はてなキーワード: bpoとは
自分は、もっぱらYouTubeの使い方はBGMを流すのに使う程度だけど
最近、よくインターネットの記事を見るに皆さん、様々なYoutuberのチャンネルをご覧の様子。
そこで、思ったんだけど、テレビでは発覚すると炎上もののヤラセってYoutuberを見る人達の間では、どの程度、そのリスクを認知してみてるのだろう?もし発覚したらどう感じるのだろう?
チャンネルにもよるけど、Youtuberが投稿する動画って、結構テレビのバラエティがやってることと被ってくる分野もそれなりにあると思う。
たとえば、○○をめぐる系とか
そこで、思ったんだけど、こういう動画内でハプニング発生!とかって結構あることかと思うんだけど、
もし、Youtuberが投稿している内容がヤラセだったらどうするの?見るのやめるの?糾弾とかするの?
たとえば、動物を捕獲するっていう内容の番組だと、予めスタッフが動物を配置してたなんてヤラセが発覚して、
一時期その番組に出てた教授の評判が下がったり(教授は無関係だったとかで、今は普通にテレビに出てるけど)、ネットで炎上とかしてたけど
Youtuberが投稿してる動画だってヤラセをしてないなんて確証はない。
むしろ、テレビと違ってBPOとかのある程度の自浄作用を働かせる機構が無い、ヤラセってのは、そもそもは視聴率(再生数)の為に行われるわけだから、十分にYoutuberが手を出してしまう下地はある。
そういった危険性(?)があるかもしれない中、テレビはあーだこーだ言われてきたなかで、Youtuberの方ではあんまり聞かないなぁって思ってるし、見てる人はどう思ってるんだろう。
この間の金曜に朝の朝礼でプロパーが過労で倒れたと通達があった。
俺の職場はそこそこ大きな規模で、とある制度の書類の審査をBPO業務で請け負っている。
それを派遣社員が末端の作業員としてこなしているわけだが、一日に審査しなくちゃ行けないノルマがあって、プロパー達が最終的に尻拭いをする。
この職場は派遣社員達は少数の「残業代を欲しい」と思うタイプと、大多数の「別にそこまで金要らんし精神的なストレス被るのが嫌だから派遣やってる」タイプに別れていて、どれだけノルマ処理件数が多かろうが定時になるとこぞって帰るのだ。俺も生活水準の低い後者のタイプなので、疲れきったプロパーを横目にそそくさと帰っている。
俺の担当してた島にいたプロパーの1人はゲッソリやせていて、下の前歯が、溶けていた。前歯は虫歯になりにくいはずなので、奥歯が、口腔衛生が、絶望的なのは容易に想像が着いた。過労とストレスで歯のメンテナンスなんてする余裕がないんだろう。
こういう地獄を酒の肴に出来るのは派遣社員の醍醐味だ。まともに勉強してきて、道を踏み外さないように必死にしがみついて来て真面目で良い人達が体を壊す地獄に苦しむ姿で、俺のワンカップはより一層美味しくなる。
俺が何を言いたいかと言うと、仕事がつらすぎてしんどい人はさっさとその場から逃げちゃって、俺みたいに低空飛行の派遣社員でもする生存戦略もあるぞ、と言いたい。
だが読んでてまとめページの下の方にスクロールすると最近蓮コラみたいなグロ画像広告が出てくることが多い。
毎回ではないが結構な頻度で表示される。
怖くてあまりじっくり見れず具体的に何の広告か不明なのだがおそらく角栓のスキンケア関連だと思う。
合成だと思うのだがなんか不潔でキモい。
今まで蓮コラ自体にはそこまで嫌悪感なかったが何度も目にするうちにだんだんキモい無理ってなってきた。
問題の画像はおそらくここ1週間くらい前から目にするようになった。
はてなや他のサイトでは目にしないので自分の最近の商品検索結果が反映されてる広告でもないと思う。
直近ではオリーブオイルを検索しまくったせいかそれらのターゲット広告はいろんなとこで表示される。
広告って不快感与えたら商品も売れずアウトだと思ってるんだが。
それとも何かのトラップ?
こういうのってどうやって回避したらいいんだろう?
それともBPO?
商社の財務にいる姉も、理系の専門職の父親もここ一年ほぼテレワークだ。出社するのは1ヶ月に数回程度。
なんというか大変羨ましい。彼らは別にテレワークを望んでその職についたわけじゃない。たまたまコロナ禍以前からそういう職だったのだ。それで運良く恩恵を受けている。姉なんか漫画家になる!(作品は描かない)と言い出して就職しないでいた所、親が見兼ねて親戚に頭を下げて、コネで入った所がそうなったのだから本当にラッキーだ。
そういう視点で見れば、自分は運が悪かったのかもしれない。金融系の会社の事務委託会社(いわゆるBPO)、顧客の個人情報を扱っているためテレワークは絶望的なのである。(ていうか言われた)
というわけで、テレワークできる職に転職したい。オタクで引きこもりで人と関わらないと死ぬ病でもないのでずっと家にいれる環境はむしろウェルカムだ。
が、いざ調べてもどういう業種や職種がテレワーク出来るのかいまいちわからない。
SEはまあそりゃ出来るだろうという感じなのだが、新卒ならともかく未経験で出来る仕事には思えない。
人事や労務なら個人情報もないし、テレワーク出来るのかもしれない。現にウチの会社の人事はほぼテレワークらしい。
他に何かあるだろうか?
余談だが、自分の周りの女性友達はほぼテレワークの恩恵に授かれていない。それも相まってテレワーク出来る仕事のイメージが尚更ピンとこない
世界の超優秀なエンジニア達が、他のアプリや他サイトに離脱しないよう様々な技術を用いて中毒性をマシマシにさせているのはご存知の通り。
休日や暇な時間にぼやっと覗いてみたら、あっという間に3時間経ってしまった経験がある人も多いはずだ。
「ほらこれ面白いよ」「今あなたが興味ありそうなのはこれだよ」
と次々に動画が目の前に提示されていく。無意識のうちに無限にスクロールして自分が見たい動画をタップ・クリック→見るのループに陥る。
しかしそのAIが暴走してるのではないかと私は思う。「デジタル麻薬」地獄の到来だ。
例えば
【メンタリストDaiGo氏の健康系デマに注意】
https://twitter.com/S96405539/status/1322854932555329536?s=20
DaiGo氏といえば、売れっ子YouTuberで年収も何億とあるらしい。
早口で論文ソースで畳み掛けて喋る姿に圧倒される視聴者は多いはず。
メンタリストと自称してるだけあり、動画を見るとめちゃくちゃ説得力があるように感じるはずだ。
だがしかし、彼は一人、もしくは少数の人数で動画を作成・編集・公開してるはず。動画が世に出るまでにファクトチェックしてる人が他の媒体に比べて少ない。
つまり、ある程度淘汰されたまとめアフィサイトの動画版なんじゃないかと。
なんか有名人がそれっぽいことを喋ってると、「あーそうなんだ」と妙に納得してしまう。しかし私たちは、動画は一種の洗脳装置だということを肝に命じなければならない。
TVの放送局はBPOなどの機関があるが(機能してるのかは別)、YouTubeには自浄作用がない。
YouTubeは、配信者と視聴者に責任を委ねる。動画をずっと見てもらいたいから「地獄のループ」にハマるようワナを張る。
DaiGoが好きなら中田敦彦→ホリエモン等、がリコメンドされまくる。YouTubeのAIがあなたNewsPics好きそうだからと判断して、その辺の界隈のやつをオススメしてくる。
同様に犬や猫の動画ばっかり見てたら、犬猫犬猫ホリエモン犬猫犬猫DaiGoみたいなことになる。
自分の興味・関心にどストライクに当ててくるYouTubeのAIは超優秀だ。
しかし、その興味・関心に沿うようハックしてくるYouTuberもいるし、違法コンテンツをアップするユーザーも多数いる。
動画・コンテンツを見るときはある程度意識しながら見ないといけない。その情報は正しいのかを常に自問する。めんどくさいけど。
「創作物は現実の見本になる必要はないのに、現実の倫理観を当てはめて改変を迫るのはどうなの?」
いつだって改変されてきたのに、なんで特別扱いすべきだと思うの?
→ ジェンダー観に限った話ではない、って言ってるよ。特別扱いすべきだなんて誰も言ってない。
→ 筆者は思想の影響に限定して問題視してる。対応しようとするとキリがなくて、創作物を消してしまうかもしれないから。
→ 筆者が原作改変のみを気にしていると取れる記述はないと思う。
改変はフェミニズムのせいではなく、世間一般の認識が変わったため
→ 何のせいとかは特に気にしてないでしょ。世間一般の認識に合わせて変えなきゃいけない理由は何?
→ このタイプの考えの人はチラホラいるけど、筆者自身は必ずしもそのようには書いていない。誰が、とか行いの善悪にはフォーカスを当ててはいない。フィクションの将来がどうなってしまうのか、改変をなぜするのか、を気にしている。
読めてない人が多いのにもうため息をつくんだけど、読み返せば答えが書いてあることを質問してる人はなんなんですかね… スターをつけてる人は晒しあげの意図なの?
→ この人はちゃんと答えている。意図しないメッセージだけ限定して消えるなら、筆者が危惧するような破滅的事態にはならないだろう。杞憂だ。
→ クソリプ的だが良いアドバイスだ。そういうのも彼女の問いかけの延長にあるものだ。
売れるから
→ この指摘は重要だ。視聴者の倫理観が売り上げに影響しているだけならば、創作物が繁栄する限りにおいて倫理観の影響があるということになる。改変すればするほど売れる。もしそれが真実なら、何も怖れることはない… 未来は希望にあふれている。
時代にそぐわないため変更が必要らしい。まぁ、この後に「個人の感想で、太宰メソッドの発言だったと思う」とも言ってるけど。
銀河英雄伝説のリメイク。3期以降も続くのかな。もしそうなら、男女役割分業の描き方は変更せざるをえない気がする。旧アニメのままだと、さすがに時代にそぐわない。作品として大変に面白いのは踏まえたうえで。…なんてことを書いたら炎上するかな。— Shotaro TSUDA (@brighthelmer) September 11, 2020
なお、個人の感想ですので作品に何ら干渉する意図はありません。NHKに投書もしませんし、BPOにねじ込んだりもしません。三期があるのを皆で祈りましょう。— Shotaro TSUDA (@brighthelmer) September 11, 2020
そのうえで、書き方が良くなかったと思うのは、結果として「太宰メソッド」みたいな論の建て方になってしまった点。世間がこう言っているからこうすべき、みたいな論のことこれは良くなかった。— Shotaro TSUDA (@brighthelmer) September 13, 2020
銀河英雄伝説のリメイク。3期以降も続くのかな。もしそうなら、男女役割分業の描き方は変更せざるをえない気がする。旧アニメのままだと、さすがに時代にそぐわない。作品として大変に面白いのは踏まえたうえで。…なんてことを書いたら炎上するかな。
実際のところ、昔のドラマやアニメを見ていると、価値観の変化がもっとも顕著なのがジェンダーの描き方だという感はある。そういう変化を踏まえたうえで作品を楽しめばよいわけで、ジェンダー関係の指摘は作品を全否定することだというのは違うと思うんだけどな。
なお、個人の感想ですので作品に何ら干渉する意図はありません。NHKに投書もしませんし、BPOにねじ込んだりもしません。三期があるのを皆で祈りましょう。
■原作者田中芳樹さんのスタンス(らいとすたっふ安達裕章さんの過去ツイートより)
このあたり、マッグガーデン版の巻末付録につけた田中さんのインタビューで聞いたなあ。執筆当時の「30代男性」と現在のそれでは、かなり大きな差があるもんね。あとは女性兵士の描き方とか。田中さんも「いま書いたら、ずいぶん違う作品になったと思う」って言ってたわ。
それについては作者の田中さんも、当時の自分のもつ軍人のイメージが男性中心だったことを認めたうえで、いまの自分が『銀英伝』を書いたら、女性の活躍をもっと多く書いただろう、と言ってました。
タイトルの通り増田は20年来の銀英伝ファンですが、私が銀英伝を知りネットの掲示板や個人サイトなどを見始めた当時から、ファンによる「銀英伝の女性キャラはステレオタイプ過ぎる」とか「田中芳樹は女性を描くのが下手」みたいな批判は当たり前のものとしてありました。今回炎上した冒頭のツイートもそれと同系統のものであり、作品内の女性の扱いに対する感想としては見慣れた内容で特に違和感はありませんし、個人としての違和感を述べたうえでリメイクにあたってのアップデートを希望するものであって、それ自体問題があるものとは思えません(なお、「Die Neue These」はリメイクではなく「原作の再アニメ化」なので、その点は事実誤認なされているものと思います)
また、続いて安達さんのツイートを引用した通り、原作者は「銀英伝における女性キャラや活躍が少ない」という点について、それを創作上の弱点(という言い方が正しくなければ上手く描ききれなかった部分)だと認めていて、当時の自身の理解や価値観を前提とした描写だったとしたうえで「いまなら別の描き方をしていた」というスタンスをとっています。
男女役割分業の描写については特にスタンスを明確にしているわけではないですが、上記のように女性の活躍や社会進出については当時といまとで違った描き方をするだろうことを認めていることから考えるに、現在の価値観にそぐわない描写があることは作者自身も否定しないものと思われます(原作で描かれたヤンとフレデリカの生活描写を「現在の価値観にそぐわない」と判断するかはわかりませんが)。
このように、冒頭のツイートは以前からファンの間でも作品の問題点のひとつとして挙げられていた描写について、あくまでも個人の意見として再アニメ化を行うにあたり違和感のないようアップデートしたほうが良いと述べるものであり、いっぽうで原作者も原作には様々な問題点があることは認めたうえで「いまなら別の描き方をする」というスタンスをとっているわけです。
実際にそれらの描写を変更すべきか否かはそれぞれで判断が異なるのは当然としても、こうした意見に対して「現代にそぐわないから変えろって言いだす社会学者やべえ」などと嘲笑するのは原作者のスタンスを含めて明らかに論点を見誤っていますし、「銀英伝を燃やしに来た」などと反応するのは過剰です。挙げ句に社会学者というツイート主の職業にフォーカスしてその職業全体を否定するような言説まで行うのははっきり言って異常だと思います。
■余談
本件もそうですが、ポリティカル・コレクトネスを巡る議論においては「過剰なポリコレを押し付けるな!」などと主張する批判側にも個人の意見に対して過剰かつ攻撃的な言動を繰り返す「反ポリコレを旗印に個人を抑圧するネット憂国騎士団」みたいな存在も目立ってきており、まともな議論が成立しづらい状況になっているように思います。
創作物それ自体だけでなく、創作物に対する意見・批判を含めての「表現の自由」です。「表現の自由」を訴えるのであればその点を見誤るべきではないし振る舞いも自制するべきではないでしょうか。
■さらに余談
「Die Neue These」も良いですが、原作ファンとしてはいまウルトラジャンプで連載中の藤崎竜版銀英伝を激推ししたいです。キャラクターやエピソードは本伝・外伝・OVAなどからの好いとこ取り、それも全体として齟齬がないように再構成されており、さらに物語やキャラクターをより魅力的にみせるような改変も随所になされていて、原作を知らない人はもちろんですが、原作(特にOVA)を良く知る人こそ色々な改変や小ネタ、伏線を見つけながら楽しむことができるとてもよい漫画となっています。フジリュー版はいいぞ。
■追記
『銀英伝』の話題の火元を把握した。原作ファンが怒ってるけど、たしかマッグガーデン・ノベルズ版収録の田中先生のロングインタビューで、「フレデリカまわりの描写は、今だったらもうちょっと違うものにする」みたいなことをご本人がおっしゃってなかったっけ? 手元に本がないのでアレだけども。
知人から田中芳樹先生がフレデリカの描写について触れているインタビューのソース画像が送られてきた。私の責任で引用しますね。出典は『銀河英雄伝説 6 飛翔篇 』(マッグガーデン・ノベルズ) の297ページ・298ページ。商品にリンクもしときます。 https://amzn.to/33ncPLt
(フレデリカの料理の描写について)ただ、これも三○年以上前だから許された表現なわけで、いまの時代にはそぐわないと思います。ヤンが料理や家事をしても良いわけですから。
このインタビューを読めば分かる通り、原作者自身は問題視された描写についてはっきり「いまの時代にはそぐわない」という認識を示しています。原作者の現在の価値観やスタンスはむしろ冒頭のツイートに近いわけです。にもかかわらず、「あの描写は時代にそぐわないからリメイク(再アニメ化)では変更したほうがいい」という意見を言っただけの個人に対して今回のような揶揄・嘲笑・攻撃が向けられる状況はやはり異常だと思います。
はじめて例のガイドラインを読んだ。別に報道関係者じゃないけど。
内容自体は難しくはない。
でも、WHOのガイドラインで再三言われている、センセーショナルな扱いを避ける、ということについて、具体的な方法に落としこもうとすると、結構厄介だと思った。
ちなみに「センセーショナル」は人の感情を強く揺さぶるというぐらいの意味合いらしい。
・「速報」してはならないか?
速報という形態自体がセンセーショナルではある。けど、事態そのものが突発的であることと、マスコミが速報性を競うこととは分けるべきなんでしょう。誘拐事件には報道協定があると聞いたことはあるけど、今後は本件のような報道についても似たような協定が必要か。でもこれ、警察主導でやらないとまとまらんやろなあ。抜け駆けをするインセンティブは強く、抜け駆けを防ぐ強制力はない。ある意味、BPO案件なのか?
・見出しに使わない
難しそう。見出しには死去、という語のみ記載しているメディアも散見されるが。
速報以外では意識されている模様。
ところで、本件関連はてブにおいて、はてなが相談窓口へのリンクをつけるべきか。ガイドラインに沿えば、本件に関してはつけるべきではないかと思う。技術的に可能かどうかわからないが。とかくこのテの事柄は、あることをきっかけにいきなり絶対必要事項に格上げされることがあり、サービス存続を不可能にしてしまいかねない。
まとまらんが、このへんで。
残念。
クソリプ送りまくってたひとや死ね消えろと呟いてたひとが彼女を死に至らせたのはもちろんだけど、両輪でテラスハウスが彼女への中傷を煽るような演出と編集をしたことについても考えてほしくて短い経験だが現場で働いていた身として書きたい。
私は2年程度バラエティのADをやっていたがメンタルがあれしてしまったので今は違う部署で仕事をしている(業界ではよくあることだ)。そんな短い期間で2つの番組にいたんだけど、片方はTHEお笑いバラエティで片方は生活に役立つ系番組だった。
お笑いバラエティの方は見ていた時の印象と同じく強烈な人たちが作っていて、酷い時は週に1人はADが飛ぶ(突如来なくなる。業界ではよくあることだ)みたいなレベルだったのでそれはそれで酷かった。
生活系の番組に来た時ここなら過酷なロケもないしと思ったら意外にもこちらのほうがやらせが多かった。
やっぱり日常系とか生活系だと淡白なものになりやすいので、そこに見ごたえをつけようとするとありもしない歴史を創成したり、極端な説を取り上げたり、片方を持ち上げる時にもう片方を過剰に貶すような表現を使わないといけなかった。でもどちらにも生産者とか関係者がいるわけでたまにクレームが入ったりするんだけど基本謝らない撤回しないが鉄則だった。(業界ではよくあることだ)
ただの生活情報や教養を当たり障りなくご紹介してもつまらないのと同じで若い男女を一つ屋根に済ませたところでそんな頻繁に面白いことが起こるとは思えない。というか人間の恋愛がそんなに面白かったら日常に転がってるんだからわざわざ番組で見る必要がない。
リアリティーショーでは時々「やらせがあった」「台本があった」なんて話が出てくるけどその度にうやむやになるのは
一般的に想像される台詞が書いてあるような「台本」は無いからだと思う。
別に何かを読ませてはいないけど、ゲームでいう「イベント」が起こるように「仕込み」をしているのが実情だと思う(業界ではよくあることだ)。
「仕込み」と「やらせ」って何が違うのと言われると線引きが非常に難しいんだけど、全員が把握してるわけではない細工とか、番組として美味しくなるように焚きつけておくとかその類を仕込みと呼んで、あくまで俺たちがやってるのは演出でその結果生まれた出演者たちの言動やリアクションはリアルなんだからやらせじゃない、みたいなとこだ。
スタッフにも当然「仕込み」をしている自覚はあるので作為的にやってる認識もあり、それが当たり前になっているんだけど、意外にも視聴者はマスゴミやらせと叩く割に目の前に流れている映像が結構「ガチ」だと思っているし、信じているなというのが辞めて視聴者に戻った今の印象。
本題に戻るが正直言って彼女は広く有名人でもないしデカい事務所に入ってるわけでもないし、プロレスを広めるためにこの番組に入ってきたという経緯がある。これをきっかけに新規層を切り開くという期待と責任があっただろう。
そして何より彼女はヒールとして、レスラーとして優秀だった。演出の意図を汲むことも難しく無かっただろう。スタッフからしたら立場的にも性質的にも1番使いやすい存在だ。
そしてバラエティの世界である程度生きているスタッフは例外なく不眠不休、(物質的精神的)暴力、驚くほど低いモラル(モラハラ、セクハラ)に耐えた、耐えたというか自分を麻痺させることでそれを消化したサバイバーだ。
これは私のいた番組で共通していた。ほのぼの系だろうが過激派だろうがお役立ち系だろうがベテランAD以上はみんなこれを経験している。
サンプルが少ないわ!一絡げにするな!と思うかもしれないが偉いひとであればあるほど過酷な経験をしているので、そこが受け入れられない新人は「面白くない」「面倒くさい」と毛嫌いされ、若ければ若いほど社会人になるまでに学んできたリテラシーとかモラルとのギャップの激しさ、あと純粋にブラックな環境に苦しみドロップアウトする(業界ではよくあることだ)。
更に局員・非局員というエグい格差も存在するのでここでは説明しないけど、とにかく「まともな奴から辞めていく」と口を揃えて言うのが番組制作の現場なのだ。
だから彼女のこと駒として重宝していたとしても、人間として大切にしていたひとがどれくらいいたのかと思ってしまう。
断言できる、編集1つ、演出1つで煽りは制御できた。スタジオで見守る芸人たちのコメントの切り取り方1つでも印象は絶対違ったはずだ。
一丁羅が滅茶苦茶になってキレたとはいえ、帽子を飛ばしたのはやり過ぎかもしれない、相手の男性を追い出したようなものかもしれない。
でもリアリティーショーとしてのイベントや面白みを残しつつ、ここまで叩かれないような編集をすることは可能だったと思う。
私はバイアスがかかっているのでもはやコスチュームを誤って縮めたこと自体、または派手に怒ること自体が「仕込み」だとしても驚かないんだけど。監視スタッフがこのまま一丁羅が縮むのを知っていて洗濯を止めなかったならそれもある種「仕込み」と言えるかもしれない。
テラハファンからは「でも番組として面白かった、楽しませてもらったよありがとう」みたいなコメントもあったが
番組の面白さのために人が死んでいいわけが無いし、番組を面白くしているのは間違いなく制作側の演出で、さじ加減1つで人は死ぬのだ。
誹謗中傷したひとたち、見てないと思って書いてしまう私たちへの戒めは必要だ。私刑ではなく。
ただ両輪で番組を面白くする演出のために人が死んだことについても議論されて欲しいと思う。人が死ぬという人権侵害が起こっているうえに他の出演者への誹謗中傷も広がっている状況を見るとBPOが番組の構造としての問題を探ることがあってもいいと思う(少なくとも警察や公的機関より先に動かないといけない)。
現場で働いていたときは色んなことに(業界ではよくあることだ)をつけて納得していたけど、辞めて時間が経った今、どう考えても業界でよくあることは一般的によくあることじゃないし、それを放置していい時代も終わっている。
演出1つ、編集1つで防げた事態だ。コメントや表情の切り貼りなんかしょっちゅうやってるんだから緩和させるように編集することもできたはず。仮にそこが譲れなかったとしてもAPとか演者フォローを手厚くするとかできたことはあったはずだ。
番組制作に携わる人たちにもネットは怖いね!で片付けないで向き合って欲しい。他局だが既に演出に触れず誹謗中傷についてのコメントだけしている制作者がいて強い危機感を覚える。
「ネットの闇」なんてワードで片付けないで、両輪でこの死に向き合いたい。
p.s.プロレス観戦が趣味だったので1回だけ新宿FACEで彼女を見たことがある。メインマッチとかでは無かったけど印象に残っていて、たまーにインスタとか覗いていた。だから名前を見たときに本当に驚いた。当時撮った写真を見返したらまだ現場で働いていた頃の試合で、確かにその日の自分を救ってくれた1人だった。レスラーとして愛されて、確実にスターへの階段を上っていた彼女。
バラエティの現場には年配を中心にプロレスファンも多い。もしかしたらプロレスのつもりでやっていたのかもしれない。でも結果として人が死んでいる。加減を知らない演出とショーと現実を知らない視聴者。リング禍でもない、誹謗中傷で人が死んでいる。これはプロレスじゃない。
彼女にはリングで、プロレスをして、プロレスラーとして、輝いてほしかった。
補足:彼女が誹謗中傷による自殺で亡くなったとは不明というブコメがあったので、私が投稿時で把握していた情報を並べます。今はスポーツ新聞とかで書かれているようだけど一応。
※追記(2020.05.27)各所で彼女の死について取り上げられており、詳細を提示する必要が無くなったと判断したため、投稿が削除されているものに関しては引用を取り下げます。
・彼女のインスタの最後の投稿に「(飼い猫に向けて?)愛してる。長生きしてね。ごめんね」
「時差でアメリカは昼過ぎだったから(日本時間は夜中)彼女のツイートにすぐ気付くことができて、イオさんと一緒に直ちにジャングル叫女とロッシー小川さんに電話しました。
きょうなは全力で向かいました。
間に合いませんでした」
他にも同じ所属団体のレスラーなど既に沢山のコメントが出ていたので、そこから判断して投稿しました。
公式の発表を待たずに書くのが好ましくないのはわかっていました。しかし彼女の元々の知名度もあってこの時すでにトップエントリに入っている記事も1つ2つ。発表を待っているとこの件が既に話題として流されてしまったり、ワイドショー等で「ネットの闇」的取り上げられ方ばかりされた後だと届かないかな…と思い、先走りですが投稿した次第です。すみません。