離れようと思う。疲れた。1次2次に関わらず創作界隈に疲れちゃった。
来年の夏はもう少しマシな夏になるといいな。
たぶんこんな感じなのだろうと思うわ。
今そんな感じで急いで書いているところよ。
先にイッテQが行ってた国じゃないって、
こういう意味でも先取りしないとって意味では新しみに欠けるかも知れないけど、
餃子美味しそうだったわよ。
いよいよ最終回と言わんばかりの
さぞすごいミステリーに溢れると思ったんだけど、
やっぱりスーパーミステリーハンターって言いたかっただけなんだわ。
そんなことより、
私は午前中に色々なことをやらなければいけないのよね。
お休みの日はあっと言う間、
盆休みが楽しみだわ。
でもまたどこも渋滞で、
旅慣れた人が言う台詞でやっぱり家が一番!なんて旅慣れた感じで言ってみたいところよね
でもさ、
複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れさまざまな謎や疑問を徹底的に究明する番組だとか、
そういった謎に挑む番組を足して割ったら、
なんの番組だったのかしらって、
それぞれの良さが際立たない年末のテレビチャンネルになってしまいそうなので、
別々の曲がそうやってなんて言うのかしら
面白いのができそうなんだけど、
私の好きなフレーズ!
明日は明日の風が吹くって言うけど
まあ今年の汚れは今年の内でいいんだけど。
うふふ。
でも元気よく行きたいわね!
盆お休み前のパワーを平日に蓄えておかなくっちゃ!
スイカ買えなくて残念よ。
翌日行ったらな直ってたから良かったけど!
おかげでグレープフルーツアンドネーブルのベーシック柑橘ミカン系ウォーラーね。
部屋の中でも気温が高くなるから
しっかり空調効かせて水分も補給しちゃってね!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
ちょっとざわついてるわよ。
いや本当に出落ちじゃなきゃいいんだけどと思うわ。
あのさ、
事務所の棚の配置をちょっただけ変えたら
もの凄く空調が効くようになって、
今までなんだったの?って思うぐらいよ。
早くっからそうしておけば良かったんじゃない。
室温がもうこの時期空調をマックスにしても30℃下回ることが無く、
逆に言うと外よりも暑い室内で身を焦がしていたんだけど、
今気温をみたら27℃とかなかなかいい冷えっぷりよ。
外に出た瞬間に溶けてしまいそう気を付けなくちゃ。
気を付けようがないんだけどさ。
それくらい気合い入れて外に出なくちゃいけないのよね。
もう外すでに暑し35℃を超えてたわ。
やっぱり暑いみたい。
昨日さ珍しく帰り道ルービーでも飲んで帰ろうかと思ったのよね。
結局はいつも行くみかんの花咲く丘公園駅前の焼き鳥屋さんにしちゃいました。
相変わらずらっしゃいって座ったら頼まなくてもルービーと焼き鳥串盛り合わせね!って目配せしてくれて
うんと頷くとまずすぐさま出てくる気合いの入った氷ついて冷えたグラスで出てくるルービー!
付きだしの小鉢もおしゃれで美味しいのよ。
いちいち美味しいの!毎回!
そんなには長居はしないので、
ちょっと2~3杯飲んで、
夏ゴーヤ食べなきゃって思ったので、
まずはゴーヤをハントしてこなくっちゃ!
でもやっぱり夏の疲れはこうやってルービーで流し込むのが最高よね!
うふふ。
ふわっとタマゴと一緒になって口の中で溶けていく感じ。
赤紫蘇ジュースを頂いたのでそれを炭酸で割ってミントを乗せたら
甘さ控えめなのが嬉しいわ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
見返りを求めない友情を象徴する台詞としてコレ以上のものってあります?ありますね。「友情は見返りを求めない」が1位で、これは2位ですね。流石に。でも1位タイと言ってもよくないですか?エロゲの感想が最高の友情の話とか、なんでこうなるんですかね。このシーンも大好きなんですけど、このちょっと前の霧がブチ切れてる横でミキミキがそれをなだめてるシーンも大好き。1位タイ。自分の生き様を全力で叱ってくれる誰か+全力で認めてくれる誰かが同時にいるんですよ?理解できないけど凄い大切だから放っておいてくれない人と、理解できるから放って置いてくれる人が同時にですよ。最高すぎませんか?それを見て、「自分も早くコレになりたい」で心が溢れました。同時にね、たとえ偶然だとしても自分のなりたすぎる何かを描写してくれる作品がこの世界にあることに救われましたよ。自分、この世界に存在しうる存在だったんだって。自分の群青はせいぜい10あるかどうかでしょうけど、それでも凄い救われましたよ。
自分、ミステリーの信用できない語り手って嫌いなんですよ。あれやられると本まるごとが作者からの挑戦状になってしまって。小説としての側面が隅に追いやられる気がして。自分がミステリーを読む時は、別に公務員試験やSPIテストに出てくるような論理パズルがしたいわけじゃなくて、人が死ぬ小説が読みたいときなんです。だからミステリーの叙述トリックってのがどうも駄目で。でもね、ミステリー以外の題材の叙述トリックは大好きです。作者が送ってくる挑戦状なくて、あくまでエンタメとしてギミックを入れてくるなら。世界がグルっと一回転するあの感覚、世界を映すカメラの後ろにもまだ世界が広がってることに気付かされた途端の、作品世界の膨張、ビッグバン。映画だとファイトクラブなんて良いよね。作中にずっと描写されていたはずのものに二重の意味が生まれる瞬間に、作品全体が持っていた情報量が倍率ドンで増えていく。アハ体験。この手を貸してくれるシーンはその中でもエロゲ中最上位。これの良い所はさ、こっから大逆転が始まることなんだよね。そして、大逆転の布石は既に打たれている。自分がミステリーの叙述トリックが嫌いなのって「だから何?」って気分になる所なんだけど、このシーンは違って、勝率0%が1%に変わる瞬間のキラメキがある。ストーリー的にめっちゃ意味がある。そもそも単純にこっから大逆転みたいなの全部好きなんだよね。村正と正式に帯刀の儀を結ぶシーンも好きだし、素晴らしき日々でヒーロー登場の演出かまされる所とか。意味のあるエロゲの叙述トリックといえば、KANONなんてまさにそうなんだけど、あっちは逆転パワーが弱いからそこまで盛り上がらなかったなあ。主人公のやってることが酷いから仕方ないね。そういや始めたやったエロゲがKANONだったわ。
厳密にはシーンじゃなくて歌詞なんだけど、それぞれのプレイヤーがこの歌詞の意味を理解した瞬間がまさにエロゲ史に残る名シーン。なんというか、エロゲがチューリングテストを越えた瞬間と言うかね(表現が根本的に間違っている可能性があるのは理解してます)。プレイヤーとキャラクターの疑似恋愛関係をここまで剥き出しにするのかっていうね。そもそも人間の意識なんてものは生存競争を生き残れた遺伝子がたまたま進化の過程で獲得していったセンサーシステムの幻影に過ぎない所があるしなー、とか、そういう小難しい事をプレイヤーに考えさせるようなゲームジャンルが確立された瞬間だと思うのよ。そういうことが出来るかも知れない不思議な可能性の塊に僕らは夢を満たし、それを遊ぶ自分たちを特別だと勘違いしてきたその始発駅の一つだと思うんだ。凄いよね。これが18年前にはもうあったんだよ。エロゲ凄いよね。可能性の塊だった。自分達が今でもエロゲの話で盛り上がるのに、最近のエロゲについて詳しくないのは、可能性の背中を追っていたからなんだろうね。時代がいつの間にかエロゲに追いついてみたらコイツとっくにバテてねと気づいちゃったというかね。でもさ、そういう突然の爆発力を見せてくれるようなコンテンツがオタクの歴史の中にあったのはいいよね。別にどのコミュニティから生まれてもいいけどね。やっぱさ、未来に可能性を感じたいじゃん?それが燃料をあっという間に使い切るようなロケット推進だとしてもさ
(以下省略)
戦争を描く創作物は面白い。だからこそ世界中いたるところで、戦争を題材にした小説が、ゲームが、マンガが、アニメが、映画が今でも多く作られている。
なぜならば戦争には創作における題材が多く含まれているからだ。英雄譚があり、仲間との絆があり、裏切りがあり、決死の作戦からの生還があり、陰謀があり、救出作戦があり、戦場で生まれる愛もある。
そして何よりも死がある。
『生と死』という題材ほど人の興味を引きつける題材はなかなか無い。戦争を題材にして生と死が扱われるのは、ケータイ小説ではやたらと恋人が病死することになり、ヴァン・ダインが「長編ミステリー小説には死体が絶対に必要である。殺人より軽い犯罪では読者の興味を持続できない」と『二十則』の中で述べたのと根は一緒である。
むろん、私も軍オタの端くれとして、戦争における『ロクでもない話』の十や二十は知っている。だが一方で、そのようなロクでもない部分を含めて戦争について知るのは面白いし、ロクでもない部分を知っていてもなお戦争コンテンツは面白い。
だからファンは戦争コンテンツを楽しんでいるし、創作する側も ─意識的な無意識かは別にして─ 戦争を描きたがる人は多い。
そのような作家の“業”にある程度自覚があったのか。かのスタンレー・キューブリック(※言うまでもなくフルメタル・ジャケットの監督である)は言ったという。