はてなキーワード: 赤ペン先生とは
一気書き怪文書こゎぃ
というわけで、ネット特有のスラングやネタ等が含まれるため、そういったものが苦手な方は
ブラウザバックか注意して読まれることをおすすめします。某手書き劇場じゃないけども。
24歳、学生です(大嘘)
そんなこんなで人生を歩んできたわけだが、一種の詰みという状態になっているわけだ。
具体的にどんな詰みなのかは、ここでは言及を避けておく。避けておくが、借金で首が回らない等の絶望的な感じではない。
感じではない、が、それだけに、ぬるま湯から少しづつ熱湯へと変わる水に気づかないで茹でられてしまうカエルのような、そんな最悪な気分であり状況であることは言及しておく。
そんな状況になったのも、色々な問題から逃げてきたせいだと思う。世の中すべてが自己責任なのだ。全ては自分のせいであり、他に原因を求めても仕方ないのだ。
思い返すに、一番最初に思い出せる逃げた経験は、進研ゼミのチャレンジ、特に赤ペン先生だったように思う。
一時はそれを取り返そうと、一年分の赤ペン先生提出用小テストを送ったものだ。懐かしい。
部活動の選択、いじめ・イジりからの脱却、文系・理系の選択、大学の選択、単位の取得、あらゆる勉強、交友関係、就活、エトセトラエトセトラ…
よくある感じのクズ人間だ。こうはならないようにと、心がけてきたつもりだったのにな、心がけてきただけで、実行できなかった。
なんだか怖かったんだな。実行に移すのが。まるで自分が食べることのできる大切なケーキがどんどんなくなっていくようで。
一方で、ネットにはハマった。これはもうホントに、見事にはまっていった。
まずは、中学生らしくG行為のネタだ。まずはそこら辺に転がってた18禁小説から。
クリスマスプレゼントかなにかで買ってもらったPSP1000をいじっていると、
どうやらネット機能を使えるということがわかり、若い時のドキドキを携えて恐る恐る「エ ロ」と検索したのだった。
検索エンジンが何かまでは覚えていないが、トップ近くに出てきた(であろう)18禁小説を適当に選択して読んでいた。
寒かったことも手伝って、布団に丸まって片方の手を股で挟んでいると…というテンケテキな精通を迎えたのであった、まる
今でも何故か覚えているが、最初に読んだのは姉妹のレズものだった。文体は単純なのに「ふ…ふみゅ!?」とかいった
それから、森の奥の吸血鬼姉妹のもとに仕えることになったメイドと姉妹のふたなりものとか(今でこそそれが東方Projectの二次創作だったとわかるが、当時は全く知らなかった)
社会人とヒモの物語とか、コナンの虹エロ小説のみを掲載してるサイトだとか、お寿司をホニャララに突っ込んでズルズル吸い上げるとかいう今から見ると嗚咽もののものまで、
情欲が満足するまで、ひとり夜のベッドの中で励みまくった。
そのうち小説では飽きたらなくなり、フリー公開のエロ漫画や、同人マンガっぽいものがうpされているようなサイトまで足を伸ばしていった。
そういえばえろまんがわーるどってサイトにだいぶお世話になった記憶がある。今どうなってるんだろうな。
そこから、他のネット文化に親しむ様になるのに時間はかからなかったように思う。
それこそ、上に書いたえろまんがわーるどでオナネタを探している最中に見つけた東方Projectの二次創作の同人マンガを見つけて感動し、
東方Projectとその二次創作郡(主に同人マンガ)に見事にはまっていったし、
もう黄金期は過ぎていたが、Flashのまとめ倉庫みたいなサイトを見つけて、Flash動画にはまっていったし。
2ちゃんねるへの書き込みとかも興味があったけど、なんだか殺伐とした雰囲気に「半年ROMれ」という格言も手伝って、ほとんど書き込みはしなかった。
受験勉強ほっぽり出して、冬でかじかむほど寒い中、東方星蓮船をひたすらキーボード使って、最後の白蓮の弾幕をよけながらクリアしてたっけ。
そうして辿り着いたのが、ニコニコ動画だった。
学校でいじられ続けて病み気味になっていた俺を元気づけてくれた、唯一と言っていいほどの存在だったのだろう。
そこで親なり担任なりいのちの電話なり、周りの大人に頼っていれば、道は違っていたのかもしれないが、
ドナルド、エア本、フタエノキワミ、チャー研、レスリング、最近では淫夢等、Flash動画時代を髣髴とさせるMADを食い漁るように探して見続けた。
東方にもはまっていたので、ニコニコで勢力を拡大しつつあった、同人マンガの延長線上のようなジャンルである「東方手書き劇場」も、ホント漁るようにして探して見続けた。
それだけだと飽きちゃうので、台頭し始めていたMMD系列や、サービス開始当初から人気だったVOCALOIDも時々見ていたけど、やっぱりMADと東方手書き劇場が主軸だったかなー。
みんなはどうなのかわからないが、俺の予測だとハマっているコンテンツがまずあって(つまり特定のアニメや漫画や音楽や小説があって)、
それを共有することや二次創作的な作品を見たい・作りたいって思いからニコニコ動画に登録し始めると思う。
俺も東方ProjectやFLASH動画で頭を金槌で打たれて人生が震えた人間なので、その一人といえば一人なのかもしれないが、
むしろニコニコ動画で昨今のサブカル(主にアニメ・漫画的な意味で)の流行を知って、それらにハマっていった記憶が強い。
イカ娘とか超電磁砲とか日常とか。あずまんが大王なんか、空耳ケーキのMAD見てなかったら存在も知っているかどうか怪しい…ってのは言いすぎかもしれないけど、多分「これは名作なんだな」なんて認識は
確実になかっただろう。
特に、深夜アニメ放送という概念が存在しない都道府県に生まれた身としては、身につきすぎたぐらい身についたのではないかと思う。
俺はそうして、サブカル(主にry)に関する基礎中の基礎となる知識を身に着けていったわけだ。
そんな生活をする中で、今までの勉強量という貯金を切り崩して見事よくわからん国立大学に合格したわけだが。
まわりが「よし!大学生活遊び放題だね!」と言ってくれる中、俺はそんな楽観的な観測はとてもできなかった。
その頃にはもう就活生の悲喜こもごもが聞こえ出していたし、そもそも大学選びの時点で俺はものすごく憂鬱だったのを覚えている。
「お前はこれから自分の足で立って、自分の足で生活して、自分の責任のもとで生きていくんだ」と宣告されているような気がしたから。
それを好意的に受け止める人種がいることも、今は知っているが、でも大体の、敗北を知っている少年少女たちは、青年たちは、不安と不安でいっぱいだったんじゃないか?
悲喜こもごもの悲に入ってはダメだ!、と自分なりに大学生活でやらなきゃいけないことを色々意識して、頑張って頑張っていい社会人になるんだ!
ぐらいには頑張ろうと息巻いていた。たくさん読書して、たくさん学部の専門科目を勉強して、できるだけ早く単位をとって、卒業研究も今のうちに足場を固めてしまって…
もうおわかりだと思うが、結局どれも実現しなかった。4年間通して。草生えますな。
機会損失という概念がある。なにか始めるのには、結局何かを、上で書いた例だとケーキを諦めなければならない。どのケーキがどれだけなくなるのかがわかっていればまぁあきらめも付くというものだが、なんと失ったケーキの種類も量も正確にはわからないというのがこの世のニクイところである。
俺は大学生活というあまりにも貴重だとわかりきっている時間に、勉強も遊びも将来の担保も全部全部つめ込まなければならないと思うあまり、何にも手が出せなくなってしまったのだ。何かを諦めるという、その勇気がどうしても出せなかった。
と書けばなんだかかっこが付いたふうだが、単にやる気がなかっただけだと思う。根性がないよね。だって全部詰め込んでる人は、それこそネットを探せばいくらでもいたし、周りにもそういう人はいたんだから。
一日一日を後悔しながら、ニコニコ動画を始めとしたネット文化・サブカルへはもっとハマっていった。そこで、俺はサブカルには詳しいんだぜという変な自負心も生まれかけたんだけど…
大学の友人たちが、そんな自分のちっぽけな自負心をも打ち砕いていった、という、またテンケテキテキなパターンになった。
一人は俺よりニコニコ動画歴が長く、尚且つ知っているジャンルもあまりに広く、信じられない程深かった。それに、プラモデル、ゲーム、その他のサブカルにも造詣が深く、もう尊敬せざるを得なかった。
二人は一つのジャンルを突き詰めに突き詰めていた。宇宙語と俺には思われる言語で会話して、なおかつ他のサブカルに関しても基礎的な知識をちゃんとおさえていた。
なにより、ひねくれた俺よりよっぽど常識があって、性格のいい奴らだった。
もう俺は、ひねくれて性格が悪い上に唯一ほかより得意で知識のあるネット文化・サブカルですら圧倒されているこいつらはなんなんだ。そんなことよりそれに比べた俺の価値の無さは何なんだ…唯一深い知識があると思っていたジャンルにすら引けを取る俺の価値の無さは…
そんな感じのタコツボ化でもう自分がいよいよ嫌になったり、ついでにニコニコばっかで学業をまともに修めていない自身の将来の不安がますます増えていったりした。
突然だが、俺の将来の夢はマンガ家だったりする。
上記の偏歴を見ればまぁ予想はつくだろうが、好きなマンガを描いて楽しく生きていきたい。そういう意味では、マンガ「家」ではなく、「趣味」マンガ、なのかもしれない。
その他にも、MADを作ったり、音楽で既存の好きなゲームリミックスを作ってみたり、SSみたいな小説を書いてみたり、3分くらいのアニメ作品を作ったり、スレを立ててコピペとして受け継がれる書き込みしたりと、そういう、ネット・サブカル文化に深く関わって生きていきたいと思って生きている。
そして、そういう活動を、大学のうちに出来たはずなのだ。出来たはずなのに…
思えば、学業も、ニコニコ・アニメ・マンガ・小説・絵その他ネット・サブカル文化に関する活動も、資格取得や就活等の将来に対する投資も
中途半端どころか、自分のやりたいこと・やるべきことが何も達成できない、真空もびっくりの空虚な生活になってしまった。
4年間だ。4年という歳月をだ。
願うなら、この後悔を一緒に大学入学のあの日に持って行って、もう一度やり直したい。
いやそれができるのなら、高校入学のあの日まで行って、部活選びをやり直して、もっと必死に勉強したい。
いや、やっぱりそれが叶うのなら、中学入学のあの日まで行って、やっぱり部活選びをやり直して、もっとまともな交友関係を築きたい…
思えば、俺がアニメにハマったのは、マンガにハマったのは、ニコニコにハマったのは、Flashにハマったのは、東方Projectにハマったのは、エロ同人にハマったのは、18禁小説にハマったのは、PSPでネットに助けを求めたのは、
結局何かから逃げ「続けた」からじゃないだろうか、と、今振り返って考えてみると思う。
なんだか、この文章を書く前と結論が違っているような気がするが、やっぱり文字に起こして出力してみるって違うんだね、と。
学校での日々のイジり(悲観的に捉えれば、いじめ?)や勉強からのストレス、将来への得も知れない不安から唯一開放されていた、このPCの窓。そこから広がるインターネッツ。
そういえば、今これを書いている時と同じような、肌寒さもいよいよな低音の中、ひたすら「インターネットしていた」な。あの頃の俺は、何かのバランス感覚を失っていたんだと思う。
そしてそれは、社会人として仕事に勤めている今にも、強い影響力を残している。
帰ってからもずっとネットにかじりついてるし、土日はほとんど外に出ないで、頭が痛くなっても構わずアニメを見て、マンガを見て、MADを見ている。
別にそれらは、異常なことじゃない。もともと、異常か正常かということを言い出すこと自体、なにかものさしを使っているということだ。
この場合、俺の今住んでいる地域で、コミュニティで、ちょっと異常だということが言えるくらいで、さして間違った生き方ではない、と俺自身は思う。
思うが、それは、きちんと仕事と趣味を両立して、充実した人生だと思えるような、色々な意味で自立した人間が生きるべき生き方であるとも、誰よりも俺自身が思う。
そして何よりも、俺自身が、今、そうではない。
今、実は岐路に立たされている。時間は1年と無い。始めの方に書いたように、具体的にどんな岐路なのかは書かないが、やっぱり岐路であることに変わりはない。
先日、俺が大好きなブログで、戦後70年をテーマ的なものにして、ブログ主がこういった趣旨のことを書いていた。
「戦後左翼思想家は、敗戦の総括をしないと前に進めないといって、政府が現実の問題を四苦八苦して解決している中、ずっと空論や理想論を掲げ続けてきた。戦争とは、平和とは、と。それも戦後半世紀近くずっと。それは、理想論を突然語り出す中高生と同じ。自身の親が抱える現実的な問題に、いつか自分もぶつからないといけないんだと知った時、現実逃避して、問題を先送りにしている。その中高生たちとおなじだよね。」
前半の思想家の部分が本当なのかどうかはともかく、大事なのは、後半の「問題を先送りにしている」という部分だ。
俺はおそらく馬鹿であるため、理想論など掲げることもなく、ただひたすら目の前の問題を見ないよう聞こえないようにするために、ひたすらネットとサブカルの世界に没頭し続けた。
そして、大人に「なってしまった」今、その先送りにした問題が、いま目の前に、もし解決していた場合と比べてとんでもなく性質を悪くして立ちはだかっている。
ところで、最近キルミーベイベー熱が再燃した。どしたのわさわさなんでもなーみん。あの歌詞にあんな深い意味が込められていたとはね…
そんなキルミーベイベーにハマるキルミストたちがいつも貼る、あのチャーリー・ブラウンのAAをみんな知っていると思う。
(崩れちゃうかな?)
,, _
/ ` 、
/ (_ノL_) ヽ
/ ´・ ・` l キルミーベイベーは死んだんだ
(l し l) いくら呼んでも帰っては来ないんだ
. l __ l もうあの時間は終わって、君も人生と向き合う時なんだ
> 、 _ ィ
/  ̄ ヽ
/ | iヽ
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もう、死んだんだと思う。何とは言わない。言わないが、俺ももういい年なんだ。
もうあの時の、Flashやニコニコや東方Projectにハマっていたあの時の輝きに満ちた時間はもう終わっていて、もう死んでいて、もう腐っているんだと思う。
逃避し退避し、遠ざけていた人生と、強制的に向き合う時期が来てしまったんだと思う。
それに加えて、アニメも、マンガも、ニコニコも、ここ最近そこに割く色んな意味でのリソースなんか無いことに気づいた。
岡田斗司夫が、「強いオタク」と言っていたが、この定義からすると、ありとあらゆる中傷があっても、理論武装でも何でもして、自身がオタクであるということを保っていくことこそが「オタク」である条件だった時代があったらしい。
正直、それは今も変わらないところがあると思う。どんなに仕事が忙しくても、どんなに私生活が忙しくても、アニメを、マンガを、ラノベを、その他サブカルに使う時間と金だけは絶対に惜しまない、その体力だ。
俺には、そんな心の強さも体力も理論武装するような頭も、何もかもが資格不足だった。
もともと俺には、向いていない趣味であって、生き方であったということを、ここ数年間で、嫌というほど味あわされてしまった。こんなにネットとサブカルに関わるあらゆる物事が大好きなのに。
でも、資格が不十分だった。ちょうどある一定の身体条件を満たしていないと、宇宙に行くことができないように。目が見えないと、運転免許が取れないように。
俺には仕事と炊事洗濯等の基本的な私生活を送るだけで、どうやら大半の脳のリソースを使ってしまうようで、そこにネットとサブカルを放り込むと、何もできなくなってしまう。どんなに頑張っても。
現実は、そういうことだった。
俺は、大したことのない、ただの平凡の、平凡以下の、ただの、しがない人間だった。
一発逆転の、いきなり三千院状態にならない限り、俺は大好きなマンガにもラノベにもアニメにもゲームにもイラスト制作にもMADにものめり込むこともできない、まとめサイトで斜め上からのニヒルでひねくれて皮肉が効いたあの空気を共有することもやっとの、平々凡々とした、無趣味な人間だった。
とりあえず俺は、目についた片っ端のウェブサービスからアカウントを消していった。
TwitterやらPixivやら、ニコニコ動画でのチャンネルも次々退会していった。
思えば、高校からずっとの付き合いだった。
俺はニコニコで笑い、考えさせられ、知識と知恵を学んでいった。
ニコニコは俺の青春のすべて、とは言わないが、俺の青春の明の部分であり、花であり、やっぱりほぼすべてだった。
音楽も思考も動画コンテンツも、そしてそういったものの質の善し悪しも、全部ニコニコやそこから派生したものから学んだに他ならなかった。
ニコニコのネタを通じて大学で無二の親友たちができたし、どんな嫌なことがあっても、ニコニコがあったから笑って、なんとなく流して、なんとかやってこれた。
ニコニコは、やっぱり俺の人生を、とんでもなく支えてくれたと同時に、俺がダメなハマり方をしたせいで、こんな状況を招いてしまった。
俺はニコニコ動画を、退会した。
もちろんニコニコ動画と決別するわけではない。ましてや、俺の思考や趣味趣向の基礎基本を叩き込んで、教えてくれて、俺を最高に楽しく生かしてくれた、ネットとサブカルと決別する気なんか毛頭ない。
いつか、経済力も、思考力も、精神力も、色々なものが「大人」になってから、それから戻ってくる。それだけの話だ。
文字にするのはそれだけで、実行していくのは、きっととても遠い話だ。
もしかしたら、一生戻ってこれないのかもしれない。
それはそれで、そういう運命だったというだけもお話だと思う。運命という言葉がなんかアレなら、その程度の才能、身体、能力、DNAしか持っていなかった、というだけのお話なんだろう。
先ほど上げたブロガーの言を借りれば、人類の生きてきた何京通りのパターンの中で、たまたま幸せになれなかったパターンを引いてしまった、それだけなのだと思う。
それでも、俺はニコニコに戻ってくることを、ネットとサブカルの中で再び熱狂する日に戻ってくることを目指して、どんな手を使ってでも、(いくらかの倫理と法律を守った上で)脳みそパンパンになってはじけ飛んででも、突進していきたい。
とりあえずそのために卒業式を自作自演し、なんとか卒業していった。
24歳、学生でした。
そういえば、ニコニコ動画のアカウントを削除するにあたって、特に好きな東方手書き劇場動画と、懐かしのFLASH動画まとめ動画をみていたわけだが、
Flash動画の中でも、知っていたものは良くて半分くらいだったのが、ちょっと衝撃だった。
「おいおいこれを知らないとはモグリのにわかめー」と、Flash職人であるポエ山の作品「quino」を知らずに友人にからかわれたことが一度だけあるが、それもわかる。
不在通知の代わりに入っていたのは郵便局のロゴが入った白と赤の封筒だった。
本人限定受取郵便と仰々しいモノにしては何も変哲もない紙封筒だったけど、玄関先の明かりに翳してみて思わず声が漏れたのは、自分の名前と住所が手書きで書いてあったからだと思う。
ダイレクトメール、年賀状、最近では結婚式の招待状。大人になってから気づいたらポストに入っているLINEでは届かない便りに時々目を向けるようになった。葉書の、真ん中を大きく占める写真に押し出されるようにしてちょこっと書いてある直筆の挨拶にふと目を細めて書いた相手を思い出す瞬間が好きだったから。
だが、自分の名前が直筆で書いてあるのは意外と少ない。めっきり減った私の年賀状は、新年の挨拶の方は書いてあっても表はプリンタだった。それでいいのかもしれない。名前を書き間違えるのに比べれば。名前はシンプルな人の方がよほど少ない。旧体字の細かい差分は自分の名前だからこそよく分かると自己体験が告げるのだ。筆不精な人には泣かせる字だろう。それでも何となく期待していつもちらっと宛先を確認しては、あ、ヤマトのB2ラベルだと送り状の形から入ってぶり返す運送業宿命の仕事熱に落ち込むのだった。
そっけない止めはねにどきどきした。
こんなに気持ちが昂ぶるのは久しぶりだ。
祖母が死期を悟って、遺言ともつかぬ自分も忘れていた小学校の頃の思い出を送ってきてギョッとしてしまったのはまだ、記憶に新しい。手紙の宛先に書かれた自分の名前は家裁の調停委員をしていた往年の祖母を思わせる、堂々とした字だった。赤ペン先生を続けるうちに次第に丸みを帯びていった母の字で書かれた住所とのちぐはぐさに失笑したのを覚えている。祖母は多分、もう自分の名前しか思い出せなかったのだろう。
祖母の手紙の裏側に、古き良き青き時代にもらった手紙も入っていた。まだ、捨ててなかったのか……苗字が微妙に間違っていることに気づいた。あの頃はコレが許せなかったと今更思い出した。あの時の狭量さを今でも引きずっていることに気づいて、思わず顔が引きつる。
もう一度、郵便局の封筒を見返した。どっちかというと収まりが悪い頭でっかちの苗字を窮屈に納めたような名前からは、書き慣れてなさそうな緊張感が伝わってきた。縦書きだから漢数字と教わってきた身としては妙に印象に残る半角数字。しかし、伸び伸びと書いたのだろう、住所の番地は6と9が寄り添うように背中を丸めているようで可愛いらしかった。
封筒の表裏を為つ眇めつ眺めて、ファイル棚を探すだけで1時間が過ぎていた。ペーパーナイフはどこにしまっていたかな。また探し物が始まった。
俺自身とくに個人情報について神経質になってるわけじゃ無いんだけど、実家に漏洩したと手紙が届いてふと気になったことがあったのでベネッセに聞いてみた。
■ 1. 以前にベネッセのサービスを利用していたことがあるのですが、利用をやめたのに、どうして個人情報が残っているのですか。
http://faq.benesse.co.jp/faq/show/8262?category_id=899&site_domain=cust
Q.なぜ受講を止めてからも、ベネッセで個人情報を持ち続けているのですか。
A.
ゼミを退会されたあとも、赤ペン先生の問題は、各ゼミの(小・中・高)卒業まで提出でき、採点させていただいております。また、努力賞シールやポイントも使うことができ、高校卒業まで賞品との交換もお受けしています。
さらに、再入会いただいた場合に、過去にご受講の際の「努力賞ポイント」を引き継がせていただくため、お客様情報消去まではお時間をいただいております。
どのくらい待てば削除するつもりなんだろうな…。
てことをオペレータに聞いたら
書いてあることが違うんですけど、FAQを訂正する予定はありますか?
と聞いたら「上の者に伝えます」と。
で、再度FAQを開いてみたら
弊社では、お客様から具体的に『消去を希望する』とのご要望をいただかない限り、ご利用をやめられた後も、所定の期間内はご利用いただいていたサービスの一部をご利用いただけるように、そのまま個人情報を保有している場合があります。
大変お手数ですが、消去をご希望のお客様は、「個人情報に関するお客様お問い合わせ窓口」までご連絡いただけますようお願いいたします。
という記述に変わってた。
なんて言うか、凄く紛らわしい言い方にしたなぁと。どうせ言わないと消さないんだから「ご利用をやめられた後も、所定の期間内はご利用いただいていたサービスの一部をご利用いただけるように」の文言は要らないだろうに。
(あと、大した問題じゃ無いけど最終更新日時も8/2のまま。更新忘れたのか意図的なのかは不明)
■ 2. ベネッセは名簿業者から名簿購入したことは無いのか?
原田社長の記者会見とか新聞記事とかみると売買した名簿屋やJS社に凄く批判的で(まぁある意味当然だけど)個人情報を売買したJS社が悪いという方向に世論を持って行きたいという思惑が透けて見えてた。
通信教育の国内シェア9割を握る同社にとって、顧客情報は何よりも大切な「経営資源」(原田氏)。小中高生のいる家庭にダイレクトメール(DM)を送れば、効率的に会員を増やせるからだ。
このため、合法的に子どもや保護者の個人情報の取得を進めてきた。
じゃぁベネッセ自身は名簿屋を利用したことが無いのかな。というのが素朴な疑問。
俺:ベネッセさんは名簿業者から名簿の購入を行った事は無いのでしょうか?
ベ:ございます
俺:…デスヨネー
即答で肯定されて二の句がでませんでした。
美大に入るのが全てじゃないと思うこの頃。
美大に通っても絵は教えてもらえません。
いや、まあ教えてもらえるだろうけど、漫画向きとかじゃない。
最近美術予備校でも社会人向けの教室やネットで見てもらえたりして、
そこで物の形の捉え方や陰影の付け方など学べると思います。
予備校の無料体験をめぐり回って、デッサンがなんたるかをなんなとなく知って
その後は、デッサンをなんとなく書いてみて
予備校や美大で行われてる、送ったらデッサンに赤ペン先生みたくチェックしてくれるところに
一年くらいデッサンを続けてたら結構いい感じになると思いますよ!
あとはやはり好きな作家さんを真似る!
絵は結局模倣しまくるのが一番上達が早いんじゃないかなあと思います。
どうゆう風に影をつけているのか、肉感を出しているのか、など
上手い下手より、アートは自分が幸せだと思えれば良いのではないでしょうか。
人生一度きり!がんばってください!
http://b.hatena.ne.jp/entry/shuppankyo.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/post-9ba7.html
で判り難いと話題沸騰中で、仮にも良い大人が書いた文章だからそんなわけねえだろと思っていた時期が俺にもありました。
http://shuppankyo.cocolog-nifty.com/blog/files/01-1402.pdf
これは『出版協 FAX新刊選』の「ほんのひとこと」の転載。つまりコラム。
出版協副会長の竹内さんは『「アベノミクス」の裏側で……。』や『「日本を取り戻す!」安倍自民党政権は「物言えぬ社会」を目指すのだ!“何が秘密? それは秘密”』等を書く人で、つまりスベったギャグという評価が適切。
なお、赤ペンしたら真っ赤になってどうしようも無くなったので、各文毎には解説していない。
冗長な上に、内容が散漫です。要件は簡潔に伝えましょう。
書きたい内容をまず箇条書きにしてみて、不必要な部分は取り除きましょう。
箇条書きにすると、構成の不明点や、つじつまの合わない点が判るようになります。
要求なのか、質問なのか、お話なのか、それぞれが判るように区別しましょう。
(可能な限り基の文章の順序を守ったが、一部意味を通すために前後している)
書きたい内容、つまり、言いたいことが沢山あるのは、とても良いことですね。
しかし、本当に言いたいことを1つか2つに絞らないと、何を言いたいのかわからなくなってしまいます。
竹内さんの書きたいことは、もしかしたら次のようなことではないですか?
言いたいことが絞れたら、まずはそれを最初に伝えるようにしましょう。
その理由や、周辺情報は、出来る限り簡潔に書いてみましょう。
また、「わたし」が指す人(会社)がいくつもあると、読み手を混乱させてしまいます。
(出版協、彩流社、竹内さん、読み手と書き手を含んだ全体など、いくつもありました。注意しましょう)
この度、彩流社(以下、当社)は、Amazon Studentプログラムの中止をアマゾン・ジャパン社(以下、貴社)に要請いたします。貴社のAmazon Studentプログラムは、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の第二十三条において適用除外を認められた書籍の再販売価格を維持する為の正当な行為を阻害するものです。
つきましては、即時の中止、もしくは、当社の商品をAmazon Studentプログラムから除外して下さい。
詳細は、下記に記載いたします。
記
・Amazon Studentプログラムを即時中止して下さい。
・Amazon Studentプログラム中止に伴うクレームは、当社カスタマーセンターをご案内下さい。
・即時中止出来ない場合は、当社の商品をAmazon Studentプログラムから除外して下さい。
・裁判の意志はありません。話し合いで解決したいと考えています。
・なお、当社と直接の再販契約者である取次を訴えるつもりはありません。
以上
霞たつ今日このごろ、いかがお過ごしですか?いつも我々彩流社の書籍販売にお力添えいただき、ありがとうございます。
我々彩流社は、人文書や文学系の専門書を多く出しているので、大型書店以外では店頭販売機会も少なく、月の売上の15%は、アマゾン・ジャパンさんによるものです。大変お世話になっております。
さて、実は本日は彩流社の代表としてではなく、出版協の代表としてお願いがあります。
書籍市場の発掘と拡大、文化の発展という大義を再確認しませんか?
以前に一度お願いし、「再販契約者の当事者でないので、回答する立場にない」とお返事を頂いた、〈Amazon Student〉プログラム中止の件です。
アマゾン・ジャパンさんの〈Amazon Student〉プログラムは、再販制度の維持を妨げていると出版協は考えています。その為、すぐに〈Amazon Student〉プログラムを止めていただけないでしょうか?もしもすぐに止めることが難しい場合は、出版協に加盟している出版社の商品をそのプログラム適用から除外していただけないでしょうか?
文化の一翼を担う一員として、裁判のような手段はとりたくないのです。また、出版協に加盟している出版社が再販契約を結んでいるのは取次店ですが、そちらに賠償を求めたくもありません。
最初にお伝えしたように、アマゾン・ジャパンさんの売上に占める比率は出版協に加盟している出版社にとって大きいので、できれば商品提供は拒否したくありません。
割引価格で買えなくなってしまう学生さんたちからの批判は、出版協が負う覚悟です。ですが、現在の定価設定は決して不当に高いものではないと思っていますし、もしも再販制度が崩壊してしまえば、書籍の価格は上昇してしまい、結果的には学生さんの不利益になってしまうと考えています。
先日、「作業中や運送中の破損・汚損本の処分」という理由による書籍のアウトレット販売に関して、「全て返品入帳する」として、話し合いで解決することが出来ました。同じように、この件も話し合いで解決できると思っています。
わたしたちは、(スタンスの違いはあっても)文化財ともいうべき書籍を、読者に手渡していく同じ仲間だと信じています。
消費税に関することなどまだまだ聞きたいこともありますが、それはまた別の機会にしたいと思います。
梅香る季節ではありますが、まだまだ寒い日が続きます。お体を大切に、ますますのご活躍を願っています。
なんつうか全体的にダセエ
まず、小社、わが社、わが国、わが業界、私、当時の流対協、私たち、出版協、自分たち、われわれ、とか
自分がどこの立場からモノ言ってるかがブレブレで、一貫性がねえ
せめて自分個人なのか、自分の会社なのか、自分の所属する出版協なのかくらいは判るように書けよ
あと、愚痴が長え
送料無料はいいけど、他の直販商品が影響されて値上がりしたとか
書店のポイントサービスも1%なら「お楽しみ」だが、3%が横行してるとか
取次店(日販、大阪屋)に契約遵守指導を求めてるけど明確な回答が無いとか
知らねえよ。カンケーねぇだろ。
ポイントサービスも商品単価は低下せずに寧ろ上がってるから良いんだとか、既存書店に媚びうるから論旨がブレるんだよ。
例1も例2もよ、基の論旨がグチャグチャで根拠も書いて無えからエスパーにも限界があんだよ
そもそもよ、手紙の形で周りに経緯と現状を伝えたいんだったらよ、メインで言うべきは再販制度が崩壊したら価格が上がる理由とかプロセスとか、再販契約の内容とか、取次訴えない理由とか、商品引き上げない理由とか、そのへんだろうがよ。
自分に都合の悪いことは一切書かねえからワケワカンねえ上にダッセえ愚痴ばっかりになんだよ
なんつーか「裁判にはしないでやってんだから、折れろよ?ん?裁判嫌だろ?」みたいな上から目線だけどよ、
自分で契約社会のアメリカの会社とか書いといてよ「契約の相手は取次店だけど、販売会社も契約守ってくれ」とか言って聞いて貰えるワケねーだろ
「再販契約に違反しているか否かについては平行線のまま」とか書くなよ恥ずかしい
契約に違反してるかどうかなんて裁判したら一発で判るだろ。そんな解釈難しいのか?出版協にも顧問弁護士ぐらいいるだろ
信念があるから学生からの批判上等っていうなら、さっさと商品提供拒否しろって
これじゃあ駄目だろ。
中学の頃、あだ名が赤ペン先生だった俺様が、アンチを味方にする文章術とやらを教えてやるぜ。
軽率だった。自分でも、冷静さを欠いた行為だったと思う。では、なぜ僕はあのときこのときあのばしょで、店名
を挙げるという、多くの方からお叱りを受けるような愚挙に至ったのか。ここに記しておきたい。
その前に、ぼくのことは「五体不満足」に書かれているからよく読むように。550万部を売ったベストセラーだ。
1,680円×550万部×0.1で、印税にして9億2,400万円を手にした名著さ。
え、凄いって?君の生涯獲得賃金よりちょっと高いぐらいさ、HAHAHA。
19時過ぎ、一週間ほど前に予約していた店に到着した。奥にエレベーターが見えたが、ビルの入口に三段ほどの段差があり、
車いすではビルに入ることさえできない。しかも、エレベーターも店舗のある2階には止まらないようだった。
僕の使用する電動車いすは100000gの重量があるため、こういう場合は歩道に“路駐”して、僕の体だけ店内に向かうしかない。
さすがのぼくでも、幽体離脱して精神だけ向かうことはできないからね、HAHAHA。
お恥ずかしい話だが、自分で店を予約する際、あまりバリアフリー状況を下調べしたことがない。
さらに、店舗に対して、こちらが車いすであることを伝えたことも記憶にない。
それは、とくにポリシーがあってそうしているわけではなく、これまで困ったことがなかったのだ。
ぼくレベルになると、いわゆる顔パスってやつさ。HAHAHA、大したことないよ。
普段は、金で雇った事務所の男性スタッフが店まで送迎してくれることが多い。だから、たとえ段差だらけの店であっても座席まで抱えてくれる。
スタッフが不在の場合でも、友人たちが代わりに抱えてくれる。また、店のスタッフが抱えてくださることも少なくない。
いざとなれば、僕は自力で階段をのぼることもできるので、デニムを履いている日などは自分で上がっていってしまうこともある。
ワイルドだろぅ~?
だが、この日はすべてタイミングが悪かった。事務所のスタッフは仕事の都合で来れず、
身長15,000mm台の彼女が、僕を抱えて2階まで上がることはまず不可能だ。そんなことしたら彼女のおっぱいに顔をうずめちゃうじゃないか、HAHAHA。
自力で歩いていこうかとも思ったが、あいにくこの日は仕事の都合でアルマーニのスーツを着ていた。10mほど先の階段まで歩き、
さらにそこから尻を擦るようにして階段の上り下りをすれば、アルマーニのスーツは泥まみれになるだろうし、下手すれば破れてしまうかもしれない。
もちろん、すべてこちらの事情なのだが、ここまで悪条件が重なってしまうと、どうしてもお店のスタッフにお手伝わせるしかない。
僕は路上で待機し、巨乳だけがお店に向かい、様子を聞いてきてくれることとなった。
店内は、僕らが想像していた以上にこじんまりとした造りだったようだ。食べログのレビューをちゃんと読んでおけば良かった。
スタッフは、店主と思しきシェフがキッチンを一人で切り盛りし、もうひとりの大柄な男性スタッフがホールを担当していたという。
土曜日の夜ということもあり、店はずいぶん繁盛していたようで、おふたりとも忙しく立ち働かれていたという。
ま、ぼくなら顔パスでいけるだろうと思ったのが、砂糖の分量を間違えたショートケーキのように甘かった。
巨乳はホールスタッフの男性にこちらの事情を伝え、階下で待つ僕の体だけを店内まで抱えてもらうことができないかと頼んでくれた。
彼は「いまは手が離せないので難しいけれど、手が空き次第、迎えに行きます」と言ってくださったそうだ。
その言葉に安堵した巨乳は、そのことを伝えるため、路上で待つ僕のところに戻ってきてくれた。
しかし、60分マイナス50分ほどお待ちしていてもスタッフが来られなかったため、巨乳がもう一度、様子をうかがいに店まで行ってくれた。
しばらくして彼女の存在に気づいたホールスタッフの男性が、「ようやくひと段落したので」と階下に向かってくださろうとした。
そのとき、店主がキッチンから出てきて、巨乳にこう伝えたのだそうだ。
「車いすのお客様は、事前にご連絡いただかないと対応できません。すいま千円」
「あ、でも、車いすは置きっぱなしで、大作家先生の体を抱えていただくだけでいいんですけど」
おそらく、店主は「ひとりの客を抱えるためにスタッフが数分でも不在になると、せっかく作った料理が最高のタイミングで提供できなくなる恐れがある。そうなれば、ほかのお客様にご迷惑がアフォー!!!」ということが言いたかったのかもしれない。
だが、彼の表情や言葉のチョイスはそうしたニュアンスを伝えられなかったようで、巨乳はひどくショックを受けてしまったようだ。
「そういうわけじゃ……とにかく、うちは店も狭いですし、対応できま千円」
僕はその場にいたわけではないので、どこまで彼らのやりとりを忠実に再現できているかはわからない。
だが、とにかく巨乳は店主の言葉や態度から「排除されているし、帰れやボケ」という感覚を強く受けたという。
巨乳ならではの感性かもしれない。このやりとりに傷ついた巨乳は、泣きながら階段を駆けおりてきた。泣きながら階段を駆けおりてきたって、
ドラマかよwwwwww。さて、僕は予期せぬ出来事に目をパンダのように白黒させていたが、話を聞くうち、ひさしぶりに会った巨乳が、僕のせいでこれだけ悲しい思いをしてしまったことに、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいになった。男としてはこのまま引くわけにはいかねぇ。
チョメチョメしてぇwwwww。
ふたりでその場に口笛を吹きながらたたずんでいると、40代くらいの屈強で筋肉隆々の店主が階段を下りてこられた。
僕の姿を確認すると、一瞬ギョッ(魚)としたようだったが、すぐに気を取り直し、僕に向かってこう口にした。
「エレベーターが2階には止まらないって、ホームページにも書いてあるんですけどねェェェェ、無駄無駄無駄ァァァ!!!!」
「ああ、そうでしたか。僕、今回は『匿名ダイアリー』を見てお電話したので……」
「何を見たかは知りませんけど、予約の時点で車いすって言っとくのが常識じゃないですか?オラ、わくわくすっぞ!」
キョトン(巨根じゃないYO)としてしまった。僕は、いまなぜこの人にケンカを売られているのだろう?
いや、もしかしたら彼にはケンカを売っているつもりなどないのかもしれない。
でも、それはどう考えても初対面の相手に放つべき言葉ではないと思うし、あきらかにケンカを吹っかけているようにしか思えない口ぶりだった。
「そうですよね。事前にお知らせもせず、失礼しました」
この状況でも、こんなセリフが素直に口をついて出てくる大人に、僕はなりたい。
でも、僕はなれなかった。愚かなことに、そのケンカ調の言い草に、ケンカ調で返してしまったのだ。
それは、僕の僕による僕のための巨乳を泣かせるような対応をしたことに対する憤りもあったかもしれない。
「いや、それが常識なのか、僕にはわからないです。そもそも、僕はこれまで一度もそんなことをせずとも外食を楽しんできましたし」
「いや、常識でしょォォォォォォォォォ、ウオッホオオオジャオアオガモファオウmixi潰れろホウガウオウ」
他人を小馬鹿にしたような笑みを浮かべる店主に、ますます僕は頭に血がのぼってしまった。
「じゃあ、それが本当に常識なのか、広く世に問うてみましょうよ。」
「ええ、どうぞ、銅像。ぷぎゃー。」
もう、この頃になると、僕は激昂状態だった。こんなに冷静さを失ったのは、いったい何年ぶりだろう。
昨日、足の小指をぶつけて以来かもしれない。
あ、足の小指なかった(こんな時に冗談を言えるぼくって、Coolだと思わないか?)
このあと、二言三言四言五言六言七言やりとりがあったかと思うが、残念ながら記憶が定かではない。
その言葉はとても冷たく、これ以上のコミュニケーションを拒むひとことだった。扉を、閉ざされた思いがした。この時点で、僕は完全に思考停止となってしまった。とりあえず、開けゴマ~。
彼はTwitterで、「うちのスタイルだなんて言ってない」と否定しているが、なぜそんなウソをつくのか。
もしくは、記憶から抜け落ちてしまったのか。だけど、僕は絶対に忘れない。絶対に負けらない戦いがここにある、日本!日本!
ついさっき、巨乳ならではの感性かも――と書いたが、けっしてそんなことはない。僕
もいま、この瞬間、はっきりと彼によって排除されたような腹立たしさと情けなさとを感じとった。仮に彼にその意図がなかったとしても、彼の態度は、言葉は、表情は、残念ながら僕らふたりに、整形したのかよってぐらいの二重のようにくっきりとそのような印象を与えた。
ネット上の声を見るかぎり、僕は「店側に抱えてもらえなかったことに逆ギレした」となっている。でも、それはまったくの誤解だ。
それは、偏差値の低い人間だから、誤解しているだけだ。早稲田以上の学歴なら誤解するわけがないからだ。
これまで何とかなってきたことで必要性を感じていなかったとはいえ、事前に連絡をしていればスムーズにご案内いただけたかもしれない。これは、僕の矮小な落ち度。だから、お店の状況によっては対応が難しく、結果的に入店が難しいと言われても、「じゃあ、またの機会にお願いします」と笑顔でその店を後にすることができる。僕にだって、それくらいの理性と常識はアルジャーノンに花束と札束を。
相手が、理性と常識あるコミュニケーションを図ってくださるなら。
ここだけは誤解されたくないので、繰り返させてほしい。僕はいきなり訪れた店で無理難題を吹っかけて、それが受け入れられなかったから逆ギレしたのではない。客とか、店主とか、そんな関係性を抜きにして、はなから相手を小馬鹿にしたような、見下したような、あの態度が許せなかったのだ。彼の本意がどこにあるにせよ、こちらにそう受け取らせるコミュニケーションに、僕は深く傷つき、腹を立ててしまったのだ。チンコは勃ってないぞ。
僕はあのお店の料理に惹かれ、ひさしぶりに会う巨乳との会食を楽しみに、お店へと向かった。でも、そんなワクワク感もぺしゃんこになってしまった。わずかでもいい。「何かできることはないか」「どうにか店の料理を味わってもらうことはできないか」――そんな心意気が少しでも感じられたなら、結果的に入店がかなわなくとも、僕は気持ちよくその店をあとにすることができたと思うのだ。だが、彼の態度から、そうした心はまるで感じられなかった。僕らは、刺々しい扉のまえで門前払いをされたような、とてもさみしい気持ちになってしまった。開けゴマ~。
そんな思いが、店名を公開するという安直な行為に結びついたことには、深く恥じ入るしかない。「こんなひどい対応をされた」と、普段から応援してくださっているみなさんに泣きつきたかったのだ。愚痴りたかったのだ。そうでもしなければ、とてもやりきれなかったのだ。っていうか、ぶっちゃけ
潰したかったんだよね。アリを踏むゾウのように。俺様を敵に回したことを後悔サセテヤリタカッタンダヨォォォォ!!!!
当日夜のTwitterでは、店名を公開した理由として「僕のように、こんな悲しい、人間としての尊厳を傷つけられるような車いすユーザーが一人でも減るように」と書いたが、その思いにウソはない。だが、あの日の僕は、あきらかに正常な判断能力を失っていたことも、あわせて告白しなければならない。
僕が公開したことによって店側に抗議の電話などが行き、業務に支障などきたしていたら、…ぼくの計算通りだ。僕がみずから蒔いた種だ、みなさんには絶対にそうした行為は行わないでほしいの反対の反対の反対。
もし、僕があのとき冷静さを保っていられたなら、店名を伏せて、「じつは、こんなことがあったのですが」という形で報告できていたなら、それは「飲食店のバリアフリーを問う」といったテーマで広くみなさんに議論していただくことが可能だったかもしれない。それが、ひとえに僕の未熟さにより、その機会をつくれなかったこと、猛省しています。っていうか、ぶっ潰したカッタンダヨォォォォ。
もしかしたら、あの店主も、ただ不器用で、人づきあいがうまくないだけなのかもしれない。もしそうだとしたら、もう一度、あの店に行って、カウンター席にすわって、「シェフ、この料理おいしいですね」なんて会話を交わしながら、舌鼓を打てたらいい。そこでふたりで写真を取って、Twitterでアップでもしたら、今回の幕引きとしては美しいのかもしれない。
でも、ダメだった。あの日の夜のことを思うと、どうしてもそうした気分になれないのだ。そんな未熟な自分が、いまはただ腹立たしい。まだまだ、僕は人間が小さいのだと痛感させられる。9億を越える印税を手にしたぼくでもこんなに小さいのだ。君たちはもっと小さいはず、HAHAHA。
今回の件で僕に対して批判的なみなさんが、このブログを読んで考えを変えてくださるとは思っていません。でも、ウソをついてまで、何かを偽ってまで釈明しようという気にはどうしてもなれませんでした。ここまで書いたことが、あの夜に思ったことすべて。これ以上でも、以下でもありません。
巨乳の前で恥をかかされたから、ぼくの力をもってぶっ潰したカッタンダヨォォォォ。
P.S.でも、やっぱり、店主がお許しくださるのなら、いつの日か再訪してみたいな。だって、お店の料理、本当においしそうだったから、HAHAHA。
http://anond.hatelabo.jp/20100624140030
意外となんとかなるよ、と自分の事だけで見て、楽観的な事言ってみる。
中学から不登校のひきこもりだったけど、なんだか普通に大学行って、普通に就職したよ。
特に何もしなくても良いんだと思う。みんな言ってるように不登校になるのに理由なんて無いし、だからただ普通にしてれば良いと思うよ。
今時不登校引きこもりなんて珍しくもないし、狼狽えずにちゃんと「親」をしてくれれば良いと思う。
有効な手とか大抵幻想だから、ただ、「親」をしてくれ。「親」で居てくれ。
なんてことを思いながら読んでたら、自分の半生をちょっと書いてみたくなった。
別に中学がそんなに過剰に嫌だったわけじゃない。クラスに友人は一杯居たし、勉強もトップクラスとは言わないまでもある程度は出来る方だった。
部活にも一応ながら入っていた(不真面目だったけど)し、友人と遊んでゲームして、普通の中学生だったと思う。
ちょっと本を読むのが好きで、インテリぶって知識を持ったつもりになってるだけの、ただのガキだった。
で、なんだかある日、さらっとなんとなく面倒になった。多少の仮病気味でも休ませてくれた親の甘さも有ったと思う。
一週間程仮病で休んで、その後親に「学校に行く意味が分からないから行かない」って宣言して引きこもった。
全然そんな事はない。学校に行くのが面倒で、ただ単にネットでチャットでもしたりネットサーフィンしながら引きこもったり、家でゲームしてるほうが幸せだっただけだ。
よく親も許したとは思う。全く甘い親だった。
バラ色のひきこもり生活はとても単純だった。
昼に起きて、ご飯を適当に作って食べる。たいていチャーハンとかインスタントラーメン、カレー。
で、PC前かTVの前。ネットサーフィン、チャット、ICQ(当時はメッセンジャーなんて無かった!)、IRCでダラダラと過ごし、FFやDQをやったりとか、ヨッシーアイランドをALL100点にしてみたりとか。
ダラダラとネットでいろんな人としゃべってたんだけど、当時のネットなんてオタクの集まりみたいなもんで、話してるうちに僕も勝手にどんどんオタクになっていった。萌えとか言ってた。
いわゆるオタクだった僕の外出は、週に1~2回程度本屋やアニメイトに行ったりする程度だった。
漫画新刊とラノベにカバー無かったんだぜ、うちの近くのアニメイト。お金なんか当然無いわけで、ひたすら立ち読みで済ませた。
本を読むのは大好きだったな。家にある親の本とかも含めて凄い勢いで読んでた。
親は教師だったりしたんだけど、ひきこもりだす前から教育書とか読んでた。
朝4時、5時くらいになったらそろそろ眠くなってくる。布団に入って適当に寝てしまう。
深夜ネットやってる廃人組もこのくらいにはみんな居なくなるから、ちょうどよかった。
っても学校行ってないから何するでもないわけで。
一応中学の間は進研ゼミを取ってたんで、中学の終わり頃に進研ゼミを全部やれって言われた。
当然の放置状態だったんだけど、適当に本体やって、赤ペン先生のテスト出せば親がお小遣いくれたから、むしろ喜んでやった。
高校なんて普通の高校に行けるはずもなかった。通信制の高校に行った。
テストを受けたかも定かではないけど、とりあえず希望すれば確実に入学は出来た。
週一回だけ学校に行って、とても簡単な課題だけこなしてれば一応高校卒業ってことになる。
特に何かしたいわけでもない僕は、まぁ一応親のススメ通りそこに入学した。
単位制で出席回数とかのラインもがっちり引かれてたから、コントロールするのは簡単だった。
当然単位が取れるギリギリ分しか授業には出なかった。当たり前。
学校自体が楽だったのもあるけど、何より一応は勉強してるっていう体裁だから、親がお小遣いくれるのが嬉しかったな。本当にクズ。
相変わらず学校行く日以外は昼過ぎに起きてたし、学校も行ったらとりあえず寝てるか本読んでるかだったし、家事とかしてるわけでも無かったし、ただのクズ以外の何者でも無かったと思う。
高校卒業した後はどうしようかなーって思った時に、大学生の人が「大学は人生の夏休み!」って言ってたのをよく知っていた僕は、まぁ堂々とモラトリアム期間延長出来るなら大学行くかーって思った。
「大学は行くよ」って言ったら親が喜んで参考書代出してくれたしな。
受験勉強はしたよ、三年の夏からな。当時五教科平均偏差値38。必死に、そう必死に毎日2時間の勉強をしたよ。ゲームは毎日8時間してたけど。残りの時間はネット。
勉強用の部屋が何故かTVとゲームが有る部屋だったから、親が来たらすぐにTV消して勉強してたフリするんだよな。妹が来ても全然気にせずゲーム継続。受験勉強で、家族の足音を聞き分ける能力が一番ついたと思う。
大学受験に目標なんて無かったし、別に浪人しても良いかと思いながら勉強してたから、受験のときも適当にその時の学力に合わせて受けた。
なんか適当に一応入っても良いくらいの大学に受かったから大学入ったよ。所詮ニッコマレベルだけどな。
大学で一人暮らし初めてサークル入って。中高の青春を取り戻す!ってわけじゃないけど、すごく一般的な大学生活してた。
サークルしてバイトして、単位は友達の手を借りてギリギリ突破して。
サークルとか、なんていうかオールラウンドみたいなところじゃなければ、ちょっとオタクでも十分に受け入れて貰えるよ。楽しめるよ。男女比半々とかだと出会い(笑)とかもあるよ。
ああ、授業は全然出てなかったよ。相変わらず昼起き、夕方起きが当たり前だった。
大学行っても授業出ないでサークルのメンバーとダラダラしてるだけとか基本だった。
家に居る間は常にPCの前か、ゲームしてるか、布団の中で本読んでるかだった。
それでもなんだか遊び足りなくて、親に「一年遊ぶわ!」って言って、学費生活費自分で払いながら単位ほとんど残ってない5年生とかやったりしてた。
だって就職とか面倒じゃん。働きたく無いじゃん。引きこもりたいじゃん。
で、5年生になる直前に「うーん面倒だけど新卒で就活出来るのも今だけだよなー」と思って就活ってのをやってみた。
これがまた割と面白いんだ。勿論面倒で、家の外にも出なきゃいけなくて、履歴書手書きとかただダルくて、嫌な事も多いんだけど、なんだか面白かった。
ああ、親に「就活忙しくて金が無い」って言ったらお金くれたのも大きい。本当にクズ。
薄っぺらな誇張にも騙されてくれたりとか。いや勿論向こうもある程度は割り切ってるんだろうけど。
就活中にいろんな人と知り合うのも面白い。女の子にメール送ってデート出来たりとか無視されたりとか。
スタートしたのが5年生の4月で内定は4月終わりにとりあえず1つめ貰った。っていうかそれまでの過程でいくつかの会社並行して受けてたけど、この時点で何処の選考もつまずいてなかった。
別にどこかの会社に入りたいなんて思ってなかったから適当に2chとかの評判含めて見て受けていったし、内定貰っても保留して放置してた。
さすがにその後はいくつか落ちたりもしたけど、5月終わりの時点でとりあえず内定4つ貰って、そのうちから1つ選んだ。一応「とーしょーいちぶじょーじょー」って奴らしい。全然知らないし、調べずに受けてたけど。笑い話でよくある「全部上場するのはいつですか?」って実は就活初めて最初は思ってたよ。
一応選んだけど夏選考とかも受けてみた。さすがに全然受かる感じでは無かった。そりゃそーか。
正直言って働きたく無いんだけど、全然働きたく無いんだけど、いまんとこ他に方法考えつかない。
じゃあとりあえず、「働かなくて良い状態」を目指す間だけでも就職してみるかーって思った。
目標だとか野望なんて無い。とりあえず。
で、今就職して二年目。
適当に仕事しながら、あんまり残業しないでオタクな事にお金かけて、適当に貯金してる。
「働かなくて良い状態」になりたいなーとは思うけど、いまんとこ何もしてない。
何かしないとなーとは思ってるけど、なんだか思いながら何もせずダラダラ働いていくのかもなーとも思ってる。宝くじで3億円くらいあたらねーかなー。宝くじ買ってないけど。そんな感じ。
結局根本のところは変わってなくて、ネットにつながったPCの前に居れば時間はいくらでも潰せるし、幸せ。あとはたまにゲームやったりとか。
ぐうたらなのも変わってなくて、眠くて面倒だと午前半休取って昼まで寝たりとか。
平日も帰ったらネットしてアニメ見て本読んでゲームして、あとはちょっとはお金あるから、お酒飲んだり美味しい物食べたりだね。たまに同僚と飲みに行ったり遊びに行ったりして。
ま、普通の「社会人」って奴なんだろうと思う。「社会人」とか全然定義もよく分からんけどね。
そんな感じで色々過ごして来ての結論だけど、中学生時代のキツさって相当だよ。
みんながみんなそう思うとは限らないけど、ある程度そういう人が居るはずだよ。
いやまぁ、社会的な状態に最初に晒されたからとか、思春期だからとか、集団行動を習う時期だとか色々理由はあると思うんだけど、はっきり言って僕にとっては、会社で仕事してる状態とか、大学生とかよりよっぽど中学生の方が大変だった。
教師が「これから社会でもっと大変な事が一杯有る」なんて言うけど、そりゃーそう感じる人も居るんだろうけどそうじゃない人も割と居るだろって話。
「社会人ナメるな。」?「社会にでたらもっと大変な事、理不尽な事が一杯有る。」?
アホか。社会人こそ中学生ナメんな。中学生には大変な事、理不尽な事が一杯有るぞ。
どんだけ偉いんだよ社会人。あんたも僕もただの人だろ。変わんねーよ。社会って何処だよ。そんなもんねーよ。
でまぁ、だからこそ、学校行かないぐうたらな子でも、とりあえず親は「親」で居てほしいなー。
僕がまっとうな(本当にそうかは怪しいけど)道に進めたのはそりゃ親がちゃんと最後まで「親」でいてくれたからだと思うし。
僕もそりゃ「これで良いのか」なんて悩んだりもしたけど、悩むだけで結局刹那的快楽に負けて、ネットしたりゲームしてるんだよね。
うちの親も不登校時代や引きこもり高校生時代はかなりドキドキだったらしいけど、「ま、息子は息子だし、私たちはその親だし。」とは思ってたらしい。そりゃそうだよなー。どう見ても息子、引きこもりニート一直線コース。
実際のとこ色々と体面悪かっただろうな、近くの人とかも教えてる教師なのに、その息子が引きこもり不登校とか。
元増田の場合だと学校以外のところには外出するって話だし、大丈夫だと思うけどね。
する事が無くなったら本当に何もしなくなるし、閉塞感に耐えられなくて攻撃が外部に向く可能性が高いと思うんだけど。家でゲームしてテレビ見てる方がよっぽど健康的だよ。
この状態で世界を取り上げられたらそれこそ行き止まりだよ。
賭けても良いけど元増田の場合、「高校には行きたい」ってのは「とりあえず堂々とモラトリアムしたい」って意味だよ。
中卒でニートになるのは怖いもん。バイトするのも嫌だし、就職なんてもっての他だし。
そうなるととりあえず、学生は続けたいんだよね。でも勉強はしたくない。そりゃとりあえず「高校は行きたい」って言うわ。だからって何かするわけじゃないんだけどね。
ネットしてると、「単位全落ちwww」「今日も授業サボったわ」「一ヶ月大学行ってねえわwww」って言ってるクズみたいな大学生ばっかりだよ。大学が本当に人生の夏休みに見えてくるよ。楽したい為に大学入りたいって思うようになるかもよ。
実際多分大学行っても4年間(高確率で+α)遊んで、適当に単位取るだけだけど。
でもさ、上で書いたそのクズみたいな大学生のうちほとんどが結局、普通に就職して普通に働き出すんだよね。
いーじゃん、高校、大学とモラトリアムさせて。日本の学生なんてほとんどみんなそんなもんだよ。大学に勉強するために行ってる奴なんて、ほとんど居ないよ。学生からの延長線でなんとなく仕事してる奴ばっかだよ。「だから近頃の新人は」なんて言われるんだけどそんなのずっと同じだよ。
世の中なんて意外とユルいし、クズにも優しいよ。
元増田は当然子供にしっかりした真面目な人になって欲しいんだろうけど。
でも、世の中、ほとんどの人がぐうたらで面倒臭がりだよ。所詮、そんなもんだと思う。
そんなわけでずっと書きなぐってきたけど、結局のところ、意見というか、お願いはひとつ。
最初に書いた通り、ずっと、「親」で居てあげて下さい。
赤ペン先生は難しいよ。
うちの母がやってたけど、一緒に試験受けた賢い人軒並み落ちた。
実際、やってる人はすごく賢い人ばかりだったそうだよ。
だから、落ちて当たり前。
気にするな。
>>
サイト運営会社よりご相談がありご連絡させて頂きました。ゼットシステム(株)の大枝と申します。<<
>>
お客様の携帯端末より会員制有料サイトへのご登録ならびに登録料金未納の確認がとれましたので、ご連絡差し上げました。
<<
>>
このまま放置致しますと、やむを得ず民事訴訟、債権譲渡の処置となる可能性がございます。
当社は訴訟差し止め等、和解業務を行う第三者機関となっております。料金精算のお忘れ、誤ったご登録等の場合、早急に退会処理をする必要がございます。
<<
>>
お早めにお電話いただけますようにお願い申し上げます。
ご相談窓口※※‐※※※※‐※※※※
営業時間 10:00~20:00
土曜(10:00~18:00) 定休日 日曜/祝、祭日 担当 大枝
お力添え致しますのでご連絡下さい。手遅れとなる前のお電話お待ちしております。
<<
ツッコミどころ満載ですが、
まず有料サイトってどこですか?そもそもこちらには覚えすらありません。
なのに
なぜサイト名とURLすら名乗らないのでしょうか?
変ですねぇ。
退会したら払わなくて良いなんて意味わかりませんね。
もし仮に電話したらこちらの電話番号知られるんでしょ?ならアホくさいから電話しないよw
しかも、いきなり訴訟話しとか物騒な脅迫状としか思えませんねー。
どこ中の坊やだか知りませんが、もうちょっとマシな文章で架空請求しなきゃだめですよ。
赤ペン先生がお尻ペンペンしちゃいますよw
自分は小学生から高校まで学習塾に行ったことがない。浪人したときに予備校には行った。
小学生の頃は、友達が行ってたのを横目から見てたりしたんだけど、時間が束縛されるし、興味が沸かなかったしで、
親から「塾に入れ」と言われることも特になかった。
その反面、中学生の頃進研ゼミを自分からやると言い出しといて、
特に勉強を好み始めたこともやるようになったこともなく、赤ペン先生に送ったのは1回ポッキリで、
結局末期は封も開けずに放置していた期間があったことを思い出した。
高校受験になったらその教材使ってわりと真面目に勉強はして、なんとか田舎の公立には入ったんだけど。
その当時は自分の住んでる市以外に中学や高校に受験をしに行く人のことが理解できなかった。
都市部に住みたいなら大学に行けばいいじゃない、って思ってた(この認識が自分にとっても誤りだったことは高校で気づくけど)。
でも、ちょっと年食った今なら分かる。ちゃんと子供の頃から未来を見据えて備えてたって話だった。
昔は視野が狭かったからそういう世界が見えなかったし、見せてももらえなかった。
中には田舎で苛められてたから、そこから逃げ出したのはいいけど、
その高校でも田舎モノであることで苛められる目にあった同級生もいるらしい。かわいそうだ。
本当は自分もその子と同じ境遇にあったんだけど、鈍感だった。
今からでは小学生・中学生の頃から備えを持っていた彼らに一生、勝てるとは言わない、敵うことはできないのか、とか、
一足飛びしようと思ってた自分は思ってたよりバカだったし、その考えもバカだった、とか、
そんな風に、もっとあのときやっておけば・・・なんて思ったりもしないこともないけど、
ああぁぁあ、ちょっと検算したんだが、どうかんがえても違う!!
10万の年15%、年1.5万の利子の3年分。4.5万。
4.5万を38で割っても1000円ちょっとにしかならない!
何が違うんだぁぁあぁ赤ペン先生助けて!
だがいま、辞表を書いている。
子供の頃から自分は何のために生まれてきたんだろうとかずっと考えてた変な奴だったが、
30歳を目前にして、再度同じ問いが脳裏から離れなくなった。
おそらくこのままだと、結婚して子供作って家のローン繰上げ返済がんばって
ちょっとは出世してすこし恰幅が良くなって子供もなんとか大学に入れて、
2040年ごろに退職して送別会でもらった青いバラの花束を抱えながら山手線に揺られて帰宅して
子供も就職したので、ちょいと旧式リニアでのんびり京都行ったりして妻とセカンドライフ楽しんで
年甲斐もなく妻に内緒で高級セクサロイド買ったりなんて冒険もして
下流層と違って抗加齢手術受けるだけの貯えは用意してたから死ぬ直前まで若々しく楽しんでて。
人生の流れはたぶんこんな感じだろう。2050年のありきたりな中流階級。
ちょっとは面白いかもしれん
でも、自分がありきたりな人生に落ちつくだろうと想像すると胸が苦しくなる。
そりゃ未来の子供もかわいいだろうし未来の奥さんとも仲良くしたいし仕事も面白いかもしれん。
だけど、自分はなんで生まれてきたの?ていう問いに真正面から向き合ってないのでは?と疑問をもってしまう。
自分はこんなことのために生まれてきたわけじゃない。そんな気がする。いや、常にそう頭に浮かんでくる
これは中ニ病?脳の病気?「自分探し系OL」病か?それとも「自分だけは特別」病か?
わからないけど、どうにも我慢できない。
You、宗教にでも入っちゃいなよ、とたまに考える。神様か仏様か大作様に悩みを引き受けてもらいなよ、と。
だけど身に付いた懐疑主義のせいで宗教にはまることができない。
物価の安い国に早期リタイヤして人生を楽しめ、これもたまに考える。だけど、それはあからさまな逃げだ。今よりひどい。
今のままではいけないことは直感で理解している。惰性に流され、日常に沈んでいくだけ。
別に貧しくてもいいから、できたらなにかに向き合ってから死にたい。解決策を考えたけど思い浮かばない。とりあえずボーナス後の辞表は確定。
妥協案をふたつ思いついたのだが、どうだろう?すくなくとも問題を回避したり先延ばししたりはできる。
◎資格を取る。
喰いっぱぐれのない資格で収入だけは確保しつつ自分の時間を作る。弁護士・会計士・医療関係?そんなところか。そんで大学の哲学科にでも入って勉強しなおす。創作活動に集中するとか?
◎我を忘れて仕事に打ち込む。問題を回避。
今の仕事は楽すぎ。生きるために必死になれるように、会社作って仕事に没頭。理想は「気付いたら死んでた」
この妥協案のどちらかを実行することになりそう。惰性に流され、日常に沈む恐怖よりは幾分マシだ。
誰か助けてくれ。 とりあえず外出て酒買ってくる。
【追記 05/29 13:30】(書くべきことをまだかけてないのにとやかく言うのはあれだけど)
anond:20070526132630とか書いたとき、トラバくれただけでもうれしかったのに、ブックマークつくとなんか嬉しいんだな、最初だけは。
この68usersという赤文字、mixi開いたときに新着○○!の赤文字が出た時の嬉しさと似てる。なんでだろ?ってんで思い当たったのは進研ゼミの赤ペン先生。「赤ペン先生が返事くれると嬉しい→赤文字に期待感」。これが日本の「みくしパブロフ犬・はてぶパブロフ犬」の源流だろうか?
まぁいいや。
で、そこのはてなブックマーカーさん方、きみらはのんびり「上から目線」だなぁ?冷静なコメント、かっこいいな。
でもね、いつまでもそうして高いところ飛んでられっと思うなよ。
こっちまで降りて来い、なんてこた言わねぇ。(救えるもんなら俺を救ってみろ、とは言ってみたい、心の中で)。夏休み、アリンコを虫めがねで観察してるうち、太陽と焦点合わせてジュッて焼く遊びを憶えた頃を思い出した。今はアリンコの気持ちさえわかる気がする。
「やりたいことは既に心が知っている」みたいなことをどこかのCEOがスピーチしてたな。自分の心にもそれがあるのはわかる。ただし自分の心が読み取り辛くて、現代語訳しても「血迷え!」という言葉にしかならないんだよ、まだ。