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はてなキーワード: 南米とは

2024-08-27

「邦」という字は面白いなとぼんやり考えている

南米移民した日本人ブラジルの地で「本邦初公開」と言った場合

その「邦」は日本を指すのか、あるいはブラジルを指すのか

「邦」というのは「国」なんだよな

そして「本邦」とはつまり我が国

前述の例で言うと邦が指すのは日本ブラジルのどちらもありうる

そして「邦」だけでも「我が国」の意味を持ち、転じて「日本」という意味も持つようになっている

邦(国)と単に言ったとき、それは日本意味する

「the States」と同じやな

なるほど、「the」ってこういう時便利な概念だな

the 邦

いやむしろこの場合は「固有名詞最初大文字になる」というルールが便利か

似た例は山ほどある ありそう 多分ある あとで調べる

日記です

The States

The Sahara

2024-08-10

anond:20240810162009

イラン石油欧米のものなのに(欧米人の感覚ではね)、自国民のものって言われて逆ギレ

デモ隊アメリカ大使館占拠して、救出に特殊部隊を送り込んだら返り討ちにあってメンツ丸潰れ。そっちがメインで、イスラム革命あんまり関係ない。

南米石油がわくベネズエラも同じ理屈悪の枢軸扱いして国際社会から干してる。

サウジはそれをみて、欧米と近すぎず離れすぎずでビジネスパートナーとしての立ち位置を崩さない。

anond:20240810132113

ヘイロタイって全滅したんじゃなかったっけ

カリブ諸島先住民南米侵入者でほぼ絶滅したという記事を昔見たな

2024-08-07

死ぬ前に一度は行ってみたいところ

ずっと若い気でいたけど、いつの間にか来年還暦という歳になった

仕事プライベート海外に行く機会もあったけど、いわゆるメジャーどころで行ったことない場所がたくさんある

ヨーロッパだと今オリンピックやってるフランスとかドイツトランジットはあるけど)、アメリカだとニューヨーク

アジアではソウルしか行ったことがないし、アフリカとか南米そもそも行ったことが無い


行ったことない場所が少ないんだから当たり前なんだけど、死ぬ前にあとどのくらい行けるのかな? ということをたまに考えてしま

ピラミッドベルサイユは実物を見てみたいし、気が重くなりそうだけどアウシュビッツには死ぬ前には一度訪れたいと思っている、あとイースター島

2024-08-01

anond:20240801013616

フランスだけ優遇なら開催国だし分かるんだけど、他のヨーロッパ選手優遇されてる感じ。

アジア南米選手が不利なジャッジに晒されてるといった方が近いのかもしれんが。

2024-07-29

anond:20240729053003

ちょうど10年前、40歳の時に、父親が67歳で癌で亡くなった。

そうか、自分寿命もそのくらいかも知れないんだな、そうなっても悔いが残らないように生き方を考えないといけないなと、真剣に考えるようになった。

今年で50歳になるから、あと17年で亡くなった父に追いつく。当時の父よりも健康には若干気をつけてるので、70歳くらいまでは生きられる確率結構あると思っている。

なんで、自分寿命はあと20年だな、と考えている。

20年というと、30代の人にはかなり長く感じるかも知れないが、40半ば以上の人には、社会人になってから経った時間という風に具体的に頭で思い描けるレベルなので、20年後は遠すぎる未来でもなんでもないし、かなり具体的に想像ができる。

自分人生としては、これからは体力的にできないことが増えていく一方だし、病気などで死ぬとしたら最後の数年は本当に何もできないだろうから、つまり実質的に残された時間10から15年だな、と思っている。

そして、過去したことがないことで、できればしてみたかたことのうち、やればできなくはないこと列挙して、それらに優先順位をつけている。自分が次の10年でしようと思ってることを全部ここに書くのは無理だけど、いくつか挙げると、サーフィンスキー南米旅行などは60歳までに実行するつもり。

2024-07-28

anond:20240728154520

断熱建築の普及で言えば、中国韓国もだし、そろそろ南米普通に先いってそうな実感

教科書で言えばスペイン語のもの普通にあるしね

アフリカはあまりそもそも断熱が必要ない土地だが

 

日本人翻訳した教科書で学べるのがすごいんだとかいまだにいってるやつがいるけど、そんなになんでも翻訳されたのは二十世紀末の一瞬だけで、今は普通に原書当たらないと向こうの学部生程度の知識が入らない分野もある。

その点で、良質な情報に触れられる旧植民地地域より今後もますます差が開けられるのは間違いないよ。

ほんと、驕りがすごいんだよな日本人。そんなアドバンテージバブルの一時期にしかなかったのに、その前の日本人必死外国語覚えて勉強してた時代に戻ることなんてないとなぜか信じ混んでる。

anond:20240728140009

いや何となく説得力があるけど、海外ってどこ?G7加盟国と比べてって話ならもう今の日本は仕方ないって気もしちゃう

それともアフリカ南米も含まれてるんならヤバイよね

2024-07-18

もう、織田信長南米からやってきたカポエイラの達人で弥助とともに日本に来たってことにしようぜ

2024-07-17

anond:20240717163204

グローバルな話に持ち込むのであれば尻を巨大化する整形に熱心で乳は放置南米カルチャーにも言及しなければならないのにね

信じられないくらい尻をデカく整形するもんなあの文化圏

2024-07-15

閑静な住宅街外国人引っ越して来て町内会問題になっている

から徒歩15分くらい。戸建てが立ち並ぶ典型的な『閑静な住宅街』に俺は住んでいる。

そこの様子が変わってきた。

具体的に言うと、外国人連中が引っ越し始めてきたのである

このあたり、大体一軒の家が5000万から6000万なのだが、商売をやっている外国人からすると「安い」とのことで、そこそこの数の外国人移住してきてるというわけだ。

我が隣家にも、南米だか東南アジアだかよくわからんが色の黒い外国籍夫婦引っ越してきた。

俺は別に近所づきあいなどというものほとんどしないので、別に隣の家に住んでいるのが外国人だろうが異星人だろうがあまり関係ない。

犯罪者ちょっと困るが、引っ越しの際は挨拶なども非常に朗らかにされて、隣駅で飲食店を営んでいるとかで別に問題の無い社交性を持った人達だなーと感じた。

御多分に漏れず老人ばかりの地域において、そういった人達は大体子供が3人も5人もいて、まさしく日本の縮図であるといった様相だった。

子供たちは道路ボール遊びをし、庭に何やらよくわからん秘密基地めいたものを作って遊ぶのを俺もほほえましく見守っていた。

さて、そんなどこにでもある地域なのだが、割と早めに問題が発生したのである

町内会で「深夜の騒音」が議題に上がってきたのだ。

なんでも、深夜に奇声を発している人間がいるとのことだった。遠回しに、「「あの外国人だろ」と老人たちが言っているのは明白だった。

婉曲的にではあるが、「隣の家のお前なんとかしろよ」と言われているのが馬鹿でもわかった。

俺は悲しい気持ちになった。そういうのを差別というのではないだろうか。確かにうちの隣人の人達は庭でよくボーっと煙草を吸っていたり、

正月にはどこからやってくるのか、友達だか親戚だかが集まって来て、深夜まで道路に何台も車を止めて楽しそうに会話をしていたりする。

まあ深夜に奇声を発しながら徘徊しているのは俺だ。

そんなことはどうでもいい。それに、この町内会をどうするつもりなのだろうか。うちのはす向かい診療所は閉じたきりで、そこに勤めていたお医者さんは亡くなってしまった。

町内会長はこの前、町内会費をガメて大問題になりかけていたし、創価学会のおばちゃん自分の家の犬と喧嘩して警察沙汰になっていたではないか

なにより子供がいない。本当にいないのだ。そこそこ栄えている駅が近くにあるにも関わらずだ。この一帯が今緩慢に死のうとしているのはよく考えずともわかることだ。

そんな地域で、外国人であるからといって、証拠もないのに、騒音問題犯人にされてしまうのはあまりにも可哀想だと思った。日本人だからと言ってみんないい子なのかと。憤然やるかたない俺は言った。

しょうがないですよ、文化が違うんですもん」。

かに、確かにね、あの人達外国籍ですよ、と。子供道路でよくボール遊びしてるから危ないし、煙草だって庭で吸ってるし、犬だって庭で飼ってる。

今の日本人のマナーからしたら、ちょっとどうかと思うこともいっぱいあると思うんですよ。

でも、冷静に考えたらそれって昔の僕らがやってたようなことじゃないですか。

僕らだって若いころは道路で遊んでたし、煙草だって吸ってたし、犬も外飼いしてたわけじゃないですか。ということを、相手不快にならない範囲でお伝えした。

とりあえず、議題は今度に持ち越し、という形になった。俺は、勝手にこんなことを話されている外国人一家気持ちを考えて、少し寂しくなってしまった。

自分が彼らの立場だと思うとどうしても、悲しくなる。

自国を捨てて、言葉も通じない国にやってきて、商売で金を貯めて、子供を育てて。

ようやく買った一軒家。そこで「幸せに生きよう」としているだけではないのか。それなのに、日本文化押し付ける。

日本文化マナーってだけなら「郷に入って郷に従え」という精神でいいのかもしれないが、今のうちの町内会文化は老人による老人のための文化だ。

成熟したマナーと言えば聞こえがいいが、単に地域全体を老人用のグループホームにして、ローカルルール押し付けているだけだ。

俺はどうするべきなのだろうか。それを今、悩んでいる。

2024-07-14

中米とか南米ってアメリカ建国前はなんて呼んでたの?

呼び名相対的に決まるってバカボンのパパみたいじゃん

2024-07-11

世界の果てに東出昌大ひろゆき置いてきた、というabemaでやってる番組を見ている。

普段日本で東出は山で生活していてなんか動物狩猟しているらしいというのを知る。

ひろゆき普段フランスに住んでいてなんかIT関係仕事をしているらしい。

番組では南米の貧しい国々を旅しており、リャマを買うところから解体して食すというところを前回やっていた。

現地の人が手伝うのかと思いきや、どういう話になったのかひろゆきリャマを固定し東出がリャマを失神させるという構図からスタートした。

東出は普段シカとかを撃ったり食べたりしているそうだが、なぜか豚やモルモットのとさつにはかなり抵抗を持っている印象を受ける。

しかしたらそういう演出編集で施されているだけかもしれないが。

今回はリャマなのでシカよりでかい大きな動物だ。東出は覚悟を決めた様にひろゆきに指示を出していた。

リャマをさばいて食べようというアイディアを話し合っているシーンで、ひろゆき自分も携わることをしぶっていた。

ひろゆきサイコパスだが、そういう猟奇的な面とか、暴力性は全然ないんだなと知った。

東出はいわゆるちょっとめんどうくさい考えというかポリシーみたいなのがある人で、普段肉を食べているのは誰かが動物を殺しているからだ、そのとさつの負担を知らずに普段肉を食べるのはどうなのか…ということを真面目に考えていたりする。

ひろゆきなら冷笑しそうなところだが、そうでもないのか、シーズン2にも入り寝食を共にしてきているからか、その考えを理解してとさつに参加することになったようだ。

ネット番組とはいえさすがにきつい映像なのでリャマを失神させる瞬間以降はリャマは映らず、とさつを行う二人だけが映像には映っていた。

何かをよけて何かを刺すとか何かを切る切れないとかそういう生々しい会話が二人でなされ、主に東出がひろゆきに指示していた。

ひろゆき普通にきつそうな表情をしており、やっぱり大型動物をとさつするともなるとサイコパスひろゆきでもきついよなぁと思った。

一方東出は慣れていることが分かる落ち着いた態度だった。

最終的には食料としての肉となった状態から映像に肉が映るのだが、その頃には色々慣れというか麻痺しているようで普通に肉として切り分けたり食べたりしていた。

私はなんだか、共犯、という言葉を思った。

リャマのような大型動物をとさつともなると大量の血が出てきて骨格も内臓もそれなりに大きく、ネズミウサギとは訳が違う。

普段フランスに住んでいてパソコン画面ばかり見ている人間をその行為に加担させる東出って結構えぐいなと思った。

東出は、とさつした実感は後になってから出てくると話していて、自らの経験普段そういう行為をしない人間行為をした後どうなるかを知っていることも、えぐいなと思った。

実際は犯罪行為でもなんでもないのだが大型動物の命を奪い解体して食す経験を共有するって、悪いことを共犯している感じがする。

日常とは離れすぎていて原始的というか動物的な部分に近すぎて、とんでもない経験を共有してしまっているのではないかと思った。

私なら、一生忘れられない経験だ。というとキラキラした思い出みたいな表現だが、忘れたくても忘れられないし、おそらく死ぬまで繰り返し思い出す。

東出はひょっとしたら、この動物をとさつする痛みみたいなものを、誰かにも分担させたかったのかもしれない。

心を痛める負担のある行為を、これを知っている人間が身近に実在していることが救いとなるから共犯は生まれるのかもしれない。

2024-07-04

anond:20240704065614

国外フロンティアを求めるしかないよ。

子孫が中東欧や南米東アジア大家族になって栄えてるのを見ながら心安らかに死ねる。

2024-07-03

百年の孤独」の後、逆張りしたい奴が読むべきラテンアメリカ文学6選

百年の孤独」読んだ後にこれを読むべきってネット記事が書かれ始めていて面白い。こういうの好きで、色々なジャンルでこの類の記事を読んで探求してる。だけど時々「いや確かに自分素人なんすけど、もっと段階踏んだ後に読むべき、玄人向けのやつも読んで背伸びしたいんすよ!」と思う時がある。多分、そういうやつここにもいるだろ?そういう同類に捧ぐ。

エドゥムンド・パス・ソルダン/ 服部綾乃&石川隆介「チューリング妄想」(ボリビア)

今、ボリビアクーデター未遂があったとかで混乱してるらしいけど、そんな国を描いたテクノスリラー小説がこれ。“チューリング”ってある通り暗号やらインターネットやらサイバー犯罪やら色々先端技術出てきて、いわゆる魔術的リアリズムとかそういうの全然ない。つーか作者自身ラテンアメリカ文学といえば魔術的リアリズムとかざけんなや!とか思ってこれ書いたとか書いてないとか。クソ分厚いけどオモロイよ。

ベンハミン・ラバトゥッツ/松本健二「恐るべき緑」(チリ)

ここで紹介するなかで一番新しいやつ。これも魔術的リアリズムとかそういうのじゃなくて、科学のとんでもない功罪の数々についてフリッツ・ハーバーとかシュヴァルツシルトとか、あと数学者グロタンディークの生涯から描いてるめっちゃ禍々しい本。あれだよ、ノーランの「オッペンハイマー」と並べられるべき本、本内にオッペンハイマー出てきた気もする。物理学者の全卓樹がこの本の翻訳はよ出せはよ出せとか言ってて、冷静なフォロワーが「この前もう翻訳出版されてましたよ」とか言われてたのが印象的だった。

オラシオ・カスジャーノス・モヤ/細野豊無分別」(中米)

ラテンアメリカラテンアメリカでも南米じゃなくて中米文学日本でもあんま読めない。そん中でもこの人はエルサルバドル出身作家中米についてずっと書いてる。この本はグアテマラ先住民虐殺を綴った報告書を読んでる主人公がその残虐さ陰惨さにどんどん正気を失っていくって本で、読んでてただただ気が滅入る。トーマスベルンハルトとか好きな陰気な人にオススメ

セルヒオブランコテーバイランド」/仮屋浩子(ウルグアイ)

これはラテンアメリカ文学好きにも知られてないやつで、何故なら戯曲から。何かウルグアイっていう結構マイナーな国の戯曲日本演劇化されて、その勢いで本として出版されたっぽい。こういうのいいよな。内容はめちゃ小賢しい。ギリシャ神話、作者自身が登場するメタい設定、そんで現実虚構が混ざりあう、みたいな。でも小賢しく技巧凝らしてるからこそ面白い物語あんだよなあ。

クラリッセ・リスペクトル/高橋邦彦ナヲエ・タケイ・ダ・ジルバ「G・Hの受難/家族の絆」(ブラジル)

リスペクトルな、俺「星の時」読んで泣いたよ。何でって、ここまで複雑な設定を使って無垢登場人物を痛めつける作者はサディストクズ人間で、小説読んでここまで怒りを覚えたこマジでないよ。でも「G・Hの受難」は凄かった。何かずっとゴキブリについて語ってて、そのゴキブリの死骸を通じて瞑想して悟りに至るみたいな。は?ってなるよな。ガチ意味不明で、そういうのって文学醍醐味だわ。

エドゥアルド・ハルフォン/松本健二ポーランドボクサー」(グアテマラ)

これは何か、主人公恋人乳首噛んでたこしか覚えてねえや。でも読んで色々印象に残った本だとか、全く印象に残らなかった本とかは数多いなかで、“主人公恋人乳首噛んでた”みたいに局所的に1つだけ何か覚えてるみたいな本はそう多くない。いや何で読んだんだっけな、白水社のエクス・リブスシリーズから出てたからかな、それも忘れた。でも確かに主人公恋人乳首噛んでたのは覚えてんだよ。不思議だな。

続編:「百年の孤独」読まんで逆張りしたい人に薦めるラテンアメリカ文学10

https://anond.hatelabo.jp/20240704181200

2024-06-29

anond:20240627230739

いいよね! 西日本美術館博物館! 関西というくくりからは外れちゃうけど、ワイは以下が好き。

SSR滋賀県立琵琶湖博物館滋賀県草津市

琵琶湖の「生活の場」としての人文的側面と古代湖としての自然的側面を両方堪能させてくれる超贅沢な博物館琵琶湖湖畔で営まれた長い年月にわたる人々の暮らしを堪能したあとに、古代湖という環境で育まれ多種多様な固有種が展示されていて、歴史生物も好きなワイは大歓喜だった。ビワコオオナマズとかイワトコナマズとかホンモロコとかワタカとかニゴロブナとかの琵琶湖固有種、どれもここで初めて見たし、水槽での遊泳の展示だけじゃなくて固有種を使った郷土料理についての展示もあるのがもう文理融合って感じで素晴らしいのよ。さらさら古代湖繋がりで世界各地の古代湖の生き物が展示されていて水族館としても楽しめる最高の施設。マラウィ湖の色とりどりの熱帯魚キレイ~~~~~バイカルアザラシかわいい~~~~~!!1!!! ……あれ? ヴィクトリア湖の展示には1種類の魚しかいないぞ? あっ……(察し)

SSR大塚国際美術館徳島県鳴門市

言うまでもないやつ。1日じゃ足りない。早足で回っても6時間以上かかったんだけどどうなってるんですかね。日本にいながらにしてこれだけの美術品の原寸大レプリカを見ることができるの、最高すぎますわ。おいおい西欧だけじゃなくてウラジーミル生神女とかの正教文化圏のやつまであるのかよ。世界史の資料集で見たことある名画が勢揃いしすぎていて興奮せずにいられない。しかレプリカから傷めないように大事に遠いところで保管されてる本物と違って鼻がくっつきそうな距離でまじまじと見れるというのも良い。西洋美術史を一望できる素晴らしい美術館ありがとう大塚製薬

SSR国立民族学博物館大阪府吹田市

これも言うまでもないやつ。山奥の宗教儀式から現代アフリカ都市生活まで幅広く世界民族文化が扱われていて最高。ヨーロッパから南米アフリカまで、はたまた朝鮮琉球から日本山村まで、ありとあらゆる地域カヴァーされていてまったく飽きない。あと途中にある世界の様々な言語で書かれた『はらぺこあおむし』とか、日本各地の方言で読み上げた『桃太郎』とか面白い

SR四国ミウゼアム(香川県高松市

ここほんとすき。四国各地から移設した伝統的な建築物が立ち並んでいて、海沿いの漁村から山奥の秘境である四国という島の多様性体感することができるし、そもそもの「日本家屋自体地域性を感じられるというか、気候生業階級によって家屋の形って違ってくるんだよなぁっていう当たり前かもしれないけど忘れちゃいがちなことを思い出させてくれるというか、いやー、良い博物館です。日本文化について勉強してますっていう海外学生さんにはぜひここを訪れてほしい。源氏の君や富嶽三十六景とはまた違った日本文化多様性を目にすることができるので。

SR島根県古代出雲歴史博物館島根県出雲市)

銅剣の展示がすごすぎる。圧巻というほかない。荒神遺跡しゅごい……他にも、出雲神話についての展示が充実していたり、石見銀山の展示があったりと、神代中世くらいまでの出雲国の歴史を知る上ではすごく良い。タタラ体験コーナー良かったです。あとワイが行ったときはちょうど隠岐についての企画展やってて、なかなか知る機会のない隠岐諸島の歴史勉強することができて大満足だった。明治維新とき松江藩郡代追放して島民が自治政府を結成した(隠岐騒動)とか、もうたまらないよね。わぁい離島自治政府あかり離島自治政府大好き。

R:岡山市オリエント美術館岡山県岡山市

日本古代オリエント研究拠点を整備したかった某皇族が県立美術館に対抗して市立美術館を持とうとした岡山市に声をかけてできたという由緒のある美術館古代メソポタミアからペルシャ美術まで、各地域時代中近東美術品が並べられていて目の保養になる。えっペルシャに影響受けた中央アジア陶器デザインめっちゃ好きなんですが……

R:源氏物語ミュージアム京都府宇治市

平安文学世界に入り込める博物館。ここ古文の授業でやったところだ! とか、古文の授業でやったあれってそういうことだったんだ! とか、えっ何それ知らない……みたいなのがいっぱい押し寄せてきて楽しい。あとトイレマークが平安装束なのオシャレでいいよね……女子トイレ十二単で、男子トイレはどんなんだったっけ? 直衣? 狩衣?

R:京都国際マンガミュージアム京都府京都市

京都精華大学の本気を見た気分。日本が誇るマンガ文化についての圧倒的な展示。『キャンディ・キャンディ』とか、超レアなやつじゃん……オタクなら一度は行っておきたい博物館っすね、はい

R:松江歴史館(島根県松江市)

城下町だけあって武家屋敷を模した建物(そして敷地内には実際に家老屋敷現存している)で大変よい。やっぱ博物館は展示品だけじゃなくて雰囲気大事っていうか、西洋博物館が靴のまま上がりこむのが普通な日本博物館では靴を脱いで畳の上で展示を見るんだよ! っていうコンセプトを感じられて好もしい。そして中世後期~近世以降の松江歴史が丁寧に展示されていて、たぶん古代出雲歴史博物館とセットで見てまわることで出雲国の通史がわかる構造になってるんだと思う。面白かったです。

R:UKIYO-E KURASHIKI / 国芳館(岡山県倉敷市

美観地区高台にある旅館改装した美術館和風の町並みの真ん中にある和風建築浮世絵を見るの、雰囲気があってとてもよいし、展示されてる絵がどれも贅沢。さらキャプションが完全な日英バイリンガルなので「インバウンド狙ってます」感が強く(なおオープンしたのはコロナ禍の真っ最中だった模様)、実際外人さんにはウケると思うので日本に行く人には紹介してあげたい。ミュージアムショップも充実しててよき。相馬の古内裏Tシャツ買っちった。

R:妖怪美術館香川県土庄町

小豆島の町中にある古い家屋改装して美術館にしたやつ。1つの家屋じゃなく、ご近所に点在する複数家屋が1つの美術館になっているので、順路に沿って巡るイコール小豆島の街歩きになるという、一石二鳥美術館。実際ワイも順路に沿って見て回ってる最中に美味しそうな和菓子屋さん見つけて名物大師まんじゅうとか『からかい上手の高木さん』とのコラボお菓子とか買っちゃったもんな……。注意点としては、あくまで「博物館」ではなく「美術館」、つまり妖怪アートを展示しているところであって妖怪学術的展示をしているわけではないということ。なので現代作家が考えたオリジナル妖怪とかSDGs妖怪(何だよそれ)とか妖怪コンテスト入賞作とかも展示してあるんだけど、いや現代美術の展示として見るとめっちゃ楽しいなこれ。妖怪に仮託したイマジネーションを楽しむ施設です。上の国芳館と同じくインバウンド外人さんに強くオススメしたい。あと入館方法ハイテクで良い。

R:MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館香川県丸亀市

この規模の美術館にしては立地がパーフェクトでは。マジでJRの駅の真横とかにあるぞ。そして外観がまず目を惹きつけられるし中に入ると濃厚な現代美術空間で、日本のあまり広く知られているとはいえない現代美術作家作品が色々あるし、瀬戸内国際芸術祭で展示された作品なんかもあったりして(そういえば丸亀市市域にはけっこう離島があるんだよな)、いや自分の知らない文化っていっぱいあるんやなと。夭折した作家認知症にかかった作家特別展とかもやってて、作家人生込みで味わえる美術館になってるなぁ。

R:夢二郷土美術館岡山県岡山市

小さくてすぐ見終わってしまうけど、竹久夢二の絵に包まれ大正ロマンに浸ることのできるプチ贅沢な美術館でしゅき。ミュージアムショップ夢二グッズが充実していて何を買おうか悩んでしまう。クリアファイルとか普通に普段遣いできるオシャレさだわ。猫のイラストのやつ買っちった。

R:金陵の郷(香川県琴平町

日本酒の作り方に関する展示がすごい丁寧な上に、酒蔵直営からミュージアムショップという名の酒屋がめっちゃ充実してて良き。酒が飲める飲めるで~酒が飲めるで~♪ いや本来意味でのミュージアムショップもいいんだけどね。日本酒グッズがいろいろ置いてあって楽しい

N:豊島美術館香川県土庄町

展示品が1つでも美術館を名乗っていいんだ、っていう勇気をもらえるよね!

N:坂の上の雲ミュージアム愛媛県松山市

小説世界現実世界が渾然一体となった感がすごい幻想ミュージアムとして見るとなかなか面白いよね!

N:竹島資料室(島根県松江市)

小学生が書いた竹島についての学級新聞とかが飾ってあってドン引k……いやいや、日本領土を守ろうとする姿勢に好感が持てるし、アンケートに答えると無料竹島が描かれたエコバッグをもらえるから松江城とか松江歴史館とかを観光する前にここに立ち寄るとついもらって荷物なっちゃパンフレットとかを持て余さずに済むから便利だよ! めっちゃオススメ

追記

千里市じゃないよ吹田市だよ。恥ずかしい。訂正しときました。いや知ってたんですよ? 吹田市だっていうのは知ってたんですよ? でもなぜか書くとき千里市とかいう謎の自治体が出現してしまったんだ……

あと、分類を、SSRSR・Rの3段階からSSRSR・R・Nの4段階に変更しますた。

anond:20240629011414

白人音楽が衰退して、黒人南米人の音楽英語圏で支持されやすくなったのと同じかもね。

パンピー白人金持ちが歌う曲はリアルに感じないんだろう。

2024-06-25

anond:20240625154118

海外は困ったら神様のせいにできるのか強み。

スペイン南米侵略もずっとポジチブに評価されてきて、風向きが変わってからあれはカトリック教会膨張主義尖兵がやったこと(なので現代の多様な価値観を生きるボクらは無罪

というレトリックで逃げ切ってる。

あいう面の皮の厚さは大事なのだろう。

2024-06-20

チヴァ

「chiva」はスペイン語スラングで、地域によって異なる意味を持ちます。以下にいくつかの主要な意味を紹介します:

1. **メキシコ**:

- 「chiva」はしばしばヘロインを指すスラングとして使われます。この用法麻薬取引や薬物使用に関連しているため、注意が必要です。

2. **南米の一部(コロンビアなど)**:

- コロンビアや他の一部の南米諸国では、「chiva」は装飾されたバスを指すことがあります。これらのバスは色鮮やかで、観光客に人気があります

3. **スペイン**:

- スペインでは、「chiva」は単にヤギ(子ヤギ)を意味することが多いです。

4. **アルゼンチン**:

- アルゼンチンでは、時折「chiva」が顔の髭を指すスラングとして使われることがあります

これらの意味文脈地域によって大きく異なるため、使う際には注意が必要です。

2024-06-18

anond:20240618154346

さっき書いたコロンブスの第3回航海は1498年。

そのコロンブスの報告を受けたスペインが、1499年に南米調査のための船団を派遣して、そこにアメリゴが加わった。

1500年にカブラルがブラジル上陸探検して、そこを未発見の島だと考え、ポルトガル領土宣言をした。

それを受けて、ポルトガルが1501年に南米に船団を派遣して、そこにまたアメリゴが参加した。

という流れだよ。だから(このなかでの)最初コロンブス

じゃあなんで「アメリカ」という名前になったかというと、

そうしたいくつかの航海を経てアメリゴが「赤道を越えてだいぶ進んだけどぜんぜん陸地が続いてるし生態系原住民文化も変だからこれは新大陸だよ」と報告して、

その報告を読んだ地図製作者が「新大陸だって最初に言ったのはアメリゴさんじゃん!」と思って、自分が作った地図新大陸に「アメリカ」という名前をつけたから。

知ってのとおり、コロンブス最後まで新大陸ではなくアジアだと思っていた。

2024-06-17

anond:20240617084614

コンキスタドール征服した南米のインカやアステカって、当時のヨーロッパ人帝国と名付けるほどかなり高度な政治体制を持ってたんだよな。

その後疫病で人口が十分の一近くまで減少したこと文化継承が途絶えたため軽視されがちだけど、ずっと過疎地域だった北米とは比較にならない。

2024-06-16

コロンブス映画のこと

コロンブスアメリカ大陸500周年を記念した映画1992年当時、すくなくとも2本公開されている。

どちらも大作指向作品だ。

1本は、元増田が書いてるリドリー・スコット監督の『1492 コロンブス』。(原題 “1492: Conquest of Paradise)”)

もう1本はジョン・グレン監督の『コロンブス』(原題Christopher Columbus: The Discovery”)。

ジョン・グレン監督というのは馴染みのない名前かもしれないが、1980年代から90年代007シリーズを手掛けている人。

実はこの2本の映画、少なから因縁がある。

自分は見たのは前者(以下『1492』と略記)だけだが、後者(以下『コロンブス』)についてもいろいろ悪い意味話題になってたよなあと思い出したので、wikipedia英語版その他を手がかりに書いていく。正確性は必ずしも保証しない。

元増田は『1492』を“盛大にコケた”と評してたが、もっと目も当てられないコケ方というか、製作時点からトラブル続きだったのは後者の方。興行成績も『1492』のほうがよほどマシだったはず。

コロンブス』は米・英・スペイン合作の、アメリカ大陸到達500周年記念大作として、スーパーマンシリーズでも有名なサルキンド親子のプロデュースで動き出した企画だった。

実はリドスコ、こっちの監督としてオファーされていたのだが蹴ったあげく、ライバル作品である『1942』を監督を受けてしまう。

こっちのプロデューサーは当時は若手のフランス人で、脚本はその人の奥さんが書いてるのだが、たしか脚本に惚れ込んだとかいう話だった記憶が、うっすらあるような、ないような。

これが訴訟沙汰になってリドスコは訴えられてしまい『コロンブス』サイドによればリドスコ側が脚本アイデアを盗んだとかなんとか。

脚本は似てないってことで損害賠償は認められなかったようだが、リドスコ版の原題が“Conquest of Paradise”となっていてコロンブスのコの字もないのは、そういう大人の事情が働いていたようだ。

コロンブス』は大作にふさわしく、原案脚本マリオ・プーゾ(あのゴッド・ファーザーの)、キャストにはマーロン・ブランドも名を連ね、リドスコに蹴られた監督オファーをまず受けたのは、イタリア出身ギリシャ人監督ジョージ・P・コスマトス

っていわれても知らねえよってのが普通の反応だが、『カサンドラ・クロス』『ランボー怒りの脱出』『コブラ』等々の作品は知ってる人もそこそこいるか

ところがこの人も、「創作上の相違」を理由降板した上、製作サイドに訴訟を起こしており、あとを続くようにティモシー・ダルトン(4代目ジェームズ・ボンド)やイザベラ・ロッセリーニ(あのロッセリーニイングリット・バーグマンの娘)も降板

マーロン・ブランド異端審問官役だったらしい)はクレジットの削除を要求したらしい。

詳細は不明だが、勝手に推測するに、“とにかく500周年に合せてデッカイ映画を!”が先走って、いろいろグチャグチャだったことがうかがえる。

映画自体は観てないから内容は知らないが、あらすじをみる限り、こちらはあくまで“アメリカ大陸到達まで”を描く娯楽大作だったようだ。

ということはコロンブス像はわりと“英雄”のまま?

『1492』の方も見るには見たのだが記憶曖昧だ。元増田同様、長くてつまんなかったというのは良く覚えてるけど。

ネットでいくつか感想や評のようなものを見かけたが、わりと人によって違う印象で、これはつまり、ダラダラ長い割に焦点の定まらない映画だったということかも。

ネット情報を参考にしつつ自分記憶とあわせて再構成してみると、

  • インド(と、本人は思ってる)に到達。そこは楽園みたいなところで、住んでる人も文明は発展してないけどいい人たちで、根が悪人というわけでもないコロさん仲良くなる。
  • でも思ったほど金とか銀とか見つからない。とりあえず拠点をつくるため、何十人か部下をそこに残してコロさん本人は一旦帰国
  • 帰国しても信じる人もいれば“デマ野郎”というやつもいる。とにかく航海は儲かると言った以上、成果を出さなきゃいけない。また出港。
  • 現地に残してきた部下は全滅してる。“現地人にやられたに違いないか復讐を!”となるのをコロさんは抑えようとするのだが、そうもいかず“異教徒は許さん!”の宣教師や“非文明人は搾取して殺してナンボ”な人たちが主導権にぎって、あとは地獄絵図。

みたいな感じか。

で、当時たしか“なんだかコロさんがどういう人なのかも、監督がなにを言いたいのかよく分からん”と思った記憶がある。

山師なのか夢見がちなロマンチストなのか。結局は儲けたくて航海やってんのか。

いやまあ色んな面を持ってるのが人間だよねーで納得できる感じでもなかったと思う。

で、最後になんか取ってつけたように“人生にはロマン必要だよね”みたいなこと言い出して、いや、これそういう映画だったっけ?みたいな。

コロンブスがきたせいで南米大変なことになっちゃったねー、それまで楽園みたいだったのに、ってのはかろうじて伝わったが。

しかしたら当時、コロンブス像の転換というのが行われている最中で、それを反映していろいろ多面的な捉え方をしようとした脚本だったのかもしれないが、それが作品には投影されてなかったのだろう。多分。

まあ配信もされないってことは、もう歴史の闇に葬り去られていく映画なんだろうけど、あの年にコロンブス映画が失敗したことで、その後のエンタメテーマとしてはとりあげにくくなったのかなぁ?という気はするな。

結論 コロンブス鬼門なので安意にエンタメで扱わないほうが良い。

え?違う?

https://anond.hatelabo.jp/20240615222935

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