はてなキーワード: 正式名称とは
そろそろ書いとく。フォーラムお疲れ。
まず、NTTの研究所がどういうところなのか知らない人が多いので概要から。
普通の人がよく知っているドコモやNTTデータ、NTT東日本、NTT西日本っていうのはNTT持ち株会社の子会社になる。
正確には日本電信電話株式会社っていうんだが、あまりにも知られていないので合コンで言ってもモテないというのは有名な話。
この持ち株会社は大手町にあってグループ全体の調整・取りまとめ的なことをやっている(らしい)が、
ただ、ロケーションは武蔵野・横須賀・厚木、がメインどころで後は筑波とか京阪奈とか品川(まだある?)とかになる。
ややこしいのは、ドコモやデータも研究組織を持っているし、NTT東西も持ってる(東は怪しいが)。
この辺の違いの表向きの理由は、グループ全体に資するような研究を持ち株でやって、各事業分野に特化した研究・開発は各事業会社で実施する、ということになっている。
で、持ち株研究所は3つの領域に分かれていて、誤解を恐れずにわかりやすく書くと
という感じになる。
先端ではいわゆるガッチリした研究をやっていて、量子コンピュータなんかはここ。
ネットワークは各事業会社の次世代ネットワーク的な研究、というより事業導入をやっていて、NGNなんかはここ。
12個の研究所をまとめて「NTT研究所」と呼んでる。もちろん正式名称じゃないし中の人はそう呼ばない。
12個もあるもんだから、もちろん研究者もいっぱいいて、2000人ぐらいいる。毎年100人ぐらい採用してる。
ここまで書いて分かって貰えたと思うが、ぶっちゃけ各研究所毎で文化が全く違うし、ネットワーク系の研究所と先端系の研究所は180度全然違う。
例えば厚木はみんなTシャツで海外の人も多いが、武蔵野はみんなスーツでオッサンばかりだ。(ごめんなさい)
だから支給されるPCなんかの環境は全然違うし、上司に文句を言って通るとか通らないとかも全然違う。
流石に給与体系は同じだが、評価基準も全然違うし、働いてる時間も全然違う。
もちろん共通系システムがクソだとか大手町が何も分かってないとかいろいろあるが
それで辞めるほどではないので、退職の原因はほとんどが直属上司・その上の上司なんだろうなぁ、と思っている。
自分がいたところは恵まれていてやりたいことをやらせて貰っていたので環境面で文句はなかったし
他の会社や個人では絶対に買えないような数億円の装置を割と自由に使えたりしていた
ただ、ソフトウェア系は結局AWS使ってたりオープンソース使ったりしていてあまり大企業の強みは活かせてないだろうとは思う。
とはいえ、それも部署による気がする。同期その他の話を聞く限りは。
辞める人が皆「給与が安い」といって辞めていくが
そんなことは就活の時点で山のように聞かされていたはずなのに
何を今更、としか思えない。
とはいえ、他のIT企業だけでなく大手企業と比べても給与は安いし、ボーナスもアホらしくなる。
なので是非とも給与を上げて欲しいところではあるが、そう単純では無い。
研究所の給与はNTT東・西などの事業会社にある程度合わせてあり、彼らより極端に高い賃金設定にできない。
研究所は人事交流という形で特にNTT東・西に人を送り込んでいる。
異動にはネガティブイメージはなく、むしろ出世コースだし、優秀な人ほど送り込むようになっている。
つまり研究所の賃金だけ優遇すれば各事業会社に異動した人は給料が大きく下がることになるから
下手したら異動先でぐーたらに働いてさっさと研究所に戻させようとする人が出てくるかもしれない。
結局、グループ全体で賃金体系を見直さないといろんなところで無理が出てくる。
余談だがデータとドコモの給料はグループ内でもトップクラスなのでみんな異動したがる。
結局、辞める理由は1位が大学に戻って楽しようって奴と、2位がやりたいことが出来ないって奴。
特にソフトウェア系は研究所の組織的にやりたいことが出来ない。
研究所はあくまでも研究をやりやすいように組織ができあがっているので、例えば論文を出したり海外に発表へ行くのは楽にできる。
ところが研究成果を世の中のサービスにしようとすると、サービスを提供してくれる会社をグループ内から探してこないといけない。
運良くそういう会社が見つかっても、会社間の取引なので非常にいろいろな手続きを踏まないといけない。
もちろん、その辺りをいろいろ工夫してサービス化しやすいようにしてはいるが
普通のIT系企業と比べたら圧倒的にサービス化しにくい組織になっているのは変わらない。
いっそのこと先端系意外の研究所は無くしてしまって全員事業会社へと異動した方が幸せになれると思う。
正直、上記のような不満を持っていたので転職する気満々でいろいろ探していましたが、そもそも入社したときの志望動機である
に魅力を感じたのもあって踏みとどまってました。
年俸面でも日本で給与が上がっても大して生活は変化しないという現実を知った後だったので特に魅力も感じなかったです。
で、上司や人事にいろいろそういう相談をしたところ、割とあっさりと(とはいえ半年ぐらいかかって)事業会社へと異動させて貰えました。
会社をまたがずにサービス化できるのでいろいろとやりたいことが出来てきています。
まぁとはいってもやっぱりサービス化するのは大変で、もっと普通のソフトウェア系企業になれないか模索しているところです。
なので実は今は研究所には居ません。首輪が付いた状態なのでいつか戻されるのでしょうが、なるべく戻りたくはありません。
強引に戻されたら、退職エントリを準備するかもしれませんが、人事は意外と優しいので、無理矢理戻すことは無いと信じています。
その後、2014年中までに店舗の殆どは「マックスバリュ」などのイオングループの店舗に転換され、おそらく1店舗も残っていない。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%C4%A4%EB%A4%AB%A4%E1%A5%E9%A5%F3%A5%C9
つるかめランド、生きとったんかワレ!
まあ正式名称はマックスバリュ東大和みたいですけどね。 pic.twitter.com/z28J09XH86— いとやご (@itoyago85) 2018年8月10日
青果・精肉・鮮魚・惣菜は別テナントで、マックスバリュが担当してるのは酒とか日配品等。
マックスバリュも一テナントに過ぎないのでレジはイオン仕様ではない。
私の地元にはオリヒメサマという風習がある。年頃の娘がその年のオリヒメサマに選ばれ、6月1日に墨染山の頂上でおでこにデカデカとハンコを押す。「オリヒメサマ、この娘の体をお使いください」という目印らしいが、最近は子供や大人、観光客にも押すようになった。
オリヒメサマに選ばれた娘は、年末までオリヒメサマとして振る舞う。七夕に短冊を焚き上げて願いを本物のオリヒメサマに届けたり、8月半ばのオリヒメ祭りで彦星役と舞を踊って酒を飲み交わしたり、糸紡ぎの儀、機織の儀、衣染めの儀、灯籠流し、えびす講、松の文字下ろし、はては最近はカラオケイベントや盆踊りにまでも引っ張りだこだ。
オリヒメサマにいい加減帰ってもらうために、皆してオリヒメサマの悪口を言いながら山を登る。山を登った先では仏僧とオリヒメサマが参列者の頭に御神酒を注ぐ。年暮れだから当然凍えるように寒い。
かくしてオリヒメサマは天の彼方へと帰って行き、娘は解放される。
が、たまにオリヒメサマが帰らないことがある。
1月1日を過ぎてもオリヒメサマとしての言動が抜けなかったり、何やら奇妙なことを口走るようになって、その後半年で半分廃人のようになってしまうことが十数年に一度の頻度であったらしい。
昭和中頃までは「もらわれた」「よばわった」、あるいは「いらっしゃる」、「いごいた」など、我々はそのような娘を好き勝手に呼び、半分憐れみ、半分尊び、注目しながらも、目を背けつつ、みんなで世話をした。21世紀になって思うに、宗教的なものというよりは、年端も行かぬ若娘がまったくの別人格を無理やり与えられてチヤホヤされ、崇められ、その他全ての町人の上に立つという経験自体が精神に良くないのかもしれない。が、私は医者でも学者でもないので詳しい事はわからない。
昭和後半になって、これらの行事はどこからともなく現れた「正式名称」で呼ばれるようになり、「正しく」紹介されるようになり、行事はやんわりと修正された。もっとソフトでポップな雰囲気が欲しかったのかもしれないし、観光資源化のために必要だったのかもしれないし、何か良くないことをしているから変えなければならないという自覚が旦那衆にもあったのかもしれない。
若い衆は何も知らずに、単にイベントとしてこれら行事を楽しんでいることだろう。しかし、年寄りはあのころのディープな記憶を持っている。
最近はオリヒメサマ選びはただの美人コンテストなのかもしれない。ただのまちおこしなのかもしれない。
でも、あの頃の記憶は忘れられない。オリヒメサマを持っていることによる神秘的な高揚感。他町民への優越意識。そして、どこかいけないことをしているような共犯意識。
今の行事には、あの頃の妖しい魅力と強力な毒はない。腑抜けた、という表現がぴったりくる。でも、きっとこれでいいんだろう。我々が皆死にゆけば、この町は普通の町になる。
汚い話です。閲覧注意です。
単なる記録なので見ないでください。
昨夜、妻となんで子どもって鼻くそ食べるんだろうねーって話になって、夫婦で出した結論が、
・クセだから
となった。が、ネットで調べてもなかなか信頼のある情報に辿りつかずモヤモヤっとなったので少し調べてみた。
まず、鼻くその正式名称は「鼻腔内固形性粘着物質」(鼻科学会推奨)らしい。ただし推奨なだけで固定の名詞として扱われないので、会議や論文によって名称は様々。英語の場合「booger」。
鼻くその基本成分[1]は、
塩分36mg
タンパク質12mg
カロリー5cal
もちろん、脂質・コレステロールは0!
そして、カナダのサスカチュワン州立大学のScott Napper教授はCBCの取材で、子どもが口にものを運ぶのは自然な事で、鼻くそもそのひとつと言っている[2]。
であれば、主成分である塩分を子どもは好きなのか?という謎が出てきたので、色々漁ってると1999年広島修大論集で、現 東北大学脳科学センター坂井信之准教授らが、「発達初期における風味嗜好とその形成」というアメリカ心理学会の一部の訳を載せている。[3]
そこでは、甘味や苦味は幼児が母胎にいる時に既に形成されているが、塩味については後天性だと言うことを示している。
つまり、生まれたあとの環境によって、食塩による感受性が変わって、塩味を好むか好まないかが決まってくる。
ということは、この食塩に関する感受性が幼少期で亢進(なんか医学系の論文では増すことを亢進と書くらしい)している子どもが、たまたま興味本位で口にしたものの1つが鼻くそで、その主成分である塩分が見事にその子の嗜好とヒットしたということ。
なのかな??
検証の仕方もわかんないしね。
とてもムダな時間を過ごせたという満足感で終わり~完~
[1] http://www.howtobeadad.com/2011/4728/booger-nutrition-facts
[2] https://www.cbsnews.com/news/eating-boogers-may-boost-immunity-scientist-suspects/
匿名にかこつけて性癖の話をぶちまけます。扱う話が話なので、不快に感じた瞬間に読むのやめた方がいいです。
皆さんは知ってますかね、『TSF』っていう性癖。正式名称は『Trans Sexual Fiction』といいます。数年前に比べれば知名度も上がり、耳にしたことくらいはある人も居るんじゃないでしょうか。
最近(といってもニ年前のことですが)流行った作品の中では『君の名は。』などが該当作品に当たります。要は読んで字の如く、フィクションの性転換モノって意味です。
「えっ、TSと何が違うの?」って方も居るでしょう。分かります。『らんま』とかのアレでしょ? みたいな。若干違います。
この辺りは暗黙の住み分けがされているだけで、明確な基準は無いように思うのですが、TSは自分→自分の性転換で、TSFは自分→他者の性転換の作品にタグ付けされることが多いです。その中でも入れ替わり、憑依、他者変身、皮モノ、脳移植などにジャンルが分けられます。
入れ替わりは皆さん何かしらの創作で触れたことがあるでしょう。ここでは男女間の肉体の入れ替わりを指します。
憑依は、男性が幽体離脱をして女性の肉体に取り憑いて、肉体の主導権を得ます。当然、逆のパターンも存在します。フィクション様様ですね。この時、乗っ取られている身体の持ち主は意識の消えているものが多いです。その状態でR-18な行為に及ぶわけです。基本的にめちゃくちゃやります。自分の身体じゃないですから。昨今、女性の権利問題で騒がしい世の中、見る人が見れば烈火の如く怒りそうですね。
他者変身はポケモンのメタモンとかを想像してください。ちなみにメタモンは他者変身界のレジェンドです。敬ってください。
皮モノは異性を皮にして着ます。凄い発想だ。
長い説明も終わって、ここからが本題です。一つだけ説明が長いのありますよね。憑依の項目です。
私は基本的にTSFでしか興奮できない性質でした(過去形の理由は後述します)。特に憑依が一番好きです。異性の肉体を合意なく略奪し、自分のモノにしちゃうという背徳感。元の肉体との差異が大きければ大きいほど興奮してしまいます。何を言ってるんだと思われるかもしれませんが、私だってこんなこと書きたくありません。ただ説明に必須なんです。決して性癖を晒すタイプの自慰とかではないです。
そして憑依の設定に多い要素として「乗っ取った肉体の記憶を読みとれる」というものがあります。もし仮に憑依が実在していたら、もう世界は終わってそうですね。なんでもアリじゃん。話は若干逸れますが、憑依が存在する世界の割りにはカウンター役である正義の霊能力者などは存在しないことが多いです。幽体離脱はある世界なのにね。フィクションだから作者の匙加減です。
それでその「記憶を読みとる能力」を使って本人に成りすましたりする描写があるともう背徳感でお腹いっぱいです。満足度10000000億万パワー。背徳感だけで城建つ。
しかしここで疑問が浮かびます。何故それらで興奮するんでしょうか?
一人称の語り手がTSF的性転換をする作品も好きなのですが、他者がTSF的性転換をする作品も好きです。そしてどちらにしても、性交相手の精神は男です(肉体百合のパターンもありますがここでは話題に挙げません)。男×男が主流です。精神BLです。頭の中であの刃牙のキャラクターが「ホモなのでは?」って指くるくるさせてます。俺の頭から出ていけ。
でも語り手が女体化する作品も好きってことは、その語り手に共感を抱いて興奮を覚えている訳です。おそらく、というか確実に強烈な変身願望と女体化願望が存在します。性自認を間違えている可能性も出てきました。何かのはずみでタイに行って玉取っちゃうかもしれません。現状、そんな気はありませんが。
もう不安になってきて、性癖を知られている友人に「俺あのコラ画像が言ってた通りホモなのかな」と真剣な顔で相談したりもしました。こう文字にすると相談内容ヤバいな。
そんな悩みを抱えながら毎日生活していたのですが、ある日、一つの発見がありました。
「あれ? 女性同士の入れ替わりでも興奮する…………」
世紀の大発見でした。ここに来ての意外な展開!!!!!!! TSF以外の性癖を発見!!!!!!! いや、別に意外ではないか。意外ではないな。すいません。
ここでも差異が大きければ大きいほど興奮します。基本的に貧乳と巨乳が入れ替わってほしいし、身長差や年齢差はあればあるほど良い。ありすぎると嫌ですけど。
でも、そうなってくるといよいよ分かりません。"性別の異なる他者の肉体になる"ことで興奮してると思ってた訳です。もしかして違う肉体になる描写さえあれば、何でも良いのか? そう思った私は男同士の入れ替わりモノを見ました。ノンピク(ノーチンコピクリの略です)でした。感情が何も湧いてこなかった。
男性の肉体が好きという訳では無さそうです。同時に、自分が好きなのは女性の肉体だけだという可能性が浮上してきました。しかも変身願望が強い。とんでもないな。
例えばほら、憑依って肉体の持ち主への性交渉は無く、勝手に性的な行為を行う訳じゃないですか。そんなのほぼ形を変えたレイプでしょ。いや、フィクションに何言ってんだって話なんですけどね。要は肉体しか見てないんじゃないのって話です。
もしかしたら今はTSFという性癖に落としこまれているだけで、本当はもっと恐ろしい真の性癖が潜んでいるのかもしれません。プラトニック・ラブの欠片も無いような、現実で行動すれば即タイーホ案件の性癖が。それが恐ろしいです。だいぶ妄想入ってますけど可能性はあると思います。自分にはもう女性と話す権利なんて無いようにも思えてきました。
私は何に興奮してるんでしょう。肉体が変化する登場人物に感情移入して興奮している? 肉体を支配する行為に興奮している? 女性の精神性より男性の精神性が好き? もっと酷い性癖が潜んでいるかもしれない? 性行為の際、相手の精神は無視しても構わないと思ってる?
そんなキモいアキネーターみたいな自問自答をしています。「部分的にそう」か「分からない」を選ぶしかありません。トホホ。
特にオチなく終わりです。ずっと考えてたことを吐き出せてスッキリしました。
※追記
『「憑依した女の体で乱交して父親不明の子を妊娠させてその子の人生を壊す」って興奮する?それはさすがに可哀想?』
なんでこんな可哀想な話を書くんだ……クソッ! って思いながら興奮してしまいます。裸のまま外に出るやつとかも好き。あれ? 露出癖も潜んでる可能性あります?
『元の肉体の持ち主(女性)の屈辱を感じる精神描写とかは必要ないの?あと、エロコンテンツによくあるやつ女性が嫌なのに感じちゃう!悔ビク!とかそういうのじゃ駄目なの?』
必要ないし、駄目ですね。憑依の場合は、元の意識が残ってると若干萎えます。自分が気持ちよくなりたいだけなのかもしれません。自己愛も強いのか?
破壊衝動や支配欲が強い、というのはあるかもしれません。言われるまで気付きませんでした。それが変な形で表出して、ニュースとかになったら嫌ですね(他人事)。
リリウム。
正式名称は「LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-」といいます(以下リリウムと表記)
こちらは「TRUMP」という舞台からスタートした吸血鬼をモチーフにした舞台で、出演者はモー娘。'14やスマイレージ(現アンジュルム)といったハロー!プロジェクト、通称ハロプロのメンバーのみで構成されていて、公開されたのは2014年。
今現在(2018/9/11)U-NEXTにて後3日と期間が差し迫っていますが、無料登録すれば無料で視聴ができます。見放題!→https://video.unext.jp/title/SID0021661
どころか、ハロプロに関しても初期のモー娘。を世代として体験したくらいで、今現在のメンバー構成も分からず、積極的に触れることもしてきませんでした。
そんな私ですがリリウムを視聴したことで、「TRUMP」シリーズ、ひいてはハロプロへの興味が沸き起こってたまらずこの日記を書いています。
タイトル通り、このリリウムという舞台は、モー娘。を知らない人にこそ観てほしい。
アンジュルムを知らない人、ハロプロを知らない人にこそ観てほしい。私のような。
というのも、きっとモー娘。を知っている人たちには当たり前であろうこと、ハロプロを知っている人たちにとっては当然なことを、私たちは知らないからです。だからこそ面白い、気づきがある!
リリウムは少女たちの物語、ミュージカル。出演者は皆少女で、演じる役も少女。一部例外もありますが、それは後程。
"ヴァンプ"という吸血種の少女たちは、限りある命を持ち、"繭期"という人間でいう思春期を穏やかに過ごすため、"クラン"と呼ばれるサナトリウムで日々楽しく過ごしていました。
けれど、主人公のリリー(演:鞘師里保)は、仲間のシルベチカ(演:小田さくら)がいないと皆に訴えます。でも、皆はシルベチカなんて知らないと歌う……
この舞台の素晴らしさは、勿論その計算され尽くしただろう脚本にもあるのですが、少女たちの少女らしい美しさと儚さ、モラトリアムを感じさせる日々の様子を見事に演じきっているハロプロのメンバーたちにあります。
その歌唱力の高さ、そして何より演技力の高さに、モー娘。もスマイレージもよく知らなかった私はひどく感動しました。
本職の俳優さんとしてもおかしくないキャラクターへの入り方、特に少女でありながら少年を演じる、所謂「男役」を演じてみせた工藤遥さんのファルスを是非ご覧頂きたい……!
工藤遥さんは今は「怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」でルパンイエローとして可愛らしい姿を見せてくれていますが、その愛らしさからは想像もつかないほど凛々しく魅力的な少年を演じてらっしゃいます。
少女であるはずなのにきちんと少年に見える、声も声変わり前の少年のものとしか思えないその質の高さを見てほしい!
もうひとりの「男役」、キャメリアを演じる中西香菜さんもまたファルスとは違う少年らしさを醸し出していて、このふたりは本当に舞台上で少年としか思えません。
勿論主人公のリリーの演技力の高さ、他の少女たちの個々の魅力の強さも素晴らしいのですが、是非ともそこは実際に見て体感して頂きたい……!
リリウムは「TRUMP」というシリーズの二作品目ですが、このシリーズはどこからでも入れる、根本の舞台設定が共通した別のお話となっています。
このリリウムから入ってもよし、別の作品から入ってもよしですが、私はこのリリウムから入ることをオススメします。
この舞台はモー娘。とスマイレージの少女たちの魅力を知ることができる、素晴らしいものです。
舞台の雰囲気、少女たちの儚さ、それらを表現しきる彼女たちの凄さ、それを体感してほしい!
最後に待ち受ける少女たちの結末、運命、その花々の物語を、是非とも。
人にわかりやすくネタバレをせず説明するのは難しいな……と思いつつ、是非ともこの舞台、リリウムを観てほしくてこの日記を書きました。
→https://video.unext.jp/title/SID0021661
◆追記
当方、茨城県南部出身。鹿嶋市出身というわけではないがご近所。鹿島アントラーズも、まあ子供の頃銀行からもらってきたグッズが家にあったりしたんで馴染みは深いが、別にサポというほどではない。なので特にアントラーズへの義理はない、と前置きした上で。
ネットを回ってると、鹿島アントラーズは嫌い、というサッカーファンは一定数いるようだ。こんだけヘイト溜めてるってことはよっぽど強いかよっぽどアコギかよっぽどサポのマナーが悪いんだろう。それ自体はチームやサポの自業自得なんで、しゃーんめーよ、としか言えない。
でも、鹿島アントラーズが嫌いという表明をするときに、鹿島は嫌い、と表現する人がかなりの数いて、その度にものすごいショックを受けてる。
別にアントラーズの運営がクソだとかサポのマナーが悪いとかでアントラーズが嫌われるのはいい。でも、なんで「鹿島」がdisられないといけないの?
わかってる? それ地域の名前だよ? そこに住んでる人やルーツ持ってる人がいるんだよ?
そして、一般的には出身地とか居住地とかって、人種や性別とかと同じで、差別しちゃいけないことになってるよね?
韓国代表の「代表」の2文字抜かして後ろに「嫌い」ってつけたらヘイトスピーチになるご時世に、なんで平気で「鹿島嫌い」だの「鹿島クソ」だのそういう文言を垂れ流せるのかが俺にはわからん。「アイヌ(という設定のゲームのキャラ)殺す」のカッコ内を省略した人がヘイトスピーチってことではてなで吊るし上げられたことあったよな。なんで「鹿島(アントラーズ)嫌い」のカッコ内を省略していいと思えるの? 感覚麻痺しすぎやろ。
別に鹿島だけじゃなくて浦和とか水戸とかだってそうだよ。浦和レッズや水戸ホーリーホックをdisるのはいいとして、浦和の人や水戸市民がなんで自分たちの故郷のことをdisられないといけないんだよ。
その点野球は、まあ阪神とかはあるが、楽天とか日ハムとかDeNAみたいな企業名か、あるいはジャイアンツやホークス、巨人みたいな愛称で呼ばれることが多くて、嫌いなチームを罵る表現が地域差別にならないようになっていると思うよ。東北楽天ゴールデンイーグルスのことをいくら罵っても、「楽天」と呼んでいる限りは文面上は東北disにはならないもんな。サッカーもそうしてほしいよ。「アントラーズ嫌い」とか「アントラーズはクソ」なら別にサポではない俺は何とも思わず選手とサポだけに刺さる罵倒表現になるんだからそれでいいだろ。
Jリーグは地域密着を掲げていて、クラブ名に地域名を入れないといけないそうだ。確かにそれは、観光とかの面では必要かもしれないし、地域と切り離したものにするよりもチームへの愛着を育むことになるのだろうけれど、そのせいで地域ヘイト(に見える表現)が撒き散らされていて本当に不愉快。正式名称に地域名が入っているのはいいとして、地域名をそのままメディアでの呼称にするのはまずいでしょ。まあサガン鳥栖みたいな例もあるけど、「鳥栖はクソ」より「サガンはクソ」の方がどう考えてもマシだよね。
とにかく、チームを地域名で呼ぶ文化か、熱狂的なサポーター文化か、どっちかを変えてほしい。でも後者は国際標準っぽいから簡単には変えられないんだろう。だったら前者を変えるべき。ちょっとめんどくさくても「鹿島」じゃなくて「アントラーズ」と呼ぶ、「松本」じゃなくて「山雅」と呼ぶ、「長崎」じゃなくて「V. ファーレン」と呼ぶ、みたいに徹底すべき。
それができないうちは「サッカーは人種差別に厳しい(キリッ」とかお笑い草でしかないわ。地域ヘイト表現を量産しといてよくそんな白々しいこと言えるよな、って思うよ。っていうかそういう文化があるから定期的にヘイトスピーチするサポが湧くんじゃねえの? Japanese Onlyも当然の帰結だわ。
俺の通っている学校は、特に公民のカリキュラムに力を入れている、らしい。
その公民とやらは更に学部とか科目が分かれていて、選択制となっている。
だけど、そもそも「公民」というものを漠然としか在学生は理解していないので、この選択に大して意味はない。
俺はというと意識が低いので、入っているのは……えーと……うんちゃら部の、メディアかんちゃら文化のなんちゃら項……
ドキュメント番組や映画を観たり、漫画や小説を読んだりして、それのテキトーな感想を書けばいいだけ。
だが、半端に真面目な奴や、要領が悪い奴は苦戦するらしい。
そいつらに何度かコツを尋ねられたが、俺が言えることはいつも一つ。
正解のない事柄で正解するには、自分の正解を押し付けることだ。
もちろん「正解でしょ?」という顔をしながらな。
まあ、そんなわけでユルい選択科目なんだが、あくまで“基本的に楽”なんだ。
たまに面倒くさいことをやらされることがある。
しかも面倒くさいだけじゃないってのが、尚更ゲンナリするというか……。
ちょっと愚痴っぽくなるかもしれないが、今回はその時の話をしよう。
「みんな、おはよう!」
そんな室内の冷え込みを中和するかのように、担任は暑苦しい挨拶を響き渡らせた。
「で、今日の授業だが、別のことをやりたいと思う」
続けて飛び出た不穏当な言葉に、室内が冷え込むのを感じた。
その冷え込みのせいなのか、クラスメートのカジマが震えながら担任に尋ねた。
「せ、先生。“別のこと”ってのは何スか?」
まだ概要すらロクに分からない状態だったが、俺たちはこの時点で嫌な気配を感じ取っていた。