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2024-03-19

車いすにもなる便器付きパワードスーツをみんな使えばいいんだよ

車輪をつければ通勤も楽々

車が売れなくなっては困るのでトヨタ日産など発明しないだろう

アメリカから関税もりもりで輸入するしかない

パワードスーツ研究している海外大学寄付をしたらいいかもですね

日本大学は車産業に反することは出来ない

多分、興味ないんだろうけどさ

朝、仕事に向かう時に歩く国道の大きな道

大概、憂鬱な気分で歩いてるんだけどさ、

綺麗なんだよね、具体的に何がってわけじゃないんだけどさ

薄曇りの朝、肌寒くて風が強くて、それでも空は青くて高い、太陽光は間接的に建物を照らして、遠くには変哲のない山、ただ濃いグレーが木や土や石の多くの集まりによって作られているだけ

ただそれだけなんだけどさ

今思い出すとなんかこう、涙袋が熱くなるくらい、目の裏に刻んでおける景色なんだよね

自動車がたくさん通って排気ガスなんか物凄いはずなんだけどさ

今日過ごす一日のあまりにも長い時間に比べれば、そのトラックやらバスやら軽自動車やらの編み上げる音なんざ、全然気にならないんだよ

日常ってさ、こういう風に僕の真横を平行に貫く国道を駆ける自動車たちみたいにざーっと過ぎ去っていくんだけどさ

そういう意味では、国道こそわが人生なのかもしれないな

そんな自動車たちに追い縋ろうとして、僕はこんなものを書いたりしてるんだ

こんなことを書いたって所詮は徒歩、牛歩に近い徒歩なわけだから、何も追い縋ることなんて出来ず、ただ自動車毎日びゅんびゅん横を通り過ぎられ、圧倒され、蹂躙され、こうしてコンクリート植木の脇に打ち捨てられた白い不織布マスクなんかを横目にまた一歩一歩なわけなんだけどさ

今、この目で見えているものを見えているものそのままに扱うと、とても鮮やかだよ

今日タスクが、とか、今日上司が、とか、気勢を削いでくるものは色々あるけど

目で見えている生のもの、それは国道を突っ走る自動車的だけれど、実は違うの

吸い込む外気も、空の色も、遠くの山も、建物の外壁も、国道沿いのトヨタやら日産やらの販売ディーラーも、葬儀屋も、iPhone修理屋も、洋菓子屋も、ガソリンスタンドも、信号も、母と子も、中年男性

綺麗なんだよね、

たぶん誰も興味ないんだろうけどさ

2024-03-16

EVでの長距離は充電計画次第

冬のアリア旅、4泊5日、1200キロ走破で充電12回の内訳に対する所感(*1)

これの前の記事冬の電気自動車の遠出は本当に厳しい。航続距離も減るし、とにかく充電スピードが落ちます だったのでEVというのは主語がでかいし、ちょっとなということで書こうと思った。

表題どおりなんだけれど、どこで充電するかで快適さ含めて変わってくる。たしかに冬はEVにはちょっと厳しい季節なんだけどさ。

まず充電器に関する基礎知識として充電器は設置場所能力全然違う。

記事内にあるように「一番充電できたのは浜松SAにある大きな充電器で30分で33kWh、一番少なかったのは道の駅の古い充電器で30分で10kWhでした。」これが諸悪の根源

実は浜松SAの充電器は国内最大級でMAX150kwhの出力がでるものと、90kwhがでるものが設置してある(*2)

道の駅にある充電スタンドはMAX20kwh(*3)だったりがざらだったりする。

EVの充電についても触れておく

EVの充電は0%に近いほど高出力帯で充電ができて、満充電に近いほど出力を落とさなくてはいけない。水槽に水を入れるのに最初バケツでいけるけどそのうち、灯油ポンプゆっくりいれて最後はコップでいれるようなもの

アリアは最大130kW(*4)での充電に対応しているので、浜松で30分充電して20kwh程度ということはかなり余裕がある状態で充電をしていたのではないかと推測される。

ちなみに、勝間氏のアリアは満充電で500km走るとのことなので90kwhの電池容量を搭載しているモデルということになる。(*5)

計画大事

そこで「どこの充電スタンドはどれくらいの出力がでて、何口用意されている。

出発地点はどこだから、40%くらいになるのはこの辺、ということはどこそこのスタンドで充電しよう。」

といった計画必要になってくる。

これは正直かなりめんどくさい。かなりめんどくさいのだけれど、EV過渡期ということもある。

酸っぱいぶどうかも知れないけれど、気にしないといけないくらい長距離運転するなら計画立てて運転するくらい必要だと思うし、ちょうどいい休憩にもなるのであまり困ってない。

ちなみに、EVは長距離高速移動すると街乗りするよりも電費(≒燃費)が悪くなる。(*6)

Tesla model3 を例に

ということで、保有車は 2022年納車のTesla model3 LR (82kwhの電池積んでたはず)(*7)なのでその例をあげる。

なお、Teslaは最大で250kwhの出力がされるスーパーチャージャーという充電ネットワークを自社で敷設している。

それってどんくらい早いのというと、空に近いと15分間で250km分くらいは充電できるくらい。なので、日本政府ChademoをやめてNACS統一しましょう。(*8)

とある日の移動記録

例に出すのは、一昨年の年末(2022-2023)の移動記録(*9)

スーパーチャージャー(以下SC)の利用をメインで計画した時のもの

自身は主に関西から九州までの移動でこの時は路面凍結するくらい寒かったので今回の記事とまあ同条件かなと。

需要があれば、chademoメインで移動した記録も書く。

22/12/23

自宅から倉敷SCに移動 206km 53%消費 (3.8km/kwh)

22/12/24

倉敷SCで充電 1時間 35%→100% 外気温0.5℃

倉敷SCから広島SCに移動 157.8km 44%消費 (6.9km/kwh) 雪の関係下道いった記憶がある。

広島SCで充電 30分 56%→89% 外気温-2.4℃

広島SCから別府市まで移動 352.5km 84%消費 (4.2km/kwh)

別府市日産chademo充電 9分 5%→12% 外気温6.5℃

温泉宿に宿泊

22/12/25

宿を出てちょろちょろ移動

大分市で充電 30分 6%→34% 外気温10

別の場所に移動してお代わり充電30分 33%→61% 外気温10

大分市から熊本城前の商業施設へ移動 158.3km 39%消費 (4.0km/kwh)

往路:874.6km 充電5回 2時間39分

その後山鹿市の温泉を堪能して復路

2023/01/04

山鹿市からめかりPAに移動 170.5km 39%消費(4.3km/kwh)

めかりPAで充電 30分 20%→44% 外気温8.9℃ (めかりは40kw出る)

めかりPAから広島SCへ移動 192.4km 40%消費(4.8km/kwh)

広島SCで充電33分 4%→49%

広島SCから広島駅でお好み焼き食べに移動 9.3km

広島から倉敷SCへ移動 153.5km 34%消費(4.51km/kwh)

倉敷SCで充電47分 12%→92% 外気温6.5℃

倉敷SCから自宅近くのスーパーマーケットへ移動 210.2km 47%消費 (4.4km/kwh)

復路:735.9km 充電3回 1時間50分
まとめ

chademo充電器がピンキリなので充電に時間かかるのと、効率よく充電できてないのが勝間氏の不満につながっているのではなかろうかと思う。

まとめてて思ったのだけれど、アリアエネルギーマネジメントがいけてない説あるかもしれない。

ちなみに、上記のとおり長距離運転するばかげた計画を立てていますが、

「オートパイロット」という名前自動運転のふりをした”運転支援システム”は名前はともかく優秀に感じております

運転疲労度が全く違う。これに関しては、2021年時点で日産トヨタホンダと乗り比べて全然違ったのでテスラにしたくらいある。(*10)

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増田脚注使えないのか

(*1):ブログ管理してないので増田を利用

(*2):しか複数。8台は急速充電可能

(*3):20kwhでも急速充電と呼ばれていますおかしい。

(*4):とはいっても、この最大って数パーセントからある程度たまるだんだんおちていくので爆速充電できるわけでもない。

(*5):アリアは65kwhモデルと90kwhモデルの2種類の販売のようだ。

(*6):ガソリン車は長距離を走ると車重が減るので負荷が減る。また、高速移動すると空気抵抗の影響が大きくなる。ゆえにEVはとても流線形をしている。

(*7):Teslaは数車種しか売ってないように見えて買う時期でマイナーチェンジが入ってたりする。

(*8):chademoガラパゴス規格なんですよ。。。 北米版の日産車でもNACS充電できるようにしてたりするんでマジでお願いします。

(*9):Tesla車はテレメトリーデータサーバ送信している、そのデータを取得して保存できるサービスがある。ちなみに自身はTeslaMateを自鯖運用中。昨年11月から止まっててかなしみ。

(*10):長距離運転するので運転支援メインで考えてました。スバル燃費がいけてなかったのでアイサイト見送り。現時点レクサスに積んでる運転支援が良いらしいので試してみたい。テスラの車線認識白線消えてても認識してるのですごい。

2024-03-15

anond:20240314215555

これ下請け使ってるどこの企業も大抵やってる話で、ゴーンがいなくなって落ち目になった日産を締め上げることで、他の見せしめにしてるだけだよね…。

ちなみにワイの会社大阪発の大阪ローカル大阪思想会社)は営業段階で赤字すれすれまで値下げ交渉されて、納品後は一方的に値下げ宣言され満額取れないのが当たり前だし、それが下請けから納品されたものだと、下請けに対して同じことをして、値下げで損した分を下請けに押しつけてるで。多分、その下請け二次下請けに同じことをしていって、結局末端が泣き寝入りすることになってる。

2024-03-14

公取委は7日、日産下請け企業との取引発注時に決めた金額から「割戻金」として一部を差し引いた代金を支払っていたことが、下請法違反行為にあたるとみて勧告した。

なんだこれ・・・闇が深すぎるでしょ

2024-03-13

anond:20240313203211

うそ

バカ重いEVアメ車みたいな扱いになって売れなくなって、日産路線(中距離リーフとかアリア、短距離サクラ)がメインになると思う

あとEV墓場テスラバカ設計しただけだしな

日産下請法違反謝罪したけどメーカー変えるんでしょ

知ってる

「代わりはいくらでもいるんだよ!」

常套句だもんね

いいとおもうよ

どんどん下請けをつぶそう。

2024-03-09

デスク 今回の日産下請けイジメについて、SNSや街の声は?

記者 大企業の横暴に大ブーイングが巻き起こっていますSNSには「潰れろ日産!」という声も。

デスク 自動車業界の反応は?

記者 驚くことに「日産下請け業者に値引きさせただけでは?」とか「この程度でメディアは騒ぎすぎだ。資源のない国の基幹産業を潰す気か!」と開き直ったような声もあり、一般国民との温度差を強く感じました。

デスク ビッグモーターダイハツ豊田自動織機、そして日産自動車業界不正が噴出しているね。この背景には何があるのかな?

記者 自動車業界の一部には、令和の今も「エイヤ」とか「イケイドンドン」というような、いわゆる〝昭和ノリ〟が残っているように感じます

デスク 確かに勝手街路樹伐採」とか「減額ゴリ押し要請からは、コンプラ無視の〝昭和臭〟が漂っているよね。

記者 令和の時代だと、不適切にも程があると思います

デスク 話を戻すと、日産下請け業者に2年間で30億円超を減額させていたと。世界大企業である日産が減額させた理由は?

記者 日産は昨年、創立90周年を迎えた老舗自動車メーカーです。ただし、金看板GT‐Rは2007年エルグランド2010年スカイライン2013年からフルモデルチェンジを受けておらず、ニッポン市場でのシェアにも日産全盛期の輝きはありません。

デスク トヨタ日産ニッポン市場リードしてきたイメージがあるけどね?

記者 現在その差は大きく開き、企業価値の指針となる株式時価総額トヨタ日本企業初の60兆円なのに対し、日産は2.2兆円です。

デスク 減額要請の背景にはコストの低減もあると。しかし、日産は今後の舵取りが大変だね。ただでさえ日産にはカルロス・ゴーン被告ルノーとの「スッタモンダ」の負のイメージが残っている。その上、違法下請けイジメ......。今回の件が〝痛恨の一撃〟にならないといいけどね。https://news.yahoo.co.jp/articles/217ed201b211e1e4388344314eaa2b3a11c3e2b4?page=2

日産の件

D社まじでえぐい

ある製品を半額にさせられてる

他の会社には定価でうってんのに

半額だとめっちゃ利益減る

半額だからかめっちゃ買うし

まじうざい

保守サービスみたいなやつあるから最初飼うときは安いとしても

それで毎年積み重ねでお金だしてくれるかっつったらそれもしない

まじでやすく買いたたく

まじでクソ車関係みんなしんでほしい

2024-02-18

anond:20240217202258

うちのお父さん日産で今50万損が出てるってゆってた

他の株は上がってるからプラマイゼロだって

2024-02-17

車検終えた直後に新しい車欲しくなるのやめなさいって

日産GTRじゃないスカイラインとか安くて手頃そう

トヨタ予算オーバー

ホンダアコードか3代目インサイトがもうちょい安かったらなぁ

スバル鈴木マツダ三菱はなんかあんまりピンとこない

2024-02-01

anond:20240201133238

配当投資やってた頃に日産でやられたのであまり人のことは笑えない

2024-01-26

日産まれて初めて六本木行ったんだけど、意外とボロくね?

ミッドタウンとかも無理して背伸びしてるイメージがあるし、生活水準は低そうに見えた

2024-01-04

anond:20240104155143

EVの方がはるかにいいよ。

災害時はあらゆるインフラの中で電気が真っ先に回復する。電気電線を繋げばくるけど、ガソリン道路網が回復して配送できないと手に入らない。

電気があるところまで走って充電、その電気停電してる被災地で使う、なんてこともできる。日産普通にやってる。

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240104-OYT1T50086/

2023-12-31

anond:20231231024640

「326」とか、19やってたひとたち、どこ行ったんだろうな

日産のほうのジュークもさっぱり見かけなくなったなぁ

2023-12-22

2016年 スズキ 燃費データ改ざん → 潰れてない

2016年 三菱自動車 燃費データ改ざん → 潰れてない

2017年 SUBARU 無資格検査員による新車検査 → 潰れてない

2017年 日産 無資格検査員による新車検査 → 潰れてない

2022年 日野 排ガス燃費データ改ざん型式指定取り消し → 潰れてない

ダイハツだって結局潰れない。

自動車業界ってオキラクだよね~

2023-12-01

ヒュンダイデザインといえば昔はトヨタ劣化コピーみたいな感じだったのに

今ではサイバーパンクっぽい渋いデザインで人気を集めてるんだもんな

時代は変わるもんだな

一方トヨタ86ヤリスも新型MR2もなんかダサいなと感じる

日産のZもすごい味気ない。あれこそサイバーパンクっぽさが似合うデザインだと思うのにもったいない

2023-11-24

三大なくなったとしても実はあまり困らないもの

1.トヨタ

特別品質が良いわけじゃないし。毎年ウン万台のリコール車垂れ流してるし。

なくなったところで日産とかホンダとかがあるから問題なし。

2.セブンイレブン

セブンがないならローソンに行けばいいじゃない。

3.ソニー

替えが効くものばかり売ってる。

他には?

2023-11-21

Youtuber事情

観測範囲は狭いのでご了承ください

住宅建築Youtuber

戸建てを検討している人向けのYoutuber

基本的地元工務店高卒社長がやっている

大卒エリート大手ハウスメーカーや建材メーカー就職して開発した住宅

高卒知識算数だけで批判するのが目的

貫流率だとかUA値だとかC値だとかいろんな数字を出してそれっぽく説明するんだが

実態満足度なんかを考慮できずにハウスメーカーからは鼻で笑われている

基本的企業案件は無いのでただひたすらハウスメーカー批判して地元仕事を増やすことが目的

たまにハウスメーカーを褒めちぎるYoutuberもいるが、大卒の元ハウスメーカー営業マン

顧客集めて紹介料貰うことが目的

自動車Youtuber

自動車の購入・乗り換えを検討している人向けのYoutuber

基本的自動車関係仕事をしている高卒がやっている

大卒エリートトヨタ日産就職して開発した自動車

とにかく褒めちぎるのが目的

「快適性」「剛性感」「しなやかさ」

などといった抽象的な言葉でとにかく褒めちぎる

褒めていると企業案件が来て、一般人にはとても乗れないような車に乗れるのでそれを目的にやっている

マイクラYoutuber

MinecraftをただひたすらプレイするYoutuber

基本的子供向けにやっているため奇声を発したり下品なことで笑いを取りに行く

子供向けに装置の作り方などを解説するのだが

小学生だと仕組みはさっぱり理解できないのでとにかく作り方だけを教えるYoutuberが人気

仕組みなんてどうでもよくてただただ無限に素材が集められれば良いのでWin-Win関係になっている

定期的(3ヶ月〜半年)にアップデートがかかるので

アップデート内容をいち早く紹介するしんどい仕事

10人ぐらいでガチでやってる人達もいてビックリするぐらい時間を浪費しているが

時給いくらぐらいなのか見ていて心配になる

呪いYoutuber

「〇月〇日に大不幸が訪れます」みたいなことをずっと言ってるYoutuber

目的はさっぱりわからないが信じる人はいるんだと思う

ただ、投稿動画履歴に2〜3週間隔で「大災害が来ます」みたいなのが並んでいて隠す気もないので

一体どういう感覚をしてたら信用するのかさっぱり分からないが

まぁ宗教ってそういうものだったか

2023-11-20

anond:20231120220510

会社に残る事が成功で、残らなかったら失敗だという定義から抜け出せよ。会社滅私奉公して大きくすることが成功だったのは山一証券崩壊までで、カルロスゴーンが日産CEOについたころには完全になくなってる。

2023-11-15

日産怒り新党

冠山峠道路イカリソースをかけると、急激に右カーブ

俺はスカイラインを一気に加速する。

峠道の下りから上りになる。

砂煙を上げながらスカイラインはコーナーを駆け抜ける。

――こちら百地です。峠道の上りで百地組が検問をやってます。たぶん、あのスピード違反の車を捕まえようとしてるんだと思います無線の声が助手席から聞こえる。

――了解だ、なんとかしてみせらあ! と叫ぶと同時に、目の前に検問

AIのべりすとで作成

2023-11-10

anond:20231110103802

そりゃ「トヨタに勝てないか日産が全部吸収合併します」ってのとおなじだ

野党野党なりにいいとこがあって投票されてるからまだ野党議席があるわけで

全部まぜこぜにしたら全部まけて一党独裁制中国になるやで

2023-11-05

ジャパンモビリティショーの感想【完成車メーカー編】

機械大学4年。

就職先がジャパンモビリティショー(旧東京モーターショー)のチケットをタダで配っていた。強制ではないが「勉強してこい」ってことなんだろうなあと思い行ってみることに。

ジャパンモビリティショーとは?

自動車メーカー部品メーカー(サプライヤー)が新型車やコンセプトカーの展示や新しい技術の紹介を行う催しであるコロナ前は東京モーターショーという名前だった。場所東京ビッグサイト

「モビリティショー」に名前が変わった理由は、車以外の次世代モビリティも展示するよ!というコンセプトを打ち出しているから。車だけではなく、車でもバイクでもない新しい乗り物を発表する場というコンセプトが、今回開催されたジャパンモビリティショーだ。

以下、各メーカーブース感想見学した順番に感想を書く。

長いので完成車メーカーブースから

部品ブースやそれ以外の感想は、思い立ったら書く

トヨタ

トヨタは新発表のコンセプトカー数台と新型クラウンランクルSUVセンチュリー、そしてモトコンポのような小型バイク(っぽい三輪車)を展示していた。

詳しい説明プレゼンなどは特にないが電飾などによる装飾は豪華で、イメージ重視な展示だったように感じた。

EVだと見られるコンセプトカー、特にオレンジ色スポーツカーに注目が集まっていたが、感想としてはかっこいいなあと思うだけ。具体的なメカニズム開発者の熱い想いが分からないと、正直面白くない。

また、新型クラウンなどもディーラー行けばじっくり眺められる訳で、人混みに揉まれながら見るもんでも無いと思った。

しかしとても良いと感じたのが、「ネオステア」と名付けられた新型のステアリングハンドルアクセルブレーキハンドル操作できるため、車椅子の人でも車を運転できる。調べてみるとパラアスリートが開発に関わっているらしい。

ネオステアグランツーリスモプレイできる体験ブースがあり実際に体験してみたが、これが面白かった。ただ単に足を使わず運転できる、という話ではなく、だれもが運転の楽しさを味わえるという点でとても良い技術だと感じた。是非市販化してほしい。

マツダ

唯我独尊、「人馬一体」のわが道を突き進むマツダブースには「だれもが、しあわせになる」というキャッチフレーズを掲げるパネルの前に初代ロードスターが展示されていた。

マツダブースの目玉は、世界初発表のコンセプトカーであるアイコニックSP」。とんでもない人だかりができていて全く近づけず、自分の目で見るのは諦めた。

また、マツダ福祉車両仕様の現行ロードスターを展示。アクセルブレーキハンドル左側に設けられたレバーで行い、シフトダウン・アップは右手だけで操作できるよう改造されている。

存在自体は知っていたものの、実際に現物を見たり運転席に座るのは初めて。車椅子ドライバーでも、スポーツカー運転を楽しんでほしい、というマツダの想いが強く伝わってきた。トヨタネオステアと並んでとても良い展示だった。

やはり、マツダエモーショナル価値観を伝えるのが巧い。「だれもが、幸せになる」初代ロードスター福祉車両仕様NDロードスター、そして往年のマツダ車と写る家族写真を何枚も載せたパネルからは、マツダが訴える運転の楽しさや車の素晴らしさがひしひしと伝わってくるし、こちらも感動して目が潤んでしまう。就職先が作る車ではないが、ロードスターだけは新車絶対に手に入れようと決意した。

スバル

スバルはアウトトレックソルテラのようなイチオシ現行モデルに加え、新型車であるレイバックを展示。コンセプトカーはEVスポーツカーの一台のみ。

そして、何よりも一番の目玉が「空飛ぶクルマであるスバルエアモビリティコンセプト。特大ファンを6つ搭載するドローン型の航空機だ。驚くべきことに、実証実験では実際に飛んでいるらしい。実証実験を含め、世界で公開されたのはこれが初。

一般的にはあまり知られていないが、スバル前身中島飛行機という航空機メーカーで、現在航空機部品の開発を行っている。「航空機メーカーとしての歴史を元に、陸空で運転の愉しさを提供します」という発表には説得力があった。

また、展示してそれっきりのトヨタマツダと違い、女性コンパニオン積極的プレゼンテーションを行い、展示車両を丁寧に紹介していた。スバル安全と楽しさの取り組みを熱心に紹介していたのが印象的だった。

メルセデスベンツ

車以外のモビリティの展示は一切なし。SクラスCクラスAMG(セダンスーパーカーエンジンをぶちこんだ超高級車)やEVなど、よくも悪くも現実的普通モーターショーな展示だった。

注目を集めていたのが、GクラスEVバージョンであるEQG。Gクラスデザインネオクラシックデザインにまとめており、普通にカッコよかった。

ルノー

現行モデルを、値段付きで数台展示するのみ。あまり人だかりはできていなかった。

もっとやる気出せ、と言いたくなるものの、出展していただけるだけでも有り難い。

トヨタ車体

ハイエースなど、トヨタ車の一部の開発を請け負うトヨタ車体。ハイエースのBEVコンセプトカー(グローバルハイエースBEVコンセプト)や、新型ヴェルファイアの4席超高級仕様である、スペーシャスラウンジ コンセプトなどを展示。

ハイエースのコンセプトカーはボンネットが長く荷室もそれほど高さがなかったため、そのままのパッケージングでは日本ユーザーは満足しないだろうと感じた。あくまでもグローバル向け、ということなのだろうか。

日産

日産は現行モデルのほか、R35GT-RnismoフェアレディZnismoスカイライン400Rを展示。そして目玉は、パキッパキデザインのBEVコンセプトカー数台だ。

コンセプトカーは相当未来を先取りしていて正直何を伝えたいのか正直良く分からない。ただ、今後は曲線ではなく面とエッジを多用したデザイン推していきたいんだろうな、ということは感じた。最近トヨタ(レクサス)やスバルもそんな感じのデザインだし、トレンドなのかもしれない。

日産ホームページを見てみるとFORTNITE とコラボしているらしく、ペルソナとなるキャラクター説明などもあるが、やっぱり良く分からない。FORTNITEをプレイできれば楽しいのかもしれないが...。

コンセプトカーの中でもひときわめだつのハイパーフォースコンセプトの名を称したスポーツカー日産としては「GT-Rかもしれないね、ふふふ...」といった雰囲気を出したいのだろうが、来場者はGT-Rしか見ていない。

車体側面にゴールド描かれた「4ORCE」の文字は6代目スカイラインRS-TURBOが由来なので全部が全部GT-Rのコンセプトカーではない。日産ハイパフォーマンスカーの歴史と、それを踏まえた未来へのイメージを表したコンセプトカーであるはずだが、ほとんどの来場客がGT-Rしか見てなかった(であろう)状況は日産ちょっと可哀想だった。

BMW

欧州メーカーでおそらく最も気合いが入っていたのがBMW。といっても、欧州メーカーベンツBMWルノーくらいしか出展していなかったが。

基本的に発売後、ないし発売間近のBEVモデルが発表の主体。コンセプトカーがどうこうというより、新型車の感触を確かめる来場客が多かった印象。しかしBEVのくせに豚鼻キドニーグリル採用するのは何とかならんのかと。

BMWもその辺は考えているらしく、次世代BEVモデルと思われるコンセプトカーの「ビジョン ノイエラッセ」で、豚鼻から脱却したデザイン披露ノイエラッセBMW70年代生産していた大衆セダンで、往年の名車をここで復活させてくるあたりは流石。

直線的なデザインであるものの、写真で見るよりもコロッとしたデザインだったのが印象的だった。フロントグリルは上から見ると大きく湾曲しており、豚鼻キドニーとは違い暖かみがあるデザインだ。4ドアセダンだが、ハッチバックSUVなど、様々なタイプにも発展していきそうな可能性を感じさせられる。今後に期待したい。

BYD

中国から黒船BYD。ネットである程度情報仕入れていたが、実物を見るのはこれが初めてだ。

エアコン吹き出し口やドアレバーなどの意匠写真で見たことがあるものの、実際に触ってみるとそのアバンギャルドさに改めて驚かされた。atto3の側面のパネルにはウェーブプレスラインが入っているなど、写真ではわからないような細かい所にも独特な意匠が施されている。リアの「BUILD YOUR DREAMS」のバッジアバンギャルドだ。はっきり言ってダサい

(モデルにもよるが)全体的に曲線主体デザインで、最新を売りにするブランドにしてはデザインの古くささが否めない。私はデザインに関しては素人だが、ダイソン20年前から続けているデザインと同じ系統ではないだろうか。

アーバンSUVセダンに加え、レンジローバー意識したようなラグジュアリーSUV「U8」や、ミニバン「D9」を展示。ゴリゴリのコンセプトカーは用意せず、現行モデルなどの現実的車両の展示が主体だった。これは「フルナインナップ戦略日経メーカーを犯すぞ」のサインだと思った。来年就職の私としては、背筋が伸びるような展示だった。

スズキ

そんなBYDの真向かいに大きな風呂敷を広げるのがスズキ。展示内容は、四輪・二輪新型モデルに加え、小型船外機や空飛ぶクルマ、小型モビリティなど、まさに様々なモビリティを展示していた。

舞台ではたくさんのダンサーが踊る演出や、MCバトルを模したような内容が含まれるなど、良くも悪くもスズキらしくポップでコッテコテな内容なので共感性羞恥がヤバかった。実用性をめちゃめちゃプッシュするのもスズキしかった。

四輪のモーターショーと変わらないような展示をする出展企業がいる中、後述するヤマハ発動機ホンダと並び、ちゃんと「モビリティショー」らしい展示内容で非常に好感が持てた。個人的には最も良い展示だったと思う。

特に小型モビリティブースは素晴らしく、四脚に小型のタイヤを装備し階段上り降りできる「MOQBA」や、高校生から高齢者まで、荷物を積んで安全かつ楽しく移動できる「SUZU-RIDE」など、いかんとも形容しがたい小型モビリティを多数発表してきた。

形容しがたい、ということは、今までにない形やコンセプトの乗り物で、例えに持ち出せる前例が無いということである。新しい価値をいくつも提案するスズキのコンセプトモデルは素晴らしい仕事だと震えたし、良質な刺激を得ることができたと感じた。

ヤマハ発動機

スズキ地元浜松のお隣磐田市に城を構えるヤマハ発動機も、「モビリティショー」らしい展示で面白かった。

3輪フルオープンEVのTRICERAは3輪操舵のシステムで、自動運転に向かう時代からこそ運転する楽しさを提案。トリシティのような3輪オートバイのTMWは(おそらく)TW225の改造車で、DIYで作ったような荒削りな車体は、かなりワクワクした。

また、ヤマハ(株)の協力のもと楽器関連の展示もあり、もはやモビリティ関係無いじゃないか突っ込みたくなってしまうが、何でもかんでも事業化してしまヤマハ発動機らしい所でもあった。

二輪車は125ccの新型車三台と、かつての伝説レーサーYZR500をモチーフにしたXSR900GPを公開。125ccの三台には列が出来ており、来場者がまたがってサイズ感を試していた。

長いスカート女性ネオクラシックモデルのXSR125に試乗していたのが印象的だった。コロナ好調だった二輪業界としては、この波に乗って若い女ライダーを増やしていきたいはず。かわいいデザインユーザーフレンドリーな車格のXSR125は、ヤマハ発動機がプッシュしたい製品であるだろう。

本田技研工業

ホンダも「モビリティショー」な展示が多く楽しめた。浜松にゆかりのある企業がモビリティショーな展示を行っているのは、実に興味深い。

ホンダジェットのコクピットに座れる展示は45分待ち。流石に断念した。

目玉は何と言っても新型プレリュードのコンセプト。新型もデートにぴったりなスペシャリティカーとしてきれいにまとまっており、GR86/BRZのようにゴリゴリスポーツカーではない。今の時代にこの価値観ウケる微妙だが、セリカシルビア亡き今、ライバルが居ない立場であることも事実。今後の動きに目が話せない車だ。

SUSTAINA-C Concept / Pocket Conceptはシティ/モトコンポ意識したようなコンセプトカー。テールライトはフルLEDスクリーンで、テールライトデザインを変えたり、後続車に「Thank You!」などのメッセージを伝えられる。サンキューハザードは誤解を生むこともあるので、是非製品化してほしいアイデアだ。

ホンダらしいと感じたのは、無塗装リサイクルアクリル外装パネル。素材の発色が良ければ塗装しなくていいじゃん!というアイデアは思いきりが良い。

レクサス

レクサストヨタとは別ブースで発表。

BEVのコンセプトカーは良く分からん。が、ゴリゴリバギーであるROVコンセプトと、アーバンSUVRZヘビーデューティーにカスタムしたRZアウトドアコンセプトには少し驚かされた。レクサスゴリゴリアウトドアはあまり似合わないような気もするが、泥遊びもレクサスラグジュアリーに楽しんで欲しいというコンセプトなのだろう。

地味に人だかりを集めていたのが、ギガキャストで作られたボディとバッテリーの見本。新型車が置いてあるスペースの裏側で目立たない所だったが、十数人の来場者がまじまじと観察していた。

特にギガキャストのボディは興味深く、スポット溶接が一切無いその様子は異様。さらに、適宜リブを配置されるなど、今までの作り方では不可能設計も見られた。「柔と剛が調和する」と銘打たれているが、剛性の最適化のためには、自動車づくりのノウハウが強く要求されそうだ。

ダイハツ

ダイハツは着せ替え可能自動車ミーモや、小型オープンカーのオサンポ、市販ささやかれるビジョンコペンなどを展示。展示車両は全体的にかわいらしいデザインで、女性来場者がかわいいと口にする声が頻繁に耳に入った。

近所を散歩するように楽しく移動できるというコンセプトのオサンポは、風を感じられるオープンカー。車高も高めなので、ちょっとした未舗装なら走れそう。買い物の帰りに、知らない道に突撃したくなるようなコンセプトカーだ。

車格は軽自動車サイズなので、オートバイに比べればお散歩の気楽さは無いだろうと感じてしまったが、あくまでも気楽に乗り出せる「クルマ」がコンセプトなのでそういうツッコミは野暮だろう。誰もがオートバイや小型モビリティを望んでいるわけではない。

ビジョンコペンはかなり話題だが、軽規格を飛び出し1.3L、FRオープンカー、となるとロードスター個性がだいぶ被ってしまう。超個人的意見だが、ロードスタータイマンするのはかなりしんどいんじゃないだろうか。値段次第な所もあるが私ならロードスター買う。

カワサキ

カワサキは二輪メインの展示。目玉はネオレトロオートバイメグロ復活。最近ネオレトロが本当に流行っているが、あらゆるメーカーがプッシュする様子を見ると、ぼちぼち流行ピークなのでは?とも感じてしまう。

また、BEVハイブリッドのニンジャを展示。カワサキターボやったりスーパーチャージャやったり、攻めた製品がやっぱり多い。ハイブリッドのバイクは車体重量を押さえられるのだろうか。

三菱自動車

SUV、というよりRVの展示のみ。 Permalink | 記事への反応(1) | 20:52

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