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はてなキーワード: 就職氷河期とは

2018-01-22

差別のはなし

私の家は2004年あたりまでラブホテル経営していた。男同士の宿泊お断りだった。

母の話だとラブホテル経営し始めた当初は男同士も問題なく受け入れていた。90年代になって経営し始めたうちのホテルではとにかく客がほしかった。

そのもっと前だとエイズへの恐怖で男同士を禁止するラブホテルが多かったみたいだけど、うちが経営し始めた頃は感染理由も広まり無知の恐怖で断る必要はなくなっていた。

最初は受け入れたうちのホテルだが、すぐに断るようになった。これも母が言うには「すごく汚すから」という理由だ。

清掃費や従業員精神負担考慮すると断るしかないとのことだった。そうじゃなきゃ潰れてしまう。

男同士の客の8割は汚くしたと母は言っていた。そのなかでは宿泊施設がなく友人同士で泊まるケースもあったので男性同性愛者が汚す率は実際は8割を超えてたと思う。

経営者としてとにかく客=金が入ればいいので、差別意識で断ってるラブホテルあんまりないんじゃないだろうか。

でも差別と訴える人は、そのなかにいた<汚さない人>なんだと思う。彼らにとってはそりゃあ理不尽な話だとも思う。

私は差別生活が天秤にかかったときにどっちを選ぶかと問われたら差別を選んでしまう。

差別される側としてもその感覚骨身に沁みている。ラブホテルをやってる家の子供、<ザイニチ>の子供として。

小学校の通学路近くにラブホテルを建てたものから散々クレームが来たうえに、これだからザイニチは・・ともよく言われた。

金に汚く性的なことを子供にあけすけに話す母親と母の内縁の夫と暮らしながら、家では日本への呪いを、外では日常的な差別を受けてきた。

学校ではあだ名が「姫」だった。ラブホテル=お城=姫ってわけだ。地味でお世辞にも姫っぽさのかけらもない私が「姫」と呼ばれてることを教師たちは問題視することはなかった。

言葉自体には悪い意味はなかったから。

ザイニチの私はザイニチだと言われつつもそれで得したこともある。就職氷河期短大出の私がそれなりに良い条件でそれなりの会社正社員になれたのはそのルーツによるコネのおかげだった。

あのとき同じ会社面接を受けた私より優秀で有能な人たちにとってザイニチは狡い存在だと思う。ザイニチだから結婚を考えた人に振られたけど、ザイニチだから就職できた。

日本人と結婚させたくなかった母や母の夫は私が別れたときに喜んだけど、それから38歳になった私は今も独身子供もいない。これからもずっと独身でいると思う。

子供は産みたくないしほぼタイムリミットになってきて嬉しい、って

書いてたら何を書きたかったのかわからなくなったので終わります

anond:20180122141343

いや、差別生活ってぴったりくっついてるから厄介だなーって生活とか日常を守ろうとすると差別したりされたりって繰り返していくんだなーってことを言いたかったんだけど、途中から考えがまとまらなくなった。

2018-01-13

anond:20180113005238

私の嫁さんが東大卒なんだけど、就職氷河期でさ(これは私もだけど)就職した会社も3年くらいで辞めてしまって、ウェイトレスしてた。学歴とか高等教育意味とは、という感じだが。

で、27歳で結婚して現在男女二人の子供がいる。毎日、笑ったり子供に怒ったりしてる。たまもパパもいわれるけどね。

別に高度な教育を受けたって、それを「仕事に活かさなきゃいけない訳じゃない」でしょ。古典的に家庭に入って、その豊かな知性や教養育児に使ってもいい。

実際、私の嫁さんは子供英語で歌って教えてる。楽しそうですよ(高校英語科だった)

追記

嫁さんも言っていたんだけど、子供が欲しいって決まってるなら早く産んだ方が楽って言ってた。別に妊娠のしやすさ、とかそういう話じゃなくて、体力的に「オールで遊べる位の年齢の方が新生児への授乳が楽」っていう話だった。晩婚化が進むと、育児への呪詛は増えるねー。

2018-01-11

anond:20180111121626

東京五輪日本という国の生前葬なんだよ。

前回の五輪階段を昇り始めてバブルが頂点、そのあとはずっと下り坂でトボトボ来たが

少子高齢化という自覚症状の出にくい遅効性の病魔で徐々に衰弱して動けなくなってきた。

バブル崩壊から就職氷河期に適切な治療を施せばもう少し延命できたのだけど、もはや手遅れ。

死期を悟った日本はまだ体が動くうちに顔見知りを呼んでパーッと生前葬をしようと考えたってわけ。

どうせ死ぬんだから葬式なんて無駄じゃん、なんて無粋なこと言わないであげてよ、ね?

2018-01-09

40代男たち無能すぎ問題

新年会バーベキューをするというので参加してみた。

別に自分料理人というわけでもないが、食べ歩きは好きだし自分でもある程度料理はする。

はいっても某レシピサイト検索してその通り作る程度のものだ。から自分ではとりたてて料理ができると思ったことはない。

新年会メンバー同級生とその知人たちで、40過ぎのおっさんたちが10名程度集まった。

皆一様に腹が出て、日頃うまいものを食べているであろうことを伺わせる。

集合して早々に買い出しに行くという。

聞くと肉は用意してあるがその他の付け合せやつまみなどは特に用意がないらしい。

それならばとおっさん一同で近所のスーパーに繰り出す。

ところがここが違和感の始まりだった。

誰ひとりとして食材に対して提案がないのだ。

バーベキューといえば肉を包んだり一緒に焼いて食べる野菜が不可欠だ。

そのあたりを提案してみても、どうも皆の反応が煮え切らない。

今はレタスが異様に高騰いしているのでキャベツを代わりに提案するも反対とも賛成とも取れないような反応だ。

諦めて食材勝手に買い物かごに突っ込むことにする。

焼き野菜ピーマンネギスティック野菜用にきゅうり人参、包む用にキムチやらを適当に放り込む。

10人のおっさんたちはそれをただ無言で眺めては後からついてくるだけだった。

しかし、ひどいのは会場についてからだ。

目の前に食材を並べても、誰ひとりとして下ごしらえに動こうとしないのだ。

自分企画者でも主催者でもないのではじめは遠慮をしていたがこれでは埒が明かない。

まな板包丁を手にして、まずは片っ端から野菜カットすることにした。

一通り野菜カットし終わると次は肉だ。

コショウらする雰囲気もないので、肉の質に合わせてタレにマリネするものはさっさとタレと一緒にボールに突っ込んで混ぜるように指示をする。

見るとラムチョップなどという難易度の高い肉まで用意されている。火が通るのが遅いくせに前半に食べておかないと手が伸びないやつだ。

さっさと火をおこすと、鉄板の1/3程度を使ってまずは表面から焼き目をつけるように焼き始める。

次にタンと良質そうな肉を並べて塩コショウして、ようやく肉の準備が整う。

その間も10人のおっさんたちは指示を出されたもの以外はその作業をただ眺めているだけだった。

なぜだ。食べ物の準備が終われば次は乾杯だろう。

なのにどうしてだれもコップもビールも用意をしようとしないのだ。

肉が焼けるまでのつまみを開封しながら、「そろそろの飲み物でも用意しましょうか」と声をかけてみる。

するとまた煮え切らない返事が各所から響くだけで、やっぱり誰ひとりとして動こうとしない。

仕方なく主催者食器位置確認して、目の前にいる手の開いているだろう人間に配布をお願いする。

次に飲み物テーブルに並べて、各自飲みたいもの勝手に注ぐように促す。

10人のおっさんたちはそれにあわせてようやくのそのそと動きはじめた。

疲れた。どうしてこんなにも誰ひとりとして動こうとしないのだ。

ここまでで十分疲れたので焼き場に近づくつもりはなかったのだが、どうも様子がおかしい。

野菜を焼こうとしないし、誰も手を伸ばそうとしないのだ。

予め用意しておいた野菜スティックも、キャベツも、キムチも、一向に減る様子がない。

ただひたすら肉、肉、肉、酒、肉。

それにはさすがに唖然とした。

さっきまで動こうともしなかった人間たちだったのに、まるで地獄亡者を眺めているかのようだった。

スーパーで反応が悪かったのも、下ごしらえに誰ひとりとして動こうとしなかったのも、全てが納得できた。

彼らは出来ないし、する必要もないと考えていたのだ。

そのくせ偉そうに目の前の食材についてはうんちくやら感想やらを垂れ流している。

自分では何も出来ない人間が、生産者が作ったものには偉そうにしているのだ。

就職氷河期世代として世の中で苦労してきたつもりではいたが、さすがにこれはひどい

これを無能と言わずしてなんと呼べばいいのか。

あとで聞くと、主催者が会費を集めたとき野菜を食べなかった人間たちから不満が上がっていたそうだ。

あの時スーパーで断らなかったのはどこのどいつ人か。

時代に太るだけ太らされるた人間の末路はあまりにも哀れだった。

これから彼らが国の医療費までも食い散らかすことを考えると、節制した人間けが損をする現実頭痛が止まらなくなった。

2018-01-05

世代

1920年代1930年代まれ

戦前世代

青少年期に日中戦争太平洋戦争体験し、1920年代まれ徴兵経験する。

終戦時の年齢は6歳から25歳。

高度経済成長期(1954-1973)には15歳から53歳

安定成長期(1973-1991)には34歳から71歳。

バブル時代(1986-1991)には47歳から71歳で管理職および経営トップを担う。

定年(60歳)は1980年から2000年まで。

現在は80代・90代。

バブル時代総理大臣を務めたのは中曽根康弘(1918生)・竹下登(1924生)・宇野宗佑(1922生)・海部俊樹(1931生)。

それ以降も小泉純一郎就任まで、1920年代1930年代まれ総理大臣が続く。

1940年代まれ

1960年1970年安保闘争ベトナム戦争に対する反戦運動1960年代後半に過激化した学生運動などを大学体験した「全共闘世代」。

1940年代後半生まれ戦争終結による第一ベビーブームで生まれた「団塊の世代」。

高度経済成長期(1954-1973)には5歳から33歳で、主に青少年期を過ごした。

安定成長期(1973-1991)には24から51歳。

バブル時代(1986-1991)には37歳から51歳。

定年(60歳)は2000年から2010年まで。

現在は70代。

歴代首相では、麻生太郎(1940生)・小泉純一郎(1942生)・菅直人(1946生)・鳩山由紀夫(1947生)。

1950年代まれ

上の世代反面教師政治的無関心が増えた「しらけ世代」。

1950年代前半生まれ団塊から引き続き人口の多い「ポスト団塊」。

1950年代後半生まれ人口の少ない「谷間世代」。

高度経済成長期(1954-1973)に幼少期・青少年期を過ごした。

安定成長期(1973-1991)には14歳から41歳。

バブル時代(1986-1991)には27歳から41歳。

定年(60歳)は2010年から2020年まで。

現在は60代。

歴代首相では、安倍晋三(1954生)・野田佳彦(1957生)。

1960年代まれ

従来とは異なる感性を持つとされた「新人類」。

1960年代前半生まれは引き続き「谷間世代」。

1960年代後半生まれバブル時代就職した「バブル世代」。

幼い頃からマンガアニメゲームバラエティ番組洋楽などに親しんだ「元祖サブカル世代」「オタク第一世代」。

高度経済成長期(1954-1973)に幼少期を過ごした。

安定成長期(1973-1991)には4歳から31歳。

バブル時代(1986-1991)には17から31歳。

現在は50代。

1970年代まれ

バブル崩壊後の不景気就職した「就職氷河期世代」「ロスジェネ」。

1970年代前半生まれは、団塊の世代による第二次ベビーブームで生まれた「団塊ジュニア」。

安定成長期(1973-1991)に幼少期・青少年期を過ごした。

バブル時代(1986-1991)には7歳から21歳。

現在40代

1980年代まれ

出生率の低下が問題となりはじめた時期に生まれた「少子化世代」。

1980年代後半生まれは、脱・詰め込みの教育を受けた「ゆとり世代」。

ただしゆとり教育のもの1980年から施行されている。

安定成長期(1973-1991)に幼少期を過ごした。

現在は30代。

1990年代まれ

物心ついた頃からPCインターネットが普及していた「デジタルネイティブ」。

ゆとり教育を受けた「ゆとり世代」、および不景気下で育ったために無欲と言われる「さとり世代」。

現在20代

2018-01-03

2018年日本が飛躍する

そろそろかなと思うんだよね。

はいわゆる就職氷河期世代でさ。

まあ世代の中でも頭の出来は悪かったか氷河期関係なく正社員とかなれずにここまできたんだけども。

でもあの頃世の中は国内就職内定を絞っていたかわりに「これから世界で戦う人材なんだ」「優秀な人間世界中にいるんだ」って大号令がかかってたのよね。

こりゃたいへんだなと。

これからグローバルスタンダードなんだと。

まあ俺には関係なさそうだけども、でもきっとこの先凄い事がおきるんだと、漫然と思ってたんだよね。

それから十数年。

銀行がいくつもくっついたり、地震があったり、電気大手がいくつも傾いたり、色々あったわな。

ももうそろそろだと思うんだよね。

あの頃、あんなにグローバルで優秀な人材確保に必死だったんだもの

そろそろ、ビッグウェーブが来る気がするんだよね。

日本の底の方から、楽しみに眺めてるから、俺。

2017-12-28

anond:20171228102803

ああ、なんかわかった気がする。

就活は、絶対就職浪人しないぞ、って気迫があったけど、

絶対彼女作るぞ、って言う気迫はなかったな。

就職氷河期だったけど、ろくな会社じゃなくて、投げ出しちゃった。(辞めちゃった)

だとすると、無理に彼女作ってても、続かなかったかもね。

やっぱ自然にっていう超能力者にはかなわないよね。

2017-12-17

そろそろ氷河期のことを本気で考えるときが来たんじゃないの?

社会1971年から1983年まれ就職氷河期人間を食い物にしてきたよね。

もう社会復帰は手遅れだから来年から年金でいいよ。

この年代来年から年金支給してもバチは当たらないと思う。

とくに悲惨1975年から1981年まれ年金月額25万でいいと思う。

他の生まれの人には20万でいいと思う。

もちろん働いててもそれ給料プラス氷河期年金生活保護でもそれプラス氷河期年金

もし払わないなら棄民されたと見なし相続した土地持って中国帰属するよ。

東京の端っこの方に中国土地ができることになる。

我々を見捨てるのか。年金を払うのか好きな方を選んでください。

2017-12-16

anond:20171216083245

聞く相手を思いっきり間違ってるな

団塊ジュニアってのは昭和46年(1971年)生まれ最初から

バブル崩壊1991年にはまだ19-20歳、進学組は大学2年生なわけだけど

大学が定員割れ起こしてる現在と違って受験戦争と呼ばれた時代だし

大学卒業時には就職氷河期にぶち当たった一番恵まれない世代

なお、今では日給8千円の警備員アルバイト

バブル前は日給2万円で昼夜働けば1日4万稼げたって話を聞いたことがある

2017-12-13

新卒採用バブル時代就活たかったな

私がシューカツした2002年採用凍結している企業がいっぱいあって、私も上手くいかずに公務員進路変更した。

自分選択責任を持ってるし、正しかったと自信を持ってるけど、まわりの優秀な友だちも苦戦していたし、シューカツに失敗して非正規フリーターを選んだ仲間をたくさん見てきたから、就活氷河期社会問題だったと思うのね。

いまシューカツは学生の売り手市場新卒採用バブルらしい。

無能面接官」が選ぶ「意識高い系」の使えない人材 日本企業採用面接を問う https://www.nagoyanz.com/japanese-shukatsu-crisis

正直羨ましい。そしてこう思う。

就職氷河期世代ロスジェネって死語かしら?)を中途採用して欲しい。いっぱい優秀な人間はいるけど、チャンスがなかったの。だから機会を与えて欲しい。まだギリギリ間に合うと思うの。

いまの学生さん好景気という幸運を逃さずに頑張ってね。

日本が没落するのなんて想像できなかった

90年代には日本が没落するのなんて全然想像できなかった。バブルが弾けても、世界経済ビッグプレイヤーといえばアメリカ日本EUと(少なくとも日本では)考えられていた。高齢化問題は当時からとっくに共通認識で、非常に深刻な問題だったけど、まだもうちょっと先のお話だった。日本お金がある国という認識だった。

それがデフレ不況経済成長せず、ボリューム層の団塊ジュニア世代就職氷河期に当たり、そのまま棄民されて社会保障の重荷になることが見越され、日本で働くことがアジア労働者から見ても魅力的でなくなりつつあるとはねえ。他国に優る経済的繁栄が昔話として若い人たちに語られることになるとは。

80年代から90年代には中国貧困暗黒大陸のように見えた。当時から経済特区というのはあったけど、第三世界(という言葉は知ってる?)諸国経済的躍進の実例が知る限りなかったので、中国がこんな発展を遂げるなんてイメージできなかった。そういえば、当時は中国四千年の歴史という枕詞がよく使われたものだったっけ。101(いちまるいち)という謎の毛生え薬なんてのもあった。

BRICSという言葉が出来て、忘れられた。アジアアフリカラテンアメリカ中東も豊かになった。世界人口比で見る最貧困層も減リ続けている。めでたしめでたし

2017-12-12

anond:20171211223650

私も就職氷河期ブラックからスタート転職で少しずつ光のある方に移動して

賢い嫁さんと子供二人で幸せな感じだけど、あの就職氷河期は酷かったんじゃないかなー。なるべくああいった不平等感はない方がよい。若者が苦労しすぎるのは、あまりなぁ。

今の有効求人倍率とあの時の倍率は違うんじゃないかな。

時代的な差、というのはあって、それは無視するべきではないと思う。無視や軽視は怨みを増やしてしまう。怨みは社会の閉塞感をましてしまうのではないか

2017-12-11

anond:20171210190440

他の増田を見ると、元増田も私も親に大学進学を喜んで送り出してもらっただけでも良かったのかなと思う。

ただ、最近大学時代同級生20年くらいぶりに会う機会があって、お互いのバックグラウンドを話したりして、やっぱり都会のちゃんとしたご家庭のご息女と、田舎の中卒の親に育てられたガキとの感覚は違うのだなと散々気づかされた。

そういう家庭に育っていればもう少し良い大学に入れたのかも、大企業に勤められたかも、と思いつつ、いや、逆に浪人して就職氷河期ど真ん中に突入して引きこもりまっしぐらだったのかも、と色々考えてしまった。

私もいっぱいつまづいてるけど、ある時点に遡ることが出来たとしても、今以上の人生を生きられる自信はない。

「これ、すごいッスよ」とイケメンバイトは言った

私は40代地方の小さな会社システムエンジニアをしている。

就職氷河期だったため就職は厳しいと言われていたが、小学生の頃にあった第一パソコンブームに引っかかってたおかげでプログラムはまぁまぁできたのが強かった。

なんだかんだで今では部長である

とはいえニッチ領域に食い込んでいるおかげでなんとか生きながらえている程度の会社である

社員数は20名もいない状態から部長といっても名ばかりで年齢相応の肩書きが付いただけだ。

私には専業主婦の妻と三人の子供がいる。

妻のたっての希望で35年ローンでマイホームを購入したはいものの、来年、上の子中学に進学するのもあって家計が厳しい。

子供大学に進学するとなったら、学費のためのローンが必要だろう。

名ばかりだろうが管理職管理職

残業しても残業代は付かない状態なので長時間頑張ったところで給料があがるわけでもない。

残業していた時間休日コンビニバイトに充てることにした。

コンビニで私に業務を教えてくれることになったのは、フリーターをやっているという20歳の軽そうだがイケメン男の子だった。

会社ではそれなりに仕事ができる扱いを受けていた私だがコンビニバイト仕事はきつかった。

できの悪いオッサンという誰もが避けたい人間にも係らず、バイト先のイケメンは優しく根気良く一緒に仕事をしてくれていた。

レジだけでなく、品出し、掃除があるぐらいまでは想定内だった。

(品出しにはテクニックがあるのだというのはコンビニ店長のブログで知っていた)

しかし、公共料金宅急便の受付、店頭受取サービスとなってくるとキャパを超えた。

何が入っているのか知らないが箱だけでかくて異様に軽いAmazonダンボールには虚無でも詰まっているのだろうかと思ったものだ。

満身創痍マイホームに帰り着くのは毎日午前1時過ぎである

体力としては厳しいのに仕事と寝るしかない生活我慢できず、家に帰ればビールを飲みながらアマゾンプライムビデオを見る日々となった。

ただ、この歳で睡眠時間を削るのは精神的にくるらしい。

だんだん会社でもコンビニでもイライラしている時間が多くなっていった。

そんなのとき、気にして声を掛けてくれたのもイケメンバイトだった。

フルタイム仕事してコンビニバイトまでなんて、俺なら耐えられないッスよ」

ホント尊敬するッス」

最近イライラしてるみたいですけど、ストレス溜まってるんじゃないッスか?」

ストレスなんて散らすしかないッス」

「これ、すごいッスよ」

気遣いのできるイケメン…彼が教えてくれたのは、ストロングゼロ

これは本当に凄かった。

飲んでいる間はストレスが消えていくのだ。

まあ、他の大抵のものも一緒に消えていくのだが。

ビールだった晩酌ストロングゼロに切り替わったのは必然だった。

酒量も増えていった。

今も片手にストロングゼロを持ちながらこれを書いている。

俺には何もない。

いや、むしろこの宇宙に偏在しているのかもしれない。

まり何でも持っているということだ。

世の中の真実だって知っている。

バナナの実はバナナの皮より小さい。

俺は宇宙だ。

就職氷河期世代

自分1980年まれ就職氷河期世代だ。

就職活動は大変だったけど、なんとか就職はできた。

しかし、入った場所デスマーチだし、出るはずのボーナスが突然でなかったりと

兎に角酷いところだった。


結局、そこでは2年働いたけど、残っていたら大変なことになっていたと思う。


そこでの体験はとても苦々しいものだったけど、今思えば悪くない経験だった。

なにより、この経験会社は何もしてくれないし

自分のことを守れるのは自分だけということを身を持ってに知ることができたからだ。


自分にとって幸運だったのは、大学時代からインターネットを使っていて

いろんな情報アクセスできたことだった。

折しも金融ビッグバンで、ネット証券FX会社が出来て個人にも取引が解禁されつつあった。

自分会社以外から収入を得ることの重要性について転職したあたりから感じ初めていたので

この話を見たとき速攻飛びついた。


もちろん最初は損をした(笑)

スプレッドも広かったし、手数料も高く株式投資なんて

就職したての安月給の小僧がどうこうできるものではなかったのだ。

そして、自分FXに辿り着いた。


世間では博打などと言われているけど、

24時間眠らない公正な市場だ。

さら現在ビットコインのように流動性心配する必要もない。


その後は、いろいろな紆余曲折があったけど、10万で始めた口座は

追加金額も含めてだけど8桁を超えた。

万人にお勧めできる方法ではないけど、逆転を狙うなら投資するしかない。


就職氷河期世代正社員に無事なれた人もかなり不遇な目にあってる気がする。

昇進しても仕事が増えるだけで、給料があまり上がらないことに不満を感じている。

それだったら、副業したほうがいいよねという感じで大抵の人は株式FXをやっていると思う。


2000年代情報格差が凄い年代だった。

就職氷河期世代は、雇用冷遇され、さら情報格差でも大きく差がついた。

おそらくこれらの理由から就職氷河期世代が団結することはたぶん無理だと思う。

願わくば、早く投資重要性に気が付いて少額でもいいのでチャレンジしてくれることを祈るばかりだ。

2017-12-10

少子化と失われた20

不景気から採用絞って就職氷河期規制緩和若者非正規化推進の結果、企業は守れたけど若者貧困化で第三次ベビーブーム消滅人口減少で不景気加速

今は景気がいいらしいけど、格差が広がってるし少子化人手不足消費増税もするから駄目っぽい感じ

移民人口カバーってのも、結局負担押し付けてるだけだし、外国人実習生並みの待遇しかする気ないだろうから結局貧困層増えるだけじゃねえのかな

経済成長期のシステムじゃもう回らなくなってるのを、何とかしながら回してるのが現状だけど

ストロングゼロを常飲する人生に転落した経緯

40代男。地方国立大学卒。就職氷河期就活に失敗し、第二新卒地元食品業者就職

30代半ば過ぎまで手取り20万以下(サービス残業込)で課長になる。

いわゆる第三セクター運営するベーカリーレストランに立ち上げから関わることになる。

入札に参加して案件を取って、メニュー開発から始めて、パン類を一括納入することになった。

先方の役員県庁OBで、いわゆる天下り人間だった。

こいつはフードビジネスのことは何も知らないのに、気位だけは高く、マイクロマネジメントばかりして、扱いにくかったが、継続的収入になるこの案件を落とすわけにはいかなかった。

メニュー開発会議の時にも、まったく見当違いのことを言い、無理な価格提示してきて、困らされてばかりだった。

そんななか、フランスパンを焼く業務オーブンの選定をしていた。

先方の担当者は、フランスパンのためにオーブンを買う費用を出し渋った。

自分自分なりに熱弁をふるって説得しようとした。クロワッサン等を焼く普通オーブンは、コンベクションオーブンといって、フランスパンバケットを焼くには使えない。バケットを焼くには専用のオーブンがどうしても必要なのだ、これだと、バケットが一度に大量に焼けるので便利だ。

相手はきょとんとしていた。自分説明がわかりにくかったのかと思った。

だが、おっさんは、「ふっ」と自分を鼻で笑い、あざけるような顔をした。

バケットじゃなくて、バゲットじゃないかね」

相手が何を言っているのか、わからなかった。

おっさんは続けた。

バケットだと、bucketでバケツになってしまう。バゲットはbaguetteという細い棒を指すフランス語だ。きみは食品業界でずっと働いているのに、そんなことも知らないのか」

その後のことはよく覚えていない。シャツの脇にへんな汗が湧いて、粘っこく不快だったことだけをおぼえている。

オーブンは結局納入できず、フランスパン抜きで開店することになった。

ベーカリーレストランはぱっとせず、2年ほどで撤退した。

自分会社に居づらくなって退職した。

その後、正社員の職を探しても、条件が合わず派遣を続けて今に至る。

収入正社員時代の半分以下になった。

この先どれくらいこういう生活が続くのかわからない。

結局、結婚して家庭を持つことはかなわなかった。

仕事の後にマックスバリューに寄って、値下げになったお惣菜ストロングゼロのロング缶を買い、YouTubeを見ながら寝るまでの時間を過ごすことだけが人生の楽しみになっている。

80年代歌謡曲を聴きながらストロングゼロを飲んでいると、だんだんすべてがどうでもよくなってきて、そのまま倒れるように、炬燵で寝入ることも多い。

うつつに、ときどき考えることもある。

あのときバケットとバゲットを間違えなければ、自分人生は、もっとのものになっていたのだろうかと。

変わっていたかもしれないし、変わっていなかったかもしれない。

すべて、ストロングゼロが脳の神経細胞破壊しているときに見せる幻覚にすぎないのかもしれない。

2017-12-09

anond:20171209005757

そもそもロスジェネ氷河期区分はどこなんだろう?

ドンピシャ世代とはどこなんだろう?

ブコメ

マット圧死事件などの校内暴力(今で言えばただのイジメ)がチョイ上世代なので、変なの避けのための偏差値偏重受験戦争世代かつ就職氷河期ドンピシャ世代渋谷チーマーは上、池袋カラーギャングは下世代

マット事件被害者1979年まれの年度(1979年1980年早生まれ)。たぶんサイバーメガネの人と同じ年度だよね?

自分1979年前後くらいが氷河期ドンピシャと思っていたので、ちょっと考えてしまった。

  

自称ロスジェネ氷河期範囲広すぎて、今はウチら悲惨ダヨネーと嘆き合ってるがいずれ細分化し(例えば70-74、75-78、79-83生、新氷河期悲惨王座の奪い合いになると薄々わかっているので今後も団結しないだろう。

このブコメがわかりやすかったのだけれども、この範囲だと中野富士見いじめ自殺事件被害者の同年代も入ってくるよな、と。

本当によくわからん

  

まあ、この増田に言いたいのは、毎日罵られたら人の心ってどうなると思う?ということ。

2017-12-07

anond:20171207145023

いや、いいんじゃない面白いもの読ませてもらった。

私の親は公務員なんだけど。。。親が自営業ってのは、ある意味強いなー、って思った。いや公務員の親をくさしている訳じゃない。私も就職氷河期にいて恵まれ環境にいた。それはありがたい。ただ。。。私が子供を持って育児とかしてると自営業思考の幅っていうか、責任をおえば自由であって良い、っていうスタンスは良いんだけど勘どころがわからん、というのがある。発想の自由さが私には乏しい、どこまで自由にしていいんだろう、その辺は、正直、「いーなー俺もちょっと自営業の息子に産まれてみたかったわー、でも今も楽しいけどな!!」という感じ。

その辺の発想の幅は親に感謝して良いんではないかな。私も子供が出来てから、なんか小さいけど小さい会社持ちたくなったわ。。。あとなfinalventの「考える生き方お勧め。あの人も自営業なんだよな。。。。

2017-12-03

とあるCOBOLおじさんの悩み

就職氷河期を経てリーマンショックの後、30歳未経験SI業界に入って7年。

文系私大卒だったからか英語読めるだろという理由COBOLerとして送り込まれ

都内某所で数十年前からあるシステムのエンハンスを主とする仕事をしている。

システム性格的に多分あと四半世紀は関わることになるだろう。

前述の理由から仕事特に思いはなく、食っていけるだけでありがたいものだと感じている。

75歳位までほそぼそと糧を得れればそれに越したことはない。

そんな意識の低いCOBOLおじさんなので、ホッテントリに上がってくる技術情報達を別の世界の事のように眺めている。

時流に乗った新しい知識技術を身に着けて、仕事に活かしたいとも考えるが、

COBOLと組み合わせると言うような情報ネット上には少なく、

さて何をしたものかと少し悩んでいたりする。

2017-11-22

内定辞退が話題になってるけどお互い様だな

ちょうどリーマン・ブラザーズの影響で就職氷河期だ、と言われていた時に就活をしていたんだけど大概な会社に何社か遭遇した。

もっとひどい面接をされた、とかこんなん序の口だという人もいると思うけど、個人的にその中で印象的だったのを紹介したい。

その会社エントリーシートとして、白紙の用紙を渡して来て

一般的エントリーシートは書くな

オリジナリティをだせ

というものだった。こんなのはじめてぇ!!

って感じだったので、それなりに時間をかけて苦労して作成した。

そのかいあってか、エントリーシートは通って面接までこぎつけた。

特に自分は6時間かけて遠方からその会社に来ていたのでそれも含めて和気あいあい面接は進んだ。

面接が終わり、部屋を出ると案内の女性

「合否は1週間以内に出ますが、落ちてしまった場合こちから電話メールの連絡はしません。1週間経っても連絡が来なかった場合は落ちたと考えて下さい」

と言ってきた。

これに自分は頭にきたのをすごく覚えてる。

こちらは本気で取り組んで、時間もかけてお金もかけて面接にきた。

受かる受からないは自分の実力だが、落ちたことすら連絡しないのは何様だこの野郎と感じた。

サラリーマン金太郎的な感じでそんな礼儀知らずな会社はこっちから願い下げじゃい、落としてくれ

と言えたのならかっこいいが、こっちも就職難でヒィヒィ言ってたのでそれでも受かるのなら、と一言「わかりました」

返事をした。

少なくとも興味を持って受けにきた学生に連絡すらしないのはいかがなもんか。当時は買い手市場だったのでそんなことができたのか、はたまたその会社風土なのかしらんがそういうことをする企業もいるので、勝手内定を辞退する学生がいても非難される筋合いはないと思う。

それこそお互い様だと思う。

ちなみにその会社は落ちた

2017-11-19

anond:20171119222312

こういうのに流される学生がかわいそう。

世間喧伝するんだよなあ、「今までの生き方は古い。これから新しい時代だ!」って。

今でこそ問題になっている就職氷河期フリーターだって

当時は「会社に縛られない新しい働き方!」とか言って持て囃されてたんだぜ。

2017-11-18

anond:20171118120950

から景気だけは上げておこうぜ! というお話なのだ

景気さえよければなんとかなるというか、景気くらいしか事前に準備できるものがない

バブル崩壊リーマンショック就職氷河期震災も、事前にそのための準備をすることは実質不可能であったし、発動後に処置することも困難を極めた

景気だけがかに輝くオールマイティカード

2017-10-29

売り手市場なのに、向いてない仕事に就かなきゃない就活

なぜ「PCができないのにIT業界に来る若者がいるのか」を推測してみた人の話

このまとめとそれについたブコメを見ると、「売り手市場人材不足から能力経験もなくても来てくれた奴を採らざるを得ない」みたいな内容が幾つかある。

それはまあ正しくはある。

でも、売り手側である就活生の方がウハウハかっつうと、就活生は就活生で、全然わかんねーし興味もねーしつまんねー仕事についちゃうなんて決してウハウハじゃないはずなんだよね。

それが自分で分かってても、向いてない分野に就職しなければならない。

労働市場全体が労働者に有利な売り手市場だったら、自分が多少は興味の持てる仕事経験のある仕事何となくいい感じに思った仕事を選べて然るべきだと思うんだけど。

就職氷河期は終わったぜ! 就活やりやすいかガンガンいっとけ!」とは言われてても、実際のとこ就活生は、新卒(せめて第二新卒)の間にはどっかの企業には滑り込まないとマトモな人生を送れる可能性がガタ落ちしちゃうし、そのためには引く手あまたな期待の新星以外は職業選択の自由は半ば放棄して向いてないとこにでも就職しなきゃないってんで、全然明るい感じじゃないんだよなあ。

なんとかしてくださいよ~こんなんじゃ精神病んじゃいますよぉ。

2017-10-25

会社クビになった

就職氷河期20年耐えてきて、景気が良くなったら、

新しい人材と入れ替え始めやがった。

あんまりだよ!そりゃ耐える仕事ばかりでノウハウなんてたいしてないさ。

せっかく景気良くなって来たのに、そのタイミングほっぽりだすとかひどすぎる。

「もうすぐ楽になるから」とかいってさ、楽になるころにはこれかよ!

世の中ひどすぎる!

ロッテやるからな!。

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