はてなキーワード: 合計特殊出生率とは
https://anond.hatelabo.jp/20201025110430
合計特殊出生率調べると、すでにBB2直後から緩やかな減少傾向を示しています。
厚労省が示してるデータが間違ってるから実データを当たれ、といってるわけではなく、データをもとにレポーティングする時には、省益などの「意図」が紛れ込んで、別の答えが出ないから、実データを色々見て自分で考えた方が良いですよ、うのみにしないで、と言っているのです。
初婚年齢が上がるほど「産むチャンス」が下がるから厚労省としては初婚年齢が上がったせいだと言うし、それは正しくて当然なんだけど、一方で一つの夫婦が生む子供の数が約2人以上いないと子供は減るわけで(離婚再婚とかあるから必ずしもこの通りではないが)、傾向として子供を産みにくい世界はずーーーっと続いてるのよ。そしてちょっと前までそれは「女が子育てに贅沢をしたがるからだ、働いても居ないのに子育てに金をかけすぎる」みたいな言われ方をしてたりしてたんだよね。
なぜかというと産めない性である男性が人口の半分を占めるから、人工維持に必要な合計特殊出生率が2.07という数字になる。
例えば男性が女性の半分しか産まれないのであれば、合計特殊出生率は1.5でも人口は維持できる。
本来であれば産めない性である男は生存や育児に必要な資源を提供することで子育てに貢献するのだが、
近代以前は主流だった肉体労働が減り、頭脳労働に関しても「女には無理」という幻想が解けた結果、
端的に言うと、社会が男女平等に近づけば近づくほど、「産めない性」でしかない男の価値は下がる。
なぜかというと産めない性である男性が人口の半分を占めるから、人工維持に必要な合計特殊出生率が2.07という数字になる。
例えば男性が女性の半分しか産まれないのであれば、合計特殊出生率は1.5でも人口は維持できる。
本来であれば産めない性である男は生存や育児に必要な資源を提供することで子育てに貢献するのだが、
近代以前は主流だった肉体労働が減り、頭脳労働に関しても「女には無理」という幻想が解けた結果、
端的に言うと、社会が男女平等に近づけば近づくほど、「産めない性」でしかない男の価値は下がる。
北欧諸国やフランスなどでは、政策対応により少子化を克服し、人口置換水準近傍まで合計特殊出生率を回復させている。
例えば、フランスは家族給付の水準が全体的に手厚い上に、特に、
また、かつては家族手当等の経済的支援が中心であったが、1990年代以降、保育の充実へシフトし、
その後さらに出産・子育てと就労に関して幅広い選択ができるような環境整備、すなわち「両立支援」を強める方向で進められている。
スウェーデンでは、40年近くに渡り経済的支援や「両立支援」施策を進めてきた。
両親保険(1974年に導入された世界初の両性が取得できる育児休業の収入補填制度)に代表される
充実した育児休業制度、開放型就学前学校等の多様かつ柔軟な保育サービスを展開し、
男女平等の視点から社会全体で子どもを育む支援制度を整備している。
また、フィンランドでは、ネウボラ(妊娠期から就学前までの切れ目のない子育て支援制度)を市町村が主体で実施し、
一方、高い出生率を維持しているイギリスやアメリカといった国では、
アメリカでは税制の所得控除を除けば、児童手当制度や出産休暇・育児休暇の制度や公的な保育サービスがないながらも、
民間の保育サービスが発達しており、また、日本などで特徴的な固定的な雇用制度に対し
子育て後の再雇用や子育て前後のキャリアの継続が容易であること、男性の家事参加が比較的高いといった社会経済的な環境を持つ。
それは、社会が成熟した結果として「男性が社会に必要とされなくなっている」ということなんだ!
女性に対して産まれてくる男性の数が半分なら、出生率1.5でも人口の維持はできる。
フィンランドといえば小国であることを活かした高福祉で有名で、なんでも幸福度が世界一だって話もあるらしい
男女平等が凄い!って話もよく聞く(北欧全体がそうらしいが) こんな記事も出てくる
https://www.google.es/amp/s/www.huffingtonpost.jp/amp/entry/gender-equality_n_17698812/
いまの日本で少子化が進んでるのは男女平等じゃないからだ、社会が不幸せだからだ、閉塞感があるからだ…みたいな主張はわりとよく見かけるし、そう聞くとたしかにそうなのかもなあと思わせられる
ってことは、男女平等先進国で社会の幸福度が高いフィンランドは当然合計特殊出生率2〜3くらいはあるはずだ!
https://data.worldbank.org/indicator/SP.DYN.TFRT.IN?locations=FI
しかしこのへんを見るとここ数年で出生率がガクッと下がってるのがわかるし、実際いまは1.5前後で日本と大して変わらんらしい
正直笑ってしまう
「良い」社会では少子化なんて起こらない、子供が減るのは社会が「悪い」からだ!って主張は結局のところまるっきり嘘なのだ
まあそりゃそうだ 子育てと自由はあきらかに相反するもんだし、妊娠出産して母乳を出せるのが女性だけなところを見ても人間の身体は子育てに関して全然男女平等じゃない
いまの人道主義・自由主義みたいなのと生殖のシステムは食い合わせが悪い だからむしろ今「良い」とされる社会を実現すればするほど少子化は進むって可能性まである
ポリコレに恨みはないが、世間を常に味方につけて常勝してきた側がどうしようもない現実に負けるのを見るのは正直言って痛快だ
どうしても人権侵害が嫌だっていうなら子宮じゃなくて培養槽で人間を育てる!みたいな舵取りしか残ってない気がするが、それはそれでコストはかかるし今度は子供の人権はどうなんだって話になるしで、やっぱどう転んでも詰んでる気がする
人間(というか欧米中心の「先進的」社会)は信条をとって滅びるのか、それともどっかで諦めて先祖返りするのか かなり興味深いけどおれはそこを見届ける前に死ぬだろうな
悲しいぜ
産む能力のない男が人口の半分以上を占めているから女性に負担がかかる。
例えば全人口が女性であれば合計特殊出生率が1でも人口を維持できる。
現状、稼ぐ能力がない、育児に非協力的、そういった子供に全く貢献しない男や、それどころか女性を搾取したり通り魔的に幼児を殺したりする害悪な男もいる。
ほとんど全ての女性は産むことができるのだから、上記の全く役に立たないばかりか、子供に有害な男の数を減らすのが少子化対策には必要と思う。
人口維持という観点からすれば、合計特殊出生率は2.0を超えてないといけないわけだけど、2000年時点の正の相関があるというグラフをよく読むと、ほとんどの国で2.0を超えていない。
少なくとも、女性が労働するような社会であることの正の相関(たぶん福祉が充実している国家=高出生率、の関係がある)を過大に多く見積もってはいけないのではないか。福祉を充実させれば女性が働きながらでも人口維持できる、などという言説は真実性が疑わしい。
地球温暖化もゴミ問題も人種差別も男女差別も貧困も、おおよその問題ってなんらかの「悪」を想定することができるじゃん
経済を重視して環境を顧みない人間の傲慢さ!とか、既得権益にしがみつき弱者を奴隷にしようとする醜い特権階級!とかさ
でも少子化はそれがないんだよなあ ポリコレ界最強の力をもつ北欧諸国でさえ少子化には勝ててない
女性の人権が軽視されてるから子供を産まないんじゃないし、金がないから子供を産まないんでもなく、労働が大変すぎるから子供を産まないってこともない
ただ自由を大事にする価値観だとわざわざ生殖をする人が必要数を割るってことだよね
「いい」「正しい」社会になれば今より出生数は増えるだろうけど、多分合計特殊出生率が3を超えるってことにはならない なんなら多分2も超えない
男はまだわかる 責任問題があるとは言え、妊娠も基本自分の身体のことではないからノーダメージ感あるし、子供欲しいから作ろう!と思うこともあるだろう
ひるがえって女はどうか
1年弱身重になるし、食べ物の好みが変わったり気持ち悪くなったり体型・体質が変わったりしてつらく、最後にはすごい苦痛を伴う出産が待つ(無痛分娩とかもあるけど)
それをわざわざやってまで妊娠したがるのはなぜか そうまでして子供が欲しいか
俺は30年弱生きてきて子供が欲しいと思った瞬間が1秒もない
子供を作るにあたって負うリスクが小さい性である俺ですらそうなのに、クソデカリスクがある女がそのリスクと天秤にかけてまで子供を欲しがる理由がマジでわからん
やっぱ本能ってやつなのか?でもなんつうかそれにしては妊娠出産って複雑じゃん
腹減った!とか眠い!とかは請求力ある身体感覚が伴うけどさ、子供欲しい!っていうのに対応した身体感覚はないじゃんね 性欲とは違うだろうし
なんなんだ なんで合計特殊出生率が1.4もあるんだ フツーに生きたらひとり以上産むってことでしょ?
信じられない
一年弱の苦痛と後遺症と死のリスクとその後の人生における多大な労力とひとりの人間(子供)の人生そのものへの責任 に見合う何を見出して子供を作ってるんでしょうか
平成18年9月29日
私は、特定の団体や個人のための政治を行うつもりは一切ありません。
(略)
私が目指すこの国のかたちは、活力とチャンスと優しさに満ちあふれ、自律の精神を大事にする、世界に開かれた、「美しい国、日本」であります。この「美しい国」の姿を、私は次のように考えます。
2つ目は、自由な社会を基本とし、規律を知る、凛とした国であります。
3つ目は、未来へ向かって成長するエネルギーを持ち続ける国であります。
4つ目は、世界に信頼され、尊敬され、愛される、リーダーシップのある国であります。
(略)
我が国は、昨年初めて、総人口が減少に転じていく人口減少社会を迎え、合計特殊出生率も1.25と、過去最低の水準になりました。
直近の出生数は昨年を上回っていますが、第2次ベビーブーム世代がまだ30歳代である、残り5年程度のうちに、速やかに手を打たなければなりません。
内閣の総力をあげて少子化対策に取り組み、「子育てフレンドリーな社会」を構築します。
(略)
戦前、戦中生まれの鍛えられた世代、国民や国家のために貢献したいとの熱意あふれる若い人たちとともに、
子供が見ている前で夫婦がセックスすると被虐待児の犯罪者に育つことが知られているから子供部屋に押し込んだ上で仕込まないと合計特殊出生率1.0が越えられない
下のツリー、「幼児の自傷を止めるため」「2人目を仕込むため」の婉曲表現が「夢www」って切り捨てられてて地獄
子供は目を離すと「ハサミを眼に突き刺したら楽しいかな?」とかマジで気の狂った実験を始めるから専業主婦ならオープンキッチンで常に見ていないといけない
子供が見ている前で夫婦がセックスすると被虐待児の犯罪者に育つことが知られているから子供部屋に押し込んだ上で仕込まないと合計特殊出生率1.0が越えられない
それを「オープンで子供に愛情がかけられる〜」とか「夫婦水入らずの〜」とか直接明言せずにフワフワッとした表現にしてると先天的にある種の独身おじさんには「バカ女が意味ない夢を語ってるwwwwww」としか読み取れないわけだな
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2019112880030
統計庁は27日に発表した「9月人口動向」で、「今年7-9月期の全国の出生児数は7万3793人で、前年同期よりも6687人(-8.3%)減少した。7-9月期の全国合計特殊出生率も0.88で過去最低を記録した」と明らかにした。特に地域別で見ると、今年7-9月期にソウル地域で記録した0.69という合計特殊出生率は、世界的にも類を見ないほどの超少子化だと指摘されている。この数値は、人口を維持するために必要な合計特殊出生率(2.1)の3分の1、超少子化基準(1.3)の半分に過ぎないものだ。世界を代表する少子化国・地域と言われるマカオ(0.92)、シンガポール(1.14)=以上、昨年の数値=の出生率を大幅に下回っている。
合計特殊出生率じゃなくて赤ちゃんの実数でしょ?そんなもんこれから先減る一方なんだからしょうがないじゃん。「税金もらって計算しといて2年も推計まちがってんじゃねえよ」って文句言うなら分かるけど、「日本が子どもを育てにくいからだ!!」とか騒ぎ出すのはなんかおかしくない??そもそも、子供産む親になる若者がいないし、更にその親すらも減ってんだから。50年前に言えや。
日本において合計特殊出生率が最低を記録したのは2005年です。
就職氷河期の最後が2005年度卒とされていて、出生率低下は就職氷河期により新卒の雇用が不安定だったから、なんて言われますが本当でしょうか。
2005年の日本で何が起きていたのかというとフィリピン人に対して興行ビザ発行を絞りました。
それまでは年に6万人とも8万人とも言われるフィリピン人女性が興行ビザにより日本へ入国し、働いていました。
日本は人身売買の温床、みたいなことをアメリカや国連に言われたので色々と(割とすぐに)対応し、その一つが興行ビザの発行を渋ることでした(これによりフィリピン人女性は興行ビザが切れる前に日本人男性と結婚するか、帰国するかの二択を迫れれました)。
興行ビザを減らしたことでフィリピンパブは2004年がピークに以降は徐々に減っていきます。
合計特殊出生率の底は2005年で、2005年に向かって徐々に低下していたわけですが、フィリピン人女性など外国人女性が(言葉は悪いですが)性のはけ口を担っていたため合計特殊出生率が徐々に低下していた可能性があります。
2005年から非モテの性のはけ口は少なくなる一方で、10年後にマイルドヤンキーと呼ばれ理由もなく馬鹿にされる層が高卒から順調にキャリアを積み結婚し子を設けはじめ合計特殊出生率が上昇に転じたと考えられます。
ちなみに、ミシェル ウエルベック の「闘争領域の拡大」(非モテが原因で死ぬ話)は2004年11月に日本語訳が出版されています。元は1994年に出版されているので、当時の世相・雰囲気から日本語訳が出版されたのでしょう。