はてなキーワード: 金融業とは
僕「お、おはよ…」
Y「クスクス」
僕「…」
僕「はあ、研究疲れた…。彼女欲しい…」シコシコ「うっ!…はあ…」
僕「インスタでも見るか…」
Y「Xと旅行!」
僕「…」
X「え!解雇⁈」
支店長「すまんね〜。基本業務は自動化されたし、営業や調査は外注。金融商品組み込みやアドバイザリーは専門性が高くて文系で若手の君には無理だし、もう君いらないんだよ」
X「…」
支店長「まあ心配しなくても、ベーシックインカムがあるから大丈夫だよ」
X「クソ!早慶出ててコミュ力あっても、文系だから専門性皆無で仕事がねえ!」
Y「私ベーシックインカム暮らしなんて嫌だよ。服も変えないし、旅行にも病院にも行けないし、民間水道は引けないから汚い公共水道使わなきゃいけなくなるし」
X「わかってるよ!…あ、公務員試験だ!え?行政事務の全てが自動化⁈…税理士試験!え?租税法が簡素化されて税理士不要⁈…司法試験だ!え?検察も弁護士も裁判官も来年度からAIが担う⁈…公認会計士!…は既に自動化…」
Y「…」
X「はあ…。Yに振られたし就職先はない…。ベーシックインカムで暮らしてるからもやしと米だけの生活だ…」
僕「あれ?Xじゃん。」
Y「あ、本当だ」
X「え?は?お前ら付き合ってんの?」
僕「ごめんねww俺が関わった金融業務と経営管理の自動化ソフトで解雇されたんだってねwwYは俺が面倒見るから心配しないでwww」
Y「無能は置いといて早く行こ」
X「…」
X「はあ…自動清掃ロボットが安価になったせいでデパートの警備と清掃の仕事もクビになった…またベーシックインカムで米ともやし生活…ヘルパー代も払えないし介護ロボットも買えないから両親の介護も自分でやらなきゃ…」
僕「あれ?Xじゃん!」
Y「あ、本当だ」
Y「気にしないでいいよ。行こう」
僕「いくらでも買ってあげるよ〜」
学生、子供目線で考えて見ました。子作りの前に是非ご利用、ご確認ください。ちなみに犯罪者がいないという要件以外は全て空白なのが僕の家庭です。チェックリストに空白がある場合はたった一度、一瞬だとしても子供から「産まなきゃよかったのに」と思われるか、直接言われることを覚悟して子供を作ってください。
□自分、パートナー、自分とパートナーの両親全員が平均以上の身長である
□自分、パートナー、自分とパートナーの親族に先天性、遺伝性の病気や障害を持つものがゼロである
□女性パートナー、自分とパートナーの母親が巨乳でも貧乳でもない
□男性パートナー、自分とパートナーの男性親族に若ハゲがいない
□自分、パートナーが学生時代に数学や物理、化学に苦手意識がなかった
□自分、パートナーが学生時代にリレー、マラソン、部活動などで活躍していた
□パートナー(男性パートナーは必須、女性パートナーはなるべく)が技術職、公務員、情報産業、上場企業総合職などに従事しており、営業職、飲食・接客業、金融業(理系・エンジニア職は除く)、職人、肉体労働、中小企業勤務ではない
□幼稚園から高校まで全て私立で私立大学医学部に進学したと仮定しても奨学金を借りる必要のない資力
□子供に一人部屋を与えられる家が用意できる(二人なら二部屋、三人なら三部屋)
□歯科矯正、スポーツ幼児教室、ピアノ教室、中学受験・大学受験の際の塾、留学などに必要な資力がある
□子供が好物を聞かれて「カレーライス」や「ハンバーグ」などと可哀想な返答をしないよう日々の食事に手間をかけられる、又は外注できる
15年前のIT業界は、以下のようなおっさん用語であふれていた。
今では使われるのは「ほぼほぼ」くらいだろうか。
マルチベンダーを「マルベン」と略したり、妙な略語がなくなった。
●エイヤ
用例)「エイヤで作っております、どうぞよしなにお願いいたします」「エイヤで見積もりを出しました」
意味)データや合理性にのっとって緻密(ちみつ)に計算されたものではなく、業界内での経験や勘、その場の勢いに乗って生み出されたもの、あるいはその様子。
●イッテコイ
用例)「今日のところはイッテコイですね」「セールで利益が出ても人件費で結局イッテコイだよ」
意味)もともとは相場が上がった後に、すぐ元に戻ったことを示す金融業界の言葉。利益が出たものの、その後の動きで利益がなくなった、しかし最初と比べて損失が出ているわけでもないさま。
●ガッチャンコ
用例)「その議題もガッチャンコで今日やっちゃおう」「書類、前のと合わせてガッチャンコしといてくれる?」
意味)合わせて、まとめて、というような意味。ホチキスを止める擬音からきたともいわれる。
●ボールを持つ
用例)「今、誰がボール持ってるの?」「新人にいつまでもボール持たせたままじゃダメだよ」
意味)チームワークにおいて、ある人にやらなくてはならない作業や、任せられた責任がある状態。他の人がその人の作業が終わるのを待っている状態であることもある。主導権・実権を持つ、の意味で使われることもある。
●全員野球で
用例)「今日のプロジェクト発足を皮切りに全員野球でやっていきましょう」「今の若いヤツは妙にクールで、全員野球ってものを知らねえな」
意味)一致団結して。全員が実力を出し切ってチームワークで課題や仕事に挑むこと。
●三遊間
意味)三遊間とは、三塁手(サード)と遊撃手(ショート)の守備範囲の中間。ここに飛んだ打球をどうさばくかが、守っている野手の腕の見せどころである。ただ、サード、ショートのどちらが捕るとは決まっていないところでもあり、ビジネス用語で使われる場合には「担当が曖昧な仕事」を意味することがある。また、「三遊間を抜かれた」で失敗した、うまくやられた、といった意味で使われる。
https://stat.ameba.jp/user_images/20220527/17/kufu2018/bc/dd/j/o0742108015124103245.jpg?caw=800
https://anond.hatelabo.jp/20220609181945
よく女の低賃金の理由として言われる「女は3K仕事を選ばないから」というやつ。
低賃金の飲食その他のサービス業も十分重労働だとか、女の多い介護や保育も3Kだろうとかもあるけれどそれだけでなく。
そもそも女が「3K仕事」を「選ばなかった」としてそれの何が悪い?
統計からいって女は男よりも身長体重が低く、生理があり、体力や腕力に劣っているんだよ。自分も身長150未満体重30キロ台で生理が重く体力がなくて、体力勝負の仕事はまず採用されないだろうし仮に採用されても身体を壊す事が予想されるから応募してないよ。当たり前じゃない?だってそういう仕事に採用されて仮に一時は高賃金になったしても、それで身体を壊して働けなくなったら却って損だし。
まあ要するに、自発的に「選ばない」というよりはそもそも体力的に「出来ない」んですわ。そういう女性が多分多いと思うよ
運動音痴にプロ野球選手を目指せとか、プロサッカー選手を目指せとかは普通言わないよな?
あらゆる仕事には適性というものがあって、「その仕事が向いていないから選ばない」のは合理的な選択であって至極当たり前の事だ
どんなに向いていない仕事であろうとも無理にでもそれを選べだなんて普通は言わないだろうに
何故女に対してだけはそれを平気で言うのか
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2021/dl/05.pdf
また、この統計を見るに男の賃金の高さって保険や金融が明らかに上回っている訳だから
本当に女の低賃金が職業選択「だけ」に由来すると思っているならば、「女は3K仕事を選べ」ではなく「女は金融業を選べ」と言う筈だ。でも何故か奴等はそれは言わない。
それって結局いわゆる3K労働を適性度外視で誰にでも出来る仕事だとして見下し、ひいてはそういう仕事に就く男性の事も見下しているからだよ
女は3K労働をしろとか言う人達って、女は大学院に行けとかMBAを取れとかは基本言わないよね
そういう高学歴のキャリア女性が増えてもらったら自分達のプライドが傷つけられて面白くないからでしょ?
https://anond.hatelabo.jp/20220609181945
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2021/dl/05.pdf
これを見る限り産業別の統計で男の賃金が一番高いのって金融業・保険業になってるから
女の賃金が低いのは3K仕事をやらないどころかその逆で、高学歴のホワイトカラーが少ないからだと思うんだよ
みんな女は事務職、というイメージに引きずられ過ぎ(そこらのデパートなりスーパーなりのお店を見れば女性店員の比率が高いのは明らかだろうに)
あと電気・ガス・熱供給・水道業も確かに高いけれど建設業・製造業はさほどでもない事から
イメージとは裏腹に3K仕事ってそのきつさの割に賃金も別に高くない
ここから推察するに賃金が高い業種っておそらく研究開発職(理系高学歴)が引き上げてるんじゃないの?
グラフの方で男の6,70代の医療・福祉の賃金が異様に高いのも、医師が多いせいだと考えないと説明がつかないし
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2021/dl/05.pdf
『男女別にみると、男性では「金融業,保険業」(485.1 千円)、女性では「電気・ガス・熱供給・水道業」(327.7 千円)が最も高くなっており』
多分いわゆる商社とかでしょ?
それに対して
『男性では「サービス業(他に分類されないもの)」(283.5 千円)、女性では「宿泊業,飲食サービス業」(215.0 千円)が最も低くなっている。』
となっているから、男も女もおそらく学歴不問でつける接客業の賃金が安いものと思われる
なんで取らないんだろう…?
でも、産業別の賃金を見ただけでも「宿泊業,飲食サービス業」のように女の多い産業に賃金が安いものが多く集まっているだろう事はよーーく分かるな
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2021/dl/05.pdf
産業別に賃金をみると、男女計では、「電気・ガス・熱供給・水道業」(419.7 千円)が最
も高く、次いで「学術研究,専門・技術サービス業」(386.9 千円)となっており、「宿泊業,
飲食サービス業」(257.6 千円)が最も低くなっている。男女別にみると、男性では「金融業,
保険業」(485.1 千円)、女性では「電気・ガス・熱供給・水道業」(327.7 千円)が最も高
コロナ禍がビジネスに影響を与え続け、その期間が2年を超える中で、大きな変化といえるものにデジタル化の加速という流れがあります。それまで耳なじみの薄かった「DX」という言葉が経営の常識となり、自社の製品・サービスをネット上で販売するECビジネスやオンライン営業はもはやB2C、B2Bを問わぬ重要戦術となっています。従業員一人ひとりの身近な部分では、テレワークやオンライン会議などコロナ前には想像もできなかった働き方が、あっという間に浸透しました。
この流れは業務を根本から見直すことにも直結しており、特に業界的な変革期と昨今のデジタル化の急流が交錯した業種において激しい動きが目立っています。その最たるものが金融業界でしょう。日本経済新聞の調査によれば、銀行、証券、保険などの大手13社で3年以内にDXを活用した業務削減に伴う人員削減は4万人に達する見込みであり、うち明確に配置転換が見込まれる人員は7000人余りとのこと。それ以外の3万人超については、「未定」というあいまいな状況に置かれています。ただ、日本の労働法規上、自然減以外の余剰人員を解雇することは難しく、どのように再活用していくかは大きな課題となっている形です。
余剰人員再活用のキーワードとして2021年辺りからよく耳にするようになったのが、「リスキリング」という言葉です。「リスキリング」とは英語にすると「reskilling」、すなわちスキルを身につけるという意味の「skilling」に「再度」を意味する「re」を付けたもので、「職業能力の再開発、再教育」という意味で使われています。広義には時代に合わせたスキルの再取得を意味しますが、今の時代に限定した狭義では「DX化に対応できるスキルの再取得」という意味で使われていることが多いのではないでしょうか。
先の金融業界の例で申し上げれば、りそなホールディングスでは行員1700人を3~6カ月の研修期間を経て事業承継分野やDX関連業務に配置替えすることを計画しているようです。第一生命保険では全社員をデジタル人材として再教育し、社内のIT資格取得を義務付けるといいます。SMBC日興証券でも、22年度中に社員の約1割にあたる900人をデジタル人材として再教育の上、再活用する考えを公表しています。
急速なデジタル化の流れで、金融機関におけるリアル店舗網の縮小は加速度的に進んでいます。同時にフィンテックの活用をはじめ金融機関のビジネスモデルは根底から変革を求められており、今後を見通した変革の設計図面に対して人材面での対応が追い付いていないのが実情であると映ります。
このようにコロナ禍と業務見直しの過渡期が重なった金融機関ではかなり激しい動きが見て取れますが、他の業界でも時代の趨勢(すうせい)はいかんともしがたく、早晩ほぼ例外なく同じような流れにのまれるのは間違いのないでしょう。そうなると気になるのは、長年同じことの繰り返しに慣れてきた中高年社員はリスキリングに直面してどうなるのか、という問いかけです。
パーソル総合研究所が20年に発表した調査で既に、国内企業約800社の約36%が「シニア社員の能力・スキル不足が課題になっている」と回答しており、5年以内に課題になりそうだと回答した企業まで含めると、70%近くにまでのぼっています。中高年社員をいかにして取り残さないかという「守りのリスキリング」は、見逃せない問題になってきているのです。「人生100年時代」といわれ定年延長や再雇用が既定路線になりつつある中で、企業経営は新たな重たい課題を抱えることになったといえそうです。
出所:パーソル総合研究所「企業のシニア人材マネジメントに関する実態調査」
人事戦略の変革はリスキリングだけではなく、採用面にも大きな動きが出ています。スキルを持った人材を積極的に中途採用する動きです。
やはりこの領域でもビジネスモデル転換を急ぐ金融機関が先行している感は強く、3メガバンクで22年度中の中途採用が前年比8割増という計画が打ち出されています。一方で新卒採用は3メガバンク合計で前年の5000人から1100人へ大幅な減少傾向にあります。リアルの非効率な業務がデジタルに置き換わること、そして今後も進むDX化で実践的なスキルが重視されることなど、この傾向は他業種にも広がることが大いに考えられるでしょう。そうなると最終的には、世界的に見てガラパゴスな終身雇用を前提とした日本企業の採用は、近い将来いよいよ終焉を迎えることになるのではないかと思うのです。
そもそも長期雇用を前提としたわが国では、チーム型優先での組織運営にふさわしいゼネラリスト養成を目指した「メンバーシップ型雇用」を採用の基本としてきました。この「メンバーシップ型雇用」は結果的に、基礎学力を一つの物差しとした学歴優先採用を醸成することとなり、特に大手企業は一人でも多くの有名大学卒業生を採用したいという方針で長年採用競争を繰り広げてきました。
しかしスキル重視の中途採用が人材補充の有力手段となり新卒採用が減ることになれば、新卒採用についてもこの傾向にシフトしていくのは当然の流れです。すなわち、日本的「メンバーシップ型雇用」が「ジョブ型雇用」に取って代わられるのは時間の問題であると思われるのです。
今後、採用においては、終身雇用を背景とした長期的展望でゼネラリストを育てるという人材方針が改められることで、入社後に想定されるジョブにハマるかハマらないかが、その合否を決定する最大のポイントになるでしょう。そうなれば新卒採用は、「人物重視」といったあいまいな表現に“化粧”された学歴偏重に陥ることなく、応募者がその時点でスキルとして何を身につけているか、あるいは企業が要求するスキルを持っているか否かが問われることになるはずです。とりわけ語学力やプログラミングをはじめとしたITリテラシーなどが、新規採用の際の基本資質として問われることになるとみています。
われわれ世代が就職活動をしていた40年ほど前は、銀行などの募集要件に当たり前のように「大卒文系男子」という狭い枠がハメられていました。しかもこの「大卒」の裏には、「できれば有名大学」という言葉が明らかに潜んでもいました。だからこそ、教育ママや教育パパはわが子を中学から有名校に入れて、有名大学に進学させることこそ親の務めと思ってきた節があります。
しかし気が付けばダイバーシティー、ジェンダー平等が常識となった今、企業の募集要項に「文系」「男子」などを付することが非常識な時代となり、もはや「大卒」を掲げることすら常識に適わなくなる日は近いと感じさせられます。筆者の住む街の路上で夜な夜な繰り広げられる塾通い送り迎えの駐車車列渋滞を見るにつけ、教育ママ、教育パパの教育目線もそろそろ変えないといけないのではないかと感じる次第です。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2205/26/news042.html
そもそも『発達障害』とか『軽度知的障害』は、後見人を利用する状態ではないので選択肢に入らない
今度は何にかぶれてトンチキなこと言ってるのやら・・・としかならない
集団免疫を唱えてたアホや空気感染しないとか言ってたアホやワクチンなんか出来ないと言ってたアホのよう
日常行動で言えば、食事の用意が出来ない、買い物ができない、計算ができない、人間が認識できない、売買対象物が何なのか答えられないみたいなのが
『事理を弁識する能力を全く欠く』人
そもそもAVも風俗もやる必要がない豊かな先進国でわざわざやってるような人たちなんだから
だからこそ、発達障害・知的障害・精神障害のアウトリーチ活動が盛んなんでしょ
ちなみに、後見人が付くレベルの想定は極めて厳しいよ。『事理を弁識する能力を全く欠く』人が対象な
日常行動で言えば、食事の用意が出来ない、買い物ができない、計算ができない、人間が認識できない、売買対象物が何なのか答えられないみたいなのが
『事理を弁識する能力を全く欠く』
いちばん想定の緩いの補助人付く『判断能力が不十分』レベルですら厳しいぞ
統合失調で措置入院するレベル・軽中程度の認知症(金融業者から金を借りまくったり)が補助人が付くことが想定されるレベルだよ
そこまでの緊急性は無いけど情弱ビジネスに食い物されがちなレベルは保護しときましょってことだろ
クセになる「おっさんビジネス用語」どれだけ使ってる?エイヤ・全員野球・よしなに…写真はイメージです Photo:PIXTA
最近、「#おっさんビジネス用語」というハッシュタグが一部で盛り上がりを見せている。まとめサイトを見ると「あるある」と思わせる言葉が並ぶ。あなたは普段、どのぐらい使っているだろうか。(フリーライター 鎌田和歌)
「よしなに」「一丁目一番地」「全員野球で」……死語ではないが、ある年代以上が好んで使う傾向がある言葉はたしかにある。
これに気づいた人たちが盛り上げたのが、「#おっさんビジネス用語」のハッシュタグ。ツイッターで2月初旬からこのタグをつけた投稿が始まり、あれよあれよという間にあまたの言葉が寄せられた。
念のため断っておくと、最近何かと糾弾されがちな「おっさん」ではあるが、このタグはおっさん批判というよりも、おじさんたち自身がやや自嘲(じちょう)気味に、ほのかな交流を楽しむために作り上げている感が強い。
中には「#おっさんビジネス用語」に前時代感を覚えたり、こういった言葉を使いながら強引にことを進めるビジネスパーソンに反発を感じたりしている人もいるのかもしれないが、全体的にはほのぼのとしたネタのタグであるようだ。
よく、一昔前の業界人が使った言葉として「けつカッチン」「てっぺん」「シースー」などが話題になったが、これとはまた違う文化が「#おっさんビジネス用語」にはある。
また、ここ10年ほどでよく聞くようになった「アグリー」「クロージング」「サマっといて」「シュリンク」といったカタカナ・ビジネス用語とも、違う光景が広がっている。
●エイヤ
用例)「エイヤで作っております、どうぞよしなにお願いいたします」「エイヤで見積もりを出しました」
意味)データや合理性にのっとって緻密(ちみつ)に計算されたものではなく、業界内での経験や勘、その場の勢いに乗って生み出されたもの、あるいはその様子。
●イッテコイ
用例)「今日のところはイッテコイですね」「セールで利益が出ても人件費で結局イッテコイだよ」
意味)もともとは相場が上がった後に、すぐ元に戻ったことを示す金融業界の言葉。利益が出たものの、その後の動きで利益がなくなった、しかし最初と比べて損失が出ているわけでもないさま。
筆者の個人的な感覚で恐縮だが、20代の頃に聞いて「エイヤ」はすぐに理解できたのだが、「イッテコイ」はしばらく意味がなじまなかった。どうしても「どこかへ行ってこい」をイメージしてしまい、同じ意味であれば「プラマイゼロ」や「トントン」の方がスッと入りやすい。
とはいえ、「エイヤ」も「イッテコイ」も、エネルギーのほとばしりというか、躍動めいたものを感じさせる言葉だ。使えば使うだけ威勢よく仕事をしている感じが出て、それだけに好まれているのかもしれない(ちなみに、「とはいえ」も「#おっさんビジネス用語」タグにまとめられていた)。
●ガッチャンコ
用例)「その議題もガッチャンコで今日やっちゃおう」「書類、前のと合わせてガッチャンコしといてくれる?」
意味)合わせて、まとめて、というような意味。ホチキスを止める擬音からきたともいわれる。
こちらも同じく、言うだけで仕事がはかどっているような気がする、勢いがある言葉だ。しかしペーパーレスの世となるにつれ、若者からは遠のいているのかもしれない。意味以上に何か言った気になる
用例)「それぞれが担当するプロジェクトで、何が一丁目一番地なのか見極めろ」
どことなく押しが強い言葉という印象があるのは、もともと政治でよく使われる言葉だからだろうか。
●よしなに
用例)「決起会はこれでお開きとなりますが、どうぞ以降よしなにお願いいたします」「おおむねこれでOKなので、よしなにやっておいて」
「じゃあ、それでよろしく」などと同じ意味なのだが、「よしなに」を使うと急に大人の世界の雰囲気が漂うから不思議である。ビジネス用語の中には「含みを持たせ、何か特別なことを言ったような気になる言葉」が多いが、「よしなに」はその筆頭格ではないだろうか。とはいえ、一度使い始めると代えが利かないほど便利だ。
●なるはやで
一時期は、「なるはやで」の代わりに「ASAP(as soon as possible)」を使う人も多かった。最近はあまり聞かない気がするのだが、その理由は個人の裁量による「なるはや」よりも、具体的に「10分で」「午後までに」などと時間を切った方が、お互いのストレスが少ないという共有知が生まれたからではないだろうか。
ここまで複数の用語をまとめてみて、「#おっさんビジネス用語」とは、景気付けに好まれそうな言葉が多く、また、その場のノリを共有するために一役買う言葉なのではないかと感じた。そしてやはり、何か言った気になるので便利であり、一度使うとクセになる口なじみの良さもある。
ところで、メディアの記事の中にも、これがあると「年齢が上の記者が書いているのかな」と感じる用語がいくつかある。たとえば、「すわ一大事」「伏魔殿」「(女性芸能人に対して)〜〜クン」などである。