はてなキーワード: スタンドアローンとは
ちなみにこの増田(anond:20220329095038)も圧倒的なトンチキw
書いたのが本人であっても面白いと思って成りすまし横乗りしてきたヤツでもだ
だからこそ普通なら利用どころか存在すら知らない過疎サービス増田に誘導したのだ
https://www2.nsr.go.jp/data/000255953.pdf
>国内原子力発電所のサイバーセキュリティ対策は、情報システムのスタンド アローン運用や
もう一度尋ねるけどスタンドアローン何が気に入らなかったんだ?
ーーー
トンチキには2種類あって『文章の捉え方がトンチキ』『トンチキな誤魔化し方してる』があるので
下記をどう捉えてるのかも確認したい
あと原子力発電所や軍事施設などの重要施設はスタンドアローンだがそれを間違っていると言われても困惑する
それ以前の話なのだろうけど一般企業でもネットワークに接続しないシステムは存在するし
昨日は上司が奢ってくれるって言うから同僚と3人でメシ食いに行って、終電までエルデンリングの話で盛り上がって帰ってそのまま寝ちまった
遅くなってすまんね
論文だっけ?
研究者じゃないから最新追いかけたりはしないからあんまり良く知らんね
少し前にチート検出ツール依頼されたときにこの学習モデルが利用できないか試してみたけど、誤検出が多くて使えなかったな。
データに合わなかったんだろう。形式だけ似てても駄目だという勉強になった。
https://cedec.cesa.or.jp/2021/session/detail/s6049c42d69590
こっちのCEDECの講演で紹介されてたモデルがドハマリして、最初から検出率90%超え、誤検出も1%くらいだった。
自律型にしたから日々精度を上げながら今日も元気に動いてるよ。
逆に最近読んだの何?
使う予定はないけど
https://storage.googleapis.com/deepmind-media/alphago/AlphaGoNaturePaper.pdf
これは面白かった。
総当たりをローコストでやれるの凄い。囲碁知らなくてルールから調べたし、変態的労力だから自分では組みたくないけど。
で、スタンドアローンか。
「独立したネットワーク内のシステム」をスタンドアローンと呼ぶだっけ。
「ない」ことを証明するのは悪魔の証明だから断定したことは謝罪しよう。
例えば隣の席の〇〇くんがそう呼んでました!だって間違いなく「呼ばれている」ことになるもんね。
私はそんな呼び方する人に会ったことがないので例に挙げられていた軍事システムと原子力発電所を調べてみた。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/C4I%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0
ここで挙げられている各種システムはすべてそちらの言うスタンドアローンになるはずだけど、スタンドアローンなんて言葉は一度も出てきていない。
クローズ系のネットワークという言葉はあるが、そこで使用されているシステムをスタンドアローンとは一切書いていない。
さすがに不自然すぎる。
原子力発電所は苦戦したがドイツの原発システム内でウイルスが見つかったというニュース記事が見つかった。
https://www.reuters.com/article/us-nuclearpower-cyber-germany-idUSKCN0XN2OS
USBを介して感染したらしいが、isolated from the Internetの記載はあれどstandaloneなんてどこにも書いてない。
自分の経験で恐縮だが、秘密保持契約に署名させられ、入口ですべての電子機器を取り上げられ、金属探知機みたいなのを通らされ、書いたメモも検閲される某所の社内ネットワークにすら繋がらない隔離ネットワーク内の基幹システムの開発現場に入ったことがあるが、仕様書の概要欄にもネットワークシステムの文字はあれどスタンドアローンなんて記載はなかった。中の開発者の口からも出たことはない。
ついでに好きそうなWikipediaも貼っておこう。
以上のことから独立したネットワーク内のシステムをスタンドアローンと呼ぶのは、少なくとも一般的ではないと判断したけど、どうだろう。
なお、Windowsにはスタンドアローンサーバーという概念があるけど、それは主にワークグループ内でファイルサーバーとして使用されるサーバーの呼称で、何ならそのスタンドアローンサーバーから普通にインターネットにも繋がることも多い。未だに使ってるとこがあるかは知らん。
これは「独立したネットワーク内のシステム」とは完全に別物だというのはご理解いただけるだろう。
https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2021/20211019_01/
ソフトバンクが気になる記事を出していたけど、これは無線版専用ネットワーク構築サービスの呼称のようだから、記事をよく読めば「独立したネットワーク内のシステム」とは別物なのがわかる。
とりあえず、スタンドアローンの定義のソースをもらえないだろうか?
あなたが呼んでいる時点で確かに「呼ばれている」のは事実なので、そこは謝ろう。
長く書いたけど、どうせ最初の論文はあまり知らんあたりを抜き出して、お話にならないとか言い出すんだろうなあw
春休みっていいなあ
トラバついてたの気づいたw嘘は良くない
271最低人類0号2022/03/28(月) 07:09:57.55ID:Vo8cNWXc0>>272
推理小説のノックスの十戒みたいなのがSFでもあるのかと思ったら特に見つけれんかったんだが
リアルにAI書いてる身からするとイデアのAIに関する言葉の何が間違いなのかわからなくてさ
↓
278最低人類0号2022/03/28(月) 08:14:02.71ID:TiFIgzFE0>>280
グーンにワニっていたっけ
みたいなノリなんだろうなぁ
↓
280最低人類0号2022/03/28(月) 08:24:30.02ID:Vo8cNWXc0
>>278
事実なんだが…
定義の間違いを教えてほしいだけだよ
あとスタンドアローンの使い方も間違ってる
↓
283最低人類0号2022/03/28(月) 09:29:00.12ID:TiFIgzFE0>>298
そう書いてるんだけど逆にどう読めたの?
AIを書いてるに草生えてうっかり書いちゃったので書いとくね
・ 決められたことだけしか出来ないのはAIとも自律とも言いません
・AI =機械学習モデルを前提としている場合もAIを書くとは言いません
・からの人間とヒューマイド・アンドロイドとの違いは?(知性や私や人間とは何か)
ちなみに
人間に自由意志はないです。私だと思っているものは気のせいです
↓
298最低人類0号2022/03/28(月) 10:41:46.21ID:NPcC7YnN0>>304
移動してID変わってるだろうけど271です
>>283
とりあえずもう何も言わないほうがいいと思うよ
変な電波受信してるように見える
↓
『あっ・・・(察し)』ってなって5chから増田へ誘導(anond:20220328220053)
↓
(幾つかのやり取りのあと)
ワイくん:AI書くと言わないのは理解出来た?
↓
該当増田:私はC++やJava(Vertex)、Pythonの言語を用いて機械学習アルゴリズムを開発、及びその演算結果を使用するプログラムを開発しています
↓
ワイくん:草。最近読んだ論文教えて。あとスタンドアローン何が気に食わなかったの?(anond:20220328180154)
↓
該当増田:研究者じゃない。依頼を受けてチート検出を作った。サイゲを参考にした。スタンドアローンなんて言葉は使われない(anond:20220328180154)
↓
ワイくん:ツッコミが追いつかなくて草。とりあえずひとつひとつ解決していこうw原発 スタンドアローンで検索すると1ページ目TOPに出るけどスタンドアローン何が気に食わないの?(anond:20220329100923) ← 今ここ
なんだか推し疲れです。
まあそんなことより、
甥っ子や姪っ子たちといずれ戦うことになると思い、
マリオカートに挑戦!って思ったの。
子どものためのと思ったけど、
大人の私も大満足というか、
あのボリュームなに?って感じよ。
走れるキャラクターや走れるコースがめちゃくちゃたくさんあって、
現実では不可能なぐねぐねメビウスの輪のようなコースもあったりするの。
私走るの上手いわ!って思ってたけど、
私の走りっぷりのヘボさ具合が如実に出まくる感じで、
これ、
甥っ子や姪っ子を倒す前に自分ももっと鍛錬しなくては!って思ったのね。
とりあえず、
1位を爆走しててアイテムを持っていても、
どうやって使っていいのか分からないというか、
敵の人後目がけて投げてない?って
あと赤い甲羅って避けれないの?
あれって1位をかっ飛ばして走っていたら漏れなく喰らうお邪魔アイテムなの?
よく仕組みが分からないまま、
ただただ走り続けているだけよ。
しかし子どもはこんなハイクオリティーなゲームで遊んでいるの?って思うとゾッとするわ。
ベジータがまるでスーパーサイヤ人のバーゲンセールだな!って皮肉を言う理由が分かるぐらいの、
スゴいゲームじゃない?
マリオカート初だったので、
冒頭でも言ったけど、
子どもが遊ぶやつでしょ?って思ってたら
痛い目にあったわ。
とにかく
私の好きなビッグブルーのコースもあって思わずエキサイトバイクよ!
あのキャラクターのほのぼのとした感じと
ハイライトもよくできていてリザルトも見ていて楽しいじゃない、これ!
あとインターネッツ対決も出来るみたいで、
どこかの知らない外国の人と早速バトルしたわよ!
その時は5人集まって、
私は初めて対戦したにしては堂々の3位!
なかなかの好成績じゃない?初めてとしては。
走りを極めれば上手くなれる感もあって、
本当に上手く出来てるなぁって感心するばかりよ。
あれだけ白熱するあの引き算の美学は本当に考え抜かれたモノなのかも知れないし、
これはもう楽しくてスタンドアローンでも遊べまくれるんじゃない?って
とりあえずスタート前2秒でアクセル全開のなんか速いスタートができる技とかも
そんでもってさ、
コース名も
イキりまくった訳の分からない横文字を並べてイミフな名前じゃなくて、
老若男女を問わず楽しめそうで、
これ普通にお爺ちゃんとお婆ちゃんととかも混ぜて遊べるんじゃない?って
みんなこれでニッコリなのかしら?
最大何人まで同時に走れるのかと、
うふふ。
週末食べ過ぎたセール開催していたので
この時期はまだ寒かったり暑かったりしそうなので、
そう思うわ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
このポストはすでにある程度アダルトVRを楽しんでいる方向けの内容です
アダルトフェスタVRで5000本突破のキャンペーンをやっていたためDPVR-4Dを購入しました
この機器に関してはネットでの情報がほとんどないのでなんとなく調べたところ、DPVRシリーズというのは中華のHMDですがDPVR-4Dというのは日本メーカーによりアダフェス用にカスタマイズされたモデルってことだと思います
・連動機器:A10サイクロンSA(個人的オススメホールは超敏感ぷにスティック。サイズもピッタリ)
サイクロン買ってからほとんどこれです。たまーにDMM VR Player+FANZA動画ということもありますが一度機器連動を知ってしまうとなかなか満足できずアダフェスに戻るわけです
・機器連動する際はDimension Playerでの再生が必須
→DimensionPlayerでの再生にはDLNAサーバーなどの方法が取れず、DLした動画を小さい容量のOculusGo本体に入れなくてはいけないが、大きいファイルであるとそもそも容量に入り切らないこともある
→そのため低画質のストリーミング再生をせざるを得ない(4K動画ではなく2K動画になってしまう)
→機器連動だと刺激の強弱を調整できないので一旦停止したりしてタイミングを調整する必要がある
→一旦抜けばいいじゃんって思う人もいるかも知れないけど、一回抜いちゃうとHMDで見えない状態でもう一回入れるのは結構大変
・Oculus GoとA10サイクロンSAのBluetooth接続が動画の最中に切れてしまうことがある
→ホームに戻って一旦Playerを閉じてもう一度再生箇所まで戻らなくてはいけないので冷めてしまう
と上記のような問題点がありなんとか解消したいと思っていたところにアダフェスのセールです
前回の3万円で1万ポイント+DPVR-4Dというセットのときは悩んでいるうちに終わってしまったので今回はすぐにポチりました
で本日届きましたので早速使用してみました。今まで使用していたOculusGoと比較していきます
DPVR-4Dはコントローラーがなく本体右側のタッチパネルと本体右下側の戻るボタンの組み合わせで操作します。今までコントローラーだったのでまだ慣れませんが悪い感じではないです
あとは電源ボタン音量ボタンイヤホンジャックtypeB端子とSDカードスロットです。OculusGoとの大きな違いはSDカードスロットですね
この機種ではSDカードにアダフェスの動画を入れ再生するのがメインになると思います
typeB端子と外付けHDDなどを繋げっぱなしの状態ならHDD内の動画を再生できるようですが、せっかくスタンドアローン型のHMDを使っているのですから線なしで使用したいですからね
装着はOculusGoなどと同じくバンドで留める形です。装着感は悪くありませんが接顔パーツはちょっと固めです
起動し、WiFiに接続とアダフェスにログインします。スマホ用のようなキーボードなので非常に使いづらいですがキーボードは今後もう使わなさそうなので我慢です
トップにはアダフェス関連のサイトのリンク、ブラウザ、youtubeへのリンク、それにいくつかのアプリがあります
OculusGoではyoutubeはアプリですが、DPVR-4Dではブラウザ版youtubeです。レスポンスも遅く非常に使いづらいと感じました。他のアプリは使用しないのでスルーします。
トップにあるタブを操作するとアダフェス購入済み動画が表示されストリーミング再生と動画のDLができます
DL速度はWiFiなので波がありますが可もなく不可もなくといったところでしょうか。DLはPCで行うため基本的に使用することはない機能です
ストリーミングは再生ボタンを押してから再生されるまでが少し長いように感じます。試したのが夜なのでサーバーの問題かもしれません
OculusGoと比べると遅い気がしますが、プレイヤーを開く必要がないのを考慮して同じぐらいのスピードだと思います
ストリーミング画質はOculusGoと変わらないと思いました。再生してるのは同じファイルですからね
そしてメインになりますが、トップ右側のローカル再生からSDカード内の動画を再生します。
動画のアイコンがパケ写などではなく動画のキャプチャから生成される画像なので複数の動画を入れると目的のものが分かりづらくなるかもしれません。ただアイコン下に動画タイトルが流れるのでそれで判別できます
目的の動画の再生ボタンを押すと認証がはいるのかロード時間があります。ストリーミングのときと同じぐらいの時間と結構長いです
再生中にタッチパネルを一度タップするとメニューが表示され早送り音量輝度ズームの調整などができ、ダブルタップで動画の一時停止が出来ます
コントローラーがないため操作は視点合わせタップとなっているので、一時停止や再開の際に中央を向いてダブルタップを行うと動画をスキップしてしまう誤操作をすでに何度もしています
少し上や下を向いて停止再生の操作をしないといけない点はイマイチです
またメニューには視点調整が存在しませんが、一旦電源ボタンで画面を切りもう一度電源ボタンを押し画面をつけるといった方法で正面に修正することができます
再生プレイヤーの性能はPigasusやSkyBoxなどには遠く及ばず、DimensionPlayerと以下といったところでしょうか。ただこれは慣れである程度解決する気がします
まだ使用時間が長くないため機器連動の安定感に関してはわかりませんが、今回試している最中に切れることはありませんでした
画質はもちろんストリーミングの2Kより高画質な4Kなのできれいです。これに関しては一切文句ありませんね
個人的まとめ
DPVR-4Dで今までの問題点であるストリーミング再生からの脱却、コントローラー、連動の安定感どれも割と克服出来た気がします
最後に結構重要な所としてはこの機種だとアプリの追加が出来ないので、FANZA(DMM)で購入した動画が見れないです
そういうところを総合的に加味すると100点満点で75点ぐらいでしょうかね。正直もう少し期待していたよ
向いてない人(OculusGoのほうがいい人)
・FANZAがメインという人
・アダフェスがメインだけど連動使わない人
・ストリーミング画質でも気にならない人
残念ながらアダルトVRの初心者にはまったくオススメできないなと思いました
アダフェスヘビーユーザーのサブHMDにいいかなといった印象です。出来ることがアダフェスに特化しているので万人受けはしない商品です
購入を考えている方は参考にしてください
そういうわけで、1975年生まれの俺を「構成した」ゲーム10本を時代順に紹介していく。
それはとりもなおさず、俺自身を紹介することとほぼ同義になるはずだから、長たらしい自己紹介とか前口上はなしで……では、参る。
俺にとっては、ヴィデオゲームの魔法は全て本作に詰まっていると言っても過言ではない。
結局のところ、俺の人生におけるヴィデオゲームは『パックランド』に始まり、『パックランド』に終わるだろう。
今作に出会ったのは俺が8歳の時、駅前にできた『カニヤ』というゲーセンだった。
『カニヤ』は薄暗く、当世風に言うところの「ツッパリ」と「オタク」(という言葉が生まれる前のオタク風大学生たち)でひしめきあい、
当時の彼奴らは『忍者くん』や『ソンソン』や脱衣マージャンに興じていた。
忍び込むようにして入ったこのゲーセンで、俺はこのゲームにひと目で惚れた。
『パックランド』には俺がそれまで見てきたゲームとは全く違った吸引力があった。
キャラクター、BGM、色彩……全てにおいて、ゲームにこれほど「魅せられた」ゲームは生まれて初めてだった。
消火栓を押した時の、水しぶきに押された時の、モンスターの頭上に乗っかた時の、妖精にもらったブーツで空を飛べた時の感動。
それは俺がヴィデオゲームと「契りを交した」瞬間だった。その契約は今なお解消されていない。
もし本作をプレイしてなかったら、初代ドラクエを発売日に購入することもなかっただろうし、
「ADV」というジャンルに注意を払うこともなかっただろうし、
中学生になってから推理小説にどっぷり浸かることもたぶんなかった。つまり、俺は俺でなかった。
推理小説よりもゲームブックよりも面白い「推理もの」をゲームで作り上げてみせたことに大きな意味と意義があった。
シナリオ・堀井雄二/制作・チュンソフト。ゲーム史的に考えても偉大すぎるだろ。
本作がなければドラクエも(おそらく)存在しなかったってことだ。
けどまあ、そんなこともどうでもいい。これまでもこれからも、ポートピアは俺の血であり肉である。
子供ながらに、「堀井雄二で、チュンソフトで、エニックスなら絶対面白いに決まってるや!」みたいなノリで近所のおもちゃ屋に予約した。
初プレイ時は……のっけから震えた。こんなに面白いゲームがあって良いのかと。ゲームにはこんなことができるのか、と。
作者と開発元が同じだけあって、テキスト文体とUIがポートピアと一緒だな……などと子供らしくないことも思ったっけ。
そういえば、ここに挙げたゲームは殆ど全て泣いたな。今となってはゲームで感動して泣くことなんてそうはないけど。
それが年齢によるものだったのか、ここに挙げたゲームの凄さによるものだったのかは知らん。
ある種のゲームが「想像力」を膨らませる最良の媒介であるっていうことはウィズが教えてくれた。
「RPG」というジャンル/概念を意識したことも、ドラクエよりウィズの影響が大きい(というか、ウィズがなければドラクエもおそらくないのだが)。
「?ぶき」を鑑定して、「むらまさ」だった時を上回る驚きと喜びって、もう体験できないんじゃないか?
もろ鳥山明なドラクエとは違って、おどろおどろしくリアルな姿/形状のモンスター(末弥純デザイン)たちに慄いた。
寺院に駆け込んでも、死者が蘇生するとは限らない——人も物も永久に失われてしまうというリアリティに泣いた。
ウィズは俺に「隣り合わせの灰と青春」を理屈ではなく、ゲーム体験として叩きこんでくれた。
おおっと、故羽田健太郎氏の作ったBGMの素晴らしさについても触れないわけにはいかない。
あらゆるクラシック音楽から「いいとこどり」の手法で極上の音楽を作り上げるすぎやまこういち氏に対して、
バッハ以前のバロック音楽へのストイックな愛がびしびし伝わってくる荘厳な旋律は羽田氏ならでは。
タイトル画面、カント寺院、キャンプBGMは永遠ものだろう。もし未聴ならyoutubeで聴いてほしい。
当時、プレステ派とサターン派でゲーオタ勢は真っぷたつに割れたが、俺は迷わずサターンを選んだ。本作をプレイするためだ。
当時は震えるほど高価だった(44800円)不格好きわまりない鼠色のハードをファミマでバイトして購入した。
膨らみ過ぎて破裂しそうになっていた、こちらの勝手な期待ははたして外れなかった。ポートピア以降のADV観はこの1本で刷新された。
トラベルの中でトリップし続けているような、唯一無二のゲーム。それが『MYST』。
インターネットなき時代に本作を自力でクリアできた時の感動は筆舌に尽くしがたい(泣いた)。
ゲーム史的に言っても、その後の国内外RPGやウォーキングシミュレーターというジャンルへの如実な影響が……や、ゲーム史云々の話はよそう。
ここに挙げたどのゲームも、俺にとっては「自分を作ったゲーム」であり、それ以上でもそれ以下でもないからな。
つい最近まで「自分はローグライクなゲームが好きなのだ」と思いこみ、それっぽいゲームには積極的に手を出し続けてきた。
当時、俺は浪人生だったが、心は勉強にも恋愛にも向かわず、文字通り、寝ても覚めても今作とともに過ごした。
タクティクスオウガもドラクエⅥもテイルズオブファンタジアも素晴らしいゲームだったけど、
朝晩取り憑かれたようにプレイしていた今作のせいで、この時期に出たゲームは自分の中で必要以上に印象が薄くなってしまっている。
後期SFCらしい完璧なドット絵も、和風すぎやまこういち傑作BGMも、チュンらしい快適操作とUIも、寡黙なシレンも小生意気なコッパも、
ガイバラもペケジも※アスカも、どのモンスターより恐ろしい店主も、全てが愛おしかった。
手持ちのROMカセットは内部電池が切れてしまってたから、数年前、Amazonで新品を再購入。
「フェイの最終問題」をどうにかこうにかクリアし、地球の裏側に再び出でた。
中年になった今でも、俺の腕と勘は(少なくとも初代シレンにおいては)まだ衰えていないようだな……。※訂正 アスカ→お竜
「昨年ついにSwitchで配信されたし、もうすぐパッケ版も出るから、絶対やっとけ!!!」
それで終わらせてしまいたいところだが、どうも気が済まない。
数多の熱狂的ファンや批評家たちによってすっかり語り尽くされている感のある今作。
俺にとっては、世界の見え方をがらりと変えてしまった哲学書のような作品である。
あるいはクラブカルチャー、サブカル、世紀末感……90年代後半、自分にとって全てだった世界をそのまま封じ込めたCD-ROM。
本作はゲームでありながら、「ゲームを超えた何か」という感じがしてならない。
人生をすっかり変えてしまうかもしれない、それまで夢中になってきた「ゲーム」をやめさせてしまいかねない、超危険物。
もはやゲームから素直に感動を得られなくなっていた、すれっからしの俺をもう一度「ゲーム」に住まわせてくれた、まったき「ゲーム自体」。
世代的にゼルダはディスクシステム時代からやってるが、正直、ドラクエと比べるとゼルダにそこまでの思い入れはない。
『神々のトライフォース』も『風のタクト』も確かにめっちゃ良くできてると思ったが、「自分を作った」とは言い難い。
正直、世界中で大絶賛されたBotWもそこまでとは思えなかった。
あれがオープンワールドの傑作なら、俺はこれからもクローズドワールドで結構。
なぜか? 「広がる世界」を生まれて初めて感じたゲームだから。
BotWと比べれば全くオープンワールドではないのだろうが、俺にとっては本作のハイラルこそ、生まれて初めて感じたゲーム内に広がる「世界」だった。
エポナを手に入れ、高原を走り回っている時以上に「世界」を感じたことは、今のところ、まだない。
夕暮れ時、ロンロン牧場でマロンちゃんとオカリナ演奏しながら過ごした時間よりも麗しい青春を感じたことは、今のところ、まだない。
『moon』ディレクターである西健一氏が数少ないスタッフと生み出した傑作。
『moon』が作り出したうずたかい第四の壁をよじ登り、ついに超えてみせた作品は今なお本作のみと感じる。
エンディングではいい歳して号泣した(物心ついてから号泣した最後のゲーム)。
坂本教授がBGMを作ったにもかかわらず、本作はろくすっぽ売れてない。
内容も恐ろしいほど過小評価されているように思う。
(ドリキャスという幸薄いハードで発売したことと、高めの難易度設定に拠るところが大きいだろう)
おまけにリメイクもアーカイブもないから、『moon』と違って「やってくれ」と気軽に言うこともできない。
だけどもし、ここまで読んでくれて、「こいつとはゲームの趣味近そうだな」と感じてくれたなら、どうか本作をプレイしてみてほしい。
とくに『moon』に強く打たれたゲーマー諸氏! 本作は『moon』の唯一の精神的続編と思ってほしい。やれば、わかる。
しつこく。再発売(配信)をせつに、せつに、せつに、望む。
本作発売時、75年生まれの俺はとっくに「中年」と呼ばれる年齢にたっしていた。
本作はそんな「まさか」という頃にやってきた、俺のラスト・オブ・アオハルだった。
それまでスタンドアローンでしかゲームしなかった俺に、本作はオンライン/共闘でしか味わえないゲームの楽しさと厳しさを骨の髄まで叩き込んだ。
その体験は視界を塗り替え、時間感覚を刷新し、現実を異化した。
これほど夢中になってプレイしたオンラインゲームは本作と『ARMS』しか思い当たらない(やっぱ俺は任天堂シンパなのだな……)。
『PUBG』も『Overwatch』も『Fortnite』も面白かったけど、初代スプラから受け取ったJOYには届かない。
汗を流しながらでかいゲームパッドを握りしめていたあの2年間を死ぬまで忘れることはできないはずだ。
※※※※※※※※※※
俺を作ったゲーム10本は以上です。暑苦しい長文を最後まで(途中まででも)読んでくれて心から感謝。
何年生まれか知らんが、そちらの「俺を作ったゲーム」もぜひ教えてほしい。何本でもいい。マジ知りたいから頼む。
※※※※※※※※※※
【追記】
ブコメ全部読みました。
こういう「○本」みたいな括りって、そこからこぼれ落ちた大事なゲームの思い出とか括りでは語れない気持ちを排除するみたいで、
あんま良くなかったか……って書いた後はちょっと落ちこんだけど、
昔のぼくは人からバカにされることを極度に恐れていたと思う.どんな人間からも全く後ろ指を刺されない完璧な人間が存在していて,そういう完璧さを求めていたような気もする.今思うと全くもって的外れである.どんな賢い人間も,最初から賢かった,あるいはスタンドアローンで考え抜いて賢くなった,わけではないのだ.数多の他者から鋭い批判を受け,それでもなお折れずに自分の知性を信じて貫き,自己批判精神を磨いていった帰結である.優れたものは批判を受けないのではない.どんなものにも粗を探すことはできる.そうではなく,想定される・されないを問わず繰り出されるあらゆる批判に対してそれを跳ね除けることができる,徹底的に糾弾されたのちに「ああ,こうするしかないんだ.これが真理なんだなあ.」と腹落ちすることのできるものである.批判に耐えられないものに価値などないのだ.
そして,これは「自分」にも言える.自分ほど我々にとってかけがえのない存在はない.自分というのはそれまで生きてきた多種多様な経験・思いが堆積した帰結,まさに作品である.芸術というのは剥き出しの純朴さ・「幼さ」を泰然と世間に対し突きつける,批判を確固たる覚悟と信念によりはねのけて己の信じる真理を突きつける,この力学にこそ尊さがある.自分という作品もまた同様である.万人に嘲笑されようが,「貴様はそもそも無能である」と罵られようが,集団から排斥されて死の淵を這いずり回ろうが,それでもなお意を介さず,自分を信じることができること.自分は「ダメ」なやつだなんて薄弱な言い訳を口にしないこと.これこそが作品を創造していく存在者として健やかなる在り方であろう.叩かれて引っ込めるぐらいなら最初からやらなければ良いのだ.そこに信念があるなら.他人から見て愚かに見えても構わない.君の中でつじつまがあっていればそれで良い.その結果,世間の生き方から外れても,社会的成功から遠のいても,あらゆる者に軽蔑されても,そのような生き方が特段劣っているとは思えない.個人の満足感・快楽には他人は介入できない.その結果が死であっても,それはそれで尊い結末である.個人の力ではどうしようもない「運命」と呼ぶべきこともある.そのような理不尽かつ強大な敵にこそ果敢に挑み,そして力及ばず散っていく.その死は英雄的であり,恐れることはない.
真に人の性 (さが) を憎む者として,神の前に立つべき英雄.君が募らせた憎しみは,いつしか祈りとなって神のもとに届くだろう.諦めれば全てが嘘になる.救いなどなくていい.