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はてなキーワード: 津波とは

2016-07-14

増田って結局

文章として本当にいいものを書いたな、という手応えがあるときにいい反応は絶対にない。

マイナスかけるマイナスがわからない馬鹿にでもなったつもりで、趣旨も一貫しないような、主観をまき散らすだけの、「思う」連呼小学生の作文みたいな稚拙落書き推敲一切無しで書き散らすと簡単につまら説教がしたいアホが釣れる。

増田に限らず、ネットで話題になるものって全てこう。

みんなただマウンティングがしたいだけなんだよね。

本当に興味があるとか感動したとかそういうものに対する反応を大きく取り上げるシステムになってないんだよ。

しろ、誰にとってもクズしかないものほど、クズを利用して相対的自分を立派に見せたい承認欲求を吸い寄せる事で成立する仕組みになってる。

これはそもそもいいものを素直に褒める習慣のない日本人性質問題もあるのかも知れない、とは思う。

まあでもそれもたぶん程度問題だ。

自分英語しか読めないが、英語話者の言論空間で繰り広げられる世界的なやりとりを眺めていても、多少の自制心は感じられるが、本当にしょうもないものほど無視出来ずに衆目が集まり、結果として逆にクズ存在感を高めてしまうだけという現象はそれなりに見られる。

日本場合は、それをある意味で『薄める』効果を持った、「ほんの些細ないいものでもとにかく褒める」というカウンター熱量相対的に足りないだけだ。

 

他人に教えてあげたい新情報を盛り込み、読みやすさを考えてきちんと順を追って説明し、一読諒解でスッと頭に入って来るように文章を整えると、まあ、まず酔っぱらいの気まぐれくらいな無差別なクソレス以外は、トラバブクマもつかない。

スッと読んでうむ、と納得して終われるように読者への配慮を怠らない事は、通常の作文技術で言えば必要不可欠の基礎技術に当たる。小学生算数が覚束ない状態で高度な数学へ手を出そうとしても、計算間違いばかりで教科書を読み進めるのすら難しいのは誰にでも想像がつくことだ。

しかしこれがネットで発表するブログSNS記事となると、むしろそんなことをしない方が生存戦略としては正しいという現実になる。

違いはたぶん評価タイミングにある。

古来文章というものはそもそもリアルタイムメディアではない。

読んですぐ、どころか読みながらすらすでに反論や混ぜっ返しを構想しつつ出しゃばる計画企図し、吸った息を吐くようにそのままノータイムで書き込むなんてことは従来の文章の使い方としてなかったことだ。単なる口頭会話の置き換えのつもりで軽く見ている人もいるかも知れないが、文章には口から発する言葉と違って一息(一文章)で長々と演説が出来たり、本当のリアルタイムというにはタイムラグがあったり、それらに起因する割り込みや訂正の難しさがあったりして、現実としてこれらネット上の文字コミュニケーションは音声と文章、両方の悪いところだけを引き継いだような最悪のコミュニケーションツールになっている。

文章は、書き、読み、思い、反論でもそれを踏まえたまったく別の場所での言及や自説の開陳でも、それらステップの間にいくらでも考えを改めたり気づき直したりという猶予があるものだった。

からこそ、文章術とはまずすんなりと理解させることに重点を置いていた。

スッと読んでうむと納得して、まとまった形で頭に残っているからこそ、検討検証も出来る。わかりやすさとは頭に残り、こころに残り、読み手のその後の人生の中でじっくりと「対話」をしてもらうための絶対条件だったのだ。

感情空気に流されがちな体面の問答と違い、ひとつ思想パッケージとして読み手の中に取り込み、そのあとでじっくりと自問自答という形で葛藤してもらうことこそが文章と言うメディアを用いた「対話」のやり方だった。

 

増田でバズった記事に、名文と呼べるものがあるだろうか?

「逆に名文。」「むしろ名文。」?そんなありきたりの逆説は要らない。

から折りに触れじんわりとその一行一行を噛み締めたり、何度も読み返したくなったりする深みがあるか?

せいぜい「日本死ね」が大喜利的にバズワードになるだけじゃないか

バズワードと心に残る言葉は違う。

日本死ね」はレトリックとして死なないものの死を願うという無常感、絶望感を含有した良い捨て台詞だと思うが、バズワードにはそういう文脈考慮されない。ただ字面上同じであれば単に自分の気に入らない相手普通に死ぬ比喩になってない相手)を死ね罵倒するのにも平気で使われる。

皮相的な反発の応酬で起こせる波の、これが限界だ。

あくまでそれはただ大海原の表面が鳴動しているに過ぎない。船を転覆し浅瀬の生態系をかき乱す力はあるかも知れないが、人のこころの深いところを揺り動かし、大きな変化をもたらすような津波にはならない。…変な比喩だが。

自分こころの深いところに入り込み、そこに不可逆な変化をもたらしてしまうようなものを読まなければ、書かなければ、知は停滞する。

停滞し、後退する。それが生体としての脳の摂理からだ。

 

文章がただの文字列という刺激になっている。

まとまったものを読み、読み切った後に意識の中に残った断片あるいは芯のようなもの、それらの感触、反芻、自己言及的な葛藤を通して得られる新しい自分

そういう一種コース料理のようなひとつづきの体験文章という表現に当たり前に付随するものとして認識されなくなっている。

いきなり俗な話になるが、これはエロゲーシナリオ文章物語として扱う層への違和感と似ている。

ひと文字いくらで量を書いてナンボなんて世界で書き増されるだけのテキストデータに芯や内容なんて生まれない。エロゲーシナリオには「読み終わり」すらない。

ただカネを納得させる「量」と水増しを誤摩化すための「刺激」でエロシーンまでの間を前戯的に埋めているだけのものだ。さながら増田が、ネットバズるブログSNS投稿が、文字として表された思想人格葛藤するよりもただ愉快な炎上を持続させるための刺激としての埋め草であるように。

ネット言論空間というのは、本当に「脊髄反射」という言葉が相応しい。

文章の、言論の装いを纏ってはいるが、その実いっさい論者の芯の部分を経由していない、ごくごく皮相的な反発の応酬で成り立っている。

その場で読んで、その場で反発して、三日経てば何を読んだのか何が書いてあったのかその一節すら思い出せないようなインクメモリ)のカス右往左往して、白熱した議論かなにかを装いながらどんどん使われない脳味噌が退化していっている。

これがネットでだけならいいのかもしれない。使い分けが出来ているのなら良いのかも知れない。しかし実際のところ、刺激としての文字列に慣れた脳味噌はまとまりを、芯を感じる力を明らかに加速度的に低下させている。

2016-07-10

リベラルだけど琉球フクシマ人間が嫌い

結局、あいつらはカネが欲しいだけじゃねぇか。

ゴネてゴネて、最後はカネで手打ちする。

霞が関役人沖縄原発立地自治体馬鹿にしているけど、そりゃ馬鹿にするでしょ。

こんなこと書くとヤマトンチュや東京のもんに何が分かるんだって反発されると思う。

まぁ、反発する気持ちは分かる。

でも、カネで解決している事実はあるし、それが健全対応でないことくらい余所者にも分かるよ。



いい加減にしろよ。



東京人間が曲がりなりにも国益・省益考えて行動しているのに、あいつらは今を生きる自分利益しか考えていない。

郷土さえ眼中にない。

将来、基地原発がどれほど地元を損なうかなんてどうでもいいと思っている。

基地原発地域自立的経済圏の発達を拒むとか、放射性物質汚染されれば半永久的に住めなくなるとか、譲っちゃいけないラインがあるだろ?



プライドはないのか?



津波さらっていった土地に街を再建すれば、お前は心安らかに生きていけるだろう。

だけど子や孫はまた海に飲まれるかもしれないんだぞ? いいのか? 自分さえ良ければいいのか? 答えてくれよ。

2016-06-29

2016年版】大災害発生時の「おかし

さない駆けない喋らないと習いましたが、それでは現代社会対応できないと思うのです。2016年版を作ってみたので参考にしてみてください。

お:犯さな

災害発生時、悲しいことに強盗レイプが多発するようです。礼儀正しい日本人はすごいなどと言われますが、現実残酷です。普段おとなしい人でも大災害発生時にはリミッターが外れておかしくなってしまます強盗レイプ絶対にだめです。「犯さない」誓ってください。

か:書き込まない

災害発生時、写真動画を撮って「津波なうw」「めるとだうんなう」などと書き込んでいる場合ではありません。逃げてください。命を大事にしてください。RT数やいいねの数で人生価値は決まりません。ピンチはチャンスなどと考えずにまずは生きてください。優先順位を考えてください。約束ですよ。

し:シコらない

災害が発生しても性欲が消えるわけではありません。むしろ過度の緊張状態にあって性欲を抑えるのは困難かもしれません。しか避難所での共同生活ときにシコっていては周りが迷惑します。異臭の元になるので、つらいとは思いますが、しばらく我慢してください。

2016-06-27

おぼえがき

今日見た夢

野洲震源とする震度5地震で、津波起こるって夢みた。

地震警報表現DAEDALUSとかPerfume Universalのビジュアライゼーションに近い表現だったので、ちょっと未来の話かもしれない。

津波来る前に起きちゃったので、続きはわからない。

予知夢とか見たこと無いけど、一応メモっとく

2016-06-12

[]12:増田展望

 北の増田家(一)が謀略によってあっさり滅亡したことで増田家(四)は周囲から孤立した。

 さいわい増田家(八)が増田家(五)との戦いに集中していることは、いろいろな情報源から明らかになっている。

控えめにみつもっても二倍の国力差を埋めるべく、増田家は用意周到に戦いの準備を整えた。

 増田家(三)も戦の準備を着々と整え、戦う前に勝負は決まっている状態を作って南下をはじめた。



 なお、増田家(五)を増田家(八)と折半する戦略は、増田家(五)が好意的な態度を示していたこから否決された。

増田家(四)を併合して増田家(三)が圧倒的な存在になれば、増田家(五)は戦うまでもなく屈するはずだった。

 せいぜい、敵に滅ぼされない程度に耐えてくれていればよい。



 総兵力六万を号する増田軍は自慢の鯖街道を伝って一路、南進。国境を越えた増河のほとりで、

乾坤一擲迎撃作戦に出てきた増田軍二万五千と遭遇した。

背水の陣か……」

 増田家(三)の当主は遠眼鏡で敵陣を観察した。

 敵軍は増河が馬蹄形に屈曲した部分の内側に立てこもっており、カーブする上流と下流が約1kmまで最接近した部分に戦列を連ねていた。

 側面から攻撃は難しく、まずは正面から攻撃するしかない。その点では利に適っている。

 だが、すいすい背水の陣危険な戦法だ。兵は死力を尽くして戦うかもしれないが、負ければ河に退路を塞がれて壊滅は免れない。

この一戦に負ければ後がないとの増田家(四)の覚悟が伝わってくる。

 当主は足止め部隊を残して敵軍を無視して先に進む妄想をもてあそんだが、

ここは海岸へ向かう重要な渡河点の近くであり、足止め部隊が負ければ、背水の陣になるのは自分たちの方だ。

 敵がゲリラ戦に走らず、雁首そろえて出てきてくれたことを幸いとして、叩き潰すにしくはない。

 増田軍六万は敵軍の前に堂々と展開した。



 右翼には裏切りによって味方についた旧増田家(二)一門を中核とする増田勢、

中央にはもっとも頼りになる譜代勢、そして左翼には本領国人衆と北の傭兵軍団。

前衛には降伏直後で信用されていない旧増田(一)勢が配置された。

 秘蔵のカラトラヴァ騎士団は全軍の後方に配置され、名にしおう増田騎馬軍団の出現と、両翼部隊の万が一の裏切りに備えている。

戦闘正面が狭い問題をのぞけば万全の布陣だった。

それも旧増田(一)勢を使いつぶしにして波状攻撃しかけることで最終的には数の優位を活かせる算段だ。

 増田家(士)が増田家(十)攻めに使ったのと同類の戦法である



 一方、増田軍は二倍以上の敵を前にして多くの兵士脱糞を済ませていた。

おかげで、はらわた刃物にえぐられても感染症死ぬ可能性が低下した。大量のうんこも背水に排水できた。

 増河は赤く染まる前に茶色く染まった。

 下っ端には到底勝てると思えない状況なのだが、当主は泰然自若としていた。

それがブラフなのか、本当に秘策があるのかは、火蓋を切るまでわからない。



 戦いを先にしかけたのは劣勢の増田軍であった。すべての敵を視界におさめておきたい事情は彼らも同じだった。

激しく銅鑼をうちならし、一部の兵が増田前衛に突っ込んでくる。

昨日までの敵にむりやり戦わされている前衛部隊はそれでも勇敢な兵士たちであり、敵の攻撃を真っ向から受け止めた。

 しばしもみ合い両者が離れた時には、大地は両軍の血で汚されていた。

「追えーっ!」

 前衛部隊から誰かの声があがり先制攻撃しかけて来た敵を追う。釣られて六万にのぼる増田軍全体が動き出した。

 迎え撃つは増田軍の歩兵戦列。堅固に隊列をくみ、長柄の先をそろえた彼らは肝を据えて、馬蹄形陣地の栓になった。

なにせ背水の陣なのだ



 増田軍の第一波はおしかえされ、前衛指揮官は冷や汗を流しながら、まずは弓と投石で敵を崩そうとする。

飛道具で狙われた長柄兵は置き楯の後ろに隠れ、増田軍(四)の弓兵が応射する。

味方の支援の下に増田前衛突撃すると、矢の雨が止んだ一瞬をついて、長柄兵が再配置され敵を押し返す。

 その繰り返しは増田家(三)当主を苛立たせたが、確実に敵の体力を削っていった。

「両翼からも弓兵を寄騎にまわしてやれ!」

 噂の手銃がたくさんあれば……と当主は唇を噛んだ。

 いよいよ損耗が深刻になってきた増田軍の第一線は大量の矢を浴びながらやっと後退する。

だが、後退は交代であり、すぐ後ろには第二線の歩兵が穂先を連ねていた。

 しかも、第一線と二線の間には浅い溝が掘られていて、いきおいをえて突撃した増田前衛は転んだところを刺されて大損害を被った。



「下がらせよ」

 不機嫌そうに当主は言い捨て、こちらも前線にたつ部隊を変更させる。

両翼と中央から抽出させた精鋭部隊だ。さらに両翼の部隊には一部に増河をわたらせて敵の側面や背後に出るように命じた。

 直接攻撃するにはもう一度、河を渡らなければならないので実害を与えるのは難しいが、心理的に与える影響は大きい。

裏目に出て背水の陣意識を強めてしま可能性も含めて……。

もっと増田軍は敵の迂回を歓迎していないらしく、渡河部隊は岸にたどり着く直前に伏兵攻撃を受けた。

増田騎馬軍団だ!」

 増田軍の中から悲鳴があがる。川岸に展開した増田軍の騎兵は水中で身動きの取りにくい敵を、馬上から次々としとめて行った。

同じ騎兵相手をしようとしても武具が水を吸っていて分が悪い。何よりも渡河中で相互支援ができなかった。

 おかげで両翼での戦いも思うようには進展しない。

「ワタシたちが出ましょうか?」

 カラトラヴァ騎士団グランドマスダー、アトビーノは増田騎馬軍団の出現を受けて、当主に進言した。

「……しばし待て」

 増田騎馬軍団に河を渡ってくる力がなく、迎撃に専念するなら、突破力のあるカラトラヴァ騎士団中央での決め手として使いたい。

両翼にはせいぜい騎馬軍団を引きつけてもらおう。



 増田家の当主はそんな判断で両翼の渡河作戦を続行させたのだけど、それをみた増田家の当主わずかな焦りをみせた。

「やむをえぬ……我が自ら出るぞ。馬廻衆は続けぇ!!」

 彼は第二線の直後まで本陣を進めて、盛んに督戦した。

大将首だ!」

ヒャッハー!!」

恩賞は思いのママぞ~」

 著名なションベンタレ(魚類、別名タカノハダイ)の前立てを目撃した増田兵が戦場中央殺到する。

その先から屈強な怖いお兄さんたちに追い散らされても次々と新手が押し寄せてくる。

 血と泥と汗の渦、その中心に増田がいた。先に脱糞していなければ、脱糞していたかもしれない。

激闘は数刻の長さに感じられたが、実際には太陽ほとんど動いていなかった。

「御館様!これ以上は!!」

 敵を刺して折れた槍を捨て、太刀を抜いて馬廻りが叫んだ。

同士討ちの危険無視して弓矢が当主の近くまでびゅんびゅん飛んでくる。

「おのれ!ここまでか!?

 増田軍は第三線への切り替えをめざし、二度目の後退をはじめた。



「もらった!つっこめぇーーッ!!」

 敵が下がるのを知った増田当主中央譜代衆に命令をくだした。

最大の手柄は自分たちが収める。複数地域支配する家ならではの狡猾さが現れていた。

 下がる増田軍は一気に圧力を増やされ、今度は思ったところで踏みとどまれなかった。

後ろは河なのにずるずると下がり続けてしまう。それをみて、敵は嵩にかかって攻め立ててくる。

 もはや増田軍は風前の灯火。ついに殿をつづける当主を見捨てて、武具も脱ぎ捨て河を泳ぎ渡る兵士が出没しはじめた。

忠誠心の期待できない増田家(六)出身兵の行動だったが、動揺は増田軍全体に広がっていく。

「もうだめだぁ」

「お助けを」

 武器を捨てるもの、敵の慈悲にすがるもの戦意を失ったものパラパラと現れる。

「御館様、ここはお下がりください」

「敵の勢いが激しすぎます

 近侍の諫めに対して、増田当主正反対の行動で応えた。

「ここで生きながらえて意味があろうか。死中に活を得ん!」

 最前線に躍り出て、鞘を抜き放つと、太刀を陽の光にかざして叫ぶ。

「我こそは増田鎮北将軍なり!討って手柄とせよ!!」

 戦場が一瞬、鎮まり――どよめき立った。

「鎮北将軍だとぉ……!?

 敵の名乗りを聞いた増田当主は顔を歪めた。

鎮北将軍といえば、かつて増田家(六)の血筋東北支配に任じられた極めて高位の官職であり、

その権力増田家(三)の現支配領域全体におよんだ。

 増田家(六)の血筋を奪ったことで無理矢理名乗っているのであろうが、当主にとっては非常に不快である

頭の一部では挑発理解しつつも、兵をけしかけてしまう。

「あの僭称者の希望通りにせよ!首をとった者には一城、いや一国を授けるぞ!」

「「おおっ!!」」

 目前に高価な肉をぶら下げられて六万人が一人の殺害に心を合わせた。

まさに殺到が起こり、圧死者が敵味方に発生する。もはや人の津波である。汗の蒸気が霧になり、戦場を覆った。

ちょっと言い過ぎたか……?)

 自称鎮北将軍は鎧の中で冷や汗をかいた。

ちなみに戦場の喧噪の中で鎮北将軍は、ちんぽこ将軍と聞こえた。



 もはや六万人の大半が馬蹄型の内部に入り込み、隊列の入れ替えも難しい状況だった。

目端の利く指揮官は川沿いを走らせることで、敵の側面攻撃を狙った。

彼らが最初被害者になった。



 太鼓の乱打音を受けて対岸に配置されていた増田軍(四)投石機部隊偽装撤去、全力射撃を始めたのだ。

「せーの!」

 数十人が力をあわせて綱を引き下げると、腕木が旋回し、反対側にくくられた飛礫が高速で飛翔していく。

敵だらけなので狙いを付ける必要もない。ただ発射速度を優先して撃ちまくる。

綱を引くだけなら戦闘訓練なしの人材でも行える点も便利だった。

 増田軍は決戦のために領内の投石機をかき集めていた。新造もおこない三十メートルに一基の密度で砲台を築いている。

さらに吊り井楼まで投入され、一挙に高所にあがった精鋭弓兵が対岸の的を射まくった。

 増田兵が吹き飛び、苦悶の声をあげて倒れ、死体が折り重なっていく。射撃から逃れる遮蔽物といえば、その死体しかない。

 増河屈曲部は地獄絵図と化した。

バカ!?野戦あんものを準備できるはずが……ッ」

 増田家(三)の当主絶句する。ただ配置するだけではなく、偽装完璧とは信じられない。

最近の設置であれば動きを察知できたはずだ。自分たちの進撃路は完全に読まれていたと言うのか。



「やつは海から一日行程以上離れない。そして、ここの先には有名な漁港がある……」

 賭けに勝った増田家(四)当主はひとりごちた。長年にわたる地道な諜報活動のたまものであった。

東北で勝ち抜いたのが、以前から国境を接している増田であることが幸いした。

他の二家であれば、ここまでの情報は集められなかったはずだ。

 射程三百メートルを超える投石機の猛射撃によって増田軍はやむなく馬蹄型空間の中心に集められていった。

当初はひとりあたり六平方メートルあった空間が一平方メートルになってしまい、

武具や馬の存在を考えれば満足に体の向きを変えることさえできない。

本陣だけは馬廻りのスクラム空間が確保されていたが、押しつぶされるのも時間問題に思われた。

「ワレラが退路を切り開きもうす」

 アトビーグランドマスダーが当主に告げた。

「よし、いけ!」

 カラトラヴァ騎士団蝟集する味方を吹き飛ばして後方へ走った。

だが、そこには敵の視界外から長駆して進出してきた騎馬軍団が展開を終えていた。

本当の増田騎馬軍団だ。両翼に伏せていたのは増田軍(四)の騎兵にすぎない。内通者によって、その誤認は導かれていた。

 彼らは重騎兵との正面衝突をさけ、騎射でもっぱら馬を狙った。

卑怯者ガ!!」

「ふんっ、武士畜生と言われようが勝つことにござる」

 増田典厩は騎士の主張を鼻で笑う。彼らは戦場からの脱出を試みる敵をことごとく網に掛けていった。



 そうこうしている間にも増田軍本隊は末期状態に陥っており、三国出身者が混在しているせいで同士討ちさえ起こっていた。

「まて、拙者は増田軍だ」

「どの増田軍だ」

「味方だ」

「俺がどの軍か分かるのか」

増田軍だ!」

 もはやグダグダである。一部の兵士にいたっては自分空間を確保するためにあえて味方を殺傷していた。

「降れ!降れ!」

勝負はもう着いた」

 もっともな勧告が正面から聞こえてきて、傷つき疲れ果て恐怖のあまり脱糞した増田軍はついに武器放棄した。劇的な逆転であった。

 カラトラヴァ騎士団のみが何とか組織を維持して戦場離脱する。

 増田家(三)の当主三国の太守から一転、毎年サバ一年分の捨て扶持を与えられる身になった。

「おのれ!我が青ザリガニ大事に育てていることがバレるとは!!」

 ……そんなことは誰も知らなかった。



前回

http://anond.hatelabo.jp/20160611095343



次回

http://anond.hatelabo.jp/20160613121912

2016-06-06

http://anond.hatelabo.jp/20160605021620

津波が街を蹂躙し全てを押し流してしま映像は、生半可な崩壊フィクション陳腐化させてしてしまインパクトがあった。AKIRAの「東京崩壊」にも劣らないしろものを生で見せられてしまってはねえ。

2016-06-04

水力発電所耐震性って大丈夫なの?

原発直下型地震が~とか津波が~とかいろいろ言われてるけど、短期的には壊れるともっとヤバいのは水力発電所ダム)のような気がする。

ダム津波が来ることはないにせよ、震度7直下型地震で壊れたり、地震での地滑りなだれ込んだ土砂であふれたりとかってしないの?

ダムが壊れたら下流は3.11津波並みの被害が出るんじゃないの?

 

心配で夜しか眠れません。

私を安心させる知見をください。

2016-05-08

本日の逆ホームラン

5/7

嘘には嘘をと言うのは劇薬だ。即効性はあるものの禍根が残る。13users

日本人民度の低さにクラクラする。日本人はもうダメかも分からんね。42users

そろそろ瞑想を始めてみてはどうか。QOLがぐんと上がりそうだ 26users

運動することは常に正義人間は何億年もの進化過程運動することを前提にシステムが作られてきた。だがなぜか数億年の歴史の中で最近3世代けが運動しなくなったために現代人は心と身体を壊すようになった 26user

サボると考えるから抵抗がある。脳のキャパを超えたら脳の風邪として病欠を取る事を当たり前とすべき。/瞑想は効くよね。31users



5/6

社畜愚痴言わなきゃ別にいいと思うんだが奴らは愚痴しか言わねーんだよ。上司バカとかお局がどうとかそんなこと言ってる暇があったら自分の頭と足で自立しろっての 18users

興味深い。ソフト世界だけでなく世界中のいろんな事業オープンソース的な構造を持つ様になったら人類は次のステージへ行けそうだ 1471users

飾り窓のおねーさんと目が合うと気まずいんだよね。56users

生物兵器ダメ絶対!/日本でも外来種である鯉の駆除はちゃんと考えた方が良いが生物兵器はナイわ 26users

日本では南海トラフ津波で30万人が死ぬ公式に謳われているのになぜ逃がさないのか 47users

あーあ 14users

今日名言お金が底を尽きて格好付ける余裕も無くなったことが転機」死地が人を成長させる。自分の頭と足で自立して初めて人間人間として完成できる。どん底で自分の全てを曝け出す事が本当に心豊かな人生を作る 17users



積極的ブックマーカーの40%以上が認識していそうなブクマカをサンプルにした

晒し者を防ぐためid名は伏せる

※10users以上でスターゼロ抽出

http://anond.hatelabo.jp/20160508102202

2016-04-29

http://anond.hatelabo.jp/20160429000602

3度の大地震で得られた教訓は、

・大半の人間建物等の崩壊津波などの直接被害死ぬ

・備えが無くても、避難所餓死した人間はいない。

・水分の不足はエコノミークラス症候群を引き起こす。これは死ぬ

ということなんだよ。




最低限水だけでも確保できれば、10日は生き延びられるし、

その間に避難所への救援物資も届くだろう。

備えを固めるとしたら、とにかく水だ。

2016-04-28

http://anond.hatelabo.jp/20160428074933

不幸中の幸いで、津波原発事故被害がなかったからね。

逆に5年前と同じように日本中自粛ムードを醸しだされて、経済を停滞させるよりは、熊本特産品宴会でも開いてほしい。

と、少なくとも俺(熊本県民)の周りは思っている。

2016-04-26

地震速報の速報性、熊本大分地震民放各局比較

youtubeで各局の速報性を比較する動画が数多くアップされだした。

NHK断トツで早い。

ただテレ東に関しては熊本放送されていないという条件を考慮しておく。


4月14日 地震速報時間東京

各局現地映像なども放送


4月16日 地震速報時間東京

深夜なので生放送中の番組なし。ニュース番組もなし。

感知から3.8秒後に気象庁緊急地震速報を出したのでNHKはほぼリアルタイムだと考えられる。以下NHK基準



後半のほうは津波が来ないことが分かっての情報の混乱な気がするのだけど。

まぁ断トツ日テレが遅いしテレ東特別番組をする気が一切無い。

娯楽をとるか、生死をとるか、合間をとるか。

ちょっと考えさせられる民放の速報比較だ。

人は悲しい時、泣く。

といっても、なにも考えず、涙を流して大声を上げて泣くわけではない

それは幼児の泣き方である


多くの人は、泣きながら、頭の片隅で別のことを考える。

そして行動を起こす。

俳句をたしなむ人であれば、自分の悲しみを五七五で表現しようとする。

アフィリエイターであれば、悲しいというブログを書き、

そこにAmazonへのリンクを貼る。



そして、千羽鶴を作る人がいる。震災ニュースを見て、

悲しみをおぼえ、鶴を折る。


「水や食料が不足しています」という知らせを見て、

鶴を折る人がいる。水が欲しいと訴える被災者に向けて、

鶴を折る。水が、鶴に変わるのだ。


牛は水を乳に変える。

蛇は水を毒に変える。

人は水を鶴に変える。


蛇に「乳が欲しい」と水を与えても、できるのは毒である

鶴を折る人に「水が欲しい」と訴えても、できるのは鶴である



ではどうするか。自分で水や食料を用意するしかないのだ。

例えばあなた地震津波台風で家を失ったとする。水も食料もない。

「水が欲しい、食料が欲しい」と訴えて、どうなるか。

千羽鶴が届くかも知れないのだ。


自分で備えることが大事である

http://anond.hatelabo.jp/20160426162226

おたふく難聴情報はググったら出てくるし、難聴小児科医や政府等の他人のせいにするなという主張だろ?

で、過去に巨大な津波があったことなんてググったらすぐ出てくる情報だよね?

幼稚園バス小学校子供が死んだ親たちは他人のせいにしていないということに君の中ではなっているの?

2016-04-20

http://anond.hatelabo.jp/20160420214434

揺れ「だけ」だからなあ。

東北津波原発のように逃れようのない/手のうちようがない災害事故がなかったからなんとなく軽く感じるよなあ。

耐震性の低い建物が崩れて、その跡には今後耐震性の高い建物が建って、そうやって人間進歩していくんだなあという感じ。

朝日新聞地盤の揺れやすさがわかるアレ

http://www.asahi.com/special/saigai_jiban/

すっごい興味深くて今の住所とか昔の住所とか職場の住所とか祖父母の住所とかいろいろ見てたんだけどね。

今住んでる市に、新興住宅街がある。

地方都市だし、ほんの10年前にはほんとに田んぼと畑しかなかったようなところ。

田舎から高齢化も進んで、最近はその土地が売りに出されて、新興住宅街になってる。田んぼだったとこに新築の家がガンガン建ってる。

少子化で生徒数が減る中、その地区の小中学校児童生徒数は順調に増えてるらしい。


そこ、調べてみたら、すごく揺れやす土地だったんだよ。


ほんの10年までほとんど農家しか住んでない、家の少ない土地だったのは、もしかしたら先人の知恵だったのかもしれない。

でもそこに、何も知らない人がどんどん移り住んでいく。土地が安いのかもしれない。海が近いし海抜も低いから津波が来たらアウトだろうなとも思う。

数年前の広島の水害で被害が大きかった所の昔の地名がかなり邪悪だった話をふと思い出した。

なぜか先人が住んでないところってたぶん、それなりの理由があるんだと思う  

新築住宅街が数年で軒並みだめになるなんての悲惨すぎるし、大きい地震起きなきゃいいけどなあ

2016-04-19

まだ家を購入するつもりなの?

大地震が来たら一瞬で壊れるのに何で家を買いたがるの?

自分の家が頑丈でも他の家が流れてきてぶつかって崩壊することもあるんだよ。

壊れるのは一瞬。

ローンはずっと。

死んだら家は残らない。

そもそも家を買ったとしてもそこは生涯あんたの場所じゃない。国から土地を借りてるようなものなんだよ。

賃貸のほうがいいよ。

近所トラブルに巻き込まれても持ち家ならそうそう引っ越せないよ。

家を買っていいのは土砂崩れ津波火災の影響がない住宅が密集してない箇所に立てられた家だけ。

http://anond.hatelabo.jp/20160419102955

平成とは、 平らに成る と書きます

これは、地震で山が崩れ、津波で町が流されて、土地が平らになることを表した言葉です。

2016-04-18

http://anond.hatelabo.jp/20160417124316

そもそも福島だって地震の揺れで壊れたわけじゃないでしょ

津波で冷却系がダメになったから、ってのが大きかったはず。

内陸部で揺れてる分には大丈夫なんじゃないのかな



というあたりを、あのへんの人たちはわかってないのか、わかってて知らないふりをしてるのかわからんけど、むやみに不安を煽ることはないと思うんだよね

2016-04-16

http://anond.hatelabo.jp/20160416235055

今回は電気もかなり生きてるしネットワークも生きてるからネットのほうが情報届くんだよ

逆に道路が分断されてるから印刷物だと届かない

道路が分断されてるのは津波の時も同じだけどな

自然災害は増えているのか?

治安は悪くなっている」「少年凶悪化している」「テロの恐怖が世界中を覆っている」という系の思い込みが嫌いだ。

日本における刑法犯の認知件数は減り続けてるし、少年犯罪も一時のピークから減り続けている。学校幸せと感じる児童も全体では増えているという。

テロは深刻な問題だが、大規模な戦争が起こりづらくなった事によって、世界的に「他人に殺されるリスク」は減り続けているという記事を読んだ。

でも、自然災害はどうなんだろう。

わし、おじさんなんだが、こんな、津波噴火大地震が5年内に集中した記憶が無いんだ。

思い込みか、本当に増えてるのか。

なにみりゃそこら辺、わかるのか。

安倍菅総理の足を引っ張らなければ津波の死者などでなかった

安倍が殺したようなものだろ

秋元康を本気で批判する人

女の子」を愚弄した秋元康を<断罪>する  『glee』が私たちに教えてくれたこと - messyメッシー

http://mess-y.com/archives/29624

の2ページ目

ニュースになんか興味がないし たいていのこと 誰かに助けてもらえばいい」

「人は見た目が肝心 だってだって内面は見えない」

  

というのも嘘であることを『glee』は教えてくれる。「人の内面は外から見える」し、安易恋愛を消費しないキャラクター

本作に多数登場する。逆に自分の美貌に頼ってもたれかかってくるクィンに対して「Hold on to Sixteen(君には未来がある、

自分の可能性を楽しめよ)」と世間規範から逃れられない彼女に助言を与えようとすらしているのだ。

この筆者こそ秋元康内面無視してるわけだけど、誰も秋元内面には興味がないのでそれは良いとして、

gleeのようなテレビドラマ、言ってしまえば「おとぎ話」の中に、人生真実とか真理を見出して、秋元康

攻撃したくなってしまうのは、なんなんだろうね?

  

現実世界多様性を持つが、平均値としてはかなり過酷で、その世界を生き抜く人の癒しとしてglee機能している。

パプリカさんというこの筆者の方の生きている世界はその平均値からはかなり良い方にブレていて、だからこそ秋元康

攻撃したくなる。おとぎ話世界を壊すなと。

  

この筆者が考える「あるべき世界」と、現実世界乖離がある。だからこそ戦っているのだろう。

だが、現実世界を変えるだけが戦いの全てではなくて、秋元康歌詞のように現実生き方を合わせるのもまた

戦いではないのか。

自分と同じ戦い方をしない人たちを敗者と決めつけ、あるいは敵とみなすようなやり口。

気持ち悪さの原因はそこだと思う。

  

3ページ目

秋元氏が「難しいことはなにも考えない 頭空っぽでいい」というイメージと結びつけた女優ダイアナ・アグロンその人

のことも付記したい。彼女映画界にも進出し多くの作品に出演しながらチャリティ活動にも熱心だ。動物保護、同性

愛者権利活動を支持しているだけでなく、毎年の自身誕生日にはLGBTティーンの援助活動人身売買対策活動など

への寄付を募っている。2011年には米国赤十字主催日本津波被害者のためのチャリティランにも参加しているのだ。

チャリティ活動をして自分存在価値を絶えず示し続けなければならない米国芸能人過酷世界鵜呑みにするとか……

この人こそ内面なんて見てないじゃないか。

自分に都合の良い情報を都合の良い解釈しか見てないんだよなぁ。残念。

anond:20160416065601

東日本ときにああなったのは津波で冷却系がダメになったからであって、揺れだけなら大丈夫なはずだと思うんだけど。

原発事故地震ではなく津波のせい」ってネトウヨは言うけど

阿蘇山噴火して近くの原発に致命的ダメージ与える可能性を想定できないところが実にネトウヨらしくて味わい深い