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はてなキーワード: 自伝とは

2024-03-08

堀口英利が生まれたことで暇空茜の人生が狂った

暇空は高校の途中までは人生が上手くいっていた

小学校の学級会で女子糾弾されて女嫌いになったそうだが、そんなの普通な可愛い思い出に変わる程度のもの

しろそんな記憶が嫌なことのトップにくる程度なんて平和な6年間だったのだろう

中学校から東大寺学園中等部に進学

東大京大に進学するものゴロゴロいる関西名門校

そして順調に高等部に進学

中等部に入れば自動的高等部に入れるわけではなく、あまりに成績が悪いと肩を叩かれる

暇空は中学に入ってからネトゲにハマって身を持ち崩したと自伝で語ってはいるが

高等部進学を許されたということは、ネトゲをやりつつも学業と両立できていたのだ

それが高校生になってからおかしくなり、不登校の末に退学した

ゲームを嗜みつつ勉学も順調だった暇空の人生が急に狂った

なにが起こったのか

堀口英利がこの世に生まれたのである

現在暇空は41歳、堀口は25歳

暇空が奈良県で狂い出した時期、群馬で堀口は生まれていた

いつか出会うことが運命づけられていた二人は、この時から既に互いに磁力を放ち惹かれ合っていた

堀口の暇空を引き寄せようとする磁力が、暇空の脳を変異させた

なんか堀口を絡まれ被害者扱いする奴がいるが、まず堀口が暇空の人生壊したんだよ

2024-03-03

暇さん

裁判で6億ゲットした自伝出版される月に書類送検されて敗訴するのセルフネガティブキャンペーンだろ

2024-02-23

はてなー文章力など論ずること自体が草

だってはてな人達って概ね読み書き苦手じゃね?

ブクマカ増田も。

https://anond.hatelabo.jp/20240220182530

  

  

1.読解力がマジで無い人

cinefuk

「さすが暇空さん、文章力もすごい!それに引き換えアンチの連中は文章力というものをわかっていない」

「暇空本は家族と回し読みしています」 暇 増田 出版

2024/02/20

この人とか本当に読解力が無いってことを自覚したほうがいい。

悪口で言ってるんじゃなくて本当に無い。

 

まともな読解力のある人なら元増田の文ぐらいなら一目パッとでニュアンスを掴む。

あこれは文章力についての自説を開陳して「ボクすごい」と言うための文だなと。

元増田自身もそこを少しも隠してねーし。

   

「隙あらば自分語り」と言うより全編自分語りをしていて、

暇空は自分語りのダシに使われてるだけ。最初最後しか出てこない。

     

  

どうせ文読めない奴だらけのはてなブックマークで何故殊更cinefukさんコメント問題にするかといえば、

はてブに多いタイプ「全体を読むのを放棄して部分の単語だけ拾って内容を想像してコメントする」って連中だから

(これは冗談じゃなくて、こういう感じでコメントしてる奴が何割かいる。)

 

でもそういう奴ですら今回のcinefukさんみたいな読解ミスはしない。

cinefukさん本当にすごい。

   

  

2.読解力無い人がどういう風に「読んでる」のかマジで知りたい

はてブでありふれた量産型ヤベー奴、

「短い文でも通して読めずに部分読みする奴」ですら元増田の文読んで暇空ヨイショだとは思わない。

何故かと言うと元増田の文は部分で読んでも冒頭だけ読んでもあんまり暇空褒めてないから。

  

全体的に良くも悪くも平易な口語体で書かれており、自伝エッセイ文章としては平凡というか平均レベル

少なくとも他人に読ませる」事を意識した文章ではあったので読んでいて文字目が滑るとかげんなりする、等といった事は無かった。

開幕でこれだぜ?

これがあのXで暇空さん暇空さん言ってるちいかわみてえな心酔フレンズ感想に見えるのか?

    

この点は素直に感心した。

ここを見て「褒め称えてる」と受け取ったのか?

どう読んだって書き手自分のことを暇空より大分上だと思ってるぜ?

この「素直に感心」はそういうアレだぜ?

   

   

よっぽど部分的に読んだって「筆者が褒め称えたいのは暇空ではなく自分なのは伝わってくる文だから

メモリ激ヨワ型の部分読み文盲でもこの文の文意は間違い辛いわけ。

なのに「暇空賞賛文だ」と読み間違えるcinefukさんマジでどこを読んでコメントしてるの?

 

全体も読んでねえ、部分も読んでねえ、でもタイトルしか読んでないわけでもねえ、

これはもう読解力が無いって言うより、「読む」って行為をどういう風に遂行してるのか隣で観察したいレベル

cinefukさんの「読む」が尻でスマホの画面撫でる行為であっても驚かねえよ。

   

     

3.たった100文字の当て擦り文で日本語壊れる奴  

iinalabkojocho

「読ませる文章」について手を変え品を変え表現し、さら書き手読み手を貶めたりしておられる。

そう言う方が読ませる文章に書いておられるのは何か高度な諧謔なのかとも思われるが。きっと真面目に書かれた南無

2024/02/20

なんか元増田をうまく罵倒しようとしてるけどまず日本語おかしい。

「そう言う方が読ませる文章に書いておられるのは」

まさに元増田が論外扱いしている「てにをはすら破綻する奴」になってるので俺もこれは論外だと思う。

 

こういうのも自分マジで国語の成績低い系だってことを受け止めて欲しい。

この出来は悪口抜きにどうかと思う。

 

おられるおられるだの高度な諧謔だのたぶん使い慣れてもいない言い回しをやってるけど

そういうこと頑張る前にてにをは頑張れ〇〇〇って言いたくなるじゃん。

    

文が壊れてるせいで何を言いたかたかからないが

元増田の「貶める」という行為文章力とは関係ないので

おそらく批判自体もピントがずれている。

加点出来るポイントがない。

なんで上位コメなんだこれ。

   

  

4.絵文字で喋るのがお似合いの人   

agricola

本人が書いて直接出しておると思われるアレコレを読む限りひょん尊師文章力は甚だ疑わしいのだから

天下のKADOKAWAには良い編集校正がいるんだなと思っとくのが妥当なのでは?

2024/02/21 リンク yellowyellow

俺この人のブコメはなんか笑えるからid覚えちゃってるんだが

この人は当て擦りの為の文章で(呆とか(嘲笑とか書くんだよな。

俺は呆れてるぞとか嘲ってるぞとか、それは文中で表現しなきゃダメだろ。

  

相手馬鹿にする意図理屈ニュアンスや濃度ってもの

きちんと文で伝えられるかの勝負文章力であって

そこで(呆とか(嘲笑とか常態的に書くならお前には日本語要らないってことだろ。

 

そんなら最初から無駄なこと書かんと「呆!」とか「我嘲笑!」とか漢文で済ませてりゃ同内容で省エネになるし

もうちょっといろどりが欲しければ絵文字スタンプで会話してろと言う話になる。

トー横とかに転がってる学校あんま行ってない子はそれに近い方法テキストやりとりしている)  

  

文章力に強いコンプレックスあって補助輪的にやってることならつつくのも可哀想だなと思ってたが

この話題に堂々参戦してるってことはお前はあの間抜けのもの表現スタイルに引け目はないってことなのか? 

文末にいちいち漢字意図を補う作文法、俺はこの人と淫夢厨以外で見た事が無い。

淫夢厨はバカっぽさの表現のためにわざとああやって書いている。  

   

   

5.読みにくい文書いてドヤ顔する奴  

それでまた元増田も酷い。

さて、著者の文章力について何かと批判するアンチ側の人間は少なく無いが、所謂文章力」「読ませる文章」というもの

決して難しい単語専門用語、小難しい言い回し難解なレトリックを使えば良いというものでは無い。

暇空アンチは暇空の語彙や言い回しが幼稚だとかそういうことについてバカにしてるのか?

別に界隈をウォッチしてるわけでもないがあまりそうは思えない。

 

要するに元増田自分の言いたいことに暇空を無理矢理溶接して読みにくい文になっている。

から暇空を全部取ろう。(全部取っても文意元増田表現たかたことも全く損なわれないから笑えるぞ)

    

所謂文章力」「読ませる文章」というものは決して難しい単語専門用語、小難しい言い回し難解なレトリックを使えば良いというものでは無い。

簡素事柄専門用語レトリックを駆使して400字~800字長の文章にする事は可能ではあるが、それは「読ませる文章」では無い。

記述者の言いたい事を相手に伝える事が出来れば良いだけで、洒落私小説ラノベじゃあるまいし、細部に拘っても意味が無い。

ノイズがなくなってぐっと読みやすくなった。

そのうえでひでー文章だ。

したこと言ってないのに異様に読みにくい。

要らん飾り削ろう。  

  

文章は言いたいことが伝わればそれでよい、 難しい単語や書き方を使う必要はない。」

お前のゴミみたいな文の正味これだけやぞ?

 

使いこなせない言い回しや要らんリフレイン独りよがりしてるのはお前じゃねーか。

iinalabkojochoとなんも変わらん。というかもっと酷い。

 

  

6.メルカリで鏡を買え

やたら難しい言い回しをした長い「だけ」の文章は、増田仕事でもたまーに見かける。

お前や!

下手に単語言い回しだけを覚えた、自称文章力が高い人間が陥りがちな罠。

お前や!

新人や若手がそういった文章をお客さんの前に出したり、プレゼンで使おうとしては、注意して改善して貰っている。

お前が!?

 

  

言い回し無駄に気張ってるわ、同内容が重複しまくるわ、

「読みにくい文の特徴」が全部当人に当てはまってて釣りを疑うレベルだが

おそらくこいつは本気で自分能力があると信じ込んでる。

自己評価実態から離陸してるところと言い無駄に文を膨らませて得意がるところと言い三沢文也さんに似ている。

   

ただフェアネスの為に言うと、仕事文章とそれ以外の文章結構違う。

元増田仕事の決まったパターンの中ではきちっとした文章書けてる可能性はないことない。

それで「俺は文章力ある」という自負を育てたのかもしれない。

   

だが仕事パターンから離れて自由スタイルで書くのは別の能力から殆どの人はこんな風にレベル1になる。 

元増田自己顕示欲自己評価自分語り欲が少しわんぱくなだけで

文章力自体普通の人より劣ってるほどではないし、平均よりちょい上ぐらいはあるかもしれない。

張り切って書いたからひでー文になったのであって、要するに仕事以外で書き慣れてない。 

  

 

7.暇空の文章力殆ど一般人よりかなり上

暇空と元増田ブクマカを並べて

はい自由に作文してネットで読まれ文章書いてくださーい」ってやったら

元増田ブクマカも、ほぼ全員暇空より下だと思う。

  

なんでかというと暇空はなんだかんだ大量に書いてるから

それに比べて元増田は書き慣れてないのがアリアリとわかるし、殆どブクマカもたぶん変わらない。  

   

むかし暇空は漫画とか映画とかの批評を大量に書いてた。

クセや自己顕示欲が強かったけど面白いものもあった。

 

暇空は気に入らないネットフェミニスト人物鑑定みたいなのも大量に書いてた。

あれだってそんなに簡単じゃない。読みやすく人を馬鹿にするのは簡単じゃない。

 

どっちも当人の深いとこから出た動機表現したいことがあって、

からたくさん書けたし、反応見ながら試行錯誤も繰り返せた。

俺はあの意欲や文量だけでどれぐらい頑張ったかわかる。

努力じゃなくて書きたいからずーっと書いてる。

それは才能だと思う。

 

そういう経験がない人はその時点で暇空と対等に口きく水準じゃないし、

実際に作文コンクールしても勝てない。

 

どんなくっだらねー文でも誹謗中傷でも

暇空と同じぐらいは書いた奴が勝負になる。

勝負になる奴すら数人しかいないように見える。

 

またcinefukさんがなんて言い出すかわからいからまとめを書くと、

暇空の文章力は高い!素晴らしい!つってるんじゃなくて

おめーら暇空下に見るほどの能力ないだろって話をしている。

文章力なんてことに意見言うほどの自信がはてなーのどこから湧いてるのか見当つかん。

ヤフコメでもはてブより読み書き能力高い。

    

「暇空のネトゲ戦記あとがきの文がヤバい」という増田もあったが

あれは文章力どうこうより何か精神的にキマった状態文章だと思う。

作家見沢知廉ブログでよくあんな文を書いてた。

     

    

8.ていうか人類は読み書きが出来ない

日本では一応ほぼ全国民読み書き出来ることになっているが

義務教育で身に着くのは学校で出るパターンの文の読み書きだけで、

仕事で身に着くのは仕事で出るパターンの文の読み書きだけ。

まりに狭いのでそのままだと何も読めない何も書けない。

 

パターンから離れたもの自主的に読む習慣が無い人間は読む能力ないし、

パターンから離れたもの自主的に書く趣味が無い人間は書く能力ない。

まり殆ど人間は読み書きが出来ない上にその自覚がない。

 

暇空の文の粗さに「文章力ヤバい」なんて言うけど

自分が書いたらもっとヤバいことも知らない。

文章力ない文とキマってる文の見分けもつかない。

 

日本ですらこの程度なんだから世界全体はどうか。

「話せばわかる」なんてとんでもない話であって人類能力はそんな段階にはない。

絵文字スタンプで会話したほうが誤解の少ない奴等がこの世には大量に居る。

2024-02-21

感想ネトゲ戦記を読んで

・暇空茜氏の自伝エッセイ。Colabo関係話題は本当に一切無い。そこに期待する人にはオススメできない。

・後半のドロドロ裁判劇がメイン

ブログ版と比べてネトゲ関係注釈がついていて分かりやすい(らしい)

ブログ版は未読なので他者感想。これが無いとネトゲ知識無い人には読み辛いと思った。

主人公である著者は良くも悪くも一昔前のネットユーザーな印象。まだ5chが2chだった頃の人。口も悪いしキャラも濃い。苦手な人は苦手そう。

・良くも悪くも面倒な古いタイプオタク。拘りは強そう。その拘りが仕事等では上手くいかされてそうな印象を受けた。合わない人にはとことん合わない人。

・逆に言えば、そういうのが苦手では無い人、著者と自分の考えは別だと割り切れる人にとっては問題無いと思う。(ってか自伝エッセイというジャンルはそういうもの…かも知れない)

・あの「暇空茜」とは何者なのか、どんな人生を送ってきたのか、どのような考えをしているのか、などを知りたい人にはオススメか。

・本のお値段高くない?でもKADOKAWAの他の書籍みたら相場っぽい。今のご時世かつ市場パイが小さい自伝というジャンルだとこんなものか。

※参考例 https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g322304000703/

暇空茜の自伝エッセイなんて、ファン以外読まないだろっていう前提は、成り立つよね

2024-02-20

anond:20240220182530

俺はバックグラウンド含めてAIに教えたらこう要約してくれたよ

この文章は、暇空茜の自伝エッセイについての増田個人的感想を述べたものです。

増田はその本が平易な口語体で書かれ読みやすいことを評価しています

暇空茜に批判的な人々が書く文章は、この本と比較すれば、難解で読みにくいものであり文章力が低いと批判しています

anond:20240220182530

お前の文章読みづらくて無駄に長いのでAIに要約してもらったぞ

この文章は、ある自伝エッセイについての個人的感想を述べたものです。

著者は、この作品平易な口語体で書かれおり読みやすいことを評価しています

また「文章力」とは難解な言葉専門用語を駆使することではなく、伝えたい内容を明確にすることにあると強調しています

ネット上でよく見られる難解で読みにくい文章を反例として提示し、自分意見他者理解やすいように書くことが質の高い文章につながると述べています

話題書籍ネトゲ戦記」を読んだ感想

フラゲした。

内容について書くとキモいのが寄って来そうなので、以下は文章力についてのみの感想個人的な雑感。


全体的に良くも悪くも平易な口語体で書かれており、自伝エッセイ文章としては平凡というか平均レベル

少なくとも「他人に読ませる」事を意識した文章ではあったので、読んでいて文字目が滑るとかげんなりする、等といった事は無かった。

素人エッセイだと、数ページ読んだだけで頭痛くなる悪文な本も珍しくは無いので、この点は素直に感心した。


さて、著者の文章力について何かと批判するアンチ側の人間は少なく無いが、所謂文章力」「読ませる文章」というもの

決して難しい単語専門用語、小難しい言い回し難解なレトリックを使えば良いというものでは無い。

簡素事柄専門用語レトリックを駆使して400字~800字長の文章にする事は可能ではあるが、それは「読ませる文章」では無い。

記述者の言いたい事を相手に伝える事が出来れば良いだけで、洒落私小説ラノベじゃあるまいし、細部に拘っても意味が無い。


やたら難しい言い回しをした長い「だけ」の文章は、増田仕事でもたまーに見かける。

ネット小説だと割と見かけるのでげんなりする。

下手に単語言い回しだけを覚えた、自称文章力が高い人間が陥りがちな罠。

新人や若手がそういった文章をお客さんの前に出したり、プレゼンで使おうとしては、注意して改善して貰っている。

優秀な人間だと大学等で文章添削されて鍛えられているのか、こちらが一々教え無くても「読ませる文章」を書いてくれる。


いわゆる文章力が低い文章というのは、なにも「てにをは」が破綻している・時系列起承転結が滅茶苦茶などの乱文だけでは無い。

基本的に「他者に読ませる」という事をまるで意識していない文章は、いわゆる文章力が低い文章にあたる。


自分の言いたい事をバーッと垂れ流しているだけの文章は、読んでいる方としては興味がある題材でも無い限り、文字通り「目が滑る」。

専門用語や小難し言い回しを多用した、難解な「だけ」の文章、只管悪意を羅列したネット荒らし書き込み等が

目が滑って読む気がしないのは、「文章力」の低さを理論的で無くとも感覚的に理解するからである


恐らく仕事先でも「こいつの文章読みづらいな…言いたい事は何なの?」などと思われており、

そういった人間に限って「文章を読む」力も無いので、他者文章的外れケチをつける「ウザくてキモい人」になっている事だろう。


そういった意味でも「ネトゲ戦記」は、少なくとも人に「読ませる文章」というのを意識していた、と読んで感じた。

家族が読みたがっているので、一通り回し読みした後はメル◯リに回すとするかな。

基本的に買った紙の本はよっぽどの名著で無い限り、読了した後はメル◯リかブ◯クオフに売っています



追記

半分冗談で書いたら本当にキモいブコメトラバがついてて草も生えない。

内容以外の感想にもケチつけるのか……

なんというか、他者に向けて自分がどんな気色悪い糞レスをぶつけてるのか、少しは考えた方が良いと思いますよ。

2024-02-17

anond:20240217085814

ついでにいうと、ネトゲ戦記という自伝に書いてますが、僕はSAOキリトモデル(多分)でもあります

FF11という日本最初の大MMORPGにおいて、最初クリアしたAposというプレイヤーが僕で、キリトスイッチ戦法のモデルです。

https://twitter.com/himasoraakane/status/1601285978500784128



大真面目に自称しとるで

アノンってなんで暇さんのこと全然知らんのやろ

2024-02-14

「え!みーやん!あの!」

え!みーやん!あの! - hisawooo のブックマーク / はてなブックマーク

自分が「え!みーやん!あの!」という単語を見た直後に浮かんだこと

浮気癖(まあ、配偶者配偶者だし、浮気したくなる気持ちは分かる)

さくらももこが稼いだ金をビートルズなどの趣味に湯水のごとく使う

TARAKOさんに「他のところでまる子の声を出すな」と要求

 

NHKがさくらももこの自伝的ドラマを作った際にも酷い原作改変が行われていた…描き下ろしの脚本を無視し、実在する人物に失礼な性格改変を行う。 - Togetterを開いた直後に浮かんだこと

・Xで「××大学」とか入れている人は大概アレだよな

・何か被害者ぶっているけれど、脚本を守るのが大命題だったのなら、それはこの人の仕事だったんじゃねーの?元編集者だし

 

ブックマークに張られていたwikipediaへのリンク宮永正隆 - Wikipediaを開いた直後に浮かんだこと

・「この記事大言壮語的な記述になっていますWikipedia:大言壮語をしないを参考に修正して下さい。(2021年8月)」草

2024-02-13

anond:20240213012717

是が非でも幸せマウント取りたいみたいな熱が無いと婚活レポとか書けんやろ。理解のある彼氏くんが生えてくる発達女の自伝もそう。

2024-02-10

漫画編集者の端くれだったことがある


青年向け漫画編集者をしていた。といっても若い頃の話だ。都内にある編集プロダクションを辞めて田舎に帰ったのが36の時だから、おじさんの入り口に立った頃か。今では完全なるおじさんである

本日記は『セクシー田中さん』の件とは関係ありません。

働いていた会社というのは、講談社とか小学館とか秋田書店とか、そういう大手出版社ではない。あくま編集プロダクションである出版社編プロがどう違うのかって……ざっくり言うと元請け下請けだ。出版社出版事業(今回だと青少年向けの漫画作りや商業展開)の企画をして、漫画家が作品のものを作って、編プロ雑誌本体を作って、その制作過程印刷所やデザイン事務所といった専門集団関係することになる。

イマイチ説明になってしまった。一般社会の例で説明する。民法でいうところの委託(準委任契約)に当たる。公共建築の分野でいうと、公共機関の建築技師が新しい建築物のマンガ絵を作り、建築事務所が基本設計~詳細(実施)設計をして、出てきた成果物を元に大手建設会社施工監理し、地元にある中小事業者が実際の土木建築作業をする。

自分が勤めていたのは、この例でいうところの建築事務所だ。受益者(国民=漫画読者)の希望に応えたい組織があって、そこから依頼を受けて動いている関係会社ひとつ。そういうアナロジーだ。

出版社との役割分担は、そこまで分離しているわけでもない。漫画編集者といえば、昔の手塚治虫ほかの自伝みたいに、漫画家とアツいやり取りをしているイメージがある。ああいう、企画経営制作現場の間にあるような仕事は、出版社社員が直接することもあれば、編プロ出版社(編集部)のオフィスを間借りして行うこともある。

前者の例だと、マガジンサンデーチャンピオンなどだ。コンビニ書店にほぼ必ず置いてあるレベル漫画誌。大手出版社総合職コース入社した人が、(編集取材制作、資材、宣伝マーケティング、総務経理人事その他事務)といった多くの部門ひとつである漫画編集部に割り振られて其処に居る。

後者の例だと、大手出版社が出している漫画誌でも、あなたが聞いたことのないやつもけっこうあると思う。そういうのは、編プロ出版社(編集部)の仕事を丸ごと請けて実施していることが多い。自分は、そういう会社で働いていた。職場自体大手出版社の中にあるが、いわゆる委託先の社員だった。別の言い方をすると、親雑誌に対する子雑誌関係

ほかの長文増田記事を見るに、あまりたくさん書けない仕様のようである。何文字までかは知らないが、文字制限があると思う。本当は何万字でも書きたいのだが、あくま自分が書きたいだけであって、あなたが読みたいとは限らない。一万字以内になるよう心掛ける。以下に、自分が関わった漫画家を2人だけ紹介しよう。最後に所感を述べて終わりにする。

その2人(A先生とB先生。どちらも若手)と私は、分水嶺のような関係追記;わかりにくい表現ですいません。ブクマカのBuchicatさんコメントのとおりです)だった。ある日、私が担当していた漫画家のA先生が新作の企画提案に来ていて、同じタイミングで別の編集者のところに持ち込みをしたのがB先生だった。その別の編集者が不得手なジャンルだったこともあり、A先生との話が終わった後で、私も一緒にB先生作品を読んだ。

その後、編集部責任者を交えた会議で、私が引き続きA先生の新作の担当者に決まった。新人であるB先生担当になる可能性もあったが、そうならなかったのは、今の漫画界の一界隈にとって幸運なことだった。



A先生について

A先生は、雰囲気が暗めだった。人間性まで暗いというわけではなく、心を開くと明け透けになるタイプだった。モードに入ると饒舌になる。

弊誌では、読み切りを何度か掲載したことがあった。アシスタント経験あり。小さい賞を取ったことがある。ヒット作はないが、若き漫画家としてはキャリアがあった。

画力が抜群だった。小学校中学校で、学習ノートフシギダネの絵とかをソラでゲームパッケージそのまんまに描く子がいただろう。とにかく天賦の才を持っていた。最小限の画量で、それでいて迫力と感情に溢れた1枚1枚を描く。そういう人だった。

難点は、マジメすぎるところか。少し前にやっていたアニメだと、チェンソーマンに登場するアキくんか(少し前……?)。とにかくマジメだった。いや、やはり『直向き』に訂正する。

A先生は、少年誌に見合わない重たいテーマに挑むことがあった。今でもそうだ。彼のマンガには『緩さ』がない。それもいいところなのだが。私は好きだった。はっきりいって。が、読者の傾向に合っているか微妙だった。

子どもの頃から漫画が好きだったらしい。中学生の頃のイラストを見せてもらうと、俄然キャラクターへの愛に溢れる作画を見ることができた。中学生らしい、プロには程遠いクオリティなのだが、しかし見ていて違和感がないというか、自然にくっきり入ってくる。

私という人間は、具体例で物事説明する癖がある。上の「中学生らしいイラスト」を別の事例で表現すると……「うるせ~!!知らね~!!FINALFANT ASY」(短縮URLhttps://x.gd/L5cc4)だろうか。以前、いつぞやかのid=pptppc2さんのブックマークコメントきっかけで元ネタを知ることになった。

あの時のA先生イラストは、ベルセルクセルピコだったと思うが、力強い表現だったのを覚えている。セルピコファルネーゼを抱きかかえて、

申し訳ありません 道案内を頼まれまして 少し席を外していましたもので」

と言うシーンの模写だった。

さて、そんなA先生だったが、ある時これまた重量級のテーマで描きたいものがあるという。先ほどの、編集部での新企画提案の話だ。

その際、A先生からプロットをもらい、私のデスクで拝見させてもらったところ……うちの雑誌では持て余しそうだった。作品の質が低ければ普通に打ち切りになりそうで、作品の質が高くても――弊誌の売上規模だと会社グループ全体の機会損失になりそうだった。私の前でパイプ椅子にかけているA先生は、不安げな面持ちだった。

内部の話で悪いが、例えば「甲」という雑誌亜流「乙」という雑誌があるとする。ビッグコミック(オリジナルスピリッツスペリオール)みたいな感じだ。この時、甲と乙に明確な上下関係があった場合、乙誌に掲載された漫画が甲誌に引き抜かれることがある。その際、甲誌の編集部から言われるのが、

「なぜうちの編集部に見せなかった?」

という意見だ。これは、ストレートに言われる場合もあれば、暗に言われる場合もある。だが、事前に上流の雑誌に見せていたとして、多くの場合玉虫色の返事があるだけだったりする。

話を戻そう。この時の自分は、編集部自分デスクのあたりでA先生次回作を見せてもらっている。確か缶コーヒーを飲んでいた。

自分としては、A先生マンガを弊誌に載せたいと思っていたが、先ほど述べたとおり、後ろ髪を引かれる思いもあった。社会派少年漫画というのは扱いが難しい。その作品が「あしたのジョー」の影響を受けているのは明白だった。「A先生であれば、きっと面白い作品にしてくれるのだろうな」という期待はあった。

うーん、大いに悩むところだ。どうしよう。思いあぐねていたところで、別の編集者から声がかかった。要約するとこんなところか。

「持ち込みに来た人がいる。私の専門じゃないので判断が難しい。門前払いにするレベルではないので、あなた判断を仰ぎたい。上の人間は今出かけている」

要するに、自分の専門外なので判断できないよ、と言っている。ここも会社なので、編集者の上には当然上司がいる。その人達がいなければ同輩に相談するのが基本だ(余談だが私は後輩だった)。こういう原則一般会社と変わらない。

その『別の編集者』というのは、儚い感じの純文系が得意なタイプだった。一番わかりやすい喩えは……『はちみつクローバー』みたいなやつだ。ああいうのが得意な人だった。

その時は、A先生との話が終わったら行くと告げた。それで、しばらくそのまま話を続けた。

「この作品はい意味で重たいねちょっと考える時間がほしい」

と言って、その日は解散した。A先生は、「お願いします!」と言ってパイプ椅子を立ち、そのまま帰っていった。いつもだったら喫茶店ご飯をおごっている。

A先生は、『いい子』だった。あまり感情は出さないけれど、人間に対する愛を持っている。そういう子だった。私が当時、A先生ご飯を奢って、彼がおいしそうな表情で食べている時、私は幸せだった。A先生幸福だと、自分幸福だと思えた。A先生漫画という手段で自らを表現している時、まるで自分もそれに劣らぬような喜びを得ていた。

ヘンな表現かもしれないが、例えば読者がA先生を褒めている時、自分A先生との区別がなくなっているというか。彼のことが、自分ことみたいに嬉しかった。これは愛なのだろうか。



○ B先生について

持ち込み部屋に行くと、別の編集者と、持ち込みに来た子が対面で座っていた(ちょこんと挨拶をしてくれた)。自分が座る席には作品が置いてあった。綴じられていない原稿用紙がある。ページ数にして30枚ほどだった。もっと多かったかもしれない。記憶あやしい

実際、B先生作品面白かった。コテコテの学園ものかと思いきや、登場人物それぞれに適度な制約があって、キャラクターも立っていた。これまでのキャリアを聞き取ったところ、作品雑誌掲載されたことがあるようだ。アシスタント経験もある。

絵の方は、自分がこういうのも大変失礼だが、上手な方ではなかった。どちらかというと、脚本や設定、キャラ作りが得手のように映った。当人情熱を注いでいる箇所はすぐにわかる。キャラ絵が有名漫画家の影響を受けているとか、キャラクター台詞回しがハリウッド映画風とか、背景や小物を手を抜くことなく全部描いているとか、そんな具合に。

光るものがある作家だった。これを見抜けないようなのはモグリ――そんなレベルで輝いていた。

私は作品を読み終えた後で、「ちょっと待ってね」と自席に戻り、少し残っていた缶コーヒーを飲み干して、思案を重ねつつ持ち込み部屋に戻った(どうするのが最良かわからないケースだった……)。

それで、テーブルではこういうやりとりをした。

私「イイ作品だと思います特にセリフ回しにセンスを感じます掲載ができるとかここでは言えないけど、話は通してみますね」

B「ありがとうございます

私「それで、担当はね……縁なので。あなたがするのがいいのでは?」

編「私よりもほかの人がいいと思いますもっと才能を引き出せる人が……」※小さい声で

私「いや、でも恋愛描いてるよ。エンタメだけどいいんじゃない」(こいつ、作家の前でアホなこと抜かしよって)

編「難しいです」

私「でもこれ、縁だよ」(意識が低すぎる……)

編「ほかの作家さんも抱えてるので。いっぱいいっぱいです」

私「わかりました」(トラブル回避のため後で編集長に説明しとこう)

B「すいません。僕の作品はどうなるんですか?」

私「後日連絡しますね。必ずしまから、それまでは他誌への持ち込みは待っていただけますか」

B「あの、はい。できればですが、早めでお願いします。一週間くらいでなんとかなりますか」

私「なんとかしてみます

作品のものと、作家プロフィールと、付属資料コピーを取らせてもらって、彼には外で缶コーヒーを奢った。ビル入り口まで送ったところまではいい気分だったが、正直、身に余る事態だった。

持ち込み作家の才能がありすぎるのも考えものだ。嬉しい悲鳴というやつ。誰が担当に付くかで今後の雑誌の売り上げに影響がある。重大な意思決定ということになる。

最悪、『進撃の巨人』の時みたいに優れた作家を逃してしま可能性がある。あれも、実際は諌山先生門前払いではなく、週刊少年ジャンプ担当が付くか付かないか微妙ラインだったらしい。それで、誰が担当になるかを押し付けあっている間に諌山先生が他雑誌に持ち込んでしまった、という話が業界団体公的飲み会で囁かれていた。



○ その後~

B先生についてだが、一週間後に担当編集が決まった。「別の編集者」でもなく私でもない。当時、若手のひとりだった20代の子が任されることになった。編集部トップを交えてB先生原稿コピーを読んだのだが、「若い感性が光る。年齢が同じくらいの人と組ませる方がいいのでは?」という結論になった。

その20代の子は、上の組織からこっちに出向してきている子で、いわば武者修行の身だった。一流大学出で、本社プロパー社員。いわゆる総合職である

最初は、私に選択権があった。B先生担当になる道もあった。だが当時の私は多忙であり、月に何度も会社に寝泊まりするレベルだった。新人は抱えるべきではない。しかし、才能のある子だから迷いがある。

A先生のこともあった。彼のあの作品を世に出してやりたい。もっと有名にしてあげたい。そんな想いがあった。

私が悩んでいるうちに、例の20代の子が手を挙げたのだ。私としても、彼のやる気と知性と直向きさは買っている。諸手を上げて賛成した。

今思えば、正しい選択だった。もし私がB先生担当になっていたら、面白い恋愛エンタメを楽しめる読者の数は減っていただろう。これでよかったのだ。

以後のB先生は、例の持込漫画ブラッシュアップを続けた。翌年には、晴れて弊誌に第一話が掲載されることになった。さらに以後は、担当編集とともに二人三脚で躍進を続け、イケイドンドンの勢いを保ったまま、一度も息切れすることなスターダム上り詰めた。今では漫画家として世に知られている。

一方で、私が担当を続けたA先生は地道な努力を続けた。

上で挙げたA先生の意欲作は、読者層に合っていなかった。それでも、高い画力シナリオ構成の上手さがあったのだろう。その意欲作は、連載期間を積み重ねる度にファンの数が増えていった(業界的には、Amazon第一巻のレビュー数が人気の代替変数になることが知られている)。

今では、A先生は親雑誌で連載を勝ち取るまでになった。去年だったか。彼の作品コンビニ立ち読みする機会があったのだが、やはり突き抜けた画力だった。週刊連載であそこまでの画力というのはまずない。



2024年現在、私は東京を離れて田舎暮らしている。地元町役場Uターン就職して、実家農業を手伝いながらスローライフに近い生活を送っている。

実は、編集者だった当時、働きすぎて病気になった。ある日、下腹部の辺りに違和感を覚えて、血の塊のようなものが血管を這っている感覚があった。病院に行くと、「遅くても明日中に入院しなさい」という医者から指導があった。

それなりに重い病気にかかってしまった。一応は死亡リスクもある。数か月ほど入院した後、どうしようかと考えて、考えて、考えて……編集部に復帰後は、労働を最小限にしつつ転職活動スタートした。

A先生については、幸いだった。彼の意欲作とは最終回まで付き合うことができた。私が退院した後、無事完結を迎えることができた。あしたのジョーに比べればハッピーエンドだった。

入院中に、A先生とB先生がお見舞いに来てくれたのを覚えている。ほかの編集仲間も来てくれた。A先生は、テンションが低めで、何を考えているのかわからないこともあるのだが、人間への基本的な愛というか、思いやりがある人だった。

もう40才を過ぎている。はてなユーザーの中では平均的な年齢か。思えば齢を重ねたものだが、当時の日々は今でも夢の中に出てくる。

若いから編集者をやってきた。身体を壊さなければ続けていたのかというと、多分そうだろう。でも、今の生活も悪くないと感じている。自分語りはここまでにして、締めにしよう。

もしあなたが、Webでも紙媒体でもいい。気になる漫画作品を見つけたとする。面白いものを見つけたと感じたら、ひとまず買ってみるのがいい。Webだと1話単位で売っている。

ひとかどの漫画家というのは、自らが産み出すモノを本気で高めにいっている。あなたフィーリングが合ったのなら、ひとまず1巻だけでも読んでみる方がQOL高まると思う。ハズレを引くことはあるだろうが、アタリだってちゃんとある人生は運試しである

2024-02-02

高畑勲の恐るべき原作改変

宮崎駿原作からかけ離れたアニメを作ることで有名だが、高畑勲もっと恐ろしい。

高畑勲原作と別の存在としてアニメを作るのではなく、原作を再解釈し、異なる意味を与えるアニメを作る。だから高畑勲アニメを視聴してから原作を読むと、「アニメとは別モノだね」ではなく、「アニメはおおむね原作通りだったね」という感想を抱きつつ、知らず知らずのうちにアニメ解釈原作を読んでしまう。

高畑アニメは、原作のものを改変してしまアニメ

火垂るの墓

火垂るの墓』の原作野坂昭如という作家自伝的な小説で、それ故にこのアニメは3層構造原作になっている。

野坂昭如実体験→野坂昭如小説アニメ

実はこの「実体験→小説」の時点で大きな改変が入っている。

それは主人公の清太が死ぬ、という設定変更。

清太=作者なのに、死んだはずの清太が戦後小説を書いて直木賞を受賞し、歌手デビューしたり、国会議員になったり、テレビレギュラー番組を多数抱えているのは明らかに矛盾している。

野坂昭如の妹は小説の通り亡くなったが、兄は小説と違い生きている。

高畑勲アニメでは、そのあたりの冷ややかな視線をさり気なく盛り込まれている。

高畑勲原作のメインプロットを尊重しながら、原作者に対しこれでもかと悪意をぶつけている。

おもひでぽろぽろ

これについては原作からだいぶ変えてる。

アニメでは子供時代大人時代が交互に描かれていたが、原作には大人時代存在しない。

アニメの子時代の描き方は高畑作品としては珍しく、キャラクターがとても『かわいく』描かれている。このかわいさはジブリアニメとしては異質で、悪く言えば観客に媚びた絵柄とも言える。

一方で大人時代の絵はだいぶ様相が異なる。27歳のタエ子は令和の基準で見ると40代から50代のように見える。成人した子供がいてもおかしくない顔をしている。

この大人時代という追加トッピング高畑勲の悪意がある。

自分探しの旅に出て田舎体験する夢見がちなアラサー女と、幻想世界の可愛らしい少女漫画キャラクター残酷に対比させ、「お前らの自己認識はこんな感じの少女漫画キャラだろうけど、現実はコレだよ」と突きつけ、夢から覚めない都会の女が最後は『農家の嫁』になるというハッピーエンドともバッドエンドとも分からない結末で物語は終わる。トトロ田舎を知った気になる人たちへの痛烈な皮肉とも言える。

かぐや姫の物語

高畑勲の技工が最高潮に達した作品

ジブリ経営を傾かせるほど金と時間と才能を注ぎ込んだにも関わらず、作られたのは昔話そのままのかぐや姫で、公開当時の観客は拍子抜けした。

それくらい原作通りのアニメだが、ひとつ大きな改変がある。

それは『かぐや姫の物語』というタイトル教科書にも載ってる原作は『竹取の翁の物語』という題名だ。

竹取の翁の物語タイトルの通り、竹取の翁が竹藪でかぐや姫を拾った、という形でお爺さん視点物語が語られる。

一方かぐや姫の物語ストーリーの骨格こそ原作に忠実だが、感情移入する対象かぐや姫になるように作られている。

ドラえもん』をのび太視点で描くかドラえもん視点で描くかでぜんぜん違う話になるように、かぐや姫の物語はさり気なく視点をずらして「かぐや姫という異質な存在が周りのみんなを翻弄する話」からかぐや姫社会翻弄される話」にすり替えている。

まりに見事なテーマすり替えで、多くの観客が昔話とは別物の作品を見せられているとは気付かなかった。それ故に映画評価イマイチで、「作画は凄かったよね」としか語られない映画となった。

しか水木しげる妖怪イメージを上書きしたように、ウォルト・ディズニーヨーロッパ民話アニメ化してイメージを上書きしたように、今後数百年のかぐや姫解釈高畑解釈で上書きされるだろう。

anond:20240202150141

係争中の話には一切関係ない自伝批判しないといけない理由って?

人民裁判ですでに有罪確定してるから潰すべきなのは明らかだと言いたいわけね

2024-01-25

「神は存在しない」と信じているが初詣家内安全を祈った

私は何に祈ったんだ?

シンプルに、私は無神論者だと思い込んでいただけで実際は有神論者だったということなのだろうか

しか無神論者は「祈る」という行為をしないのだろうか?

すなわち、神の存在無しに「祈る」という行為可能なのかどうか

祖先の霊に祈る、というパターンはあるのでは?」

なるほど、確かにありえる

しかし神は信じないけれど祖先信仰はする無神論者って変な感じがする

無神論者仏壇に向かって「おじいちゃん、あの子をどうか見守ってあげてください」と祈ることをよしとするか?

なんか変な気がするよなあ

神の存在否定するなら霊の存在否定しておけよって気分になる

「天に祈る、というのはどうか」

では「天」って何?という話になる

「運を天に任せる」とか「人事を尽くして天命を待つ」の「天」だよな……

やはりそれは「運命」とか「宿命」のような、何らかの超越者によって定められた物事を指しているのではないか

それは神と何が違うのか?

神と「天」が何か違っていたとしても、無神論が無いと判定するなんらかの概念なのではないか

難しいな、もう少しパターンがある気もする

祈らずにはいられない、という場面はやはりある

家族入院した、と電話がかかってきて病院へ急いで向かう時とか……

腹痛の時とか……

「祈る」を言い換えると「人の手が及ばない領域物事が私に都合がいいようになるように願う」と言ってもいいか

だとすると、それをなんとかできるのは「人の手が及ばない領域物事に関われる存在」だ

筋金入りの無神論者でも祈らずにはいられないというシーンでは祈ってしまものなんだろうか

何かの漫画でそんなシーンがあった気がする

そういえば無神論者であることが有名なドーキンスは祈ることがあったのだろうか

彼の自伝を読んでみるか……

補記:日本語の「祈る」とキリスト教文化圏の「祈る」は意味が異なる可能性がある

日本語の「祈る」は「願いが叶いますように」と言うこともできる

しかキリスト教信者がどんなことを考えているか?みたいな内容が書かれている本を読んでいると、どうも現世利益を期待せずに祈っていることもあるようだ

しかし今回の疑問には関係があまりいかもしれない

祈らずにはいられない、という場面はたいてい現実に起きている問題がなんとかなりますように、という願いだ

キリスト教信者だって現世利益を祈ることは普通にあるだろう

「我らの日用の糧を今日も与えたまえ」とも言うしな

日記

---

あー、シンプルパターンを見落としていた

「神は存在しないと思っている。無駄行為だとわかっている。それでも祈らずにはいられない」

これはありうる

ただ、これを言ってしまった無神論者はその後も無神論者であり続けることができるのかどうか

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メモ無神論の話と唯物論の話が混ざっている可能性あり

あと、冒頭で「神は存在しないと思っている」と書いたが正確にはキリスト教唯一神存在を信じることが出来ていないだけだな

そういう意味はいかに日本的民間信仰の持ち主か

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神を信じるとはどういうことかを知りたくていろいろ本を読んでいるんだがな……

昔の人は神を信じて生きていたわけで

昔の人が何を信じて何を信じていなかったのか、を調べるのに神の話は避けて通れない

幕末明治日本を知るには、当時来日した外国人の目を通して見るのがよいとのこと

しかし当の外国人キリスト教価値観の持ち主だから結局キリスト教について勉強しないといけなくなった

2024-01-23

「つまんない」なんて言ってもしょうがない。僕たちは運悪く歴史のそういうステージに生まれついてしまったんだから

22世紀まで僕たちはマイニチマイニチ朝7時に起きて、学校会社に通って、とりとめのないムダ話を繰り返す。学校では英単語歴史年号を何度も何度も暗記して、会社では「つまんねー」なんて言いながら、本当につまらない仕事を1週間・1ヶ月・1年なんていうサイクルで何週間も何ヶ月も何年も繰り返す。

 延々と最先端スポットができ続けて、延々と政治家汚職をし続けて、テレビの中は延々と激動し続ける。だけどテレビスイッチを消してまわりを見回すと、いつもとなんにも変らない毎日があるだけだ。

三島由紀夫自伝小説仮面の告白』のなかで、「戦争より日常生活のほうが恐ろしかった」って書いた。僕たちはガマンにガマンを重ねながら、この「身震いするほど恐ろしい日常生活」を生きていく。得体の知れない「安定した将来」をしっかりと引きつけておくために。一歩一歩慎重にコースを踏み外さないように気をつけながら。

テレビドラマみたいなハッピーエンドはない。ただグロテスクな「ハッピー」が延々と続いていくだけだ。延々と続く同じことの繰り返しがあるだけだ。そう、キーワードは「延々」と「繰り返し」だ。

 生きてたってどうせなにも変わらない。これからどの程度のことが、世の中や自分の身に起こるのかもわかっている。「将来!将来!」なんていくら力説してもムダだ。あなた人生はたぶん、地元の小・中学校に行って、塾に通いつつ受験勉強をしてそれなりの高校大学に入って、4年間ブラブラ遊んだあとどこかの会社入社して、男なら20代後半で結婚して翌年に子供をつくって、何回か異動や昇進をしてせいぜい部長クラスまで出世して、60歳で定年退職して、その後10年か20年趣味を生かした生活を送って、死ぬ。どうせこの程度のものだ。しか絶望的なことに、これがもっと安心できる理想的人生なんだ。

2024-01-22

anond:20240122205110

ざっと代表作を並べて思いつくまま。

ゆうきまさみ

あ〜る(ギャグ)、機動警察パトレイバー(SF)、じゃじゃ馬(競馬)、鉄腕バーディ(SF)、薄暮クロニクル(伝奇ミステリ)、でぃす×こみ(マンガ製作BL)、新九郎(歴史)、はてしない物語(エッセイ)

小林よしのり

東大一直線(受験ギャグ)、おぼっちゃまくん(富豪ギャグ)、ゴーマニズム宣言(エッセイ?)

能條純一

哭きの竜(麻雀)、月下の棋士(将棋)、昭和天皇物語(歴史)

谷口ジロー

事件屋稼業(ハードボイルド)、「坊っちゃん」の時代(日本文学)、神々の山嶺(山岳)、孤独のグルメ(グルメ)

村上もとか

六三四の剣(剣道)、龍-RON-(昭和史)、仁-JIN-(幕末タイムスリップ)

さいとうたかを

無用ノ介(時代劇)、ゴルゴ13(現代劇)、鬼平、梅安、剣客(池波正太郎コミカライズ)

ちばてつや

あしたのジョー(ボクシング)、ハリスの旋風(不良もの)、あした天気になあれ(ゴルフ)、のたり松太郎(相撲)

石ノ森章太郎

サイボーグ009(SF)、仮面ライダー(SF)、佐武と市捕物控(時代劇)、マンガ日本経済入門(ビジネス)、HOTEL(仕事)

遠藤浩輝

EDEN(SF)、オールラウンダー廻(格闘技)

小林まこと

What's Michael?(猫コメディ)、1・2の三四郎(プロレス)、柔道部物語(柔道)

河合克敏

帯をギュッとね!(柔道)、モンキーターン(競艇)、とめはねっ!(書道)

藤田和日郎

うしおととら(伝奇アクション)、からくりサーカス(伝奇アクション)、黒博物館(近代アクション)

島本和彦

炎の転校生(青春ギャグ)、逆境ナイン(野球ギャグ)、吼えろペン(マンガ製作)、アオイホノオ(自伝)

2024-01-18

暇空茜「300部のお前の漫画より、俺のUO攻略本の方が売れている」

暇空茜は自伝ネトゲ戦記」出版にあたって、他の作家漫画家などの著作出版している人物へのマウントを開始

片倉真二の『ペン太のこと』は300部しか売れていない、と非難した

が、実際には『ペン太のこと』は1巻3万部売れており、恐らく暇空は売上資料の「300(単位は千)」を誤読したと思われる

片倉真二は元暇アノンであり、「アニマルズ」と呼ばれる特に暇空に寵愛を受けていた、いわば暇アノン幹部のような存在だった

「公金チューチュー」も言い出したのは片倉であり、その他様々な虚実ないまぜの暇空の発言ソースの多くはアニマル片倉が進言したものだった

暇空のターゲット一般大学生の堀口英利に傾いたあたりから忠誠心が薄れ、現在では暇空アンチになっている

3万部売れたけど、と片倉反論された暇空は「俺が書いたウルティマオンライン攻略本の方が売れている」と言い返す

漫画の方が売れやすいのに俺の攻略本のほうが売れている」と暇空は主張する

その暇空が書いたとされる攻略本は「ウルティマオンライン ビギナーズガイドである

著者名としては「L.Sopp」とUO関係書籍の時に使われる名義が書かれている

L.Soppさん=暇空なのか、というとそうではない

この書籍の末尾には、「スペシャルサンクス」として13人の名前が書かれている

その13人の1人が、Touya@ZPこと暇空茜である

ウルティマオンラインという巨大コンテンツに乗っかった、しかも「スペシャルサンクス」の1人でしかない攻略本で、単著単行本に対してマウントを取っていたのである

単著の「ネトゲ戦記」は26万人のフォロワーに買い求められるベストセラーになるかもしれないが、今回の暇空のマウントは間違いなくダサい

2024-01-17

エジソンフォードあいだに確執があったというエピソードはガセ

国民的アニソンによって『エジソンは偉い人』のイメージあるが、ヤバい一面も知られるべき「電気椅子でネガキャン」 - Togetter


これはフォード逸話ではない。もとはニコラ・テスラ自伝に書き残したエピソードで、「エジソン会社で働いていたときに、マネージャーから5万ドルボーナス提案されたが、のちに悪ふざけだったと判明してがっかりした」というものであった。この「マネージャー」がエジソンことなのかと言えば、おそらくだがそうではないようだ。当時の5万ドル現在価値に換算すると150万ドル以上であり、そもそも会社にそんな予算はなかったというので、まあマネージャーからすれば「この仕事ができたら1億円やるよ!って冗談に決まってんだろ真に受けてんじゃねーよ」という感じだろうか。

フォード若い頃にエジソン会社で働いていたのは事実であるフォードはそこで働きながら四輪自動車自作していた。フォードが初めてエジソンと会ったときエジソンフォード自動車について深く質問し、フォードを激励したという。感激したフォードは、エジソン会社退職して起業し、のちにT型フォードを作り上げることになる。そして死ぬまでエジソン尊敬し続け、最大の親友として交流を持った。そういうわけで「フォードエジソンにキレて独立起業した」などということはありえないのだ。なお、フォードが「エジソン世界最高の発明家だが最悪の経営者である」と評したという逸話もあるが、上記のような関係なのであくま冗談であるし、その出典も不明である

2024-01-12

「人との縁を大切にしよう」の正体

いい、増田くん。有名人自伝に出てくる「縁」っていうのは

経済的に裕福決裁権を持つ人間に見出された機会を指すのよ。

インターネットに居るような無職ニート境界知能・発達ボーダーに一目置かれても人生は何も変わらないわ。

~完~


2024-01-11

女性パートナー次第で上に行けるし、人生好転することもあるらしい

精神疾患や障碍で辛酸を舐め尽くしたものの、パートナーとの出会いで上手くいくようになったというノンフィクションの話。

それを、女性当事者本人が自発的に発表した複数自伝漫画で読んだ。それを読んで以来、男女問わず人生のことに

悩む人から相談を受けた時にはパートナーを作るようにアドヴァイズしている。

2024-01-08

富野由悠季女性遍歴とかどんなんだろうな

絶対面白い話多いと思うのでぜひ自伝を書いてアニメ化してほしい

anond:20240107195530

現実人生民話的に語るとああなるんだなという、どこかおどろおどろしい雰囲気が好きだった。

帰りが遅いママに怒ってモモちゃんお空行きの電車に乗っちゃうエピソードとかはリアル

本当に怖いのは死神が出てくる頃から

民話的要素が入ってくる「ウシオニ」とか「今年の牡丹は…」の話も良いし、離婚比喩的に描いている「森のおばあさん」とか「夫の靴だけが帰ってくる」とかのエピソードは、童話的でありながらリアリティがすごい。

自伝的な作品離婚という私的事件フィクションに落とし込むにあたって、 離婚した夫の瀬川拓男も制作にかかわっていることは、事件創作昇華する手法として、かなり誠実だとおもう。

あかねちゃんが生まれから、割と存在が薄くなったモモちゃん自分と妹を重ねて読まなくなったな。

2023-12-31

2023 楽しんだこと・もの

去年の https://anond.hatelabo.jp/20221201184756

[スポーツ]ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC

[コーヒー] TIMEMORE C3 MAX

[ゲーム] Fall Guys

[IT] ChatGPT

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