はてなキーワード: 共済とは
窓口対応が大変と聞くと保険の営業が真っ先に思い浮かぶ。平日に喫茶店で仕事してたら隣の席で保険屋の若い営業の方が、おっさんの雑談を延々と聞いてる現場に出くわした。おっさんもおっさんだけど営業の方ももう少し要点をまとめて話せよと。「終身じゃないのか不安だな〜」「そうですかね〜」。そうですかねぇじゃねえよ。お客様の予算感だと終身は難しいですが、予算をこれだけ増やせば終身に切り替えられますで終わりだろ。これほんと誰も得しない無駄な時間じゃん。相談だけで2000円でも取れば、聞く側も話す側も要点をまとめて話すだろ。
だいたい、おっさんの不安を解消するためのコストを誰が支払ってるかって、保険屋じゃなくて契約者じゃん。何が悲しくておっさんの身の上話に付き合う営業さんの給料を我々の保険料から支払わないといけないんだよ。
保険屋が売上を上げるために商品を複雑化して保険料を高額にする→保険に入りたい人が十分な判断ができないので営業に相談する→営業の人件費が膨らむ→共済やネット保険にコスト面で勝てず更に商品が複雑化する。なにこの悪循環。
ネットで自力で調べられる人と、調べようともせずに営業さんと延々と長話する人の支払う保険料が同額って、もう意味わからん。いやまぁ直接営業さんと会う人の場合、いろいろ丸め込まれて高額契約する可能性はあるけど、高額契約に到らなかったら相談料もらうべきだろ。どうも営業の一環として無料で相談できると思ってる人が多すぎる。相談料取るようになれば営業職に対するブラックなイメージも改善するわ。
包装関係の会社員から独立してデザイン系(絵描きではない)のフリーランスを5年 去年4月に法人化して
無事1回目の決算が終わったのでフリーランスで思ったことや実践したことを書く
(私見だが)起業はまったくのゼロからはじめられる、起業する!と決めてから何で起業するか考えてもいい
だがフリーランスになるにはまず業界がフリーランスを受け入れる状態かどうか?が最重要だと思った
まず第三者的な目で自分のいる業界を評価してフリーランスが求められてるかどうかを判断するべし
前職から仕事をもらうつもりはなかったので、フリーになると決断した8ヶ月前からポートフォリオを作り
外注を募集してる会社にメールや郵送で○○月からフリーになるのでよろしくお願いします!って形で売り込んだ
の3つに絞った
理由としては会社員時代に外注として売り込んでくるフリーランスの資料を
上司がみるときに、職務経歴についてはほとんど振れてなかったから
結果として返事をくれたのは18社中11社で、フリーになる前に仕事をくれたのは5社だった
(エージェントを使おうかとも思ったけど、ただ仕事を右から左に受け流すだけで結構なマージンを取られて
基本的になにかトラブルがあれば守るのはプレイヤーじゃなくてクライアントだと(俺が勝手に)思ったのでやめた)
つまり営業時間中にしか連絡はできないし、「今日中に」というのは日付が変わるまでではなく営業時間内にという意味
納期ギリギリに徹夜で作業して朝方メールで納品すると、クライアントは9時に出社してきて10時ごろにメールを見て修正や確認などのリターンを送ってくる
6時にダウンして13時ごろに目が冷めたら「午後イチの会議で使いたいので12時までに返事ください」みたいなメールが来て真っ青になる...
なんてことが起きると大変なのであんまり浮世離れしたタイムテーブルは現実的じゃない
フリーランスから真っ先に想像するのが「時間が自由になる」のと「収入が上がる」の2つだと思う
時間は当然自由になるが前述したとおりクライアントは会社(員)なので、クライアントには土日は連絡つかないし
唐突に平日に休み作ってもクライアントからは容赦なく連絡が来る(予め言っておくとそんなこともないけど)
3連休中になんかトラブルあってもただモンモンとしながら連休明けるのを待ったりしてそんなにいいもんでもなかった
とはいえ会社員なら事務員がやってくれる作業を全部自分でやってるし福利厚生も無いのでそれらを現金化したらこんなもんだろうって感じ
結局のところ年収1000万に手が届いたあたりで消費税課税事業者になって売上が単純に8%下がったのと
所得税が一気にあがるってフリーランスの旨味をまったく感じられなくなったので同じくらいの規模のフリーランス数名と合同会社を作って法人化した。
社会保険が高くなったけど税理士に頼んで事務関係は楽になったし、会社役員という肩書は結構便利
経費もかなり自由になるし、福利厚生も設定できるしとっても快適
18:15追記
たしかにこの書き方だと年商1000万と読めますね、実際は2年目で年商1000万を超えて4年目に消費税を収めはじめ、5年目で年収1000万を超えました。
A.事前にきっちりルールを作って書面にしたので内部崩壊的な意味では今のところ問題なし
基本的には全員それぞれフリーランスのときと同じことやってるだけ、請求書も会社名に担当者名をつける形で分けてる ...とはいえ赤の他人同士で作る合同会社は3~4人が限度だとは思う
A.逆だと思います。 家族に経理をやってもらってる間、自分は金になる作業ができるので収入は上がるし、事業専従者給与は全額控除になるので専従者の控除額目一杯まで払えば家計的にもおいしい
サラリーマンのときは27万くらいの給料で残業しまくって500万行かないくらいでした
手取りは忘れたけど残業なしなら22万くらいだったような気がする
ちなみにボーナスは期末賞与のみで2か月くらいがあったりなかったり
今は年収800万くらいだけど、サラリーマン換算なら多分600万くらいだと思う
ていうのは手取りの概念がサラリーマンとは違うからそもそも比較が難しい
小規模企業共済とかサラリーマンないし、厚生年金はフリーランス入れないし
65万じゃ死ぬとか低いとか言われるけど自分の中ではそこそこ上がってると思ってる
とはいえ収入が劇的に変わったと思って生活レベルを急にあげると死ぬかもしれない
そもそもエンドユーザが払う単価なら低いと思うけど、1社間に挟んでるなら妥当だとは思うけどな
年間500万と仮定して、250万を経費とする。これは社会保障費とか全部込みね。
年金基金や小規模事業共済とかの積み立ててくと、ほとんど残らない。
俺と嫁 30後半
結婚10年目
今年の見込み世帯年収が2000万を突破したんだが嫁からの反応が悪い、具体的には「ふーん」しか言ってもらえない。
内訳は 俺が1500万、嫁には800万ほどの予定
おっと、今君らが思ったことはわかる、嫁が十分稼いでるだけじゃんって思ったんだろ?
だが待って欲しい、嫁は俺の事務所の事務員なんだ、つまり俺が払ってる給料なんだ。
俺には収入源が複数あるが、その中にトリプルライセンスでやってる士業事務所がある、
これやっていても超つまらないので(※個人の感想です、資格の勉強はむっちゃ楽しかったです)なるべく仕事とっていなかったんだけど、嫁から「さすがに3人目とか面倒見るの飽きた、保育園にいれたい」と要望が出たので、専業主婦から従業員にクラスチェンジさせた。
実績作りのためにちゃんと仕事もさせている、仕事は1日6時間(昼休み1時間込み)
スキームが出来上がっている仕事だけ受けることにして、基本はメールが届いたら書類へ転記するお仕事だ
電話対応は無し、メール対応のみ、わからないものは俺にエスカレーションさせる、電話および面談は俺が対応、あとは、省庁へ書類だしにいったり、書類取りいったり、書類集めたり、各自治体のHP確認したり、あとなんだ?そんなもんかな。。。
せっかく資格あるしなーで無駄に何年も登録維持していたせいか「そろそろ本格的に仕事とりますよー」と知り合いに声をかけたら偶々タイミングが合ってしまい、例年の20倍くらい仕事が舞い込んできた
「君が仕事してくれるおかげで今年の見込み年収、軽く2000万は突破するよ!士業で稼いだお金は別にいらねーから、経費ぬいて君が好きに使っていいよ!多分800万くらいかな!」
と言ってみたんだが、反応が「ふーん」である。
育児に関しても幼稚園保育園の送りは担当(さすがに迎えの時間には俺の仕事終わらない)週に2日は俺が全員分の朝飯も夜飯つくっているし末っ子の朝飯と夜飯はほぼ毎日俺が担当(離乳食)
薬も嫁に聞かないとわからないなんて事はなく、子供も「ちんちんかゆいーパパおくすりーぬってー」と何かあれば言いに来る(もちろん嫁にも言う、ただ近くで手が空いてる方へ言いに来る)
子供の病院も、俺が割と自由に仕事をさぼれるので連れて行くことも多く(昨日も末っ子連れて行ってきた)主治医や看護師、薬局の人とも顔なじみ
どちらとでも寝てくれるので手が空いてる方が寝かしつけするし、寝かしつけてない方は洗濯物たたんだり、全自動洗濯機に洗濯物放り込んだりしている。
お風呂も子供に「今日はどっちと入りたい?」と希望きいて、だいたい日替わりで入れており家の掃除や片付けは土曜日家族全員でやることにしてるし
いやまあ育児とか家事は別にどうでもいいよ、そんなことより、世帯年収が2000万突破したなら、二人でもうちょい喜びたかったのにさ
「ふーん」ておま、悲しすぎやないか?
1000万突破したときはもっと「すごいじゃん!!今日はご主人様プレイしてあげようかー!?」
みたいに喜んでくれたのに、なぜだ?結婚10年もたってるせい?そういえば今年入ってからもセックスは週に1度ペースでやってたんだが
「世帯年収2000万突破するわ 」って言った日からしてないわ。なんで??? 突破しないほうがよかったの???税金も俺が払ってるし
なんだ、あれか、嫁の iDeCo用意していないせいか?小規模共済とか突っ込んでやりゃいいのか?でも60歳まで仕事してくれんのかね??わからん。。。
で、毎年もやもやしてること。
個人事業主の人なら知ってると思うんだけど、小規模企業共済と確定拠出年金(iDeCo)をフル活用すれば所得税ってびっくりするくらい安くなるのね。
でもこれって個人年金みたいなもんだから、がっつり利用できるのって貯蓄に余裕のある人だけなのね。
明日の生活に困ってるような人は収入をそんなもんに回す余裕はないから、こういう制度を利用できなくて税金を余計に支払わなきゃいけない。
こういう徴税の最前線でさえ、応能負担の原則に真っ向から反するようなシステムが存在していて、
とはいえ個人で何かできることもなく、自分自身もその制度の恩恵に預かっていることを、毎年遣る瀬無く情けなく思ってしまう。
とりあえず「金持ちに対する税金が高すぎる!」というようなことを言っているような人がいたら、やっぱりそれは嘘じゃないかなぁと思う。
エージェント通して現場に行ってる個人事業主のプログラマです。
去年この記事書いたんだけど今年も年収は700万くらいでした。
(ちなみに単価あがったけど現場変えるときに1か月休みました。)
国民年金基金と小規模企業共済に今年度から入ったので100万ほど控除額が増えたおかげだと思います。
みなさまありがとうございました。
【控除されるやつの内訳】
国民年金基金 15万
国民健康保険 60万
ちなみに手取りってどれくらいになるんだろうと思って今年初めて計算してみました。
上記以外に交通費や技術書などの経費が35万で住民税が50万くらいになります。
(健康保険と住民税は去年の額から計算されるので来年度はおそらく減額されますが。)
700 - (20 + 15 + 60 + 84 + 35 + 50 + 30)= 406
406万円でした。
こんなものかなと思いつつこれなら会社員に戻った方がいい気もします。
ただ休もうと思えば休めるのと現場変えても職歴が増えないのがメリットだと思います。
40超えると仕事が一気に減るような噂もあるようですがみなさま参考にしてください。
https://anond.hatelabo.jp/20190122090529
の元増田です
接近戦の話はランチェスター戦略で詳細ぐぐってみて下さい
前回の話はランチェスターの第二法則、近代戦における兵力二乗の法則に従い、戦いは数だよ兄貴って話を書いたんですが
生存者バイアスだろ、と書いた増田がいたけど、というかこの増田に限らず、そもそも障害児の親になった時に生存戦略が描けない状態なんだと思います
軽度と重度、最重度では違いますが、中程度であればトリソミーでなくともこの数字です。
成人するまでに、我が家の末っ子が国や自治体からもらえるお金は、
1100万 です。
内訳は
特児 約800万
子供手当 約245万(三人目なので増額
福祉手当 約114万
成人後は?
健康保険は、年金全額控除の範囲、税金系はほぼゼロ、よって丸々使えるお金になります。
まあそのまま私の扶養に入ると思うので、
よって
私が死んだ時点で、末っ子には3400万の資産がある状態になります
どうでしょ?親がキチンとしてやれば、ここまでは誰でもできます。
生存戦略、できそうですか?
三千万じゃ足りないと思う人もいるだろうし、なんとかなりそうってひともいるとおもう
むしろ、ここまでもらえるように動いていることが生存者バイアスだーとか言い出す人がいそうなのでそこは反論しておきますが
親がちゃんと調べて申請して、もらえるお金の価値と総額をみつめられる人が親なら全員ここまでは出ます。
無慈悲な数字の話として、中程度認定なら全員がでます、親の知識不足とスキル不足で使っちゃうなら、それ生存者バイアスでもなんでもなくて、ただの戦略不足だよ。
といいつつ、障害児の親の多くは、ここまで貯められるつもりも、もらっているつもりも無いと思う
予防線もはったところで
少なくとも、トリソミーの子を授かったからといって、即座に悲観するほどなんの支援も受けられないわけじゃない事は知って欲しいなと思います。
ここまでが覚えて帰ってほしい話、以下は余談とか皮算用とか細かい助成や補助による戦略なので読まなくてもいいです。
うちは子供NISAにいれてるのでこれより増える予定、NISAだけではやり続けられませんが、色々つかって今から50年も複利効果だせます。
なお国債に移していくとマル優という療育手帳で使える別の制度で、利息や利子を非課税にできます
さらに、私が療育手帳をつかって心身障害者扶養共済に入っているので、私が死ぬと月二万円、子供が死ぬまで支払われます
上の二人は、健常児なので
それぞれ子供手当使わずいれてあげても200万しか無いですね。
まあ、こっちには自分で稼げるように教育を施していくのでそれはいいのですが。
話戻って私が死んだ後の事、
うちは持ち家なので、これを相続させるのもありですし、グループホームに入っても自分名義のお金だけで月額費用は賄えるでしょう、ただ成年後見人として上の二人どちらかには後見人として補佐を私から引き継いでもらわないとな、と思っています。
でも金額が大きいので信頼できる弁護士とも顔つなぎしておかないとな、とは考えていますけど、今活動してる弁護士は、末っ子より先に寿命で死ぬから子供が成人した後考ることにしてます。
成年後見人と補佐については今回省略。
医療費について
自治体で大分変わります、都内でも区ごとで違いますし、県だと市毎で違います
道を挟んだあっちに家を買っていたら受けれない助成とか普通にあります、通勤可能圏で転居も視野に入れましょう
うちは、現在の手帳で成人まで0割負担になるところに住居を構えました。
成人後は自己負担分がかかり、入院については医療保険頼りになりますが
前述の通り、コープのJ1900に入っているので
成人後は、健康状態に関わらずV2000に入れます(J1900から入ってないと V1000にしか入れない)先進医療と個人賠償つけても月額2240円。
65歳をこえたら、プラチナ85へ移行可能なので、おそらく一生コープ共済でしょう。
税金や補助について
医療費と同じく市によって大分違いますが、中度障害程度だと他に比べて瑣末事です
例えば、プロ野球チームを抱えてる市だと、試合を無料でみれたり、NHKや光熱費、車の税金なども安くなるところもありますが
他の金額に比べれば微々たる違いなので、ここにあまり力を入れない方がいいですよ。
まあ余す事なく福祉を使い切るゲームみたいで、考えるの楽しいですけどね
さて、
こんな面倒な事を考える事がまず健常児より大変だーって思った人もいるかと思いますが
本来はこんなこと考えないでも普通はパッケージが売り込まれるべきだと思うんですよね。
でも今って、医者からは特にアドバイスもなく、たたき台の情報はないけど夫婦で話し合ってね!しか言われません
少なくとも、末っ子が生まれる前に、あなたが死ぬ頃までにトリソミーの息子さんが中程度障害認定なら三千万以上お子さんにお金出ますよ、なんて言われてません。
まあ、子供の障害程度でこの金額は文字通り桁違いに変わるのでそりゃ言われないけどさ。
おかげで
待って待って、産むにしてもどんなコースあるの?さっぱりわからんし、色々どこにコンタクトとるの?
ってなるのが実情なわけです。
てかコンタクトとっても、ここまで詳しく計算して教えてくれた人はいませんでした。医療保険のコープの話すらアドバイスくれた人はいませんでした
てか彼らも多分もらってないし、何もしてないんだと思う
それもまた仕方ないと思う、本来ならこんなこと調べないでもそれなりの団体が作られていて、教えてくれるべきだと思う
うちは中程度なので、軽度、重度の人がどんな数字になるかは話せません。
もし、どこか他に愛の手帳4度とか1度の人がいれば、是非一度
自分が死ぬまでに出るお金の話を計算して、この増田にでもぶら下げて欲しいなぁと思います
ここまで読んでくれた人、ありがとう
https://anond.hatelabo.jp/20190117033500
※本文ここから↓
https://anond.hatelabo.jp/20190113133500
元増田へのブコメでも指摘されていたが、ひとくちに「フリーランス」といっても業種、業態、経験、実力、性格などによってその態様は異なる。
そこでひとつのケースとして俺がWeb制作業界でフリーランスとして約13年間やってきた経験と、そこから得られた知見などを書いてみたい。Webデザイナー、Web系プログラマーには参考になるのではないかと思う。
こうして書き出してみると典型的現代っ子だなと思うが、32歳で独立開業して13年目の45歳の紳士である。
現代っ子と書いたが人間の性(さが)なんてそうそう変わるものでもないので昔っからこういう人だってたくさんいたと思うんだよね。さぞ肩身が狭かっただろうと思う。俺としては今の時代に生きられる喜びを日々噛み締める次第である。
さて、ここからは元増田に書かれていた諸々について、俺の場合。
まず「得意分野に集中できる」かどうかについては、概ね集中できている。
元増田に「デザイナーのフリーランスだったとして、デザインをやっている時間は2割くらいだろう」と書かれていたが、実はこの働き方は俺にはピンとこなかった。2割?なんで?って感じ。デザイナーにもDTP、Web、プロダクト、服飾といろいろあってどのデザイナーを指してるのか定かではないのでアレだが、WebやDTPに限れば、こんなデザイナーがいたとしたらそもそも何かが根本的に間違っているのではないか。我々は日々現金の出し入れの発生するタイプのビジネスではなく、案件など多くても月に数件、出ていくお金もたかが知れている。経理も事務作業も大して時間がかかりようがない。法人決算(個人なら確定申告)が大変だという話なら、それはそれだけ取引があるということなので、売上の一部を割いて税理士さんにお任せしたらどうか。あるいは以前noteかなんかで話題になっていた「イラスト1枚1,000円」みたいな仕事を大量受注してるのだろうか。
問い合わせ対応も上記の通り、数件の案件の同時進行程度なら電話やメール対応で作業時間がとれない・・・といった状況にはほぼならない。案件次第でたまにある程度。
営業も要らない。俺は決してスーパークリエイターでもハイパーメディアクリエイターでもないが、きちんとした品質のデザインとHTMLを、きちんと期日通りに作業進捗できれば次の仕事は来る。今のWeb業界ならこれが最大の営業活動だ。ちなみに俺は前述の通りの性格なので、作業も遅延しがちである。ただクライアントが最も恐れるのは最終的な期日を守れないことであり、そこに至るマイルストーンなら担当者の裁量でどうにかなることも多い。なので遅れそうなときは早めに相談するようにはしている(「執筆した増田のブコメ&トラバ対応が火を吹いておりましてデザイン初稿提出遅れます」・・・等)。
余談だが、DTPなどは逆にスーパークリエイターレベルでないと昨今厳しいのではないか。つまりは市場環境次第なので、ここはしっかり世の中の流れを観察する必要はある。たとえば俺が今不安を感じているのは年齢と国籍だ。50歳、60歳のジャパニーズWebデザイナーが食っていける市場が10年後、20年後あるのだろうか。
答えはわからないので、できることはなんでもやらねばならない。すなわち、スキルを磨くことは大前提として、歳取ってもトレンドにキャッチアップすること、歳取っても清潔感ある身なりをキープすること、英語力を磨くこと、今のうちもっと貯金しておくこと(これが一番できてない。子ども3人が独立するまで無理だろう)、海外の仕事を受注すること(これはやるべきなのか?やれるのか?どうすればいいのか?模索中。やってる人いる?)、アフィやWebサービスで地道に小遣い稼ぎすること(本業にいっぱいいっぱいでなかなか手が回らず)、ストックフォトで地道に小遣い稼ぎすること(同左。ちなイラストオンリー)。
自宅作業にありがちなベッドの誘惑や生活音云々というのは性格による。俺は大丈夫だったので運が良かった。
ちなみにすぐベッドやソファにゴロンしてしまう奴。性格だと諦める前にひとつアドバイスだが、まず椅子を変えろ。
世の中には座ったまま何時間でも平気で仕事ができる「高級ワーキングチェア」というものがある。最低10万〜20万出して、バロン、コンテッサ、リープチェア、アーロンチェア、エンボディチェアなど定評のあるワーキングチェアを買う。パソコン作業なら前傾より後傾タイプが適している。上の中ではアーロン以外は後傾タイプだ。高い買い物なので時間かけてショールームなど周って試座するように。
高級ワーキングチェアを使わずに「すぐベッドにゴロンしたくなっちゃうんだよねー」なんてのは当たり前だ。ヨドバシやイケアや楽天で買うなよ。ダイニングチェアも駄目だ。イームズチェア♪なんてもってのほかだぞ。椅子が原因でないならコワーキングスペース使うしかないが、当然その分利益は減る(=生産性は落ちる)な。
会議に呼ばれて生産性が落ちるというのはよくわからん。そりゃまあ落ちるがそれは「会社員と比べて落ちる」のではなくて「会議がない状態と比べて落ちる」だろう。フリーランス云々関係ない。
満員電車に乗る必要がなく、移動コストもかからない、最近はビデオ会議も増えてきた。好きな時間に仕事ができて、好きな時間に筋トレできる。夕飯も家族と一緒に食べられる。子どもと会話できる。そういう生活が気にいってる。もちろん深夜だって休日だって働くことあるが「深夜や休日働くかどうかを選べる。働きたくないなら平日頑張る」そういう選択を自分の裁量でできるのは嬉しい。
自堕落なので生産性は常に低いかもしれない俺だが、会社員時代だって遅刻したり頻繁に休憩とったり隠れてコソコソはてぶや増田執筆したり、とにかくダラダラやってたので、フリーランスになって生産性が落ちたということはたぶんないな。
これは元増田に書いてあるとおりだな。
会社員にとっての上司や会社が、クライアントに変わっただけ。上司に振り回され疲弊するように、クライアントに振り回され疲弊することはある。ただ上司はよほどのことがないと選べないのに比べると、クライアントはある程度選べる。選べなかったとしてもそのクライアントの売上に占める比率が1/10なら、ストレスも1/10だ。ちなみに、比率次第ではこちらから切ってしまうこともできるといえばできるが、俺はやらない。ひとりの担当者と折り合いが悪くても、別の担当の人が見ててくれて密かにかばってくれたりこちらの対応を逆に評価してくれたり、そもそも担当が変わってやりやすくなったり・・・好転することもままあるからだ。この辺は割り切って我慢である。
ただ肝に銘じておきたいのは、受託である限り「誰にも雇われない生き方してる俺カッコイイ!」などという状況にはなりようがない。電通だって「クライアントの犬」に徹することでビジネスをしている。鬼十則!なんつってイキってみてもあれは所詮犬の遠吠えだぞ(まあ電通の場合、犬は犬でも負け犬ではないがな)。自分のビジネスで金を稼いでる奴、世の中にとって有益なプロダクト、サービスを提供している奴は規模の大小問わず尊敬する。
収入といいつつ、元増田では支出への言及がメインだったのでまずはそこから。
この段落は長くなるので結論から書く。Web系フリーランスの場合・・・
つまり売上700万なら、年収500万〜600万の会社員と同じレベルの収入とみなせる感じ。さらに消費税納税義務のあるフリーランス(前々年度の売上が1000万超)なら、支出に消費税納税分をプラスしよう(これが痛い!)。ここではエイヤで消費税50万で計算すると、売上1000万なら、すなわち年収750〜850万くらいの会社員と同等。売上1200万で、年収950〜1050万くらいの会社員と同等だ。これプラス原価(この業界の場合ほぼ外注費かな)がかかる場合は、それも支出に加えてくれ。
仮にフリーランスが法人成りすると(俺がそう)労使折半といいつつ実質的には「俺」の稼ぎから全額出ていくので単純に倍。簡単な計算だ。
法人成りしない場合は国民年金と国民健康保険になるが、後者は収入が同じならやはり単純に倍。これも簡単。
難しいのは法人成りしない場合の年金。国民年金保険料は月額1.6万だっけ?なのでよほど会社員時代の給与が低くない限り払う額自体は安くなるのだが、受給額も低くなる。なので普通は小規模企業共済や国民年金基金やイデコなどに追加投資する。どの程度追加投資するか(しないか)は各自の自由なので一概には言えないが、仮に会社員と同じだけの年金受給を得たいと思うなら、やはり支払う額は倍、イデコとか頑張るなら3倍。さらにさらに会社員には無料でついてくる退職金。フリーランスではそんなものないので単純に老後資金積立として貯金するわけだが、豊かな老後のためにここも頑張ると4倍は覚悟がいる。会社員で社会保険料年額45万の人が独立開業したなら、社保で90万〜135万(会社員と比較するとプラス45万〜90万)、プラスお好みで老後資金貯蓄でン十万てことだ(ちょっと誤解を受ける書き方かもしれない。当然ながら会社員時代の年収が独立後の社保料に影響するわけではない。あくまで会社員を続けた場合と同程度の老後資金を得たいとするならば・・・の話である)。
次に税金。これはフリーランスの場合ある程度コントロールできてしまう。Web系の場合必要経費があまりないので経費を膨らますのにも限界があるが(後述)、法人成りしてる俺(外注費はあまりなく粗利率が90%とか)の肌感覚的には売上700万くらいまでは法人税ゼロでいける(もちろん法人住民税7万、個人としての所得税、住民税はかかる)。なので会社員とほぼ変わらん。そっから先は法人利益の30%くらい引かれる感じだな。会社員の累進課税+住民税10%を足してもこの辺の所得帯(課税所得900万以下)だとだいたい30%になるのではないか。ひとつ言えることは、売上5000兆円でも税金ゼロ円のアマゾンさんにはかなわんということ。ほんといい加減にしてほしい。
あと税金で痛いのは消費税だ。売上1000万超えると次々年度は消費税を納税しなければならない。請求を次年度に立てるなどして1000万未満にできる感じならしたほうがいいよ。
次に経費。ことWebデザイナーに関する限り「独立開業してるからこそ発生する経費」ってあまりない。PCとネット環境は会社員だって自宅用に自腹で買うだろうし、自宅なら家賃も不要、水道光熱費も不要、事務用品費なんてご家庭レベルで十分、むしろこれらすべて会社員なら単純に出費でしかないが、事業者なら経費にできる。スマホも通信費も外食も書籍もアプリも英会話も車も駐車場もはてぶスターもぜんぶ経費だ。
会社員より余計にかかる出費といえば上にあげたワークチェア(しかし一度買えば10年以上使える)、ソフト・フォント・オンラインストレージなどのサブスクリプション(最高でもAdobeやモリサワの月約5000円)、自社サーバ費(月3000円以内)くらい。打ち合わせにしょっちゅう呼び出されて交通費が辛いレベルのクライアントがいるなら、見積もりにこっそり積んでおけば問題ない(しかしそんなクラ今日日ほとんどないのでは?)。もちろんPCもスペックは盛るし外部ディスプレイや周辺機器も多少はかかる、通信費は普通の家庭よりかかる、一日中いるので水道光熱費も余分にかかる、そういった諸々を考慮して、そうだな、会社員よりもプラス年50万も見ておけば十分ではないか(経費が年50万ではなく、会社員と比較して余計にかかる部分として年50万)。
そんなこんなで会社員時代と同等の実入りを得たいならば、社会保険料でプラス45万〜135万、経費でプラス50万、合計100万〜200万くらいの収入増が必要になる。そして売上1000万円超えたら、消費税納税分で何十万が別途出ていく(原価+経費次第)。
一番肝心の話。スーパークリエイターでない人間が独立して売上をあげるにはどうするのがよいかという話を少し。
まあ俺も大して稼いでないのででかいことは言えない。というか反省からの知見という意味合いもある。
木造2DK賃貸 | 都民共済 | 全労済 | ヤマダ少額短期 | イオン少額短期 | エポス少額短期 | アイアル少額短期 | 楽天損保 | 日新火災 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
借家人賠償 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | 2,000万円 |
家財 | 800万円 | 800万円 | 1,000万円 | 350万円 | 450万円 | 700万円 | 800万円 | 800万円 |
保険料 | 10,400円 | 10,100円 | 6,600円 | 6,900円 | 18,000円(2年) | 8,600円 | 11,520円 | 11,000円 |
割戻金 | 30.20% | ? | - | - | - | - | - | - |
実質保険料(1年) | 7,259円 | 10,100円 | 6,600円 | 6,900円 | 9,000円 | 8,600円 | 11,520円 | 11,000円 |
必ずしも共済最強って訳じゃないんだな
たまにキツかったら精神科か心療内科に行ってみたら?という無責任なアドバイスをあちこちで見る。
行って何も弊害がないのならそれでも良いのだが、弊害は残念ながらかなりある。
例えば、住宅ローンが借りられなくなる。もしくはかなり金利が上げられる。精神科通院歴があると、住宅ローンとセットで入る団信の加入が難しくなるからだ。
次に、まともな保険に入れない。生保、損保、共済全てで加入申し込み時に精神科の通院歴を告知しないといけない。通院歴があったら原則アウトだ。既加入者でも、更新時に更新拒否を食らう。近年は一年更新の商品が多いから、精神科に一度でも行ったら、来年は無保険を覚悟せねばならない。
他にも就職時の身辺調査でひっかかるとか、借家できなくなるとか、いろいろある。就職に関しては障がい者枠で行く手があるが、給料は額面20万行けばかなりマシなほうだ。
どんな契約でやっているの?契約社員的なのなら、報酬から源泉徴収済みだろうから、普通は余計に取られた分が帰ってくるくらいじゃない?請負だって源泉徴収があるんじゃないんだっけ?どうして、そんなになるの!?
そんだけ収入があって経費が足りないんじゃない?青色申告にするとか、なんか手は考えた方がいいよ。同業の似たような友達とかいたら話聞いてみるといいよ。
小規模企業共済 月7万 http://www.smrj.go.jp/kyosai/skyosai/
確定拠出年金 月6.8万 https://www.ideco-koushiki.jp/ 国民年金基金と合わせて6.8万まで(付加保険料をつけると6.7万)
国民年金基金 月6.8万 http://www.npfa.or.jp/ 確定拠出年金と合わせて6.8万まで
付加保険料 月400円 http://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo/20150331-03.html
やってないなら、加入するといいよ。税理士もなかなか教えてくれない
#追記
上記は確定申告書の「小規模企業共済等掛金控除」に該当して「所得から差し引かれる金額」になる
課税所得が減るうえに積み立てができ(個人事業主の年金(最大165.6万))、翌年から所得税、住民税、健康保険税が減る
更に積み増すなら
経営セーフィ共済(800万まで) http://www.smrj.go.jp/kyosai/tkyosai/
参考URL:
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/freelance_jobs/1086772.html
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/special/1097606.html
ここからいろいろたどれる
https://internet.watch.impress.co.jp/category/topic/business/
こんなもんでイメージ合っているだろうか。
<収入>
手取りで
・夫:25万円×12ヶ月=300万円(額面は400万強)
合計:34.5万円×12ヶ月=414万円/年
<支出>
・家賃 :10万円×12ヶ月=120万円(都内近郊の1LDKならこんなもん?和光とかで十分)
・食費 :3.5万円=42万円
・医療費 :0.5万円×12ヶ月=6万円(子供の風邪感染ったりで増える)
・小遣い夫 :3万円×12ヶ月=36万円
・娯楽費 :1.5万円×12ヶ月=18万円(年一で温泉ぐらい行ける)
・急な出費 :3万円×12ヶ月=36万円(結婚式とか、家電買い換えとか)
・貯蓄 :3万円×12ヶ月=36万円(確定拠出年金プラスα)
合計:34.5万円×12ヶ月=414万円/年
※追記:「急な出費」は、使わなければ貯蓄にまわす