はてなキーワード: データ通信とは
在宅が多く、自宅ではwi-fiでつなぐためデータ量をいつもほぼ使わないのでdocomoのギガライトにしており、1G~5Gまでステージに分かれていて基本料金がステップアップしていく契約なのだが、普段ほとんど1Gの範疇におさまっていた。
先日時間がある時に、PCに繋いでitunesでバージョンアップをした。待っている間同じPCでyoutubeを見ていたら、一度PCが固まったようになったんだが、再読み込みしたらすぐなおった。最新になったiphoneを改めて見てみると、普段たまに迷惑メールが来る程度のキャリアメールにメールが11通も届いていた。不審に思って確認してみると、domcomoからの「まもなく次のステップに入ります」というメールが数分おきに入っており、最後は「データ量が上限に達したので低速になっている。解除するには課金が必要」という旨のものだった。
何故かわからないがアップデート中にwi-fiが切れて自動的にモバイルデータ通信でアップデートを行っていたらしいのだ。
ちなみに普段自宅で使用していてネットが切れる、wi-fiが途切れるということはほぼない。
3月に入って数日ですでにデータ量を使い果たし、普段なら1歩も入らない高額課金のところをぶっちぎっていたことにすごいショックを受けた。
結局、以前から検討していたahamoにこの時点で切り替えることにして、その手続きが終わって確認すると、今月の料金はギガライト全データ使い切った分支払うけど今月あと20G使えますという状態になった。
ネットで軽く同じようになった人がいないか検索してみてもあまり共感できるものがなかったので増田に書いてみる。これって俺が何か悪かったんだろうか?
Z世代が人の家に行ったときにまずすることといえばWiーFiを繋ぐことである。これはその家の主から切り出すのが基本だが、待てない奴は自分から「WiーFiどれ?」とネットワーク選択画面を開きながら聞いてくるものである。
しかしその友達は5回以上我が家を訪れているにもかかわらず、一向に繋ぎたい様子を見せることはなく、なんだったらある時はYouTubeでちいかわのアニメを見てケラケラと笑っている有り様だった。こんなしょうもないことで貴重なデータ通信量を消費していいのかと心配になり、WiーFi繋げる?と聞いたが、大丈夫!と返された。
昨日、意を決して聞いてみた。なんでうちのWiーFi頑なに繋げないの?と。
そういうのがあるのか!
この友達というのは親が病院をやっていて実家が太いため、ちいかわの件では自分は心の中で、こいつは月に20GBぐらい契約しているから余裕があるのだろう、と思っていた。そこが想像力の限界で、とはいえWiーFiを繋げるに越したことはないだろう、と思っていた。
しかしそんなことはなかった。スマホにWiーFiを繋げなくてもいい世界というのがあったのだ。我が家のNURO光を接続するよりも四方を駆け巡る5G電波を拾ったほうが快適ということである。
俺はこの一件から、現代っ子の育ちの違いはWiーFiに対する価値観で測れる部分があると考えた。
中流家庭は格安SIMの月1桁GBでしのいでいるためすぐ「低速かかった」とか言うし、人の家に行ったらまずWiーFiを繋げにかかる。
ちょっと階級が上がると月2桁GBに契約していたり特定のサービスの通信量は加算されないプランに契約しているため人の家に上がっても相手から切り出されるまで別にWiーFiを繋げなくてもいいやという顔をするし、低速かかった、なんてことは言わない。
上流家庭は使い放題プランである。この層は平気で外でYouTubeやTikTokを視聴し、インスタライブを行い、動画のストーリーを躊躇なく投稿する。
下層階級はどうか。彼らはよくわからないSIMと契約し、そこらへんの怪しいフリーWiーFiを拾っている。動作のもったりしたイヤホンジャック付きのよくわからないAndroid端末で読み込みの遅い画面を眺めている。
昔は人の家庭の経済状況を測るには子の礼儀作法を見ていたようだが、令和のそれはWiーFiに現れる。
「わが子から育ちの良さをにじみ出させたい!」と思っている親御さんは心に留めておくといいだろう。そして使い放題プランを契約しよう。それができないのであれば、残念ながらその家庭からはにじみ出るものはないということである。
2022年ももうすぐ終わり。今年は個人的には1ヶ月間ほど入院してたので残念ながら成果物は少なめ。
その代わりに、入院に際して必要だったものなどを挙げておきたいと思う。将来入院する誰かの役に立てれば幸い。
入院するにあたっては「保証人」を求められるけれども、自分にはそんな人は居ない。以前であれば自分のような人間は治療を拒絶されていただろうが、数年ほど前に厚労省が「身寄りがない人の入院及び医療に係る意思決定が困難な人への支援に関するガイドライン」を発表したことで、治療が受けられるようになった。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/miyorinonaihitohenotaiou.html
> 今の技術だったら簡単にスマホとカメラで通信して同期がとれるんだから、
この前提が間違っていて、簡単に同期なんて取れない。Wifiによるデータ通信は電気を消費し熱も出すしBluetoothであれば通信速度が足りない。実際、スマホと連動するカメラだって何機種も出たし、現在のハイエンドカメラはすべてスマホと連動する機能が付いている。しかし、電力消費と通信速度のバランスが難しく、同一機種内で高速に接続される内蔵カメラにどうあがいても勝てない。また、現在のスマホはAIチップ等も搭載しており、カメラ単体で高画質な映像を作り出しているのではなく、スマホ側での高度なポストプロセスによって一眼並みの高画質な画像を作り出している。
直近でPCのUSB-Cポートが全然足りないから調べてたんだが、ほぼ存在しないといっていいレベルで見つからない。
海外でも碌に見つからない。聞いたこともないブランドの怪しい製品がいくつか見つかっただけだ。
USB-Cが世に出て何年も経つのになんでこんな惨状なのかちょっと考えてみた。
USB-Cにはうんざりするほどの企業の欲望が詰まっている。セットで導入されがちなUSB-PDも同じだ。
様々な機器メーカーの要求をごった煮にしてしまってるのでスペックはオプションも含めて膨大な規模になっている。
18Wと240Wの給電ポートの口を共通化するなんて愚の骨頂としか思えないが、そういうことになっている。
alt modeのディスプレイ信号も、電源供給も、データ通信レートも、群がる亡者の欲望を可能な限り詰め込んでしまっている。
個人的にはalt modeもUSB-PDも不要で単なるUSB-Cポート増やす機能さえあればいいんだが、オプション機能がないとそれが
「商品としてのマイナスポイント」になる。下らねぇ話だが、そう見えてしまうのは仕方ない。
「ディスプレイとPCをUSB-Cケーブル一本で繋げる」とか「すべての機器の充電ケーブル統一」といった見栄えのする機能は高値で売れるので
機器メーカーとして単なるバカHUBを作る動機が無いんだろう。
ポート数を増やしても大元のPCとつなぐ部分の帯域には限度があるから、通信速度も遅くなるし、電源やディスプレイ信号も処理が面倒だろう。
何でもかんでも規格に詰め込んだ結果、基本機能だけの製品が生まれづらくなっているんだろう。
笑える。
ガチでクソ規格だよ。
https://anond.hatelabo.jp/20220214164030
まず真っ先に出てくるのがスマートグラス
Googleがしっかり投資してインチキムービー作ってまで頑張ったけど無理でした
EPSONが頑張って出してくれてるしHololensとか工場系で使われてる(らしい)けど
5Gには2種類あって5GHz帯周辺を使うSub6と、30GHzとかのミリ波帯を使うmmWaveがある
このミリ波帯は高速通信可能なことが知られていてWiFiにも規格がある(IEEE 802.11ad)
ところが指向性が強いし遮蔽されると通信できないとかで全然使い物にならない
ビームサーチ技術とか使うと指向性は大丈夫になるんだけど、遮蔽はどうしようもないのでほとんど採用されず
5Gで10Gbps越え!とか言ってるのはmmWave使った場合なので騙されないように
IEEE802.11adの話が出たので、IEEE802.11aiの話。
これが何者かっていうと、WiFiの接続時間を無茶苦茶短縮できる技術。
WiFiって繋がるまでに結構時間がかかる(といっても数秒)んだが、それを0.1秒ぐらいにしてくれる。
そうすると隣のWiFiに移動しても途切れずに通信できたりするのがメリットなんだけど
あんまりそういうシチュエーションが無い、というか家庭とオフィス以外でWiFiがそもそも使い物にならないからね
こんな感じで802.11系を調べると来なかった技術の宝庫です
SDカードのデータ通信速度が遅くて特にカメラ業界はイライラしてて
読み取り端子を二段構えにしたUHS-IIという規格を作成
一部の高級志向カメラには搭載されたし下位互換性もあるから流行るかな?って思ったが
その手のカメラはXQDとかCFExpressに流れてしまった
まぁ細々と生きてはいる?のかな?
そもそもSDカードの抜き差しがめんどくさいんじゃ!ということで無線通信可能なカメラとかが出現。
TransferJet対応のSDカードとかも出てきて盛り上がるか?と思ったが、流行らず
そもそも高級志向カメラの人達は撮り終わったら家に帰ってゆっくり現像なので、無線でやるメリットがほとんど無いんだよね
と思ったあなたは間違えてないが、実はETC2.0の構想としてはその辺の駐車場でも使えるようにする予定だった
駐車場でETCが使えたらこの上なく便利で仕方がないサービスのような気がするのだが導入が進んでないのはやっぱりコストが高いのかな?
まぁ、承認も何もなしにいきなり「駐車料金は3000円でした」とか言われても困るけど、結局は払うんだから導入してほしい
でもそうなると駐車券処理とか面倒になりそうだからやっぱ無理なのかな
ちなみに駐車場の最近の流行は「ノーガード戦法」のようで、ゲートも何も無く、車両をカメラで撮って、酷い違反があれば後から追いかける、らしいです
だって、導入するイニシャル・ランニングのコストよりバイト雇った方が圧倒的に安いんだもの・・・
しょうもないといったらそれで食ってる人たちに失礼だけど、正直しょうもないと思ってしまう
堅実なサービスでワンプライスとかだと、訴求しにくいのかもしれんな
目新しい何かで注目を集めるためにプライシングをいじるしかない
回線が物理的な土管(比喩)であり価格変動がない以上、そうなるのだろう
しかしその先にあるのは、客を煙にまいて利益を増やすゴールである
反社はいいすぎだが、反社的なビジネスになりやすいというのが結論である
月3400円からのネット回線「So-net 光 minico」、速度を抑えて低価格を実現した縛りなしのIPoE専用新料金プラン
So-net 光の新プランとして提供される「So-net 光 minico」
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、NTT東西のフレッツ光網を利用した光コラボレーションモデル「So-net 光」の新料金プラン「So-net 光 minico」を2月1日より提供する。
リーズナブルな価格で提供される点が大きな特徴で、月額料金は集合住宅向けが3400円、戸建て向けが4500円。いずれも既存プラン「So-net 光 プラス」と比べて1500円以上、他社のプランと比較しても1000円ほど安価となる。
専用設計のネットワークを利用することで、集合住宅3400円、戸建4500円の低価格を実現
定期規約や最低利用期間の設定がなく、縛りや違約金のないシンプルな内容で提供される。So-net 光 minicoの具体的な内容は、以下にまとめた通りだ。
月額料金 戸建住宅:4500円
集合住宅:3400円
割賦回数:36回
月々の割賦金額:762円(1ヶ月目990円)
定期契約期間 なし
違約金 なし
So-net 光 minicoは、オプションサービスなどを省いたシンプルな内容にするとともに、So-net 光の標準ネットワークとは異なる、本サービス専用として設計したネットワークを利用して提供することで低価格化を実現しているわけだ。
なお、セキュリティサービスや光電話サービス(So-net 光 電話)、地デジ再送信サービス(So-net 光 テレビ)などのオプションサービスは、追加で申し込めば利用可能だ。
minicoで利用される専用ネットワークがどういったものなのかは不明だが、通信が混雑しない時間帯は、ほかのプランと同等の速度で利用できるのに対し、混雑する時間帯ではほかのプランよりも通信速度が遅くなる場合があるという。
混雑時の具体的な通信速度は、ベストエフォート方式ということもあって非公開となるが、動画配信サービスであればHD画質の動画は厳しいが、最低でも標準画質の動画は問題なく視聴できる程度の速度は得られるよう最適化しているそうだ。
最大1Gbpsのベストエフォート方式で、通常時は他プランと同等の速度となるが、混雑時には他プランより低速になる場合がある
このように、混雑時に速度が遅くなる可能性がある点に対応するため、So-net 光 minicoでは、混雑時でも高速なデータ通信が行える専用のオプションサービス「さくさくスイッチ(ワンデー)」が提供される。こちらは1回220円の追加サービスで、前日23時59分までに申し込むことで、翌日は約24時間、広帯域のネットワークを利用した高速通信が行えるようになる。
混雑する時間帯でも高速な通信が行えるオプションサービス「さくさくスイッチ(ワンデー)」を提供
さくさくスイッチ(ワンデー)の詳細
さくさくスイッチ(ワンデー)を契約すれば、翌日から約24時間の間広帯域ネットワーク経由での高速通信が行える
このほか、So-net 光 minicoへの新規申込者に対し、2種類の特典が用意される。1つは、工事費が実質無料となり、月額利用料から初月990円、2~36カ月目726円が割引となる。
もう1つは、IPv6 IPoE接続対応のWi-Fiルーターを、通常月額550円のところ永年無料で貸し出すというもの。提供されるのは、Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)の2×2と、メッシュWi-Fiに対応するNECプラットフォームズ製のモデルになるという。
新規契約者向けに、工事費の実質無料と、IPv6 IPoE接続対応のWi-Fiルーターを永年無料で貸し出す2種類の特典を用意
コロナ禍による生活様式の変化や顧客ニーズの変化に対応するために用意
今回、So-net 光 minicoを提供する背景には、通信業界をとりまく環境や顧客ニーズの変化への対応があるという。
近年、コロナ禍もあって通信業界を取り巻く環境や顧客ニーズが大きく変化している
コロナ禍によってテレワーク需要が高まったことや、通信に同業界でMNOが安価な新プランを提供するようになったことで、固定インターネット回線に対する需要が大きく変化してきた。
一方でユーザーも多様な価値観を求めるようになり、必要なものにだけコストをかけたいと思ったり、主にスマートフォンでインターネットを利用する層も増えている。
ただ、自宅で利用しているインターネット回線についてのアンケートを見ると、速度について満足度が最も高いのは超高速FTTH利用者だった一方で、速度の遅い接続サービスでも満足度は50%を超えるものが多く、ユーザーの目的に合致していれば、速度は直接不満の要因にはならないと考えられるとのこと。これが、こうしたニーズに合致した低価格なプランの提供につながった。
高速FTTHよりも遅い通信サービス利用者でも速度満足度が50%を超えるものが多く、回線速度がユーザーの用途に合致していれば、速度が直接的な不満にはならないとの調査結果が今回の新プランにつながっている
So-net 光 minicoの想定ユーザー層としては、日常的に高速大容量通信を必要とせず、価格を抑えつつ光回線を使いたい単身世代がターゲットだという。
こうした単身世帯は、現在では全世帯の3割ほどを占め、今後さらに増加していくことが予想されるが、こうしたユーザーに最適なインターネットサービスがなかったことも、導入の大きな要因になったという。
現在、全世帯の約3割を占め、今後さらに増加していくと予想されている単身世帯がターゲット
あわせて、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する「NURO 光」との棲み分けについては「利用者に多くの選択肢を用意することで、自分に合ったサービスを選択してもらいたい」とのこと。
なお、現在So-net 光(光コラボレーションモデル)を契約しているユーザーが、契約期間を残した状態でSo-net 光 minicoにプラン変更することはできない。ただ、今後ユーザーのニーズを見つつ、光コラボレーションモデル内でのプラン変更ができないか、検討したいとした。
2021年8月から提供が始まったhome 5Gは、「ドコモがついにホームルーターに参入するのか……」という感慨はもちろんですが、提供条件面でもいろいろとインパクトがありました。
まず、ホームルーターということもあり、月間のデータ通信容量には制限が設けられていません。ただし、これは一般の5G端末(スマートフォン、タブレットやモバイルルーター)向けの料金プラン「5Gギガホ プレミア」も同様なので、この点にはインパクトはありません。
では何がインパクトが強かったのかというと、1つは届け出た設置住所(場所)以外での利用を禁止したことです。これはドコモの個人向けモバイル通信サービスでは初めて設けられた制限で、別の場所で使いたい場合は事前にMy docomo(Web)などで設置住所を変更する必要があります。変更回数は「1カ月に1回まで」なので、持ち運んで使うことは事実上できません。
光ファイバーなど、物理的な通信ケーブルを屋内に引き込む固定ブロードバンドインターネットサービスとは異なり、モバイル通信には“移動して使える”というメリットがあります。本来であれば、ケーブルの長さなどを気にせずにどこにでも置けて、帰省や出張時などにも持ち運べるというメリットを享受できるはずです。
home 5Gは、そのメリットを積極的に放棄したということになります。
この“移動できない”ことの理由が、もう1つのインパクトにつながります。home 5Gでは端末購入による月額料金の割引「月々サポート」が復活したのです。home 5G専用端末である「home 5G HR01」の場合は、1100円(税込み)×36回の割引が設定されており、ドコモオンラインショップでの販売価格は「実質0円」となります(端末販売価格が36回の割引で相殺できる)。さらに一部の販売店では、月々サポートとは別に独自の割引を追加で行っています。
本来、現行の電気通信事業法では、大手通信事業者と一定の条件を満たすMVNOにおいて、回線契約とひも付く端末購入時に供与できる利益(割引やキャッシュバックなど)は2万円(税別)を上限としています。この際に「回線の継続利用」を条件とする割引は禁止されているため、月額料金の割引もできません。
しかし、home 5Gは特定の場所でのみ利用できる(=移動できない)ようにすることで現行法の規制を“回避”しているのです。
ホームルーター市場から距離を置いていたドコモが参入したことはもちろんですが、あえて移動できないようにすることで2万円(税別)を超える利益提供を可能としたことは、筆者としては本当に衝撃的でした。
WiMAX 2+では、ホームルーター向けのプランでも利用する場所の制限は特にありません。WiMAX+5Gでも、UQはこの点において同様です。ところが、auのホームルーターは、最終的に利用できる場所に制限を設けることになります。
当初、auの「ホームルータープラン 5G」にはこのような制限を設ける予定はなく、対応端末(Speed Wi-Fi HOME 5G L11)もauとUQで同時発売される予定でした。しかし、auはL11の発売日を延期し、同プランの提供も延期されてしまいました。
延期後の発売予定日は「7月中旬以降」となり、最終的には8月6日まで延期されることになります。8月6日、L11の発売と同時にホームルータープラン 5Gの提供も始まりましたが、以下の通り提供条件が変わっています。
・月額料金を5458円から5170円に値下げ
・プラスエリアモードの月間通信容量を15GBから30GBに変更
UQがL11を予定通りに発売した一方で、auが発売を延期した背景にはドコモのhome 5Gに対抗をせざるを得なくなったことがあると思われます。月額料金を始めとする価格設定や提供条件を考え直すのに、ある程度の時間が必要だったのでしょう。
改めて発表されたホームルータープラン 5Gに届け出住所以外での利用を禁止する条件が課されたことは、「home 5Gへの対抗で遅れた」ということの裏付けの1つでしょう。これで、home 5Gと同様に法令による利益提供の制限の対象外になりますから……。
「SoftBank Air」は契約解除料を撤廃 しかし“強気”な面も
ドコモがhome 5Gの提供を開始してからおよそ半月後、ホームルーターの先駆け的存在であるソフトバンクも対抗策を打ち出しました。9月15日からスタンドアロン構成の5Gネットワークでの通信にも対応する「Air 4G/5G共通プラン」の提供を開始したのです。
新プランでは定期契約が撤廃されています。5G対応の新型ホームルーター「Airターミナル 5」も、36カ月間(3年間)使えば「月月割」によって実質0円となります。この辺は、home 5Gへの対抗策といえるでしょう。
しかし、よくよく見てみると、Airターミナル 5の販売価格(分割払い時は支払総額)は7万1280円と、home 5Gやau/UQのホームルーターと比べると“高価”です。高層建造物の11階以上、あるいは高層建造物の周辺にある場所での利用を希望すると申し込めない(契約を継続できない)ことがあります。月月割が適用される期間内に解約すると、ドコモやau/UQのホームルーターと比べると“損”が大きく出やすいので注意しましょう。
なお、他のサービスにはない特色として、SoftBank Airには無線式の固定電話サービス「おうちのでんわ」とのセット割も用意されています。ソフトバンクの携帯電話を契約していて、おうちのでんわも利用しているという人は、かなりおトクに使えるサービスではあります。
ソニービズネットワークス株式会社(以下、ソニービズネットワークス)が展開している法人向けICTソリューション『NURO Biz』。
その中のインターネット接続サービス『NUROアクセス スタンダード』は低価格ながら、「下り最大2Gbps」「上り下り最低10Mbps以上の帯域を確保した帯域確保型回線」であり、新しい生活様式(ニューノーマル)にも対応した、クラウド時代に最適な接続サービスとして注目を集め続けています。
今回は、「安くて速い」を高いレベルで両立させる『NUROアクセス』をはじめとして、クラウドサービスやAI製品を取り入れ、現代のビジネスを多方面からサポートする『NURO Biz』の魅力、さらには業界のトップランナーとして目指すことについて、ソニービズネットワークスの渡邉大樹氏に伺いました。
――はじめに『NUROアクセス』が、どんなサービスかを教えてください。
渡邉:端的にいうと、「法人向けのインターネット接続サービス」です。光回線サービスとして、最大通信速度下り最大2Gbps、上り最大1Gbpsを実現しています。大きくわけて、エントリー、スタンダード、プレミアム、NEXT 10Gの4つのプランがあり、エントリー以外のプランは固定IPが1つ標準でついていることも特長です。
もっとも選ばれているのは「スタンダードプラン」で、ベストエフォート型ではなく、上り下り10Mbps以上の帯域が確保され、さらに下限値も保証された「帯域確保型回線」であることがアピールポイントになっています。
――『NUROアクセス』は法人にとってたいへん魅力的だと思います。では、『NURO 光』といった個人向けと法人向けの回線の違いを教えてください。
渡邉:回線速度は両者とも「下り最大2Gbps / 上り最大1Gbps」なのですが、法人向けの回線には個人向けの回線にはない帯域確保やSLA(Service Level Agreement)があり、サポート体制もより充実しています。つまり、個人向けの回線以上に”安定した稼働”を保証しています。
また、ONU(回線終端装置)にも違いがあります。個人向け回線の『NURO 光』の場合はONUにルーター機能が付与されており、ブリッジモードにできないようになっています。しかし、法人向けの『NUROアクセス』ではONUがブリッジモードになっているので、ご提供するルーターのスペックに左右されることなく、回線速度を最大限に活用いただけるメリットがあります。
――やはり、法人回線の方が、遅くなったら困る、落ちて困るといった場面を作らないよう準備がされているのですね。
渡邉:そこは万全を尽くしています。インターネット回線の世界では、実は「下限値の速度を担保する」ということに最もコストがかかります。コンシューマー向けだと、「最大何Gbps」等の広告が展開されていますが、そういったことよりも下限値をしっかり確保することが、ビジネスの世界では特に重要だと考えられています。
例えば、事務所でインターネットを利用していると、通信速度は速いことが当たり前で、利用者の皆さんは何も気にしていないと思います。しかし、速度が低下して1Mbpsを下回ったりすると、おそらく利用者は速度の低下に気づきますし、仕事にも影響が出てきます。
そういう意味でいうと、上り下り最低10Mbps以上の帯域確保ができるのは、『NUROアクセス 』の一番のウリだと思っています。
タンダードプランは10Mbps確保、プレミアムプランは30Mbps以上の保証
――法人が『NUROアクセス』を利用するには、どんなプロセスが必要ですか?
渡邉:まずお申し込みいただいて、その後に下見・工事…というのが基本的な流れです。関東では平時で1~2ヶ月、それ以外のエリアに関しては、3~4ヶ月を標準納期とさせていただいています。ただ現在は、社会情勢もあって『NUROアクセス』へのお問い合わせを多くいただいており、申し訳ないのですが標準納期より時間がかかってしまうケースもあります。
最新の状況を確認するためにも、まずは弊社担当者にお問い合わせいただければと思います。
――『NUROアクセス』の他の強み、アピールポイントも教えていただけますか?
渡邉:面白いところは、スタンダード、プレミアムプランではONU(回線終端装置)までは下り最大2Gbpsで提供し、ONUにて最大1Gbpsの2ポートに分岐しています。この2ポートは物理的にも論理的(IPサブネット)にも分かれているため、「1契約で、使える回線が2本ある」と言えます。
実際、『NUROアクセス』を導入いただいたお客様のケースで多いのは、固定IPアドレスが付与される「LAN1」は業務用として執務スペースで使用し、「LAN2」の方はゲスト用Wi-Fi等として開放するようなケースです。
――障害に強いことが『NUROアクセス』の採用理由になったという事例を拝見しました。耐障害性についてはいかがですか?
渡邉:もちろん、障害についても十分に対策するとともに、お客様サポートにも力を入れています。スタンダードプラン以上では24時間365日対応のオンサイト保守サポートを用意していて、また1社に対して営業担当1人がつくことで、キメ細かいアフターフォローを実現できる体制を整えています。
――『NUROアクセス』は非常に「ローコスト」なことでも話題です。法人向けの高スペックな回線を、これだけ安く提供できる理由を教えてください。
渡邉:2013年4月に法人向けのICTソリューション『NURO Biz』サービスがはじまり、同時に『NUROアクセス』の提供もスタートしました。当初から他社サービスをベンチマークしていたことが、「高品質でローコスト」を実現できた要因だと考えています。最近では、ベストエフォートとギャランティを組み合わせたハイブリッド型のサービスを多く見ますが、『NUROアクセス』はそれらのハイブリッド型のサービスと比較しても、非常にリーズナブルではないでしょうか。
さらに、スペックに関しても、「NUROアクセス スタンダード」については上り下り最低10Mbps以上の帯域確保を行うとともに、速度の平均値を計測し、結果を公表することで、自信をもって回線の品質をお伝えしています。
――速度を公表されている事例は少ないと思います。利用者からすると導入前に「わかる」ことは安心に繋がりますね。
渡邉:実際に、法人のお客様が回線を切り替えることはかなり勇気がいることです。「価格が安くなっても、本当に大丈夫か?速度は出るのか?」と不安に思われるケースも多くあります。そのようなときに平均速度を公開していたり、下限値の保証があったりするのは「かなり参考になる」と、実際にご導入いただいたお客様からも伺っています。
検討時に、定量的なデータに基づいて上申できることも、喜んでいただけているポイントのひとつだと評価しています。
――Webサイトを拝見すると、大学、公共機関、企業と、かなり幅広い業種で採用されています。実際にどのような業界や企業で導入されることが多いのでしょうか?
渡邉:官公庁から大学、企業も、規模でいうとSOHOからエンタープライズまで、幅広くご利用いただいています。あえていうなら、情報通信業が割合としては多く、従業員数では100~300名規模の企業様で導入いただくことが多いです。また、業種や規模によらず、動画コンテンツなどの制作や編集をしているような、データ通信量が多い企業様にご利用いただいています。
――やはり、回線速度に課題を感じている情報通信企業が中心ということですか?
渡邉:基本的にはそうですが、今やすべての業種で、どうしても「インターネット」は必要です。例えば不動産業や自動車販売業では、物件や自動車の写真だけではなく、Webサイトで動画を公開して情報発信をする機会が増えています。今後、どのような業界であっても動画で情報を発信することが主流になっていくので、幅広い業種で回線速度だけでなく、品質も求められる時代になっていくでしょう。
――たしかに。『NUROアクセス』の導入の中心は、やはりリプレイスでしょうか?
渡邉:そうですね。「回線の速度が遅くて困っている」という理由で、当社にご相談をいただくことが一番多いです。
COVID-19の影響でテレワークが増え、Web会議も一般的になりました。しかし回線速度が安定していないと会議が中断してしまいます。Web会議が普及したこと、また安全かつ快適に社内システムを利用するためのインフラ整備という面で、通信回線の重要度が企業の中で一気に高まりつつあるようです。
インターネットのトラフィック量は年々増え続けています。総務省のWebサイトで『情報通信白書』によると、令和元年版では、2018年のデータ量に対して2021年はほぼ2倍になると予測されていました。
出典:世界のトラフィックの推移及び予測(令和元年版『情報通信白書』より)
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/html/nd112110.html
渡邉:その予測がされた次の版では、2019年には爆発的に増大したことが報告されています(令和2年版「情報通信白書」)。
出典:ブロードバンド契約者の総トラフィック(令和2年版『情報通信白書』より)
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/html/nd131110.html
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/pdf/n3100000.pdf
渡邉:新型コロナ禍の時代にあって、多くの人々が業務を「インターネット上で」行うことになり、今後さらにトラフィックが拡大していくことが想定されます。企業も、公共・教育機関もネット回線の速度や品質を再検討し、さらなる高速化や安定化を求める流れになっているのかもしれません。
そんなトラフィックが激増するテレワーク時代でも、『NUROアクセス』なら安定して確実に接続できることは大きなメリットとだと確信しています。
――『NUROアクセス』の導入事例に、ホテルのWi-Fiサービスの強化に取り組まれたことが記されていました。今後は、こういった取り組みも増やしていくのでしょうか?
渡邉:ホテルや、貸会議室といったお客様も最近増えています。出張でホテルに行ったり、会議室に入ったりした時にWi-Fi速度が遅いことは、お客様満足度の低下に繋がってしまいます。ホテルや会議室に限らず、カフェや学校など、公共の場で使えるインターネットへの注目度は上がっていくと考えています。