はてなキーワード: クリエーターとは
https://anond.hatelabo.jp/20180913172917 の元増田です。
こういうのに名前つかないの?( https://anond.hatelabo.jp/20180913211909 )が総合の人気エントリーに入ってて、なんで自分のが…ってちょっと思ったけど、
それとは別に、一通り増田やその言及、ブクマコメントを読んでたけど、やっぱり今回の内容(田中圭一氏、遠藤雅伸氏それぞれで)がそこまで叩かれる理由が分からなかった。
事前に明言しますが、飽くまで『日記』です。また、個別のidの記載はしますが、この文章に置いて特定の誰か/何かを貶める意図は、一切ありません。
---
http://b.hatena.ne.jp/entry/news.denfaminicogamer.jp/manga/180913
id:moons この連載については脳内で「歴史秘話ヒストリア」と同じ箱に入れてる
id:hitac このシリーズ、大した取材もしないで当事者の一部へのインタビューだけで構成されてるからあんまり鵜呑みにしないほうがいいと思う。田中圭一なのになんの毒もないし。
id:kingworld 「日本人は○○」で急に胡散臭くなって残念…。ゲームの企画書の1本目は超おもしろかった http://news.denfaminicogamer.jp/projectbook/xevious
id:syunzone 回を増すごとに悪い意味での胡散臭さが増していく感じ
他複数
『はい、そうですか』としか言いようないコメントなのに、何でスターが着くんだろう。特に言及はなし。せめて、これらの考えに至った具体的な経緯が知りたい。
id:straychef こんにちわマイコンは違うしAppleIIも違うだろう ゼビウスの特別感はなくもないがそれ以前からの流れの1つでしかない この3つの中なら最も影響はあっただろうけど強引に選ぶなら他の2つよりマシなだけ
漫画の中で描かれているように『取材したクリエーターが言っていたこと』であって、『万人がそうである』という話ではないような。
アホか、っていうくらいなら、それ以前の作品例を認識してるうえでのコメントだと思うけれど、なんで例示しないだろう。
id:honseiri 過去の美化、ネトウヨ、うつ病、模倣は相互に密接に関係しているという例。本来美しくもない過去を、無理に正当化するからネトウヨになる。真面目だからうつ病になる。規範から外れない神経質さが、模倣に行き着く。
---
長すぎるのか、登録できないのでここで中断
┃ ┣━初音ミクをすべて"同じ初音ミク"として認識するよ(一ミク派) ┃ ┃ ┃ ┣━結婚するのがファンにとっては許せないのではと思うよ(唯ミク派) ┃ ┣━初音ミクってアニメキャラじゃなかったの!?(概念難しくてごめん) ┃ ┗━結婚とか草生えるよ(この前の大阪公演で「人妻!」とかいう野次があったらしい) ┃ ┃ ↑↑↑↑↑↑↑ ┃ (一般層とそれ以外の壁) ┃ ↓↓↓↓↓↓↓ ┃ ┣━"別々の初音ミク"として認識するよ(多ミク派) ┃ ┃ ┃ ┣┳彼が"彼の思う初音ミク"と挙式をしようが自分のミク像とは干渉しないよ(サイレントマジョリティー) ┃ ┃┗結婚に対して一家言あるよ ┃ ┃ ┣━初音ミクのパブリックイメージを下げるような言動は避けてほしいよ(そういうのはマスコミに言ったほうが良いよ) ┃ ┃ ┣━結婚という話題は私には地雷だったよ(仕方ないね) ┃ ┃ ┗━初音ミクは俺の嫁だよ(それ11年前から言ってね?) ┃ ┃ ┃ ┣┳同じミクでも衣装は着替えるよ(身体が本体派) ┃ ┃┗衣装が違えば全く別のミクだよ(布が本体派) ┃ ┃ ┣━衣装と衣装でカップリングつくるよ(cf: "マジ砂") ┃ ┃ ┗━メガネが本体だよ(赤ぶちが多いよ) ┃ ┃ ┃ ┣┳ファンの数だけミクはいるよ(消費者目線) ┃ ┃┗ミュージシャン、イラストレーター、あらゆるクリエーターの数だけミクはいるよ(創作者第一主義) ┃ ┃ ┗━ミュージシャン兼ファンだよ ┃ ┃ ┣━ミクのおかげでDTMに出会ったよ(そういえば当時はニコニコ動画だけでなくmuzieもあったよ) ┃ ┃ ┗━ミクのおかげでDTM再開したよ(私自身は若いので草の根BBSとかNiftyとか詳しくないよ) ┃ ┃ ┃ ┣┳体は人間だよ ┃ ┃┣体はアンドロイドだよ ┃ ┃┃ ┣┳充電して動くよ(C-3PO派) ┃ ┃┃ ┃┗食べ物で動くよ(ドラえもん派) ┃ ┃┃ ┣┳そういう機能があるよ(セクサロイド派) ┃ ┃┃ ┃┗えっちなのはいけないとおもいます(ミクはまだ16だから) ┃ ┃┗実体のないソフトウェアだよ ┃ ┃ ┗┳自我/意識があるよ(強いAI派) ┃ ┃ ┗自我/意識はないよ(逆に萌えるよ) ┃ ┃ ┃ ┗━さんをつけろよ(デコ助野郎) ┃ ┗━初音ミクをあまりキャラクターとして見てないよ(純粋なミュージシャン派) ┣━仮歌用のソフトだよ(当初のYAMAHAの思惑) ┣━広義のシンセサイザーだよ(そもそも初音ミクのモデルはDX7だよ) ┣━ボーカルやってくれる仲間がいなかったよ(バンドメンバー募集中) ┗━オリジナルで出しても聞いてもらえないからミクに歌ってもらったよ(逆に歌い手によるカバー作品がヒットしちゃうこともあったよ)
かつて、ちっちゃいエイリアンという奇天烈なるゲームソフトがあった。たしかゲームボーイカラーだったと記憶しているから、20年近く前だろうか。冷蔵庫の中とかに住む微小な宇宙人を捕獲するという筋のゲームだった。
わずか1週間で飽きたので、わたくしゲーム史上最速飽きゲーであることは間違いない。
しかしながらあの1週間はわたくしゲーム史上最大爆笑ウィークでもあった。
育成あり、コレクションあり、通信対戦ありの濃厚なゲームシステムに圧倒されつつのめり込むうちにあっという間にコンテンツは底を尽き、すぐ飽きたのであった。明確なクリア目標はなかったが、まあ全クリと言ってよいだろう。
兄と毎日通信対戦しては夜遅くまで爆笑して叱られた。叱られても止めないのでそのうち叱られなくなった。
通信対戦は失敗するとあっけなくキャラロストするという斬新なシステムだった。艦これの元ネタだと思う。
今思えば「バカゲー」なのかもしれないが、当時はクリエーターは天才的な芸術家だと心から尊敬した。崇拝さえした。いや崇拝はしていなかった。
その「ちゃいリアン」がスマホゲーとして復活するという電波を冷蔵庫の奥底から受信してからもう4年くらい経った。未だに任天堂の発表はない。あれはただの思い込みだったのだろう。
天は二物を与えずというが、
学生の時のK君は運動・勉強は勿論、
絵も描けるし、楽器も弾けて作曲もする、
文章を書かせても面白いという
スーパー超人だった。
イベントパンフにイラストを描いてもらったり、
学園祭の時はライブやったり、劇の脚本を書いてもらった事もあった。
しかも、その劇は私が在学中に行われたどの劇よりも受けていた。
そんなに作品数は多くないが、
ピクシブにアップしているイラストや漫画も
非常に評判が良かった。
これだけマルチクリエーターぶりを発揮されると、
本人的にどの方面で評価されるのが嬉しいのかが気になった。
なので、一度、その事を本人に尋ねた事があった。
「…呼ばれて嬉しい肩書き??」
「うん。Kって何でもできるやん?せやから、本人的に何て呼ばれると一番嬉しいんかなって。
やっぱり作曲家?それともイラストレーター?作家?」
「う~ん……」
しばし、考えた後、Kはこう言った。
「…。そやな、一番嬉しいんは『エンタータイナー』かなぁ?」
「エンターテイナー?」
「うん。それが大げさやったら、道化師とか芸人でもいい」
「ええ…芸人って…おまえ…」
しかし、その後返ってきた返事を聞いて納得した。
「結局、俺が曲を作ったり、絵を描いたり、文章書いたりっていうのは、
とどのつまり、それを見たり聞いてくれた人に楽しんで欲しいから作っているわけやから。
みんなを笑顔にするのが目的で、作曲したり絵を描くのは
俺の場合、あくまでその目的の為の手段でしかないんよ。
せやから、作曲家とかイラストレーターって呼ばれるよりは、
人を楽しませる事が目的のような肩書きがええ。芸人、めっちゃええ肩書きやん」
その後、続けて
「ぶっちゃけ、曲や絵のクオリティーで俺より上手い奴は山ほどおるけど、
人を楽しませるという気持ちで負ける気はそうそうあらへんで」
と笑っていた。
年月が過ぎて、今、私はしがない売り場販売員だ。
勿論、Kと違って絵も描けなければ文才も無い。
けれど、その時のKの言葉がおそらく今でも自分の道しるべの一つになっているのだろう。
売り場を作るとき、買いに来たお客様に笑顔になってもらえる売り場になるように心がけている。
アニメーターやイラストレーターに当たる方々の苦痛に満ちた生活についての書き込みは、ネットでよく見られる。
ただ、彼ら絵描きがしんどい日々を送るのは人間性、生活スタイルなどを考慮すると致し方ない部分が見られるのも事実だ。
自営業者の端くれとして、そんな彼らにアドバイスをしておきたい。
・コミュニケーションを円滑にする
著名人の逸話を例とすると、ピカソの話は人口に膾炙するものだろう。
「ピカソさん、私あなたの大ファンなんです。この紙に一つ絵を描いてくれませんか?」
ピカソは紙とペンを受け取ると30秒ほどで絵を描き、手渡しながらこう言ったそうです。
「1万ドルだ」
「この絵を描くのにたった'30秒'しかかかってないのですよ?高すぎます!」
「30秒ではない。40年と30秒だ」”
有名な話なので細かく解説はしないものの、この話を鵜呑みにする方は危なっかしい。
この発言が許されるのは、見知らぬご婦人からピカソに絵を描いてほしい、と頼まれるほどの画家だったからである。
勲章を賜るほどの評価をなされていない凡百の絵師がこんな発言をしたらどうなるか、考えるまでもない。
これはピカソだから許される考え方だ。サルバドール・ダリにも似通った逸話がある。
少なくとも、彼らは1万ドル払ってでも落書きや髭が欲しい、と思われているのだ。
また、ピカソの逸話らしいのだが(真偽不明)、ピカソは普段の支払いは小切手で済ましていたそうだ。
受け取った人はみんなあのピカソの名前が入った小切手だから、取っておけば価値がつくかもしれない、と思い引き落とさなかったそうだ。(生前ですらそう思われているのがピカソらしい)
奇天烈人ピカソは、こうも処世に長けていた。詰まる所、ピカソほど凄くもない絵描きが、ピカソレベルの処世術を身に着けているのだろうか。
人付き合いが不得手であっても、ご用命があればいつでもどうぞ、ぐらいのことはして欲しい。
アドバイスとして、あなたもおそらくそうであるように、人間はサービスは割安を好む。
絵が上手いだけでなく、納期変更に順応してくれる、だったり、酒の席での一発芸が上手い、ということでも付加価値となる。
・モノを知らない
微分積分はわかるだろうか。共産主義の成り立ちはわかるだろうか。海外に行ったことはあるだろうか。年金の手続きはわかるだろうか。恋はどんな味かご存知だろうか・・・。
全部修める必要はまあないだろう。しかし、もし一つもなんとなくすらわからないようであれば、社会情勢が不安定な往来で、そのアンテナの低さは致命的だ。
絵描き同士で「あの雇い主は金払いがいい」とか「あっこは仕様変更が多すぎる」とかの情報共有は積極的だろうか?
創作の参考になる経験を嬉々として語らいあったことはあるだろうか?
内省してみてほしい。
大事な一例として紹介しておく。がっちりマンデーという番組のコーナーの一つに、ニトリの社長の飲み会はどんなものか、という特集があった。
そこでは、小泉元首相のようなビッグネームが当たり前のように出席しており、商談の取り付けすら決まっていた。
このように世の中にはビジネスチャンスが広がっている。モノを知らないということは、それにすらアクセスできないことになってしまう。
(余談だが、財政緊縮を目的として郵政民営化を成し遂げた小泉元首相が、その席の中で金は使ってナンボ、という旨の発言をしていた。筆者に郵政民営化の真なる失敗を予感させることになった。)
値切られないようにするのは実はとても簡単で、引く手あまたになればいい。
逆に、あなたを引く手が少ないのは、あなたの怠惰に原因がある。(親が大体の家庭では勤め人であることにも遠因はあるだろうが)
2、新規で手に入れた顧客が、定期の顧客にするための営業活動はどれぐらいしているのか
3、見込み客はどう作っているのか、どう探しているのか
おおよそ上記の三点に尽きる。
自営業は勤め人とは違い、このような泥臭いことでも自力でやらなければならない。(勿論、経理や年金も)
これらの要素において楽をしたいなら、アンテナの広さやコミュニケーションが大事になってくる。
割りの良い外注先を常に知っておくべきだ。
とりあえず、今回はこれにて筆を置く。(基本的な話ばかりで申し訳ない・・・)
なお、雇われのアニメーターなどについては別の話なので、触れないでおく。
追記;
私のダイアリーにしてはご意見をいくつかいただけたので、返信しておきたい。
>>イラストレーターも要は自営業なんだよなあ 資本主義社会で生きていく以上は絵の能力だけってわけにはいかない
おっしゃる通りです。資本主義においては、絵の能力は換金手段の高々一要素でしかない、というのを念頭において行動するところからがスタートだと思います。
少々お頭が残念で世間知らずだが人柄は純粋な(普通に就活してもブラック企業を引き当てそうなタイプ)底辺で二極化してる感じ
後者のような、世間知らずに分類され悪用されやすい人こそこれらの事実を知るべきですし、もしそうなら今からでも公務員にでもなるべきなのです。
自身の身の丈すらわからない者は、悪辣な輩からひどい目に遭わされるのは仕方のないことなのです。
それでも専業の絵描きとして生きたい、という方に向けての初歩的な手引きなのです。
>>おおかた親から店を受け継いだだけのボンボンがビジネス書読んで適当フカしてるだけだろうと思う。
層があることも知らないんじゃね…
あくまでも端くれですので、ご容赦ください。
私の身の上の都合上、俗に下層と称されるべき方々とも面識があるつもりです。
そういう人々が周りにいる限り、成功するのは困難であろうことも実感済みです。(勿論、当人の人格にも言えます。)
それでも、誰かの成功のほんのきっかけになれば、という所存です。
>>この増田みたいにショボい自己啓発本の抜粋みたいなものでも ただで読めて少しの間でもみんなでコメントしあえれば たしかに割安の娯楽にはなるよな
あなたに申し上げるなら、ここに書いていることは商売における原則論です。
言ってしまえば、算数では足し算より掛け算を先に、だとか、水は100度で沸騰する、というようなことしか述べていないのです。
それを自己啓発と同等のもの、と感じてしまうのは大変危険です。
ピエロになること自体はやぶさかでないので、ご自由に取り扱ってやってください。
>>拙者ITドカタでござるが知り合いが登壇するというからクリエイター系のイベントに参加したところ名刺交換激しくその知り合いもクライアント候補に名刺凸しててOh~と思ったでござるね。。。
無能こそ公務員や自衛隊に所属すべき、というライフハックが広まっていないのは残念な話です・・・。(あまつさえそれを民衆自身が削減していること自体が無念極まりないです・・・。)
無理にとは言いませんが、あなたはそのご知り合いからだけでいいので、貢献できることがあれば引き受けてみてください。
>>言ってることはよく分かる
本来は自営業者であるのにネットでよく見る愚痴はサラリーマン労働者臭がする
自己責任とまでなじる気はありませんが、周りも自分のクソさを我慢している、という視点が欠落しているようでなりません。
はてなに限らずネット上では「クリエイターこそ至高!」みたいに、創作してる人をやたら持ち上げるやつ多いよな。
でもその一方でさ、「誰でもやれる仕事の単価は安くなって当然」みたいな意識高い系な意見も支持されるわけじゃん。
特にブックマーカー様たちの間じゃだいたいこの認識だろ。やつらがどんな仕事してるか知らねーけど。
で、マンガアニメはもう完全に「誰でもできる仕事」になってるよな。
まぁ、「誰でもできる」わけじゃもちろんないが、需要に対して供給は明らかに過剰だろ。
春アニメ!夏アニメ!とか毎回毎回何本出てるんだよ。で、「一話で切った」とかしたり顔で言ってんの。すげぇ食い散らかしてるよな。どんだけリスペクトがないんだよ。
そんだけ食いきれないほどあるんなら、これはもう当然、価値や価格は下がるべきだよな?
ぶっちゃけ、もはやイラストレーターや漫画家、声優、アニメーターに価値はほとんどないだろ。
ほとんどないは言いすぎか。でも実際、土方よりも価値は低いだろ。相対的に。
こんなこと言うと、「クリエーターはひとりひとり個性がある!」みたいな反応来るんだろうけど、土方にも個性はあるだろ。仕事が早かったり、きめ細かかったり。その上で、「全体的に価値が低い」ってわけよ。マンガとかアニメとか。
スマホのゲーム作ってるやつをクリエイターとして崇めないだろ?マンガアニメの作者もそれと同じようなもんだろ。
まぁすげーけど、「凄い!素晴らしい!」って手放しでほめることにはならんだろ。
なんか「クリエーターにもっとお金を!」って話毎回あるけどさ、金なんて回るわけねーじゃん。価値が低いんだから。
実際、マンガアニメ以外の「価値が低い仕事」に回す金なんてないだろ?
「価値の高い人には相応の報酬を。価値の低いやつらの存在は不要」なネットなのに、なんかマンガアニメ界隈はやたら油臭い勢いで語られるよな。
結局はギャグとしてまとめていても風刺やパロディ、寓話的要素を詰め込む作りになっている。映像表現的にも多彩だ。それをみるに、この作品はクリエーターたちの創造力が発露される場となっているように感じる。そういう作品は観ていて気持ちがいいし、よい作品だと思う。
作品を観るときに自分が男だか女だか腐だとかそんな妙な自意識を持ち出す必要が本当にあるだろうか?
ずっと観ているが、おそ松さんは一貫してアバンギャルドな表現をし続けていると感じる。なかなかそういう作風のものが他にないから、いつも興味深く観させてもらっている。なに受けを狙っているだとか、そういう穿った見方を払拭するくらいに多様な切り口でショートショート的な作り方をされていて、合成や宇宙海賊のようなSFの切り口にしろ、実松さんやイルカのようなドキュメンタリー/ハートフルストーリーのような切り口にしろ、結局はギャグとしてまとめていても風刺やパロディ、寓話的要素を詰め込む作りになっている。映像表現的にも多彩だ。それをみるに、この作品はクリエーターたちの創造力が発露される場となっているように感じる。そういう作品は観ていて気持ちがいいし、よい作品だと思う。
それを見る側の卑小な自意識によって、なに向けだとかに矮小化して、それでもってつまらないと断ずるなど、笑止千万というところだ。昨今、インターネット上の貧相なコミュニケーションに晒されているうちに、ずいぶんと傲慢な思考をする鯉になっている人間がたくさんいるように見受けられる。たとえば自分が絵を描くとき、それを鑑賞してくれる人のために受けをねらって描くのだろうか?そういう部分がないわけでもないが、それ以前に、まず自分の内に描きたいという思いがあるから描くのだろう。例えそれがビジネスであったとしても、その根本的な順序を違えていると創作なんてものは出来なくなる。おそ松さんという作品は、とりわけそうしたクリエイティブの欲望に忠実で居続けようとする思想性を帯びた作品であるように思う。その点で、誰に媚びているわけでもない作品であり、媚びているように見える部分は多分に風刺表現なのだ。
私たちは創作を見せてもらっている側であって、創作する側も、さきほど絵描きで例えたように、人間である。その人その人達の創作姿勢を汲み取ろうという親和的な姿勢なくして、見せてもらっている側が楽しむことなど到底できない。それはどんな作品についても言えることだが、その基本的なことを忘れて、自分の好きな要素だけ食べようとパクパクと口をあける鯉になっていないか、そのせいで認知が歪んでいないか、謙虚に自省する機会をすべての人が持つべきだと思う。
自分の能力を超え(歯の掃除をさせられ歯を抜く人に説明しろとか、術後の応対がわからないしあいまいなことしかいえないし、乳幼児の歯磨きをしろとか。それも10分以内で全部終わらせろって要求)、かつ患者相手に利益を生まない仕事ばかり要求される。
学ぶためにいろいろ勉強や自腹で研修セミナーいってみたりもしたけど、手に職がつかなかった。
我慢しながらこんな状況を7か月繰り返してるんだけど収入月3万円食費に消える実家暮らし家に入れる金もできない
求人票は1年中出されてる医院だがバイトできた新人衛生士や新人歯科医師が50代お局集団にいじめられてすぐやめてく 離職率高い 院長は雇用契約についてなにも応じてくれない
去年は一人歯科医師が途中で逃げ出した有様だった
これなら夜間掃除のアルバイトのほうがまだ食べていけるんだろうか
一日10時間労働残業毎日2時間......昼休みは2時間だが電話番しながらお弁当一人で食べてる虚しさ 居眠り休憩もできない
見習いだから一番朝早く来て掃除して、一番遅く鍵を閉めて帰る(朝8時半ー13時30分 休憩2時間 15時30分ー20時半 そのあと2時間掃除や残業 帰宅開始が22時半 通勤1時間40分 家に着くと1時前 晩御飯食べて就寝が夜中の1時半 起床6時)
この前訪問歯科診療で特養に行った先からインフルにかかってそれでも休めなくて休みたいのを相談したら「俺は風疹でも仕事頑張って根性でやってたんだぞ」と言われそのまま出勤せざるをえなく・・・・インフルこじらせて39度の発熱と衰弱で死にかけて結果10日入院した 体重37キロで摂食障害気味になって死にたくなってる
休んでから復帰すると休んだ分もっと働け お前がいないせいで医院に損害だ 逆に金を払えとまで言われる始末で鬱になった
私は泣いているばかりになった
アニ研連こと「アニメーション研究会連合」が解散するという情報を見たので、あくまでアニ研歴ゼロな外野の立場から。
※以下Twitterに投げようと思ったけど如何せん時機を逸したかもなので増田に。
いつぞやのコミケで入手した某まにけんOBの作品で、アニ研でのアニメを自作することの醍醐味として「自分で声をあてる」が結構重要なポイントに挙げられていて、ああこの一点だけでもニコ動とは決定的に文化が違うなと。
ニコ動にもそのものずばり「演じてみた」「アフレコしてみた」があって、そっちはまさにギャグ・ネタとして演じてアフレコしてみた風潮が主流だけど、一方でアニ研作品は、ギャグ・パロディであっても「作った自分たちで声をあてる」ことについては結構真剣に捉えている印象がある。
どんなに拙くても自分で声をあてることに意義があるし、よっぽどじゃないとそれを笑うことはない。一方これをそのままニコ動でやったら容赦ないツッコミの嵐だろう。特にストーリーがシリアスだったりすると。
逆にアニ研でゆっくりとか使うのはむしろ邪道って雰囲気も感じる(研連で上映されたのもそういうのは、吉野家パロのゴノレゴのさらにパロでTTS使った一本、softalkとか使ってたの二本、これぐらいしか記憶に無い)。
なんというか、同じアニメ制作でも柔道と高専柔道ぐらいの違いというか。ちなみにニコ動の流れの元はFlashアニメで、ここからしてアニ研とは断絶された全く違う文化だ。
あと短い作品でも結構な人数のスタッフが投入されていて、これもニコ動ではどうなんだろう。こっちはいちいちスタッフロールないとはいえ、基本一人での製作だろうし、だからこそFlashとか「一人でも作れる」ためのツールを使っている。
なぜか思い出したのは「大量の隊員を動員しながらほんの一握りしか登頂できない極地法に疑問を持った」という植村直己さんのWikipedia記事。
何事も基礎は肝心で、それこそ柔道とかプロレスとかは受け身は基本中の基本で欠かしたらケガしてしまう。然るにアニ研の方は「受け身の練習と同じように大事なこと」としてコマの描き方から教えていて、ちゃんとした創作はそれがモノになってから、みたいな教育をしているのではないか。
で、一枚一枚コマを描くことはそれは大事だろうけど、ぶっちゃけ受け身のようにケガをしないために必須なものなのかというと…?新人の側も「いいから作らせろ、Flash使わせろ」て思ってるところがないかなとも。
研連では「4年かけて精一杯短編作りました」とか「予告編だけで結局本編作られず」とかが多い印象で、そういうのニコ動で受け入れられるかというと疑問符がつくし、ニコ動では「アニ研で4年かけて作られる短編」レベルを長くても数ヶ月で仕上げるクリエーターの方が目立つ感じが。
名前は挙げないけど、いつぞやの研連上映会ではアンケート1位だった作品。「アニ研ってとにかく本格的にかっちりやることに拘るんだな、結局『アニメ作りを楽しむ』よりも『アニメスタジオ(というかジブリ)の真似ごと』やるための場所なんだ」というすっごく穿った見方をしてしまった。
ともあれそういうのについていけなくてドロップアウトしてニコ動で一人でこそこそ作ってるって人もいるんじゃないのかな?とも思ったりした。