窓口対応が大変と聞くと保険の営業が真っ先に思い浮かぶ。平日に喫茶店で仕事してたら隣の席で保険屋の若い営業の方が、おっさんの雑談を延々と聞いてる現場に出くわした。おっさんもおっさんだけど営業の方ももう少し要点をまとめて話せよと。「終身じゃないのか不安だな〜」「そうですかね〜」。そうですかねぇじゃねえよ。お客様の予算感だと終身は難しいですが、予算をこれだけ増やせば終身に切り替えられますで終わりだろ。これほんと誰も得しない無駄な時間じゃん。相談だけで2000円でも取れば、聞く側も話す側も要点をまとめて話すだろ。
だいたい、おっさんの不安を解消するためのコストを誰が支払ってるかって、保険屋じゃなくて契約者じゃん。何が悲しくておっさんの身の上話に付き合う営業さんの給料を我々の保険料から支払わないといけないんだよ。
保険屋が売上を上げるために商品を複雑化して保険料を高額にする→保険に入りたい人が十分な判断ができないので営業に相談する→営業の人件費が膨らむ→共済やネット保険にコスト面で勝てず更に商品が複雑化する。なにこの悪循環。
ネットで自力で調べられる人と、調べようともせずに営業さんと延々と長話する人の支払う保険料が同額って、もう意味わからん。いやまぁ直接営業さんと会う人の場合、いろいろ丸め込まれて高額契約する可能性はあるけど、高額契約に到らなかったら相談料もらうべきだろ。どうも営業の一環として無料で相談できると思ってる人が多すぎる。相談料取るようになれば営業職に対するブラックなイメージも改善するわ。