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はてなキーワード: だがしかしとは

2024-03-06

生成AI時代に絵の素材が欲しいならAI術師の絵柄を学習しよう

例えば、ゲーム美少女キャラ絵が欲しいとする

そして生成AIなら依頼料を無視できる、となると、クオリティを高める、雰囲気を維持するには

決まった絵柄のlora......loConでもloHaでも可、本文では暫定的にloraとする......があると良い

が、ここで誰もが知るプロを持ってくるのは危険

プロだと絵柄などがブランド化され先日AI絵敗訴した中国判例を持って来られると負けかねない

経歴が長いなら、かなり強火なファンもいるので後々が面倒な地雷を抱えることにもなる

だがしかしプロ級でなければクオリティ担保はできない

そこでAI術師である

5~10フォロワーあたりのAI術師のloraを作ろう

パッと思いつくだけで利点が3つある

1つ

基本AI利用者は手描きに不可能AIの利点である品質イラストの即時量産、および投稿をしている

これが何を意味するか?

loraの材料がとても多く揃うのだ

10万級となると違和感となる部分もそうそう無くてありがたい

これでたった1年目の新人でもloraの射程範囲に入る、人間なら材料が足りなかったであろう

かなり厳選してもたった1~3ヶ月の分量で50枚、十二分足りた

そして今もまさに良質な餌を大量生産し続けてくれる

1つ

10万級のAI術師は可能な限り絵柄を揃えている

これだと手描きプロリスクと変わらない可能性も出てくるが、AI生成物にどこまで著作権適用されるかは世界的にも不透明である

そして、彼らならばAIを使っている分、下手に動くと藪蛇になるため動き辛いだろう

たまたま使っているモデルが似通っただけです、生成方法を明かす義務特にないです、魔女狩りですか?」

こう言われてかわされる懸念もあるためだ

また、無断学習禁止などプロフィールにはとてもだが書けない

NightshadeもAI術師であるがゆえに掛けていない

ノーガードだ、これも利点かもしれない

1つ

大変ありがたい事に、AI術師の多くが白い背景で出している

loraに本当に関係あるのか?どうなんだ?と議論されているみたいだが筆者は白背景の成功率が高いように思う

オカルトかな?

あとの己が出した生成イラストの細かい修正だが、自分でやれないやるのが面倒ならば

フリーランス依頼サイトで加筆修正できる人間安値で雇うといい、当人を雇うより安いであろう

しか自分でやれれば無料

これこそ生成AI醍醐味である

これで簡単かつ安全プロ級で雰囲気統一された美少女キャラゲームに登場させることができる

もう何も手描きだけが"美味い"世界では無いのである

良質な餌はあたたかみが無くても良い

ボードゲーム光源氏

私はゲームが好きだ。

だが今は、自分の遊びだけでなく、1歳の子供に色々なことを教えている。

目的は将来、私とボードゲームゲームで遊んでもらうことだ。

これは、「教育熱心」「子どもの将来のために」なんて温かみのある話ではなく、

私が遊び相手を得るためのピュア独善的活動である

ゲームプレイヤーにとって競争相手は強ければ強いほど好ましいものだと思う。

遠回しなことをせず、友人や市井相手を探せよと言いたくなるかも知れない。

しかし、長い時間オフライン活動を共有でき、十分なリテラシーと社交性と競争心をもった

盟友を探すことは、大人にとっては、それほど簡単なことではない。

そこで私は、我が子を理想プレイヤーとして育てる壮大な計画を実行することに決めたのだ。

さて理想プレイヤーの条件とは、どのようなものだろうか?

ゲームに強くなるためには先ずは地頭を良くすることが必要だろう。

記憶力は高いほどよいし、論理パズル、数理パズルはできればできる程よい。

ボードゲームの複雑なルールに親しむためには、色々な遊びを偏りなく経験することも糧になるだろう。

ゲームを背景まで深く楽しむには科学経済歴史地理芸術音楽あらゆる文化についての教養が身についていればいるほど良い。

ボードゲームの中でも重ゲーをやるためには長時間プレイに耐えるために、体力づくりだって必要だ。

紳士的なプレイのためには社会的協調性も持っているべきで、広い友人関係も築いてもらう必要がある。

このように学ぶべきことは無数にあるが、子供詰め込み教育押し付け教育を嫌う。

どんなに大人が急ぎたくとも、子供がそのペースに進んで付いてきてくれるわけではない。

からあくまで遊びの中で、褒めておだてて、根気強く各種のスキルを身に着けさせていくことが必要となる。

フラッシュカードメモリーゲームジグソーパズルのような基礎的なゲームから初め、

音楽体操など、五感を使ったあらゆる遊びの中で楽しみを与え、無意識のうちに少しずつ染めていく。

この計画は、今のところ功を奏しており、月齢にしては極めて順調に言葉と知恵を獲得しているように見えている。

だがしかし、実行してみるとよく分かるが、光源氏計画には思っていた以上に気の遠くなるほど長い時間熱量がかかる。

光源氏とはかくも偉大な思想家だったのか。

確実に一歩ずつ進んでいることには間違いないが、困った話だ。

しかし、理想ライバルを一生得ることができると思ったら、やる気も続くというものだろう。

そうは思わないか

2024-02-16

責任と対価

弊社にて新たなプロジェクトが組まれ

流行り廃りのある業界なので流行り廃りを見極め商品改善廃止、発案、カタログ改定などを行うらしい

増田製品企画開発部に居るのだが弊社の企画開発部は所謂オーダーメイド品に対しての企画開発しか行わないので一般大衆向けの企画開発は未経験なのである

あいいや、これも何かの縁だし異動するのも悪くはないな、もう五年もこの部署にいるし二人ぼっち部署から残された先輩に負担がかからないといいな、などと考えていた

だがしかしどうも、兼業しろという話なのである

わかった、兼業するし今までの業務もこなす、しかしそれなりの手当てをくれ、と言ってみたが却下された

労働には責任と対価が必須、というか付き物だと思う

何か対価を得られるので責任をもって労働することができる

対価を得られない仕事なんてただ怠惰になるとしか思えない

複数人でこのプロジェクトを回すらしいのだが果たしてどうなるだろうか

対価を得られるために頑張って社内評価を上げておこうと思うのだが、ほかの人との歩幅は合うのだろうか

4月から運用開始らしいが、今から不安で仕方ない

2024-02-14

1人だけPayPayをやっていない友人にPayPayを勧めるべきか

一応自分の中で「勧めるべきではない、個人自由」と結論は出てるんだが、少し迷いが出てきた

友人にPayPayをやってほしい理由は、一緒に遊んだとき会計が面倒だから

よく数人グループで遊んでいるが1人だけPayPayをやってないので、原始的現金を持ち寄るか、他のメンバーはPayPayでまとめて1人だけ現金にしてもらうか…とりあえず特別扱い必要になる

で、この「特別扱いが面倒」というのはPayPay使っている側のわがままなので他人押し付けはいけないと思っている

だがしかし、某ホッテントリで「1人だけPayPay使わないやつ迷惑…」的なブコメを見かけた

しか複数見かけた

その友人ももしかしてよそで迷惑がられてたりしないか…?

もともとコミュ障極めてるようなやつだし…

であれば逆に、だいぶ仲良くしてる自分らが指摘したほうがいいというか、ちょっとくらいお願いしても許されるか…?

と、ここまで書いて気づいたけどあいつ他に友達いないって言ってたわ、迷惑かけられるよそがないやつだった

じゃあこっちが我慢すればいいか

書いてるうちに迷いが晴れたのでおしまい

ちょっとだけ愚痴らせて、面倒だから大人しくPayPay使ってくれ機械音痴とか知らんわ老人か

ほんとにおしまい

anond:20240214012830

キャラ気持ちの代弁について、長くなりそうなのでこっちにレスする。

アニメとか漫画キャラがどんな気持ちなのかを想像するのがイタコ論法などと揶揄されてるけど。

俺はペット気持ちを考えてる。

どうしたら三号が幸せになれるのかをいつも考えてた。

冷静になって振り返ると、アゲハ蝶の幼虫に気持ちなんてない。虫なんだから

だがしかし気持ち存在しない対象気持ち想像することの、何が悪い

から結局はコレチガウに行き着く。原作は神なのか、論争だ。

原作者が神ならば、神に楯突いてコレチガウクレームを放つ権利は、下々の読者風情には存在しない。

神でない唯の人間ならば、コレチガウと嘆く権利くらいはあるだろうさ。

2024-01-26

同じ液体でも汚く思われたり喜ばれたり

一般的に「尿をかけられる」のは汚いこととされており

尿を浴びるプレイなどはその背徳からの興奮を得てると思われる。

例え愛する人だと言えども尿をかけられるのは嫌がる男が多いのでは。

だがしかし同じ尿なのにこと「潮吹き」になると気にしない男が多い。

しろ手にかかったりして喜ぶ男が多い気がする。

潮(尿)を舐める奴もいる。

正直、自分も嫁を潮吹かせた時は特に汚いと思わなかった。

人間心理不思議もの

2024-01-18

放置子ヒートアップさせずに拒絶する方法あります

子供公園に行ったら子供と同じ年齢の男児にえらくなつかれた。

息子も交えて一緒にボール遊んだ遊具で遊ぶことが何回かあった。よその家の子と遊ぶと大体近くにいる親が軽くあいさつしてくれたりするがその子の親は見たことが無かった。

キャッチボールくらいなら、と俺も特に気にすることなかった。


ある日その子と遊んでる息子に少し遠くから、「○○ー、くら寿司いくぞー早くしないと寿司なくなるぞー」と呼ぶと息子と一緒にその男児も一緒にきた。

息子が「××(放置子)も一緒に行っていいか」と聞くので、それは難しい、その子と親に許可もとっていないし、その子にも予定があるだろうし急には無理だよ、と答えた。

するとその放置子が、「親は怒らないか大丈夫!俺も行きたい!!○○(息子)だけずるい!!」とでかい声で泣き出した。

「ずるい」「ひどい」「しね」「俺を置いていくのか」と激しい言葉を喚きながら暴れてた。

これがもしや放置子特有のやつ?と思い、「君は私の家の子供ではないから一緒にご飯に行くことはできないよ、お父さんお母さんに連れてってもらいな。親御さん公園来てるかな?どこにいる?」

と聞くとよりヒートアップしてしまった。

「てめえ」とか「お前(俺の息子)なんかより俺の方が偉いし!」と、俺の息子を否定するようなことを言い始めた。

主張としては、俺の息子よりも自分はいい子にしている(小さな子に順番を譲るとか)のになぜ駄目なのかみたいな感じだった。

息子をバカにされた俺は「俺は君の親じゃないから、何があっても○○より君を大事にすることはない、寿司につれていくことはない」と強く言ってしまった。


ちなみに息子は、××くんも連れてってあげたらよかったのに、と寿司屋で言っていた。

本人からしたら公園でよく遊んでいた友達をそんなに否定しなくても、という気持ちだったのだろう。

息子には「そうだよなパパも言い過ぎた、でも○○のこと悪く言われたのが嫌だったんだよ」と伝えた。


今となっては言葉が強すぎたかな、とか息子のためにあそこまでいうべきじゃなかったのでは?と後悔している。

ヒートアップさせずにやんわり断る方法はあったのか?

だがしかし、どんな理由でも息子を否定するような毒は許せない。


どういう気持ちで人様の親が自分子供にしてくれると思うのだろう。

自分の親でもくれないものは人の親もくれないよ。

2024-01-10

投稿した事で満足してその後放置していたけど、昼休みに見たらたくさん反応があってびっくりした。フェイクを入れているとはいえ個人情報晒しすぎた気もするので元の投稿は少し修正しました。

まずはコメントをくださった皆様ありがとうございます特に現役子育て世帯の諸増田から意見はどれも具体的で確かに!と思うものばかりだった。

状況はほとんど変わっていないか追記するか迷ったけど、見ていて気になったコメントちょっと反応してみる。



一択だろという意見

(家賃15万、オール電化、4LDK、一軒家)

この意見が大多数だった。2~3万の金額差で一軒家に住める選択肢があるならそれを選択するという人が多いのかな。

やはり子が歩くようになると足音を含む生活音などが大きくなりがちだし、例え周りが子育て世帯であったとしても他人が出す音はうるさいと感じる物だから、一軒家だから気にしなくてもいいという話ではないにしても集合住宅に住むよりはピリピリしなくて良い、らしい。確かに

子育てするのに2階エレベーターなしはありえない

目を離した隙に事故る、目を離せなくて詰む、この先第二子を…となった場合にいよいよ無理になる、etc

ですよねー!

しかもそれが毎日となるとQoL爆下がりなのは想像に容易かったです。

でも思っていたより反対意見が多くてびっくりしたのも事実個人的には家賃もそこそこだし、言うても2階だからエレベーターが仮にあっても階段の方が早いかもしれないし、なんならエントランスベビーカー駐車しても良さそうならここ(②)

が程よい選択か??と思っていたので、自分の読みの甘さを認識しました。

インターネット無料エアコン付き、ガスコンロ付きは結局質がお察し(だからそんな所で迷うでない)

これもコメントで来てて、なるほどな~と思った。

引越し直後は住所変更やらなんやらで家でPCポチポチ必要になる機会が多いのに、4月インターネット工事が混んでいて出遅れるとGWまで待たされると聞いたことがあったし、インターネット工事のためだけに予定を空けて家にいなくてはいけないのがなんだかなーと思っていたので、それならインターネット最初から無料で使える物件が楽じゃん!と思って条件に入れていた。

あと固定費が5000円くらい上乗せされるのにも抵抗があった。

だがしかし無料で付いてくる物の質はあまり良いものではない事が多いし、4月の混み合う時期はテザリングなりレンタルポケットWiFiで凌ぐなどすればいいとコメントがあってなるほどその手があったか勉強になった。そんなにヘビーに使う家庭ではないので無料ので十分ではあるけど、100点満点の物件など存在しないのだから固定費アップも仕方ないと思えた。

ある程度家賃が高い地域=治安良い

これはとても説得力があった。確かに家賃が安いという事はそういうリスクも含んでいるんですね。今住んでいる地域が高級住宅地に近くて住民の質がいいのを忘れてた。

あとは教育の面で行っても家賃が高くてもある程度治安のいい学区に住んでいれば自然とお友達もそこそこの家庭の子が多くなりそう。

妻もママ友が欲しいと言っていたので立地を含めた住環境にはお金をかけてもいいなと思った。


一旦①に引越して落ち着いた頃に再検討する

これもアリだと思った。

ただ、たぶん1回引越ししたらすぐにはしないだろうな。もういいやってなる可能性のが高そう。同じ市内だとしても引越し自体、相当な労力が必要から

これが例えば子供小学校入学が見えてきた頃(5年後くらい)なら土地勘もあるだろうし、焦らずにいい物件を探せそう。

静岡県南海トラフ地震とか

わ~~~~そうだった~~~!!!

さっそくハザードマップ見たり、最近自然災害をチェックした。ありがとう

幸い(?)どの物件も海や川には近くなく、高台っぽいところに立地していた。

オール電化災害時に詰むというコメントもあったけど、生きていればあとはとりあえず良いとするよ。これが持ち家ならまた必要視点になりそう。



最後におまけ 年収について

愚痴のようなお気持ち表明なのでおまけってことで。

年収1400万あるならそんなみみっちい事で悩むなという様なコメントも沢山頂戴した。

5万円ってそんなに小さな額でしょうかと素直に思った。

かに皆様のコメントを読んでいて、家賃差額5万円はそれだけの価値のある差なのかも?とは思った。そういう意味での「そんな額」なら納得なんだけどさー。

我々夫婦貧乏20代を経て30代でこれだけの世帯年収を稼げるようになったという経緯もあると思うけど、年収400万円の人にとっても1000万円の人も50億円の人も、1万円は1万円の価値なのでは⋯?とは思うよね。

大谷選手契約金を聞いて、そんなに貰えるなら1万円くらい私達にとっての100円くらいのものでしょ、だったら頂戴!って言ってる人もそう。大谷選手がどう考えているかは知らんけど、1万円は1万円だろうよ。

ま、大谷選手の話はすごい!いいな~!っていう感情の現れだろうし誰も本気で言ってる訳じゃないだろうけど、あぁいう発言を見るとお里が知れちゃうというか、後で恥ずかしくならないのかな?って内心思っちゃうよ。

それと世帯年収1700万は欲しい物が何でも手に入る年収帯ではないよ。この先何が起こる分からないし、教育資金や老後資金、なんなら親の介護なんてイベントもあるかもしれないから身の丈にあった消費をしつつ備えておかないと。というのが我が家意向

から支援が手薄いからこそ、堅実に守っていく必要があるし、自力で増やせるうちに増やさないとね。

ちなみに最近うちではもやし玉ねぎが高いというのが話題もやしって1袋20円くらいで買えるイメージだったけど、50円もするなら白菜買うわい!って妻がぷんすこしてた。年収3000万円になってもこういう妻であって欲しいと思った。

おしまい

2024-01-08

非常時の同調圧力って大事じゃない?

先日の飛行機事故で乗員乗客全員が助かったのは客がCAに従い迅速に避難たからだ、と言われる

他の専門家手荷物を持たず速やかに退避した乗客を称賛している。

航空情報サイトフライトグローバル」の航空輸送担当編集者デービッドカミンスキーモロー氏は避難成功について、

乗客は運が良かったと思うかもしれないが、幸運のおかげではなく「迅速かつ効率的避難の成果」だとの見解を示した。

ソース:https://sp.m.jiji.com/article/show/3135592

この際、客からの声掛けがあり、中には強い口調で荷物を出さないよう呼びかけがあったことが動画確認できる

ソース:https://youtu.be/SBLfnwhiJ1Y?t=564


悪名高い同調圧力が、今回は良い方向に働いた

乗客パニックに陥らせず全員の命を守る大きな要因となった

なるほど、非常時には権威ある専門家に従い、一般人はそれを信頼し粛々と行動すべきことがわかった

パニックに陥り違う行動をとるもの一般人同士で牽制掣肘することが望ましいということがわかった

本当にそうか?

我々は知っている

同調圧力でどうしようもない惨事引き起こし先の戦争を知っている

個人意思蔑ろにされた忌まわしい時代を知っている

から、そう、どうやら世の中には良い同調圧力と悪い同調圧力があるのだ

で、「これ」はどっちなんだ?

どの同調圧力が良くて、悪いのかを定める目方は誰が決めてくれるんだ?

からない

種の生存戦略という観点から言えば、一定同調圧力に屈しない異常個体必要なのだろうか

だったら、飛行機絶対荷物を持って行く固い意思を持つ人がもしかしたら必要なのか?

必要なのかもしれないが、私はその人が嫌いであ

だがしかし、じゃあ、みんなで生きるか、みんなで死ぬなのだろうか

2023-12-31

クラスで一番の嫌われ者だった彼が地方公務員になって無双するお話 part.2/7

前 https://anond.hatelabo.jp/20231231221400

一つ目だ。文化教育的なイベントでのことを話したい。

その年の秋だった。F君を見直す機会があった(良くも悪くも)。イベントの動員があったのだ。社会教育課という部署がやってる子ども向けの企画で、市内にいる英語圏出身小学生と一緒に多言語学習をしよう! というものだった。

イベント自体は年にたくさんあって、比較的若手の職員が動員されることが多い。そのイベントに、福祉から自分とF君が出ることになった。

人権学習センター文化ホールみたいな建物で、イベント日曜日にあった。集合場所に行くとF君がいた。いつもの様子だった、ぶっきらぼうに突っ立ってる。でも、社会教育課の人から声をかけられると、にこやかに対応していた。設備業者なんかと窓口でやり取りする時も、F君はスマイル0円対応していた。職員に接するのとは大違いだ。

で、だ。それから時間もしないうちに、市内の英語圏出身小学生約十人と、一般児童も約十人と、職員約六人が集まった。ALTの人も何人かいたか。600㎡はあるホールを貸し切って、まずは英語圏児童向けの遊び(日本でいうと『だるまさんが転んだ』レベルのやつ)をやろうということになったのだが……一般的な地方公務員は、英語を一切話すことができない。実際、この職員の中で英語が話せる者はいなかった。ALTを除いては。

それが災いしてか、英語圏ゲームルールは配布冊子で辛うじて理解できたのだが、日本小学生の子どもに伝えることができなかった。これでは、英語圏小学生一般児童をつなげられるはずもなく。ALT日本語がいまいちで。

ピンチだった。俺は英語が喋れない。昔、渋谷若い外国人男性に話しかけられた際、しどろもどろになって「Are you money?」と反応するのが精一杯だった。「Sorry I'm money……and you?」みたいなことも言った。

社会教育課の職員も、「うわ、どうしよう。想定外」みたいになってた時、F君が後ろの入口からひょこっと出てきた。後ろにはALTの人が付いてる。するとだ、ヤツは小学生(英)に向かってさ、流暢な英語で話し始めたのだ。洋画俳優が演じてるみたいな、ナチュラルチーズナチュラルボーンなやつだった。

あれには驚いた。英語を話せる地方公務員を見たことはなかった。普通は喋れない。まあ、F君の英語の腕前はわからないけどさ。

それから彼は、これからやろうとしている英語圏の遊びの内容について、ALTスタッフ参加者をつなげていって――最初ゲーム成功した。盛り上がったのだ。

それから、次のゲームや、また次のゲームも、最初こそF君やALTを介していたが、次第に参加した子ども同士のジェスチャー対話ができるようになった。イベント自体は二時間程度だったと思うが、無事に終わった。

イベントが終わった後は、社会教育課のスタッフがF君に寄っていた。F君は、キャラクター性格人間味がない感じだったが、見た目の雰囲気は悪くない。いろんな職員からチヤホヤされていた。

それを見て、当時の俺はこう思っていた。「いや、おかしいだろ」って。F君に対して怒りが込み上げていた。というのも、F君が英語でのコミュニケーションを始めたのは、イベント開始からおよそ二十分後だった。

『どうしてすぐにヘルプに入らなかった? お前、英語できるんやろ』

と、当時の俺は考えた。つまり、彼は労力を使いたくなくて、あえてギリギリまで粘った。イベントダメになる危険性が生じてから参戦したことになる。

この時ばかりは本人に伝えたよ。「なんで最初から英語使わなかった?」て。そしたら、「社会教育課が英語を話せる人を用意すべき。自分が手伝うのは間違ってる」だって。いい加減キレてしまって、F君と口論になったけど、社会教育課の人達に宥められてやめた。

いや、性格悪すぎだろ。漫画アニメだったら絵になる可能性はあるが、現実世界だと害悪ひとつだ。土壇場で本気を出して物事解決する人よりも、普段から本気でがんばってる人の方がゼッタイ偉いだろ。でも、俺達が助けられたのも事実だ。判断が難しい。若かりし頃の俺は悩んでいた。



二つ目は、ポスター作りのことだ。

上と同じく、F君の配属1年目のことだ。民間福祉団体がバザー(フリマ)を企画した時に、福祉職員ポスターやチラシを作ることになった。自力でやってもらうのが筋だが、その時は状況が特殊だった。

その福祉団体は立ち上げ当初だったし、市の新規事業にも関係しているし、よき関係を保っておきたかった……のだろう。上の人にとっては。

さあ、誰がそれを作るかとなって、自分がいた総務グループ(※仮称福祉事業の統括をしてる)の比較的若手の職員チャレンジすることになったのだが、どうもうまくいかない。福祉課長のところにポスター案を持って行くのだが、反応がひどかった。要約するとこんなところだ。

「読みにくい。読む気がしない」

公務員くさいんだよ。もっとシュッとした見た目!!」

文字がいっぱいだ。絵、描けよ。絵」

その福祉課長は、デザイン会社はおろか企画部署経験すらなかった。ただ、言わんとしていることはわかる。公務員が作るチラシやポスターは、正直ダサい文字上のわかりやすさを優先しているためだ。

それにしても、パワハラ全開の上司だった(※当時は2010年代半ば)。最初にこの人を見た時は、「こんな職員がいまだにいるのか?!」と驚いた。わかるだろうか。いかにも小役人というキャラクターだ。尊大で偉そうで、ふてぶてしい。(話し声が)ものすごくうるさくて、(距離感が)ありえないほど近い。

容姿はあまり書くつもりはないが、ぼってりとした見た目だった。ハムスターみたいだ。ついでに、最初の方に出てきたキレる先輩もそうだった。その人はもっと真ん丸とした体形だった。

その2人とも、俺が市役所を辞めるあたりでこの世界から消えていった。因果応報というやつだ。繰り返すが、自分がやったことは何らかの形で跳ね返ってくるのだ……。

そんなこんなで、何週間経ってもポスター作りは進まなかった。その彼は、何度も課長のところに行って、ダメ出しを食らう度にほかのグループメンバー相談して、頼りになるリーダーにも相談して……いろいろやったが、結局ダメだった。最後は、課長からダメ出しを食らってる最中ギブアップ宣言した。

「すいません。もうこれ以上できないです」

「なっさけないな。お前!! ……おいF。考えてたんやが、お前広告代理店出身やったな。作れや」

すると、F君が席から立ち上がった。課長の方を向いてたかな。歩いて近くには行ってなかった。

「作るとは、何をですか?」

「今からチラシを作れ。うまいやつをな。」

「作ったことがありません。無理かと」

「あ? どういうことやお前」

スーパーで、どんな具材を買えばいいか想像がつきません」

スーパーで買う物が何かあるんか?」

エビイクラとさやえんどうはわかるのですが……。錦糸卵を作るのは逆立ちしても無理でしょう。酢飯もそうです」

「そっちかーーーーい!!」

というリアル感のある流れで、F君がポスター作製を命じられた。イベントまで残り二週間で、さすがにギリギリだった。F君は、その日は時間外勤務をしたようで……次の日の正午頃、A3サイズポスターを持って俺達のところにやってきた。

「そちらの総務グループのご意見を聞かせてください。完成度は7割です。デザイン変更の余地はあります

かしこまった様子だったよ。彼は、ふてぶてしかったり礼儀しかったり、どっちつかずなところがあった。両極端というか。

ポスターは、なんかこう、すごく……シュッ!! としていた。オフィスソフト(パワポ?)で作ってるんだが、今時な感じの彩色で、白抜き文字で、読みやすくて、でも公務員っぽい感じで……よくわからないがすごかった。デザイン素人だけど、読みやすいかそうでないかはわかる。

それを見た福祉課長は、やはり「公務員っぽい……」と気になっているようだった。ここで、F君が言うのだった。細かい台詞まではメモってない。

公務員っぽいのがむしろいい

プロデザインだと萎える人もいる

・慣れない職員が頑張って作った感がいい

・それは人に伝わる

・力のあるデザイン素人が見てもわかる。巧拙問題ではない

こんな感じだった。課長時間がないとわかってるから、一応という感じで了承していた。ポスターを小さく圧縮した感じのA4ミニチラシは、さっき失敗した彼が担当することになった。F君の提案だった。

ここでもF君に怒りを感じた。なんで、もっと早く手を挙げなかったんだろう。失敗した彼が苦しんでるの、見てただろ? そうしてれば、もっと早くポスターを作れたのに。お前、広告代理店出身なんだろ? チラシ作ったことないって言ってたけど、どう見ても嘘だよな。絶対、作ったことあるよ。と、当時は考えていた。

でも、「福祉課」という単位仕事を考えてほしかった。そりゃ、あっちは設備管理財産管理をするグループで、仕事が違うのかもしれないが。

ちなみにF君は、広告代理店では営業仕事をしていたそうだ。あのキャラで、よくそんなことができたな……と思ったが、彼は思いつきで突拍子もないことを言ったり、何食わぬ顔で嘘をつくところがあるのを知っていた。よく言えば、取り繕うのが上手い。だったら、営業仕事臨機応変に務めていたのかもしれぬ。

それで、福祉バザーなんだが、うちの近所の保育園であったので行ってみた。屋外の運動スペースを利用してやっていた。まあ、なんというか蚤の市だった。これが電子世界になるとメルカリになるんだな、という感じの。さすがに盗品や横流し品や偽ブランド品は並んでなかった笑

いいバザーだった。人がいっぱい来ていて、にぎやかだった。事故トラブルは一切なかったし、参加者みんな幸せそうにしていた。まぎれもない良企画だった。

会場には福祉課長も来ていた。最初の開会挨拶だけすると、ちょっとだけ周って帰った。スリッパと、あと何かを買っていた。総務グループからは数人と、グループリーダーが来てたかな。F君はいなかった。

例のポスターが門扉のところに沢山掲示してあった。F君がバザーの会場まで観て作ってたかはわからないが、青と白の青空みたいな写真を基底としたデザインでバザー感を表現していた。

ワードアートとか一切使ってなかった。標準的フォントの組み合わせだ。オフィスソフトでここまでいいのが作れるんだな。

もしかして、この日が晴れになるとか、そこまで予想してたんだろうか。さすがにしてないとは思うが、でも、バザーだったら青空が見えるはずだ。センスを感じた。

そんなことを色々考えながら、俺はワカメエビ天の入ったうどんを食べてた。当時の日記には、そのバザーの様子と「支出 うどん400円」という文字が残っていた。うどん、美味かったな。あの頃は何にでも感動できていた20代後半だった。

記事は、最初は五千字程度のはずだった。だがしかしキーボードを叩いてるうちに記憶が蘇ってくる。今、この瞬間も市役所時代が懐かしい。目頭が熱くなってる。

次 https://anond.hatelabo.jp/20231231221402

さいたまさいたま

ワイ「今年は辺野古リニア等、国家事業リベラル地方自治が食い止める活躍が目立った年やね」

ワイ「せやね」

ワイ「そこで提案なんだが、我らが都のリベラル王国さいたまでも国家事業反旗を翻すことで存在感を発揮していこうと思う」

ワイ「着眼点はいい。だがしかし、欠けているものがある」

ワイ「むっ」

ワイ「さいたま国家事業がある訳無いだろ!(ドン

ワイ「げらげらげら」

 

良いお年を

2023-12-19

宝くじ買った

まあ当たらないのは知ってるけど毎年バラと連番買ってる

当たらないのは知ってるとかイキったものの、少額でもいいから当たるなら当たってほしいので買った宝くじ大事に取り扱うことにしてる

だがしかし我が家には神棚とかはない

仕方ないので家の中で1番高いところであるカーテンレールの上に置いて手を合わせてナムナムしておいた

みんな宝くじどこにしまってる?

2023-12-14

きょうは寿司の気分じゃない。だがしかし

きょうは寿司の気分じゃない。だがしかしすし飯が5合できてしまった。

 

ごはんの水加減を間違えたらしく硬く炊きあがってしまったのだ。

そこでかしこわたしはかんがえました。これ、酢飯にしたら丁度いい具合になるんじゃね。

硬さ問題解決したのだがすし飯が5合である寿司は好きだがきょうは寿司の気分じゃない。明日もそうだ。

なのになのにどうして。明日の夕飯までずっと寿司である。晩も寿司。朝も寿司。昼も寿司。そして晩も寿司

2023-11-13

ジェンヌの個人FC運営で鬱になった話

連日の報道で、忘れたい記憶がどんどんよみがえってくる。

劇団内部の人間ではないものの、その近くで数年携わり、生活精神も壊した身として、心当たりが多すぎる。

便乗ファンによる創作だと思ったら、どうか読んだら忘れてほしい。

固有名詞用語意味が分からない人は、そのまま一生分からずにいてほしい。

でも、どこかに、仲間がいると思うから自分以外にも壊れた人がいるはずだから

まとまりもないほどの書きなぐりになるだろうけど、腹を決めた今、匿名で言わせてほしい。

もう無視できないところまで来ていると、心当たりのある各位に気付いてほしい。

該当劇団には、公式ファンクラブ以外にもジェンヌ個人の私設ファンクラブ(以下「会」と呼ぶ)があることは有名だと思う。

いわゆる代表やお付きと呼ばれるマネージャー責任者と、スタッフやお手伝いといわれる他数名の小間使い組織運営している。

自分新人公演にも出演し、何度か主演も演じた人気ジェンヌの会運営スタッフを数年担当した。

明確な時期や個人名の明言は避けるが、当ジェンヌは現役在団中とだけ書き記しておく。

毎朝晩の入出待ち立ち会いかお茶会などイベント企画運営チケットの取次配席およびグッズ作成など...

所属経験のあるファンなら思いつくであろう業務、全部に携わった。会員数百人に対し、片手以下のスタッフで。

無給は当たり前、経費も持ち出し、24時間365日ジェンヌや関係者の呼び出しに応えながら平日フルタイム会社員

睡眠時間金も体力も心の余裕も何もかもなくなった。倒れて運ばれ、スタッフを辞めた。

業務をもう少し細かく説明すると、

・入出立ち会い

よく日比谷劇場前で見るようなスクワットでジェンヌのお迎え・お見送り。あれをやる時に暴走するファンが出ないか見張ったり、一般人クレームに頭を下げたりする。

毎朝7時前後、早いときは6時前に毎朝集合場所で立ち合いをして会社へ出勤。ジェンヌから翌朝の入り時刻連絡が来るのは平均深夜1-2時。

それを待ってファンクラブ会員へ見送り場所への集合時刻を配信、他ファンクラブ運営へ報告したりするので自分が寝られるのは3時を回るのもザラ。

毎日5時前には起床、始発の電車に飛び乗り現着から動き回ってフルタイム勤務で夜にはまた出待ちに立ち会う日々。

大体毎日何かしらの細かすぎる指導上級生会から入り、寝不足により回らない頭で必死謝罪文をしたためお送りしていた。しんどい

イベント企画運営

お茶会新人公演出待ち後のミニお礼グリーティング、季節や誕生日の入出イベントなどなどあらゆる企画運営

ただ企画すればいいだけでなく、上級生会に逐一お伺いを立て、実施許可を得、内容も重箱の隅を最早ぶっ壊れるまでつつかれまくる。

あらゆる方面の顔色を窺い、企画台本が出来上がるまで気が遠くなるほどの時間と神経を要する。

それでようやく実施まで漕ぎつけたと思ったらジェンヌ本人の機嫌ひとつで全部イチからやり直しになる。

三徹で必死に準備を間に合わせたお茶会を、本人会場到着までのタクシー内で「やっぱ嫌」の一言でひっくり返されたとき殺意が芽生えた。しんどい

チケット取次・配席

ファンクラブ会員はジェンヌ個人販売成績に結び付くよう、会からチケットを取り次ぐ。

が、限られた座席数、入団年数が長い上級生に多くのチケット劇団より宛がわれる、入団から5年くらいは1公演で2席しかチケットがないこともザラ。

それでも会員はもちろん贔屓の舞台姿をたくさん見たい、当たり前だ、たくさん申し込んでくださる、だがしかし席がご用意できない。

そんな限られたチケットと大量の申込データ(自会は全部エクセル手打ち管理)を照らし合わせ、ファンクラブへの貢献度諸々を加味し、どのお席にどなたへお座りいただくか決める。

こちらも最大限のチケット確保に奔走するものの、ご用意できなければ面と向かっての罵倒はまだ良し、掲示板に名指しで役立たずと晒される始末。

データ捌いて配席悩んで胃を痛めているところにジェンヌ本人や関係者からも配席や取次内容に文句を言われ身内用にチケットを攫われていく。しんどい

・グッズ作成

お茶会お土産、総見のおまけ、お茶会販売する小物や舞台写真、お礼状、グリーティングカード、挙げればキリがないほど準備物が多い。

ジェンヌ本人にイラスト手書き文字提供協力を頼みこむも多忙一言で切り捨てられ、こちらでロゴなど用意すれば会員やジェンヌ本人からすらもダサい文句を言われる。

しかも当たり前だがこれらすべて事前の商品発注で毎度結構金額必要とされる、が、ジェンヌの家族が会運営の経費用口座を管理していて前借も楽ではない。

結局毎回数万~場合によっては数十万円(お茶会会場費用など)も立て替える。そうじゃないと間に合わないほどすべてのスケジュールがカツカツなため。

しかも公演終わりの経費精算まで数か月待ったりする、携わっていた最後の公演では大卒初任給くらいの経費が返ってこなかった。

グッズの売り上げは全て会運営費としてジェンヌ家族が持っていくため、スタッフに一切の還元や儲けはない。公演期間中は飯が食えなかった。しんどい

・正直ここでしか言えないが人間関係が一番重労働

ファンクラブ会員、つまりジェンヌを愛し会活動に貢献してくださっている方々は熱量も並のものではない。そこは覚悟してスタッフ就任を引き受けた。

そのため会員からまれたり文句を言われたり、会の中での派閥争いや揉め事などは(楽ではなかったものの)捌くのもまあ堪えられた。

しかし何故か同じ運営という立場で苦楽を共にしている他会運営陣やジェンヌ家族関係者対応など、これが本当に一番きつかった。

ジェンヌたちが厳しい上下級生文化に生きているというのは既報の通りだが、ほぼその文化がそのまま会運営にも持ち込まれる。

朝は上級生会スタッフより早く出動・席および場所取り・雑用使いっ走り・全ての解散前には「ご指導」というクソ細かい姑のような小言...

劇場チケット出し前には劇場レストラン施設の一部(クリスタルルームでわかる人は仲間)を陣取り、謎の待機時間が発生する、もうこれが本当に耐えられなかった。

上級生会代表飲み物をお持ちし、その時通るルート差し出し方全てに厳格なルールがあり、数時間も使いっ走りに待機するのに作業および会話禁止という苦行。

2回公演の日ほど朝も早く夜が遅い、業務も溜まっていて限界なところにこの謎待機と小言で5-6時間は奪われる。

それもこれもすべて「上級生会の様子を見て学び、自分たちが将来は組の会全体を取り仕切れるように指導する」という、どこかで聞いたことのある理論

劇団への、ジェンヌへの、下級生会への愛があれば全ては指導という建前のもと許される。代表毎日きついいびりに泣いていた。本当に、本当に、しんどい

ジェンヌでもなく、会運営委託契約を結んだわけでもない、ただの一般人がこのザマである

会に所属したことがある人は、多少なりこの空気感をわかっていただけると思う。あの、「私たちも御贔屓の一部」と見做されるような感じが。

全ての言動根底には愛があり、清く正しく美しいジェンヌ像やファンダムイメージを求められていた、それにそぐわないものはすべて闇に葬られていたあの感じが。

運営陣は、ジェンヌを、劇団を愛しているから。

無給でいつ何時でも労力を捧げてくれる。常に最善最良の案を考え前向きに運用してくれる。寝る暇がなくてもそれだけ携われることが幸せ

妬み僻みも有難いご意見として真正から受け止める。上級生会から理不尽指導意味あるものとして理解昇華する。

仕事よりも私生活よりも会運営を何よりも最優先してくれる。どんな無茶ぶりや激務も手を取り乗り越え逞しくなってくれる。

そんなことがあるわけないだろ。

平日フルタイムで8時間仕事に会運営10時間以上を兼業し、公演期間中は1日1時間眠れたら御の字。仕事パフォーマンスはそれはそれは最悪だった。

盆や正月連休はもちろん全て会運営に求められ、ロクに身体を休めることも実家帰省することも友人と会うこともかなわなかった。

急いで来いと急な呼び出しがかかり、内容も知らされないが仕事を無理言って早退し駆けつけると「明日からの公演で必要ものを近所のドラッグストアで買ってきて」という内容だった。

社会人数年目で貯蓄もさほどなかった頃に無給の会運営で全国を飛び回り、立て替えの嵐、慢性的寝不足で眠気も止まらず、安価血糖値の上がらないもやしカット野菜しか食べられなかった。

周りのすべての人から「早く辞めろ」と言われ続けたが、もはや洗脳のように愛や貢献という言葉に縛られ何も自分判断できなくなっていた。

死にたいという気持ちが募り、毎朝駅で線路に飛び込もうか悩み始めた頃、千秋楽出待ち後に倒れ運ばれた。栄養失調だった、この現代社会で。

入院強制的劇団や会と離れられなければ、いずれ自ら命を絶っていたと思う。亡くなった彼女生活円グラフは、まさに会運営に携わっていた時の私のようだった。

鬱も発症精神的にも不安定になっていたことをやっと自覚し、ジェンヌ本人にスタッフを辞める旨申し出た。代表も鬱で会から去ったと聞き、LINEを送ったが既読がつくことはなかった。

もう一度繰り返す。ジェンヌじゃない一般人にすらこれほどまでに異常な文化がまかり通っている。劇団内部はいかほどばかりか、想像するだけで息苦しくなる。

携わっていたジェンヌ本人も、本当に寝る時間もないほど過酷環境に身を置き、公演前夜の3時に稽古から帰るところも目撃したことがある。

運営に携わるようになってからは度々言葉を失うような「指導」の様子を伺うようになり、いつの間にか自分は一切観劇する気力が湧かなくなっていた。

何が愛だ。何が清く正しく美しくだ。何も清くも正しくも美しくもない。ただのパワハラ過重労働異常上下関係いびりしごきいじめ

社会的な常識が一切通用しない、異常な文化形成され受け継がれ、異を唱えるものは全て排除され隠ぺいされてきた、ただそれだけである

亡くなった彼女のおかれていた環境報道事実関係は知り得ないため、それに関しては軽率発言はできないものの、でも、遂にこうなったかと思った。

その手前でぎりぎり退団していった人を、何人も知っていたから。

巨大企業ファンダム抗う力を持ち合わせていないがため、ただ黙って去っていった人たちを見てきたから。

自分も、声を上げられなかったひとりだから

彼女の死は、自分無関係じゃないと、毎日罪悪感に涙が止まらいから。

溢れ出る記憶も思いも止まらず、何が書きたいのか、どこまで書けそうか、もう分からなくなってしまった。

このあたりで切り上げることにする。いつか追記修正をするかもしれないし、しないかもしれない。もうこの編集画面に戻ってこないことが最良と分かりつつ。

自分は今後二度と件の劇団に関わらないと決めているが、報道の行く末はしっかりと追おうと思う。

もう誰もこんな目に遭わない未来を願って。同じ罪悪感を抱えることがないように。誰かに手を延ばし声を上げられるように。

けがえのないいのちを、薄っぺら言葉で葬ることがないように。

妹さんにはお世話になりました、心からのご冥福祈ります

助けてあげられなくて、ごめんなさい。

2023-11-07

ネトウヨ頭が悪いなと改めて思った出来事

ある自衛隊員が訓練施設に向かう途中、車内からマスコミに向け中指を立てて挑発行為をしていた事がスクープされた

この自衛隊員が向かっていた訓練施設は以前に銃乱射事件が発生し、3人もの死傷者を出して訓練が中断されていた場所であり

そんな場所での訓練がようやく再開されるという事で、自衛隊モラルや動向に注目が集まっていた中での愚行だった

だがしかし陸上自衛隊守山駐屯地は当初この件について「指さし確認をしていたのがそのように見えてしまったのではないか」などとクソアホな言い訳をほざき

それを受けてネットでは馬鹿ネトウヨが「自衛隊様は中指なんて立ててない!マスゴミデマ!」と大暴れ

マスコミへのアクロバティック批判自衛隊へのアクロバティック擁護が吹き荒れた

しかし後に木原防衛相自衛隊確認した所、やはり中指を立てて挑発行為をしていたのは事実である事が分かり

「指摘は事実だと確認した。大変遺憾だ」「ようやく射撃再開に至った日に不適切行為を行った隊員がいたことは大変遺憾に感じている」「今後、確認を進める中で判明した事実に基づき厳正に対処していく」

というコメントを発表した

真実は常にネトウヨの敵だ

だがネトウヨ情弱かつ都合の悪い情報そっ閉じする為

未だにXでは自衛隊擁護してマスコミ批判しているド低脳ネトウヨ観測できて笑える

ネトウヨやらかし歴史に新たな1ページが加わり

こいつらの救いようの無い頭の悪さがまた証明されたのである

2023-10-26

anond:20231026213508

「無論である! 吾輩の愛は無尽蔵でその形を問わぬ!

だがしかし! 同時に吾輩はこの手で貴殿にあらゆる世の喜びを与えてゆく自信がある!

その中には性や己の身体との向き合い方を変えてゆく趣向もあろう!

案ずることなし! 我輩を信じて変化に満ちた明日をともに歩もうではないか!」

2023-10-21

anond:20231021141041

私もこの前「警鐘を鳴らす」と言うべきところを「警笛を鳴らす」と言われたが流したぞ。

あと「廉価な商品」の廉価が通じなかった。

だがしかし自分も気付いていないだけで時々やっちまってると思うのでそこはお互い様だ。

日本語は難しい。

2023-10-15

他人気持ちを察することができないタイプはい

知人については許容できずに連絡を絶った

もう10年近くになる

身内にもいるが、身内は身内だけあって利害関係として近いため、一見傍若無人に見える言動にも根拠推し量ることはできる

なので縁を切るところまでは行かずにいる

共感力の有無も生まれ持った資質によるところも大きく

そう思うとサイコなA氏も資質に恵まれなかっただけであり、配慮してやるべきなのかもしれない

配慮必要かもしれない、それは確かだ

だがしかしA氏の被害者我慢を強いるということではないのだ

2023-10-07

何故リベラルフェミ界隈の人達は「謝れない」のだろう?

人間からだってやらかすし、特に他害性が強いリベラルフェミ界隈の人達は「やり過ぎて」しまう事がよくありがち。

他罰性・他責性が強いが故に恨みを青田買いしてしまっているから、反撃される時は容赦なく滅茶苦茶燃やされる。

しか日本人は良くも悪くも甘い人間も多いので、「やらかした」時に形だけ・言葉だけでも

「あれは私もかったです、申し訳ありません」と謝罪をすれば

攻撃している側も止まる人は多いし、擁護する・したい側も「謝っているんだから」って助け舟を出せる。

ともすれば「あの人ちゃんと謝ってるのに、あれ以上責めるなんておかしい!」と反撃だって出来る。


だがしかし彼女ら・彼らは本当に謝れない。

自分自身が原因で首を締めているのに、何々が悪い誰々が悪い私は被害者だ!と主張する。

良くて最初は謝っても「でも◯◯も悪いですよね」とか言い訳を重ねてしまうから、余計に相手を怒らせる

やり過ぎた事はさておきそこまでヒートアップしてしまった気持ち自体は分かるから、表面上でも謝れば擁護出来るのに

それすらしないから、内心多少は同情してるのに擁護すら出来ない。

仮に口を出しても「でもあい反省してないだろ!」って言われれば「そうだよね、ゴメン…」としか言えないか


恐らくリベラルフェミでも内心やり過ぎたヤバいとは思っているだろう。

間違いを認めたくないだけなのだろう。(仮に本当に全く間違ってないと思っているのだとしたら単なる異常者である)

しか彼女ら・彼らは何故か謝るのは負けだと思い込んでいるから、謝罪せずに正当性を主張し続けるというサンクコスト呪いにかかってしまっている。

自分は一切悪くない、攻撃してくる方が悪いし私は被害者!」と主張する姿は、有り体に言って醜悪である


そういう時、優しく諭せる周りの人がいれば良いんだけど、「謝れない人」がやらかしを超えたやらかしをし続けた頃には

そんな優しい人はとっくに居なくなってるか本人に遠ざけられているから、諫める声すら届かない、届けられない。


謝れないから、頭の一つも下げられないから、反省したポーズすら見せられないから、

本当に認知通りに周りが敵だらけになり、近くにいる人も味方なんだけどある意味敵(助長させるだけ)しか残らない。

さすがにここまでくると、色んな意味可哀想だし哀れだなって思ってしまう。


本当に何故、形だけでも折れる事が出来ないのだろうか。

現状は自業自得だとも思いつつ、悪循環の詰み状態にまで陥ってしまった事に対しては可哀想に思えてならない。

2023-08-21

騙される方も悪い

詐欺なんかは騙される方も悪いと思う。詐欺をやるやつが悪いのは百も承知だがしかしそれは詐欺対策をしない理由にはならない。盗んだ方が悪い、だから私は悪くない。ではなくて盗んだ奴が悪いのは当たり前だけど、それはそれとして現実には詐欺があるんだから個人個人しっかり対策しておこうという話なはず。詐欺対策根本は国や警察が何とかしてくれって話で。

2023-08-20

職場で食ってて頭おかしいと思われたもの3選

1位 焼肉

網、ガスバーナーを持ち込み、肉を炙って食っていた。

だがしかし、流石に安全上の懸念があるということで総務から待ったがかかった。

肉は焼きたてが美味いので無念である

2位 フルグラ(俺アレンジ

フルグラチョコワ、グミ龍角散のど飴牛乳レッドブル2本で割ったもの

俺はよく家で食っている健康食なのだが、「見た目が怖い」「臭いキツイ」とのことで総務から待ったがかかった。

食うとスタミナがつくのに残念である

3位 りんご

りんごを3個ほど持ち込んで会社の机で丸かじりしていた。

ダイエットのためだったのだが、「歯茎から血を吹き出しながらりんご齧ってるの怖い」とのことで総務から待ったがかかった。

女子力が高かったのに遺憾である

2023-08-10

しか弱者男性 弱者男性は放逐された美少女を追いかけ、スローライフ応援する

あらすじ

増田太郎は、ある日突然に、異世界に転生してしまった。

しかも、前世で憧れていた異世界生物小説のように、美少女を追いかける立場としてだ。

だがしかし太郎容姿は冴えないおっさんである

そんな太郎美少女が受け入れてくれるはずもなく……。

――――――

必死になって、俺は森の中を駆け抜けていく。

背後からは、複数足音と、「待てーっ!」「なあ、あんた! 頼むから俺の話を聞いてくれよ!」という声が響いてくるが、俺は気にせず走り続ける。

どうしてこうなった? 何度そう自問しても、答えなど出るはずもない。

俺こと増田太郎は、どこにでもいるようなサラリーマンだったはずだ。

それが今や、見たこともない森の中で、見たことのない弱者男性に追われている始末。

本当に一体どうなっているんだ? 俺はただ、いつも通り会社に出社しただけなのに……!

――――――

その日も、朝早くから出勤し、上司から理不尽な叱責に耐えつつ、なんとか仕事を終えた。

時刻はすでに午後九時を過ぎており、疲労困ぱいの状態で自宅へと帰る途中のことだった。

ふらつきながらも、なんとか電車に乗り込むことに成功したのだが、そこで意識を失ってしまったのだ。

そして気が付いた時には、見知らぬ森の中で獣に襲われかけていたのである

最初は、夢でも見ているのかと思った。

だけど、頬を引っ張った時に感じる痛みや、身体中を襲う倦怠感などが、これは現実なのだと教えてくれた。

ならば、なぜこんな場所にいるのかという話になるわけだが……いくら考えてみても心当たりはない。

ただ一つ思い当たる節があるとすれば、それは『過労死』という言葉くらいだろうか。

実はここ数日の間、俺の仕事量は激増していた。

それというのも、取引先の都合で納品が遅れることになり、その対応に追われることになったからだ。

本来であれば、もっと早くに片付くはずだった案件なのだが、相手側のミスが発覚し、状況が大きく変わってしまったのである

結果として、連日残業をする羽目になり、睡眠時間が大幅に削られてしまったのだ。

正直言って、ブラック企業にも程があると思う。

まぁもっとも、上司役員たちをナイフで滅多刺しにした後だから今頃死体発見されて、ニュースになっているかもしれないけどね。

それにしても、我ながらよくあんなことをやったものだと呆れてしまう。

冷静になった今では、自分の行動にドン引きしているほどだ。

きっと疲れのせいで頭がおかしくなっていたに違いない。

あいうことは、もう二度としないと心に決めよう。

ともかく今は、この場を切り抜けることが先決か……。

このままではいずれ追いつかれてしまいそうだしな。

しかし、森を走り回ってわかったことだが、ここは日本どころか地球ですらないようだ。

そもそも日本では、森に弱者男性は生息してないしな。

それに何より、空を見上げれば月が二つもあるじゃないか

とてもじゃないが、現実光景とは思えないぞ。

しかしたら夢を見ているだけなのかとも思ったが、どうやら違うみたいだし……。

だとしたら、考えられる可能性としてはやはり異世界転生という奴なんだろうな。

小説なんかじゃよくある話ではあるが、まさか自分経験することになるとは思わなかったよ。…………って、ちょっと待ってくれ。

もし仮に、俺の考えが正しいとするなら……。

「――ああっ! やっぱりそうだった!」

俺は思わず悲鳴を上げていた。

なぜなら、俺を追いかけてきている弱者男性たちの顔に見覚えがあったからだ。

それも一人や二人ではない。全員の顔に見覚えがあるんだよ。

それも当然のことだろう。だって弱者男性たちは、俺が書いた小説登場人物なんだから

そう……俺は小説家をしている。といっても、専業ではなく副業だけどな。

2023-07-27

趣味スクーターに乗る

格好わるいんだろうか。

だがクラッチがめんどくさい

だがしかしスクーターのあの見た目が受け入れられない。

よって乗りたいバイクがない。

advはかっこいいと思う

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