はてなキーワード: キャンペーンとは
過去のアニメ系献血コラボの画像を見ると、わたてんもいもいももヤマノススメもにじさんじもみんなナース服着てる。(文豪ストレイドッグスの皆さんも白衣を着たり粛々と血を抜かれたりしてる。)
これも女性看護師の性的消費に当たるとか言われそうなものだけどそこまで話題に上らなかった気がする。上ってたらごめん。
設定上看護師ではないキャラクターがわざわざそういう格好をするのは「これは献血キャンペーンですよ」っていうアピールであって、例えば露出高めの恰好でもステージ衣装ならある程度受け入れられるような非日常フィルターが一枚挟まれて、ちょっとくらいのエッチさは見過ごさがれがちなのかなって。
宇崎ちゃんはというとあまりにも普段着過ぎて、現実世界との地続き感が比較的強いから漫画的に強調されたおっぱいがどうしても目に付く、居心地悪く感じるんじゃないかな。
日常風景の中の全裸のおねーちゃんを描いたマネの「草上の昼食」が叩かれて、どう見てももっとエッチな(個人の感想です)カバネルの「ヴィーナスの誕生」は神話だからセーフみたいなやつ。
それと、ナース服着てると、原作を知らなくても「献血キャンペーンのキャラ」として認識できる。そのキャラクターが本来もつ背景設定は無視できる。宇崎ちゃんはいつもの恰好で来ちゃったので原作通りのウザキャラで通すしかなくての煽りセリフになっちゃう。
というような要因もちょっとはあったんじゃないかなと思っただけです。
宇崎ちゃんの他にこれはちょっとエッチじゃない?と思ったのは「俺が好きなのは妹だけど妹じゃないコラボ第2弾」(ナース服じゃないほう)だけど、これクリアファイルとポスターとでキャラの配置が違ってて、ポスターの方がおっぱいが目立たなくなってた。意図的かどうかはしらない。
普段献血に行く人でポスターが嫌いな人 → 献血行ったらポスターがキモかったけどどうせ次は一ヶ月以上先だからキャンペーン終わってる
増田は今日も献血ポスターの話題で溢れているけど、実際の献血センター的には今非常に危機的な状態みたい。
以下は昨日のラブラッドから送られてきたメールの一部。ラブラッドっていうのは、献血を複数回する人向けのサービスで、献血結果をWeb上から見られたり血が足りないときに献血のお願いメールがきたりするサービス。
台風19号の影響により献血血液の安定的な供給に支障を来す恐れがあります。
いつも献血にご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。
この度の台風19号により被災されたみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。
血液センターからみなさまに献血または献血呼びかけのお願いです。
今回の台風により、献血の受け入れにつきましても甚大な影響を受け、献血の受け入れ中止や延期などが神奈川県をはじめ広範囲で発生し、輸血用血液の安定的な供給に支障を来す恐れがある状況です。
輸血を必要としている患者さんが安心して治療が行えるように、どうかみなさまお力を貸していただけないでしょうか。
今献血できる方は、ぜひお近くの献血会場で早急なご協力をお願いいたします。また、ご体調や献血間隔などにより献血できない方は、ご家族やお知り合いなど周りの方に献血を呼びかけていただけると助かります。特に400mL献血A型、O型を必要としています。神奈川県外で献血いただいても力になります。
実際、自分の住んでる神奈川県の献血のHP( https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/kanagawa/index.html )を見に行くと400mlの献血が足りていないことがわかる。
最近は忙しくて3ヶ月くらい献血に行けてなかったけど、今日は少し時間を作って近くの献血センターにいくことにした。
ここ最近はもっぱら成分献血をしていたけど、今日は久しぶりに400mlをお願いされた。
メールを見てかわからないけど、週末の午前中にしては結構人がいたように思う、自分がロビーに居た20分くらいの間にも3〜4人位新規で献血をしに来てた人もいた。
こういっては悪いけど、みんなオタクっぽかったのがちょっと面白かった。
献血をしている人の割合は1:2でやっぱり男性の方が多い。しかし、男性の年齢層は結構高めで40〜50代くらいがボリュームゾーンになってると思う。
実際、ロビーに20〜30代の人は友達とかを誘ってくださいっていうお願いのチラシが貼ってある。
もちろん宇崎ちゃんのポスターも貼ってあった。でもオタク向けポスターはいつでも貼ってあるし度々来てる人はまたかって思ってそう。
前回来たときは私に天使が舞い降りた!のキャンペーン、その前ははたらく細胞だったと思う。
一般人向けや女性向けのキャンペーンもやってるから、男性向けのポスターだけになるとは考えづらいし、最初はポスターやグッズ目当てでも、献血自体に興味を持って続けてくれる人もいるかもしれない。
例の巨乳アニメキャラの献血キャンペーンイラストを擁護してるオタク連中、なにもわかってないなあ。
少しでもセクシーな要素があったら駄目なのか!とかそういう問題じゃないの。
ボディラインが出ているからでもなければ表情がいやらしいからでもない。
それらの要素でもって「女に縁がないキモいオタクが楽しむためにデザインされたであろうものである」という事がギルティなの。
非モテのキモ男を喜ばせるために女の子に水着着せたりポージングさせたりしてる、その動機がダメなんだよ。
そもそも異性愛者の男の性的充足ってのは、そいつが女性が愛でるに値するイケメンでなけりゃ
努力して身なりを整えたり楽しいデートを提供したりプレゼントを捧げたり、必死にアプローチして女性の歓心を惹いて、
女性に利益や喜びをもたらして、それでようやく与えられるべきものなんだよ、本来は。
現実の女ひとり喜ばせられない、それどころか女性にとって視界に入れるのも不快なレベルのキモオタが
非現実的にグラマーな美少女のアニメキャラや若くて胸が大きくて可愛い女の子のイメージを求めるままに供給されて
女性性の表象から安価かつインスタントに性的充足を得てる、だから性的搾取だって言うんだよ。
わかる?
そのためのツールを公的な領域に掲示するな、バカにしてんのかって話。
そんでアニメキャラやグラビアに載ってる女の子と見比べられて、
吐き気がするんだよ。
モフモフ社長( id:shields-pikes )です。
shields-pikes『批判対象の理解が甘すぎて、批判の根拠が主観でしかないのが、非常に残念。そもそもあの表情がは煽り顔で、アヘ顔(性的絶頂の表情)でないことは明白なので、漫画文脈の読解力も低く、無駄に議論を混乱させてる。』
と、このようにブコメにも書きましたが、この人は意見があまりにも拙くて、反論どころかフェミニストの味方を背後から誤射しているレベルです。
https://anond.hatelabo.jp/20191016150214
しかし、作品としての表現が許容されるかどうかと、公共の場に掲示されるべきかどうかは全く別の問題である、という論点はしっかり議論されるべきだと思うので、このまま有耶無耶にしてしまうのはもったいないです。
ということで、論点を整理しつつ、検証してみます。結論から言うと、論点は6と8のみです。
1.漫画作品としての表現と出版の適切さについて → 法令を遵守しているし、全年齢向けとして露骨な性的描写もなく、雑誌や単行本としてもゾーニングされているので全く問題ない。女性を性的に消費している表現は実際のところ存在するので、作品に対する意見や批評の余地はあると思うが。
2.この作品がコラボ企画としてポスターに起用されることについて → 人気漫画なので、グッズがもらえるコラボキャンペーンでそのファン層を献血のターゲットにしたいのだろう。関係各所が問題視していなければ問題ない。ちなみに、セリフ以外のイラストは3巻の表紙の流用である。
3.このキャラクターが起用されることについて → ウザ絡みしてくる後輩の巨乳女性である。胸が非常に大きい点が目立つが、それだけで不適切なわけではない。キャラクター自体が犯罪者や変態性欲者などの公的に不適切な存在というわけではない。
4.このキャラクターがこのセリフで起用されることについて → 原作の世界観とキャラ設定に則ってネタ消費されている。ポスターとしては若干攻めている表現。献血未経験者に対して、上から目線の煽りで多少の毒があるが、ファン向けの話題作りとしては問題ないレベル(そもそも今回はそこが論点ではない)。
5.このキャラクターがこの服装で起用されることについて → 黒のシャツワンピ?もしくはワイシャツ&スカートにエプロン姿。カフェ店員の制服として、特に扇情的な服装ではない。
6.このキャラクターの服装や身体の描き方について → 大きな論点。シワの描き方は一般的で、性的な要素はない。しかし、かなりタイトでピッタリしたサイズ感の着こなしで、胸が大きすぎるのでその部分が強調されているのが気になる。リアリティ描写としては、胸のボタンの間に隙間が出来るはずだが、それをあえて書いていないのはもしかして性的な要素を減らすためかもしれない。そのため、いわゆる風船のように膨らんだ乳袋っぽくなっているが、形状はそこまで不自然ではない。もし胸部をリアルにシワを書いていたら、より性的に見えていたはずだ。また、乳首などを表す陰影もない。手や顔などの部位も総じて、性的に描かれているわけではない。ただ、性的魅力をアピールするようなイラストもしばしば描く作者が描いているものなので、色っぽさの残り香のようなものはあると思う。そこが批判の対象になっていると思われる。
7.このキャラクターがこの表情とポーズで起用されることについて → あれはアヘ顔ではなく、ウザ絡みしてる時のニマニマ煽り顔。少し頬を染めているのは煽りで興奮気味なのと、話しかけてる相手の先輩が好きだから。これ自体には特に問題はない。ポーズも相手を馬鹿にしてる時の芝居がかった一般的な表現だが、公共ポスターとしては若干攻めているかもしれない。
8.総合的に、このキャラクターが公共の場に掲載されることについて → ここが最大の論点。秋葉原の献血所のみに掲示するのであれば、文脈を含めて特に性的なものではないと理解されやすいが、いわゆる萌え絵(死語)的なイラスト表現に慣れていない人も多い他の地域に掲示されるのは意見が分かれると思う。15年ほど前までは、そもそもマンガ表現を広告クリエイティブとして公共の場に出すこと自体の是非もあったが、今はアニメや漫画がひとつの文化としての市民権を得ているとされている。しかし、ここの前提は「市民権を得た」「慣れた」で済まさずに、もっと議論すべきだと思う。
まとめると、
8.= このような画風のイラストを公共の場に掲載するべきか?
の2点が重要です。そして、この2つは密接に絡み合っています。その他の議論はノイズなので捨ててください。
6は、漫画に慣れている人にとっては、これなら特に性的というほどでもない、という意見が大半ですが、このような画風や記号的表現や文脈に慣れてない人にとっては誤解を生みやすい。逆に、漫画ばかり読んでいる人は性的な表現文脈に慣れすぎて麻痺してしまっているのだ、という反論もそれなりに説得力があります(後述します)。
8は、6と直結するのですが、慣れてない人にとっては若干不適切で性的な表現と誤解されやすい表現を公共掲示物で使うべきか、ということになります。万人受けする無難なものだけを狙うなら、コボちゃんやアンパンマンなどのイラストを使えばいいでしょう。しかし、それでは若年層のオタク向けの広告としての効果は低い。2.や4.で指摘した通り、ここはターゲット層を獲得する目的とのトレードオフです。
一方で、仮にあのイラストが性的な視点を含むものだったとして、それを掲載することが生む具体的な問題とは何か、という点も議論が必要です。
困惑する、不快感を覚える、性的消費を連想させてトラウマが蘇る、性的消費を助長する、子供に見せたくない、教育上不適切である、などの意見があるでしょうか。
これ、難しい問題なんですよね。人によって判断基準が違う。無修正画像でも平気な人もいれば、サザエさんのワカメちゃんパンツでも困惑する人もいるわけです。
出版物であれば、この線引きはR15、R18などの年齢指定のゾーニング基準に任せるのが一般的ですが、公共掲示物のゾーニング基準は、それよりも少し厳しい基準で別途で設けた方がいいかもしれません。
この「公共掲示物専用のゾーニング基準を作ること」こそが、この文中での最大のソリューション提案です。
最後に、漫画ばかり読んでいる人は性的な表現文脈に慣れすぎて麻痺してしまっているのだ、という反論について。
ここは、本来は原作の作品や編集姿勢、漫画業界の歴史と今のトレンドをフェミニストとして真っ向から批判するべきなんですよ。
ただし、公共掲示物で使うべきか云々という論点といっしょくたに批判すると論点がズレます。判断基準がより厳しくなってしまうので。
なぜか、ポスターの批判をする人は、ゾーニングされた作品や原作を趣味で読む分にはいいんですよ、という人が多い。
柔軟な姿勢を見せて理解を示してるつもりかもしれませんが、まずそこが不可解です。フェミニストなら、まずそこを批判すべきなのではないですか?
男女同権を推進するスタンスなら男性の性的消費もさらに促進すべきですし、
性的消費表現を規制するスタンスなら男女同時に性的消費を助長する表現を批判するべきです。
ルッキズムを批判するスタンスなら、ダイバシティ文脈も踏まえて、美形だけでなく多様なキャラクターのエロを出すことを推進すべきです。
また、児童への偏った性的嗜好への偏重を憂えるなら、フェチズムではなくストレートな性行為のみを描くべきだと、主張するでしょう。
さらに、身体性の復権を求めるなら、局部表現の規制によりフェチズムに傾倒した業界を正すために、無修正表現の解禁を推進するでしょう。
献血できるようになってから2年で今まで10回以上献血してきたんだけど、いつもオタク向けキャンペーンはやってたからだった。
何を今更って気もするし、これまでそれが問題であると認識してなかったことにハッとさせられたりもした。
そういうメッセージが全く含まれていない、と主張するつもりはない。だがそのような部分はごく僅かだろう。
そのメッセージが、誰の目にも触れる可能性のある、公共の場で、日本赤十字によって、発信されている。
これがアニメイトなら、アニメ好きだけが見るので、まだ良かった。
Twitterだけのキャンペーンなら、アニメクラスタの間だけで拡散されるので、まだ良かった。
やってるのが、雅子さまが名誉総裁を務めておられる日本赤十字ではなく、一般企業や個人なら、また意味が違ってきた。
揃うと、どうなるか。
そのメッセージがある空間、そしてそのメッセージが許される社会で、「すべての人には人権があり、その人の体は、その人だけのものである」という意識を、みんなに持ってもらうのが難しくなる。
『宇崎ちゃんだけでなく、他の広告も美少女の胸や尻を強調した絵や、グラビアアイドルが体を強調した写真ばかり使っている社会』だったら、もしかしたらそうなるかもしれない。だが、現実はそうではない。
あるいは、『他は風景などを利用した広告ばかりでも、赤十字の宇崎ちゃんポスターが1つあるだけで、そのような強力なメッセージを発信してしまう』のか? それも違うだろ? どれだけ要素が揃っていようが、ポスター1つにそんな影響力はない。
現実には、男性の性的魅力を押し出すような女性向けポスターもある。あるいは性的な要素を組み込まないように注意したポスターもある。
宇崎ちゃんのポスター1つでどれだけ『「その人の体は、その人だけのものである」という意識を、みんなに持ってもらうのが難しくなる』のかというと、影響は全く無いか、ごく少量でしかない。
また、そのような意識に影響を与え得るものは、何も公共機関の広告だけではない。家族や友達や先生の影響、男性向け雑誌のの広告、本や雑誌の記事などなど計り知れない。
厳密な測定をするならば、平行世界を観測できるようになり、『宇崎ちゃんのポスターが問題なく採用された世界線』と『採用されなかった世界線』を比較するしか無いだろうが…
ともかく、そのような意識を問題だと言うならば、むしろ自己決定権などに関する教育を重視することの方が遥かに重要度が高く、ポスター批判など木を見て森を見ない行為でしかない。
〈追記〉
はなから完璧な文章を書く気などなかった(一般人の匿名ブログにそんな義務もないし)ので、このあたりは反論されるだろうなと思ったところがやっぱり突っ込まれており、興味深く読ませてもらっている。
ただ、ここまで「ひとりの人間として尊重する」ことが大切だって訴えているのに、「頭悪い」とか「病院行け」とか「バカ○○」とか言う人が出てくるのは何故なのか、考えても仕方がないのだが不思議に思ってしまう。
誰かの意見に反対するときは、その人を罵倒しなくてはいけないというルールでもあるのだろうか?
冷静に突っ込んでくれている人はありがとう。もっと勉強します。
〈/ここまで〉
それは、女性は誰かの目を楽しませるために存在するのではないから。
性的な目で見る、という言い方が曖昧なので分かりにくいんだけど、「誰かのことを見て性的な満足感を得ること」とする。
「おっぱいの大きな女がいたらどうしても目で追ってしまう。それは本能だ。どうしようもない。そういう生き物だから。それを禁止されたら、恋愛だって始まらないし、子どもも作れない、人間は滅びてしまうじゃないか」
と言う人がいるかもしれないが、それは違う。
・女性の体を見て楽しむことは”禁じられていない”。
この2つは矛盾しない。
男も女も、ホームレスも総理大臣も、誰にでも与えられている権利がある。
これを人権という。
人権は、人に、その人の身体を、その人のためだけのものとすることを認める。
だから不当に拘束されたり、傷つけられたりすることは、人権を損なうことであり、認められない。
その人権の中には、
や、
や、
などが含まれる。
「女性を性的な目で見る」行為は、女性のこのへんの権利を侵害している。
女性を、尊重されるべきひとりの人間として扱っていないことになる。
というわけで、
「おっぱいの大きい女をどうしても目で追ってしまう」→してはいけない。してしまったら、してはいけなかったな、これ以上見るのをやめよう、と思うべき。
「恋愛も始まらない」→女性を触ったりじろじろ見たりしてはいけないのは『許可なく』そうしたとき。女性は、そうされて構わないと思えばそれを許す。あなたがそれをしても人権侵害にならない。嫌だと思ったら断る。あなたがそれをすると人権侵害になる。
大切なのは『それを女性が良しとしているかどうか』。それを決める権利はすべて女性本人にあり、女性は誰にもおもねることなくそれを決められる。
「実在の女性を性的に見て楽しむこと」と「性的なイメージを見て楽しむこと」は違う。
「①日本赤十字が」「②公共の場、誰の目にも入りうる場所で」「③女性を性的に描いてきた歴史のあるアニメ漫画的イメージを使って」「④公共性の高い事業のプロモーションをした」から、問題になっている。
①誰が言うか
メッセージというのは、誰が言うかでその意味が変わってくる。隣の家のおばちゃんが言うのと、小泉進次郎氏が言うのとでは、その重みや社会への影響力が異なる。だから、何かが発言されるとき、それが誰のものかということは重要である。
②どこで言うか
同じ小泉進次郎氏の発言でも、どこで言うかで、意味や影響が異なる。小泉進次郎氏は、たとえば「石油でトイレ流したいな〜」とテレビの前で言うとヤバイが、クリステルだけにそっと打ち明けるぶんには問題ない。誰に届けようとしているか。発言された場所を見ればそれが分かる。
③何を使って言うか
メッセージを伝える手段はいろいろある。いろいろあるので、伝えたい内容を効果的に伝えるのはとても難しい。ときには、意図しないメッセージが伝わってしまうことがある。見る人が多く、発言者に社会的な責任が多くあるほど、その内容は慎重にならなくてはいけない。たくさんの人が見るほど、その解釈も多様になってくるからだ。
④何を言うか
一見、これがもっとも大切であり、①②③はそこまで重要ではないように思われるが、それは誤りだ。何かを伝えようとするとき、これらの事項は絶対にセット商品として扱われるべきだ。たとえば、何を言っているかだけを見て、その行為を判断することはできない。誰が言っているか、どこで言われているか、どのように言われているか、それらをひっくるめて考える必要がある。
「萌え絵」とは、エロゲーをルーツに持ち、人間の身体的な特徴をディフォルメし、大げさに描くことで、独特の雰囲気を持つイラスト、とここでは定義する。
そして、そのディフォルメの目的は明らかに、身体を魅力的に描くことであり、さらには、それを見る人の目を楽しませ、性的な興奮を呼び起こさせることである。
「萌え絵」は禁じられていない。
「萌え絵」を見て楽しむことも、禁じられていない。
「萌え絵」を買ったり所持することも、禁じられていない。
理由はいろいろあるが、ひとつは確実に、児童ポルノなどと異なり、「そうすることで、誰の人権も侵害されていないから」だ。
しかし、その、③「身体をディフォルメして魅力的に描いて」、「人の目を性的に楽しませる」という趣旨のイラストを使って、
①日本赤十字が
したら、どうだろうか?
その行為そのものは、禁じられてはいない。現に日赤はポスターを撤去してもないし、謝罪もない。そして、する”義務”もない。
しかし、この4つの要素があわさったとき、そこから発せられるメッセージは本当に、
ということだけだろうか?
もちろん発信者はそのつもりだったに違いない。
ここまで読んでくださったみなさんには、きっと分かってくださることと思うが、メッセージはときに、発信者の意図しない隠れたメッセージを伝えてしまう。
そして、そのメッセージによって、傷ついたり、安全を脅かされたりする人がいることを、発信者は常に意識する必要がある。
つまり、ここで伝わってしまう恐れのある、発信者の意図しない、隠れたメッセージとは、
「女性の体は、目で見て楽しむためのものである」というメッセージである。
そのメッセージが、誰の目にも触れる可能性のある、公共の場で、日本赤十字によって、発信されている。
これがアニメイトなら、アニメ好きだけが見るので、まだ良かった。
Twitterだけのキャンペーンなら、アニメクラスタの間だけで拡散されるので、まだ良かった。
やってるのが、雅子さまが名誉総裁を務めておられる日本赤十字ではなく、一般企業や個人なら、また意味が違ってきた。
揃うと、どうなるか。
そのメッセージがある空間、そしてそのメッセージが許される社会で、「すべての人には人権があり、その人の体は、その人だけのものである」という意識を、みんなに持ってもらうのが難しくなる。
自分の体を、許可なく性的な目で見られたくない人は、その社会では安心して生活できなくなる。
ポスターによって、直接傷つけられたり、悲しい思いをしたり、個人として尊重されないような事態は、発生しない。
しかし、そういう社会づくり、人権の守られない、安心して暮らせない社会づくりに、確実に貢献してしまっているのである。
目に見えて血を流す人がいないから、その表現には問題がないと考えるのは、あまりに短絡的だ。
数字として出ない、影響がわかりやすく見えないことだからこそ、慎重になる必要がある。
「宇崎ちゃんがセクシャルな意味合いを含む萌え絵で、献血ポスターにふさわしくないことは、甘んじて認めよう。では、同じまどかマギカでも、マミさんはダメで杏子なら良いのか?」
これは本当に難しい。胸がこのくらいくっきり描かれていたらアウト、とか、このくらい頬が染まって困り眉をしていたらアウト、などと線引きをすることはできない。
では、どうしたらいいんだろう?
議論をしたらいい。公共の場は、どうしたらみんなが安心して過ごせる場所になるか。萌え絵が好きなオタクは、どこに行けば誰の尊厳も傷つけず、自由に萌えを叫べるのか。ボランティアによってなされる献血の尊さや、明日にはあなたが献血に救われるかもしれないことを、まっすぐに伝える広告とはどのようなものか。
声をあげよう。間違っていてもいい。いっしょに考えよう。自分と違う意見の人を、クソなんとかとか、バカなんとかと貶めるのをやめて、同じ社会に暮らす自分と違った考え方のひとりの人間と認めよう。相手の顔が見えないインターネットでは難しいかもしれない。それでもインターネットだからこそ時と空間を超えたフラットな対話が可能なはずだ。
話し合おう。萌え絵が好きな人にも、ロリコンにもショタコンにも腐女子にも進次郎にも、あなたにも人権がある。人権の概念は、まだこの社会に浸透しているとは言えない。あなたにもきっとあるはずだ。こんなことをされたくないとか、自分を大切にしたいとか、悔しく思ったことが。そんな思いをしなくてもいい社会を、次の世代にプレゼントしよう。
その期間にまとまった量を確保できるのは有り難いって話もあった。
胸強調したイラストを用いた献血キャンペーンを否定した人たちは、それによって集まった血液を利用しないという選択ができるようにしてほしい。
それと、キャンペーンを中止した場合に集めることができたであろう見込みのある血液分を献血してほしい。
ついでにいうと、女性を性的に消費することによって回っている経済活動の恩恵全てを拒否してほしいし、その分の経済的な補填もしてほしい。
自分が気に入らないと主張することは自由だけど、相手の活動の中止を求めるならその分を補填、もしくはそれによる恩恵の受け取り拒否は当然必要だよね。
そして今回のキャンペーンの対象である10代の男女では男のほうが献血の人数が多い
これは体重がネックになって若年層の女性が弾かれることがあるから
https://twitter.com/aphros67/status/1184046029357735938?s=21
本当にそうだな、駅乃みちかは萌え化される前からアウトなんだよな
https://news.livedoor.com/article/detail/12142379/
そういえば増田、知ってた?
駅乃みちかは炎上後、萌えバージョンを封印されたけど、キャンペーンには以前のすがたで出ているらしい
https://twitter.com/sinrinet/status/851963140908523521?s=21
表情やポーズはそのままなので本質を理解していない対応が継続してるんだ
萌え絵がどうという表面的な部分で問題解決してると思わせてる分、むしろ悪質だよな!
大変だ!早く叩きに行かないと!
最近の研究によると、人間は不安を強く感じると「動けなくなる」習性があるそうです。
動物として遺伝子に組み込まれた仕組みなのでどうこう言ったところで変えることは難しい状況です。避難者をこのまま増やすことは物理的に不可能です。
台風などで大きな被害が予想される場合、早期に避難所に向かうことに「うれしいメリット」を避難者に与えるようにして下さい。報酬系という脳の回路が刺激され強制的に自主行動が促されます。成功したPayPayの100万円プレゼントキャンペーンもこの原則を利用しています。
命を守るためですから現金をばらまいても良いですし、とにかく誰もが欲しがるもの、コト、サービス等を提供して下さい。報酬は性的なものでも法の許す限り構いません。食欲は少し動機づけが弱いかもしれませんがアイデア次第でしょう。
このような取り組みは行政がすべきことと思いますが、お役所の方々の仕事スキルや常識観では最新の科学的知見に準拠したクリティカルな対応は不可能と思われます。
NPO、ベンチャー関係者の皆様はどうかこのような事実と策が数多くの命を救える手段として存在することをSNSのつぶやきでも構いませんので教えてあげてください。今回助からなかった方々の死を無駄にしてしまわぬように。自分自身や大切な家族をも将来守るために。
ちなみに、人間の行動理解についてはノーベル賞にもなった行動経済学の書籍が参考になります。大変興味深い事実が明らかにされています。早速図書館で探す等、ぜひ一度ご覧下さい。
この手の話題が出るたびにいつも思うのが、これって結局は世代や文化の断絶でしかないなあということ。つまり、価値観が違います。
オタク的な文脈になじみがない人にとって、宇崎ちゃんのキャラでって「不自然に乳を強調したもの」にしか見えない。そしてそれらの人々にとって「なぜ不自然に強調されるのか」ということに対する回答は、それが男性の欲望が表象化したものだから、という以外にないはず。つまり、ある種の、決して少なくない人々にとって、あれはポルノグラフィそのものだということ。であれば、公共の場に出すのは望ましくないものだということになる。
自分はかなり高齢のオタクだが、実はああいう巨乳、どうかすると奇乳に近いような表現はかなり苦手。でも自分の場合は、そうなった流れを知っているし、慣れがある。そういうものだという割り切りがある。
さらに若い世代だと、巨乳でも貧乳でも、単なるキャラ付けのひとつくらいに感じられないはずで、たとえば身長や髪の色、そういうものと大差ない属性であって、即座にそこに性的なニュアンスを見出すことは、かえって難しいはず。
要するにこれだけの価値観の断絶がある以上、具体的なガイドラインなんて定めようがない。太古の昔からあった、世代や文化の断絶のひとつに過ぎない。
もうひとつ思うのは、25万部売れた人気作品であろうと、その作品が読まれている外側では、まったくその作品が知られていない、という状況。仮にこの作品が国民的な知名度のある作品だったら、話はずいぶん違っていたと思う。原作を知っていれば、宇崎ちゃんのキャラデがあんなんであるにもかかわらず、過度の性的ファンタジーは存在していないこともわかると思うし。
ポスターの文言からして「作品を知っている」ことが前提になっていて、そのターゲットに訴求するという意味では、別になんの問題もないキャンペーンだと思う。そうでない層にまで届いてしまうというだけで。
これだけ文化的クラスタが細分化されている状況だと、今後もいくらでも類似のことは起きるはずだ。そのことを想像すると、軽い憂鬱のようなものは感じる。
献血ポスターのイラスト問題が、連日タイムラインを賑わせている。私のタイムラインでは大元のツイートは流れてこなかったが、オタクがオタクの献血を賞賛し、"環境セクハラ"をこき下ろすツイートがちらほら見られた。シンプルによくわからん、と思った。私自身もオタクだから人のことを言えないのかもしれないが、オタク、オタクを賞賛するのが好きすぎる。献血は確かにえらいが、そんなに過剰にオタクだけ褒めそやすのはどうなのか?それにセクハラは色々な問題を抜きにしてもまず透明化したらダメなのでは?とさまざまな思いが巡り、このオタク献血賞賛ムーヴがどこから来たものなのか調べることにした。
先に結論を述べておくと、「二つの議論を一緒くたにして考えるからダメなのだ」である。
この一文だけで察してくださる方もたくさんいることだろう。そんな方にとっては、以下の文章にさして内容はないと思う。煮るなり焼くなり好きにしていただきたい。
さて、今回の件の発端となったのは、恐らく弁護士のこの方による引用リツイート。
https://twitter.com/katepanda2/status/1183729350207623169?s=21
渦中のポスターは、漫画「宇崎ちゃんは遊びたい!」のヒロイン、宇崎花ちゃんと献血のコラボキャンペーンポスターである。
『文字通り絵に描いたような爆乳で困り眉の女の子が、挑発するような台詞・表情で』献血を促している。
多分、弁護士の方がここで問題にしたいのは『』の部分だけだ。献血を促すこと自体に文句を言っているわけではない。ポスターに採用されたキャラクターの造形に問題があるという話で、漫画・アニメ作品が採用されることに不服があるわけではない、と思いたい。このていで話を進める。
話は変わるが、Twitterランドはスラム街である。日々クソデカ主語や極右極左、クソリプパクツイデマツイお気持ちマシュマロと戦うオタク諸君はこのあたりよくご存知のことであろう。こんな環境で、果たしてまともな議論ができるだろうか?できるわけないのである。揚げ足取りは腐るほどいるし、文脈が読めないまま発言の一部のツイートだけが一人歩きしたり、過激な思想を持った影響力の強い人々が発信する偏った意見が多くのRT・いいねを獲得していたりするのだから。一つの議論をまともに話そうというのがそもそも無理な話だ。
ここで話を戻そう。
先のツイートは、一見すると問題提起に見えなくもない。いや、そのつもりがあってしているのかもしれない。この弁護士さんはフェミニストの方々の間では有名な方だと聞いた。だとしたらこの方の主張は、『環境型セクハラに配慮しないポスターを貼るのは無責任だが、日本の環境は麻痺していてそれを問題にする人もいない』であろうと思う。
環境型セクハラと言っているもののそもそも微妙に意味が違う気がする(気になったら各自調べてください)のだが、今回のを要約すると"生きているだけで目に(女性が客体である)性的なイラストが目に入ってくる"というところだろう。
私はこの主張にのみ関して言えば、議論されるべき問題であると思っている。女性身体の過度な客体化とアニメ文化が密に結びついた日本では、驚くほど性的アイコンが強調されたイラストがそこら中にあふれている。性的アイコンは巨乳とか服の上からでも分かるマン筋とか、困り眉赤面涙目とか、濡れてんのか?みたいなピタピタの服によるわかりやすいボディラインとかそういうものである。生きていれば上述のアイコンの何かしらを目にしたことがあるだろう。それこそ都会ならば場所や時を選ばず、どこにいても見られる。コンビニのエロ本撤去が少し前に話題になったが、あの区画に限らず様々な場所にあの手のイラストや漫画があふれているのだ。意識して見てみるとわかるが、そのイラストに感じる独特の「気持ち悪さ」はよっぽど理解がないと感じ取れないかもしれない。それだけ、この国の女性客体化思想は深く深く根付いてしまっている。
とまあこんな具合に、この問題は一朝一夕140字ちょっとでは到底語りきれない深刻な問題なのである。そして悲しいかな、今回の件について、この文脈で議論を展開している人はあまり見られない。
「萌えアニメのキャラを献血ポスターに使うのの何が悪いのか?」
「セクハラだかなんだか知らんが献血量が減ってないならなんの問題もないし知ったこっちゃない」
「我々はオタクの献血で命を救われた。オタクが献血に行くことのなにが悪いのか」
こんなもんである。そもそも論点がズレていることに、一体この話題に参加したオタクの何人が気づいているのか。指摘しているツイートも少なからずあったが、そちらはバズらずじまい。なぜだろう。原因はわからない。
そもそもこの問題の要点は『性的アイコンが強調されたポスターはセクハラだ』であり、『オタクが悪い』『アニメキャラ(クソデカ主語)はポスターに相応しくない』とは誰も言っていない。誰も言っていないのに、勝手にオタクの好きなものが批判された、こき下ろされた、エログレーゾーンのアニメキャライラストを全て規制しろということか、表現の不自由だと逆ギレしているのである。
何故?これもわからない。表現の自由が誰かを不快にするのを厭わず行われるべきだというのなら、なぜ「表現の不自由展」はあんなにバッシングを受けたのか。人に不快感を与えるという点でそこに上も下もないと思うのだが。
結局日本は右寄り日本人男性の視点優先の社会構造が浸透しすぎており、女性の視点や気持ちはほぼ透明化されているということなのであろうが、このあたりは話しだすと論文一本じゃすまないので今回は割愛しておく。右寄り日本人男性というカテゴリーも微妙なところだ。男性というだけで生きやすい国なのだ、ここは。
一方で、もし発端の弁護士の方にアニメキャラ全般をこき下ろす意図があるとするならば、それはそれで問題である。過度なミサンドリーという点でもそうだが、このご時世、アニメイラストというだけで拒絶反応を示していてはキリがないし、正当なフェミニズム思想や反論の材料にならない。アニメイラストが不快、というだけでは「個人の問題」になってしまうのだ。とにもかくにも、今回の件は議論にするには材料や前提となる問題提起の部分が弱すぎた。
長々書いたが結局のところ、今回の騒動は
①性的アイコンが強調されたキャラのポスターが誰にでも見えるところにあるのは不快だしハラスメント
②ポスターにアニメキャラが採用されることはなんの問題もなく、それを規制することは表現の自由の侵害である
という二つの問題がごっちゃになったまま拡散され、憤るオタクたちが様々なツイートをし、歪みに歪んで広まったというわけである。繰り返すが、誰もオタクがダメともオタクの血が不快とも言っていない。だから「女は献血への貢献度が低いくせにごちゃごちゃ言うべきではない」とか、「巨根男性がポスターについてたら男は嫌だろ?」とかはまた全然別の議論を立て直さなくてはいけないのだと思う。このあたりはミソジニーとミサンドリーが混ざりすぎて本来の目的を失っているようにも見える。個人の快・不快ではなく、議論はフラットな目線で行いたいものだ。私自身それができているか甚だ不安ではあるが、特大スラム街・Twitterにいるともう何が何だかわからない。そしてその辺りを踏まえて、発端の方のツイートが個人の快・不快に帰結するものかどうかについても、議論すべきかもしれない。私は社会全体の問題だと思うけれど。
ついでに今回の問題をこねくり回したツイッターの人々を十把一絡げに「オタク」と言ってしまったが、これも本来良くない話だ。まさにクソデカ主語。目につくツイッタラーが皆オタクに見えてしまうのは、ツイ歴五年になるクソオタクこと私の決定的に良くない点である。反省。
さて、散々色々とりとめなく書いたので、このあたりで渦中のポスターのメインキャラについてもひとこと。
失礼ながらタイトルも知らなかったのだが、「宇崎ちゃんは遊びたい!」はTwitter発の漫画作品らしい。現在はニコニコ静画などで連載しており、コミックスも三巻まで出ているようだ。以下あらすじ。
一人でいることが好きな先輩を「ぼっち」扱いするウザい後輩が絡んでくるドタバタラブコメディ。非日常的な要素はなく、基本は主人公とヒロインを中心に大学での青春を描く。
ヒロインはショートカット、巨乳、八重歯、~ッス口調、アホの子というキャラクター性を持つ。ただし他の女友達と過ごす時や独白では標準語で話す。(Wikipediaより引用)
清々しいほど分かりやすくオタクの好きなやつである。私も好きである。属性は盛りすぎてもいけないが、あって悪いことは一つもない。かわいいことはいいことだ。こんな後輩欲しかった。いつか思う存分揉めると、その柔らかい触り心地を夢見て大学生活を送りたかった。
この宇崎花ちゃんは今回なにも悪くない。だから過剰に擁護すべきでも、過剰にディスる必要もそのいわれも全くない。じゃあ誰が悪くて、なにがいけなかったのか。今回の話はこのあたりが議論されるべき点だったと思う。そしてすでに意見を述べている人々は、反対意見の人々の意見も詳しく聞いてみるべきだ。
最後に、今回の件で一つ良かったことがあるとすれば、献血に興味を持つ人が少なからず増えた点ではないだろうか。結果的に宇崎ちゃんのポスターは本来の目的を大幅に逸れて拡散され、献血を広めることになった。そして宇崎ちゃんの読者もさらに増えたことだろう。よかったね。
献血は人類のために必要不可欠な活動であることはわかっているつもりだし、今更その重要性について語る必要はないだろう。ツイッタラー各位は特に、今回の件で献血に救われた人間の話をたくさん見たことと思う。私はウッキウキでカントリーマアムをもらいムシャムシャ食べながら献血を待っていたら、ヘモグロビンと鉄の量が足りず献血ルームから追い出されてしまったが、今後も献血をする人が増えるよう祈るばかりである。