はてなキーワード: オフとは
俺の行きつけのスーパーでは先週に10月5日にさらに10%オフになる券を買い物客に配っていた。
しかし俺はその券をもらいそこねた。先週そのスーパーで買い物してたにも関わらず。
俺は今日そのスーパーで7000円ペイペイ払いした。本来なら券と合わせて30%還元になるはずなのに20%還元しか受けられなかった。
700円分損したことになる。
さらに言えばペイペイ払いは1回の買い物で1000円までしか還元しないルールがあった。
つまり1回の買い物で5000円以上買っても還元額は変わらないということだ。
俺はそれを忘れてて7000円使ったので2000円分の買い物には還元されなかったことになる。
すげー後悔して落ち込んでる。
壁を殴って穴を開けてしまった。
ほんと最悪。
って今からもう予定いっぱい夢いっぱい詰め込んでるので慌てて支度して増田書いて出かけるわ。
あ実際には増田書いて支度して出かけるが正解なんだけど、
もうこれ竹中直人さんばりに笑いながら怒る人、
あれ大河ドラマでも一瞬やってたの知ってた?
あまりに尺が短すぎてなかなか明るみに出ないのよね。
細かいことはどうでも良いんだけど、
今日最大のミッションはインポッシブルな安産祈願の御守りをお受けしに行くこと。
いやね〜もちろん私じゃなくて事務所の子がお腹ポンポコリンなので、
予定日ももうすぐらしく産休に入っちゃうからサンキューね!って意味も含めて御守りもらいに行くの。
これ言いたかったのよね。
でもなんかこれってロールプレイングゲーム的じゃない?
小説で読んだ、違う違うミッションインポッシブルのフィルムコミックで見た、
あの名シーンをやりたいわ!あのシーンを!
その時のビージーエムは、
デッデデッデ、デッデデッデ、タララ〜ン、タララ〜ン、デデーン!のお馴染みの曲じゃなくて魔女の宅急便の海の見える街!
そんな訳でもう電車がついてしまったので降りて神社に行ったら、
あと仲間二人揃ってなくフラグが立ってないから神社に入れもすら出来ないとか!
本当にロールプレイングゲームじゃない!
謎解きはディナーの後だから朝飯前よ。
うふふ。
とりあえず今日はゆっくりできるから街中でブランチでもしてそれが楽しみよ。
頂いてちょうだいね!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
最近同ジャンルの人でマシュマロを置いている人が多いので、自分も置こうかどうか迷っている。
というのは、交流苦手で、公言はしていないが苦手も多いのでTwitterは壁うちで、ジャンル者にははフォローをいただいても一律フォロー返しをしていない。
もともと自萌え気質なので感想があってもなくてもどんどんネタは浮かぶし毎日なにかしら書いている。
それなりに人口はいるので、壁打ち垢からでもふぁぼやリツイートはある程度伸びるので、ハートが増えるのを眺めたり、リツイートコメントを読んでスクショ取ったりなどしてこっそり励みにしている。
ですが
オフでイベント参加となると別で、やはり交流ゼロで行くのは本当に覚悟がいる。
先日のイベントは病んで申し込みをしなかった。
交流はメリットもあるが、一般社会よりかなり高い確率で変な人に当たってしまうリスクがあるので一切しないことにしたのは自分だ。
匿名フォームは、万一焼きマシュマロをもらってしまったらと思うと怖くてとてもじゃないが置けない。
リプの感想も嬉しいけど返信にこまる。あと、的外れなことを言う人もたまにいるのでそれと話をするのも疲れる。交流欲がチラチラ見える人だと、対応により高度のテクニックを要するので(できないわけではないが)一律感想を受けるフォームは置かない。
同人誌の最後には感想いただけると嬉しいみたいなことは書くことにしている。感想不要ではないということは公言しておいたほうがいいと思っているので。
でもここまですると当然感想なんてゼロなわけで、ゼロよりはあったほうがいいけど、まあ無くても書けるけど、
感想一個ももらわないまま次のイベントとか、とてもじゃないけど怖くて行けない。
交流怖いし変な感想に傷つきやすいけど、ジャンルでの自分の居場所がちゃんとあるかどうかを一個でも感想を頂くことによって確認し、安心して次のイベントを目指したい。
矛盾してるな、とは思うけど。
そこでマシュマロですよ。
別に同人誌がバカ売れしなくてもいいんだけど、ちょっとくらいはリアクション欲しいな。
またイベント前に病むんだろうな。
本はどんどんできてしまうから、自分用一冊とかにしてもいいけど、イベント出て勝負しないと何も得られない気もするし。
同人活動とはなんだったっけ?
土曜日の日本×アイルランドの大一番のレビューに非常に多くのブクマをいただけて嬉しい。
文章や情報には色々なスタイルがあり、たくさんの人に注目を浴びるスタイルはきっと色々存在している。
しかし、モチベーションを持たせるためには、単に注目を浴びるだけでなく自分自身で「それならする価値がある」と感じるスタイルを取るのが大事だと思う。
増田が届けたいと思うものは「世界や人々の振る舞いの美しさや面白さ」「可能性」「希望」だ。
そこにあるのに気づかれていないそれらにスポットを当て、その価値をみんなに届けて、みんなが「顔が下に向いた時でも『今日は上げてもいいかな』と思えるエネルギー」を感じることができるのなら、ちょっとぐらい手間をかけてもいい。
だから、その自分のスタイルで一時期トップホッテントリにまでなったことはとても嬉しかった。
--------
一夜明けた29日・日曜にはウェールズ×オーストラリアの優勝候補対決が行われた。
増田は当初の予定では、これをリアルタイム観戦できない可能性が高かった。
しかし、所用を済ませて偶然通りかかった場所でパブリックビューイングがあり、開始10分ほど経った後ではあるが、実際の応援を周囲に感じながらこの1戦を観る偶然に恵まれた。
--------
そこで、オンデマンドで試合を最初からもう一度見直して、その試合自体の詳細と、日曜日に感じた観客の盛り上がりを合成するという、基本価値は変わらないものの、少しアレンジを加えた新たなスタイルのレビューを届けようと思う。
--------
みんなにお伝えしなければならないのは、このレビューで、てにおはの誤字脱字は、増田自身が興奮して打ち間違えた事自体で伝わるものもあるだろうという事で放置するケースもあるが、ブコメなどでありがたい事に明らかな事実関係の間違い、しかも増田の無知から来るものでなく単純な打ち間違いで誤解を呼ぶものに気づかされる事もある。
--------
さて、開幕戦で個々の強さとインスピレーションを誇るフィジーを組織力で圧倒したオーストラリア・ワラビースと、前半圧倒しながら後半ジョージアに手痛い反撃を受け不安を残したウェールズ・レッドドラゴンズ。
プールDは予測不能なフィジーが2敗した今、実力と安定感からこの2チームに敵はなく、この1戦を制したチームがノックアウトラウンドへの進出に大きく前進する。
--------
ワラビーズは先週からゲームをコントロールをするSHとSOを変え、日本の神戸製鋼でもプレーする大ベテラン、アダム・アシュリー・クーパーをウィングに据える。
レッドドラゴンズは控え1名を除いて先週とおなじメンバーのままだ。
--------
増田の印象ではワラビーズは縦横無尽に走り回る機動力と組織力、ウェールズはフィジカルを活かした鉄壁のディフェンスとキック、一撃必殺のセットプレーが武器だ。
そして、両チームとも勝負所や試合運びなどのラグビーIQは高い。
--------
先週勝ち試合で顔色を失ったウォーレン・ガットランドHCと、普段は知的なビジネスマンの顔も持つのに、代表試合だとなぜかキレまくる場面ばかりカメラに抜かれるマイケル・チェイカHCの表情が映された。
ワラビーズは数年間苦しんだ不調から開幕直前に急速に完成度を上げてきた印象があるが、その復調は本物だろうか、また、レッドドラゴンズは不安を払拭できるだろうか。
--------
前半、レッドドラゴンズがキックオフから争奪戦でボール獲得、ここからいきなりダン・ビガーがドロップゴールを放つ。開幕1分で出した飛び道具が決まって0-3。
--------
5分、モールからレッドドラゴンズが蹴ったキックをとって切り返すワラビーズ、スタイル通りの展開ラグビーで攻め立てるが、インターセプトからカウンターを食い、なんとかこれを凌いで、10分にマイボールクスラムを得て落ち着いた。
5分間で展開が目まぐるしい。
しかしワラビーズはこのスクラムで組み負けて反則を与えてしまい、レッドドラゴンズは必殺のセットプレーの機会を得る。
12分、レッドドラゴンズはこの攻防から、キックパスを見事とおしてトライを獲得、コンバージョンも決まって0-10。
--------
増田もこの直後辺りでパブリックビューイングへ到着。
会場は母国を応援するために駆けつけたであろうオーストラリア・ウェールズ双方のサポーターと、日本のラグビーファンでごったがえしていた。
増田が落ち着いた位置の後ろにいる長身の青年の一団は、赤い装いを見る限りウェールズサポーターだ。
先ほどのトライでどのような歓声を上げたのだろうか。
--------
16分、再びウェールズが中盤の攻防からドロップゴール、これは外れたが、この直前のワラビーズのディフェンスのプレーでやや遅れ気味の危険なタックルがあったということで、ペナルティが与えられた。
スタジアムにウェールズサポーターのブーイングが響き緊迫感が漂う。
--------
タックル数とタックル成功数はワラビーズが圧倒しているが、それは「守勢に回っている」ということだ。
--------
20分、レッドドラゴンズの反則からのセットプレーでようやく攻めるワラビーズ、ボールをつなぎまくる連続攻撃から、お返しとばかりのキックパスが飛び出し、35歳の大ベテラン、アダム・アシュリー・クーパーが飛び込んでトライ!
ここでコンバージョンを狙うワラビーズSOバーナード・フォーリーだが、パブリックビューイング会場ではこのコンバージョンキックにウェールズサポーターが容赦ないブーイングを浴びせる、行儀悪いなこいつら。
これが届いたわけではなかろうがキックは外れた。
5-10。
--------
その後、攻めるワラビーズだが、偶発的な反則でボールをレッドドラゴンズに渡すと、増田の周りのウェールズサポーターから歓声、その後裁定が覆りワラビーズボールのスクラムになると再びブーイングが上がる。
攻守が入れ替わるめまぐるしい攻防に、パブリックビューイングでは歓声が止まる暇がない。
--------
28分、反則を得たワラビーズがペナルティゴールを決めて8-10。
しかしその直後の31分、今度は逆に反則を得たレッドドラゴンズがペナルティゴールを決めて8-13。
--------
30分を過ぎ徐々にリズムをつかみ、攻撃する時間が増えてきたワラビーズだが、細かいエラーで前進できない。
反則やエラーで攻撃が止まるたびにシューンとなってしまうオーストラリアサポーターに対して、これに容赦ない歓声を浴びせるウェールズサポーターは全く可愛げというものがない。
--------
35分、再びワラビーズの突進中にやや危険な押しのけ(ハンドオフ)があったのではないかということでペナルティ。
両陣営サポーターから響くブーイング、退場者こそ出ていないものの、不穏な空気の試合になってきた。
--------
直後の37分、キックオフからの攻防でワラビースのパス回しのタイミングを読んだレッドドラゴンズがボールをインターセプトしトライ、コンバージョンも決まって8-23。
--------
流れを引き寄せかけたワラビースの一瞬の隙をついて突き放したウェールズ。
パブリックビューイング前では両軍のサポーターが席を立ち、ビールを買う列に並んだ。
--------
ハーフタイム、パブリックビューイング会場では、試合を盛り上げるため元日本代表・畠山健介とお笑い芸人が壇上に上がる。
その様子を見たおそらくはワラビースのサポーターに「あいつらは誰だ?エンターテイナーか?」と増田が話しかけられる一幕もあった。
--------
本来はボールを持って走り回りたいワラビーズはここまで長時間ボールを持てていない。
観戦に来ていた元日本代表HCにして現イングランドHCエディー・ジョーンズがカメラで抜かれると、なぜかスタジアムで上がるブーイング、それはなんでだよ、今日ちょっとブーイング多いな、おい。
ここからの反撃で、レッドドラゴンズはまた飛び道具を出し、ドロップゴールで8-26とした。
--------
45分、リスタートから「らしい」連続攻撃で攻めるワラビーズがこれを取り切ってトライ。
コンバージョンも決まって15-26。
--------
追い上げムードになってきたワラビーズだが、この11点差というのは微妙な点差だ。
これが10点差なら、相手がペナルティをしてキックを獲得すれば7点差、ワントライで追いつける。
しかし、この点差だと追いつき追い抜くのに2トライ以上が必要だ。
この1点が大きな意味を持ってくるかもしれない。
カメラで抜かれるマイケル・チェイカHCは今日はまだキレてない。
--------
50分ころ、修正が入ったのか、スタイルを取り戻して調子が出てきたワラビーズがまたも連続攻撃で攻め立てると、増田が観戦するパブリックビューイング会場ではウェールズサポーターの合唱が響く。
ラグビーの応援で合唱というと、イングランドのスウィング・ロウ・スイート・チャリオットなど、「前進する味方の背中を押し鼓舞するもの」という印象があるが、この合唱はまるでワラビーズを恫喝して攻勢をかき消さんとするような雰囲気のもので、全くウェールズサポーターは素晴らしくガラが悪い。
--------
54分、大して大柄でもないマイケル・フーパーがタックルで赤い二人をタッチに押し出してから、再びボールをつなぎ攻めるワラビーズ、敵陣深くに攻め込み、続くラインアウトからゴールライン間際までレッドドラゴンズを押し込む。
残り2mで耐えるレッドドラゴンズ。
60分のタイミングで取りきれないチームが試合を逃す場面を何度か見てきたが、やはりワラビーズは役者が違った、5分以上も続く力押しの攻防を制してトライを獲得、コンバージョンも決まって22-26。
あと4点で点差は振り出しだ。
後半全くボールが持てないウェールズは豊田スタジアムでの悪夢がよぎる。
--------
66分、スクラムで組み勝ったワラビーズはペナルティーキックを獲得するが、ここで増田はこの判断の評価に迷った。
この攻勢なら前進してトライを取りに行った方がいいのではないか?
しかし残り14分はまだ3プレーは応酬できそうだ、逆転まで十分な時間とも言える。
--------
71分キックオフからの攻防で、今度はレッドドラゴンズがペナルティーキックを獲得、外すレッドドラゴンズではない、25-29、再び4点差、ワラビーズの逆転ラインがペナルティゴールの外に遠ざかる。
--------
74分、あと6分というところでレッドドラゴンズがスクラムを獲得。
日本×アイルランドほど決定的な時間帯ではないが、ここで時間を使うたびに、一連のプレーを試みられる時間は減っていく。
なんとかこれに組み勝ったワラビーズだが、この時間稼ぎが効いた。
--------
ワラビーズ最後の猛攻を守り切ったレッドドラゴンズが80分、フルタイムを知らせるドラが響いた直後にボールを蹴出してゲームを強制終了。
パブリックビューイングはウェールズサポーターの大歓声があがり、会場はスタジアムの熱気をそそまま持ってきたような雰囲気に包まれた。
--------
レッドドラゴンズは前半圧倒されながら後半追い上げられるという、先週をなぞったような展開だったが、今日の相手は優勝候補だし、勝ちは勝ちだ。
ワラビーズは前半の不出来と後半の攻勢に転じながらも遠い1点に泣くことになった。
--------
増田としては、偶然得たパブリックビューイングでの観戦で、両国の、いや、どっちかっていうと主に、なんと言うか、いい意味でわかりやすいウェールズサポーターの応援を身近に感じることができて、大変楽しい80分だった。
みんなの近くにもパブリックビューイング会場はあるだろうか、入場無料の会場も多くある。
地上波放送がなかったにも関わらず、先週のウェールズ×ジョージア戦のレビューが多数のブクマをいただけて嬉しい。
あの試合はフィールドの46人とコーチたちのおかげで筆舌に尽くしがたいものとなった。
ゆえに「つたえられる少しだけ」ではあるが、増田のレビューで、勝負の世界に技量・フィジカル・戦術以上の「大切なもの」があること、そしてその面白さをみんなに届けなければいけないと思った。
それがみんなに伝わって、よりラグビーを楽しく見られたなら嬉しい。
--------
アイルランドに関してはどんなチームか、先週の戦いで見えてきたと思う。「ストラクチャー」チームだ。
日本代表については数多くのニュース、ドキュメンタリー、選手のバラエティー出演まであり、情報に溢れている。
しかし、その情報が多くは「寄りのディティール」のもので、おそらくラグビーをあまり見ていない人にとって、大づかみのカテゴライズはぼんやりしているのではないだろうか。
キックや密集戦から混乱を作り出し、そこで生じた間隙をものにしてトライを狙う。
--------
とはいえ、フィジカルで押すというより「一度持ったボールをなるべく離さず相手が攻める時間を減らす」という常識外の戦術で世紀のアップセットを演じた。
ただ、その戦いでは攻撃力が劣り、4年で正反対とも言えるスタイルにチェンジした。
--------
このキックを活用する「アンストラクチャー」の戦術はボールを相手に渡すので、ボールポゼッションは低くなりがちで、攻められる時間も長くなる。
そうなるとリスクが大きすぎるように見えるが、一般的にストラクチャーは攻めに時間がかかり、アンストラクチャーは取るときはあっという間に取る。
肉弾戦の数学は計算が複雑だ、どのような解がはじき出されるかやってみないとわからない。
--------
結果が出たスタイルを捨て、リスクも大きい戦術を採用したことに一部ファンからは批判も根強く特にヘッドコーチ人事について「エディーをつれもどせ」「ジェイミーをクビにしろ」という声が、4年間事あるごとに響き続けた。
また、SH流とSO田村も「タックルに行くべき時に行かない」「よくタックルを抜かれる」という理由で激しい批判が繰り返された。
増田的には大男の中で相対的に小柄な流がもつパッとみ柔和な雰囲気と、なんとなく会社の可愛げのない後輩を思わせる田村の空気感もあるんじゃないかなと下世話な勘ぐりをしてしまう。
--------
さて、先週のレビューを読んでいただけた方にはわかるだろが、「ストラクチャー」×「アンストラクチャー」という構図は先週のアイルランド×スコットランドの繰り返しであり、アイルランドは仕掛けられる「アンストラクチャーラグビー」を見事切り返してスコットランドを沈め、その対応力を見せつけた。
アイルランドに隙はない。先週の結果が繰り返されれば、現日本代表の戦い方が気に入らない人は容赦ない批判を浴びせるかもしれない。
日本代表は今日、より大きな結果を求めてリスクを取った決断の正しさを証明できるだろうか。
--------
ちなみに華麗なテクニックとパワーを併せ持つうえにイケメンでリーダーシップまであって、おいおい完璧人間かよと思わされるセンター、ラファエレ・ティモシーは一時期、日本代表が「桜」とともにイメージする「狼」を意識し「銀狼」ということで髪を銀に染めたことがあるが、どう見ても白髪だったので本人もそれに気づいたのかすぐに黒に戻した経緯がある。
--------
大一番のキッキオフが迫る。
ところでこの相手にボールを渡すキックオフ、トライのあと、なぜ取られた側がキックオフでリスタートするのかという疑問が出るが、キッキオフで大きく前進すると、落下地点に両軍が殺到する。
キッキオフされて、それを獲得したチームも簡単に前進できない。
その後は、あまり大きく地域挽回できないか、キックオフした側にボールが返った上、守備陣形が整ってない形でその攻撃を迎え打たないといけない。
センターからのキックオフはした側が有利な形になりやすいのだ。
試合開始のコイントスでキックオフを選択したアイルランドは、前半で力の違いを日本に見せつける気だ。
--------
前半、アイルランドキックオフからの攻防は日本陣10mと22mの間でアイルランドボールのラインアウトとなる。
残念だがこれはハズレた。
--------
7分、アイルランドが密集でボールを獲得、そこからの攻めをラインを背後にして耐える日本、集団戦でも強いアイルランドが繰り出す必殺のモールも止める。
しかし13分、力押しの連続から、圧力に負けた日本の反則で、有利状況をえたアイルランドは、リスクのあるキックパスを見事通してトライを獲得した。
コンバージョンははずれて0-5。
8分ほど続いたアイルランドの時間帯で、やはり攻め込まれると弱い。
--------
16分、リスタートから反則を獲得した日本はペナルティーキックを獲得し、これが決まって3-5。
--------
20分、アイルランドは日本の反則を得てから始まった攻防で、力押しから再び反則を獲得。
有利状況からキックパスを通すというという7分前のカーボンコピーのような展開トライを奪い、コンバージョンも決まって3-12とした。
アイルランドは最後の詰め以外は難しいことをしていないのだが、圧力が強く、ミスをしない。
--------
30分、脇腹を痛めたアマナキ・レレィ・マフィに変わって、スタイル変更をめぐり当初ジェイミー・ジョセフHCとよく口論になったというリーチ・マイケルがピッチへ。
再び攻める日本、反則から獲得したペナルティーキックを決めて6-12とする。
アイルランドも日本の攻めを止めることはできない、「攻めた方が有利なゲーム」の様相を呈してきた。
--------
35分、なんと日本がフィジカルに絶対的な強みをもつアイルランドに対して、相手ボールのスクラムに組み勝ってしまう。
この攻めから日本は三度ペナルティーゴールを獲得、これを決めて9-12。
1ペナルティーゴールで同点、トライなら逆転という状況まで詰め寄って、全然が結果がわからないまま前半を終了した。
--------
前半、日本は中盤のつばぜり合いをよく戦い、攻めては相手に後手を踏ませた。
アイルランドは自分たちのストラクチャーラグビーから2トライを挙げたが、そのインテンシティ(強度)を見せつけられていると言い難い。
前後半の修正力が非常に大きい現代ラグビー、アイルランドはどんな修正をしてくるだろうか。
そしてまた、日本は。
--------
この辺りで増田は気付いたのだが、今日の日本はボールを取ったらあんまり蹴らない。
「ストラクチャー」と「アンストラクチャー」の戦いと目されていたものが、気づかないうちに計算式は変わっていた。
--------
後半の入りからヒリつくよう切り返しの応酬、50分ごろ、日本のラインアウトからの攻めをなんとか止めるアイルランドだが、FW中心の突進をフィジカルで止め切れていると言い難い。
--------
57分、アイルランドの偶発的なエラーから、相手陣深くで日本ボールのスクラム、この攻めから快足、福岡堅樹にボールが渡り、ついにトライ!
--------
63分、日本陣深くで獲得したペナルティでラインアウトから攻め立てるアイルランドだが、日本はゴールラインを背にして力押しの攻めを守りきる。
あまりフィットネスの調子が万全でなく見えるアイルランドとしては、この絶対優位な状況で取りきるべきだった。
--------
本来ならセットプレーが強いアイルランドにはラインアウトが多いゲームは好みの展開のはずなのに、結果が出てない。
軽い怪我で大事をとってメンバー外となり、試合を見守る第一SOジョナサン・セクストンも呆然とした顔をしている。
--------
70分、日本は足が止まって対応に後手を踏むアイルランドに連続攻撃をしかけ、ペナルティキックを獲得、これを決めて19-12。
あと10分しかないのに、アイルランドは1トライ1ゴールがないと同点に追いつけない。
--------
トライを取るしかないアイルランドは獲得したペナルティーから、タッチで前進を狙うがこれがなんとミスキックであまり前進できない。
その後の攻防の一瞬の隙をついた福岡堅樹が切り返し大きくゲイン。
77分、日本はアイルランドゴールからわずか5mほどでマイボールスクラムを獲得した。
--------
絶対的に攻め優位な状況の上、ここでトライなら点差的にも勝利がほぼ確定する。
しかし、後半から交代で入ったSH田中はここでスクラムへのボール投入までゆっくり動いて時間稼ぎをするという、よくよく考えれば合理的だが、こんな緊迫した状況でよくそんなの思いついたな、と言いたくなるような驚くべきいやらしさを見せ、アイルランドに残された時間を浪費させていく。
--------
この攻防のうちについに80分がすぎ、もう最後のワンプレー、日本はボールを失うが、この攻防からトライを取れば同点に追いつけたアイルランドはなんと、ボールを蹴り出してゲームを終わらせてしまう。
19-12。
--------
日本はアイルランドを倒し、4年前の南ア戦に匹敵するアップセットを演じた。
新しいスタイルにかけた日本、今日の戦いはアンストラクチャーラグビーではなかった。
増田は違うと思う。
アンストラクチャーで取りきれる力があったからこそ、アイルランドはアンストラクチャーとストラクチャーの2つの選択肢に対策を取らねばならなかった。
そしてアンストラクチャーラグビーに付き物のキック後の攻防の準備は今日の戦いで遺憾無く発揮され、ついには7点差以内の敗戦で得られる勝ち点1と、同点のトライで得られる勝ち点2を秤にかけたアイルランドにリスクを取り下げさせた。
--------
これで合計の勝ち点を9とし、プールトップに躍り出た日本、次の相手サモアだ。
個々の力は強いものの、多くの選手が海外でプレーするため、チームとしてのまとまりにいつも苦労するサモアは第1戦のロシア相手でも、結果だけ見れば大勝だが、両軍合わせて3枚のカードが乱れ飛ぶ荒れた展開のなか、多くのペナルティに苦しんだ。
また、攻撃自体も個の強さに頼ったものが多く、荒い印象を受ける。
しかし、相手には、やんちゃぼうずを引率するようにまとめるベテランSO、トゥシ・ピシと、ヨーロッパでプレイするFB、ティム・ナナイ・ウィリアムスがいる。
いってしまえばW杯でやっと形になったチームが1週間でどう化けるか、予測がつかない。
日本はここからまたメンタルを立て直し、準備をしなければいけない。
きっと僕たちも。
シーズン2がキャスト一部変更で牧が出ないことはまあ仕方がないなと思うし、だいぶ前から予想はしてた。2016年の単発からの流れを考えたら一番可能性高そうだったし、あれだけ劇場版で完結完結って言われてたし。できればキャスト総入れ替えが良かったなとは思ったけど。
でも、たとえキャスト変更が覆らなかったとしても、それを元からのファンが穏やかな気持ちで受け入れられるようにしてほしかった。
新シリーズが発表されてからの荒れっぷりは、公式のツイートについているリプライを見れば分かると思う。実際にはあの何倍もの人が伏せ字や鍵垢で怒ったり悲しんだり黙ってアカウントを消したりしている。
公式に対して怒っている人への批判とか、民度がどうこうみたいな話も見るけれど、この状況はなるべくしてなったと思う。「キャスト変更がなるべく受け入れられるようにシーズン2へ移行する」ことが目的だったと考えたら、おっさんずラブ公式は悪手を重ねすぎている。
まず、完結編と謳っていたにも関わらず、映画で春田と牧の物語がきれいに終わったとは言い難かった。劇場版のyahooレビューを役立ち度順に並べると低評価のものがずらっと並ぶし、絶賛していたファンでも「完結編として最高だった、ここまでやりきってくれたならこれ以上は不要」と思っている人は少数派だと思う。春田と牧の関係は始終ギスギスしていて、劇中で二人がぶつかる問題はほとんど解決しないまま放ったらかし、ラストシーンは離別エンド。映画をやらずに連続ドラマだけで終えていたほうがよほどきれいな完結だった。
それでも好意的なファンはまだまだ劇場に足を運び、考察を重ねて楽しんでいて、公式も毎日オフショットを投稿していて、まだまだ盛り上がりが続いている状態。そんな中で公式が続編の詳細を発表し、強引に打ち切るように公式アカウントをシーズン2に切り替えた。まだ劇場版の公開からたった1ヶ月しか経っていないのに、今日の夜には応援上映だってあるのに (私は元から行くつもりなかったけど、どんな状態になるのか想像するだけでこわい)。放送時期が半年遅かったら、せめて冬クールだったら、と何度思ったか分からない。
発表前日の夜からの流れは本当にひどかった。「2人の幸せがこれからもずっと続きますように🌸」という言葉とともに結婚指輪をつけた春田と牧の手の写真を投稿、その翌日の朝にはアイコンを変更しプロフィールを書き換えて新シーズンの詳細を写真つきで発表。この間、たったの6時間。私は深夜3時に早バレを踏んだのでその時点で泣きながら公式アカウントのスクリーンショットを撮って全アカウントで公式をブロックして回ったから発表後のダメージはそこまでくらわずに済んだけれど、結婚指輪ツイートを目にした時にはもう新アイコンだった人とか、大丈夫だったんだろうか。せめて一日空けていれば、だいぶ違っただろうになと思う。
という感じで、制作陣が作ったものと上層部が下した決定と公式アカウントによる宣伝戦略とが最悪に組み合わさった結果があの阿鼻叫喚だった。
逆になんでこれで燃えないと思ったの??????? と一日中思っていたけど、そうじゃなかったんだとさっきようやく気づいて、それでまたちょっと泣いた。
燃やさないつもりなんてきっと最初からなくて、元からいたファンがどんな気持ちでシーズン2の詳細を知ろうが、それでどれだけ悲しい思いをしようが、どうでも良かったんだろう。むしろ炎上商法を狙っていたのかもしれない、認知度は上がるしハードルは下がる、減ったフォロワーは新しい人気俳優の名前で取り戻せる。なるほどなと思った。
公式がコンテンツやそれを好きなファンを大事にしてくれるのは当たり前じゃないって、けもフレ2の騒動とかも知ってたけど、自分が当事者になるのは初めてだった。
テレ朝はもう一生信用しないし、新シーズンも他のテレビドラマも万が一好きになってしまったら怖いから観ないようにしようと思う。クソ重オタクが民放ドラマなんかを本気で好きになってしまったのが間違いだったんだ。
シーズン2がヒットするかはどうでもいいけれど、春田の中の人のことは好きだからせめてコケないといいな。2018年版の奇跡をありがとう。
※この増田は発信を誤魔化し「こんな方法あったのか!」とTweetするために書かれております。
・連打機能付きコントローラー or iOSデバイス+PS4リモートプレイアプリ or PC+PS4リモートプレイ
ライドコールをし目標を設定しないことでライドしているモンスターが勝手に痕跡を探してくれることを利用し、忙しいけど歴戦調査クエスト出したい!、モンハン触ってる暇ない!という人も半自動的に痕跡を収集し調査クエストを出すことが可能です。
陸珊瑚12キャンプからスタートしキャンプから出た後ライドコールでシャムオスを呼ぶ。
シャムオスに乗り、パッドを押してマップを開き、キリンからターゲットを外す。
あとは○ボタンを連打する。
連打機能付きコントローラーなら連打機能を有効にして放置できるので良い。
ホリパッドProならそのまま連打に移行できる。
予めPS4リモートプレイを起動し、正常にプレイできるかを確認する。○ボタンの位置を記憶するか目印をつけておく。
「一般」→「アクセシビリティ」→「スイッチコントロール」を開く。
「スイッチ」→「新しいスイッチを追加…」→「画面」→「フルスクリーン」→「タッチ」を選択。一度「スイッチコントロール」の画面まで戻る。
「レシピ」→「新しいレシピを作成…」→名前をわかりやすいもの(例:PS4連打等)にし、「スイッチを割り当てる」を選択。
「フルスクリーン」→「カスタムジェスチャ」をタップし、「コントローラーを隠す」をタップ後記憶した○ボタンを位置をタップ連打し操作を記録させ右上の保存をする。
「レシピ」の項目まで戻り、「レシピの起動」で作成した「レシピ」を選択する。
「アクセシビリティ」の画面まで戻り、下の方にある「ショートカット」を選択し「スイッチコントロール」にチェックを入れる。
これでホームボタンはある機種ならホームボタンを3連続で押した後、画面を1回タップすると記録したレシピが1回起動される様になる。(Xや11系の操作はわからないので調べて)
PS4でやり方のキリンからターゲットを外すのが終わった後、PS4リモートプレイを選択し、ショートカットでスイッチコントロールを起動し、適当に画面を何百回かタップしておけばその分だけ連打操作をしてくれる。
また、クエスト時間が過ぎたり、不測の事態が合ったときは、画面オフ後、ロック画面でショートカット動作を行うことで連打を中止できる。
PCでのリモートプレイもできるので、半自動化中に読書でも嗜むからPCつかわない人はiOSと同じような形で、連打ツールなどでも可能。
何とは言わないがそこそこ有名なゲームのLINEのグループに入った。昨日とあるが推測を避けるために日にちはずれている。
元々オフで会う程度の人達で、顔は知っている程度の中なのだが、その一人から誘いを受けたのがきっかけだ。
飲みサーのようなものかと思ったら、不正ツールで一儲けしようという連中が作ったらしい。入ってから気づいた。マジでキモい。
垢の売買から始まり、不正ツールの使い方や外部のサービスを改ざん・悪用する人ばかり。昔は月ごとに実績集計したいたようだけど、今は質疑応答がメインになっている。
単垢の人への中傷も酷い酷い。
仲良くなるとできるキャラの交換会にいたあの人が、まさかこんなことしていたなんて。
以前、キャラがでないで困っていることを愚痴ったら、あっさり解決していたのだが、どうやらGoogleMapやフリーの地図アプリを改ざんしていたらしい。
どうりで俺の周囲でキャラが沸くわけだ。
ちょっと前に二次の字書きが絵師に表紙を頼んだ話を読んで自分も思い出した話。
少し前に長年付き合いのあった絵師との縁が切れた。
ことの発端は私だから仕方ない話なのだけど、ずっと心の中に燻っているものがあったので匿名者の日記として吐き出してしまおうと思う。
私と彼女との出会いは前ジャンルに遡る。所謂マイナーCPというやつで全盛期をとうに過ぎたジャンルで細々と小説を投稿し10年過ごした場所だった。
彼女からの熱い感想メールをもらったことが切っ掛けでメールのやり取りをする仲になった。投稿した小説の感想やイメージイラストをくれたりと、当時ネット上のみで小説を投稿していた私にとってはとても貴重で有難い存在でありモチベーションをあげてくれる人でもあった。
しかし段々と交流が続くにつれて彼女に対して心に引っかかることが増えていった。私は基本的に他の字書きさんや絵師さんとの交流もない引きこもりで、イベントやオフ会も参加したことがなく10年もの間投稿を続けいていたにも関わらず、知り合いが全くといっていいほどいない状況だったので、彼女から聞くことが創作人口の少ない界隈での全てだと思い込んでいた。
私が○○さんのお話好きだなと言うと「あー…でもあの人さ、他の書き手さんから嫌われてるんだよね」とネガキャンが始まる。そう言われてしまえばお話を読む際にどうしても書き手さんの印象が脳裏に過り素直に本を読めなくなった。そういった流れが何回か続き少し疲弊し始めていた頃。
ある時、彼女に小説内容のリクエストをしてもらった。日頃、イラストや感想を下さる感謝の気持ちを込めて此方からお願いした形だ。彼女はとても喜んでくれて俄然やる気になり彼女の希望した内容で小説を投稿した。けれどあれだけ感想をくれていた彼女からの反応は一切なし、むしろリクエストしたことすら忘れているのかと疑いたくなるほどこの件はスルーされてしまった。折角書いたのにという気持ちと虚しさで心が折れつつも「書いたよ」と連絡すると、少し時間をおいて「あー…あれか」という反応。どうやら彼女のリクエストには添わなかったようだった。
その件が引き金になり「人に媚を売るような小説を書いてはダメなんだな」と、今までそのCPが好きで小説を投稿していたものが、誰かの反応が欲しくて、感想がもらいたくて投稿しているという自己承認欲求の塊のような自分に嫌気がさして小説を書くことが嫌になってしまった。
小説からも彼女からもジャンルそのものからも距離を取りはじめた頃、SNSが普及し始めた。久しぶりに連絡が来た彼女から登録しなよと言われるがままSNSのアカウントを開設したものの、有難いことにフォロワーさんが徐々に増え以前よりも交流が出来るようになった。それが嬉しくてSNSでよくコメントを投稿していたところ、連絡が取りやすくなったからか彼女から頻繁に連絡がくるようになった。
DMで届く内容はオフでも活動する書き手さんへの愚痴が主だった。「あの人とオフで本を作ったり、プライベートでも仲良くしてるんだけど段々と失礼な態度をとられるようになった。ある日急にSNSをブロックされた。なのにアチラは私のアカウントを監視していて文句を言いまくっている、ひどい」という相談事もあり私は私なりに親身に話を聞いていたと思う。
ただ私には彼女がいう突然ブロックされたという言葉には違和感があった。彼女は割と積極的に交流をする方なので多方面で付き合いが多いのだが、とにかく物忘れがとても多くまた人にマウントをとりたがる節があった。彼女はイラスト絵師でもあり、字書きでもありグッズ製作をしたりと活動内容が多岐に渡るのでオフでのノウハウがあり、それを人に吹聴するところがある。私のようにオフド素人の人間に指南をするのが楽しいようでもあった。そういった面で人を不快にさせてしまうところがあったり、物言いが直接的で逆鱗に触れてしまい縁が切られるということが何回か続きジャンル撤退を考えているようだった。
私はとめなかった。ジャンル撤退には人それぞれ様々な理由がある。二次での交流で嫌気がさして撤退する人も少なからずいるのは分かっていたので、そうなってしまうとジャンル愛も枯渇してしまうのも納得だったからだ。
私は私で別件でジャンル愛が枯渇していた。そんな時に今のジャンルに目移りしてしまった。
そのジャンルは全盛期を迎えていて活気づいていた。私は一番人気のCPに傾倒し、久しぶりに思うがままに小説を投稿し続けることが出来た。その熱意なのか投稿した小説がランキング入りを果たしたりと嬉しいことが重なり益々現ジャンルにドハマリしてしまい前ジャンルのアカウントを閉じてしまった。
心機一転、自ジャンルで新しいお仲間さんとワイワイしていた時、見慣れたアカウント名と特徴的な絵柄が私の小説をブクマしていることに気付いてしまった。
私は新しい名前、アカウントにも関わらず私の小説をブクマしてくれた彼女に嬉しくなってしまってついつい自分から声をかけてしまった。
苦い思いをしたにも関わらず懲りない人間だなと今は痛感しているのだけれど、新天地でも出会えたことに盛り上がってしまいジャンル愛が勝って初めて彼女から「表紙描くから本を作ってよ」という言葉に頷いてしまったのだ。
はじめてのオフ活動にやる気になりWEB上で書いた投稿作に書下ろしを加えて本にすることにした。
彼女と何度も連絡を取り合い表紙の進行なども聞きながら書下ろし部分の調整をしていると、彼女から一枚のイラストが届いた。
とても美しい大好きなCPが手を繋ぎ歩いている原風景。私はその美しさに感動して何度も賛辞のコメント送り、表紙の二人を思い浮かべて小説を書き続けた。
しかし数日後その素晴らしいイラストが別の字書きさんの本の表紙になったことを、その字書きさんのSNSのコメントで知ることになった。
私に見せた表紙案といって送られてきたイラストがSNSで投稿されている。
私は何も聞いていなかったので内心かなり取り乱しショックで何も手につかない状態だった。彼女がその字書きさんを神のように崇めていたことも知っていたし、絶賛していたことも知っていたけれど本の表紙を頼まれていたことは知らなかったので「どうして言ってくれなかったのか」という勝手な思いに苦しんだ。そんなこと彼女が私にいう必要なんてない。けれどじゃあ何故、表紙案といって私に送ってきたのか。
結局、私の本の表紙は全く違うものになった。私は最初に見せてもらった表紙案をかなり気に入ってしまったので、その表紙を見ることが少し悲しかった。何よりその表紙は私の小説のシーンに一度も出てこない場所で私が小説の中で着せている恰好ではない装いの二人の日常的なシーンで「なんでこの表紙なんだろうか」と思ってしまったのだ。
とても丁寧に描いてくれた表紙だということは分かっている。けれどCPの二人よりその場所を目立つように描かれた表紙が好きになれなかった。それでもいい顔をしたい私は彼女に有難うと謝礼を振り込み、菓子折りを送った。
本は有難いことに完売した。再販も希望してもらえたが私の事情で出来なかったので悲しいことにオークションでかなり高額に転売されてしまった。
「オークションで買わないで欲しい」とSNS上でコメントをすると「再販しないお前が悪いんだろ」と匿名で何通もお怒りのメールをもらってしまった。
私は自分の自己満足で本を作った。一度もオフ活動をしたことがなかった私にとって誰かに表紙を描いてもらい本を作ることは夢の先のことだったから。
でも本を作るということはそれで終わってはいけないのだと痛感した。「なんで再販しないのか」というDMに心が折れてしまった。
一度に何十万と支払う本の制作にはリスクがありすぎる。私はしがない主婦なのでそんな大金を一度に使う趣味に気が引きてしまう。
結局、どうしても欲しかったけれど買えなかったという方になけなしで手元に置いておいた1冊をお譲りすることにした。その方は私がとても敬愛している書き手さんでSNS上でお付き合いのある方だった。
そのことは伏せて現ジャンルで活動を続けていたある日、彼女から連絡があった。以前私が大好きだった表紙で本を出された字書きさんに「突然ブロックされ、縁を切られた。ひどい」という内容だった。
私は以前にもこんなことがあったな、と前ジャンルのことを思い出していた。
こんなニッチで複雑な感情が絡み合った世界だから同じCPが好きだからといってウマが合うとは限らない。解釈が違えれば逆CPより地雷になる人がいる世界。
最初は仲良くやれていても上手くいかないこともある。付き合いがプライベートにまで進めば仕方ないことかもしれない。
長いこと二次創作を続けていればこういうことは起こりうる。私は彼女を慰めながら色んなことを考えるようになった。
一番大事なのはジャンルを好きでいられること、そのCPを好きでいられること。
好きなことをする為に始めていることで大元を嫌いになるようなことをするくらいなら、人付き合いは一定の距離があっていい。そう思うようになった。
深く関われば関わる程、悲しいことも増えていくくらいなら私はSNS上のお付き合いだけでいい。
彼女のように活動の幅を広げる度に誰かと衝突し縁を切り、ジャンルを嫌いになりそうと言い出すくらいなら。引きこもりのままで構わないと。
彼女は頻繁に私と会いたいと言い出していたが、結局一度も会うことはなかった。
10数年つかず離れずを繰り返し、彼女の私生活からジャンル内のごたごたを時には夜中の2時3時まで付き合って聞いたりもしたけれど彼女の顔を見たことは一度もない。
そんな時間を過ごし、一定の距離感を持って付き合いを続けていたある日。
彼女に私が最後の1冊だった本を手放していたことがバレてしまった。自分から言ったのだけれど、それが彼女の逆鱗に触れてしまった。
「この10数年間付き合いを続けて来たけど、貴方と私は会ったことがない。だからニュアンスは違うのかもしれないけれど、貴方が最後の1冊を手放したというその不躾な態度は、創作者である私のプライドを傷つけた。許せない、涙がとまらない」ということだった。
私はその一言に物凄く腹立たしさを覚えた。彼女に全く同じ感情を抱えたことがあったからだ。「前のジャンルでさ、リクエストした内容も忘れたけど誰かから頂いた小説内容が超地雷でさ、あの解釈はないわって思ったんだよね」と送った相手(私)に堂々と言った(物忘れの多い)貴方にめちゃくちゃ傷つき凹んだことがあるからだ。その時私は面と向かって言われていないからニュアンスが違ったのかもしれないって思うようにしてやり過ごしたのに。
山ほどあった言いたいことを飲み込んで「ごめんね、こういう思いをした相手とずっと縁を続けていてもいずれまた嫌な思いをさせてしまうかもしれないから、もうお互い連絡をとることはやめよう」と伝えた。
「泣くほど嫌な思いさせられた相手となんか趣味で繋がる必要ないよ」と「どんだけ私が謝ろうと、言い訳をしようと貴方は納得しないだろう」旨を告げて連絡手段を断つことにした。
彼女に今までのお礼と好きな創作を続けて欲しい。今回は嫌な思いをさせてしまったけど、貴方の素敵なイラストの表紙の本を今後も楽しみにしていると告げてブロックした。
きっと私次第で彼女との縁を続けることは出来たのかもしれない。
でも毎回聞いていた彼女の「突然ブロックされた、縁をきられた」という連絡を思い出してしまったのだ。
なんでだろう。ブロックした人の気持ちが分かってしまった。怒りよりも悲しみよりも先に「疲れた」と思ってしまった。
「ずっと本当はわだかまりがあった相手ではないか。SNS上では仲良し、大好きアピールを続けていたけど、本当はずっと思うところがあったじゃないか。それをずっとないことにしていい顔をしたい自分の自尊心を尊重してしまった結果がこれなのではないか」と気がついた時に、私は自分の至らなさを実感した。
彼女は時折、激しい自己嫌悪と承認欲求で鬱に近い状態になっていた。幼少期のトラウマを切々と語り今の人生への疲弊を漏らしていた。
感情の起伏が激しく、よくSNSの呟きを全部消したり、鍵をかけたり、いなくなったりしてた。
きっと今日もどこかで誰かに私にブロックされた時の愚痴を言っていることだろう。
もう誰かに振り回されてジャンルもCPも書き手も嫌いになりたくない。
そのためには「相手に何かを求めない」「自分の為に小説を書いていることを忘れない」「好きでいられる為に最良の選択をする」ことを忘れないようにしよう。
新たに興味の出てきたジャンルに見慣れた名前と絵柄があったので自戒を込めて。
まぁもう二度と連絡をとることはないだろうけど!!