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はてなキーワード: 正規雇用とは

2023-02-02

anond:20230202020747

まさかの超絶高望みでワロタ

900万/正規雇用/長男以外/高身長/痩身/車持ちって、、すげーなw 非モテ男が 20代/低身長/巨乳/痩せ型/処女 みたいな条件を出してるみたいなもんだぞw

いままでモテてなかった代償でそろそろピッタリな男(増田的には最低限譲れない条件を揃えた男)が現れてもいいんじゃないかという人生サンクスコストを感じてるんじゃないかと思う。ずっと外れくじを引いてるんだから次は大当たりひくまでやめられない!みたいな。

結婚相談所行ったからといってすぐに成婚するわけでないし、こんな匿名掲示板で総ツッコミ受けるくらいなら、とっとと相談所行ってプロに叱られたほうがいいんじゃないかと思う。

2023-01-30

anond:20230128195501

バイト定義的に存在できない

・高報酬 ⇔ 低報酬(むしろボランティアでよくね?)

捨て駒 ⇔ 人財 (ボランティアじゃないなら正規雇用せいよ)

非道徳 ⇔ 道徳的(これについてはほぼ全部の表バイトはそう)

から、光属性バイトバイトとして存在させることが困難

意識高い有意義な事をバイトで済ませる事を許す時点で破綻するから

こちとら40代後半、独身、発達グレーンゾーン

 

再就職活動をして数ヶ月。

無能がゆえに職種も限られてくる。

正規雇用は到底無理な話。

 

唯一の収入源は

ダブルワークで始めた、

数年続いている短時間アルバイト

月に4万円程度の収入のみ。

 

貯金を切り崩してきたが底が見えてきた。

  

自分に適した職業を探し、

大手企業アルバイト入社することになった。

 

採用されたことを友人達に報告。

今まで自分の伝え方が悪かったせいか

アルバイトだったのか!」と驚かれた。

 

社会保険も加入、自分的は満足しているのだけど。。。

 

 

普通な

年齢から最後再就職になると考える。

よって、

アルバイトか」の言葉が出てきたのか?

どのような意味が込められていたのか?

 

40代後半、独身、発達グレーンゾーン

自分の考え方は甘いのか?

世間一般の考え方とかけ離れているのか?

十人十色、考え方も本人次第だけど、

 

普通どう考える?

2023-01-29

anond:20230129145914

信用情報は真っ白だと思う。滞納等無し。ローンも無し。

セゾン系もローソンpontaカードだったからかあっさり取れたし、その後のセゾンアメックスゴールドもあっさり取れた。

ビックカメラSUICAカードもあっさりと。イオンカードも。

JACCCSは昔あった漢方スタイルクラブカードだったせいかあっさり取れたし。オリジナルJACCSカードとかなら、また厳しさがあるのか…

三井住友系は、Amazonカードとbookingカードだったからか、こっちもあっさり。

今、3社目で、一応正規雇用とは言え、年齢あたり中央値以下くらいの収入しかもらってないと思うんだが。

2023-01-25

anond:20230125145538

派遣に額面で60万も出す会社あるか?正規雇用でもそんな貰ってなくない?

2023-01-16

anond:20230116100743

自分で書いといてなんだけど、そういう理不尽な扱いを既に受けてる中小企業ってのも普通にあるんだと思うんだよな。

そのぐらいこの国は衰退してしまってる。

けど、人が余ってた時代はとうに過ぎ去って、これから人が足りなくなる時代に「首切りやすしろ」ってはっきり言ってバカのやることだよ。

人件費なんてほっといても減っていくんだから首切りどうするかなんて考えてる暇ないんだけどな。

正規雇用マネジメント層だけで実働部隊外注」なんて既に通用しなくなってきてるし、

これから先実働部隊の確保を国内でやるのはかなり厳しいだろうな。

かといって、国外発注できる体制が整ってる組織なんてそう多くない。

国策円安誘導海外への発注コストも上がってる。

ありとあらゆる逆風が日本に向かって吹いてるの面白いな。

面白い時代を過ごせている、とせめて前向きにとらえることぐらいしか俺には出来ない。

2023-01-15

なにもできないのに、勝手に不幸認定してしま

子供部屋おばさんになりつつある友人を勝手心配してしま

・専門卒、正規雇用経験なし

アラフォー実家住み、一人暮らし経験なし

恋人いない歴=年齢

…ここまでで少し心配だったのに、最近

・反ワクチン、反マスク

特亜嫌い

陰謀論指示

…まで追加された。

一人暮らしをするとか、正規雇用を目指すとか、せめて生活面だけでも自立してほしいと長年思っていたのに、

最近は変なyoutubertとかtwitterを見て不思議価値観に傾き、人間関係から孤立しつつある。

(多分、実家が徒歩1分の自分けが年に数回会う友人だと思う)

最近彼女と話すと世間ズレというか、会話が成立していない感じがする。彼女が少しずつ浮世離れしていっている。

べつにずっと実家でもいい、結婚なんてしなくていい、無理に働きすぎて体を壊すくらいならバイトでもいい、ただ心配なだけ。

でも、勝手心配することは失礼な気もする。罪悪感すら感じる。

どうしたらいいのか。何もできないのに勝手彼女のこの先の不幸を想像してもんもんとしてる。

2023-01-12

anond:20230112224444

(育休とると伸ばしてもらえる人もいるんだが)(まあ最大5年なんだが)

(それ超えると正規雇用をしないといけないんだが)(結局お母さんの雇用は安定せず、こどもたちと貧しく過ごすのかもしれない)

2023-01-10

anond:20230110234026

>IQは90、

からで&脇道でゴメンだけどそもそもIQ90だと

障害者が大好きな「デスクワーク業務」では介添えの必要性抜きにしても正規雇用が望めない水準だと思うんだよな

派遣事務がせいぜいでしょ

2023-01-07

anond:20230107150856

非正規雇用で苦しむ人を救いたいのであれば、非正規雇用の人を対象にすべきだよね。男性非正規雇用排除する理由も、女性正規雇用を入れる理由もない。

2023-01-04

anond:20230104185403

20代前半男性正規雇用非正規雇用比率は74:26

20代前半女性正規雇用非正規雇用比率は70:30

たいして変わりゃしません

 

ただ並以下のルックスの男が、並以下のルックスの女よりも冷遇されているのは事実のようですね。

https://toyokeizai.net/articles/-/71033?page=2

「美形とブサイク収入差は、男性17%、女性12%」

男性場合容姿が「並レベルに満たない」ことのペナルティデカい、とある

2022-12-12

anond:20221212174109

40オーバー公務員になれるもの

臨時雇用とかじゃなくて、正規雇用常勤雇用で。

公務員世界は未知だが、決まりとか規則とかで雁字搦めなら居心地は悪そうだ…安定はするだろうけど。

2022-12-05

あなた鬱病はどこから

私は

職場にいる『自分が1番女としてレベル高い』と思ってる既婚の不倫

職場にいる『自分か1番女としてレベル高い』と思ってる独身BBA

若いってだけでターゲットにされて無視パワハラものを隠す、周知事項を内緒にされる等

パチンカス八方美人彼氏

→私が21のとき告白されて付き合って、29で捨てられた

連絡シカト、真面目な話に向き合ってくれない、将来の話してくれない、でもセックスしますみたいな男。今思うとただのセフレだったんだろうな。でも膣内射精障害だったからまじでクソだったなー

いつまでもまらない貯金

高卒正社員になれたのに↑のBBAたちにいじめられて、辞めたら非正規低賃金ルートだよ!

・親の遺伝疾患の発覚

精神障害ではなくいわゆる身体障害のやつです。

主にこれです。

これらが重なって、夜眠れなくなって朝起きられなくなって、遅刻や欠勤が増えて低賃金お金はたまらないしカードローン増えるし

どんどん病んでいってついに精神科のドアを叩いたよ!!

気分変調症と言われたけど、ジェイロゾフトも全然きかなくて

鬱病だと言われて、今はサインバルタだよ!!

ちなみに今は新しい彼氏幸せ暮らしていたいけど、

早漏だし私に正規雇用を求めているし痩せろって言ってくるよ!!!!!


死にて〜!!!

みなさんの鬱病きっかけも知りたいです!教えてください!!!!!

2022-12-03

仕事をしてると、少なからず叱られたり、否定されたりします。仕事依存しすぎると「職場での否定人生否定」という思考に陥るおそれがあります。なので、没頭できる趣味ときめく推し活など、自分否定されない世界をいくつか持ったほうがいいです。休日は「やさしい世界」で過ごしてください。」

……とかいツイートがバズってたけどさあ

いや、そういう精神論じゃなくてさ。

仕事で叱られるって事はその後は首になる可能性が高い訳で

首になったら再就職なんぞそうそ簡単に出来るものではなくてそのまま経済苦に陥り

趣味にもお金を使えないか趣味どころではなくなる可能性も高いと思うんだけど?

やっぱり何だかんだで世の中って、叱られても首にならない前提の人が多いのかな?

そりゃ日本解雇規制が厳しすぎるって言われるし

そういうふうに強固に守られた正規雇用労働者への憎しみのあまり解雇規制の緩和を主張する非正規雇用労働者も増えるわな

2022-11-29

anond:20221129151702

最初正規雇用された男性では66.7%が「結婚経験あり」だったのに対して、最初非正規雇用だった男性では40.5%にとどまっていることが分かった。

女の人生はイージー

女の結婚経験率には最初仕事正規非正規かで大きな差がある

https://www.itmedia.co.jp/makoto/articles/1203/23/news055.html

「また、最初正規雇用された女性でも74.7%が「結婚経験あり」だったのに対して、最初非正規雇用だった女性では59.4%と大きく差がついていた。」

……というように、

就職氷河期非正規女性の未婚率の高さを裏打ちするデータがある

でもこれって10年も前のデータなんだよなー

まあ多分今もこの傾向は変わらないと思うよ

女も非正規雇用だと結婚し辛く、正規雇用の方が結婚やすいのは見ても明らかなのに

何故かフェミも反フェミもその事実を認めようとしない不思議

女性の未婚率が上がったのはけして女性自身の主体的選択の結果などではなく、貧しくて結婚するだけの余裕がなくなったからなのに

2022-11-20

なんだっけ。忘れないうちにメモ


最近ゴッホ絵画など芸術作品トマトスープをかけたり、ウォーホルアートカーに小麦粉をかけたりする気候変動対策を訴えながら過激抗議活動が耳目を集めている。

ブクマもよくされているが、ほとんどが環境テロ、という認識で眉をひそめたコメントにあふれている。

もちろん許されない犯罪として国内外報道されているわけだが、しかし、海外メディアでは、テロという表現ラベリング)は少なく、抗議団体自称するCivil resistance市民抵抗)という表現を紹介していることが多い。正直、この種の活動で昔から有名なグリーンピースもそうだが、テロ呼ばわりされてもおかしくない運動ではあることは確かだが、報道ニュートラルに構えているのだろう。

そんなおり、斎藤幸平が、「ゴッホ名画にスープ投げ」を理解しないのは、日本人想像力の欠如だ、と述べてブコメから総すかんを食らっていたのをみかけた。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/toyokeizai.net/articles/-/631285

しかそもそもテロという認識日本では強いのはわかるけれど、実は欧米での反応というのはそれほど強くなく、むしろ彼らが自称するCivil resistanceへの一定の理解の上に立った報道も多く見受けられるように思える。

https://time.com/6234840/art-climate-protests-margaret-klein-salamon/

そして、よく考えると、そもそもテロまがいのデモというのは、現代人権歴史を振り返ると、一定程度、社会変革の不可避な副産物として、憲法などのシステムビルトインしてきた経緯がある。典型的かつ最初の事例は、20世紀初頭の資本主義社会における労働環境を前提とした社会権。

この問題は二つの視点から興味深く、注視している。

ひとつは、抗議のコンセプトの抽象性。

もうひとつは、抗議運動市民社会的な価値

抗議運動抽象性について。

https://artnewsjapan.com/news_criticism/article/508によると、世界的な環境活動グループ「Extinction Rebellion」の共同創設者であり、ジャストストップ・オイル活動に加わっているサイモン・ブラムウェルは、アートニュースインタビューで、若い活動家がこの抗議行動のスタイル選択した理由を次のように説明する。

「これはアートの美しさを否定するのではなく、今の私たち優先順位絶対的おかしいということを言いたいのです。アートに美を見出しギャラリーを訪れる人たちがいる。にもかかわらず、消えつつある太古の森の美しさや、日々絶滅していく何百もの生物たちには目を向けないのです」

アートの美しさを否定しないといいつつ、美の概念の相対化というか、再構築といった意味では、形而上学的な禅問答である

この説明を聞いて、素直に納得できる人の割合が多いか少ないか、という視点でみると、ヨーロッパに比べると恐らく日本人は少ないだろう。

アリストテレス時代から愛だの美だの徳だのといったことをテーマに発展した形而上学から学問が枝分かれしてきた欧米と、近代以降のすでにたこつぼ化した個々のジャンルとして完成形をみた成果を受け取ってそれを解読して発展してきた日本では、こういう抽象的なテーマの抗議の趣旨理解できるのは圧倒的に少ないだろうと想像できる。

これは、作品の美の価値が分かればわかるほど、スープをかける行動の意図もわかる、という構図でもあり、実際、被害を受けた美術館環境問題の意義に言及するなどしている。作品に接したこともなく、それこそ「ウォーホル」だ、「ゴッホ」だと資産的な記号程度にしか理解していない人ほど抗議行動の意図自体を測りかね、なんじゃこの奇行は?という反応になっているようにみえる。

そういう意味では、当然、環境急進派の行動は、そもそも抗議の意図が分からない地域では成功しない(日本ではテロ以外の認識は生まれないだろうし、絶望的に無理だろう)。

しかし、欧米では、意外と功を奏しているのかもしれないと思える。感心はしないが、ああ、なるほどね、くらいの素養のある人は日本よりは多いだろう。

おおざっぱにいうと、日本人経験から教訓を得て社会設計をしていくのが得意。いわば帰納法的な解決が染みついている。一方、欧米、ひろくラテン系言語圏含めて、日本人とは比べ物にならないほど、なにかにつけ演繹的な入り方をする。言葉定義からまり指導原理を引き、タスクを明示する、という物事の進め方へのこだわりが強い(日本人自分からみると)。

組織でも、経験常識が共有できていないと不安なのが日本人

一方、構造化された概念ルール化された行動原理(法)にのっとって行動する、という相互の信頼がないと不安なのが欧米社会。そこに、デモ過激運動の機会に、自分たちが共有していない別の概念オルタナティブとして提示されたときにみせる反応というのは、おのずと異なる。


そのもうひとつ理由が、市民不服従という考え方や人々の認識の違い。

日本人社会迷惑をかけるのがとにかく大嫌いなのだ

欧米では、恐らく日本人想像している以上に、Civil resistanceというアプローチ自体価値社会変革のダイナミズムとして認めている。

それが今回の場合、限度を超えたものであり、法的に違法である、というときに、運動趣旨理解はするが違法である、という具合に飲み込みながら。

この違法性というのは、実は重要視点。それを理解するには、市民社会根本から支える憲法など、法について考えないとわからない。

近代から現代20世紀に法の考え方が近代法が大きくバージョンアップした際に、社会権が組み込まれたのは、中学生で習う話。

日本学校では昔から社会権を生活保護など、上から目線な形で教えてきた傾向があった。

しかし、社会権のうち、争議権を思い出してみればわかるように、実際はボトムアップな契機をはらんでいる。

他者危害禁止近代法の原則をはみ出した形で、ストやピケなど市民的な抵抗暴力性を認める市民権が存在する。

考えてみれば、他者に損害を与え暴力的な行動をとっていい、というのが「労働」に関してのみ例外的憲法に組み込まれている、というのは、よくよくなぜなのか歴史を知っておく必要がある。一歩間違えれば、革命トリガーになりかねないボトムアップ暴力。これをあえて憲法に明記するのは、明記することでコントロールしたいという、上と下のせめぎ合いのようなものも感じる。しかし、なんだったらいつでも政府おかしければ転覆して革命をおこせるんだぜ、と市民に思わせておく、オーナーシップ感覚絶妙バランスで持たせる機能果たしているともいえる。

マルクス時代、そしてワイマール憲法時代社会権を育んできた思想運動社会歴史のなかで、当時「労働」が最重要課題で、社会権の大きな柱として考えられたのは自然な流れだっただろう。抵抗暴力は、労働問題を争うツールであるというのが20世紀だった。しかし、抵抗暴力資本主義社会のなかで、たまたま労働キーワードになっただけであって市民社会としては、労働である必然性はない。20世紀には「環境」といったテーマシステムビルトインされなかったわけだけど、80年代後半にブルントラント委員会が「我ら共有の未来」といって今日SDGの原型となるコンセプトを立ち上げたときに、労使間に代わる、世代間の闘争といったことがテーマになりうることはうすうす予測がついていたように思う。

なので、抵抗暴力労働問題ではなく、環境をめぐる世代問題だとしても、その新たなムーブメント市民社会における意義が注目されるのも自然な流れだ。

ここで、はい違法です、はいテロです、といってしまうのは簡単だが、思考は停止する。


一方日本では。

労働」というキーワード戦後日本ははじめて市民不服従権利を手にした。市民社会における抵抗という考え方に「労働」というコンセプトが、時代要請でむすびついていた、というのは押さえておくべき文脈

GHQの五大改革から。勤労者から労働者への主体認識の転換。

しかし、その権利過激行使は、1950年代から60年代大衆の心を猛烈にイラつかせた。

日本高度経済成長を支えた大手企業は、大規模な争議に悩まされた。

民間では、1960年三井三池炭鉱紛争など半年を超える争議も珍しくなかった。しかし、ほぼ100%ユニオンショップで、従業員全員が労働組合員という会社組織風土のなかでは、会社家族みたいなものであり、労使一体みたいなのが当たり前であり、60年をピークに民間の争議はピークアウトする。そのなかにあって、国鉄だけは年中行事のように、順法闘争ストライキを繰り返して市民生活に甚大な影響を及ぼし、会社のみならず社会的に損害を与えた。さらベトナム戦争反対や成田闘争など、新左翼政治闘争が加わっていくなかで、日本人のいら立ちは頂点に達していく。

国鉄やら共産党やら新左翼にひどい目にあわされた、という日本社会のこの経験というのは、争議だなんだといっても社会迷惑をかけてはいけない、という教訓を強く残し、憲法に組み込まれ暴力的な契機をできるだけ抑制的にするべきだ、という認識支配的になるきっかけだったんだろう。1973年最高裁は、それまでリベラル保守裁判官の間で揺れ動いていた官公労組の争議権の是非について、完全に保守化の方向に舵をきり、封殺する結論に至る。公労協のスト権奪還スト(1975年)を時代の潮目に、公社民営化路線が進められていく。争議権だかなんだが知らないが、憲法に書いてあったとしても、市民としては正直、うんざりしてしまったというところだろう。戦後、長い間、政治闘争旗手として大きな存在だった総評、そしてその大半を国労が占めていた時代は終わる。

ということで「労働」をキーワードにせっかく手に入れた不服従暴力は、迷惑をかけんじゃねーという市民社会常識を繰り返し強化する経験を重ねることにより、空洞化した。

その後の日本社会では、エスタブリッシュメントと化して長い間、社会運動の先頭に走っていた労組が今度は勢いを失うと、どういうことになるか。

例えば、正規雇用非正規雇用ギャップみたいに新たな問題が浮上してきたとしても、ユニオンショップ非正規も入れてあげたほうがいいんじゃない?、という手続き的な、上から目線的な議論の仕方に収れんしてしまう。日本社会があまりにも保守化してしまって、そもそも争議という暴力的な手法は何のために憲法というシステムに組み込まれたのか、根本的な思想がわからなくなってしまっているようにも思える。言い換えると、憲法さらメタ視点からとらえる思想的な背景がさらに弱くなっている。

歴史を振り返ると、20世紀初頭、メタ視点があったからこそ、資本主義社会の現状と課題に即して、社会権という新しい権利が組み込まれたのだが、現行憲法を頂点とし、人権普遍性憲法の最高規範性を強調してしまうと、憲法思想根拠はと問われたときフリーズしてしまう。日本では制憲者の意思議論は起こらず、代わりに基本書読め、といってなぜか憲法学者に振られるのが定番。(制憲者があいまいなのも諸悪の根源かもしれないし、ステートに対するネイションオーナーシップの違いとも思える。)

欧米環境運動というのは、あるいはLGBTも同様だけど、恐らくそうじゃないんだと思う。

既存規範に書いてないものであっても、新たなムーブメント意味真剣に見極めようとする思想文化があるんじゃないと思える。

そのムーブメント暴力性を違法認識しつつも、時代ダイナミズムとしてとらえようとする、というか。

繰り返すと、

・美の概念など、概念の構想力、概念について深く考えたがる文化の違い。

憲法など国の根本的なシステムアップデートするのに必要社会ダイナミズムへの関心の低さ。

この二つをひとまとめにして、斎藤平氏のように想像力の欠如といってしまえるのかもしれないが、因数分解すると、社会設計をするのに基本的重要な2つの能力、この二つには欧米社会と大きく差があるように思える。

2022-11-19

anond:20221119105934

そのあとは研究者として正規雇用してもらうための、天才秀才たちの椅子取りゲーム勝ち抜き戦が始まる

ポスドクかいう、薄給ブラック非正規雇用(1〜3年で雇い止め)を何度も繰り返し各地を転々とする綱渡りサバイバル生活10年くらい続くゾ

2022-11-10

日本社会保障制度は善人に依存してる

非正規雇用雇用している側が得で

非正規雇用結婚してる両者がいて家事担当している片方にとって便利な勤務形態だけど

それって結婚相手正規雇用で突然クビになったりもせず

精神が安定しており

仕事AIなんかで消滅したりせず

今後何十年も安定して働ける場合にのみっていう条件付きじゃん?

 

そんな条件で結婚できる人この世にどれぐらいいる?

 

「当然いる善人」の存在を前提にした社会保障制度って無理がありすぎる

だってどうみても世の中クズだらけじゃん

2022-11-08

anond:20221107072255

そもそもの話、日本非正規雇用の激増で雇用流動性実質的にめちゃくちゃ上がってるんだけどね

アルバイトパートタイム契約社員派遣社員なんて今時どこの職場もめずらしくもないでしょ

しろ正規雇用の方が少ない職場もざらにあるじゃん

からいまさら規制緩和しても大した意味がないし、現状ですら生産性上がってるとは言い難いのに加速させてどうすんのと

あと解雇の敷居が低くなれば従業員の定着率も下がるし、短期しか就労できずスキルもろくに得られないまま放り出される人ばかりが増えて社会全体の生産性ますます下がる

2022-10-27

anond:20100131000353

解雇の難しさに関する指標について

指標の読み方とか諸々間違っている可能性あり。

雇用保護に関するOECD指標

OECD Indicators of Employment Protection

https://www.oecd.org/employment/emp/oecdindicatorsofemploymentprotection.htm

簡易な指標が載っているwebビューワ

https://stats.oecd.org/Index.aspx?DataSetCode=EPL_R#

詳細な指標が載っているエクセルへのリンク(以前の「解雇の難しさ」などの個別指標が見たい場合はこれ)

OECD indicators of employment protection database: summary indicators and items

https://www.oecd.org/els/emp/OECDEmploymentProtectionLegislationDatabase.xlsx

指標説明へのリンク

個別指標説明

Annex Table 3.A.1. Structure of Version 4 of the OECD EPL indicators for dismissing regular workers

https://www.oecd-ilibrary.org//sites/1686c758-en/1/3/3/index.html?itemId=/content/publication/1686c758-en&_csp_=fc80786ea6a3a7b4628d3f05b1e2e5d7&itemIGO=oecd&itemContentType=book#component-d1e28861

指標の重みづけ

Annex Table 3.A.2. Weighting in the OECD EPL indicators (Version 4) for dismissing regular workers

https://www.oecd-ilibrary.org//sites/1686c758-en/1/3/3/index.html?itemId=/content/publication/1686c758-en&_csp_=fc80786ea6a3a7b4628d3f05b1e2e5d7&itemIGO=oecd&itemContentType=book#component-d1e30019

用語

EPL:雇⽤保護

・EPTT:有期雇⽤契約

EPR正規労働者個別解雇に対する保護の厳しさ

・EPC:集団解雇に関する追加規制による保護の厳しさ

EPR+EPC=EPRC

・EPT:派遣労働に対する保護の厳しさ

指標説明

バージョン4ついて

よくわからないけど派遣契約と有期契約に関する違いみたい。

派遣契約EPL 指標バージョン 1 〜 3 は、有期契約または派遣派遣契約労働者の雇⽤制限限定されていました。バージョン 4 では、これらの指標範囲が有期契約の解約費⽤にまで拡⼤されました1。これは、派遣契約の全体的な規制レベル労働市場における制度的⼆元論の程度をより適切に把握するためです。したがって、定期労働者保護指標と同じモデルに基づいて、有期雇⽤契約(EPTT)の個別の終了に対する保護の 2 つの指標 (i) 満了⽇、および (ii) 満了前の 2 つの指標が構築されました。個別解雇EPR)に反対します。このノートでは、2 つの新しい EPTT 指標と、⼀時契約規制 (EPT) の総合指標の新しいバージョン 4 を紹介します。』

以前との違い

以前の「解雇の難しさ」には

5. 不当解雇定義

6. 試⽤期間

7. 報酬

8.復職

9.請求の最⼤時間

だったが、現在

・「解雇の難しさ」から不当解雇に関する規制の枠組み」に変更。

・「9.請求の最⼤時間」が「不当解雇に関する規制の枠組み」ではなく「不当解雇規制施行」の分類に移動。

指標(Item)の説明
Item5~8: 不当解雇に関する規制の枠組み

Item 5: 不当解雇定義

Item 5 サブアイテム: {

Item 5a: 経済的理由による解雇 理由審査員自由度

Item 5b: 経済的理由による解雇 理由解雇の具体的な代替案と解雇場合の拘束⼒のある義務

Item 5c: 経済的理由による解雇 理由:選定基準

Item 5d: 経済的理由による解雇 理由解雇の正当な理由

}

Item 6: 試用期間の長さ

Item 7: 不当解雇後の従業員への補償

Item 8: 不当解雇後の復職可能

Item9, Item22, Item23, Item24: 不当解雇規制施行

Item 9: 不当解雇の訴えを起こすまでの期間

日本ポイント順位2019年version4)

EPR正規労働者個別解雇に対する保護の厳しさ

2.10ポイント

26位

EPC:集団解雇に関する追加規制による保護の厳しさ

2.04ポイント

33

EPR+EPC=EPRC

2.08ポイント

33

以前の「解雇の難しさ」Item5~9の平均

3.4ポイント(6段階中)

4位(1.Portugal 2.Mexico 3.Korea

現在の「不当解雇に関する規制の枠組み」Item5~8の平均

2.75ポイント(6段階中)

16位

「Item 5: 不当解雇定義」のみ

2ポイント(6段階中)

24

日本個別ポイント(6段階中)

Item 5: 2ポイント

Item 5a: 4ポイント

Item 5b: 2ポイント

Item 5c: 0ポイント

Item 5d: 2.625ポイント

Item 6: 6ポイント

Item 7: 1ポイント

Item 8: 2ポイント

Item 9: 6ポイント

感想

調べるのも今はここまでが限界

現在は違うが以前の「解雇の難しさ」が実際の解雇の難しさのための指標になっていたか疑問。

特に、Item5ならまだわかるけどItem6~9は解雇の難しさに入れるべきか疑問。

Item5自体はそこまで高くない。

Item6とItem9が平均を押し上げている。

僕は何にもわからない素人だけど正直これで解雇規制について語ることはできないかなといった印象。

専門家の方々にはもっと公平に具体的にデータを使って話をしてもらいたいと思った。

解雇規制について語っている人は専門家も含めてバイアスが強すぎる人が多いので注意したい。

情報

https://www.dir.co.jp/report/research/economics/europe/20140318_008337.pdf

"OECD日本労働市場に対する評価勧告とはどのようなものなのかを、再度確認してみよう。毎年刊行されている“Employment Outlook”や“Economic Policy Reforms”、随時公表される調査書などの内容を見てみると、OECD は「労働市場の二極化(labour market dualism)」が日本の大きな問題であると一貫して指摘している。日本で頻繁に取り上げられる「正規雇用解雇ほとんど不可能」ということではなく、それが正規非正規の大きな格差を生み出していること、そして格差是正する規制がないことを問題視しているのがわかる。 "

2022-10-18

派遣日記っぽい奴がたまにあるが

あれって、わざと性格破綻的に書いてるんだよな

正規雇用は無理だなって感じの思考性格

あんなのは実在しないよな?マジだったらどうしよう

2022-10-17

https://anond.hatelabo.jp/20221017095625

いや、女性同士の格差ちゃんデータがあるが

https://www.p-a.jp/word/2020-3-9.html

その結果、最初仕事正規雇用だった女性結婚率が約71%だったのに対し、非正規雇用であった女性結婚率はわずか27%になっていることがわかったのです。この調査以外にも、厚生労働省が行った「第1021世紀成年者縦断調査」でも同様の結果が出ています結婚前の就業形態正規雇用であった女性結婚率は約69%であるのに対し、非正規雇用であった女性結婚率はそれを大幅に下回る約22%という結果でした。

2022-09-25

賃金が上がらないのはみんな望んだことでしょ?忘れたの?

なぜ日本では賃金が上がらないのか?という話がよく飛び込んでくるんだけど、目にするたびに、お前らバカか?と怒りが湧いてくる。これは国民全体が望んだことだろうが。

田原総一朗ビートたけしが司会やっていた、1990-2000年代政治討論番組で何を言っていたか。見ていた人は思い出そう。

日本人は終身雇用ぬるま湯に浸かっているので、国際競争に勝てない。

日本労働者給料は高すぎてアジア諸国との国際競争に勝てない。

日本物価が高すぎて消費が伸びないし、国際競争に勝てない。

企業が業績悪くなったらリストラは当たり前。

公共事業無駄。徹底的に削減しろ。できないのは土建業利権政治家だから

公務員は多すぎるし、給料も高すぎる。削減できないのは官僚癒着している利権政治家だから

・徹底した経費(主に人件費)削減で安いサービス提供している民間企業は素晴らしい。国や行政も見習うべき。

若者仕事を選り好みにしすぎ。終身雇用なんか当てにならない。これからベンチャー企業時代

以上のように2000年代まで、安定雇用を減らし、賃金を下げる蓋然性が高いことが普通に予想される政策を、みんなして全力で主張しており、その結果が現在わかりやすく出ているだけにすぎない。こういう主張に反対した少数の人たちも、当時は「バカ左翼」「既得権益層」「御用学者」呼ばわりされていたはずだ。当時はテレビ政治に対する影響力が今以上にはるかに強く、こうした声を政治家も無視できなかったし、実際積極的呼応していた。国民も、そうした政治家や政党積極的投票した。


少なくとも40代以上の人は、こういう政治討論番組記憶しているはず。賃金の停滞は、メディア民意政治が一体となって進めてきたことで、その通りのみんなが望んだわかりやすい結果が出ているだけなのに、どうしていまさら「なぜ賃金が上がらないのか」なんて話をしているんだろうか。少なくとも「賃下げの政治」が進められた時代に既に有権者だった人たちは、ちんと記憶してなければダメだろう。

そして現実に、公務員を減らして業務民間派遣企業に売り飛ばすということが行われてきた。郵便局員市役所職員がやってきた業務も、時給800円台のコンビニ店員が行なっている。正規雇用非正規雇用に移し替えているのだから給料が上がらないは当たり前だ。なんだかネットではなんでも消費増税にせいにする馬鹿馬鹿しい議論への支持が高いんだけど、こうした公務員削減と民営化政治が「消費増税の前にやるべきことが」の論理で進められてきたことも都合よく忘れている。

既にメディア発言力を持っていて上述の主張に賛同していた連中については、怒りしかない。竹中平蔵はもちろんだけど、田原総一朗ビートたけしも、テレビに出ていたら速攻で消す。

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