はてなキーワード: 民間人とは
ウクライナの地上部隊の現地映像見てると案外平和そうなんだよな
たとえばこれ
/r/ukraine/comments/t44z2p/ukrainians_in_kupiansk_going_out_on_the_protest/?utm_source=share&utm_medium=web2x&context=3
デモ隊VS治安維持部隊みたいな映像だけど、キャプションによると都市を占拠するロシア軍に対してウクライナ現住民が丸腰で抗議活動してるってことらしい
強大国が弱小国を攻撃するなんてこれまでも日常的にありふれた出来事で、たとえばつい最近(2/28)にも米軍がシリアの民兵を爆撃してる。でも渋谷で反対デモどころかまともに報道すらされず、日本人の多くは2月28日に大勢のシリア人がアメリカに一方的に殺されたことを知らないだろう。
かつては左派政権が誕生した主権国家であるグレナダをアメリカ軍が侵略して、自国の独立を守るため抵抗するグレナダ兵を大勢殺して傀儡政権を作ったこともあった。国連安保理は当事者アメリカの拒否権行使で機能せず、国連総会では圧倒的多数でアメリカへの非難決議が採択されたが、感想を聞かれたレーガン大統領は「国連決議?翌朝の朝食の妨げにすらならなかったよ。HAHAHA」と笑って受け流した。
中南米でアメリカに従順でない国の現地テロ組織にアメリカが資金や武器を提供し軍事訓練を施し、民主的な選挙で選ばれた現地政府に対するテロ(武力クーデター)を起こさせて、非民主的な親米軍事独裁政権を作らせた事例なんて、チリのピノチェトを始めとして多々ある。(ピノチェトはアメリカの後ろ盾を使い、国内の自由や民主化を求める活動家を大虐殺して国連総会で4年連続非難決議が採択されたが、アメリカは毎回反対票を投じた。)
パレスチナ隔離区でも、イスラエル軍によって今も民間人が殺され続けている。国際法違反のイスラエル人植民エリアの拡大(軍事力による現状変更)が行われ続けていて、何度も国連安保理で非難決議が提案されてはアメリカによる拒否権行使で葬り去られて、国際正義の実現がアメリカによって妨害されている。
現代の世界体制になった第二次世界大戦後にアメリカが起こした戦争の数はロシア・旧ソ連が起こした戦争よりも多く、アメリカ軍が殺した他国人の数はロシア軍・ソビエト軍が殺した他国人の数よりもはるかに多い。
ここ十年間だけでも、イラク・アフガニスタン・リビア・シリアを米軍が攻撃して、現地で抵抗する軍人はもちろん無抵抗の民間人を多数殺している。
結婚式場にいた笑顔の参加者達が、病院の入院患者達が、大勢の赤子・幼児達が、検問所に並んでいた乗用車に乗っていた子連れ家族が、
米軍戦闘ヘリからのミサイルで、米軍艦からの精密誘導弾で、米兵オペレーターが遠隔操作する無人機による自爆攻撃で、検問所警備の米兵による滅多うちの銃撃で、大勢殺されてる。それに対してアメリカでは誰も責任を取らず、誰も罰せられていない。
ロシア(ソビエト)軍が殺した民間人とは比較にならない民間人がアメリカ軍によって殺され続けている。
なのにロシアのウクライナ攻撃だけことさら大きく報道されて、インターネットで市井の人々も注目して話題にしてるのは何故なんだろう?
俺にとっては今も日常的に米軍に攻撃されてるシリアとウクライナは同等の存在で、シリアと同程度の関心しかない。
欧米人がウクライナだけ特別視して注目して騒ぎ立てる理由は、下記の解説報道を読み同感は全くできないが理解はできた。
”普通の日本人”は自分たちは白人社会の一員だと思ってて、名誉白人としての意識が強いんだろうか?
(ヨーロッパのカフェに行ったら決してテラスや窓際席には案内されず、店の奥のトイレ前席しか案内されない存在なのにね)
人道上からの共感や同情だと思ってたので(日本のマスコミの取り上げ方もそんなのばかりだし)、国益や安全保障の問題だという国家大局からの国士様ブコメとトラバばかりで驚いている。はてブってそんなとこだっけ?
攻められてるウクライナは関係なくて、攻めてるのが日本にとって隣国で脅威であるロシアだからという意見が多いけど、つい最近まで安倍首相がプーチンとの仲の良さをアピールしてませんでした?
なにか急に仲が悪くなるような出来事あったっけ?
ロシアが脅威ならむしろ日本への攻撃を防ぐために友好関係を保つべきで、過剰反応して制裁して敵意を煽り立てたら、余計に危険度が増してて逆効果じゃないか。
数十人の日本人(元自衛官達)がウクライナ側の傭兵として参戦するみたいだし。以前にISISに参加するため渡航しようとした日本人を警察が私戦予備罪で逮捕拘束して防いだ前例があるのに今回やってないって事は、日本政府も元自衛官達の参戦を黙認してるってことだよね、逮捕して防止してないんだから。
政府公認で退役軍人が前線での戦闘に参加してロシア兵を撃ち殺したり撃ち殺されたりするって、完全に参戦行為やん。
この場合の最善策は表面上は友好関係を保ちつつ、裏で備えることじゃない?現状は表面上は敵対方向に大騒ぎして具体的な対策は何もしてない、最悪のパターンにみえるんだが。(はっ、むしろ改憲や軍拡や核軍備のために危機感を煽って世論誘導する動きの一環って見方もあるか!?)
アメリカとロシアの仲が悪くなったから盲目に追従して、日本がこれまで努力して(確か安倍首相はプーチンへの手土産に3千億円の支援を提供してたはず)築いてきた関係を突然捨てて仮想敵国扱いするなんて、勿体なさすぎない?
ロシアと仲良くなって「中国包囲網」(提唱・当時の安倍総理)を作るんじゃなかったの?
中国との関係、あの頃から何も改善してないよ。ロシアとまで敵国になったら2大国と2正面作戦じゃん。勝ち目薄そうだけど大丈夫?
もし戦争になって最終的に日本側(つまりアメリカ)が勝ったとしても、日本は最前線の戦場になって焼け野原になってそうだけどな。
あとそんな理由だと、もし将来に日本が中国やロシアから攻撃されたとき、中国やロシアと国境接してない国(アメリカも欧州も)が無関心で日本を助けてくれなくても文句言えなくなっちゃうよ。
ただでさえ日本は非白人国で「私たちみたいな青い瞳の金髪の人々が攻撃されるなんて」ていう同情や共感は得られないのに。
こーいうことな↓
https://twitter.com/Polandball_2003/status/1498860577334394889
国民、という種類の人間を区別することはできるけれども民間人と軍人の差がわからない人間というのは多そう
見た目が軍服だからとか軍人らしい見た目をしているからとかではなく兵務についているかどうかで違うし
武装していて攻撃の目的があるとみられるから自衛手段として武力を行使するということと
民間人がそこにいるということはもう完全に違うことなのだけど、民間人を捕虜にしたり攻撃したりしそうとか
実際に民間人が民間人に対して暴力をふるうということが戦争と思っている人も多いかもしれない
それをさせないために戦争をするというのが戦争の形上のお題目なので、民間人が民間人をいじめるから
軍が介入して権利を保護するわけで、今やってるのが東側のウクライナの人たちをそんないじめから守るべく
武力行使をしている、という訳で正当だと主張しているんですよね
そういうとこ狙っていそうな感じはあるけど
子供のころに湾岸戦争とかのニュースを見ていたときは分からんかったけど、
大人の視点で戦争を眺めると、かなりコスパが悪いことがわかる。
仮にキエフ占領したとしても全世界から支援されたウクライナ軍にまた押し返される可能性もあるわけで・・・
昔みたいに情報化がされていない時代なら、人民の蒙昧さにつけこんだ軍事行動というのも「やったもん勝ち」なところはあったが・・・
今は完全に「やったもん負け」だよね、戦争って。
武田信玄が50年間でほぼ初陣のときの2回しか負けなかったのは、その2回で「コスパわりぃなこれ」って気づいたからだろうな。
その後は調略で確定したときだけ攻め込んで勝つ方法をとっていた。
https://www.nato.int/cps/en/natohq/115204.htm
ロシアからのNATOの印象操作が垂れ流されているので、NATOの言い分「Top Five Russian Myths Debunked(ロシアの神話トップ5を覆す)」を確認した。
以下DeepLの翻訳。
事実: そのような合意はなされていない。NATOは1949年の創設以来、新規加盟国に対して門戸を開いており、それは今も変わっていない。この「門戸開放政策」は、NATOの創設条約第10条に明記されており、「この条約の原則を推進し、北大西洋の安全保障に貢献する立場にある他のいかなる欧州国家も」加盟を申請できるとされている。加盟に関する決定は、すべての同盟国の合意によって行われる。米国、欧州、ロシアが署名した条約にNATO加盟に関する条項が含まれているものはない。
特にワルシャワ条約がまだ存在していた1989年には、統一ドイツを越えてNATOが拡大するという考えはなかった。このことは、2014年のインタビューでミハイル・ゴルバチョフが確認している。"NATOの拡大 "という話題はまったく議論されなかったし、あの時代には持ち出されなかった。私は全責任を持ってこれを言う。1991年にワルシャワ条約が消滅した後も、東欧諸国は一国もこの問題を提起していない。西側の指導者もそれを持ち出さなかった。"
ホワイトハウスの機密文書によると、1997年、ビル・クリントンは、旧ソビエト共和国がNATOに加盟しないという「紳士協定」のボリス・エリツィンの申し出を一貫して拒否していたことも明らかになっている。「私はNATOに代わって約束することはできないし、私自身がどの国に対してもNATO拡張に拒否権を発動する立場になるつもりはない、ましてあなたや他の誰かにそれをさせることはない・・NATOは合意に基づいて動いているのだ」。
事実:NATOは防衛同盟であり、その目的は加盟国を守ることである。NATOの公式方針は、"同盟は対立を求めず、ロシアに脅威を与えない "というものだ。NATOはグルジアに侵攻しなかったし、NATOはウクライナに侵攻しなかった。ロシアがやったのだ。
NATOは過去30年間、一貫して公然とロシアに接触してきた。麻薬対策やテロ対策から潜水艦救難や民間緊急事態計画まで、NATOの拡大期であっても、さまざまな問題で協力し合ってきた。しかし、2014年、ロシアのウクライナに対する攻撃的な行動を受け、NATOはロシアとの実務的な協力を停止しました。我々は対立を求めないが、ロシアが国際ルールを破り、我々の安定と安全を損なっていることを無視することはできない。
ロシアがウクライナに対して軍事力を行使したことを受け、NATOは2016年、バルト三国とポーランドに4つの多国籍戦闘団を配備した。これらの部隊は、この地域に恒久的に拠点を置くものではなく、同盟国の国際公約に沿ったものであり、約5,000人の兵力となる。ロシアの100万人規模の軍隊に脅威を与えるものではない。ロシアによるクリミアの不法な併合以前は、同盟国東部には連合国軍は存在しなかった。
NATOはロシアとの有意義な対話に依然として前向きである。NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長が、NATO・ロシア理事会の全メンバーを、ウクライナ周辺情勢、NATO・ロシア関係、軍備管理・不拡散を含む欧州安全保障について話し合う一連の会議に招待したのはこのためである。
事実:NATO加盟国はウクライナのNATO加盟希望を歓迎し、2008年のブカレスト首脳会議でのウクライナの加盟という決定を支持している。
NATO加盟に関する決定は、個々の加盟申請者と30カ国のNATO加盟国次第である。他の誰でもない。ロシアはこのプロセスに介入する権利を持たず、拒否権を行使することもできない。
すべての国と同様に、ウクライナにも自国の安全保障体制を選択する主権的な権利がある。これは欧州安全保障の基本原則であり、ロシアもヘルシンキ最終法(1975年)、パリ憲章(1990年)、NATO・ロシア建国法(1997年)、欧州安全保障憲章(1999年)などを通じて署名してきたものである。
事実: NATOは防衛同盟であり、その目的は加盟国を守ることです。我々の演習や軍事配備は、ロシア、あるいは他の国に向けられているわけではない。
この神話は、地理的なことも無視している。ロシアの陸上国境のうち、NATO諸国と接しているのはわずか6%である。ロシアは14カ国と陸上で国境を接している。そのうち5カ国だけがNATO加盟国である。
NATOの領域外では、同盟はコソボとイラクにのみ軍事的プレゼンスを有している。平和維持活動(KFOR)は、国連安全保障理事会の委任を受けて実施されている。
イラクにおけるNATOの非戦闘任務はテロとの戦いに貢献し、イラクの主権を完全に尊重した上で、イラク政府の要請により実施されています。これに対し、ロシアはグルジア、モルドバ、ウクライナの3カ国に政府の同意なしに軍事基地と兵士を駐留させている。また、ロシアはウクライナの国境に10万人以上の軍隊を集結させ、ウクライナに侵攻すると脅している。
事実:旧ユーゴスラビアは、NATOのせいで崩壊したのではない。同盟は、旧ユーゴスラビアの国境を変更するために軍事力を行使しなかった。1992年から1995年にかけて、NATOはボスニアで飛行禁止区域の強制や国連平和維持軍への航空支援など、いくつかの軍事作戦を実施した。これらの活動は、ロシアもメンバーである国連安全保障理事会によって委任されたものである。1995年のボスニア・セルビア軍への空爆は、10万人以上の犠牲者を出したボスニア戦争を終結させるデイトン和平合意への道筋をつけるのに貢献した。1996年以降、NATOはロシア軍を含む多国籍平和維持軍をボスニアで指揮した。2004年に欧州連合(EU)がその任務を引き継いだ。
2011年にNATOが主導したリビアでの作戦は、1970年と1973年の2つの国連安全保障理事会決議(UNSCR)に基づくもので、いずれもロシアは反対していない。UNSCR1973は、国際社会が「攻撃の脅威にさらされている民間人および民間人の居住地域を保護する」ために「あらゆる必要な措置をとる」ことを認めている。これは、地域国家とアラブ連盟加盟国の政治的・軍事的支援を得て、NATOが行ったことである。
1999年のNATOのコソボ作戦は、国連とロシアもメンバーであるコンタクトグループが紛争終結のために1年以上にわたって行ってきた激しい外交努力の末に行われた。国連安全保障理事会は、コソボでの民族浄化と増え続ける難民を国際平和と安全への脅威と繰り返し烙印を押したのである。NATOのミッションは、大規模かつ持続的な人権侵害と民間人の殺害を終わらせることに貢献した。NATOのコソボにおける継続的な平和維持活動であるKFORは、国連安保理の委任状(UNSCR 1244)を受けており、ベオグラードとプリシュティナ双方から支持されています。
ロシアがウクライナに侵攻開始して3日になる。ロシアの大義の無い戦争によって民間人も1500名近くが死傷しているという
「初心者の政治家が大統領となり、NATO=北大西洋条約機構が加入させようとしないのに加入を公言し、ロシアを刺激したことで、衝突となった」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye6004866.html
と発言したそうだけど、はてなにも、ロシアにシンパシー感じてウクライナが負ける事を喜んでる連中がいる。
これが、めっちゃ不思議だ。単なる逆張りクズなのか、共産主義者なのかどちらなんだろうね?
ロシアってのはクリミアを侵攻し武力によって実効支配していて、めちゃくちゃなロジックで侵略戦争を開始して
病院にクラスター爆弾を撃ち込むほか、多数の民間人を死傷させている国であるにもかかわらず
ロシアとウクライナは元は一つの国だったのだ、ウクライナはロシアにとっては日本にとっての京都だから併合が当然だとか
「NATO入りなんて絶対に不可能なのに大々的にNATO加入を煽りロシア強硬外交を展開する無能ゼレンスキー」なんて言う奴がいる
将来ロシア人が多く死なないために今ウクライナ人が死ぬのは仕方ない犠牲とかいうロシアの横暴な論理に同調できる日本人がいる
善戦するウクライナを見ても、負けることを願ってるような言葉を書く奴がいる
これが凄く不思議だし、そうした人の多くがはてなブックマークでは普段はリベラル論者であることが怖い
正直に言えばウクライナに対してまったくといっていい印象がなかった。
2014年のマイダン革命でネオナチが主導権を握り、その地域に居たロシア人の迫害を始めたことがロシア系住民の住んでた地域の反感を招き
結果として独立運動が起こった
その過程でかつての旧ユーゴスラビア紛争でのスレブレニツァの虐殺の虐殺のような民族浄化と言っていい民間人への虐殺事件が(おそらく双方で)行われた
オデッサでは2015年に親露派系住民が一箇所のビルに集められ火炎瓶で焼き殺されるオデッサの虐殺が起きたが、この実行犯に対しては捜査さえ行われていない
…と、まぁそういう話を折々で聞いてたので
ロシアの力による領土変更は絶対に許されないが、かといってウクライナが完全な白でもなく。有り体に言えはチンピラと殺人鬼の殺し合いに関わるのまっぴらごめんだなと思ってたのだ
ところが最近改めて調べてみるとこれらの事件がほぼ全部ロシアのプロパガンダによる印象操作で
バンデラはネオナチではなかったし、ロシア人の迫害はロシア人が先に土地と財産を奪い侵略したことが原因だし
虐殺は捏造で、オデッサ事件はただの偶発的な火災事故でしかなかった
本当はウクライナは善良で勤勉な人たちの集団で一方的にロシアが因縁をつけて攻め込んでるだけだったのだ。
本当にショックだった
興味を持って調べてたから間違いはないと思ってたがその実ロシアが流したプロパガンダに引っかかって無実の人々を悪人のように思っていただけだった
ウクライナの人々に謝りたい
特に落ちも何もないんだけど善良な人々を勘違いで悪く思っていた罪悪感から逃れるために増田で謝ることにした
ごめん
NATOが仮に派兵をした場合、前線はロシア軍が3方面から迫っている中に送り出すことになる。
ウクライナの西側に補給線を張ることになるが、そこは奇襲としての目標となりやすいことになる。
よってロシアがベラルーシ側に大規模な軍を動かした時点でロシアの勝ちがほぼ決まっていた。
どこまで状況は悪化するか。
ウクライナがロシアに占領されるのも時間の問題で、止める手段はほぼない。
ウクライナがチェルノブイリを再稼働させ臨界状態にしたと仮に発表したら時間は稼げたかもしれない。
ロシア軍が迫っている時間がない中、濃縮に時間がかかるような普通の核弾頭は作る時間はない。
ロシア軍側からするとブラフで臨界と言われたら対処せざるを得なくなる。
侵攻ルートにたまたまあっただけというだけなら、わざわざ早期にチェルノブイリ制圧を発表しない。
ロシア軍といえども、日常的に殺し合いをしている兵ばかり集めているわけではない。
民間人に被害が出ているので忘れそうになるが、包囲して何千何万人も民間人を殺害するというのは、
ウクライナの政治家が捕まる、傀儡政権の誕生といったあたりまではシナリオがあるだろう。
現実はそんな劇的な散り方なんてできず、今回のウクライナみたいになんかぬべっと侵略されて全面戦争っぽいことにもならず一般モブとして死ぬことになるんやで。
「今回の紛争で民間人の方が十数名亡くなりました」みたいなニュースになって世界中の人に心の中で「十数名程度で済んでよかったな」とか思われる。
秋篠宮家の悠仁さまが提携校進学制度を利用して筑波大学附属高校に進学したことをめぐり、筑波大学の学長が定例会見で「提携校進学制度は悠仁さまのために設けられたものではない」と述べました。
……………..
「ロシア側は、ただちに侵攻をやめロシア国内に撤収すべきだ。ウクライナにおける日本国民を含め、民間人などの安全は無条件で守られるべきだ」などと求めた。
これに対し、ガルージン大使は、「大臣からあった『ウクライナへの侵攻』ということは今、起こっていない。ロシア系住民を保護するための特殊軍事作戦だ」などと反論した。
とかいうわけではなく
引くに引けない戦いで消耗してたくさんの兵士が死んで
おまけに原爆も落とされて
それで白旗上げて
「おまえんとこ二度とアホなことできないようにしちゃるわ」
という名目で作られたわけなので
いや俺めっちゃ怯えてたのよね。
職場でコロナ出すぎて年始ぐらいから在宅勤務始まってて、最近ようやく仕事が一通り片付いて時間出来たから「仕事が早く出来た自分へのご防備として上司への報告サボってちょっと休憩タイム」ってのやり始めたから時間メッチャ余っててさ。
でもいざミサイルの打ち合い始まったら全然日本に影響ないのな。
ウクライナの人は死んでるんだけど、まさに海の向こうでアフリカの人が餓死してるの同じ程度にこっちは無関係なのよ。
第三次世界大戦が始まって赤旗が配られて、皆自衛隊のオスプレイに乗って神風やらされるんだってプルプルしてたのが馬鹿みたいなじゃないの。
人がすごい死んでるけど、アメリカ大陸の南北でコロナ死してる数に比べたら大したことないじゃん。
まあ戦争ヤバすぎた時期はあのへんで1000万ぐらい死んだらしいけど、今回は全然よね。
そりゃそうか兵器が近代化して歩兵とかそういう概念ほぼ消えてるもんな。
ゆーて民間人にボコボコミサイル撃ち込んでるからそのうちどんどん死ぬのかな?
イスラム地域でユダヤとイスラムが殺し合った所で結局日本が無関係なみたいに?
自衛隊はちょっとお散歩にいくかも知れないけど、どうせ国内で訓練してる人達が海外に行くだけだから予算も大して変わらんでしょう。
戦争って、自分の国土で起こるか自国の兵隊が死なない限りは本当に人生に無関係なんすなあ。
いやねえ実際国境が隣接してる国で戦争があったのなんて始めてだから緊張しすぎちゃったよ。
反動でなんか笑っちゃった。
今ちょっとプルプルしてるね神経のバランスが反転を繰り返してんだろうねビヨンビヨンってゴム紐みたいに。
はぁ~~~まあそうよね朝鮮特需とか言ってるときだってすぐ横でドンパチドンドンバンバン氏ね死ねやってたのに「やったー!儲かるー!うれP-!コリアンの死でドンペリが美味い!」とかやってたもんね。
コロナ禍や東京オリンピックを経て、国民がいくら反対したところで国はどうしてもやりたいことなら押し通し、実行してしまうことが分かった。
また、国民も雰囲気やメディアに流され世論が変わっていくのを感じた。
これがたとえ戦争であってもなんだかんだ国がやると言ったら始まってしまうのではないか。今までの国や国民の動きから、100年以内に日本が戦争を開始する場合のシナリオを素人ながら想像して書いてみる。
なお、この想像に登場する「外国」は特定の国を指すものではない。まだ存在しない国かもしれない。
1.
「外国」が日本の一部を侵攻する。最初は在日米軍だけが戦っていたが、戦況の悪化につれてアメリカは日本に戦力の派遣を要請する。
国としては、アメリカの要請を拒否する手段がなく、国土を侵攻されるのも困る。また、協力すれば多額の補助金が出る。
(このきっかけが実際にありえるかは分からないので適当に設定したが、とりあえず自ら戦争に参加したい事情ができて)国が戦争への参加を決意する。
2.
世論は「自分の国は自分で守るよう努めるべき」派と「事情に関わらず日本は絶対に戦争に加担してはいけない」派の真っ二つに分かれるが、この時点では後者が8割以上である。
3.
国は一貫して「戦争」という言葉は用いず、「衝突への対応」など曖昧で暴力的な印象の弱い単語に置き換えられる。「軍」「徴兵」「武力」なども同様。
「衝突への対応」を憲法違反と見做した裁判官は降ろされるか、違憲状態としつつも放置される。
4.
弁が立つイケオジが総理大臣になる。
現状況は実質的に武力衝突であり憲法に違反するのではないかという野党の質問に対し、総理大臣は「今は国民が一丸となるべきときなのです」「これは『衝突への対応』でありやむを得ないことだと感じています」と、やや的を外した回答を行う。
5.
まだ自衛隊(的な組織)と米軍が海上で戦っているだけであり、民間人にはほとんど影響が出ていない。
6.
民間人にとっては大したことなかったので、戦争への悪印象が弱まる結果となり、沸き立つ。
7.
数年後、再び状況が変わり今度は全面戦争が開始する。
今度は民間人に徴兵令が出る。これも徴兵とは言わず「防衛協力要請」などの置き換え語が用いられる。
8.
軍人の死亡率が意外と低いことや戦争に参加するメリットがメディアでさかんに取り上げられる。また、差別用語を使って反対の意を表明した、警察に暴力を奮ったなど極端な対抗手段をとった民間人が茶化すようにメディアで取り上げられ、晒し者にされる。軍人の愛国心や優しさを感じるエピソードがさかんに報道され、軍で働くことは名誉でカッコイイという価値観が生まれる。キャラクターや魅力的なイラストを用いたプロパガンダが作られ、親近感が湧く。
軍需により経済の回転が上がり、高度経済成長期以来の超好景気を迎える。日本はお祭りモードとなる。
戦争を批判すれば、世間からは「これまでに国(君)のために死んでくれた軍人に失礼だ」「遺族の気持ちを考えろ」「また日本を不景気に戻して自殺者を増やせと言うのか」などと非国民扱いされるようになる。
「衝突への対応」はやむを得ないと考える国民は8割以上に上る。ここまで来たらもう誰にも止めることはできない。
10.
終戦。
敗北すれば、やはり戦争はいけないことだったとして太平洋戦争と同じ反省を繰り返す。勝利すれば、これはあくまで「戦争」ではなかったとして、憲法にも違反しなかったことになる。
今回は想像なので戦争開始のきっかけあたりは適当だが、国が戦争を始めたい事情ができたら何が何でも始まるのではないかと感じている。もちろん明日から戦争を始めますと言ったところで国民は納得してくれないので、一致団結、感動、戦争のメリットの意外性、成功体験などを通して、少しずつ巧みに誘導していくことは間違いないと思う。
みんな高揚していて、大好きなコンテンツが国への協力を推奨していて、景気が良く、仲間意識が生まれてもう自分は一人じゃないと感じる。自ら参加すれば今までにないほど称賛されてありがたがられる。そんな浮かれた状況で、果たして戦争は絶対にいけないことであると主張し続けられるか、平和ボケしかけた日本人は一度考えてみるべきだと思って記事を書いた。