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はてなキーワード: 反乱軍とは

2017-04-20

FTL: Faster Than Light 日記 2日目

FTL: Faster Than Light 日記 1日目

http://anond.hatelabo.jp/20170420132411

Engi製のThe Torusに乗って2日目スタート

シールド戦術を使って船内に侵入してきた敵を攻撃できるドローンを導入

これで白兵戦砲撃戦も戦える!

と思って戦ったが格上の反乱軍の船にやられてエンドでハイスコア更新1878!

分が悪い戦いなら逃げるのも手かもしれん

攻略記事読んでると手数の多い武器使ってクローキングっていうシステムを使って戦うのが良いとのこと

試しにエンジンに極振りしてひたすら敵との戦いを避けて戦うガンジースタイルで進めたがスクラップ回収ができずセクター3でエンド

FTL: Faster Than Light 日記 1日目

続くか分からんが書く

最近ハマってたゲームにも飽きて次何やろうかと思って思い出したのがこれFTL

ゲーム内容は各自ぐぐってくれって感じだけどざっくり言うと宇宙ローグライクゲーム

steamで買って(最近クレジットカード以外のウェブマネー対応したので便利)で日本語化modを導入していざ開始

初心者なのでイージーモードでまずサクッと全クリと思ってイージーモードで開始

アドバンスかどうか選択肢もむずそうだからdisableにして開始

とにかく画面の意味わからん

スクラップが他のゲームの金でこれ貯めれば強化できたり武器変えたりらしい

とにかく進む

最初方針はとにかく正義を貫く選択で進める

が、最初マップで拾った救助しようとした狂人に船員を殺され、2つめのマップで船を燃やされ死亡。

火の消し方が分からないので調べるとドアを開けて酸素を抜けば消せるらしい

で次のプレイでドアを開けて鎮火しようとしたらドアが開かない

なんだこのクソゲーと思ってやめようと思ったが再開

ドアも設備の一つらしくてこれを壊されるとドアの開閉ができないらしい

次のプレイでドアの動かし方を覚えたけど修理の仕方が分からないがとにかくレッツプレイ


侵入してきた奴らに皆殺しにされエンド

Mantisとか言うやたらと強い種族の船に瞬殺されてエンド

マップをぐるぐる周ってたら反乱軍のやたらと強い船に瞬殺されてエンド

ギリギリまで反乱軍に追いつかれないように移動してたらエネルギー不足で反乱軍に追いつかれてエンド

とりあえず船員の動かし方を覚える

クリック選択して右クリックで移動場所指定なるほど→侵入してきたやつ強すぎて撃退できずエンド

酸素供給機を壊され酸欠になりエンド

なんだこの難易度…本当にイージーモードかよ

俺は今までやったシヴィライゼーションダークソウルレインボーシックスシージとかのやたらと難しいゲームを思い出して震えていた

こ、これが俺の求めていたもの!!!ヌルゲーなんてクソくらえ!!

よっしゃやったるで!!!気合いを入れて再開するが初めて3回ジャンプしたところでmantisのやたらでかい船に遭遇して瞬殺エンド

やってられっか!!!

マウスを投げようと思ったが、即再開

この手のゲームステータス極振りをすることで打開策や必勝パターンを見つけ出すことができる、はず

ということでシールドに極振り

その戦略で5回くらい死んで5番目のマップ(セクター)に到達!新しい船をゲット!!最後は5番目のセクター反乱軍の船に白兵戦を仕掛けられてエンド

FTLプレイ1日目終了

2017-02-06

[]リゲイーン要塞の反乱

 攻めあぐねるモレツ帝国に対して、テイジー同盟有効な反撃ができているわけではなかった。

建前では彼らは全知的生命自由冬眠をもたらすことを国是としていたが、

赤道地帯の縦深を突破して、モレツ帝国の中枢に迫るだけの国力に欠けていたのだ。

 結果、宣伝工作によりモレツ人民の決起をうながすことや、

亡命者を受け入れることが活動の中心となる。

 皮肉にもゆいいつモレツ帝国転覆可能性があるのは、帝国赤道派遣軍の反乱であった。

 そして、リゲイーン赤道要塞で起こった反乱は未曾有の規模にふくれあがった。

その反乱はいつもと違って南方への移動中ではなく、

軍団要塞に赴任してから起こった。

 しかも、半年間動かなかった。彼らが何をしていたのかと言えば。

寝てた。

「本当に我が国亡命をしなくてよろしいのですか?」

 心配そうなテイジー同盟の軍使に反乱軍司令官は快活に答えた。

「一度冬眠して見たかったのだ。これで思い残すことはない」

 物心がついてから初めての冬眠経験した兵士たちは清々しい気持ちで北へ向かった。

半年間の待機にはテイジー同盟交渉して補給を受ける目的もあった。

 反乱軍司令官はテイジー同盟指導者たちが冬眠から覚めるのを待ったのだ。

だが、同盟指導者たちは密かに冬眠打破の薬を使っていた。

レツ帝国皇族が密かに冬眠を楽しんでいるがごとくである

 鏡の国において禁じられた行為が、それぞれ特権となるのであった。

 リゲイーン要塞反乱軍は三度までも討伐軍を打ち破り、

帝都に迫ったところで多方面から接近する敵軍に包囲された。

 彼らは一昼夜の奮闘の末に壊滅した。

テイジー同盟軍増田アースの反対側でおこなった助攻勢がもっと大規模であれば、

あるいは両国の間にある二つの接触点がもっと接近していれば、

違った結果が得られたかもしれない。

 壮士去って復た還らず。

http://anond.hatelabo.jp/20170205201049

2017-02-05

[]赤道防人

 モレツ帝国とテイジー同盟が接触したとき、国力においてモレツ帝国は圧倒的な優位に立っていた。

 その差を埋めた要素の一つは、強制的冬眠打破によりモレツ帝国内部で社会不安が増大していたことだ。

特に過酷赤道地帯勤務に不満をもつ兵士は多く、反乱の温床になっていた。

赤道地帯での勤務にはセックスアピールとなる長い毛を短く刈らねばならないことも彼らの不満を強めた。

 これではテイジー同盟征服するどころではない。

仮に征服成功しても遠征軍がそのまま反乱軍と化すことを帝国政府危惧せざるを得なかった。

 一方のテイジー同盟は語り継がれてきた帝国の脅威を一体感の糧にした。

それだけではなく、一年仕事をせざるをえない赤道地帯防人

健康活動させるための方策を生み出した。

 これは高山地帯を冬の代わりに利用するものだった。

冬眠必要兵士はかわりばんこに高山に登り、長く深い眠りにつくのだ。

 こうしてテイジー同盟軍は北の防人士気一定に保つことに成功した。

また、冬眠中の兵士が予備兵力となり敗戦による全軍の壊滅をふせぐ効果も期待できた。

 それは兵力分散と裏表ではあったが……。

http://anond.hatelabo.jp/20170204174627

2017-01-24

ローグ・ワンを見て最近百合アニメを想起する

ローグ・ワンにはさ、女主人公ジンと準主人公のキャシアンってのが出てくるじゃない。

映画の本筋は帝国軍に対し僅かな希望をつかもうとする反乱軍の話なんだけどさ、

もう一つの軸として最初いがみ合ってた二人の心がつながっていくっていうのがあるじゃん

色々合った末最終的にはお互いに抱き合って最期の時を迎えるんだよね。

これって完全に恋愛映画文法なんだけど劇中では恋愛感情があるとは明言しないんだわ。

パシフィック・リムも同じような描写だったけど、この塩梅って最近百合アニメに似てると思う。

作劇や演出は明らかに恋愛映画のそれだし、同性同士で性的視線を向けているという描写であるのに、

恋愛感情があるとは決して明言せず友情や崇拝という言葉でその関係性を表現する。

こういうのって恋愛要素を排斥したいというわけじゃないと思うんだよね、

描写も消費のされ方も恋愛要素そのものなんだし。

なのに恋愛という言葉だけを排斥するというのはなぜなのだろうか?不思議現象だ。

2016-12-28

http://anond.hatelabo.jp/20161228104411

よく言われる議論だけど当時も別に美人じゃなかった。

年代かそれ以前の映画に出てくる美女を見てもそれは明らか(たとえば同時代活躍した女優としてドミニク・サンダなんかをぐぐってもらえば分かると思う)。

単純に女王反乱軍の頭領を務められるような人格を持った女優を選んだというだけのことだと思う

2016-12-14

NAVERまとめは何を言われても逃げ切るつもり満々なので、そういうヤツ

ここまでの顛末対応を見て、たいていの人は薄々感づいているはずだ。「こいつ、どんだけ炎上しても逃げ切る気だな」と。

NAVERまとめへの批判記事殺到している昨今だけれど、ここまで批判されていてもNAVERが腹を切る絵図はいまいち見えてこない。「批判は一部のもの」と取り扱い、なし崩し的に現状維持を試みているようだ。民草の怒りが別の対象に切り替わるまでやり過ごそう!と、事の解決時間に求めているようだ。

しかしもちろん「じゃあ野放しにしておこうぜ!」っていう流れに話は転ばない。戦は大将首を落としてこそ完結する。DeNAを討って一国を滅ぼした今の反乱軍の勢いを鑑みればそれはなおの事だ。

ではNAVERを打倒するにはどういった手段に出ればいいのか。以下は1+1=2!ぐらいのみんなわかりきった話だ。再確認みたいなものだと思ってほしい。

広告主に被害を及ばせる

著作権侵害助長するNAVERへ未だに広告出稿する倫理観の低い企業のまとめ

https://matome.naver.jp/odai/2148162947661675701

薬機法ロンダリングをして更に著作権侵害助長する小林製薬PR記事まとめ

https://matome.naver.jp/odai/2148168906592981501

出資元を殴って補給路を絶て、という実に戦略的なやり口。相手が長期戦を望むのであれば兵糧攻めは基本である

NAVERだって迷惑行為リスキー著作権侵害慈善事業趣味として敢行しているわけではない。そこにお金が発生するからである原動力お金。ならお金を彼らから切り離そう!という手段だ。

Googleを始めとする検索エンジンに訴えかける。

https://support.google.com/sites/answer/116262?hl=ja

目につくから鬱陶しいのであって、人が見ないところでひっそりとやっていれば気にすらならないし、日を浴びなくなればいずれ自然に枯れる。

NAVERまとめ流入の大半はSEOだ。検索エンジンから根をこそげば流入ストップする。検索エンジン一種インターネットの神様みたいなものなのでいくら大企業はいGoogleに見捨てられればこの地に生きるすべはない。

死人を出す

NAVERまとめときで人が死ぬとは思えないが、これを原因に死者が出ればいっぺんに社会現象になるのでは。「死んだ」という事実はなんだかんだインパクトがある。各メディアもこぞって取り上げたがる。

インターネットクリーンにするための人身御供を買って出る優秀な増田ブックマーカーが待たれる。

意味があるかは謎

結局今はたまたま矢面に立っているのがNAVERなだけで、DeNANAVERデカいところが死滅していったところで、その部分に零細が滑り込むだけであって、単なるいたちごっこなんじゃないか

話題沸騰中!今注目のキュレーションメディア50選

http://anond.hatelabo.jp/20161210211949

SEO及び検索エンジン一神教である今のインターネット根本構造を変えない限りは根本的な解決にはつながらないと言える。

かといって、極端に厳しすぎる著作権システムや、メディア概論がまかり通ってしまうと、SFありがちな、極端な正義しか許されない清潔ディストピアのような状態になることだろう。

きっと著作権の厳しさを利用した詐欺まがいの手口も横行する。

そうなってしまえば反乱軍がそのまま山賊化し村々を荒らした末誰も住めないインターネットはたやすく完成することだろう。

場当たり的に役に立ったまとめ、キュレーションは確かにあった。アレ自体が完全な悪とも言えない。基本情報の全てをWikipediaに任せるのもちょっと味気ない。

この転換期にちょっとでもインターネットの在り方がいい方向に行けばいいな、と思っている。

2016-10-09

[]

竜に愛されし少女イオナを読んだ。なんていうか、読み手として間違ったジャンルの期待を持ちすぎていた気がする。

格好いい英雄譚を期待して手にとっては駄目だったんだなあって今にして思う。もちろんその要素も多分に含まれているけど、年相応の少女主人公恋愛小説として読んだ方がイライラしなくて済むと思う。

前回の終わりで、ようやく反撃ののろしが上がったよーなんて喜んでいたのが馬鹿だった。この小説はすごい。それから四巻の終盤までほとんど劣勢が続くんだから。山あり谷ありなんてもんじゃない。地底に向かって転がり続ける話でした。

普通さあ、反乱軍に身を落としたら、なんやかんやで結構早い段階から成功体験できるはずじゃない。ほとんどないからね。竜眼卿としての能力も、最後最後まであんまり強化されなかったし。

加えて、主人公たちの関係改善されないばかりかどんどん悪化していくのがつらかった。お前ら人狼ゲームでもやってるのかってくらい終始ギズギズしてるんだもの人狼ちょっと違うかもしれないけど。

登場人物にれぞれの思惑があるのは当然なんだけど、絶大な力がある故の嘘が大きすぎたんだと思う。その結果、小さな裏切り無理解が多くなって、悲嘆に暮れて。ごめんなさいって謝ることも、置かれた立場というか設定的に難しくしてて、徹頭徹尾もどかしい読書感が続くの。つらかった。本当に。

特に主人公がねえ。十六歳の女の子らしい等身大感情なんだといえばその通りなのかもしれないけど、ちょっと擁護しきれない。主張はするんだけど、それ自分もできてないじゃんってのが多すぎたんだよなあ。

わからんでもないんだけどね。ずっとずーっと命を天秤にのっけたままの切羽詰まった状況が続くんだもの。またそれまでの境遇が悪かったこともあって、人に頼ることも心の内を打ち明けることもできない。

結果、問題を一人で抱えて、一人で暴走して、失敗しての繰り返し。これにシンデレラストーリー的な恋愛要素ががっつり絡んでくるんだけど、え、なんでそこで恋に落ちるのとか本気で思ってしまった。

個人的に、根っからの悪だけど、同じく強大な力を手にしているイド卿の方が受け付けられた。こいつは力に取りつかれた悪人だけど、初志貫徹しているのがいい。思ってることをイオナにずばずばいえるのも貴重だった。

反面主人公イオナは周りにも嘘をつくし自分にも嘘をつくし偽善は行うし、内心では偽善反省しつつも諌められたことに反発して切れちゃうしで、軸がぶれぶれで子供っぽいのが玉に瑕だった。

そういった点が、英雄譚として嫌なところだった。最初から最後までずっと覚悟が足りてないんだよね。格好いい主人公じゃなかったので、銀色恋人みたいな突っ走る恋愛小説と割り切った方がいいと思っちゃった。下巻の中盤くらいで。

主人公がうじうじする英雄譚ってほかにもあるんだけど、この作品はそれに加えて展開が遅すぎたのも好きじゃなかった。状況に高低差がなさすぎるのもマイナスポイント。かなりうんざりさせられた。

けど下巻の最後の方で、怒涛の展開を迎えたころからは幾分か楽に読めた。やっぱり最後ちょっとくどかったけど。

全体的にライコが気の毒過ぎたかなあ。ディーラ嬢ともども随分といい立ち回りしてくれてるのに。報われなさ過ぎてなんだかなあって思う。

表紙は綺麗なんだけどなあ。なんか期待してたのと違ったなあ。

がっつりページが埋まった海外ファンタジー小説だったので、次は何か軽い物語が読みたいなあ。

2016-09-24

よく考えたらスターウォーズ世界観ってはてな住民の最も憎むべきものじゃないの?

今更な指摘かもしれんが、エピソード4-6の反乱軍って、戦前日本軍とか現代ブラック企業にそっくりじゃね?

戦力としては量的にも質的にも帝國軍に対して劣ってるんだけど、フォースかい得体の知れない精神的なものにすがりながらデススター特攻を仕掛けるという、

これははてなの人たちが最も嫌悪する旧日本軍現代ブラック企業精神主義と全く同じ構図ではないのか。

そこら辺どう思うの。

ちなみにはてなには右派左派もいるけど、精神主義を憎む、という点ではどっちも共通しているという認識

2016-03-23

乙武騒動今後の展開予測

A. 「『不倫する乙武さんに失望した』と言う人は"障害者"に対して"清廉潔白"なイメージ押し付けている差別主義者ではないか」とか言い出す人

B. 自民党から不出馬宣言

C. 「逆に男として評価をあげたぞい」とか言って擁護するおっさん

D. AV出演

D1. 十年後、そこには第二の加藤鷹としてDMMコラム執筆する元気な乙武さんの姿が!

E. 『五体不満足』をはじめとした著作の販売自粛

F. 道徳教科書からの削除(Bと連動)

G. 絶版の嵐にもめげない乙武さん、『五体不満足なボクが教える本当に気持ちいいセックス』を出版して世界的なベストセラー

H. 2042年、ノーベル文学賞を受賞(この年も村上春樹はおしくも受賞を逃す)

I. 2065年、最新鋭のハイテク義手義足を装備した乙武洋匡が、「われこそは新世代の人類――N.E.X.Tである」と宣言。五体満足の旧人類に対して反乱を起こす。

J. 2069年、乙武軍、人類との最終決戦に勝利。旧人類を奴隷にする。

K. 2073年、旧人類、乙武軍に対して一斉蜂起。

L. 乙武軍、タイムトラベルを駆使して旧人類叛徒のリーダーを幼少時(2016年)まで遡って殺そうと計画

M. 旧人反乱軍乙武軍の計画を阻止しようと最強の五体不満足ロボ・オトターケネーターを2016年へ送り出す。

N. いろいろあって、オトターケネーターが溶鉱炉に沈む感動のラストで幕。

O. 五体不満足なので溶鉱炉に沈む間、オトターケネーターは親指をたてられなかった。

P. だが観客はたしか目撃したのである。ないはずの彼の親指を。そして、涙したのである

Q. プレゼンターレオナルド・ディカプリオ2017年アカデミー賞作品賞は……オーマイガッ! 『オトターケネーター2』だっ!」

R. 終。

2015-12-24

ネタバレ】みせましょう JJエイブラムススター・ウォーズ

http://anond.hatelabo.jp/20151220191928


って自分で書いておきながらようやく気付いたんですが、話だけじゃなくてキャラもかなりEP4(ちょっとヨーダ出会う辺りまで含む)だった気がしてきた

レイ+フィン→ルークレイアで再度分割

・オビ=ワン→ソロ

カイロ・レン→ダース・ベイダー

BB-8→R2-D2

ポー反乱軍組+ルークの操縦の腕

みたいな感じ……。

ルークヨーダポジションかなあ


やっぱり続編というよりリメイクアレンジ?)っぽいから次作からルートを外れることを期待

2015-07-14

Wikipediaに憤死したと書かれている有名人

李広

前漢武将。衛青に従って匈奴征伐に出陣したが遅参してしまい「慣れない搦手の部隊に回されたせいで道に迷ったじゃねぇか!」と逆ギレして憤死。

周瑜

三国志演義』に登場する呉の武将諸葛亮にことごとく策を読まれた上に「どうせ俺に勝てないんだから曹操に隙を突かれる前にやめたら?」と言われて憤死。

于禁

三国時代の魏の武将。有力な将軍であったが関羽に敗れて降伏した。のちに魏に送り返されたあと、関羽に命乞いしている場面の絵を見せられて憤死。

曹丕の項にて「憤死」を確認

王朗

三国志演義』に登場する魏の政治家。戦いの前に諸葛亮に論戦を挑むも「逆賊曹操に取り入って私腹を肥やしたくせにまだ手柄が欲しくて戦場に出てくるのかこのジジイ」と罵られて憤死。

曹真

三国志演義』に登場する魏の武将。陣中で病にかかり重体となり、それを察した諸葛亮がここぞとばかりに送った挑発的な内容の手紙を読んで憤死。

陸遜

三国時代の呉の武将老害と化して後継者問題引き起こし孫権が周囲の讒言を信じて何度も問責してきたため憤死。

蕭衍

梁の武帝。当初は名君だったが仏教に傾倒して国を衰退させ、宇宙大将軍が率いるたった1000人の反乱軍に敗れて首都を包囲され降伏幽閉中に蜜を求めたが与えられず憤死。

侯景の項にて「憤死」を確認

ベリサリウス

東ローマ帝国武将東ローマ帝国の最大領土を築き上げたが、皇帝から必要ときに呼び出されてこき使われるだけの不遇な人生を送り、最後には無実の罪で逮捕されて憤死。

早良親王

兄・桓武天皇から藤原種継暗殺事件関係した疑いをかけられて流罪に処され、無実を訴えて絶食し憤死。

ボニファティウス8世

ローマ教皇フランスフィリップ4世対立して監禁されて「異端者」と罵られて殴られて身ぐるみ剥がれて憤死。

2015-02-09

ジョンについて

みんなルーデルとか大好きだけど、ルーデル撃破されて死んじゃったヒトっているよね。すげえ狙撃主とかエースとか、英雄的な兵士の話って好きなヒト多いけど、彼らにやられてあっさり死んじゃったヒトはいるよね。空戦でも陸戦でも海戦でも格好いい話はあるけど、死んでるヒトももちろん沢山いる。

正規軍から、とか、勝利側だから、とかってことじゃなくて、戦争での殺人は個人対個人の殺人とは別って考えないといけないよね。そりゃそうだ。そうじゃなきゃ、カーティス・ルメイとかどうすりゃいいの。ひとりで何万人も殺してるじゃない。

末端の兵士戦争責任ってなんだろうね。難しいよね。やっぱり、戦争手段として用いた為政者なり立案者が責められるべきってことだよね。東京裁判とかもそういうことでしょ。まあ、勝ったほうは普通は責められないと思うけど、それでもアメリカなんかは「戦争という手段を選んだ」為政者大統領とかその周辺)に対する非難はあるよね。

何が言いたいかっていうと、ISISのジョンについてなんだけどさ、彼も末端の兵士としての軍務を彼なりの真面目さで全うしようとしてるんじゃないかって気がするんだよね。いや、もちろん、人質をとって首切るとかひどいし、許される行為じゃないと思うけど、そういう方針を立てたのは彼じゃないよね、きっと。誰かがいるんだよ、「正面からぶつかっても勝ち目はないし宣伝にもならないがこういうやり方であれば僅かな殺人で大きな効果を発揮できるはずだ」とかそんなこと考えた奴が。で、それを承認して作戦として採用した奴もいるはずなのね。ちょうど、戦争末期の日本軍特攻玉砕有効手段判断した軍人政治家がいたように。

テロ集団とか言われながらも末端は色々信じて彼らなりに任務を全うしようとしてるんじゃないかな。もちろん、士気の高い低いとか思い込みの強い弱いはあると思うけど。

よく、日本軍に関して「末端の兵士は頑張ったが上が馬鹿だった」みたいな言い方するヒトいるじゃない。あれあれ、あれだよ、きっと。というか、そういうことにしますよってことにしとかないと、遺恨が残るでしょ。そういうことにしとかないと。

話は変わるけど、水滸伝とかって山賊の話だよね。三国志勝手に蜂起した反乱軍の話。どっちも結構残虐なこともやってる。けど、昔の、それも作り話だからってことで読めちゃうし色々考えたりもするよね。ある種の英雄みたいな感じもあるし。

そういえば、スター・ウォーズ帝国に対しての反乱軍の話だよね。

巨大な支配者に立ち向かう話ってフィクションだとみんな大好きだけど、多分現実にそのつもりで戦ってると思われる集団には冷たいよね。「やり口が汚い」とか「正規軍じゃない」とか、どうかなあ。彼らは彼らで絶望的に勝ち目の無い相手に対して最も効果的な手段模索してるんじゃないかって気もするんだよね。なんていうか、抑圧的な支配層に虐げられてきたという実感の元の蜂起とそれに呼応する有志って、後になって歴史になった時にどう判断されるんだろうね。砂の煙の物語として語り継がれてしまうような気もしないでもないんだけど、どうだろう。

いや、個人的にはそもそも人質とったり武装蜂起したりじゃない平和的で民主的手段で解決しろよって思うんだけど、支配する側がそれほど平和的でも民主的でもなかったりするし、支配する側もされる側も武力でのやりとりに慣れちゃってるっていうのもあるのかもなあ。日本戦国時代とかもそんな感じだったのかなあ。今となってみるとあのあたりはフセインがでかい顔してたほうがまだましだったんじゃないって気もするよね。

平和志向する民主社会他国地域に対してできることって限られてると思う。風刺とか、まあ分からないでもないけど、どうかなあ。それより、「携行小火器の回収」というか、世界的な刀狩的な何かが必要なんだろうね。あとは回りくどくても格差の縮小と教育なのかなあ。「対抗組織軍事的支援を」とかっていうのは新たな武装勢力を生み出すだけ出し遺恨も残しそうだから止めた方がいいって思うけど、アメリカはまたそういうことしちゃうんだろうか。ウクライナとかでも。

2014-08-26

押切蓮介「焔の眼」を読んだ

ネタバレあらすじ。

日本アメリカっぽい国に戦争に負ける。

でも降伏しないせいで日本植民地化っぽいことされる。

そこに範馬勇次郎キャラ日本人が出てきて大暴れする。

それを近くで見てた少女覚醒してのちのち反乱軍リーダーになって最後範馬勇次郎と再開する話。

結局戦争は反乱はどうなるんだというところがもやもやする人には向かない。

あくまでも少女の成長と恋の話。

ぽこぽこ人が死ぬ

こんな程度の終わり方になるなら、全6巻じゃなくて3巻程度でもっとすっきりまとめてくれたらよかったなあ。

内面描写が少なく、かと言ってその分表情その他で語り切れているかというとそうではなく、いろんな場面が唐突で終始だらだらしていた。

掲載誌からくる需要問題かな。

とりあえずド派手なアクションとか入れようみたいな。

でもあの画力アクションマンガなんか書けるわけもなくこんなことになっちゃいましたとさ。

ミスミソウの3巻の充実度に比べると雲泥の差。

作者のよさがほとんど死んでるマンガだった。

2013-12-25

南スーダン弾薬提供について調べてみた

http://togetter.com/li/606929

これを読んで、なんでアメリカは5000発しか予備がないのか不思議に思ったので調べてみた。喫緊に危機が迫っている韓国軍の予備弾が少ないのはもともと戦闘を想定していなかったというのは納得なんだが、しかし2000発程度しか予備がないとの情報もあり、なぜ各国で予備弾数がこんなにも違うのかというのはやはりわからなかった。

で、いろいろ調べてみたんだが、まずPKOでは兵站は一元管理しているようだ。

http://www.pko.go.jp/pko_j/liaison/liaison13.html

 私は、2011(平成23)年9月よりハイチ首都ポルトープランスデルタキャンプにある国連ハイチ安定化ミッション(MINUSTAH)軍事部門司令部兵站部において「兵站幕僚」として勤務しています。編成は7名、国籍チリブラジルアメリカヨルダンフィリピンハイチそして日本とバラエティに富んでいますが、これだけ異なる国が揃うと仕事のやり方もそれぞれ異なることは言うまでもありません。兵站部では、具体的にはCOE(派遣国保有装備品)及びUNOE(国連保有装備品)の定期的な現況調査、使用弾薬の管理、国連車両の管理、派遣部隊に対する任務支援(主に輸送任務)、補給品調達及び生活環境の構築・改善等を行っています。2010年10月よりコレラの流行が問題となり、特に生活環境(汚水処理施設やゴミ処理方法)については適時確認、改善させる等、万全の態勢で臨んでいます。私のこの他の任務としては、MINUSTAHと日本隊との連絡幹部的役割を担ったり、本邦とMINUSTAH関連情報のやり取りを実施しています。

これはハイチの例だけれども、多分スーダンでも同じ?

Wikipediaには

その兵站支援の方式としては平和維持軍に参加する一国が担当する一国支援担当方式、相互依存原則に基づき複数の参加国が他国分担方式、地域ごとに担当区域を定めて行う分権方式がある。[13]

とのこと(出典付き)だが、管理方法まではわからない。

と思って調べてたらばっちし兵站部のひとの話があった。

http://www.pko.go.jp/pko_j/liaison/liaison22.html

 兵站幕僚は、UNMISS軍事部門司令部(Force Headquarters(FHQ))兵站部(J4)に配置されています。FHQは司令官(Force Commander(FC))以下約90名(23カ国)から成るUNMISSの中で唯一軍人だけで構成される組織で、兵站所掌するJ4はチーフオーストラリア陸軍中佐)、副チーフオーストラリア海軍少佐)、部員2名(スウェーデン海軍少佐と私)の計4名で構成されています。

 派遣部隊との業務上の関係については、UNMISS派遣された部隊は全てFCの指揮下にありますが、FCが運用権限を有するのは歩兵大隊インド軍、ケニア軍、ルワンダ軍、モンゴル軍、ネパール軍)に対してのみで、支援部隊に区分される派遣施設隊の運用権者はFCではなくミッション支援部長文民)になるため、直接的なつながりはありません。しかしながら同じUNMISSという枠内で活動する自衛官として、日本の現地支援調整所や施設隊とは定期的に情報共有を図っていますし、新規部隊の派遣・展開といった他国部隊の動向に関する情報はFHQに集約されますので、情報収集観点から自衛官をFHQに配置している意義はあると考えます。

というわけで、日本・韓国兵站は独自にやっているもよう。ちなみに兵站はかなり困難な状況のようだ。

http://blog.livedoor.jp/takami_neko_shu0515/archives/67027137.html

さて、それで実際どの程度の武力を持つことができるのかというはなしだが、Wikipediaには

無撃的武力は車両による道路封鎖など、加撃的武力は小火器の使用などが挙げられる。最終的手段としての加撃的武力の行使は自衛戦闘おいてのみ認められている。自衛戦闘とは兵士個人または部隊の一部が危険に陥った場合、対立勢力の一方が平和維持軍を撤退させようとして平和維持部隊の安全危険となる場合、武力で平和維持軍武装解除を行おうとする場合平和維持要員を逮捕・誘拐しようとする場合平和維持軍資産を武力で侵犯した場合がある[12]。

という記述がありかつ、FCの指揮下にいるので、各部隊には予備弾などのルールもあると思われる。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/dragoner/20131224-00030921/

これでみると日本は330人位(二個中隊?)、韓国は273名(一個中隊)、アメリカはよくわからん。予備弾1万発を330人で分けると一人あたり30発(弾倉1個分)。どれくらい予備弾を保持するのが可能なのかと推測すると一人あたり弾倉2個くらい?予備でないの含めると弾倉3個が一人あたりの分配なのかなという感じ(自衛隊首都にいてUNMISSも近くにあるので全部渡しちゃったのか?だとすると弾倉2個が持ち分の可能性もある)。とりあえずアメさんが出してきた量からアメさんの人数を想定するとおそらく150人程度(一個中隊)かな。韓国も同じ割合で保持しているとすると、約2万5千発(うち予備約1万6千発)を保持、今回足りないかもで足した分が1万5千発。だいたい予備が二倍になったくらい、かな。

重武装反乱軍部隊1000名(しか戦車もいる)のに、小火器で弾倉五個(下手したら四個)というのはかなりつらそう。まぁ三個しかないよりはマシだが。

~~~追記~~~

色々見てたら自衛隊の予備弾薬8万発、韓国戦闘員は40~50人という情報も出てきた。

しか工兵中隊文民扱い文民指揮下だから戦闘員40人x弾倉2個(60) = 2400発。だいたい整合性が取れる感じ(追記2万発の間違いくさい。たびたびすみません)。これを非常時ということで工兵にも分配したらそりゃ足りないわ。1.5万発は本当にありがたいだろうね、現場の人的には。そしてそれくらい切羽詰まってるってことでもあるような気も…。しか自衛隊の予備弾薬多いな。一人あたり弾倉8個分か。兵站が困難なことが予想されてたから予め多めにおいといたのか。

アメリカ戦闘員しかいないので、自衛隊と比べてはいけなかったな。多分一個師団くらいできてるよなぁ…

http://www.mod.go.jp/j/approach/kokusai_heiwa/s_sudan_pko/pdf/gaiyou.pdf

一次ソースを読み直してみたら、武器数はちゃんとかいてあった(自衛隊の)。今回の弾薬提供に関係する武器89式小銃と5.56mm機関銃MINIMIなので、計302丁。所持弾薬数8万発の話がほんとだとすると、一丁辺り260発。でもたぶん機関銃が100発ずつ確保するとなると、200発弱ぐらいというところか。弾倉7個程度なので平和維持活動をすると考えるとまぁそんなものなのかなぁ…普通どの程度かがわからない。

なお、10月から自衛隊組織改編して増員(5次要因)している途中で12月末をめどに400人になる予定だったようだ。入れ替えで陸路を通らないといけないということでちょっと多めに予備を持っていたのかもしれませんね。

~~~追記ここまで~~~

しかしこれで反乱軍部隊におそわれて弾薬等を奪われてしまったら危険だなぁ。大丈夫なんだろうか。中立ルールにのっとって大量虐殺を阻止できなかったボスニア・ヘルツェゴヴィナルワンダのようになってほしくはないが、かといってヒャッハーせんそうだぜぇ!を国連が許すとは思えないし、とっととPKFで介入しろというのが結論の気がする。

なお弾が足りないとか公言したらむしろ危ないだろなどというコメント散見されるが、地理的に近い+UNMISSが関与しているので、閣議決定された時点で弾薬の受け渡しが開始され、それが済んでから発表されたのでは?というか閣議決定される前から動きはじめていたのでは?という感じだなぁ。現場のことはわからないけど。海外ニュースではちょろっと日本が初めて他の国に武器をあげたよっていう話題は出ているが、それほど大きく取り上げられてはいないので、あちらさんには弾が足りないとかい情報殆ど伝わってないだろうし。そもそもガラパゴス日本語韓国語の応酬だからなw

余談だが、弾薬提供は逆に戦闘力があると見做されて攻撃を受ける可能性を作る事になりかねない、ってのを見かけてちょっと笑った。いやいやいや…たしかにPKOで武器をできるだけ持たないのは現地民からの反感をかわないためだが、避難民が狙われている状況ではむしろきちんとした装備を持っていることをアピールしないとまずいですよね。

南スーダン関係のまとめ

なんか申し訳ない感じなので一応まとめておきます。間違ってたら指摘してください。

南スーダン共和国概要外務省ホームページ

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/s_sudan/data.html

もとは1956年独立したスーダン共和国の一部。二回の内戦と一回の紛争の後、2011年南スーダン共和国として独立した。

4世紀頃からキリスト教徒が多い国だったが、その後エジプトの支配が強まり、北のほうからイスラム化、途中エジプト英国領になった影響でそのまま英国領になった。で、19世紀の後半にイスラム教徒が蜂起して乱を起こし、国家を設立。この時に噛んだのが多分フランスで、その後はフランスイギリス代理戦争の場となる。

一応その騒ぎは収まって結局イギリス保護下になったんだが、北側は独立意思が強く、南北で分断して統治をすることになった。これが今も南北で仲が悪い遠因らしい。北は独立するために自治政府をつくり、第一次内戦をへて56年に独立、以後イスラム系が強い国になる。

が、石油南部発見されてしまったため、北部の人たちが無理やり地域区分を変えて利権獲得に奔走したり、イスラム原理主義に走ったので、これに南側の非イスラム系が反発してまたもや内戦勃発。この後はウガンダとかエチオピアとかマリあたりもごたごたしてぐっちゃぐちゃしてるのでようわからんが、とりあえず最終的には2003年イスラム系と非イスラム系の間で紛争がおこり、暫定政府を作ってようやく集結……かとおもいきやナンバー2が事故死してカオスになったりしつつも、2011年にようやく南スーダン独立することに住民投票で決定した。

ほとんどはイスラム系と非イスラム系の戦いではあるが、一部部族間抗争だったり、二回目の紛争の遠因になった油田をどっちの国にいれるかでもめてたりなどするので、単純な宗教対立ではない。南側は地下資源豊富だというのもキーポイントのようだ。どこの国でも同じですね。

で、このスーダン南スーダンは近年落ち着いてるかって言うと、全然そんなことはなくて、未だに国境ラインでもめている。

南スーダンへの自衛隊派遣

スーダン内戦と紛争で荒廃しきっているので、とりあえずインフラ敷設とかやろうというわけでPKO派遣が決まった。決まったと言っても未だごたついている地域なのでそれでいいのか、なんだがまぁやっちまったもんはしょうがない。日本がスーダンへの派遣をきめたのは2008年福田首相の時、実際に派遣が始まったのは2011年7月からなので菅首相とき現場はあんまり乗り気でないムード要出典)だったみたい。

http://blog.livedoor.jp/takami_neko_shu0515/archives/67027137.html

 南スーダンPKOへの自衛隊派遣における最大の障害は、兵站上の困難さである自衛隊の要員や物資は、ケニアのモンバサ港から陸揚げされるが、自衛隊が活動拠点とすることを予定しているジュバは、そこから1900キロの、いわば陸の孤島である陸上輸送ではジュバまで1カ月以上かかり、空輸であれば、大型輸送機ジュバの空港に着陸できないため、隣のウガンダで中型機に積み替える必要があるという。そして、自衛隊南スーダンにおける活動は少なくとも5年は継続される。このような長距離輸送は、今までに経験したことがないと、自衛隊幹部は指摘している。政府は、ジュバ周辺の安全性ばかり議論しているが、真の困難は兵站にある。(図参照) ジュバ周辺の治安不安があるという理由で武器使用基準を見直すなどというのは、後付けかつ極めて的外れである

 政治が、自衛隊派遣政治的目的を明示し、それにかかる軍事的コスト自衛隊ときちんと擦り合わせるというプロセスが、全く十分であったように見えない点が大問題である。本来、それこそがシビリアン・コントロール重要機能である

このように兵站が大変ということは最初から自衛隊幹部は指摘していた。実際現地からの声にあるとおり、雨季は道がつかえずかなり苦労している模様。竣工式などは和やかにおこなわれているみたいなので、ここ数日で急激に情勢が変化したんだろうなぁ。

今回の件の経緯

韓国軍がいたのはボルという街で、ネパール軍とインド軍がその警護にあたっていた。インド軍は医療部隊も持っていたけど、韓国軍工兵中隊なのでPKOでは文民

日本がいるのは首都ジュバで、ルワンダの部隊に警護をしてもらっている。ボルからは真南に15km150km(桁間違えましたすみません高速道路でいけるらしいです)だそうだ。日本がやってるのは道路の整備とかコンテナ住居の設置とか。

で、今月15日に反政府軍クーデター企図、一応未遂にはなってるみたいだが、火花が散れば燃える国なので戦闘が継続している。なんでか特定民族殺戮も行われていると言う話だが、これはどこまでほんとかは微妙

http://www.afpbb.com/articles/-/3005548/12849717

戦闘は、サルバ・キール(Salva Kiir)大統領を支持する政府軍の部隊と、7月に解任されたリヤク・マシャール(Riek Machar)前副大統領を支持する部隊との間で行われている。

キール大統領は、マシャール前副大統領クーデター企図したと発表したが、一方の同前副大統領は、同国部隊同士の対立を利用してキール大統領が粛清を行ったと主張している。

大量殺人から逃げ出したとする証言者2人は、自分たちがマシャール前副大統領と同じヌエル民族であるために狙われたと話している。一方の殺害行為を行っている兵士らはキール大統領と同じ多数派民族のディンカ人だという。

ボルのそばでもこの戦闘が行われており、インド兵が死亡するほどだった。しかも睨み合っていた政府軍がとつぜん反政府軍寝返りヌエル族の殲滅にうごいているようだ。それでインドネパールはやや退却したんだけど、施設に避難民がきている韓国軍は撤退するにできずとどまっている。難民の数は1万~8万との情報があり、ここに反政府軍雪崩れ込むと大変に危険。今朝の時点ではまだ接触はない、みたいな感じだったが、夕方には迫撃砲基地のそばに着弾したとのことでなんとなく時間の問題な感じがする。

ちなみに反政府軍が狙っているのは避難民なので、韓国軍はがんばればたぶん撤退できないことはない。撤退したらスレブレニツァコースだが。

で、工兵隊の韓国軍は弾数足りない!誰か送って!となったわけですね。

本来ならインドネパールが蹴散らしてくれるはずだったので、装備にそれほど気合入れてなかったのかな。どの程度の武器を所持しているのか調べきれていないのだが、相当の備えをしていても厳しい局面であるとは思う。というかよく避難民残して退却するという選択肢をえらばなかったなというくらいの状況だ。武力行使が起こる前に補給が間に合うか、PKFで介入するほかないのではないかと思われる。

現地の状況(英語多し):http://matome.naver.jp/odai/2138774124472690501

なんかー…

TBとかTBのTBとか一部ブコメとか、なんで韓国と日本のことばっかり言ってるのかわからない。今現在起ころうとしてる民族浄化がどうにかできないかって思わないのかなぁ。なぞだ…

何ごともなく自体が収束すれば、それでよいじゃないですか。なにごとかがもし起こってしまったとしても、それは当事者国の問題でしょう。犠牲者が出たことを悼みはするけど、こちらはせっせと働いて人道的支援のための金を捻出するくらいしかできることはないし、それだけでいいんだと思う。現場の人には無事でいて欲しいし、全部終わったあとに第三国人間がなにをいおうとどうでもいいよ。

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