はてなキーワード: 血圧とは
あんまこういうこと言いたくないんだけどさ、「英語」を特別視しすぎじゃね。
英文として優しい文章、難しい文章があるのは間違いないんだけどさ、それが好きか嫌いかってのは別じゃん。
英文を楽しく読むんじゃなくて、楽しく読めそうなのを英文で読むんだよ。
例えばさ、次の例文は日本語だけど判る?
全体会合は9月20日以来、約2カ月ぶり。この日は憲法への自衛隊明記や緊急事態条項の創設を含む「改憲4項目」のうち、参院選で県境をまたぐ「合区」の解消を議論。憲法47条と92条の改正を目指す方針を確認した。
『全体会合って何よ?この日って9月20日から二ヶ月ぶりだから11月だろ?自衛隊明記や云々で、なぜ参院選の合区解消を議論してんの、さっき改憲4項目って言ったじゃん!47条と92条を目指す方針を確認してんのに、さっきの合区はなんだったんだ……』
タネ明かしすれば、これは朝日新聞のニュースな。合区解消へ、47条と92条改憲の方針 自民の推進本部:朝日新聞デジタル
「自民党の憲法改正推進本部(細田博之本部長)は16日、衆院選後初となる全体会合を開き、憲法論議を再始動した。」ってところからスタートしてる。
んでさ、オマエさんの次の文って、これニューヨーク・タイムズだろ?
The House is set on Thursday to pass its own version of the tax bill, which would cut taxes by more than $1.4 trillion over 10 years and broadly rewrite the business tax code.
Tax Bill Thrown Into Uncertainty as First G.O.P. Senator Comes Out Against It - The New York Times
もう記事見たら一発でロイ・ウィデンさんがなんか告発して、オリン・ハッチさんが睨んでんな、揉めてんだろうなって判るじゃん。
その百聞は一見に如かずという写真のキャプションに、そのまんまのことが書いてるじゃん。
GOP Senator Ron Johnson said he opposed both the House and Senate tax plans, and 3 other GOP senators voiced concerns https://t.co/faahZxl200— The New York Times (@nytimes) 2017年11月15日
(Twitter上には画像の説明載ってないけど、記事中の写真に対する説明文ね)
Senator Ron Wyden, Democrat of Oregon, left, clashed with Senator Orrin G. Hatch, Republican of Utah, right, during a hearing of the Senate Finance Committee on Wednesday. Credit Eric Thayer for The New York Times
上院議員同士の揉め事ね、アメリカ合衆国上院財政委員会の聴聞会で揉めたのね。
んで、省いたのがワザとかどうか分かんないけど、記事の最初の文ってこれじゃん。
WASHINGTON — Uncertainty gripped the Senate on Wednesday over efforts to pass a sweeping $1.5 trillion tax cut after a Wisconsin Republican became the first senator in his party to declare that he could not vote for the tax bill as written, and other senators expressed serious misgivings over the cost and effect on the middle class.
全部訳していける人とかはてブにもいっぱいいるだろうけどさ、そういう事が言いたいわけじゃなくてさ。
自民党の憲法改正推進本部の全体会合と同じでさ、読みたくない記事読んでも楽しくないよ?
そもそもさ、共和党の票をトランプさんが取りまとめて税制改革するって話を知らないとさ、読んでも意味わかんないだろ?
The New York Timesでこの記事を読む人は、Ron Wydenが民主党だって知ってるよ?Orrin Hatchが共和党なのも当たり前の知識だぜ。
自民党の憲法改正推進本部の記事に「公明党の根強い慎重論が」っていきなり書いても問題ないのは、自公連立政権だって記事読むやつは当然知ってるから省いてるってことだよ?
誰に何を吹き込まれたのか知らないけどさ、やっぱ興味のないモン読んでもツマンナイよ。
例えばさ、ニューヨーク・タイムズだったらHEALTH欄とかあるじゃん。
オレなんかは、↓みたいな記事は気になって読む。単語とか分かんなかったら調べて読む。
なんでかって言うと、「オレは」血圧を下げる方法みたいな記事が気になるから。
How to Lower Your Blood Pressure - The New York Times
人によって気になる記事が違うなんてのは当たり前なんだから、まずは自分の好きな記事を探すところからだと思うよ。
はてなに巣食うんだったらこんな記事とかさ→A New Phone Comes Out. Yours Slows Down. A Conspiracy? No. - The New York Times
興味のある記事を探して読んでみたいなと思って読む、とかにしないと、何の興味もない米国の税制改革の揉め事読んだって、そりゃ楽しくは無かろうよ。
体重計物理センサーの計測部品(ロードセルといいます)は意外と継続的な重さに弱いので、ベッドなんかにつけたらいわゆる「重い物乗せすぎて針が戻らなくなる」羽目になるよ
ただ、正直なとこ、トイレに体重計仕込むのはワンチャンあると思ってる
と思ったらあった。っていうか5年以上前に終了してた
https://www.daiwahouse.co.jp/release/20081224111714.html
今ならお金も技術も需要もある…TOTOとか頑張ってるらしい(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO11200260Y6A221C1XM1000)が誰か…
なんか長文になったけど、
「そもそも僕自身が僕に対しても説明できないことは、他人にも説明できないから書いていないだけで、嘘をついて誰かを騙そうなんて気は全くないですよ」
という話です。
自分でも自分が男を好きになるのか、女性を好きになるのか、いまいちわかっていません。
その瞬間、その瞬間において、彼ら彼女らに対して好きだなあ、という気持ちがあったことは否定しませんが、
自身がゲイなのか、バイなのか、ヘテロなのかについては、自分でもよくわかっておらず、
なんならここ最近はどう相手の性別が変わろうとも、自分が男性であることは変えられないことへの、不快感みたいなものも現れてきていて、
正直、自分でもさっぱりどうしたいのか、なにがしたいのか、今後どうなっていこうとしているのか、わかりません。
なので、今は自分にとって不快ではない、そのときそのときの選択をしているだけで、
「僕はこうこうこういう人間で、こうこうこういうことを今までしていきたし、今後もこうします!」と力強く宣言できる状況にはありません。
そのため、過去の内容と相反する文章もあるかもしれませんが、その文章を書いた瞬間においては、それがその気持ちだったのだと思います。
先々週の金曜日(なんか説明責任を急に追求されたやつね)の女性と飲み歩いた時も、
僕からも、女性からも、特に好きとか嫌いの話題は出ていないし、そもとして肉体関係を結んだわけでもありません。
先々週の金曜の件に関しては、肉体関係を結びそうになったのであれば、それは好きなのでは? と言われると、あまり返す言葉がないのですが、
性欲と愛情は別のものであり、そこにあまり因果関係はないという意見を持っています。
(この点については、ここ最近プレイしているゲームで担当しているアイドルの発言が少なからず影響している気がしなくもないですが、責任転嫁にもほどがあるので、冗談です。
唐突にダイマでも挟もうかとも思いましたが、冗談が過ぎるのでやめておきます。)
正直なところ、書きたい話は書く、書きたくない話は書かない、というスタンスなので、
例えば2015年8月〜2016年4月までの間、特定の男性と週に一度の頻度にあって色々したりしていたのですが、その全てを事細かに書いてはいません。
また、2016年4月にその関係が終わった時も、あのカテゴリでは終わった話を書いていません。
(単発の増田では書いたのですが、そこには経緯の説明はあまりなく、感情の吐露がほとんどだったとと思います)
恋愛話でない件でいうと、親ともめている話もその事実を書いているだけで、経緯については書いていませんし、
金曜日に母親と会って約束のお金を返した件なども、増田では書いていません。
これについては、なぜ何を問われても困ります。
僕の身に起きたこと全てを書き記すのは不可能です、極端な話、呼吸した回数も書いていなければ、摂取塩分量も書いていないし、血圧も書いてないし、体温も書いていません。
僕が未来の僕に残しておきたいと思ったことを書いているだけなので、
触れないで、とは言ってるけどこっちとしては説明を求めたいよ。
お前の言ってること、どこまで信用して言い訳?
こっちにはちゃんと説明するのかよ、と別の増田の人に怒られそうですが、頑張って気持ちを吐露したいと思います。
あの当時においては男性が好きでした。
それは、その当時付き合っていた男性の
「特定のパートナーがいるにもかかわらず、不特定多数の男とセーフではないセックスを楽しむ」
「僕にもそれを強要する」などの態度が、気に食わずかつ、連れていかれたゲイバーで、特にその態度が異常扱いされず、正常のように扱われていたこと。
そんなことがあったため、男性同性愛者全般への漠然とした不快感があり、
これは、自分の中でそうである人もいれば、そうでない人もいる、ということが飲み込めていないため、距離を置いているだけで、
今後未来永劫、男性と恋愛をしないことを誓うものではありません。
次に、女性への気持ちについてですが、これはもう繰り返しになりますが、
自分でもよくわかっていません。
漠然と感じているのは、ただただ複雑なモヤモヤした、まだ生物が陸に上がるまえの混沌とした海のような、理路整然としていない気持ちです。
これの何が複雑かって、その瞬間瞬間において、言葉が詰まるわけじゃないんですよ。
変な話「きっとこうすれば、この人ともっと仲良くなれるだろうなあ」とか「これ言うと嫌われそう」という二つの選択肢が思いついたときには、
いやまあ、それが常に成功するわけではなくて、先々週の金曜日はもめたわけですが。
要するに
「自分から仲良くなる選択肢を選んでいるくせに、自分が本当に仲良くなりたいか否かははっきり言えない」みたいな?
あーもう、こうやって文章化しても、やっぱよくわかんないっすわ。
ほんともう、嘘をついてやろうとか、そういう気持ちはなくて、
ただただ、自分でもよくわかってないんですよ。
べたなことを言ってしまえば
誰かと触れ合えれば誰でもいいのかもしれないですね。
ただ、もう、これだけは言いたいんですが、
ある程度の誇張や、
そういう小手先のテクニックを使ったことが一度もないか? と聞かれたら、そりゃあるかもですけど、
基本的には素のままのそのとき、そのときの気持ちを素直に書いているつもりです。
何か疑問に思って聞いてもらえたら、
こうやって問われれば答えられる内容であれば答えるし、
答えたくない内容であれば答えないです。
答えがまだ自分でもわからない内容であっても、こうして言葉を尽くそうと努力しています。
それだけじゃダメですかね?
朝、シャワーを浴びて頭と体を洗った。
AVEDAのシャンプーを初めて使ってみたのだが、薬草のようなニオイがする。
風呂場から出るとグッタリと疲れたので、布団に横になりながら顔のムダ毛を抜いた。
髪の毛を乾かしたあと、2時間ほど寝た。
起きてから歯磨きして身支度を整え、昼すぎに通院先の大学病院へ出発。
病院に着いて受付をすませると、ほどなくして血液検査室へ呼ばれ、尿検査と血液検査を完了。
血液検査の際、最後に食事をしたのはいつですか?と聞かれたので昨日の夜6時から何も食べてませんと答えるとビックリされた。
「いえ、受けてないです」
「健康診断とかだと厳密に空腹時血糖値をはかるので夜9時以降は何も食べないで来てくださいって指示が出ることもありますけど、こういう血液検査はそこまで厳密ではないので、先生から指示が出てない限りは朝食とか普通に食べてきて大丈夫ですよ。ウチでは食後4時間以上なら空腹時血糖として扱ってますから」
「えっ、そうなんですか」
ここに通いはじめて4年だが初めて知った。
ボーッとスマホを見ながら待つ。
ようやく診察時間になるが呼ばれない。
私の主治医の診察室だけ異常に回転が遅い気がする。
上が96で下が71。
そして脈拍数がなぜか113もあった。
1年くらい前もこうなって、検査して洞性頻脈だから心配いらないと言われて、しばらくしてから治ったはずだったのに、また再発?
スマホゲーを集中してこなす。
冷房のきいた待合室でずっとスマホを見ているので首の後ろと後頭部が凝って痛くなってきた。
「はいはい、ああこれね、問題ないですよー。ああそうですかー。うん、この数値もね、特に問題ないですから。はいはい」
という流し気味の診察であったが、いつものこと。
私はとくに何もしてないけど長時間椅子に座って待っていたせいでくたびれている。
疲れている人とくたびれている人が出会って、とくに検査結果に問題がなければこんなものだろう。
会計窓口のところでおじいさんが事務員さんに「2時間も待たされてね、○×△…」とクレームをつけていた。
おじいさんのクレームによって会計窓口に列ができているのだが、見えないのか、おじいさんよ。
薬剤師さんにお加減は変わりないですか?と聞かれたので、調子はいまいちだけど血液検査は問題ないからスルーされてます旨伝える。
お薬のことで何か質問ありますか?と聞かれるが、do処方歴2年近いし1〜2ヶ月に1度の頻度で通ってるので、さすがにもう聞きたいことは聞き尽くしており、質問は特にない。
スーパーのL袋相当のビニール袋いっぱいのお薬を手にし薬局をあとにする。
帰りはマクドナルドに寄って本日発売のチェルシーシェイクを飲む。
あまーーーーーーーーーーーーい!!
Sサイズにしておいてヨカッタ…。
どういう事かと思って長年に渡りヒアリングしたり観察した結果、奴らは「味=塩味」だと思っているという仮説に至った。なので料理の味が薄いと塩または醤油をかける。しかも結構ドバドバかける。減塩厨おじさんが見たら、見ただけで血圧上がりそうなほど。
塩の味しか認識できないので、素材の味やダシの味はわからない。当然米の味もわからない。試しに白米に塩か醤油かけてみ。奴ら食うで。
人間の舌は塩味以外も認識できるはずなので、塩しか認識しないのは立派な味覚障害だと思う。後はこれが先天的か後天的なものなのかに興味があるが、ぐぐっても特に論文などは見つからない。
スーパーマリオブラザーズ2、ワールド4まで来た
どっちかっていうとメンタル弱いほうだから、きっとマリオをすることによって心拍数や血圧も上がってるんじゃないかしら
もしかしてアクションゲームって健康に良くないんじゃないかしら???
という懸念を抱きつつ、冷や汗をかきながら今日も懲りずにマリオをプレイですよ
プレイしてて気付いたことといえば、初期マリオに比べて今のマリオは初心者にめっちゃ親切になってるのねってこと
コインが簡単に貯まって1upするから残機増えまくり、実施的にゲームオーバーなしで無限プレイ可能だし、同じステージで何度もマリオが死亡すると半無敵状態になれる葉っぱアイテムが必ず取得できるようになるから必ずステージクリアできるし
ああ、世界的に人気のゲームって、こんなに人を楽しませる工夫をしてるんだなって
マリオのおかげでニンテンドー3DS LLにも慣れてきたし、早くドラクエ11やりたいんだけどなぁ
https://anond.hatelabo.jp/20170805180926
ダイエットにも最悪な影響。更に歳をとってのヒザの痛みの原因の大多数は、自動車依存が招く肥満と筋不足という不摂生が元凶。統計を見ても自動車依存が深刻な地域ほど糖尿病、高血圧、肥満が招くメタボリック症候群が誘発する合併症(壊疽、失明、心臓病、脳梗塞、エイズ並の免疫不全症)が蔓延。イギリス等数多くの国では健康増進の為に自転車の利用を奨励している。
自動車の乱用蔓延と共に自動車乗員つまり運転手及び同乗者の死者も増え続けた。いまだに自動車の車内でさえ年間約1300人が死亡しており、交通刑務所懲役囚人のほぼ全員は自動車運転手。年間約1500人が死亡している元凶も自動車からの加害による。人の移動が徒歩、自転車、公共交通の時代、今より遥かに重大事故なんて少なかった。渋滞も、公害も、運動不足が招く不健康も。
日本政府も実は 『脱クルマ』 『自転車活用推進』 『コンパクトシティ化』を掲げているほど石油燃料の浪費は社会問題としてある。『低炭素社会』の実現に向けての機運は世界的に高まるばかり。
また、世界的に人の住める地域を減らし生態系を壊す地球温暖化の元凶でもある。
音がうるさくないと気づかれない?きちんと一時停止したり無理な追い抜きをせず弱者優先しろ。根本的には公害車両は運転しないが最良。自動車の運転と所有が不要で済む地域への移住を選ぶ人が増え続けているのが現代。
イギリスの首都ロンドンでは自動車から通行課税を徴収してそれを元手に自転車専用道ネットワーク整備を進めて、邪魔で迷惑な自動車乱用を減らして自転車利用者を増やす政策を進めているほど。
ノルウェーの首都オスロはもっと徹底しており、交通の癌である自家用自動車=マイカーの公道走行禁止、排除、違法化を決定済みで、自転車専用道ネットワーク整備の大幅延伸を決定済。
自動車から自転車への乗り換えを進めれば進めるほど渋滞も公害も事故も不健康も減る為。
それが事故と渋滞と公害と不健康を減らして地域と社会の利益になるため。
これは自転車の車体重量、速度は体格の良いランナーと同程度の場合がほとんど(そもそも自転車の車体重量は男女の体重差程度しかない)であり、自転車はランニングと比べてヒザの故障が極めて少なく、自転車は省スペースな為に都市部の渋滞を起こしにくく、排ガスも騒音も出さないため人口密度の高い都市部において、公害車両である自動車を減らして自転車を増やすのは合理的であるから各国の特に都市部は自動車を減らして自転車を増やす政策を進めているほど。
胃腸炎になって、吐き気はないが水様便が一昨日辺りから全くとまらず、水分をとっても、撮った以上にお尻から出ていく感じが続いてた。
おしっこも48時間以上でておらず、熱もないのに関節や頭が痛くなり、さすがに不安になり病院へ。
おしっこ48時間出てなくて…と言った段階で、「それは嘘でしょ(笑)全く出ないとかないでしょ」と医師に言われた。
なんやかんやで最終的に点滴して輸液することに。
かなり丁寧な看護師さんが、「あまり早く滴下すると、動悸がして苦しいことがあるから、何かあったらすぐ呼んでくださいね」と慎重に点滴の滴下スピードを設定して去っていった。
更に数分後、医師が見に来る。「こりゃ遅いな」と言いながら素人目に分かるほど滴下速度を上げて去っていった。
その2、3分後のこと。
急に左胸が鷲掴みにされてるように痛い。背中も痛い気がする。息がなんだか苦しいような。
動悸はしないし、痛いのも胸の比較的上の方だから、心臓とは思えない。でも過呼吸になりそうで、丸まった体制で寝てることすら辛くなってきた。
ぐったりしたまま、測られ医師のもとに報告しに行く音が聞こえた。
と言いながら速度を落とす。
内心、おめーだろ!早くしたの!と思ったけど言う元気もない。
設定を変えて三分程後、また二人で見に来た。だいぶ落ち着いてきていたがまだ違和感があり、体が緊張して変な体勢でしかいられない。
看護師だけが残り、「ごめんね、ちょっと早かったかな…」と謝る。
あなたじゃない!と言いたかったが、医師に聞こえるのが怖くて言えなかった。
「普通は平気なんだけどねー、若い人は。よっぽど脱水してたんじゃない(笑)」
48時間おしっこでないって言っても、疑ってかかり、滴下速度やたらあげて調子がわるくなったら「お前が脱水しすぎ(笑)」とは何事であろうか。
医師的には、その日他の患者の胃カメラなどもあり、忙しかったようで、早く終わらせたかったようだった。
元は、倍量入れる予定だったが、時間がかかるためか、500ccでとりやめられた。
後から調べたら、スピードを落として入れた時くらいの速度が適当らしく、あまりに早いと年寄りなんかは心不全を起こすこともあるらしい。
今まで何度も点滴をしてきて、「速度が早いと動悸が起きる場合がある」なんて事前告知初めてだったが、そんな風に伝えるあたり、おそらく過去にも似たようなことがあるのかもしれない。
実際のところ、私が脱水しすぎていて、普通なら平気な速度だったのかもしれない。だから、100歩譲ってそれは仕方ないとしても、自分でスピード早めておきながら、看護師の前ではあたかも看護師の設定が早すぎるように言い、隙を見て私のところに来て、「普通は平気なのにね」と言いに来る人間性が恐ろしい。
胃カメラや大腸のカメラもやってる、比較的専門性の高いクリニックのようだが、あんな医師に内臓に機械ぶっこまれるなんて絶対イヤだ。
体がだるいし、目が開けられない。私の寝起きには良くあることだが、今回は一段と重い。
何とか体を起こして立ち上がるが、どうもふらふらする。しかも動悸と吐き気がする。いつものように首筋に寝汗をかいていない。なんだこれは?
温度計を見ると30度とある。熱中症や脱水症状に思い至り、冷蔵庫を開けてお茶を飲み、また横になる。リモコンで扇風機を付けた。冷房は壊れている。
少し経ってもいずれの症状も治まらない。お茶では足りないのか。
どうにか起きてコップに水を入れ、塩を溶かして二口ほど飲む。まずいが仕方がない。
再度横になって様子を見る。
16:00分頃、周期的にこみ上げる吐き気と動悸は一向に回復する様子はない。悪化している?
意識はしっかりしているつもりだが、一人暮らしなので、もし失神でもしたら恐らくアウトだ。
私は緊急社会システムにアクセスすることにした。即ち119への電話である。
電話口の相手には救急であること、住所、アパート名、名前、症状を伝えた。
「熱中症とおっしゃいますが思い当たる節があるんですか?」「30度の部屋で寝すぎました」
「わかりました。今救急車が向かっています。ドアの鍵を開けてお待ちください」
大体このようなやり取りで電話は終了し、私はベッドに倒れる。その後体感で5分程度でサイレンの音が聞こえてきた。
インターフォンが鳴らされたので出る。もう何も考えたくない状態になっており、救急隊員とのやり取りは覚えていないが、症状を説明して歩けるかどうか確認され、身分証が入っている鞄を持って戸締りをしたことは記憶に残っている。そういえば隊員の方に顔が真っ白と言われた。
寝巻きのまま自力で歩いて救急車まで行き、中のベッドに横になる。
そして指や腹部に何やら得体の知れないものを付けられる。どうやら指に付いたもので脈を取るらしい。
次いで血圧と体温をはかる。体温37度らしい。平熱34~35度の私にとっては発熱状態と言えそうだ。風邪でもないのにこんな体温になるとは。
搬送先の病院を見つけて頂く間、ライトで目の確認、痺れや神経の確認などをされる。
3名の隊員に来て頂いているが、常に1人は私の横にいて見張ってくれるようだ。大変失礼だがこの方の目は怖かった。口調は丁寧そのものであるのに。
「お名前言えますか?」「生年月日は?」「年齢は?」「今日の日付は?」「ご実家の電話番号は?もしかしたらご家族に来てほしいということがあるかもしれません」「今の症状はいかがですか?」「ご職業は?」
質問には全て答えられたが、いかんせん体がだるい。喋るのも億劫だったが否やもない。
他には、今まで似たような症状を経験したかどうか、過去に何か大きな病気にかかったか、持病はあるか、普段何か薬を飲んでいるか、などだった。それ以外にもあったかもしれないが覚えていない。一週間前まで夏風邪にかかっていたことを確かここで話したか。
質問の最中には別の隊員の方が私の状況を年齢性別と共に病院に伝えてくれているのが聞こえてくる。2、3回、この病院はかかった事があるかと聞かれるが、全て初診の病院である。金曜午後4時とあってなかなか搬送先が見つからないようだ。付近で行った事のある病院を聞かれたので、以前風邪のとき見てもらった個人のクリニックの診察券を見せるが、すでに診療時間外であった。
今思えばこの質問攻めとも言えるものは、必要な情報を得ると同時に意識を失わせないようにするためのものだったのだろうか。
この間に動悸は治まり、めまいも軽減したようだ。何も考えたくない状態は変わらないが、症状としては吐き気のみになっている。救急車の中の温度が功を奏したのだろう。
やがて搬送先が見つかり、移動開始。車内はゆれるので何かあったら伝えてほしいと言われる。
10分ほど揺られて病院に着いた。体に付いた器具は到着直前に全て外される。
どこにある何という名前の病院なのかもわからなかったが、どうでも良いことだった。ベッドごと救急車から降ろされ、救急室へ運ばれる。
移動中、看護師さんらしき方が「大丈夫ですよ~病院に着きましたからね~」と声をかけてくれる。
救急室に入室。時計をチラッと見てみると、16:28分ごろだった。
救急車のベッドから救急室のベッドへ体を移動する。「ゆっくりで良いですよ」と優しい。
そして胸部腹部に器具を付けられる。心電図か。指にも脈を取るための何かを付けられる。たちまち救急車の中とほぼ同じような状態になった。
症状とそうなった経緯を聞かれたので説明する。もともとロングスリーパーで、前日の22時から寝ていたと言うと驚かれた。
ここで気付いたが、やたらと女性が多い。医師の方も女性であり、経緯と症状を説明している救急隊の方以外に男性がいない。
救急室で何をされたか、おぼろげにしか覚えていない。時系列がぐちゃぐちゃだが思い出してみる。
思考停止状態の私はなされるがままぼーっと目の前にある特徴的なライトを見ていたと思う。手術室にありそうなUFOのごときあれである。
確か、もう一度目にライトを当てられる。首を左右に振られる、などだ。眩暈はしない。
「採血しますよ。その後点滴打ちますからね」なんと。この状況で血を抜かれるのか。まあ、もう任せておこう。「アルコールはかぶれませんか?」かぶれたことはない。大丈夫だ。
じゃあ3本などと聞こえた気がするが、見ていないのでどれだけ採られたのかは定かではない。
点滴の後、それから看護師の方に心臓部に何やらローラーを当てられてぐりぐりと動かされる。なかなか終わらない。鈍痛的刺激である。私の体のせいか、どうやら目的を達しづらかったようだ。医師の方に交代するが、それでも時間がかかっていた。体を左に傾けるように指示される。よくわからないが、これで成功したようだ。
喫煙と飲酒の確認をされる。煙草は吸わないし酒は2週間に一度ぐらいだ。
あとは、目の前に指を出され、目で追ってくださいと言われる。問題なくできた。
めがねのような物をつけて天井を見るようにと言われる。とてもぼやけるレンズで、まともに外界を見ることが出来ない。気持ち悪くなったりしないかと言われるが、大丈夫だった。
「私の指先と自分の額を指で往復してください」これもできた。
親指に何かを打たれ、出血したときにその血を器具で調べるということもされた。結構痛くて指が震えてしまった。チラッと顔を確認される。「痛かったですか?」「はい少し」などと会話して気恥ずかしくなった私は目をそらす。
おおよそ処置が終了したようで、救急室にいる人数も少なくなってきたか。
点滴が効いたのか、この頃になると吐き気もほぼなくなっていた。
実家に電話して頂いたようだが、出なかったのだろう。連絡の付く時間を聞かれるが、今いないのなら深夜でないと連絡不能である。我が両親は忙しい。
迎えのための連絡先を聞き出される。
しかし、連絡先が入っているスマートフォンは持ってきていない(これがまずかった)し、普段の連絡はメールである。デジタルネイティブである私は両親の携帯の番号など全く覚えていない。「おじいちゃんおばあちゃんは?」実家にいるが、祖父はすでになく祖母は離れにいる。電話したとしても聞こえない。「他に近くに知り合いはいないか」いない。
いよいよ困らせてしまったようで、鞄の中のファイルに閉じられた紙に書いてある電話番号を見せられる。「ここは?」「それは職場の人間の番号です」「よくわからないな~」申し訳ない。
そうこうしている間に別の患者が来たようで、私は車椅子で別室に移される。何かあったらナースコールをお願いしますと言われ、カーテンを閉められる。
ここでもぼーっと寝ていた。点滴を見る。かなり速いペースで滴が落ちていて、少し経ったら終わった。まさか25歳で救急車のお世話になるとは思わなかった。天井を見ながら、そういえばネットでふぐの毒にあたった人がこのような光景の写真をアップしていたな、いやあれはただのネタだったか、などと考える。余裕が出てきたのか。
その後、先ほどの看護師の方がやってきた。曰く、連絡が付かないなら無理に付けなくて良い。血液検査の結果が出て問題なければ帰宅。と先生がおっしゃっていたということだった。
またしばらくして先ほどと同じ方がやってくる。「救急車で来た方は、病院が荷物を預かったことになるんです。今回は靴と鞄です。お受け取りのサインをして下さい」なるほど。いつの間にか私の鞄も右に置いてある。気付かなかった。
さらに少し経って医師の方が血液検査の結果を持ってやってきた。2項目ほど異常値だが比較的きれいであり、問題は見受けられない。めまいには二つあって、脳か耳が原因だが、前者は考え辛く、後者をチェックするために耳鼻科の受診をお勧めする。それから、ご家族には今日救急車で運ばれたことを伝えるように。それから暑いので、クーラーを付けないなら窓を開けて寝ること。脱水は正直わからないが、水を2リットルほど飲んだほうが良いことを伝えられる。
次に医師ともう1人の方が水を持ってきた。「体を起こして、飲めますか」問題なく一口飲む。「込みあがってきたりしませんか」大丈夫だった。
最後の確認として、点滴スタンドの取っ手を杖代わりにして立つことを指示される。立てるし、眩暈はない。そして、靴を履いて歩く。歩ける。綱渡りをするように、前に出ている足のつま先に後ろの足のかかとを持ってくる歩き方でまっすぐ歩けるか。できた。
大丈夫そうだ。医師も同じ判断らしく、帰宅の準備に入る。「お帰りはどうしますか?」「どうしましょうね……」「お金があればタクシーが良いですね」なるほど。
点滴を外され、消毒したガーゼを当てられるので、自分で押さえておく。太い針だったようで、少し待つ必要があった。その後テープで固定される。
荷物を持って靴を履く。会計の場所を説明されたので、医師の方に今回のお礼を言って移動する。
そういえばめがねをかけていない。視力が悪いので少し視界がぼやけているが、目を細めながら会計に到着し、救急で来たことを伝える。診断書を書いて提出して待つ。この間に時計を見やると、18:40分ごろだった。少し経つと名前を呼ばれる。
この病院の診察券を発行して頂いたようなので受け取って精算する。合計8000円と少しらしい。持ち合わせの現金では足りなかったが、クレジットカードが使えて助かった。会計後、タクシーの駐輪場所を聞いてそこへ向かう。ちょっと迷った。
最初は寝巻きのまま外を出歩くのに違和感があったが、状況が状況である。気にしたところでどうしようもない。会計では、タクシーが駐輪場所にいなかったら自分で呼ぶようにと電話番号を書いた紙を貰っているが、電話がないのでいないと困る。しかし、運良く一台のタクシーがとまっていた。
手を挙げて乗る意思を伝え、自宅アパートの住所を伝える。タクシー代は1700円と少し。現金で支払った。
帰宅後、何はともあれ水分補給をする。そして熱中症で運ばれたことを家族と友人に伝える。だが、ここで部屋の温度と湿度に気付く。間抜けな!この環境だから事が起こったんだろう。
すぐに窓を開け、付けたままになっていた扇風機の風力を上げる。これで涼しくなる。
何時間か休んだのち、着替えて近所のスーパーへ向かう。ポカリスエットと水とカロリーメイト、そして食料を買った。
ところで私が運ばれた病院はなんという病院なのか?診察券を見てみると……なるほど、女性が多かったのはそのせいか。
なんとも稀有な体験をした一日だった。直接お礼が言えたのは医師の方のみだったが、今回119の電話を受けて下さった方、私を運んでくれた救急隊員の方、処置をしてくれた医師及び看護師の方には心よりお礼を申し上げたい。
反省点
・初期の対処
扇風機を付けただけでは足りなかった。すぐに窓を開けるべきだった。
・部屋の冷房が壊れたまま
早く直さなければならない。
・病院に両親の連絡先を伝えられなかった
・めがねを忘れる
持って行く。
暖かい言葉を頂いてとてもうれしい。私の部屋も暖かいぐらいの温度だったら良かったのだが。
こんなことで救急車呼ぶなと言われるのも覚悟していたが、全くの杞憂だったようだ。
30度でもここまでの症状になるのか。体質にもよるんだろうけど。
素人の推測だが、長時間の睡眠で水分が取れなかったためだろう。目が覚めて良かった。
冷房使わなかった頃は2Lのペットボトルを凍らせてバスタオルに包んで寝てたな。500MLのPBでもタオルでくるんで脇の下、首筋、太もものいずれか(動脈のある部分)に充てるだけでも体内の温度を下げる効果がある。
発想がすごい。これはやってみよう。
あなたは熱中症ですとははっきり言われなかったので真相はわからない。
重症だと意識障害や手足の痙攣などが起こるらしいので、私の場合は熱中症だとしても比較的軽いものだったのだろう。
生まれ持った体質と思って諦めているが、確かに少し調べてみても良いかも知れない。
興味深かったが何故そうしたのかよくわからない箇所でぼかした記述が入ってる。増田は肥満体型で搬送されたのは産婦人科だったのだろうか?