はてなキーワード: 月光とは
なんか流行りっぽいので自分でも何か書いてみようかなーと思いつつ、でも自分ごときが代表とか史上とか謳えないよなーと感じていたところ自分の主観で纏め上げていた増田がいたので勇気を出して投稿
○○がないじゃん!という方は是非とも叩き台にして自分の10選を作ってトラバして欲しい。私の栄養になるので
構成としては1~3を社会的、つまりファン以外への影響を鑑みて選出した。4~6はファン人気、それ以降はガチのマジで個人的な趣味となっております
紅白の初出場で披露してくれて、ここまで至った経緯を思い出して涙が出そうになった
「愛されるよりも愛したいマジで」のフレーズには聞き覚えある人は多いのではないか
ドラマ「向井荒太の動物日記 〜愛犬ロシナンテの災難」の主題歌
リアルタイムで楽しんで見ていたものの後になって「動物のお医者さん」を換骨奪胎したものと知り複雑な気分に
言わずと知れた図書委員(KinKiファンの通称)殿堂入りの名曲
元はシングル「Hey! みんな元気かい?」のカップリングであったがファン人気は爆発的
シングル「SNOW! SNOW! SNOW!」のカップリング
増田はこの楽曲が発表された期間、KinKiを離れていたがベストアルバムである39の発表でファン人気2位につけ改めて聞いてみたところ納得
バラードとしてかなりの完成度ではないだろうか
非常にファン人気が高く増田も「E album」ではこれだけ聞きまくってた時期もある。なんかなー切ない感じが良いんだよなぁ
なんか全体的な雰囲気が好き。霧の中でカップルが歩いてる情景が浮かんでお洒落で……もうね、好き
同じく堂島孝平氏が作詞・作曲した「shiny」もタイトルが対になっているようで、こっちも要チェック
都会的でキレのある楽曲にfutariの声が合っててたまりませんわ~これで24歳時点というのだから恐れ入り谷の鬼子母神
とにかく個人的な好みにドンピシャ。年月が経つにつれて割とバラード寄りの曲調が多めの中で久々に勢いのある楽曲でした
これまた堂島孝平氏が作詞・作曲。……ひょっとして増田、堂島孝平の楽曲が好きなだけでは?
歌い出しだそれぞれ「光を失くした世界の」「強く痺れるほどに」でfutariの名前になっているっぽいのはファンの感情を掻き立てますわ~!
10/27 27時ごろまでにいただいたブコメ・トラバをまとめました! お寄せいただいた知見に助けられております。ご興味のある方はぜひ。
<以下本文>
集英社「別冊マーガレット」の名編集長・小長井信昌が74年「花とゆめ」創刊編集長に就任(のちに「LaLa」「ヤングアニマル」でも創刊編集長を務める)。氏が別マから引き抜いてきた漫画家が、最初期の「花とゆめ」を支えた。
2作まとめて、令和の今でも作品が生きているな、と思わせる説明不要の名作(前者は「連載中」ではありますが)。月刊誌→月2回刊化の目玉として2作同時に連載スタート。コンテンツの息の長さに、編集長の慧眼が察せられる。
主人公のマリネラ王国・国王パタリロに次いで2番手のキャラクターはMI6少佐・バンコラン。彼は主に美少年を愛好する同性愛者で、本作はギャグマンガだが 「同性愛であることそのもの」を揶揄していない点に、作者の品格を見る。
作中に「ドイツのギムナジウムで一緒だったんです」「11月ごろ?」というやり取りを挟むなど萩尾望都ファンであることがわかる。82年アニメ化。「花とゆめ」というより白泉社として最初のアニメ化。
どの作品を推すかが分かれる。世間的には『笑う大天使』(1987~88)が有名で傑作集を出す際のアンケートでも番外編の『オペラ座の怪人』(1988)が2位だが
・作者ご本人はまったくスポ根の人ではないのに、スポーツものに傑作がある
・甲子園という制度に批評的視点を投入 と、一歩踏み込んでいる本作をリストアップ。個人的には『月夜のドレス』(1984)が好き。
メディアミックスとしてはOVAのみであるが「前世ブーム」の火付け役として爆発的な人気を誇った。※ラジオドラマあり。ブコメご指摘感謝
『スケバン刑事』のような「悪に対する憎悪」ではなく「優秀だが他人を寄せ付けない戦災孤児と品行方正な優等生との、互いに相反する感情」など愛憎の陰影が濃い大人びた作風に、当時の読者(主に10代少女)は魅了された。
「久しぶり 君には心底会いたかったよ 秋海棠」以上にインパクトのある「ひき」を未だに知らない。
こちらも説明不要の名作。菊池規子『わが輩はノラ公』(1973~78)以来人語を話すペットが出てくる作品はたびたび登場したが 「人語は解するけどしゃべれない(しかし主張はする)動物たち」が出てきたところが新機軸。よくない形で「ハスキー犬ブーム」がありました…。
※飯森広一『ぼくの動物園日記』(1972~75)はノンフィクションなので除外してます。
(このあたりで「男性読者も多い花とゆめ」時代が終焉したと思っている)
続く『ニューヨーク・ニューヨーク』(1997~98)、『しゃにむにGO』(1998~2009)と第一線で花ゆめ本誌を支えた大功労者。『赤僕』は白泉社では初めて他社の漫画賞(小学館漫画賞・1994)を受賞。ヤングケアラーの立場に置かれた小学5年生が主人公で90年代父子家庭を活写した作品となった。熱量のあるドラマ巧者。
2006年に台湾でドラマ化、2007・2011に日本、2012に韓国でドラマ化。そして今年、初のアニメ化が発表されている。日本ではプライム枠連ドラ案件で『ガラかめ』『スケバン刑事』とは違う、読者ターゲットを広く取れるラブコメが、あの「花ゆめ」から出たのだなぁと感慨。
アラサー(アラフォーですかね)のオタク女子から作品名が挙がることが多い。
2007年に「もっとも売れている少女マンガ」として、ギネスブックに認定されているそうで2001年のアニメ化・2019~21の再アニメ化・2022の劇場上映の実績は立派。十二支を背景にしたキャラ設定等、往年の「花ゆめ」らしさが光る(私見)。
(ここから、00年代デビューの漫画家が飛んでしまいます。申し訳なし…)
連載中のラインナップで、今一番勢いがあると思われる作品。アニメ化も決定。男性アイドル(キャラ)・推し活…と、イマドキの設定は鈴木ジュリエッタ「推しに甘噛み」(2022~)でも同様で、ここが今の「花とゆめ」の現在地である。
※「創刊50周年記念 花とゆめ展」ブックレットでは2人の対談が掲載されている
他
選外ってありえないですよね。すみません…。
『花のあすか組』(1987~95)が代表作でありつつ『グランマの憂鬱』(2015~)が昨年萬田久子主演でドラマ化もされている、息の長い漫画家。
1985年は角川書店(当時)がコミックに進出して地殻変動が起きた年で、そのタイミングで白泉専属ではなくなってしまった。 「別冊花とゆめ」連載「赤鼻のアズナブル」(1982~83)、別花短編だと「優しい瞳」(1984)が好き。
この方も白泉社を離れ角川へ。『ミミと州青さんシリーズ』(1979~85)が人気&今はなき「シルキー」でレディースたくさん描いてましたが、一瞬ミステリー&サスペンスものも手掛けていました。こっち路線もよかったのになぁ。増刊号掲載『異国にて』(1984)がベストですが本誌掲載作ということで『マンハッタン』を。
別マ移籍組、和田慎二の盟友。『紅い牙 ブルーソネット』(1981~86)ですよね。とはいえこのシリーズも別マからの移籍なので、あえて本誌掲載の短編を選んでみました。綾波レイみたいなタイトルですが、まさに綾波のようなお話です(ネタバレ回避)。
ヨーロッパを舞台にした華やかな作風。ほかの作品も海外モノ多し。
制服高校生ミステリものの嚆矢といってよいのでは。近い年次のデビューだと佐々木倫子よりずっと早くブレイク。メディアミックスに縁がなかったのが不思議。表題作では『消えた肖像画』が大変な秀作。1巻所収。
「花とゆめ」の「80年代後半のSFもの」のストーリーや絵柄の象徴。キャラ造形についてはフォロワーがたくさんいた記憶。
代表作はこれだってわかってるけど、白泉社作品なら私は『フラワーデストロイヤー』シリーズ最終編 『ダーク・エイジ』(1991)が好き。
1巻完結の表題作がかわいい短編集。所収の『月光夜曲 −ムーンライトセレナーデ−』がすごくよかったの、思い出しました。ビッグヒットがないの、なんでなんだ…。
氷室冴子原作ものの中で、長く支持されたコミカライズ成功例かと。
すごく売れてた! 世界観が魅惑的で熱いファンが多く、「ぼく球」以来のビッグタイトルが出たと思いました。絵のタッチも今見ても素晴らしい。
代表作はこれだってわかってるけど「赤僕」より少し前にスタートした『久美子&信吾シリーズ』(1990~97)が好き。女子高生と小学生男子カップルの物語。大人になった坂田と小沢にはハッピーエンドになってほしかったなー。
いずれ『推しに甘噛み』の人になるかもですが、まだこちらの方が有名かと。2012・15のアニメ化で聖地巡礼企画も出ていました。
<番外・別冊花とゆめ枠>
オリジナル初コミックス「環状白馬線 車掌の英さん」(2009)からずっと、ハートフルなストーリーを展開。恋愛重視の作風ではない、往年(年配)の読者が考える「花ゆめらしさ」は別花に残っていたのかも。それがまさかの月9原作。やはり時代は変わった。
ここまで挙げた白泉社作品の中では一番好き。とはいえ代表作は『始末人シリーズ』(1983~91)かと。このパターン多い。大大大好きな明智抄で(同人誌「単行本未収録作品集」全5巻はコンプリート)10選にも入れたかったのですが、作品リストを振り返ると『始末人』ですら本誌・別冊を行ったり来たり(後半は別花)、かと思うと「チツケイレン」の「アフロディーテはきずつかない」(1988)が単発で本誌に載ったりして、編集部は運用どうしてたん…と。これからも読み続けることには変わりないのですが。
近作に抜け漏れ多くてすみません。明らかな抜けは増田の知識やアンテナが欠落している箇所です。とはいえ総論として、ガラかめ~動物のお医者さんまでは不動かな、と。
もしよかったらブコメでいろいろと教えてください。
セントクリストファーネビス、強い日差しと乾き切った風が、港に停泊中の船たちの輪郭をやけにはっきりと浮かび上がらせている。空は書き割りのようにわざとらしく青く、海鳥の鳴き声は長閑さをアピールするようで、入港する前からずっと漂っているのは、強い柑橘の芳香。
すべてがそうあるべく調っていて、それが俺にはあのクソ貿易会社の役員の笑顔を思い起こさせる。過度の調和がもたらすある種の胡散臭さに、俺は嫌でも敏感になってしまっていた。
だからというわけでもないのだが、今回は俺は陸に上がる気はなかった。3日ほどの短い寄港だし、船内で整備すべき箇所も多くある。前の嵐の傷がそこかしこに結構残っているのだ。もちろん積荷の確認もしなければならない。そう伝えるとイズミルはお前は他の港でも陸に上がりたがらないじゃないかと俺を奇人呼ばわりするが、生まれてこのかた船上で過ごした時間の方が長い俺にとって、揺れない寝床は少し落ち着かないというのが一番大きい理由かもしれない。
とはいえ昨晩の船の揺れは大きかった。波も入らなさそうな港だったのにと訝りながら朝甲板に出ると、船は一夜にして別の場所に移動していた。
一度船室に戻って顔を洗い、少し落ち着きを取り戻して状況を確認する。
周囲の状況をつぶさに目視で観察し、昨日の港の様子をできるだけ克明に思い出し、残った何人かの船員とも話し合った結果、俺たちが到達した結論は、船自体は同じ場所にあるが夜のうちに大きな(巨大すぎる)地形の変動があった、というものだった。
よく見るとところどころに昨日と同じ風景が見える。ただそれはどれもある一定の方向に傾いている。昨日イズミルが跳ねるように走って降りていった埠頭はすっかり水面下に沈んでいて、そこに立っていた小屋も屋根の一部を残して水に浸かっている。海岸線は船を遠く離れて昨日は丘であったはずの果樹園まで達していて、その奥に見えていた島の最高峰もその山容を変えている。反対に船の後方、昨日俺たちが入港してきた海側は迫り上がって昨日は海底だっただろう濡れた地面が露出していて、堤防のように連なっている。この島全体がなんらかの力で大きく傾いた、そうとしか思えない光景だった。
こうして港の出入口は完全に塞がれ、俺たちの船は大きめの池の中に閉じ込められた体となった。
この時点で俺は十分に困惑していたが、真に困難な事態がもたらされるのは、その夜、もう誰も入れなくなったはずの「港」に月光が差し込んできた時のことだった。
なんて応えたらいいか、月光を聞き直した上で一生懸命考えたんだけど、
俺にはわからなかったよ
ごめんね
とりあえずTRICKをまとめて観たくなった。お気に入りはウヌャニュペェィギュゥリュ星人のやつ
こと「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」はそれほど上質な映画でもないと思ったからおすすめはしないし、褒めようが貶そうが茶化そうがなんとも思わないが、見ずに語ったり茶化したりしてると思しき人が目についてしまう。
見ずに語ったり茶化したりするセンスは、半端な知識で特攻隊恋愛映画を作るセンスと紙一重だ。
Wikipediaに書かれてるあらすじは、映画とはテーマ的な所で重要な部分が書かれてないから、それだけでは語れない。
一方で、作者の経歴(映画内では一切語られない)と映画の主人公が出す結論が関連しているので、映画を見ただけで語ることもできない。
テーマ上、特攻隊の描写がリアルである必要はない作品だと思うが、難病ではなく特攻隊でなければならない理由は、おそらくある。
「そんな映画より『月光の夏』を見ろ」という意見も見かけたが、「あの花が咲く丘で~」の原作発表時のタイトルは「可視光の夏」で、映画「あの花が咲く丘で~」には「月光の夏」へのオマージュと思われるシーンがある。「月光の夏」への侮辱になっていると考える人もいるかもしれないが。
ここ1年で初めてはてなブックマーク日毎の総合人気エントリ入りしたドメインからのホットエントリ、ブクマ数順トップ30
ブクマ数 | タイトル | ドメイン |
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1960 | 引越しにおけるネット回線ガチャと開通待ちで勝利するための知見まとめ 2023春 - はげあたま.org | www.hageatama.org |
1948 | 仕事力チェックリスト50 ~「会議の進め方」から「タスク管理の方法」まで~|株式会社才流 | sairu.co.jp |
1145 | 総務省統計局 データサイエンス・オンライン講座 社会人のためのデータサイエンス入門 | gacco.org |
1059 | ジャニー喜多川 - ジャニーズ百科事典 | jjpedia.web.fc2.com |
967 | アンチマン / アンチマン - 岡田索雲 | webアクション | comic-action.com |
956 | 米軍式睡眠法とは やり方と効果を高めるASMRを紹介 | www.asmrmedia.net |
892 | CityHop | www.cityhop.cafe |
802 | あのエロい映画なんだっけ? / あのエロい映画なんだっけ? - 鈴木健也 | webアクション | comic-action.com |
781 | パワポ資料で「つい、やってしまう失敗」から学ぶ!ガチ改善テクニック14選 | tomoyukiarasuna.com |
740 | 女性ソロキャンパーへ話しかけに行く男性について日本単独野営協会が思うこと – ソロキャンプ ー日本単独野営協会 公式サイト ー | tandokuyaei.com |
711 | 伝わりやすいスライド資料の作り方。資料作成の流れからデザインのコツ、デザイン初心者さんにおすすめの本まで紹介|fuyuna blog|デザイン・ライフスタイル・キャリアについて書くデザイナーのブログ | fuyuna.net |
685 | 県営公園での過激な「水着撮影会」の貸出中止を埼玉県に求める | 日本共産党埼玉県議会議員団 | www.jcp-saitama-pref.jp |
660 | 他人がSNS中傷を「捏造」、木村花さんの母は気づかず提訴…真偽見極め困難 | www.yomiuri.co.jp |
630 | 【全公開】落合陽一も絶賛、GPT「究極のプロンプト」 | newspicks.com |
612 | デジタル庁のデータ分析基盤「sukuna」|デジタル庁 | digital-gov.note.jp |
588 | 使い込んだフライパンでも綺麗に焼けるギョーザの検証に向けたお願い | 味の素冷凍食品株式会社 | www.ffa.ajinomoto.com |
577 | サッカーは帰納法 | ashiki-feelings.blogspot.com |
574 | 撮り鉄の高校生、非常停止ボタンを踏切6か所で押す「好きなアングルで撮りたかった」 | www.yomiuri.co.jp |
562 | プレイ可能な状態での「過去のゲームの合法的保存」について - 赤松健 - 公式サイト | kenakamatsu.jp |
539 | 9か月勾留「野菜不足の弁当」で40代男性が一時危篤、ビタミン不足で脚気と診断 : 読売新聞 | www.yomiuri.co.jp |
537 | VOL.22自分は水着にならないと価値がないと思っている女の子へ | ishikawa-yumi.theletter.jp |
532 | どなたでも利用できる、イラストレーション・アイコン素材集を配布します |デジタル庁 | digital-gov.note.jp |
518 | 北大祭2023 小泉悠さんがロシア・ウクライナ戦争を講演 | costep.open-ed.hokudai.ac.jp |
510 | 任天堂株主総会レポート2023 | n-styles.com |
504 | 物流は本当に付加価値がない業務なのか | タイム・コンサルタントの日誌から | brevis.exblog.jp |
497 | クックパッドが人員削減の合理化と営業損失計上を発表 対象人員数は110名 : 官報ブログ | kanpo-kanpo.blog.jp |
491 | スシロー迷惑動画、しょうゆ差しなめた少年を提訴…6700万円損賠請求 | www.yomiuri.co.jp |
488 | 早期ミスマッチ解消のために、職務経歴書のガイドを公開しました - スタディサプリ Product Team Blog | blog.studysapuri.jp |
484 | 【どう思った?】黒人の友達といっしょに実写版リトルマーメイドを観てきた - 月光とオランピア | aonticxx.hateblo.jp |
482 | リモート開発を助ける「思いやりのある文章」の書き方 - ROUTE06 Tech Blog | tech.route06.co.jp |
亡国のクルティザンヌ
仮面のセカイ
偽骸のアルルーナ
円環のメモーリア
冥契のルペルカリア
冬色のマフラー
創刻のアテリアル
創神のアルスマグナ
双空のシャクティ
夏空のモノローグ
夏色のエプロン
夏色のコワレモノ
夏色のコントラスト
夕刻のペルセウス
夢限のヤミ
天冥のコンキスタ
天壊のアルカディア
太陽のオルゴオル
太陽のプロミア
学校のセイイキ
封緘のグラセスタ
幽境のアステール
廃忘のガゼボ
彩管のアパシーキネマ
彼女のセイイキ
彼方のトケイ
忘却のカナタ
恋情のファントム
悠久のカンパネラ
愛慾のエプロン
戦乱のヘキサ
断罪のエルミア
月影のシミュラクル
椿色のプリジオーネ
欠月のラプソディー
正義のキヅナ
涙声のギニヨル
淫紋のクロスロード
溶鉄のマルフーシャ
無形のドルドナ
白銀のイクシア
神父のオシゴト
穹窿のアルフヘイム
籠庭のクックロビン
粘獄のリーゼ
純白のワスレナグサ
終奏のオーグメント
終末のメシア
終極のヨル
蒼撃のイェーガー
薄明のアジール
虚空のバロック
虜辱のディレンマ
記夢のセカイ
追奏のオーグメント
鈍色のバタフライ
鈴夏のメロディー
鋼心のオルトロス
閃紅のアリエス
閃鋼のクラリアス
闇色のスノードロップス
陥落のソーサリア
雨恋のキセツ
雪色のカルテ
雲上のフェアリーテイル
霧上のエラスムス
霽月のアフターキネマ
風色のロマンス
鳥籠のアストライア
鳥籠のマリアージュ
戦車の車輪の下にある塵より少なくていい、 美しいオダリスクで武装したハーレムが、私の剣を汚さない錆止めが欲しかったんだ。
お前の拳ほどの大きさの、真っ赤な金塊が欲しかった。
そしてあの権利を横取りする汚い連中を、犬に食わせてやるんだ!
男爵に立ち向かいランスを折って、俺の女に手を出してみろと挑んでみたかった。
それも涼しい朝の当直の時間に、千マイルの道のりを飛んできたアホウドリの翼がゆっくりと傾く音以外のどんな動きも見られない…
ストリセンデとポイクテスメを見たかったし、ホームズに "ゲームは進行中だ! "と揺り起こされたかった。
ミシシッピ川をいかだで下り、ブリッジウォーター伯爵や消えた王子と一緒に暴徒から逃れることもしたかった。
プレスター・ジョンとエクスカリバーを手に、静かな湖に浮かぶ月光の腕に抱かれたかった。
ユリシーズやサモトラケのトロスと一緒に航海し、いつも午後のような土地で蓮を食べたかったのだ。
子供のころのようなロマンチックな感覚や不思議な感覚を取り戻したかった。
今のようなみすぼらしい、汚い、ひどい世の中ではなく、彼らが約束してくれたような世界になることを願ったんだ。
ロバート・A・ハインライン著『栄光の道』より抜粋
補足説明
ロックの卵:ロック鳥とは『東方見聞録』や『千夜一夜物語』に登場する伝説の巨大な鳥だが、英語的に「Roc's egg」といえば、お話だけで実在しない、信じられない物を指す
バルスーム:エドガー・ライス・バローズが創作した架空の火星世界
ストリセンデとポイクテスメ:ジェイムズ・ブランチ・キャベルの創作に登場する架空の城と国
プレスター・ジョン:中世ヨーロッパの十字軍時代に生まれた伝説、東方にあるという幻のキリスト教徒の王国
いつも午後のような土地で蓮を食べ:叙事詩『オデュッセイア』の一説、食べる事により世のすべての苦痛を忘れるという「ロートスの実」の伝説