はてなキーワード: 今日一とは
今すごく気がかりなことがある。
でも自分にはどうしようもないことだから、色んな考え方で楽になろうとしたり、気をそらそうとした。
そういうのは一定の時間効果があるんだけど、ふと気がつくとやっぱり心が淀んでる。
そんなことを今日一日でもう何度も繰り返した。
なんだか疲れて、こういう自分を許そうと思った。
落ち込むのもモヤモヤするのも、人間にとっては自然なことだろうから。
他人に理解を強要したり、周りに悪影響を及ぼさない限りは、別にどれだけ落ち込んでてもなんてことはない。
それで自分の存在が危うくなるわけでも、価値が下がるわけでもない。
とことん落ち込もう。モヤモヤしよう。
目標達成から約半年、特にリバウンドもなく体重をキープできているのでダイエット成功と言って良いと思う。
成功要因を自分の中で整理しておきたいので、増田で手法を晒してみる。
人生でまともに何かを成し得たことなどないし、怠惰で自堕落な生活を今でも送っている。
俺のダイエット手法の全てと言って良い。毎朝体重計に乗り、記録する。ただそれだけ。
「いつまでもデブと思うなよ」に書いてあった通り全部食べたものまで記録できれば理想だが、俺は2日で挫折した。
呑みの大好きな俺が口に入れたもの全てを酔っている状態で記録するなんて出来る訳が無い。
そんなこと意識してたら酒がまずくなる。ストレス発散にならん。
暴飲暴食をすれば、次の日体重が必ず増える。その時に、今日一日どれくらいなら食べてよいか自分の中で概算し、実行する。
節制した次の日に体重計に乗って、予測通りの結果が出ると意外と楽しいものだ。
これを3日間、1週間、1ヶ月と続けていった。体重計に乗らない日があると気持ち悪い、くらいまで習慣化できればベスト。
体重ログアプリは腐るほどあるし、デザインが好きなのを使えばいいと思う。
1ヶ月ぐらいしてグラフで確認してみると、自分の日々の積み重ねがバカにならないことを実感できる。
初めのうちはカロリー計算もやっていたが、1ヶ月もするとそれも必要なくなる。
1ヶ月もやってりゃ、大体どんなものをどれだけ食べれば体重に跳ね返るか予想がつくようになるからだ。
巷にはライザップのような短期間の過度な食事制限を行うことを基本方針としたダイエットや、
糖質制限など特定の食事を摂らないことを推奨するダイエットが流行っているが、俺には全く理解できない。
なんでダイエットごときでそんな無理をしたり我慢したりしなきゃいけないのだ?
そもそも短期間の過度な食事制限は、強靭な意志の持ち主であれば3ヶ月程度は持つかもしれんが、必ずその後にリバウンドが待っている。
また、特定の食事を摂らないことはどう考えても栄養面でリスキーだ。
俺はダイエット期間中でも呑みの誘いは一切断らなかったし、好きなものを好きなだけ飲み食いしていた。
もちろん、暴飲暴食後は必ず体重に跳ね返るので、翌日無理のない範囲で帳尻合わせをしていた。
この「無理のない範囲で」というのがとにかく重要。ここで過度な食事制限を行えばストレスが溜まり絶対に破綻する。
昼飯時そば屋でセットを頼んでいたのを単品にする、晩酌時にツマミを少し減らす、程度で十分。
「3ヶ月で20kg減らす!」ではなく「1ヶ月に1.5kgぐらい減らせればいいなぁ〜」ぐらいの心持ちで行こう。
初めの2,3ヶ月は1ヶ月に0.5kg〜1kg程度の微減程度だった。
しかし、会社の先輩に誘われて週一でフットサルを始めてからは1ヶ月に1.5kg〜2kg程度、多い時は3kg程度減らすことができた。
運動をすることの効果はおそらく2つある。一つは新陳代謝が良くなること、もう一つはストレス発散になるので食事量が自然に減ること、だと思う。
正直言って、フットサルをしなくても2,3年間基本方針①と②を継続すればダイエットには成功していただろう。
しかし、部活も何もしてこなかった俺にとって単純にフットサルは楽しかった。
知らない人でも和気藹々と楽しくボールを追いかけたり、仲良くなった人と一緒に呑みに行ったり…
無理なく1年で目標体重を達成できたのは、明らかにフットサルの影響が大きかったと思う。
ズボラな自分が、コツコツ何かを行って結果を出す喜びを知ることができたのは本当に良かった。
目を瞑り、温度を冷たくない程度に下げてシャワーに打たれる。背中に流れる水が胸椎の丸みを伝って腰の凹みを飛び越え、真後ろの風呂のタイルにまとまって落ち、びちゃびちゃとうるさい。均一に水が流れ落ちる音の中に異質なものが混じっているようで少し気になったが、姿勢を変えたくなくて、そのまま水音に聴き入る。
そわそわと落ち着かないような気がしている。今日一日、順調に過ごすことができたと思っている。何が良くないのかと思いを巡らせるも、心当たるものは特にない。多少なり「今日はよくやった」と満足してもいいはずなのに、実際はそうはなっていない。
最近珍しく本を読んでいる。何がきっかけだったかは分からない。本は読まない人間だ。全く読まないというわけでもなかったが、読むときは大体、突然何かに強いられるように他のやるべきことの時間を潰して読んでいた。現実逃避していただけだと思っている。習慣でも趣味でもない。
これが原因だろうかと思い、目を開け、顔をあげると、シャワーヘッドがこちらを見ていた。「俺を見ていたのか」と思ってもう一度よく見ると、シャワーヘッドはただぬるま湯を吐き出しているだけだった。
相模原の事件。朝のうちに知ったけど、今日一日ツイッターなんかで自分からは一切そのことには触れなかった。
たぶん被害が身障だったら「かわいそう」というきもちが沸いたんだろうけど、相手が池沼と知って本当に少しも「かわいそう」と思えない自分に自分でひいた。
私は子供の頃、池沼に追い回されたり、引きずるように連れて行かれそうになったり、体をべたべた触られたりと散々なめにあったことがある。
別にレイプされた訳じゃないし、追い回されただけで大げさな。これが田舎の周りの大人の対応だった。
さすがに引きずって連れて行かれそうになったときは知らないおばちゃんが呼び止めてくれたが、今考えるとあの時おばちゃんが見咎めなかったらどうなっていたのか恐ろしい。
幼少~小学校低学年の間にこんな体験をしてるので、どうしても池沼に寛容になれない。
つーか、いまだに池沼が怖い。近寄りたくもない。
連れて行こうとした池沼は大きなおにいちゃんだったからな。たぶんそっから体の大きい男が駄目。
たとえばふつうの子供の列に車が突っ込んだとかの事件の被害者に対する「かわいそう」と思う気持ちの1/10ほども憐憫の気持ちが沸いてこない。
こんな凄惨な事件に対する「普通の人間」が持ち合わせそうな感情が全然出てこない。
出てこないことに「あんなめにあってたんだから仕方ない」と自分に言い訳をしつつも、自分が「欠陥品」に思えて仕方がない。
ほんと、同情もできなくてごめんなさい。
参院選が近くなって、恒例の改憲派と護憲派の争いがちらほら始まってるけどさぁ。
戦争反対 = わかる
自衛隊反対 = (まぁ)わかる
現行
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
改正案(例)
2 前項の目的を達するため、また自衛のためであっても、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
こんな感じ
自国に敵が攻めてきたときに、日本国はどのような対応をするのか、という点について曖昧にしてることなんだよね。
敵が攻めてきた時とかの対応で思いつくのは、
下記のような感じなんだけど
1 抵抗せずに殺される
2 抵抗はするが、軍隊は使わない
3 自衛のための軍隊で抵抗するが、攻めてきた国を攻撃まではしない
6 仲間の国が攻めらたら、攻撃する
日本国民の総意は、どの辺にあって、
それに合わせてどのように9条を改正するのかを議論しないといけないんじゃないの?
まぁ、自衛隊をどうしても持ちたくないなら、1か2を9条に明記したらいいよね。
国民みんなが、他国が攻めてきた時に、「軍隊で抵抗するくらいなら、たとえ自分や大切な人でも、殺されたほうがマシ」だと思うならそうなるでしょう。
ちなみに私は、平和主義者なので、3番かなぁ。
とりあえず、「相手から手を出されるまでは、こちらから手を出さない。追い払うだけで、それ以上殴りに行かない」的な。
たとえ、運悪く、自分や大切な人が殺されてしまったとしても、自分や大切な人が他国に乗り込んで、殺す側に回るよりはいいです。
なんで、こういう話に誰もならないのかね。
本当に腹立つわー!
◆16/07/09 2:00 追記
9条についての改憲派・護憲派の争点は、憲法が曖昧にしてきた部分によるものであり、
国防と軍隊(自衛隊)について、国民のコンセンサスをきちんととって、憲法上に明文化すべきじゃないかっていうことです。
なので、この文章をきちんと読んだ上での、真っ向からの反論だと思います。
確かに、あまりガチガチに憲法を決めてしまうと、不測の事態への対処に遅れるリスクはありますよね。
たぶん 「9 あえて曖昧なままにしておく。」を加えて、それも含めて国民が選べばいいんじゃないですかね。
・「自民草案があんな感じなのに、改憲とか言うの?」という論点
このタイミングで憲法の話をするのに、自民党の憲法草案について触れないのは微妙ですよね。
すみませんでした。
あれ、2年くらい前に読んだんですが(確か)
細かい内容は覚えていませんが、随分酷い内容だと思った記憶はあります。
なんか。某シールズみたいな物言いが嫌なんですが、立憲主義ってなんだっけ?っていう感じです。
あの草案は、「国家 > 国民」、つまり、国家のために、ひとりひとりの国民の基本的人権は、
じゃあ、「お国のために犠牲になる」ということをもう一度やるのか。
ちなみに私は、自民党について、
政権運営能力は、この党にしかないので与党であるのはやむなしと思っています。
が、今度の選挙は、全く支持していない民進党か共産党に入れます。(たぶん)
選挙では、自分が支持する政党に入れるということも大事ですが、
「自分の投票行動が、どんな政局を生むのか」ということを考えるべきだと思ってます。
この10年来、日本が失敗し続けているのは、
圧倒的多数の議席を獲得した与党が何をもたらしたかは、振り返ってみましょう。
・「周回遅れの論点」とか言う人へ
この手の意見もちらほら見えましたが、ぜひ、過去の論点と現在の論点をわかりやすく整理してください。
選挙権を「いま」持っている人たちが、
過去の論点を踏まえて、自分はどうしたいのかを考えられないといけないのではないでしょうか。
以上で、コメント終わりです。
長文にお付き合いありがとうございました。
明日の参院選ではどのような投票行動を取るか、今日一日考えたら良いんじゃないでしょうか。
選挙に行きましょう。みなさん。(なんだこのまとめ)
1 まず最初に断言しておこうか。
パチスロを(習慣的に)「打つ」ことと「打たない」ことを比較したら、
「打たない」方がより良い。
そんなことはわかっている?
うん、そうだろう。
そんな義務はない。
道徳的にも、法律的にもパチスロを打ってはいけない義務があるとは思えない。
誰も決して打つなと俺に強制していない。
3 パチンコ、パチスロを打たない人が打つ人に対して言うセリフの代表的なもの。
「パチンコ、パチスロは必ず客が負けるようになっている。わざわざ金を失いにいくようなものだ。
打ちに行っているやつはバカだ。」
これ自体は確かに正しい主張ではある。
だが、これをスロ打ちの人間への批判の論拠にする奴は救いようの無いバカだ(俺もお前も思ってるよな?)。
「必ず客が負ける」というのはあくまでも最終的な収支の話だ。
一回一回の勝負では当然勝つこともある。
たとえ設定が1であったとしてもだ。
そして俺自身を含めスロを打つやつのほとんどは直前の勝負の勝敗しか頭に無い。
パチスロを打つかどうかは、「打ってはいけない」という決まりを守るかどうかと言う問題じゃない。
勝つ可能性も負ける可能性もあるが、「打つ」と「打たない」どちらを選ぶかの「選択」の問題だ。
曲がり角を左に行くか、右に行くかという選択と同じだ。
打たない方が良い理由は、「どんなに勝っても意味がない」こと。
スロで勝ちまくって、あぶく銭が増えまくっても俺自身を取り巻く現実はほとんど変わらない。
パチスロでどんなに勝ちまくったとしても、結局手に入るのは金だけ。
それも「あぶく銭」、重みを感じられない金だ。
だが、それが何だろう。
出来ることは物を買うことだけだ。
自分自身の人格、周囲の人間の人格、嫌な社会、自分の過去、未来、職業を直接変えられない。
クソみたいな現実を変える力は、自分自身の行動にはあるが、スロで得るあぶく銭にはない。
あぶく銭は現実を変えない。変えてくれない。
5 お前はスロット打ちの習慣を断ち切ることができるはずだ。
お前は過去にスロットを打ってはやめる、また打つを繰り返してきた。
年単位で打たなかったこともあれば、数ヶ月だけのこともあった。
やめるために重要なことは今日一日、その日一日だけに着目することだ。
明日、あさって、来月、来年、スロを打つかどうかはその時期が来た時に自分にしか「選択」できない。
とりあえず今日だけは打たないを積み重ねれば良い、というかそれしか出来んやろ。
パチスロという博打に対する自分自身の感情、考え方をもっともっと理解すれば、
より楽にやめられるだろう。
6 パチスロを打ちたがっている自分へするべき問いかけは「負けたらどうするの?」もしくは「負けるかもしれないぞ?」
ではない。
「勝ったとしてメリットがあるか?」、「あぶく銭を得る必要があるか?」だ。
あぶく銭を得て、それを使って買いたいと思っているものの価値を見極めることだ。
俺自身を含め博打をする人間は往々にして、本当は必要ないものを得ることを博打をすることの言い訳にする。
理由があるからパチスロを打つのではなく、パチスロを打ちたいから無理やりあぶく銭を得なければならない理由をでっち上げ、
自分を納得させようとする。
7 「勝ったとして、このクソみたいな現実が少しでも直接変わるだろうか?」でも良い。
今現在の自分はもう既に必要なものを十分に持っていることを思い出せるはずだ。
8 矛盾しているように聞こえるかもしれないが、
「パチスロを打つことをしないようにしよう、我慢しよう」という考え方をしてはいけない。
「しないようにしよう」と考えているつもりでも、結局パチスロという博打に意識を向けている。
最初は距離を置くために考えていたつもりが、結局打つべき理由を考えてしまう。
当たり前だ。
パチスロをやめても、今までパチスロで埋めてきた「暇な時間」というものは消えない。
何らかのことでそこは埋めなけれならない。
ほぼ一年中、さらに一日中営業しているパチンコ屋は手っ取り早くその暇を埋めさせてくれる。
そこが罠なのだ。
「パチスロをやめる」=パチスロを「しない」ではなく、パチスロ以外のことを「する」ということに意識を向けなければならない。
これは必ずしも言うほど簡単じゃない。
パチスロ打ちにとって、パチスロは色鮮やかで華やかな映像で映し出され、パチスロ以外のことは灰色で塗りつぶされた廃墟の映像に映る。
機械の前で延々とボタンを押しながら不毛な博打をする自分は理想じゃない。
それこそが、パチスロをやめるべき理由の最たるものかもしれない。
あった出来事を列記したら、もはや最近のラノベタイトルとかを通り越して、むしろスパムメールの件名みたくなってしまった。
主人がオオアリクイに戦いを挑んで幾星霜とかそんなの。(うろおぼえ)
本日のノルマダイエット終了後の追記:おおうまた忘れた。http://anond.hatelabo.jp/20160417155219の続きね。
あとなんか突然トラバ返しするのが凄く億劫になったので全レスやめる。なんだろ急に。ダイエット疲れかな?
閣下:見合い相手。婚活初心者。すっごいえらそうなので閣下。でもすっごいえらそうな態度ではないとの本人談。
吸血鬼:書き手。婚活ベテラン。紹介者から初心者向けとか男嫌い向けとか人嫌い向けとか思われてる疑惑。
・レシートは速攻で捨てるようにした(別にもともとレシート貯める趣味なんざない)
・カード類は財布に三つ付いていたカード入れの、外から見えない場所に二か所に分けて収納(かさばる)
・ダイエットは一日一時間〜二時間、平均時速2kmで継続中(緩やかに痩せつつある)
<前哨戦>
閣下が「デートとかする段階じゃない」「マックとかで会って話して距離を縮めるべき」みたいな事を言ってたので、とりあえずご希望通りにマックで会う。
仕事の後に一時間運転して閣下の地元へ。いつも通りの五分前行動で、待ち合わせ時間より早くマックへ行くと驚天動地、なんと遅刻常連の閣下が待ち合わせ時刻よりも早く来ていて、レジで注文している。
内心で感動にむせび泣きつつ挨拶するとそっけない態度。声もかけたが返事もせず二階席へ。不機嫌そう。
<言われた事リスト>
「車とか財布とかなぜ買うのかがわからない」(貴女が買えって強制したようなものでしょう閣下)
「何で相手から言われた通りにしてしまうのかわからない」(貴女と仲良くしようとしているからなんですが閣下)
「はいはい言われていたら流されている気分になる」(いいえという選択肢ないじゃないですか王様)
「本心を言えばもっとカッコいい人がいい」(ホントに凄い爆弾ぶつけてきますね閣下)
「もっと身なりに気を使った人がいい」(ホントに何で合コンとか行かないんですか閣下)
「男性としてグッとこない」(ホントに何で付き合ってるんですか閣下)
「あまり話もふくらませてくれないし」(それはお互いが努力する事じゃないんですか閣下)
「意見を出さなければ一人で出かけるのと同じことじゃないですか」(意見を出して貴女の機嫌を損ねたくないんですが閣下)
「何もこだわりがなければつまらない」(私は貴女を面白がらせるために生きてるわけじゃないんですが閣下)
「これまでの婚活相手じゃなく今目の前にいるのは私じゃないですか」(だから貴女に合わせているんですが閣下)
「素直にならないと、いずれ続かなくなるから、素直になれ」(どちらにせよ我慢が足りなくて困るのは閣下なのでは)
思っている事 = ここに書いてあるような事
詰んだあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!
<戦後処理>
次に会う日を決めてバイバイした後で、閣下から(!)メールが届く。
(閣下が自分からメールを送ってくるのは初めて、件名にRe:が付いてないのも初めて)
「言い過ぎました、今の段階で言うべき事ではありませんでした」との旨。
すげー閣下が謝るの初めて見たよ、逆に怖えー、と思いつつも無難な返信をしておく。
でもまあ閣下が凹むのも何なので、
「私は閣下の好みじゃなくても、閣下の好みに合わせて変わる事ができます」
みたいなメールも後で送っておく。
「金を掛けるのは、相手の好みに合わせて変わる事とは違いますよね」
みたいな長文メールが返ってくる。
このあたりが分水嶺だな、と思う。
正直に喋れとも言われたし、もうこれは回避しようがないかな、と諦めて
「仕事柄あちこちの地元民にも顔割れてるし、各所のマックで延々と公開処刑すんのやめろや、あと価値観押し付けんなや」
とメールする。
翌日やたらなっがい謝罪メールが届く。
「価値観の押し付けはしないしマックじゃない場所で会いましょう」との事。
<本戦>
うわーこえー、あれだけ口を慎まなかったお嬢さんが平謝りしてんよー、マジこええ。
と思いながら、地元民のいない個室タイプの店を探しておく。(閣下による公開処刑対策)
日の出ている内からマックで会おうみたいな話になっていたがそれが方針変更になり、かといって閣下にやる気もあまり感じられなかったので、待ち合わせ時間はそのままで、閣下地元にある城跡へのハイキングに誘う。
いつもはグダグダグダグダ賛成とも反対ともつかない意見をダラダラ述べる人があっさり承諾した。
ハイキングなら弁当必須かね、と思ったのでサンドイッチとおにぎりの弁当を作って持って行く。
<デート中言われた事>
城跡への道は三十分足らずというから楽だろうと思っていたら地獄。
カモシカのようにひょいひょい登っていく閣下の後をぜえはあ言いながらついてゆく。泳いでてよかった。
折角持って行った弁当は「まだお腹すいてないです」との事で食べてもらえなかった。
蚊に刺されながら街を眺めて、すぐに下山する。
城跡の広い公園をぶらぶらした。閣下の小学生時代のシイの実収集ポイントが近くにあると教わる。(ヒャッハー!今日一番いらない情報をゲットしたぜェーーッ!)
水道施設のそばにたむろす猫達を発見。猫にまみれて喜ぶ私と、距離を取る閣下。
「先日は周囲も気にせず色々言っちゃってすいませんでした」(謝罪と言う割には不満げなんですが閣下)
「カッコいいところを見せて欲しくて、感情的になっちゃって…」(いやそれどういう感情かわからないんですが閣下)
「私がこうして欲しいなって相手に言うのが、負担に感じて…」(言ったのはご自身なんですが閣下)
「そう言ったら溜息つかれたから、それも負担に感じて…」(溜息つかせたのはご自身なんですが閣下)
「前の車とか前の財布とか、好きだったんですね」(別に好きじゃないんですが、普通は人の持ち物に口出さないと思うんですが閣下)
「買い替えた車も特にこだわりがなさそうだったから、あぁ、また話すネタが一つ減ったなって」(ていうかそもそもあなたから話題振る事自体が稀な気がするのですが閣下)
「(猫は)あまり好きじゃないですね。せっかく育てた家の畑の作物を荒らす野のケモノへの憎しみが…」(そうですかエボシ様)
私が過去の婚活で利用したお店へ。個室多くて、店員は外国人ばっかりの、外国料理屋。
「祝われると喜ばなきゃいけないなあって思って、負担に感じる」(交際相手とは反社会性をぶちまける相手ではないのですが閣下)
「自分の反応が芳しくなかった事で相手をフォローしなきゃと思うと、また負担に感じる」(自分の行為によって発生した結果ではないのですか閣下)
「お弁当とか作ってくるし、新しい車も女性っぽいし、女性的な人なのかなあと」(男女問わず婚活は女子力が重要です閣下)
「食う時の姿勢は良くなった」(ありがとうございますですが本気でいつも上から目線ですね閣下)
「だが口を隠すしぐさが女っぽい」(下品にならないよう隠しているだけです閣下)
「歩く時に振る手の指が揃っていて女っぽい」(どこまで見てるんですか閣下)
「礼をするときの指が揃っていて女っぽい」(ホントにプラスの評価をしてくれない人ですね閣下)
「『そこまで見るのか…』とか言うのやめて下さい。“私が何も言えないから”」(言えない事に対して別の問題を感じたりはしないんですか閣下)
「私があれこれ言った分、私にも、もっと綺麗になってくれとか言われたら困るなあって思って」(別に言いませんけどじゃあ何で反撃の予想される攻撃をためらいなくしてくるんですか閣下)
「お互い本音で言い合って、それでぶつかって価値観が合わなくてダメならそれはそこまでの縁だったんだなって思うんで」(人を試すと人に嫌われ、縁を試すと縁に嫌われる、とは思いませんか閣下)
仕事で議事録とか書くからいつ誰が何を言ったかとかは割と覚えてる方だと思うけど、あまりにも発言量が多いため、書いておかないと忘れる。
というか忘れても構わないような雑談をにこやかにしたいのです。普通に婚活しに来てるんで、普通に婚活したいのです。
三ヶ月付き合って手も握りたくないくらいの完全拒絶だし批判も口をついて止まらないのに、破談にしないし、約束もするし、普通に出てくる。
とはいえ、
別に私だけじゃなくて、恐らくどの野郎に対してもこういう態度なんだろうな。というのは接してて何となくわかるので、それ以上は言わぬが花か。
閣下も恐らく私と仲良くしたいとは思っているんだろうけど、これまで積み上げてきた人生が、たぶん許可しない。
積み上げた人生が邪魔するなら、婚活積み上げて慣れてくしかないからなあ。
私も婚活初期は「よく知らない人といきなり交際とか言われてもなあ、楽しくもないのに笑顔なんて浮かべたくない」みたいな事考えてたし。
帰り際に旅行行ったお土産をもらったので(うめぼし)、帰宅後すぐ、明日職場に持っていく梅おにぎり弁当を作り、携帯で写真とってメールに添付して送付。(行動が女子)
無事、「野菜も食え」とのご返信を頂きました。
あと「また城跡行ってもいいですよ」とか返ってきたので、これはツンデレ変換して「また城跡行きましょうね」と捉えておく。
が正直あそこはもう行きたくない。なぜなら…
足へのダメージが翌日の勤務終了後に一気にきたからだ。閣下のあの脚力は一体…。
<戦果>
・過剰に祝わない事を条件として、閣下の誕生日をようやく教えてもらった。私の二週間前。(書いとかないと多分忘れる)
・私の誕生日も簡素に祝ってくれるらしい(喜ぶべきところだろうけど簡素て)
・もうマックで、衆目のニヤニヤ顔の並ぶ先で公開処刑される事はなくなった
・その代わり、私の隠れ家的外国料理屋が新たな惨劇の舞台に選ばれる事に
・オーナーまじゴメン
<次回までに改善すべき事>
・男らしい歩き方、食い方、礼の仕方(一体どこで習えるというのか……男塾?)
・男性としてグッと来させる(壁ドンとかしたら即ボディーブロー飛んできそうな人なんですがそれは)
・何か祝う事があっても、あまり大げさに祝わない
・サプライズはしない
・閣下がどこか行きたがるのは珍しいので、また城跡に行けるように足腰を鍛えておく
・虫よけスプレーとかも買っておく
<次回の死守ライン>
・これまでの経緯を客観的に見た場合、登録者であり異性の紹介を受けている自分が「婚活やる気全くありませんアピール」をばんばんしてるという事にあまり気付いてないというか、客観視についてそれとなく指摘しても、「仲介人にきっちり話せばわかってくれます!大丈夫!自分の評判は自分で守りますよ!」みたいな事を堂々と言い切っていたので、そ う い う 事 じ ゃ ね え ん だ よ って事をどうにか穏便に伝える。
・たぶんすごく難しい
<感想戦>
要するに閣下は本音で喋る相手でないと続かないって言いたいみたいだけど、
本音で喋ってぶつかりあって夕日の河原で決闘して親友になるのは男同士の友情だと思うんだ。
まあやるけど。言われたからには合わすけど。ホントどうなりたいのこの子。
<追記>
閣下じゃなくて吸血鬼自身はどうしたいん? みたいなトラバやブクマコメが多かったんでこれだけ。
私はただ単に結婚したいだけで、
“結婚するには目の前にいる相手に全力を尽くすのが最短”と過去の沢山の婚活経験から判断してて、
閣下も根性と気合に溢れてるおかげか私の目の前からいなくなったりしない以上は、
閣下が結婚に不安を感じる要素を除去しつつ、ひたすら仲良くしてゆきたいと思ってるだけなんだよね。
まあ不安要素なくなってから結婚の申し込みしても素直に頷かなそうな人だけど。(猫はあまのじゃく)
尊敬できる相手と結婚したいとか思う人は偉人伝とでも結婚してればいいワケで、私は普通にありふれた人間の女性と結婚したい。
だから別に閣下が欠点満載だろうがまるで合わない人だろうが構わないし、そもそも誰と一緒に居たって結局は疲れるんだから、誰かと暮らす=耐える、それが当たり前。
相手が誰でもいいという覚悟が無ければ婚活なんてできないし、どんな相手にも合わせるべく懐深く構えているけど、相手が攻撃的だったり反抗的だったりすれば当然その分こちらのモチベは下がるし、向こうの評判も勝手に下がっていって向こうは自分で自分を不利な立場に追い込む事になる。
過去にもいたけど「交際は二人だけのものだから!」という理屈で交際時に好き勝手する人って、仲介者とか紹介者というレフェリーがいて強い影響力がある事忘れてるんだよなあ。
一応説明はしたんだが・・・、閣下全然わかってなくてスゲエ強気だったからなあ。無知は最強。
上のような記事の書き方だと、閣下に何か言われた時にすぐに反撃セリフを思い浮かべているように読めるかもしれないけど、実際、具体的な反論は家に帰ってゆっくり考えてからでないと出てこないんだよね。
というか実際に閣下がガミガミガミガミ怒ってんの見てる時って、なんかほっこりしてる。イキイキしてんなあって。
仲良くしなきゃって思うからひたすら落ち着かなくはなるけど、あまり怒りとかは覚えない。
閣下の言ってる事って文面に起こすとめちゃくちゃ失礼なんだけど、なぜか不思議と、実際に言葉として言われてる時は何かあんまり嫌じゃないんだよね。閣下の人徳なのかねえ。
何だろう、口うるさいお母さんがお父さんを容赦なく責めたててる感じ? どっか微笑ましいんだよねえ。
生物として死を嫌うのは極めて普通だし自分の死を認められないのも当たり前の反応だがどうあがいてもこの世に存在するものは全部終わるんだよ
死を意識しないといけないから満足のいく人生を送りたいと真剣に願う
企業には企業理念があり企業理念こそが金銭を稼ぐ以外の存在理由になる
ただし金銭の稼ぐ手段と企業理念の形骸化が起こると結果として死ぬ
効率を言うならなんで100%死ぬ人間にそんなコスト割いてるんだよって話
もっとスケールの大きな話をすると100%太陽が地球を飲み込むのになんで頑張ってるの?
いつ訪れるか分からない死に対して自分が今日一日どれだけのベストを尽くせるのか
途中で死んでも悔いはないプロジェクトに自分は今打ち込めているのか
そういったことに真剣に真正面からぶつかるためには自分の死を後ろ盾にしなければできないことなんだよ
自分が生まれてきた理由を自分で探して見つけるための動機としてどうやっても死という概念が必要なんだよ
死を意識しないってことは人生っていう最大スケールの中で締切を設定しようとしないってことなんだから
死の恐怖を家族や子供という他人との関係性で慰めてやり過ごそうとしているだけだ
お前は例えば会社で30~40年規模のプロジェクトを完遂させる自信があるのか?
そんな企画通ると思ってるのか?
たまたま運が良かっただけの成功者の結果の真似を従ってるだけなんじゃないのか?
実際に自分が老人ホームに入ったら確実に家族を恨むだろうし、忘れてしまうだろう
ならそうなるまえに命をかけて死んでしまいたいとはなぜ思わないのか?
というか老人ホームに実際に住む老人と会話したことさえないだろう?
普通の人の普通の最後は排便もろくにできなくなった痴呆か末期がんの2つに1つなんだよ
もしくは成人病で手足が腐る肝臓が駄目になって急死する動脈が破れる交通事故だなんだとそりゃ色々よ
今目の前で命使ってもやりたいことに取り組みたいと思う方が健全だろう
そんなバカな!
最近の我が家は色々と冷えきってて、もうそれどころの問題じゃないけどね。
でも、なんとなく自分だけでも楽になりたいと思って、ちょっと実践してみたよ。
いつも→家に帰ってただいまを言う。おかえりのかわりに子供を叱りつける嫁の声が響く。
昨日→いつもどおり叱りつける声が響くが、そこにニコニコ笑顔で入っていき、その顔のまま子供をたしなめる。
いつも→おかえりが返ってこない嫁にちょいキレでもう一度「ただいま」を言う。するとめんどくさそうに「はいはい。」と返ってくる。
昨日→ニコニコ笑顔で「ただいま!寒かったー!」という。嫁から「ほんとだよ。朝から最悪!」と返ってくる。
いつも→また愚痴が始まったと嫁の言葉は聞き流しつつ、子供をこれ以上嫁を怒らせないようにたしなめる。
昨日→ニコニコ笑顔で「まじか!こんな寒い中大変だったんじゃない?」といいながら、子どもたちにも笑顔で襲いかかる。
いつも→嫁は独り言のように今日一日がどれだけ最悪だったかを話し始めるも、そこに子供が割って入ろうとして「うるさい!」と切れ始める。
昨日→ニコニコ笑顔で相槌をうっていると、今日一日の何が最悪だったかを具体的に並べ始める。はじめのうちは子供にも切れていたが、次第に自分の話に集中し始める。
いつも→そのうち子供への説教も諦め、もうやってられない!と宣言してその後の家事を放棄する。
昨日→相変わらず話す内容は今日一日の愚痴だが、少しずつ機嫌が良くなっていくのがわかる。珍しく焼酎をおかわりする。
いつも→ぼくが子供をお風呂に入れ、そのまま寝かしつけに行く。嫁は一人遅くまでテレビを見ながらパソコンをいじっている。
昨日→いつものように子供を風呂に入れ寝かしつけに行くと、ほどなくして風呂を終えた嫁が合流する。
いつも→ぼくはそのままベッドでスマホをいじりながら、眠くなると寝る。嫁がいつ寝室に来るかは殆ど知らない。
昨日→嫁がいることでうれしくなった子供が寝付けないでいると、本を読み聞かせ始める。僕は眠気に耐えられず寝る。
いつも→嫁のほうが早く起きる。おはようと声をかけると不機嫌そうな「はいはい。」という返事。ため息を吐きつつ子供の弁当を作っている。
今朝→嫁、余裕で寝坊する。ニコニコ笑顔で起こしに行くと、寒いから休ませると甘えた様子で布団から出てこない。
その様子が余りにも愛おしくなったのでそっと頭を撫でると、その手を掴んで布団に引きずり込みつつ「一緒に休もうよ」と提案してくる。
驚きと同時に、僕の笑顔は一瞬で泣き顔に変わる。
それをさとられないように「ゆっくりしなね」とだけ言って寝室を後にする。
いつも→家にいたくないから早めに出て、会社でゆっくりコーヒーを飲む。
あの記事の内容をまんま鵜呑みにするつもりはないけど、僕が原因じゃないとしても僕が変えられることはあるのだということがわかった。
追記
ぬわ。反響があった。泣ける。
せっかくなので参考にした記事です。