はてなキーワード: 自力とは
2名が同じ時間に飯を食い、同じ時間に排泄をし、同じ時間に寝ればまだなんとかなったかもしれないが、現実は厳しい。
19時開始であれば3歳児の調子が良ければ20時に晩飯終了。現実は厳しく大半は20時15~20分に晩飯終了。
お風呂にすぐ入れたいところだが、晩飯食べたあとに少し遊びたいのとうんちを催すの待ちで20分近く時間を取られる。
補足すると、うちの3歳児はおしっこは自力でできるが、うんちは便器でできないのでこのときばかりはまだおむつだ。
うまくうんちをさせつつ、妻or夫のどちらかが先行して風呂に入り、
自分の体を洗う→3歳児を入れて洗う→0歳児を入れて洗う→最後に入る方がお風呂入りながら風呂掃除する
この裏では、出てきた3歳児、0歳児を拭いてベビーローションなど塗って寝る準備をして、且つ自分たちの髪を乾かし、肌対策とかしてる。
うまく行けば21時前半か大体は21時半になる。
ここで3歳児、0歳児を同時に眠らすことができれば大勝利なのだが、現実は厳しい。
3歳児は突然現れた0歳児の手前年長者を装っているが、寝るときだけが母親を独占できる唯一の時間である。
3歳児は母親と二人だけで寝たいのである。いつもは我慢しているところもあるので、二人だけで寝かせる。
この時妻にはあとで起きる約束はする。
一方で夫は0歳児をあやすために抱っこしながら室内をウロウロする。すぐ寝てソファとかに置ければいいのだが、現実は厳しい。
3歳児が、やれお茶飲んでない、やれ足がかゆいのでアンパンマンパッチ貼ってくれ、パパ何見ているの?だのなにか理由をつけてリビングに来るのだ。
父親との時間も取りたいのか、それもと1秒でも長く起きて母親との時間を作りたいのか、そういうものである。
なんとか22時か22時半には来なくなるのでそれまでは0歳児を抱っこして逃げる。
22時半から23時ぐらいまでは自由時間となるが0歳児は抱っこしたままだ。
0歳児は1日の大半を寝ているので、朝も昼も夜もない。夜になったら寝るというのは社会性を持った人間だけである。
23時に目がバッキバキの0歳児を見ていると心配になるがそういうものだと思っている。
妻は寝ている。みな子供を寝かしつければ分かる。あれは誰だって寝る。
3歳児が寝たので起こしてもいいわけだが、大人からしたらちょうど眠りに落ちる前後だろう。この時に起こすのはさすがにかわいそうである。
ということで結局23時半には0歳児を抱きながら布団に行き4人川の字で寝ている。
この生活サイクルが今はベストだと考えていて、今後何をするにしても一旦子供が12歳と9歳ぐらいになるまでは待ちの時期だと考えている。
まだまだってことはないと思うよ。日本や海外のシェアが高い素材・部品があることを指して「中国にはまだ無理」みたいな話をする人の中には、単純に国際分業体制について理解してないやつも多いし。
後発国の一部が成熟して技術先進国になっていく過程で、徐々に最終製品も自力で作れるようになっていくことがあるけど、素材や部品(特に初期開発投資が多額になる素材・部品)は、既存の技術先進国企業から輸入し続けるパターンも多い。先行企業が既存投資の成果で安価に高品質に提供できている製品なら、わざわざ自国で作るより、よそから有り物を買った方が安いから。
問題は、そういう国の産業が、貿易障壁や安全保障上の理由で、最終製品に必要な素材・部品を海外から買えなくなった時にどうするかだ。2019年の、日韓の半導体材料3品目(フッ化ポリイミド・レジスト・フッ化水素)の輸入規制強化問題を覚えてるだろうか。あの時は日本の元気の良い人達が「日本の高純度半導体材料は韓国シェア○○%、これで韓国の半導体産業は死亡wwww」ぐらいなことを言っていたのだが、結局どうなったかというと、今では韓国のフッ化ポリイミドの対日依存度は0に、レジストは半分以下に、フッ化水素は1/3になった。海外から材料が買えなくなれば、当然、国内のケミカル産業には大きな市場と商機が生まれる。サプライヤーとしては、設備投資がリクープできることが見えてれば積極的に技術投資する。結果として日本の半導体向けフッ素関連製品製造企業は、(「徴用工問題をめぐる意趣返しとしてホワイトリスト外しを使っちまえ」という官邸の浅はかな考えのせいで)劇的に業績が落ちた。つまり「現時点で国外依存度が高い」だけではなく、「いくら商機があっても技術的に超えられないハードルがあるかどうか」がポイントで、上記3素材については日本側の想定よりハードルは低かったということ。
素材や単純部品に関しては、今時は「特定国に囲い込まれていて、他国ではどうにもできない製造技術」というのはそれほど多くない。その製造ラインやプラントを設計したり実際に製造に関わってる人材は、貿易障壁とか安全保障上の理由とは関係なく、どんどん引き抜けるので。さほど金にならないなら手を出さずによそから買うし、金になるなら自国内でやる。それが国際分業というもの。
とはいえ「高度半導体製造業」は、さまざまな要素を組み合わせて最終製品を生み出すメガ・インダストリーなので、素材や単純部品ほど簡単に「自国で代替」とはいかない。同時にたくさんの素材産業・部品産業を編成しないと最終製品の内製には辿り着けないからだ。たとえばx86系CPUを国際流通価格で海外から調達できる間は、中国という国が自力でCPUを内製するコストメリットはほぼなかった。山東省などで行政紐付きのCPUプロジェクトも複数立ち上げられたが、資本主義のエンジンである市場・商機・利益が期待できないプロジェクトは産業としても成長しない。人材も呼べないし、サプライヤーもついてこないし。
こういう形で、ある意味では国際分業体制によって中国の半導体産業の内製化率向上に一定のブレーキがかかっていた状況の中、今回のバイデン政権の規制は仇になってしまう(中国側の技術投資と内製化率を加速させる)可能性がある。10nmなどプロセス幅での規制は、中国半導体産業が力を入れている次世代半導体(GaNベース)にはあまり効かない。業界サイトのセミコンポータルの以下記事読むと、規制案を受けて、HUAWEIやSMICが次世代半導体製造で内製化率向上の弾込めを着実に進めているのがわかる。
https://www.semiconportal.com/archive/blog/insiders/hattori/220107-uschinawebinar.html
半導体は、コストミニマムめざした国際分業で成り立っている産業である。日本の政治家は、米中や世界の緊張を和らげ、各国が火花を散らさぬように政治力を発揮すべきである。それが日本の責任であり義務であろう。
この含意が読み取れるだろうか。米中の半導体をめぐる対立が激化し、産業として二極化すると、日本の半導体製造に関わる諸産業が(フッ化水素など3素材を作っていた日本企業と同様に)割を食うことになるぞ、と言っているのだ。
ローカロリーで暮らすお嬢さん・おねえいさんは毎日ウンコしなくていいはずだが
そもそもそんな食ってねーですやん
それでも気になるなら1〜2日断食した後に暴食してごらんよ。たぶん出る
あと胃腸弱っているときに食物繊維モリモリ食べるのはダメなやつ
食物繊維はダイエット、美肌づくり、腸内環境の整備に欠かせない栄養成分で、体に悪いイメージはほぼありません。しかし、胃腸の機能が弱まった場合は例外です。ヒトは自力で食物繊維を消化することができないので、腸内細菌に消化吸収を助けてもらっています。胃腸が弱っている状況で多量の食物繊維を食べると、消化吸収が追いつかず、下痢あるいは便秘を引き起こすことがあります。
胃腸に優しい食事を食べるコツ|自炊、中食、外食で使える | 東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック 足立区院
またツイッターランドで「無痛分娩に反対する無理解で時代遅れな親」みたいなのがバズってたので、
無痛分娩オプションは10万円ほどかかるが、夫は無痛の方がいいんじゃない?という感じで、
病院を探す時点で無痛ありのところを条件に入れていた。
自然に陣痛は始まったものの予定日から1週間オーバー、胎児の体重3000gオーバーということで、
初産な上に小柄な自分にはかなりハードルが高そうでビビっていた。
産婦人科の助産師さん(女性)に相談すると、「子宮口もかなり開いているし、薬に頼らなくても産めるよ」と言われてかなり反対された。
どんどん大きくなってくる陣痛に不安と恐怖が大きくなってきて、悩んだ末無痛にすることを決断。
ドスン!と車にぶつかられたぐらいの衝撃。
そこからお産になるんだけど、麻酔のせいで確かに痛みは鈍くなってるものの、
いきんでくださいと言われても力が入らない。一生懸命いきんではみるんだけど、
いっこうに出てくる気配がないまま数時間が経過し、体力を消耗しきってしまった。
先生が直々に吸引分娩を行うも出て来ず、最終的には大柄な先生がお腹の上に乗っかり、
全力で押し出すという力技で命からがらひねり出した。
産めた時は幸せホルモンが大量に分泌されて多幸感に包まれたけど、
会陰も切開して大量に出血して、夫によると唇が真っ青で死相が出ていたそう。
これから無痛を選択する人にアドバイスするとしたら、しっかり食べて体力を蓄えておくこと。
いきみ方のイメージを(臨月になる前に)ある程度持っておいた方がいいかも。
麻酔してからいきなりいきんでくださいと言われてもどこに力を入れればいいのかのかわからない。
とにかくいきむという重要な行為に対して麻酔でハンデを背負うことになるので、
私みたいに筋力がない人は大変かもということは覚えておいてほしい。
あとは赤ちゃん自身が自力で出てこようとするかどうかという要素もあるので、安産になるかどうかは運次第かなあ。
会陰切開した後を縫い合わせた傷に触れるのが怖くて、産後半年はセックスもできなかった。
この出産経験がかなりトラウマになって二人目を産むのも怖かったんだけど、
数年後通常分娩を選択したら拍子抜けするほど安産だった。分娩台に乗って30分以内にスルッと出てきた感じ。
赤ちゃんの大きさが小さかったのもあると思うし、一人目の経験でいきみ方を体が覚えていたのかも。
もちろん痛いのは痛かったけどね。
どちらにせよ出産後の多幸感というのは、他ではちょっと味わえないな。
これに味を占めてそのまた数年後また産むことになるんだけど、長い妊婦生活と痛みや苦しみを
乗り越えて産んだあとはどんな方法であれ、とっても感動的。
変な話だけど本当に感動するってこういうことなんだな、って思う。
通常分娩での難産を経験してないので、自分の経験だけで無痛より通常の方がいいというつもりはないけれど、
無痛ならではのデメリットは、比較的安産だった時の痛みというデメリットを上回ることもあるので、
通常より無痛の方が無条件でおすすめということはないとだけは言っておきたい。
兄弟3人それぞれ生まれた順番も違えば、育ったときの環境も違う中で誰が一番親の世話になったかなんて簡単には推し測れない。
誰が一番負担を強いられているか、と言うことだって簡単には言えない。すべてを金額に換算できる訳でもないし。
一番上は一番上なりに親の手厚いサポートを受けてきた。親が健康なうちに20代を謳歌できた。だけど、一番年上ということもあり、親からあてにされることも多かっただろう。
二番目は高卒と同時に家を出て自力で生活をしている。だから親の手が一番かかってない。
三番目はバカだったので教育にお金がかかっている。だけど一番年下ということもあり、若いうちから親のサポートをしなければいけなくなっている。
それぞれ言い合ったところでまとまる訳ないんだから、今起きている問題に対して、それぞれができることを分担してやろうよと言いたいのに、私がすべて背負えばいいんでしょ!!と啖呵切って話し合おうともしないやつもいる。
話をする気はないと言っておきながら、話し合いを拒否していると非難すればそれを否定し
妙に癇に障る言い回しをしておきながら喧嘩する気はないと言ったり
自分だってストレートにモノを言わないくせに、言いたいことを言えと言ったり
親の性格だって、もう治らないと諦めて接しているのに、自分はこれが嫌だと理解する気も示さず、それを理由にやるべきことをつっぱね…
親にも問題があり
両者を取り持たねばならない自分は心底疲れている
連絡がくるたび鼓動が激しくなり
返事を見れば涙し、、、自分の心が壊れそう
支離滅裂できっと伝わらないだろうけど
吐き出したいだけだから
最低限の生活費が得られればそれだけで救われるという者もいる
時給が健常者の半分でも良いから自力でお金を稼ぐ方法の紹介が欲しい
喉から手が出るほど欲しい
異性にモテないことより100億倍辛い
世の中にはそういう奴もいる
ずっと中小企業でしか働いてこなかったのが、晴れて上場企業に転職した。
大学中退フリーターから中途採用で社会人始めて、キャリアアップのための転職を順当に重ねること4社目。
はてブの有能な人たちみたいに700万とか800万もらってるわけではないけど、自分の年齢の中央値よりちょっと上ぐらいにはもらえるようになった。
給与水準の低い業界なので、業界内で見たらそれなりに給与が良いほうのはず。鼻くそから人間になれた。
前職まではタスク量が自分のキャパの150%ぐらいの分量あって、残業に次ぐ残業でなんとかこなしていた。
現職では降ってくる業務は自分のキャパの80%ぐらいの分量なので、その分ルーチン業務を改善するための施策だとか、今後への投資みたいに勤務時間を使えるようになった。Excelで便利ツール編み出したり。
曜日の関係ない業界だが、前職では管理職でもないのに自分の公休日に私用携帯が鳴りまくっていた。今は全くない。何かイレギュラーが起きてもそのとき出勤している同僚が申し送りをもとに自力で解決してくれてる。
かなり体系立った評価制度が存在していて、どんなスキルや業務を身に着けたら次のステージが見えてくるのかが明確になっている。また、それを誰がいつどうやって評価するのかがはっきりしているのでモチベーションが維持しやすい。
前職ではいつ昇給・昇格のチャンスがあるのか、どうしたらそうなれるのかが曖昧だった。たいていは上の役職者が潰れて退職して繰り上がるケースが多かった。
はてブではえらく評判の悪いツールだが、前職まではPC版LINE(もちろん私用携帯のアカウント)で上司とコミュニケーションを取っていたので、これも感動した。確かに便利。
世の中、VPNぐらいはどこの会社でも当たり前に導入されてるのは知識では知っていた。
現職では、外部ストレージは一切使用不可、VPN接続しないとそもそもエクスプローラーが使えない、Googleのログインは一切できない(会社のツールはMicrosoft系で統一されてるっぽい)など。
当然勝手に便利なフリーソフトをインストールしたりできない。私物のG pro wirelessを使っているのでGHUBインストールさせてほしいなあ。あとサクラエディタも使いたいんだけど……
外部ドメインへのメールは保留にされて自分でダブルチェックのうえ承認しないと送信されないのはまあ有効性を感じられたが、自動PPAPは実際目の当たりにするとまじで意味不明だった。恥ずかしいからやめてほしい。
プリンタのローカルIPがわからないときとか、VPN周りが正しく使えないときなんかはここに泣きつくとなんとかしてくれる。なにもしてないのにパソコン壊れても大丈夫!
中小企業あるあるで、業務内容が口伝で秘伝のタレみたいになってる環境しか知らなかったので、ほとんどの業務内容にマニュアルが存在していて感動した(teachmeなるサービスを初めて知った)
sharepointで優秀社員が表彰されていたり、新入社員のストーリーみたいな特集が載ってたりする。俺は絶対に載りたくないけど、読むのは面白い。
問題集の答えを写経して勉強入門ってのもそれ機械学習の手法じゃんなんで人間がそれやってても将来的に頭打ちになるの分かり切ってるのに何で今更そんなハートフルなお勉強する必要があるわけって思うんだけど普通の人は学歴をつけて高い年収のお仕事について家賃を自力で払えるようになれればそれでいいらしい
かなり前に似たような増田を書いた記憶があるが最近新要素を仕入れたのでまた書く
しかし一人暮らしなので流石に自力で買い出しなどに出れなくなると困るので膝を傷めない軽めの筋トレを探していた
そこで見つけたのがダイソーに売っているリスト・アンクルウェイトだった
250gと500gのものがあり、ヒキデブなのでいきなり両足1kgなんて着けたら関節が外れると思って250gを2つ購入した
これが両足500gでも意外と効く
あまり強い負荷をかけると途端に翌日動けなくなるので軽く軽ーくその場で腿上げをしたりベッドで足を上下させる運動をする程度だが、それでも結構筋肉痛がすごい
これを手首にも巻いたら全身1kgになってヒキデブには相当な負荷になるだろう
当分は上記の軽い負荷をかけていくが、ステップアップまで何ヶ月かかるか
全身10kgとか着けてトレしてる奴も世の中にはいるらしい
もっと早くハマりたかった!!今年に入って初めて偶然にTHE ORIGIN見たらめっちゃ面白くてシャアってこんなサイコパスみたいな面白イカレ野郎なのかよと興奮して
ファーストの劇場版やZのTVアニメ版と劇場版、ZZと立て続けに見た。逆シャアやハサウェイも見てアナザーガンダムも追い始めた。
面白い。
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ガンダムは初見ではなく、俺がリアタイでも見始めたのはSEED以降だけ
Zガンダムを見たことでもしかして酷評されてるSEED DESTINYってZを少しオマージュしてた?っていうのにも気づけて感動した。
シンは最初こそカミーユっぽいけど結局ジェリドだったなと感じている。これは当時も言われてたんだろうか?
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個人的にはZガンダムが一番好きで、ZZは対象年齢を少し下げたのか子供っぽいというか、コメディタッチな要素が多いなと思った。
カミーユやアムロが割と鬱屈しているのに対してジュドーがあっけらかんとしているというか。
ただ、アムロやカミーユは家庭こそ機能不全でネグレクトに近い状態ではあるが教育は施されているし食べるものには困っていない。フラウ・ボゥやファが面倒見てくれてるし。
対してジュドーって貧困層の子どもで親は出稼ぎ行ってて明日を生きるのにも精一杯、閃光のハサウェイで現地の運転手がマフティーが1000年先の話してたってこっちは今日や明日で精一杯、みたいなこと言ってたけど、
ジュドーはまさしくその運転手側の立場の子どもで、それが戦闘に巻き込まれていく中で最終的にちゃんと自分や周囲の未来を考えられるように成長していて嬉しくなった。
アムロに関しても親と決別した後に自分の居場所を見つけて生きがいや目的を逆シャアまでにきちんと確立していくところが描かれていて良いなあと思うので、カミーユのそういう姿も見たかった。
Z劇場版はある意味そういう成長したカミーユを見せてもらえたのかもしれないということで思うところは色々あるが受け入れている。
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この作品を見て、改めて富野由悠季監督の描くガンダムでの女性の描き方について考えるところもあったんだけど、
ファやフラウ・ボゥが男の子をケアする側として描かれているものの(30年以上前の作品にそんなことでケチ付けるつもりはない)、Zでは女性パイロットもたくさんいる。
最初見た時にほんとレコアさんの考えが理解できなかったんだが、
戦争で家族を亡くして行き当たりばったりな生き方をしてきて、ジャブロー降下作戦でもひどい目(おそらく性的被害)にあって、女性性というものにとらわれざるを得なかったのか、
男性社会で求められる女性のあり方を内面化して生き抜こうとしたものの、やっぱり女をモノとしてしか扱わないシロッコや他の男達に傷ついてしまったんだろうなと考えるに至った。
エマ中尉は男性社会での現行ルールに則ったまま自力でガラスの天井を爆破する的なあの時代に求められる”強い女性"を描いてる部分があるのかなあとも思った。
富野監督のインタビューもいくつか読んだけど作品をつくる上でその社会がどんな歴史、文化を形成してきたかというのがちゃんと練られていて、その上でこの社会の中のこの時代に生まれた人がこういう経験をしたらどう人格が形成されるかも考えているんだなぁと感じたから俺ももっと早くガンダムを好きになって富野由悠季の世界展に行きたかった。
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女性の描き方だと、カミーユの母親とかF91のシーブックの母親とかも仕事をバリバリこなす女性だけどどちらも家庭を顧みてない状態で、
仕事で成果をあげるには男性と同様に家庭を放り出して仕事をこなさないといけないまだまだ自力でのガラスの天井爆破型女性が求められる、という作品外での社会問題を感じたし、
逆シャアではチェーンが技術者としてバリバリ仕事していたけど彼女は独身だからやれてるだけで仮にアムロと結婚とかなってたらどうなっていたのか、とも思うし、
そう思うとアストナージとケーラの関係はあの時代にあってすごく先進的というか、男性であるアストナージから「サラダを作って食べよう」みたいな提案してるのはかなり新鮮で結構驚いた。
ジェンダー的な部分だと∀でもさらに踏み込もうとしている感はあったし、Gレコではノレドが乱暴な喋り方なのが新鮮だった。
けっこう「~だわ」みたいな「女言葉」っていわれるような言葉遣いがZとか昔は多かったのがノレドは「~だろ!」みたいな荒っぽい言葉遣いしていて、思えば中高生のときの同級生の女子も結構そんな感じだったなと思うし、
そうした描写の変化を追っていくのも楽しい(まだ∀もGレコも途中までしか見れてない)
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こうした点も踏まえて富野監督作品じゃないけど「水星の魔女」ってすごく踏み込んだ作品だと感じた。
まず女性キャラクターを主人公にした上でさらに家父長制的なあり方を初っ端から批判的に描いている。
鉄血のオルフェンズで同性愛キャラクターがいたり、最終話でアトラとクーデリアがおそらくパートナー関係?(恋愛ではなさそう)になっていたりとアナザーガンダムでもじわじわ踏み込んできていたのが
いつだったか韓国のエンタメか映画「パラサイト」のポン・ジュノ監督の特集だったか忘れたけど、
韓国では人口が少ないし少子化でもあるから映画や音楽は最初から海外で利益を上げることを視野に入れていて、そのために世界に通用するやり方が必須と言ってて、
働き方はもちろん、作品の制作でもいろんな人(国籍、人種などなど)が見ることを前提にしているとかで、BTSも曲の歌詞は自分たちの表現が差別的でないか専門家のチェックを仰ぐとやっていた。
ガンダムはすでに世界で人気だけどより本気で世界で儲けるために社会問題とかフェミニズムを積極的に取り入れ始めたのかなぁとちょっと思ったし、
さらにはもとからいるファン(ガノタと呼ばれる人たち?と美少女好きそうなオタクとか?)も突き放さないために美少女キャラを入れてウテナっぽくして百合アニメと受け取れるような演出してて”うまい”なぁと思った。
まだプロローグと1話だけだしどうなるかなんて分かんないけどさ、とりあえずまだ見れていないガンダム作品があって水星の魔女もあって楽しみがたくさんで幸せだ。
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