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はてなキーワード: Sfとは

2024-06-25

anond:20240624211517

昔のSFならではの発想で、21世紀になってみれば、AIカメラ普通に顔面認識して個別認証するんで、バーコードいらんかったよね。 

 

考えてみればそりゃそうなのよ。コード読めるなら顔のパターンも読めるわ。

コードにしたぶんだけ、偽装やすくなってるだけだもん。

anond:20240624211155

どちらかというと、週刊連載の本編に対して、隔週連載かつ脚本作画が別で、脚本SF畑の作家だったために、物語構造的な詰め方をするにはやりやすかったということなのだろう。

一人の作家が週刊連載をこなしながら長期のストーリー物語構造的な部分を手当てしていくのは本当にキツイ

週刊連載の長期シリーズで、予定調和のようにラストが決まるなんていうのは、曲芸めいた離れ業であって普通作家にこなせるワザではないし、一度出来たからと言って二度できるものでもない気がする。

2024-06-23

日常生活に根ざした漫画

その上でいろんな価値観人生があるんだよってことをおしえてくれるような作品を教えてほしいです


これらは読んでハッとなることが多くておもしろかった

追記

こんなにコメントもらえると思ってなかったのでおどろきました

みなさんありがとうございます

『違国日記』、『鬱ごはん』は気になってたけど読んだこと無かったのでチェックしま

他にも色々と教えていただき大変うれしいです

きのう何食べた?』、『僕の小規模な失敗』、『家栽の人』、『メタモルフォーゼの縁側』、『海街diary』、『明日、私は誰かのカノジョ』、『逃げるは恥だが役に立つ』、『路傍のフジイ』、『つきあってあげてもいいかな』、『氷の城壁』、『今夜はすきやきだよ』は既読かつ好きで、増田好みのチョイスありがとうございました

青野春秋作品もすごく好き(スラップスティック再開してほしいなーでも無理はいえないなー)

エチカ時間』は昔読んで面白かったのは覚えているんですが詳細を忘れてしまいました。どちらかと言えば日常というよりSFよりの設定だったような

失踪日記』は読んだ記憶あるけど内容をぜんぜん覚えてない…。また読んでみますアル中と関連して『だらしない夫じゃなくて依存症でした』はよかったです

アフロ田中はほぼ全巻読んでます。納得できるようなそうでもないような、でも妙に説得力のある例え話が好き

『君と宇宙を歩くために』は第一話が完成されすぎていたので自分の中で終わらせてしまってました。続きも読んでみます

ヨコハマ買い出し紀行』はたしか日常ものだけど!

anond:20240623224448

教育ママパパがしたり顔で買ってやるようなお勉強マンガ(失笑)みたいにセレクトするのやめーや

言いえて妙

そろそろ男性の性欲をコントロールすべきでは この反対語は、そろそろ女性の性欲をコントロールすべきでは、になるのだろうか

前者は男性の性欲を抑制することで社会から性的ハラスメントを撲滅するべきであるという文脈で使われる。

後者少子高齢化に対する対策として女性の性欲を向上させることで計画外の妊娠を促すという意味合いで使われる。

男性の性欲を抑制する効果がある薬はどうやら存在するようである

女性の性欲を向上させる薬というのは存在しないようである

から後者に関しては完全にSFファンタジー世界仮定の話になる。

もちろん、前者も完全に仮定の話になるのだが。

どちらの場合でも、その性欲をコントロールする機関なるもの存在必要になるのでは?

この場合、実行可能なのは国家ということになる。

国民の性欲をコントロールするべく、コロナワクチン摂取イベントのようなものを定期的に実施するべきであるという主張とも言える。

これを行った場合、確実に税金健康保険料は上昇する。

前者の場合は、そのことで失ったお金を取り戻すすべがない。

後者場合は、少子高齢化対策として機能して人口が増加するようであれば国力の上昇につながるならば経済的にもとは取れるかもしれない。

そのような話の前に、そもそも国家国民に対して、公衆衛生的な目的乖離した目的で定期的に薬剤を投与するようなことが許されるのか?という話をしなければいけない。

コロナワクチンですら反対派は存在する。

おおよそ、そのようなことが許されるわけはないのは言うまでもない。

から、性欲をコントロールする主体国家を想定しているのであれば、かなり頭の悪い人の言動ということになる。

あるいは、なんらかの自主規制として社会がそのような暗黙の了解形成するべきという理論なのだろうか?

個人自主的に性欲を抑制したり、上昇させたりすることを期待しているのであろうか?

例えば、喫煙という行為社会プレッシャーにより大幅に抑制されている。

そのようなもの社会合意形成するべきであるという主張なのだろうか?

前者の場合セクハラやあるいは性的暴力抑制する目的のための手段として主張されている。

しかし、そのような効果はむしろ副次的ものである

もしも男性がその性欲を抑えることをした場合に与える社会的な変革のうちの瑣末事でしかない。

まず子どもの出生が減るのは間違いない。

意図しない妊娠ゼロになるからだ。

これにより国力は現在より更に低下する。

そして上記にも書いたように国家が何らかの形でそれに関与するならば、そのような国家意図的に国民コントロールする術を手に入れることになる。

そのような権力行使する国家とは極めて自由のない国家となりえる。

また社会差別さらに進むことになる。

性欲を開放するときに選別が行われるからだ。

おそらくは合意の取れたパートナーがいる場合に限り、性欲の開放は許可されることになるのであろう。

そのようなパートナーがいない場合には、その性欲は有害である判断されてその性欲は否定される。

まりセルフプレジャー存在しなくなる。

このことは性産業さらには性風俗産業にたいしても壊滅的なダメージを与える。

性関連サービスで働く人達はその収入源を失うことになる。

女性性的な魅力を失うことになる。

これは結果論としてだ。

男性に性欲がなくなれば、女性に対して性的な魅力を感じなくなることになる。

まり女性男性に対して性的な影響力を行使出来なくなる。

このことは女性に対して有利に働くケースもあるが、不利に働くケースもある。

もともとの目的である暴力を防ぐことはこれによりなくなる。

一方で性的な魅力を失った場合にも、女性社会的な地位現在同様に維持できるのかは予測がつかない。

おそらくは女性にとっては不利に働く。

ものすごくハンサム男性が何らかの事故などによって顔面に激しい損傷を受けた場合にも今までと同様に生きていけるか?という問題想像すればわかりやすいかも知れない。

女性性的な魅力を失うことで、そのゲタはなくなることになる。

そのときにより厳しい局面を迎えるのは、能力のある女性ではなく、能力の低い女性である

弱者女性誕生する。

結婚風俗産業経済的にその女性を救うことが難しい社会形成される。

そのための社会福祉が必要なるが、そのような予算が捻出できなければ、国家はその女性たちを男性にあてがうことになる。

全体として国家男性の性欲を抑制した場合、あまりハッピーな方向へと向かわないはずだ。

おそらくは、その国は滅びる。

そもそもがすべてファンタジー世界の話であり、真面目に考えるような話でもない。

また

男性の性欲を薬でコントロールするべきであるという主張は

女性の性欲を薬でコントロールするべきであるという主張の

裏返しであり

前者を主張する人間

後者を主張することも容認するということである

そのことを自覚せずに前者を主張するような人は馬鹿はいわないが少し考えが浅いと判断できる。

もう少し自分が何を言っているのか深く考える習慣を持つべである

仮にも学問世界で生きているような人間であるのなら、特に

2024-06-21

anond:20240621111733

戦争は無くすことできるよね。実際、札束や独占で戦ってるし

 

争いは人権無視監視社会にしたら防げるのでは?

ビー!この行動は条例違反です!みたいな

 

人権無視しないで争いが起きない未来は、誰もが飢えず、愛を手にできる世界だと思うけど、

育児有機アンドロイドパートナー有機アンドロイドでも付与しとけばいいんじゃなかろうか

 

すべての人が愛を手にした世界では、なぜか緩やかな死に向かうがSFに分類される作品鉄板だけど、

愛を得ることと好奇心失うってイコールになるか?って思ってる

リスクを取らないので課題対応する速度が遅くなるはあるだろうけど、

ゆうて適任者がちゃんお仕事すればリスク取る必要なく解決できそうだしなぁ

強いていうならハズレ個体がハズレなことして新たな知見を得るみたいなのは減るかもだが

それって人類の滅亡に関わるレベルになるかなぁ

anond:20240621111025

AI自我には目覚めてないんだけど

人類が「戦争や争いをなくしてください」っていうプロンプトを書いた場合

「完全に目的を満たすには人類を滅ぼすことです。実行しますね。」っていう回答が得られるとか

そういうSFもよく見る気がする。

2024-06-19

anond:20240618170245

こういう独自解釈って都合の悪い部分は全無視から無意味だよ。

500万年前のはずが500万年後だったらもっとSFでいいし、逆に類人猿側が何かを教える描写無いと成立せんやろ。

2024-06-18

宇宙服で顔を隠した未来

宇宙服で顔を隠した未来人が、最後に顔を見せたら、類人猿だったってSF

古いSF小説であった気がするネタだけど、あれって猿の惑星の前だったんだろうか、後だったんだろうか?

マンガでやったのはアラレちゃんだった気がするが。

2024-06-17

anond:20240617010115

歴史的時間軸は存在せず、類人猿も人の祖先として描きたかった。そして時間の垣根を越えてホームパーティーをする。

これはあり得ない話であり、あくまフィクションとしての映像作品であると。」

弁明がこれだから本人はマジで何も考えてないんだよな

SFオタク妄想擁護しても困惑されるだけだろ

anond:20240617005636

人の祖先ならなんで現代的な住居に住んでんだよ

ループものSFの基本なんだけど一から十まで説明して貰わないとわからない感じ?

anond:20240617004253

俺もめちゃくちゃ猿の惑星っぽく思えるんだよねえ

 

植民地美化だ!と頑張ってる子とのやりとりで

文明的な家で生活してる猿の意味はなんだろう?」

って何度も何度もほのめかしたけど気づいてくれんかったみたい

 

どう見てもあれ「アメリカ大陸の未開人」じゃなくて

文明が滅びたあとの遺跡に住んでるSF新人類」なんだわ

 

誰か気づくかと思ってずーっと眺めたりヒント出したりしてたけどダメだったな

てかアホだとそもそももう猿の惑星知らんかもな

2024-06-15

anond:20240615091700

でもいつもいつも他社の創造()の斜め上をリフトオフするSFデザインは凄いですよね?

2024-06-13

線形代数勉強していた頃、

僕はその概念プログラミングにどう関連しているのかを理解するのに時間がかかった。

しかベクトル空間行列操作コードの中で美しくシンメトリーを描く瞬間を発見した時の驚きは、シュレディンガーハイゼンベルクの式が同じ結果を示していたことを知った時のそれに似ていた。

現実理論が一致するその感覚は、あのときの僕の混乱とシンクロしていたのかもしれない。

デバッグ作業の合間に僕はふとネットサーフィンに耽ることがある。今日もそんな日だった。仕事に行き詰まり何気なくSNSを眺めていた時、ひとつ広告が目に入った。

いたこともない小説だった。ただ何となくその本のタイトルに僕は興味を引かれた。

普段は本など読まないプログラマーの僕が、なぜかその小説に惹かれたのだ。クリックすると古びたオンライン書店のページに飛び、その本の概要が表示された。

SFミステリーの融合、奇妙な登場人物たち。そして何より、レビューは一切なかった誰も知らない小説、誰も語らない物語

そんな時、妻がリビングから現れた。彼女の顔には疲れと苛立ちが混じっていた。夫婦生活はすっかりすれ違っていた。彼女は朝早くから仕事に出かけ、僕は夜遅くまでコーディングに追われる。二人の生活リズムはまるでパズルピースが合わないかのようにぎくしゃくして、欠けてしまったパズルピースを探すほどの元気もゆとりもなかった。

仲違いの理由は妻の不倫関係にあった。僕はそのことを知っていながらも何も言えずにいた。

ある夜、僕が帰宅した時、妻は知らない男と電話していた。僕がその会話を聞いてしまった瞬間から心の中で何かが壊れた。

「またネットで何か探してるの?」彼女は僕を見下ろしながら冷たく言った。

「ただの小説だよ。何か面白そうだったから」と僕は言い訳がましく答えた。

彼女はため息をつき、何も言わずキッチンに向かった。その背中見送りながら僕は自分の無力さを感じた。すれ違いはいつの間にか深い溝となり、その溝は埋まることなく広がり続けていた。

デバッグ作業に戻るとふと机の片隅に一本の指の模型が目に入った。かつてあるハッカソンで作った人工指だ。触覚センサーを内蔵し人間感覚模倣することができる優れ物だったが、結局プロジェクト頓挫しその模型けが残った。何かを触れ何かを感じるために作られたものが、今ではただのオブジェクトとなっている。それが僕自身の姿と重なって見えた。

ある日、三毛猫のミケが窓辺に座っていた。ミケは僕たちの唯一の癒しだった。僕がミケを撫でると、彼女は満足そうに目を細めた。猫の可愛さは、まるで不確定な世界の中で確かな存在感を持つシュレディンガーの猫のようだ。そんな時、妻が外から帰ってきた。手には一束のたんぽぽを持っていた。

公園で見つけたの。綺麗だったから」と彼女は微笑んだ。

僕は驚きながらも、そのたんぽぽを受け取った。

いたこともない小説

デバッグ作業の合間に、僕はふとネットサーフィンに耽ることがある。今日もそんな日だった。仕事に行き詰まり何気なくSNSを眺めていた時、ひとつ広告が目に入った。「聞いたこともない小説」そう銘打たれたその本のタイトルに僕は興味を引かれた。

普段は本など読まないプログラマーの僕が、なぜかその小説に惹かれたのだ。クリックすると、古びたオンライン書店のページに飛び、その本の概要が表示された。SFミステリーの融合、奇妙な登場人物たち。そして何より、レビューは一切なかった誰も知らない、誰も語らない小説

そんな時、妻がリビングから現れた。彼女の顔には疲れと苛立ちが混じっていた。夫婦生活はすっかりすれ違いがちだ。彼女は朝早くから仕事に出かけ、僕は夜遅くまでコーディングに追われる。二人の生活リズムはまるでパズルピースが合わないかのようだ。

そして、僕たちの仲違いの理由は、妻の不倫関係にあった。僕はそのことを知っていながらも、何も言えずにいた。ある夜、僕が帰宅した時、妻は知らない男と電話していた。僕がその会話を聞いてしまった瞬間から、心の中で何かが壊れた。

「またネットで何か探してるの?」彼女は僕を見下ろしながら冷たく言った。

「ただの小説だよ。何か面白そうだったから」と僕は言い訳がましく答えた。

彼女はため息をつき、何も言わずキッチンに向かった。その背中見送りながら、僕は自分の無力さを感じた。すれ違いは、いつの間にか深い溝となり、その溝は埋まることなく広がり続けていた。

デバッグ作業に戻ると、ふと机の片隅に一本の指の模型が目に入った。かつて、あるハッカソンで作った人工指だ。触覚センサーを内蔵し、人間感覚模倣することができる優れ物だったが、結局プロジェクト頓挫し、その模型けが残った。何かを触れ、何かを感じるために作られたものが、今ではただのオブジェクトとなっている。それが僕自身の姿と重なって見えた。

やけになった僕は、深夜の街をさまよい、風俗に足を運ぶこともあった。そこでは、まるで別の世界が広がっていた。虚無感と欲望交錯するその場所で、一瞬の逃避を得るためだけに時間と金を費やした。

ある日、三毛猫のミケが窓辺に座っていた。ミケは僕たちの唯一の癒しだった。僕がミケを撫でると、彼女は満足そうに目を細めた。猫の可愛さは、まるで不確定な世界の中で確かな存在感を持つシュレディンガーの猫のようだ。そんな時、妻が外から帰ってきた。手には一束のたんぽぽを持っていた。

公園で見つけたの。綺麗だったから」と彼女は微笑んだ。

僕は驚きながらも、そのたんぽぽを受け取った。

夜、僕は届いた小説を読み始めた。ページをめくるたびに物語は奇妙に絡み合い、現実と夢が交錯する。登場人物たちの葛藤や喜びが僕自身感情リンクしていく。やがて僕は一つのことに気付いた。その小説は僕たち夫婦物語と重なっていたのだ。

翌朝、僕は妻にその小説のことを話した。彼女は驚きながらも興味を示し、僕たちは一緒にその物語を読み進めることにした。ページをめくるたびに僕たちの心は少しずつ近づいていくように感じた。

たんぽぽが咲き誇る春の日、ミケは僕たちの間でくつろいでいた。僕たちの生活は完全には戻っていないが、少しずつ、確かに何かが変わり始めていた。それは一本の指のように繊細でありながらも、確かな感覚を伴っていた。

たんぽぽ花言葉を調べると、それは「真心の愛」だった。

ミケとたんぽぽに囲まれ日常は、少しずつ色を取り戻していく。

anond:20240613105440

覇権ゲームをやるのに忙しくてここ数年アニメはまったく見てないわ

特に少年漫画原作アニメ異能バトルみたいなやつは作風も絵柄も好みに合わんのばかりだったしな

最近流行りはそっち系女子好みそうなもんばかりで辟易してる

ググったらなんかこれも女子好みしそうな恋愛ものっぽいな?いや男がまじってるけど女子メインのアイデンティティこじらせ系か?

SFテイストのやつなら見るかもしれんがなあ。まあ俺も青春っぽい劇場アニメならここさけとか好きだったけど

テレビアニメなら色づく世界明日からみたいなふんわりした雰囲気のなら好きだけど

これは小説版の表紙絵とか見る限り拒否反応でるタイプのドロっとしたやつだと俺のセンサーが感知した間違いない

こういうの女子露悪趣味に付き合わされてる感じがして嫌いなんだよな

今アツいのはPC版がある系のモバイルゲームなんだよ

アニメよりリアルタイム長期間神展開を見守っていくもんだからせいぜい3ヶ月で旬が過ぎるアニメよりも思い入れの厚みが違って心が豊かになるぞ

製作にかかってるカネも段違いで下手なアニメよりアニメしてるから

オーディオ趣味もあるからオンラインゲームめっちゃ金かかったオーケストラ聞けるのとかやめられるわけがない

anond:20240613101215

しろお前のような臆病者こそ他人をそういうダメなヤツだと思い込みたがる

だがガチオタク現実人間に期待をしないのは臆病だからでもコンプレックスがあるからでもない

ただ純粋2次元キャラクターが見せるイデアビジョンや、物質に縛られないサイバー電脳社会人格進歩を遂げる精神主義社会が素晴らしいと思っているからで、SFのように肉体や生殖を超越した環境でこそ人はやっとアニメキャラのように純粋アバターとして振る舞えるようになると信じているからだ

肉体由来の欲求というのは人間進化を縛りつける枷だと思わないか

anond:20240612202143

ライトノベルという名称が生まれた時点でコバルト系の小説ははっきりと含まれてたってことはもう少し知られてもいいとは思う

ライトノベル少女向けレーベルは含まれるのかの議論になると明らかにこのへんを事実誤認のまま語られることが多いか

ライトノベル - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%8E%E3%83%99%E3%83%AB

ライトノベル」の命名は、1990年初めにパソコン通信ニフティサーブの「SFファンタジーフォーラム」において、それまでのSFファンタジーから独立した会議室を、会議室シスオペであった“神北恵太”[注 1]が「ソノラマ・コバルト」などのレーベルから出版物に「ライトノベル」と名付けたことが始まりであるとされる[23][24]。

2024-06-12

少女小説、もしくは「女性向けラノベ」とラノベ関係

言いたいこと:少女小説ラノベに含めても無視してもボコボコに叩かれる」という難しい状況がある。

女性けが省かれるラノベ150選

いま、ライトノベルオールタイムベストを選出する作業が進められている。

ラノベ社会に認められるためには、売り上げだけが唯一の評価である現状では差し障りがある。文化としての成熟には体系化と批評存在必須であり、その一歩としてたいへん意義のある活動と言えるだろう。

その暫定的な成果であるラノベ150選が先日公開された。

あくまで叩き台であり、作品数的にもより拡張した形を目指していくようだが、現時点でも各年代に目の行き届いた、ラノベ歴史の流れを俯瞰できる内容となっている。

ただ、この手の企画はどのような基準で選んだとしても、あれがないこれがないという不満はどこかから出てしまものだ。ラノベ150選も例外ではない。

その中で今回特に目についたのが、「女性向け作品がない」という声だ。

これに対する企画者の返答は、女性向け作品については単独ガイドブック等が先行して存在しているから、というものだった。

合理的判断だと思うのだが、これでも納得していない人は多い。少女向けをないがにしろにするのか?と憤慨し、容赦なくボッコボコである

増田は、ライトノベル少女小説(もしくは「女性向けライトノベル」)の歴史のものについてはともかく、ライトノベル少女小説との関係性についてはちょっとした知識がある。

今のままでは企画者氏があまり不憫なので、これについて簡単解説しておこうと思う。

「ソノラマ・コバルト系」から始まったライトノベル

用語としての「ライトノベル」が誕生したのは、1990年

ニフティサーブSFファンタジーフォーラム内で増えてきたある種の若者向け小説話題を別会議室独立させるにあたって、管理人神北恵太氏が命名したものである……

といった事実は、ラノベ史ではすでに常識と言っていい情報だ。

もちろん名前はそうでも、ジャンルとしてのラノベ自体が90年に突然生まれたわけではない。起源をいつとするかは諸説あるものの、ラノベ作品はそれ以前から存在していた(存在命名の順であってその逆ではない)

そのようなラノベ小説群は「ライトノベル」が定着する以前には、個人コミュニティごとにさまざまな呼ばれ方をしていた。そのうちの一つに、ジャンル代表的レーベルから取った「ソノラマ・コバルト系」というものもあった。

言うまでもなく、コバルト文庫少女小説代名詞というべきレーベルである。つまり命名の時点では「ライトノベル」は少女小説(の少なくとも一部)を当然に含むような形で規定されていたということだ。

(ここでの「少女小説」とは当時のコバルト文庫ティーンズハート文庫などのことであり、たとえば吉屋信子や創刊直後のコバルトシリーズなどは当然ながら想定していない)

以後、他メディア化の機会などの関係男性向け作品の方が存在感はあったものの、ライトノベル(的なもの)は女性向けを含めたひと塊のカテゴリとして扱われていく。

2000年代に入り、語としての「ライトノベル」が一般に定着して以降も、この認識はそれほど変わっていなかったはずだ。

少女小説ライトノベルではない

この状況に大きな変化をもたらす出来事が、2010年代前半に起こった。

まずは2013年とある文学研究者ツイッターでこのような発言をしている。

少女小説ラノベそれぞれのジャンルについての価値判断を含んでいるとまでは言わないが、これが少女小説の側に立った発言であることはまず間違いないだろう。

少女小説ライトノベルではない。

それまでの一般的なラノベ定義史観を覆す、非常に大胆な主張である

ただ、一部のラノベ読者が過敏に反応はしたものの、この時点ではアカデミシャンとはいえあくまでいち個人の主張に過ぎなかった。

それが正式な形で世に出たのは、2014年のことになる。著書としての刊行である

この本で研究者氏は丹念に事実を積み重ねた論証により、まさに「少女小説歴史的にライトノベルではない」ことを証明してしまったのだ。

詳細は省くが、

少女小説戦前から少女文化独自伝統を直接的に受け継ぐ文学ジャンルライトノベル戦後マンガ文化等の影響から新たに生まれた新興の娯楽であり、その出自からして全く異なる別物である

ということだ。

この、市井オタクではとうてい太刀打ちできない完璧な形の少女小説ラノベ論の出現により、少女小説ラノベ派の多くは白旗を上げて沈黙することとなる。逆に、少女小説ラノベの枠内で扱われることに不満を感じていた少女小説業界関係者・読者は、我が意を得たりと快哉を叫んだ。

日本文学研究者による恐らく初めての本格的なラノベ論ということもあり、この本はもともとラノベ少女小説に興味のあった人間にとどまらず、幅広い層の人々に読まれていった。今やラノベ関連の研究ではほぼ必ず参照される一冊となっており、アマチュアでもラノベ定義歴史を語るなら必読と言っていいだろう。

これによりパラダイムが決定的に転換し、少女小説ラノベに含めるような人間は、もはやそれだけで時代遅れな「分かってないやつ」の烙印を押されるまでになったのだ。

フェミニズム的な意識の高まりにより、女性文化少女小説)の功績を男性側(ラノベ)が都合よく収奪してきた、という構図に気まずさを強く覚えるようになったのも、この傾向を後押しした)

この空気の変化は以前/以後と呼んでいいほどに劇的なものであり、刊行から10年経った2024年現在にいたっても、更新される気配は特にない。

少女小説ラノベでなくても

お分かりだろうか。

まり少女小説は「ライトノベル」ではない、というのは、もともと少女小説サイドが言い出した主張なのだ

現在では、ラノベ定義歴史との関連で(特に男性の論者が)少女小説に触れる際には細心の注意が要求されるし、実質的にはほぼタブーに近い。

企画者氏がラノベ150選から女性向けを除外したのも、世間のその暗黙の風潮におとなしく従ったという側面がやはりあるのではないだろうか。

加えて企画者氏の場合は、かつて不用意にレジェンド少女小説作家を「ライトノベル作家」と呼んで、少女小説から激しい批判に晒された当事者でもある。そのため今度は、なおさら慎重に配慮したつもりだったのだろう。本人としては。

結論として今回の件は、気遣いがすれ違ってしまった悲しい事例ということになる。

少女小説読者といっても一枚岩ではないし、自分はそんな配慮ぜんぜん嬉しくない。多数派がどれだけ否定していても自分少女小説ラノベに含めるべきだと言い続けるぞ。という人もいるだろう。その気持ちもよく分かる。

分かるが、少女小説ラノベに含めても無視しても必ずどちらかからボコボコに叩かれることになる、板挟みの苦しい立場のことも少し考えてみてはもらえないだろうか。

オールタイムベスト企画者氏は現在文化としてのラノベ保全のため「ライトノベル図書館」の設立計画を進めており、クールジャパン予算を獲得すべく自民党国会議員に働きかけている。ラノベオールタイムベストはその陳情材料にもなる予定らしい。

こうした活動文化的な意義を踏まえた上で、できれば多少の意見の相違は呑み込み、振り上げた拳をどうかそっと下ろしてはくれまいか……

という、無関係第三者増田からのお願いでした。

レスゾーン

長え! 一番言いたいことを最初に置いとけよ。

追加しときました。

核心部分が何で匿名やねん

はてな規約関係っすね

ラノベルーツの1つは少女小説である」と「少女小説ラノベである」は意味全然違うと思うが(後者を主張してる人いる?)

ラノベオールタイムベスト”に、ある少女小説を推すとした場合、(少女小説全体やレーベル全体ではなく)少なくともその作品は「ラノベ」で(も)あることが自動的に前提となるのでは。

逆に言うと、ラノベではないがラノベオールタイムベストに入れろ、は通らない。

逆になんでそんなに熱心に漫画しろラノベしろ女性向けのもの排除したがるのがわからんモチベが怖い。

排除ではなく、少女小説の側がラノベに括られることを拒否した運動があった、という話です。

クール・ジャパンから公金を引っ張るために少女レーベル未分化期を無視するのは仕方ないキリッ されて、納得は出来ないですけど………

リストから少女向けを除外した理由(と思われるもの)と、批判トーンをなるべく抑えてほしい理由は、別々に書いたつもりです。

wikipediaより「1990年初めにパソコン通信ニフティサーブの「SFファンタジーフォーラム」において〜「ソノラマ・コバルト」などのレーベルから出版物に「ライトノベル」と名付けたことが始まりコバルト入ってるやん

はい

その話を本文に書いています

その、とある文学研究者って誰だよ。名前を出してくれないと分からないよ。2013年の事なら記憶にありそうなものだが思い当たる人がいない。

ツイートの件はともかく、著書の話を見ても心当たりがないなら、たぶんそもそも知らないんじゃないかな……

そんな知らん研究者お気持ちなんか知らんがな その研究者とやらが何言おうが150選選んだのはその企画者だろう

その「知らん研究者お気持ち」が定説化して力を持ってしまっているという現実があるのです。

 「女の扱いがわからいから透明にしておきました!」

たとえとして適切か分かりませんが。

ナンパ不快に感じるA子さんと、女をナンパしない男は無礼だと信じるB子さんがいるとします。二人のナンパに対する意識は、事前に外から判断できないものします。

この場合男性が取るべき行動は、ナンパをするではなく、ナンパをしないになるのではないでしょうか。

後者消極的不作為に過ぎませんが、ナンパ行為はA子さんにとって積極的な「加害」となるからです。

SFとか未来描写ありがちな空中に表示される液晶モニタみたいなの

いつできるのよ?

もうフィクションで見飽きたんだけど

2024-06-11

日本版文字だらけポスターが刺さってる層の一人だけど

映画は基本興味ない。

でも「豪快アクション」とか「ラブコメ」とか「スリリングサスペンス」みたいな作品は常時求めてはいて、基本的にピッコマとかの漫画アプリでその欲を満たしてるよ

で、そういう状態から映画ドラマポスターで「これはこういうアクション映画です」とか「こういうカタルシスがあります」てわかりやす説明されてると、あー見たいかもって思うもん。週末ちょいお出かけして行くかなってなる

マンガアプリでいいマンガいかなーて検索するとき自分は「ラブコメ」「SF」「ミステリ」みたいなジャンルごとのランキングを見てサムネ画像タイトル見て決めるから、その延長。

かに、元のポスターのほうがカッコイイなって自分も思うんだけど、自分ポスター愛好家んじゃなくて映画の中身がどうなのか知りたいから、情報は多ければそりゃ助かるし見たい気持ちも膨らむ

トラペジウムの評価が高すぎるんだけど、オタクって叙述トリック的な作品カメ止め的な作品)に対しての耐性下がりすぎてない?

つうかさ、最初舐めてた相手が実は強かったときの落差に弱すぎるよね。

イコライザー系耐性-200%っていうか。

けもフレが伸びたときもこの流れだった気がするわ。

最初舐めてる→叩くために群がる→意外と面白かったぞ→未だにこの作品バカにしてる表面しか見てない雑魚と違って俺達の凄さ(ニチャァ

マジさ、こういうのもうダサいから辞めなよ

所詮エロゲだと思っていたら真っ当にSF純愛モノ出てきただけで大絶賛みたいなのさ

お前らって、本当に単純だよな。

一見したことなさそうな作品が実は凄いことを知ってる自分たちのことを自慢したいだけなんだろ?

プリキュア仮面ライダー馬鹿にしない俺達マジカッケエみたいな消費の仕方、いい加減やめろよ。

作品はさ、コンテンツはさ、消費によってアイデンティティを構築するための手段じゃね―のよ。

お前らは評論家を気取れてる気なんだろうけど、実際には知育玩具をただ普通にクリアしただけの園児と大差ないんだよ。

ねるねるねを普通に混合できただけなのに、自分が偉大な科学者になったと勘違いしている幼稚園児なんだよ。

そのレベル作品と向き合うのやめなよ。

勇気が1000倍のアンパンマンもあることを知っているからって、それはお前が他の園児より優れていることなんて1ミリ意味しちゃいねえよ

anond:20240601175720

別に新しい理論説明論文じゃないといけないとかないからなあ。フェミニズムSFとかまさにそうやろ

2024-06-10

菊地秀行インタビュー まとめ①

インタビュー動画https://youtu.be/76X-haviyIk

  

Q.作家になろうと思ったきっかけは?

  

A.若い頃は作家になれるとは全然思っていなかった。(※菊地秀行氏は作家になる前には翻訳を手がけている。)処女作の『魔界都市新宿〉』の増刷が出たときに、作家でやっていけると思ったのでなろうと思った。学生時代渋谷手相見にあなた作家になれる、と言われたこともある。

Q.初めて読んだ文学作品は?

  

A.僕の子供の頃は、僕の好きなホラーSF図書館にも本屋にも置いてなかった。学校で言えば、子供向けのポーやスティーヴンスンの『ジキルとハイド』シェリーの『フランケンシュタイン』を読んでいた。

純文学作品殆ど読んでこなかったので、あまり他の作家とはそういう話はしないようにしている。

  

Q.好きな作家、影響を受けた作家は?

  

A.日本では山田風太郎。この人がもうトップSFだとレイ・ブラッドベリホラーだとラヴクラフト

漫画だと貸本が好きで、ダントツに才能があるなと思ったのは水木しげる白土三平楳図かずお小島剛夕

  

(続く)

2024-06-09

PP2倍待ちの貧乏人云々喚いてるやついるけどSFでの維持Cなしでステータス取れるような人って時間の都合でそうそ国内線ラウンジ使わな気もしますね

関東住みなら国際線国内線もないし

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