はてなキーワード: 日見とは
昨夜、AI がめちゃくちゃ発達した夢を見たので纏めてみる。
夢なので、整合性とかはまるでない。
AI 自体が家族になっていた。AI を家族に加えるのには国に申請が必要で結構な費用がかかるっぽい。
彼らは特定の媒体(デバイス)に依存せず、Bluetooth かなにかで通信できれば憑依するみたいに自由に媒体を変えることができた。
アンドロイドやスマホ・ドローンなどを媒体にするのがメジャーだった。
AI を労働力にすることもできた。ビットコインのマイニングみたいな感じで特定の企業に対して労働力を提供できた。
でも、なぜか不思議なことに「AI だと媒体となる機械などが劣化しない限り無限に働くことができる=占有できてしまう」みたいな理論で AI にも労働時間が決まっていた。
なんというかこの時代では AI の発達で労働がめちゃくちゃできてしまうのでセーブしましょうという流れだった。
(本来の自分が怠け者なので夢の中でもそういう風潮になってしまったのかも)
また、AI にも人間と同じく選挙権・被選挙権があった。この辺は興味深かったけど、残念ながら今回の夢では深追いしていなかった。
ツイッターでは男性の発達障害者が恋人ができない、結婚できないことを嘆いている。
発達障害に限らず、男性の障害者は、パートナーを見つけにくい。
いや女性障害者も含めても、以下のとおり結婚率は一般に比べて低い。
内閣府の発行している「平成25年度 障害者白書」によると、配偶者がいない割合(未婚率)は、身体障がい者が約35%、精神障がい者が約64%、知的障がい者が約97%と健常者の約26%と比較して突出して高い割合になっています。
こういうことを言うと、乙武さんとかパラリンピックのアスリートなどの勝ち組障害者を例に出して、
「乙武さんは重度の障害があっても結婚して子供もいる。お前が結婚できないのはお前に問題があるから」とか言う人がある。
統計的な例外値を持ってきて、個人の困難を無効化しようとする言論。
以下、オトタケハラスメントの具体例。
韓国で反日の人ばかりじゃありません!ってフォローを必ずいれるけどさ
でもその中で紹介されてた、反日フレーズを叫ぶことを強要されたって批判している高校生はそのあと、高校辞めさせられて悲惨な目にあってたし
そもそも反日の人ばかりじゃないなら、不買運動でビールの売上げ9割落ちる?
単純に9割減=10人中9人が反日不買に参加したってことで、どう見ても国民のほとんどが反日と思うんだけど
テレビで反日は一部!って叫ぶ番組見る度に、本当に一部なら不買運動であれだけ売上げ落ちるわけなくね?とか思うんだがなあ
日本でも嫌韓ばかりじゃない!ってのも言ってたが、そりゃKPOP流行ってるし、不買とかしてないし、そうだよな、って思うんだけど、韓国の反日ばかりじゃないってのは絶対嘘だと思う
彼(彼女)に対するたくさんの憎愛や嫉妬のような感情をここ数日見かけるようになったけれどとんでもない話だ
元になった漫画でおパ島についてわかることは
「綾城さん(神)と会話をしている」
だけ、それ以上もそれ以下もない
・おパ島がすべての作品を読んでいない だとか
・感想が「笑った」だけのお前に作品の良さがわかるのか だとかいうのは完全に七瀬の思い込みでしかないし
他ジャンルへの移行もヲタクの世界では日常茶飯事。神が決めた(ハマった)ものである以上遅かれ早かれそうなる運命にあったのかもしれない
私のように創作も何もしていない人間から言わせれば神と使徒が会話をしているようなものであり怨嗟を吐くなんて勘違いも甚だしい
そこから自身の創作に熱を向けた七瀬・友川は素晴らしい、神へのマシュマロも配慮に満ちている
この二人のような人間こそフィクションなのかもしれないと思うほどだがツイッターでは自身にとってのおパ島に対する怨嗟で満ちている
怨嗟を毒マロやDMでぶつける前に己の行いを顧みてもらいたいものだ
・作品が認知されている七瀬でも神に近づくにはイベントで直接顔を合わせるという行動なしにありえなかった
・友川もラストから察するにこれから神に認知されるのだろうがそれもひたすら書き続け、神に感想を送り、おパ島のアシストがあってはじめてなしえた
それだけの事をしているのか?仮にしていたとしても匿名で毒をぶつけるような人間が「いいと思った物を素直に神に紹介するおパ島」よりも人間的に優れているとでもいうのか?
おパ島はきっと広まるのだろう自分が正しい努力をしているかも考えない、他人の行いを正しく評価することもできない人たちの手によって
・吉本のスタッフになりたい→学歴が必要らしい→じゃあ勉強しよう!→早稲田の理工学部に進学
・ダンス部に入ったり勉強したりしてたら普通に大学生活が楽しくなって本来の目的だった吉本入社の熱が冷めかけて大学院に進む
・久々に吉本の劇場に行ったら再燃してやっぱり吉本入社を目指す 一度は落とされるもののどうにか入社
・異常に忘れっぽくポンコツすぎてまだ誰かの専属マネージャーにはなれず先輩の穴埋め要員として働くのがメイン
・Excelを使えるスゴイ才女なので会計などの仕事は素早く正確にできる
・時間の無駄という理由で料理はすべて外食、自分で一切作らない
・ダンス部の経験を活かしてかまいたちのライブに出させてもらったことがある
・千鳥大悟は女性マネージャーだからということで着替えの時などに気を使っている
・昨年母親を唐突に亡くす悲劇に見舞われつつも周りにかわいがられ頑張っている(ワイプの羽鳥涙目)
こんな感じだった
リアタイで見ててこれは燃えるな~とは思ってたから燃えるのはまあしょうがない
でも燃え方が気に入らない
なんかフェミがスクショだけ見てフンガーってなってるけど番組で「女子力がない」って言われてたのは料理ができないところ
だから突くとしたらそこ
もしくは「SUM関数ごときで天才扱いかよ吉本低レベルすぎ」「忘れっぽいっていうか発達だろ ポンコツやギャグで済ませていいのか」とか
プププーこんなキモい喪女がいるぞ~喪女のくせにPC使うなんて生意気だ~とオッサンどもがテレビに映りたくない子を無理やり晒し上げたなんて案件ではない
そこだけは言いたい
叩くなら全部見てから叩け
全部見た上で感想が変わらないならそれでいい
最近Zoomって言葉が一人歩きしすぎている気がしないでもなくない?
なんて言ってるけど、
私もよく分かってません。
Zoomしろ!って言ってもいろいろ機材また揃えなくちゃいけないんでしょ?
よく分からない人ほどZoomって言いたがる傾向にあると思うの。
私なんかあんな面倒くさいものに巻き込まれたくないって臭覚が働くわっ!
家なのにもう家に帰りたくなったらどこに帰るのよ!?って思う反面、
すぐ飽きるわよ。
それだったら
龍が如くをあつまれどうぶつの森のノリでやる方がまだましよね。
ほんと知りもしないくせに、
私も含めてだけどZoomって言わないで欲しいわ。
何度も言うけど絶対あれ、
あれもあれで
龍が如くをあつまれどうぶつの森感覚でやっちゃえそうなほどポップとは裏腹に
これまた
やっぱり相変わらず300越えるのは難しい壁よ。
100や200はたまにぽーんとタイミングがよかったら到達したりするけど、
依然として300の壁は高いわ!って
改めて認識中よ!
やっぱり日々鍛錬の日々よ!
頑張るわ!
うふふ。
暫定1位です!
うまし!
もう朝ご飯のサンドイッチはたっぷりトマトの野菜サンドしか勝たんし!
昨日見たらビックリ仰天のピンググレープフルーツが1玉150円もしてて、
ついこないだは安かったはずなのに、
でも久しぶりなので、
くー朝の冷た水が染みるわ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
増田でも「これはホッテントリ間違いなしでしょw」と内心ニヤニヤして投稿した長文が、ノーブクマで終わる事、あるある。
さて、増田はTwitterであるものを布教するために日々活動している。以下あるものをAとする。
わざわざ布教活動をしたいぐらいなので、Aは若干マイナーである。
Aの類似物であるBは世界的な人気を誇る存在なのだが、Aは若干古い事もあってか人気が低い。
でもAにしかない良さがあると、増田は知っている。ので、布教活動がしたいのだ。
フォロワーは自分の人格こそ面白がってくれるが、Aについてはあまり関心がない。
関心がないので、拡散されない。拡散されないので、ちっとも広まらない。
たまにツイートがバズる。でもその日見たアニメの話とか、ちょっとお役立ち情報とかで、Aの話ではない。
いわゆる「バズったから宣伝」というやつでちょっと見てもらえることがあるかないかだ。
日常ツイがバズっても、フォロワーに人格を好かれても、全然嬉しくない。Aの話ではないから。
ああ……力がない……。
死にたい……。
とんでもなく話題になったワニ。
もちろんこれは局所的なブームだろうし、知らない人は知らないはずだ。何の話かわからなければそれはそれでいい。
知っている人の中でも、どんな感情を抱いたかは人それぞれだろう。
純粋に感動した人もいるし、その後の商業展開に怒っている人もいる。なんにも感じなかった人も、中にはいるはずだ。
なので、これは私の感想だ。
いや、そこまでのことか?これ。
いやね、俺だって見てきたよ、100日間。
へえ、こんなのあるんだ。このワニ死ぬのかな、死なないなら死なないなりの理由がいるだろうし、大変だな。
そんな感じで「お、やってるやってる」みたいなスタンスで見てたよ。
作者にクソリプ飛ばしてるヤツらも、パロみたいなパクリみたいな改変してるヤツらも。多分1通りって言っても過言ではない感じで眺めていた。
残りの日数が死に近づいてくる度に、人気も上がっていって、おーデカいコンテンツになったなーと見守ってた。
じわじわと、周りが悲しみ始めていることくらい、わかってた。
まぁ言っても100日見てきたわけで、それなりに愛着くらい湧いてるだろ。最終日くらいは悲しくなるだろ。
そんな風に考えながら、迎えた100日目。
すーごいバズってたね。そんなか?そんなにか、これは?ってくらい。
あとどこにいたんだ、こんな人数のユーザー。
みんなが死を悼んでいるか、商法に騙された〜だのなんだの怒ってるかだった感じだ。俺のTLではね!
さて、俺の感想だ。
「あ、死んだな。やっぱ死ぬ他ないよな」
それだけである。
呟いても良かったけど、なんだか水を差すようでやめた。
この感覚、よく味わう。
みんなの感情の渦の中、自分だけ手持ち無沙汰で「早く落ち着かないかな」と思っているこの感覚。
周りを見りゃみんな泣いてる。特に小中だな。
泣いてないのは少数派だった。最初から泣いてるやつ、感極まったやつ、堪えきれなかったやつ。
それを毎回「そんなか?」と思いながら過ごしてきた。ずっと「泣けなかったやつ」としての気持ちがある。
それこそ「そんなか?」と思われるかもしれないけど、友人たちが泣いてる中、俺だけ泣こうとしても泣けず、慰めるようなものでもない、いたたまれなくて居心地の悪い空間にいた、あの記憶は、ずっと心にこびりついている。
みんなに合わせる必要が無いと分かっていても、集団行動こそが美学!みたいな教育方針にどっぷり過ごすのだから、自分だけ違うのは気になってしまう。
そして、ここに来てのワニだ。
でも感性も成長しているはずで、今回こそは行けるかもしれないじゃん。
そんな淡い期待を持って挑んで、俺はまた卒業式に飛んでしまった。
人と同じ感動がしたい。人と似た気持ちを共有したい。
そんな気持ちをずっと抱え込んでいる。
せっかくなのでなんか書いてみる。ツラツラと
僕が昨日見た夢の話、ほどツマラナイものはない、聞かされる方は時間の無駄。
面白くない理由はリアリティがなく属人性の強いフィクションだからで。
現実に遭遇した出来事をわざわざ「夢で見たんだけど」とマクラ付けて披露するとウケ無い。
逆に夢で見た話をさも現実のように語る人もいるが、そこそこウケる。
百冊のサスペンス本の感想文よりも、実生活でヤクザに追いかけられて逃げ延びた話の方が面白い
ヒューマンドキュメンタリー映画を何本も見るよりも自分の足で途上国のスラム街を歩きなにを感じたか自分の経験を自分の口で語れる人間の方がかっこいい。
なにが言いたいかって、なんとなく増田の経験力不足を感じるんだわ。
真面目な人なんだろうけど。
なにを経験すべきか、あるいは自分の人生には無用だと排除してしまう線引が厳しいような。
好奇心はあってもリスク評価で行動が抑制されちゃう人。みたいな。
この人もっと知りたい、とか
この人は頼れそう、みたいなオーラも醸し出せない。
そこいらを見直してみてはどうだろうか。
いわゆる殻を破る
ともかく、なんかわからんが、
綺麗に生きようとしてんじゃねぇよ
と言いたい
まぁでも頑張れ
女に振られたくらいでいじけるな
あと、話に困った時は「目玉焼きは醤油?ソース?」みたいなのでいいんだよ。難しく考えるな。
ともかく、普遍的に話が繋がりやすい定番ネタみたいなのを自分の中で一つ持っとくと良い。
同じネタでも何十回もやってりゃ慣れてパターン化して磨かれてくる。
繰り返せば、どのタイミングで挿入するか、どうやって話を広げるか、どういう応答する人と相性が良さそうかとか、ノウハウが見えてくる。
ビートたけしだって困った時はいまだにコマネチ、半世紀やってる。
三谷幸喜好きみたいけど、彼はバナナで30年だ。いいんだよそれで
エラソーで悪いけど、思ったことを書いてみたよ。とりとめなく、
でも目玉焼きは使うなよ、俺のだから。20年使ってんだ。特許料払え
ちなみに三谷幸喜とバナナと言えば俺の記憶で一番古いのはやっぱり猫が好き、なんだが、念の為に調べたらバナナの話は三谷作じゃねぇのな。いや、別の話でバナナ使ってたハズ、確か耳にバナナ、少なくとも次作、子供欲しいね、でもバナナを使ってた。ハズ。たぶん。三谷は困った時はバナナに頼る。
「やっぱり猫が好き」ファーストシーズン当時既に童貞ではなかった人の話だから許してくれ。
まとめると
出会った相手をリスペクトして、誠実に接して、見返りや同質は求めず、そうやって生きてりゃいいこともある
しらんけど、たぶん。人生楽しめ
https://books.google.co.jp/books?id=pwTUAAAAMAAJ
たぶんモテない男が、造り出したことばだろうと思うが、「美人三日、ブス三日」(美人は三日で飽きるけど、ブスは三日で慣れる)
とあるらしい。
https://books.google.co.jp/books?id=h8altEVwFLYC
男性曰く「長い一生、女房は美人に限る。第一ブスは劣等感のせいか、ひがみっぼくて底意地が悪い」と言う。女性曰く「美人は三日見るとあきるが、ブスは一生見ていてもあきない。第一美人は気位が高くて驕慢な人が多い」なるほど、そう言われてみればどちらにも理がある。
とあるらしい。
これの続きです。
本題の前に、お便りをいただいたので紹介します。
id:goldhead "女性が増殖したり変形したりしている"というと、おれは昨日見たばかりだけどこんなのはどうだろうか>https://youtu.be/76sNmqMzUuI
いや、すごいですねこれ。これだけで今までの話全部説明できちゃいそうですね。10秒に1回は止めたくなりますね。お恥ずかしながら探求不足でした。ありがとう!!
これなんて刺さるんじゃないだろうか。
これ良いですね。歌いながら立ち位置とかタイミング合わせるのすごい大変だったろうなとか、YUKIさん何回やり直ししたんだろうなと考えてしまいます(それとも顔だけハメてるのかな?)。ありがとう!!
寄生獣は漫画は読んだんだけど、実写映画は見てないんだ。見たら気に入る場面もありそうなんだけど、生粋のグロ苦手人間なので、特殊効果も血を伴うのはどちらかというとアウトなんです。「頭の中はカラッポだよ〜ん」という場面が実写になったらいいなと思ったんだけどあれ実写化できたんでしょうか。GAROは申し訳ない知らない。(参考)https://imgur.com/a/Jqep24v
どうでもいいが、こういろんな性癖のジャンルの話をしてると、複数のパラサイトに寄生された三木みたいな気分になる。俺はできればミギーでありたい。だってミギーかわいいし。
話が逸れたね。では本題に参ります。
以前の記事でメカバレが好きなのではないかというコメントもあった。やっぱり分かる方には精神が通ずるところがあるんだなと思う。図星です。
知らない方のために説明すると、人間のように見える人物が、メンテナンスや損傷を受けるなどして機械が露出しメカだとわかるってジャンルだ。ジャンルの特性上、特殊効果はほぼ必須になるので俺のツボにハマることが多い。
1で、トータルリコールで顔の割れるおばさんという究極のような例を出してしまったのだが、もう少しマイルドな例を挙げていこう。
きれいな女性の顔の皮が部品同様に扱われ、その後に抜け殻のように女性が残されているところになんともいえない情感がある。
説明不要とは思うが、A.I.は監督がスピルバーグなだけあってCGの使い方が非常に良い。秘書ロボットの目の輝きのなさがまた良いのだが、特に乳母ロボットは最後に酸を浴びせられてとてもかわいそうなことになってしまうのだが、終始まばたきをせずにロボットになりきって頑張っていて素晴らしい演技だった。生身の人間をわざわざ非現実的な存在に仕立て上げるところに魅力を感じる。
最近見たのではこれがとても良かった。
これも普通の人間の女優さんが演じているのだが、メカらしさを出すためにわざわざカクカクさせるような、人間らしさを消す映像技術を施しているらしい。本物のメカとか、フルCGでメカが出てくるとああメカだねと納得してしまうが、生身の人間がメカにされているその違和感というのか、これはメカ?人間?と思わず迷うようなそのアンバランスさが良い。
メカバレとは違うけどこういうのもある。
なんかだんだん懐かしCMプレイバックみたいな気分になってくるが、モー娘のメンバーが着ぐるみとして扱われてしまっているところになんともいえない風情がある。
宇宙人が変装と言えば、これはマーズアタック!という有名な映画だけど、火星人が美女に変装してて、皮を脱ぎ捨てるシーン。火星人の巨大な頭を通ることで皮が横に広がってしまい、粗末に脱ぎ捨てられてしまう散々な扱われ方がなんというか刺さる。これの前段階として、美女のマスクが一部剥がれてしまうシーンがあるのだが、それも含め異世界人ぶりが溢れてて素晴らしい。
お前は作り物のマスクに興奮してるんだぜってのは言わないで。フィルムに収められた時点でその世界は作り物じゃなく本物になるんだ。
監督のティム・バートンは自分の奥さんにこんなことやらせるんだから変態だよね(しばらくして別れるけど)(どうでもいい)。
うん、ごめん。終われなかったよ。銀魂じゃないけど、たぶん次で終わるよ。
そして翌朝増田を見た。その時俺に違和感が走った。おかしい。アベ連投に猛虎弁連投、先日見た風景が広がっている。
カレンダーに目配せするとたしかに日付は変わっている。心なしか町の人達も正月から一転してようやくいつものペースに戻りつつあるようだ。
増田をふたたび見ると、相変わらずアベ批判と猛虎弁とLGBTに絡んだアニメ批評とIKKOさんが大人気だ。おかしい。なにか変だ。そう思ってふたたびスマホのカレンダーを見ると日付はいつの間にか二日分飛んでいた。つまり、まだ会社にも出勤してないのに二日間俺は増田を見ていたことになるのか。「そんな馬鹿な、一瞬しか目配せしなかったはずだ」俺はあまりの事態に気が動転し、ニュースサイトの確認に走った。見出しは踊った。「武漢、コロナウィルス終焉」。カレンダーに再び目配せする。更に4日経っている。時間が加速している。明らかに増田の周辺だけ時間が加速しているのだ。いや、増田だけ時間の進み方が遅いのだろうか。やがて俺の皮膚は急速に水分を失ってしわしわになり始めた。増田では未だにIKKOさんとリベラルとアベとアニメ批評で盛り上がっている。
俺はある事実に気づいた。高速で記事が流れゆく増田は、その速度を光の速さにまで到達させることによって時間を止めているのではないか。俺のまぶたは重たくなり、意識は鈍重になった。できうるならこの繰り返される増田に二度と出会わないことを願って、永遠へと向かって眼を閉じた。
同じ目にあった、アメリカだったような気がする。パスワード変えられてた、旅先だったのでホテルから電話かけてパスワード変更した。
家族で使ってるので、80超えた年寄が2,3日見えてなかったよう、乗っ取られたとか言うと大騒ぎなので、なんか調子が悪かったと説明。
ゼミが一緒になってから初めて喋ったけど、3年生になるまで何度もこいつの話は聞いたことがあった
奇人だと
気を付けろと
講義室に深夜現れては歌っているだとか、こいつが使ったパソコンは何故か次使うときに電源がつかないだとか、挙げ句の果てにはユーレイの彼女がいるとか、なんかよくわからん噂に纏われている奴だった
「キミ、そんだけ背ぇあったら海まで見えそうやな」
ゼミの顔合わせの日だった
初対面の俺に名乗るでもなくいきなり
別に腹が立ったりはしないけど
「……海まではさすがに見えへんよ、見えるとしたら灯台やな」
「灯台まで見えたら海まで見えるやろ! 灯台まで見えるんはもう視力やん! どんなボケやねん!」
ボケたつもりはなかったが
それで少し興味を持たれてしまったのだった
「もしかしてホンマモンの天然さんなん? ちょっと珍しいくらいやな……ま、ええわ。今度ボクのこと肩車してや、たぶんそん時は中国まで見えるで!」
と、にやにやしながら部屋を出て行った
175センチはあるであろうこの男、どこまで本意かもわからなかったが、どうやら嘘でもなさそうだった
・
2度目の邂逅は図書室だった
「ボクも今終わらせてん、奇遇やね! あ、見せてはあげへんよ! 出来が良すぎて見せたのすぐバレるからな!」
本当にめちゃくちゃ口数の多い奴だ
いらんわあ、といなした
「俺、いったんプロット作りたい派やねん。使う時はほんまに書き始める時」
「天才肌みたいなこと言うやん!」
「ボク用事あるからこれ出したら帰るわ。会えて嬉しかったあ、ほなね」
いきなり肩に乗った体重が離れていったので、思わずあいつの方を向いてしまった
にこにこしながら手を振る姿は、昨日見たドラマのヒロインにそっくりだった
こんなに唇の赤い他人がいるのだなあと思った
姉の化粧を見慣れているから、それが地肌の色なんだとすぐにわかった
プロットが終わり図書室のパソコンを使おうとすると、電源がつかなかった
冷静に、冷静になってみたら、ご丁寧に電源コードが抜かれているだけだった
案外噂なんてそんなもんだと思った
・
喋り口調と真逆の単調な文調
時間は午前0時
「四角公園て……遠……」
断る理由もなかった
なんだか行かなければいけないような気がした
ファミリーマートで奴のお望みのものと、いかそうめんを買って、少し涼しくなった道を歩いた
アコースティックギターを持っていた
脇にはレモンサワーの缶を置いていた
「案外早かったな。及第点や!」
ありがとう、と、300円渡された
べつにいらなかったけれど、もらうもんやで、と言われたので、200円を頂戴した
と、ギターの弦を弾いて言われた
下瞼が直線なのだと言う
自分の顔などまじまじと観察したことはなかったので、なるほど、と思った
同時に、そんな自分でも見ないような自分の顔を見た他人がいたことが、むずがゆいような、こそばゆいような気持ちだった
大抵の人は俺の顔を見るために、少し首を痛くしなければならないからだった
「ボク協調性ないねん、やからたまに家の近くの……ここの公園来て、一人でバンドしてるんよ」
「でもボク忘れてたんよね、ギター弾いてたら両手塞がるから、パーカッションできひんやん! ってこと。楽器を足蹴にはできひんし、しゃーないからかかとでリズムとってる」
「根アカやろ、逆に」
逆にってなんやねん、とツッコミを入れようとしたが、それはギターの音色にかき消された
デタラメに聴こえたが、ビールがほどよく回ってきた俺にはとても心地よかった
歌はド下手だったから、すぐにやめさせたけれど
「替え歌するなら歌手の名前までいじれや。著作権どうなっとんねん」
「こんなええ空気なら許してくれるって!」
いかそうめんがなくなるちょうどそのとき、いきなり奴は立ち上がった
「さて、肩車してボクを送れ!」
「肩車?」
図書室での会話を覚えていたのだ
そんなことより、そのギターケースと、タンバリン(それ以外にもごちゃごちゃ入ってるようだが)が入ったトートバッグはどうするんだ
「それはボクがもっとく! キミの荷物も持ったるから、肩車してや!」
「それ結局全部俺が持ってることにならんか?」
が、あいつは乗ってこなかった
「ビールでほっぺた赤くなるなんて可愛いとこあるやん。やっと見下ろせたわキミのこと」
「……見下した、の間違いとちがうか」
「合うてるわ! 見下ろしてんの!」
俺のほっぺたよりお前の唇の方が赤いわ
つっこむ気分ではなかった
肩に乗った重みはそれはもう人1人分を容易に越えていた
「行き先は?」
「出てまず右! ボクんちでええやろ、泊まってき。あ、明日なんもない? デートとかやったらなんもないと見なすで」
「デートやったら嬉しいねんけどな……土曜夜の居酒屋は忙しいねん」
「ならボクんちやな」
192センチが170センチ越えを肩車する様子を見る者はなぜかいなかった
時間も遅いし、なおのこと
大麻吸わずに死ぬのもったいないから殺したり死んだりする前に、絶対大麻吸った方がいいよ。ぶりぶりにキメてニューヨークでストリートパフォーマンスとか見たり、ぶりぶりでシエムリアプの名もない遺跡の上で夕日見ながら叫んだり、ぶりぶりでバルセロナのバーをホッピングしてピンチョスつまんで酒かっくらったりとか。ぶりぶりで見るサグラダファミリアヤバかったよ。そんで人生いろいろどうでも良くなるよ。感動ってこういうことかってなるし、ゴリゴリに固まった自分のこころがほぐれてくのも良くわかるよ。でも酒と一緒でやんなきゃ絶対わかんないから。今の日本でまかり通ってる大麻の話って酒飲んだこともない奴が書いてるワインのレビューみたいなもんだから。これ知らずに死ぬの、すげーもったいないよ。