なぜかというと産めない性である男性が人口の半分を占めるから、人工維持に必要な合計特殊出生率が2.07という数字になる。
これは女性にとってとてつもなく大きな負担だ。
例えば男性が女性の半分しか産まれないのであれば、合計特殊出生率は1.5でも人口は維持できる。
本来であれば産めない性である男は生存や育児に必要な資源を提供することで子育てに貢献するのだが、
近代以前は主流だった肉体労働が減り、頭脳労働に関しても「女には無理」という幻想が解けた結果、
それだけの価値を提供できる男が減った。
端的に言うと、社会が男女平等に近づけば近づくほど、「産めない性」でしかない男の価値は下がる。
男女比1対1という供給に対して、男という性別の需要は過小なのだと思う。
そういった社会の情勢に抗って、男女平等に異を唱え、子育てに貢献しない男性が減らない限り少子化は解決しないだろう。
Permalink | 記事への反応(1) | 22:08
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anond:20201024110017 anond:20201021220859
むしろ甘えているのはこの明白な事実を受け入れない増田やブクマカ連中。