本家が40巻かけても描ききれなかった「憧れと現実、師弟愛と守破離、変わる決意と変わらぬ決意」の要素を半分以下の15巻で綺麗に描ききってしまった。
本家が下地を整えてくれた上にジャンプ+という打ち切りプレッシャーの少ない場所でのびのびとやれたおかげもあるのでしょうが、それにしたって物凄いことです。
日本中を飛び回るスーパーヒーローとしての決め台詞「私が来た」に対しての、地域密着型ヒーローとしての決め台詞「俺がいる」。この2つのヒーロー像が一人の少年の中で渦巻くことにより、世界を救う戦いと最愛を守る戦いに同時に挑ませることになっているのも面白いですね。
憧れの人に近づきたいというキラキラした雲を掴むような願いではなく、すぐ側にいる誰かを助けたいという気持ちの小さな積み重ねが光り輝く未来へつながるというストーリーも実に少年漫画として気持ちが良かった。
なにより私が評価しているのは、「俺がいる」がただの狂人の言葉で終わらないことです。
最初こそ迷惑なオッサンの決め台詞だった「俺がいる」は、次第に頼もしいヒーローの言葉となり、素朴なる祈りともなり、そして何よりも熱い誓いともなっていく、この過程の中で航一と読者の中でヒーローのあり方に対するステレオタイプな憧れが姿を変え、「何を守りたくて力を振るうのか」というかより本質的な問へと変わっていく構成が本当に巧みだ。
ヒーローとはなにか、どういったヒーローになりたいのか、なぜヒーローになりたいのか、なぜヒーローが必要なのか、ヒーロー社会の根源に流れる問が一人の少年の背中越しに一つの道として描かれる。
「個性社会におけるヒーローのあり方とはなにか」という難問に、ヴィジランテ(非合法ヒーロー)というタイトルを冠するにふさわしいだけの完璧な解答をしてみせたとても素晴らしい作品でした。
物凄い売れている。
そもそもヒロアカが売れていたからヴィジランテが生まれたわけですから。
ですが、一つの漫画として、少なくとも「ヒーローとはなにかへの回答」としては、ヴィジランテの方が一枚上手だったと私は思います。
真の正義とプロ資格は関係ないっていうのを1話で明言してる時点で原作を上回ってるよな
ファネッフー!
個性の後出しが酷かったな
15巻ってじゅうぶん多いよな 漫画の巻数インフレし過ぎ
白雲にヒーローとしての覚悟で負けたと感じた相澤が、卒業と同時にヴィラン渦巻く夜の街へと飛び去っていくシーンとか凄いよね。 元々は他人のキャラなのに「なぜこのキャラはこん...
普通に本編の方が面白いけどね
本家ヒロアカは読み込むことができればめちゃくちゃ面白いんだけどね これは面白くない漫画だという決めつけによる先入観が邪魔してそう どっちも別方向で面白いのに、本家を下げて...
ヴィジランテ読んだことあるけど普通につまらんかったやで。 まあヒロアカも終盤の方はつまらんけど。
ワイはヒロアカ読んだことあるけどヴィジランテはないやで😟
ワイはどちらもないやで😭
前も増田で話題になってた気がするけど、 「ヒーローがもし現実世界にいたら?」の思考実験みたいなテーマの漫画や映画って何が走りなんだろうね? 自分はペニスマンだと思うけど
すまん。 超人Xしか読んだことないわ
まあ堀越と古橋じゃキャリアが違いすぎるからな
素直にヴィジランテを褒めれば良いのにわざわざヒロアカを貶しに来る幼稚な精神性。これは増田の鑑。
でも今やってるスパイダーマンはつまんないよね
そんな・・・ブクマカ絶賛の古橋秀之が書いてるのに・・・
どちらかというと、週刊連載の本編に対して、隔週連載かつ脚本作画が別で、脚本がSF畑の作家だったために、物語構造的な詰め方をするにはやりやすかったということなのだろう。 一...
ポップステップちゃん結局活躍せんかったな……
今こそソリッドファイターを読めと言いたい
id:incubator デクがこれをやれなかったのは何故だろう。 無個性だったところに大きすぎる力と責任を与えられてヒーローの頂点に立つことを義務付けられてたからだろ。 恵まれた個性...
ブクバカくんさぁ、ヴィジランテのほうが作品として上質なのはお前らも認めるところだろうに「ヒロアカくんもヴィジランテくんもどっちも面白かったね、たはは……w」ってお世辞言...
ふたば民って凄まじくヒロアカ嫌ってるよね
ヴィジランテ1~2巻でリタイヤしたから知らなかった 続き読んでみようかな
ヴィジランテ好きな人って「ヒロアカにはこれを期待してたけど作者が天邪鬼だったせいで全然見せてくれなかった」みたいな逆恨みですらない何かを抱えてそうなのがやたら多いよね...