はてなキーワード: フィルターとは
「ネットにある怪文書の9割は内実そんなもんだよ。結果、真実に近かったとしても、それは賽の目を当てただけ」
それを知った途端、目に映る『Mの告白』の文章が上滑りしていくようだった。
俺はもう、これをマトモに読むことは出来ない。
「ただの愚痴でこんな……」
「各論を切り取って考える分には、真っ当な箇所もあるからね。頷きやすい部分が少しでもあると、リテラシーの低い人間は当てられやすい」
まさに俺じゃないか。
何とも言えない恥ずかしさが込み上げてくる。
騙されたとまではいかないけど、ほとんど騙されたようなもんだ。
俺は「騙された方が悪い」ってのを、大した理屈だとは思ってない。
だけど、騙されたことによる恥ずかしさは否定しようがなかった。
「ああ、ちくしょう、俺はこんなのを、なんで本気に……」
恥をかかせた人間が、どこの誰かも分からないから余計に虚しい。
「ま、まあ、そこまで気落ちする必要もないよ。『Mの告白』はエモーショナルでセンセーショナルだ。情緒的で関心を引く要素が強いと、リテラシーは分が悪い」
落ち込みっぷりがよっぽどだったのか、タイナイが特有の言葉選びで慰めてくる。
理屈はイマイチ分からなかったけど、俺みたいな奴ってことだけは伝わった。
「……確かに、俺だけリテラシーがないってわけじゃない。多くの人が、嘘か本当かを見分けられてないんだ」
俺は、そう自分に言い聞かせるように答えた。
すると、タイナイはまた妙なことを言いだす。
「僕が思うに、リテラシーで大事なのは“嘘か本当かを見分ける”ことよりも、“嘘か本当か分からない場合の対応”だよ。その点で、“リテラシーがある”といえる人間は少ない」
そもそもリテラシーって言葉自体、まだ俺はちゃんと理解できてないんだ。
「え? どういう意味?」
「いや、もういい。お腹いっぱい」
「それにしても……」
改めて思う。
「……結局“M”は何者なんだろう」
「さあね。だけど“M”が賢明な人間ならば、少なくとも名乗り出るようなことは絶対しないだろうね」
「なんで?」
曖昧な表現ばかり使うタイナイが、『絶対』という強い言葉を使うのは珍しかった。
「“M”について快く思わない者は多い。大半は有象無象だけど、中には報復してやろうと血眼になっている人もいるようだ」
「報復……」
「殺害予告とかも、よく見るね」
「そこまで!?」
俺も“M”に対してはちょっと怒ってるけど、殺してやろうとまで思ってる奴がいるのか。
「あることないこと、個人のフィルターにかけて語られるわけだからね。立場や性格次第では、たまったもんじゃないだろう」
なんてこった。
なぜかタイナイはのほほんと言っているが、これは大事件の前ぶりだ。
もし迂闊に“M”が正体をバラしたら……そいつらに殺されるかもしれないってことだろ。
何とかして未然に防がないと。
「伝えるって、どうやって……」
もちろんアテはある。
だけどそれを説明している暇はない。
俺はすぐさま部屋を飛び出した。
「それに、ネットがきっかけで起きた事件もあるにはあるけど、怪文書と同じで殺害予告も鵜呑みにし過ぎるのは……ああ、行っちゃった」
かなりのネトゲ廃人なんだけどモンハンやファンタジーmmoなどにはまると廃プレイする
でもどうしてもPUBGなど人を撃つゲームだけはできなかった
例しにやってみたけどゲームで自分が銃もって人間ころしてるんだよな
いや、たぶん今までやってたクラン戦争でナイトキャラの自分が大剣で対人戦してるのと同じだとはわかってる
クラン戦争したりmmoの領土戦争とか対人戦はやったしすきだったけど、どこかでこれはFPSとは違うキルだって思ってた
大体同意だ。鍋とか鍋蓋とか炊飯器という大変で頻回のものが入れられないしな。
(シリコンゴムは入れられるので、100円ショップでスチーマーやゴムベラはそっち側にそろえるといいよ)
ところでうちの食洗機は
残さいフィルターがそんなにつまるようなことにはなったことがない。
もしかして「食べた食器から残飯をとりのぞいて水につける」習慣がないのか。
それとも2食分一度にあらえるほど大きいビルトインだけつまりにくいのか・・
食洗機で何でも洗えるしセットするだけで完璧に仕上がると思ってるやつ結構いるんだよなぁ。一回でも使えば、そんなことないって分かるはずなのにね。
水筒やタッパー類、ガラス製品も、意外と高温ダメなものってちょいちょいあるので、家中の食器をすべて食洗機OKのもので揃えてないと、手洗い仕事は無くならない。
残さいフィルターが詰まると洗浄力が著しく落ちるので、汚れがひどいやつはあらかじめ水かお湯で洗わないといけないし、洗う量が多いとちょっとしたパズルでも解くみたいにセットが面倒になる。
洗い上がりは水滴がついてるので、乾かしたり水滴を拭き取ったり。あと食器を所定の位置に戻すのって、毎日繰り返すと思ってるより地味に面倒なんだ。
今日もインターン応募に落ちた、これで何回目だろう・・・・・。
周りで学内トップの成績を修めた同級生も落ちたと言っている、C言語に関しては講師陣が太鼓判を押す程なのに。
リクナビや某web企業主催のインターンにも応募してたけれどことごとく同級生全員が落ちた。
なぜこんなにほぼ全員落ちるのか、学内のキャリアセンターに相談しに行ったら、
「専門卒は大卒未満としか見られないから大卒が集まるイベントやインターンや企業からは書類選考の時点で弾かれてしまうんだよね・・・中身も読まれずに」
あぁ・・・学歴フィルターってこんなにも行動制限を掛けられるのかと思い知った。
学内トップの同級生はもうインターンをあてにせず学内求人の会社を中心に就活して1つでも多く内定を貰えるようにすると言っていた。
どれも中小SIerばかりで明るい話は聞かないけれど無職よりはマシかなって事らしい。専門学校生と言うだけで学歴差別をする企業には憤りを感じると同時に学歴差別は
nanapiが今月末でサービスを終了することが発表された。【重要】暮らしの情報サイトnanapi 更新停止のお知らせ | nanapi [ナナピ]
nanapiは何かと検索するとヒットすることも多く、日常生活におけるためになる情報を発信してきたが、ついに更新を
終了し、ページ自体はアーカイブとして残すという決断をしたのだそうだ。
ここ数年、無料で提供されてきたニュースサイトやウェブサービスの有料化や終了が相次いでいる。記憶に新しいのは
ジオシティーズだろうか。過去にはInfoseek Iswebや、フリーティケットシアター、そしてプロバイダ系では@niftyが
接続会員向けに提供してきた@homepageなどが存在していたが、いずれも閉鎖してしまい、現在1990年代~2000年代の
貴重な個人サイトを再び見ることはほとんどできなくなってしまった。
閉鎖の理由は昨今では必須とされるhttps通信にどうしても対応できないとか、既に利用者も減っておりこのまま継続
する必要が無いと判断されたなどいろいろな理由が考えられるが、ここ数年で一気に普及してしまい終了につながる
ことにもなりかねない問題が出てきた。コンテンツブロック(いわゆる広告ブロック)機能の定着である。
コンテンツブロック機能は、過去から一部のユーザーにとっては当たり前のように利用されてきたが、hostsを書き換
える方法や、その機能を搭載したブラウザを導入し設定をしてようやく使えるようなものが多かったため、2013年あたり
までは大きな問題にはならなかったのだろうと思う。しかし2014年、続けて2015年に転機が訪れた。
2014年の「uBlock(現在はuBlock Origin)」と、2015年のiOS9で搭載された「コンテンツブロッカー」の登場である。
それ以前は、NoScriptやAdblock PlusがPCでは主流のコンテンツブロックソフトとして使用されてきたが、上記ソフト
と比べてしまうと洗練されておらず、使いこなすにはそれなりの知識が必要とされた。uBlockはメニューから1クリック
するだけで特定のコンテンツを許可または無効化したり、フィルターの強度を調節したり設定をすることが非常に容易に
できるようになった。元々、増田はFirefoxのビルトイン画像無効化機能とNoScriptを使うユーザーであったが、2014年に
はいわゆる口コミでuBlockの存在を知り、インストールをした。NoScriptとは違う、インストールするだけであらゆるコ
ンテンツが表示されなくなることに衝撃を受け、当時はまだ使用回線がADSLで遅かったのもあり、それ以来使用するよう
になる。光回線になってからしばらく使用を辞めたが、あまりの広告の多さにあっけらかんとなってしまい、もはや中毒
だなと思いつつもコンテンツブロックは使い続けることになってしまった。
iOS9は既にご存知と思うが、解説すると、コンテンツブロック機能が入ったアプリを導入して有効化することにより、
ページを読み込む際にコンテンツをブロックする機能だ。無料または有料で提供されているアプリをインストールしなけ
れば使うことができない。しかし、これもまた、今までの同じような機能よりも格段に洗練され使いやすい。日本人にお
けるiPhoneの普及率がそれなりに高いことも相まって、また2015年にはすでにスクロールに追従して表示される広告や、
ページの閲覧を妨げるような広告が非難されていたこともあり、一気に普及した。
しかし、コンテンツブロックが普及したことによって無料で提供されていたサービスが終了したり、有料化をすることに
増田もウェブサイトを作って運営していたことがあり、現在でもその一部は続いているが、無料サービスが終了すること
によって提供し続けるにはそれなりの資金を必要とするため、広告を掲載している。しかし、毎週欠かさず更新をしてい
ても、閲覧数が増えるのと広告収入が増えるのは比例しなくなっており、全盛期には1日2,000円ほどあった運営収入は、
現在では多くて1日に500円程度、酷いと100円を下回っている状態となってしまっている。サイトへの訪問者数は増えて
いるのに、広告による収入が増えない、これではサーバーの増強をしようとすると自費で賄わなければならず、何度かは
増強したが、これ以上増強をすると赤字となってしまう。そんな状況になってしまったのだ。このままではサイトを閉鎖
するか、身を削ってでも維持するかを選択させられそうな状態になってしまった。nanapiでは、個人が運営するサイトと
は違い、多くのライターを雇って記事を増やし続けたため、ライターに払える分の収入がほとんど広告から得られなく
なったとして今回の更新終了という結論に至ったと考えても不思議ではないだろう。実際に理由は書かれていないため憶
測にすぎないが、実際ライター単価は上昇傾向にあり、今後そのようなビジネススタイルで運営されているサービスは同
じような末路を迎えるようになるのではないだろうか。
ご存知の方も多いと思うが、アットウィキが今年になってから、コンテンツブロック機能を利用してサイトを閲覧した際
に「広告ブロック禁止」と表示するようになった。アットウィキには元々アットページズという無料ウェブホスティング
サービスがあったが、2018年02月末で閉鎖してしまっている。減り続ける広告収入の中苦渋の決断でブロックしている
ユーザーに対してメッセージを発信するようになったが、すぐに回避方法が発見されてほとんど意味を成さなくなって
しまった。どれだけ難読化しようとしてもページの内部を見られるJavaScriptで実装している機能のため、すぐに回避手
段ができてしまう。元々無料で見ることができていたニュースサイトのほとんどの記事も、現在では月額制サービスに
移行してしまい読むことができないものも増えてしまった。月額制サービスというのは継続的に利用するのであれば払う
価値があるとは思うのだが、たまたま検索して見つけた記事を読むために払うというのに月額制サービスしか存在しない
のはどうかと思う。ログインせずに一定期間はその記事だけ1記事分の料金を支払えば見られるみたいなサービスのほうが
使用されるのではないかと思うが、まだそういったシステムを実装するのは難しいようだ。Google Contributorというも
のが海外では展開されているが、日本ではまだ展開されていない Google Contributorが利用できる国 そのため、現在では
コンテンツブロックをした人からも収入を得る方法が、サイト自体への寄付か、有料化という選択肢しなくなってきて
しまっており、今後もコンテンツブロック利用者が増えれば、もはや無料で提供してきたものは終了せざるを得なくなる
だろう。アフィリエイト収入という手もあるが、しつこいくらいにAmazon等への商品リンクを載せるサイトにはすでに
嫌悪感を抱く人も多いように思う。noteという日記の続きを有料化するサイトもあるが、そういったプラットフォームに
は頼りたくない人も多いだろう。既にウェブサイトを収益化して維持するという手法は通用しなくなっているのではない
だろうか。
YouTubeは動画を共有するサイトだったが、現在ではYouTuberと呼ばれる人が低品質なテレビ番組のようなものを投稿する
ことによってかなりの収益を得る方も出てきたようだ。残念ながら、増田はYouTuberを嫌いというよりは、あの手の安っ
ぽいテキストの後ろで人間が踊るような動画はあまり好きではない。vTuberは新しい文化に思えたが、既に引退者もかな
り出てきているようだ。ほとんど毎日動画を撮影してテロップ等を付けてアップロードするといったような作業は普通の
人間が続けるのは大変だと思う。検索するとYouTuberブームも相まって大量の必要ない動画が出てくるため、ほとんどYou
Tubeの検索機能は使用しなくなってしまった。Google検索にもいえることだが、あまりにも公式ではないウェブサイトが
ヒットしすぎではないだろうか。YouTubeはこれからも批判を受けつつも動画共有サイトとしては最大手なので続くと思わ
ウェブサイト運営での収入には大した期待をしない、もう続ける必要が無いと感じれば見てくれている方がサイト運営者
なら閉鎖をしてしまってもいいと思う。個人サイトでも有名なサイトであれば閉鎖理由を諸事情とかじゃなくて収入が
得られなくなったとでも書いて閉鎖すれば多少の影響力はあるだろうか?などと考えてしまう。Google Chromeはこれから
コンテンツブロックの制限を厳しくし、サイト改竄的なコンテンツブロック機能を使用できなくする予定のようだ。
これからどうなるかはわからないことだらけだが、ウェブコンテンツは完全無料ではない。そのことを日記を見て感じて
いただければと思う。
ああ、女ばかりだ。
小規模の女子大の、さらに小さい教室には30人ほどの女たちがひしめきあっている。みんな小奇麗な服を着て、蛍光灯は茶色や黒の髪の毛をつやつやと照り返している。
講師も女だ。勤め人みたいなブラウスにさっぱりとした紺のフレアスカート。
いつごろからかは忘れたが、私は見る女見る女を頭の中で次々に脱がせて裸にしてしまう癖がある。これを以前高校の友人に告白したところ、「私も。私みんなの体全部知っているし見えてるからね」と言って笑った。
もちろん、自分は同性愛者なのではないかと疑ったこともある。女の子は可愛い。愛想よく接されるとどきどきするし、冷たくされてもにやついてしまうこともある。要するに、女から自分に感情を向けられること自体が喜ばしく、嬉しいのだ。
男は違って、どういった言動も、それは嫌悪と不信感という薄いフィルターを通して自分に向かう。
誰ともセックスしたいとは思わないし、そもそもそこまで人間と関係を深めるのが面倒なんだけど、女の体は見ていたいし、何なら触りたい。銭湯などにたまに行くと、ばばばっかりの中に、若い女性の胸や腰の辺りなんか生々しくて、よくない。お湯に浸かるとかもうそういう気持ちではなくなっている。
多くの若い男は毎日毎時間女体に悶々としているのか。そしたらさすがに可哀想、とも思う。女も自分についた胸ではなく他の女の胸を触りたい。
追記 若い女とざっくり書きましたが、私は小さな子供を連れた30代前半くらいの経産婦が好きです。何となく無防備な感じがします。中年以上の女性はわりと上も下もがっちりとタオルでガードしていることも多いです。ばあさんは転びそうでこっちが心配なのでちゃんと付き添いをしてもらってください。
やっぱその程度の支える人がいないと漫画とか文章に昇華できないのかね
「よし、漫画にしよう…!」という域に達しなかった屍の山みたいなのがあるんじゃないかって思っちゃうんだよね
先月会社の同期にグループLINEで「あいつ躁鬱病だから頭おかしいwwwww」って書かれて
うーわキッツ…なんかもうイライラして咄嗟に出てくる言葉がそれって怖、呼び方も古いし診断降りてないし双極性にも幅があるのに精神疾患全部一括りに入れてるんだろうなあ…しんど…って。
ちょうど座間とか息子殺しとか某議員の診断書提出とかあったから頭おかしいとか絶対精神病だろとか不良品だなんだ色んな言葉が散らかっていて、一緒にしちゃいけないと頭でわかっていても1つにまとまって殴りかかってくるわけで。
「ああ私は現場がしんどくて半日ばかし部分的に身体が動かなくなって数ヶ月休んだだけで精神病ってカテゴリで一生間接殴打されていくのか」と憂鬱になった。テレビはとっくの前に切ってる。それでも記事となって目に入ってしまったけど。
それに伴い現状を知ってほしい〜〜と漫画が流れてきたけどやっぱりいるんだよなあ、理解者。
家族もそんなに心配かけたくないし重たい話のためにわざわざ周りに声をかけるのは気が遅れるし、乗ってくる奴がいてもただの面白サンプルとしか思ってなさそうだし、どんな拍子で傷つくかわからないし先生は2週に1回だし
全部話してたら相手が潰れるから使い分けてると思うけど、それでも自分をほぼ確実に肯定してくれるひとがいますって超でかいじゃん、十分じゃんとか思っちゃう。8ページ目ぐらいに出てくるのほほんデフォルメのあいつくれよ。いつも離れず後ろに書き込まれてるあいつ。途中から「この病気はこう大変なんです」じゃなくて「こんなに支えてくれるひとたちがいるんです〜」とアピールしてるような気になってくる。んなわけないんだけど。やっぱそういう存在がいないと救いがなさ過ぎとかシビアすぎて商業化できないのかな。そんなの売れないもんね。
バカはバカと割り切れと言われたし当然自分にも言い聞かせつつ、未だに2日に1回以上は思い出す。1人で処理してる。薬も適度に飲みつつ。
相手は覚えてないだろうね。そういや身体が動かなくなる前の週かな
「現場厳しいから異動したい、人間的な生活の遅れるおすすめの非現場教えてくれ」と尋ねた時も「知らん。非現場もしんどいからそんな異動をするなら辞めた方がマシ」って1時間ぐらい叱咤されたな。あのとき私が飄々としてたから後から躁だと思ったのかな。数ヶ月して非現場で普通に働いてるのが気に入らないのかな。病んだ人のイメージにそぐわなかったのかなあ。「切り替え早すぎ」みたいな。
そりゃ話すころには頭の中でまとまってるしオチもつけるし聞ける程度にはユーモアも挟みますよ。にしても休んでる間も誰とも連絡してないのに内示すぐ広まって気持ち悪かったなあ。死んでおけば良かったのかしら。死なないけど。
一般的には結構なフィルターがかけたつもりなんだけどこれでダメだったから、どこまでのひとが同じようなことを言えちゃうのか全く見分けがつかん。それを探るのもしんどいし、そういうことがあるかもと前提にして態度や発言に細心の注意を払うのも無意味な気がする。
さて、寝るか。
自分は割とよく泣く方だ、という人もいれば、自分は滅多に涙を流さないという人もいらっしゃるかと思います。
私は、人よりもすごくすごく泣くことが多いです。
そろそろ早泣き選手権の依頼でも来ないものかと思うレベルです。最近は特に、感情から涙腺へ頻繁に直行便が出ているように感じられるほど泣くことが多いです。
涙の数だけ強くなれるという割には、私のこの数えきれない涙は一向に私を強くしてくれそうにありません。
これから綴る無駄に長い私の気持ちの整理は、人によっては気分を害してしまうおそれがあります。
特に彼にガチ恋をしている方々、同ペン拒否の方々、お願いですから今すぐ読むのをやめてください。打たれ弱いので攻撃されたくないです。
アイドルオタクとして今自分に起こっている、所謂「ガチ恋」という感情を生々しく記録しておきたくて書き始めた長ったらしい独白です。
それでも大丈夫だという方は、ほんの暇潰し程度に流し見してください。
私と、ホシという1人のアイドルについて。
私の愛
クォンスニョン様
あの春の日から早数ヶ月、異例の暑さだった五月が過ぎ、日本は梅雨の季節を迎え少し肌寒い日や憂鬱な天気の日が増えてきました。
沖縄の天気は荒れているようですが
いかがお過ごしでしょうか。
連日の怠さと精神的負担に耐えきれず起き上がらなかった体を、布団の上に放り投げたまま、私は今日もまたあなたのことを考えていました。
何かを祝うことがほんの少し苦手で「それ」を言葉にすることをずっと避けてきた私ですが、あなたの23回目の誕生日に何も捧げられないのは、と思う気持ちを引き摺るので今日はもう少し向き合ってみることにします。
誰かを好きになるということ。
私にとってそれは決して珍しいことではなく、対象が身近な存在でもそうでなくとも繰り返してきたことだったのです。
ただ、人より感情の振れ幅が大きい私は「誰か1人」になってしまうことを無意識的に避けていました。どこまでも好きになってしまえるから。
そんな私のリミッターをぶち壊して、
いとも簡単に溺れさせて
足元すら覚束ないほどの「好き」の感情を
世の中には感情が淡白な人もいます。そんな方々からすれば全く理解できないことかもしれません。
それでも私は今、
どうしようもなく「あなたしかいない」という自分の心の叫びに鼓膜を震われるように、
溢れる感情に日夜きりきりと心臓を追い詰められるように、苦しい日々を送っています。
先日のショーケース、双眼鏡を忘れてしまった私は久し振りに、あなただけに囚われることなく13人を見つめる時間を得ました。
私は自分が思っていたよりもずっと、あなた以外の12人のことを大好きでした。
きらきらと眩しく胸を打ち、圧倒的に惹きつけられ視界は潤み、私は思いました。
嗚呼これだ、私が愛しているのは。
私が愛している「アイドル」という概念はこういうものなのだと。
この眩しさをただ一心不乱に追いかけ、その幸福感をめいっぱい享受することができたのでは、と。
私はアイドルを愛しています。アイドルという存在を、概念を愛しています。私が愛しているのはアイドルなのです。
まっさらな気持ちで見詰めることができないのが酷く悔しい。素直に応援できないのが情け無い。
どうして恋なんてしてしまったんだろう。
好きという感情は行き過ぎればただ呼吸を妨げ己を苦しめるだけだということ。
好きという感情は人を生かしも殺しもするということ。
今の私は間違いなく異常でしょう。
然し、可笑しな話ですが私には、
恋をした相手がたまたまアイドルだっただけ、偶然、生まれた国も文化も違う人だっただけ、
などという風に思えてしまうのです。
アイドルが好きな者としてアイドルのあなたをただ追いかけたいだけなのに。
我儘な心はあなたの隣に立ってみたいと嘆き、あれだけ大好きだったコンサート中でさえ己の醜い感情に絶望し、呆然と涙を流してうまく息が吸えなくなってしまう。
目を背けたいのに見つめていたい。
「好きすぎるから嫌いになりたい」
叶わない夢を見て苦しむのはもう
今度こそ、今度こそは、終わりにしたい。
もうやめよう彼を好きでいるのは。
食事も喉を通らない、まともに寝付けない。胃痛と頭痛はひどくなる一方。
彼を好きでいることをやめなければいけない。
このままじゃ私の命が枯れてしまう。
報われることのないこの日々はいつ終わるのでしょうか。
ねえ、ほしくん、すにょんくん。
私すにょんくんの全部が好き。
どんなすにょんくんでも好き。
例えばすにょんくんが世界中から嫌われて否定されても私はすにょんくんが好き。死ぬならすにょんくんに殺されたい。すにょんくんのために死ねる。
すにょんくんが私の心臓を握ってるの。
こんなどろどろした気持ちでいっぱいで
わがままばかりでごめんなさい。
出会えてよかったと心から笑えるようになるから。それまではどうか
あなたに恋をしたまま生き延びることを許してください。
母国語が違うということ。
私が思うに、誰が何と言おうとそれは、
お互いの言葉をそのまま何のフィルターに通すこともなく受け取ることが、生まれてから死ぬまで一生不可能だということ。
普段言語に関わることを学んでいる私にはその事実が特に重くのしかかります。
私はあなたの言葉を「聞いて」みたかったし、私の言葉を「わかって」ほしかった。
もちろんあなたの言葉を少しでも自ら理解する努力を怠りたいわけではないけれど、翻訳された言葉は、私にとっては代替品に過ぎなくて、それが悲しいのです。
もうこの世に私がこうして生まれてしまった以上これは致し方ないことだから
一生伝わることのないこの愛をここに記します。
すにょんくん、
と、
愛に満ちた光に包まれるあなたをこの瞼の裏に蘇らせ反芻しながら、笑顔で帰路につきたい。
喜びの涙を流したい。
隣国の片隅より愛を込めて
インスタにひさしぶりログインしたら
2012年、Androidスマホが2010年に出てきて次第に定着してLINEも始まったあたりの頃、この頃ようやくインスタがAndroidに対応してくれた。
Twitterは当時画像を上げる機能がなかったので、画像共有先として選択されるようになった。
フィルターも豊富で、当時からスマホを持ってる層に定着してた。
日本語化されるにはそこからさらに2年待たなければならなかったが、ネットおじさんにはむしろ情弱がいない分英語のほうが良かったのかもしれない。
だが、すぐだった。
Android版が出てからすぐにfacebookに買収された。
ツイッター上でサムネイルが表示されてたけれど、それも表示されなくなった。
インスタはインスタだけに閉じ、サービス間の繋がりがなくなったから、もう終わったサービスだと思った。
それから5年後の17年に流行語大賞になるほど若者に人気になった。
いまでは若者が映えたり炎上したりするプラットフォームでも、昔は情強おじさんたちがおじさんっぽい写真を上げていたことを忘れないでほしい。
そして話を現代に戻そう。
ある日、弟が帰ってくるや否や手紙を見せてきた。
「あの学童所が引っ越すんだって。名前も『ハテナ学童』から、なんかよく分かんないのに変えるとか」
むしろ、あのボロい住処でつい最近まではやっていたことに驚きだ。
それにしても、引っ越すだけではなく名前も変えるのか。
「で、引っ越す時に手伝って欲しいって。ボランティアで」
「ボランティアねえ……」
恐らく、タダ働きってことだろう。
「で、兄貴は行くの?」
「まさか。俺たちはあの施設に金を払って、不本意にも預けられていただけだぞ。引越しの手伝いなんてする義理はない。経済回すためにも業者に頼めってんだ」
「大した理屈だけど……兄貴にだって、義理はなくても人情はあるでしょ。形がどうあれ、それでも世話になったと言えなくもないんだし」
署名活動の時やたらと泣き喚いていた弟が、随分と健気なことを言ってくる。
俺よりもロクな思い出がなかった場所だろうに。
「他の子もくるだろうし、皆で久しぶりに何かやるのもいいんじゃない。少しでも思い入れがあるならさ」
「にゃー」
膝に乗っていたキトゥンが、弟と呼応するように鳴き声をあげた。
そういえば、キトゥンと出会ったのも学童時代の出来事が遠因か。
いや、キトゥンだけじゃない。
ウサク、タイナイ、カン先輩、今でもよろしくやっている友人もいる。
その点では無下にもしにくい、思い出の場所といえた。
まあ、それでも俺の意志は揺らがないが。
「いずれにしろ、その日の俺はバイトだ。ボランティアと比ぶべくもないな」
実際のところ、都合悪くバイトの予定はない。
建前上、そう断っただけだ。
「はあ、分かったよ。じゃあ俺は、父さんと母さんにも聞いてくるよ」
弟がそう言って部屋から出ようとした時、俺は慌てて扉を遮った。
「待て弟よ。分かった、俺も行く」
「え、急にどうしたんだよ」
もし両親が手伝いにいけば、他の保護者や学童の子とも話すに違いない。
ティーンエイジャーにとって、そんな状況は想像するだけでキツかった。
親というフィルターにかけられた子供の話ほど聞くに堪えないものはない。
「俺が行く以上、人手は足りている。だからこの件は他言無用だ。もし聞かれたら『学童の子だけでやることだから』と答えろ」
「思い出の場所に別れを告げるんだ。バイトとは比ぶべくもない」
まあ、なんだかんだで“思うところ”もある。
建物は当時からボロかったが、久々に見たら更に酷くなっている。
「おう、マスダ。来てくれたのか」
久々に会ったハリセンも“ザ・中年”みたいな見た目になっていた。
「きてくれて悪いが、もうほぼ片付いているんだ」
確かに俺たちがやることは残ってなさそうだ。
それ以外はほとんどダンボールに入れられ、ほとんど車に押し込まれていた。
面倒な仕事は避けたくて遅めに来たものの、意外にも多くの人が手伝いに来ていたらしい。
「せっかく来たんだし、中でみんなと話したらどうだ」
手持ち無沙汰な俺たちに、ハリセンは気を利かしてそう言った。
促されて家の中を覗くと、元学童らしき人たちが談笑しているのが見える。
しかし、その中に俺たちの知っている人は少ない。
俺たちは踵を返して外に出る。
「……俺と弟は外で待つよ。まだやることがあったら呼んでくれ」
知り合いもいるにはいたが、今では疎遠になってしまっている相手。
話せることも話したいことも特になく、同窓会ってムードじゃない。
俺たちには、あの空間は居心地が悪い。
二次面接を受けてから26時間、未だに御社からの連絡は無い。おそらく今回もまたお祈りだろう。
第一志望で、どうしても入りたかった会社だけあって今つらくてつらくてたまらない。
就活が上手くいかなくて自殺‼とか、学歴フィルターでエントリーすらできない‼とかそういう良くない噂が入ってきて、高校生ながらに就職活動は人の人生を決めるだけでなく生きる死ぬまで関わってくる超恐ろしイベントなんだと思っていた。
逆に学歴があれば就活なんてどうにでもなるのかなって思って、取り敢えず東大を目指した。
地元の国立大学を目指したけど、落ちた。そこなら受かると思ってたし、余裕かまして合格発表の掲示板見に行ったら自分の番号が無くて絶望したわそういえば。
結局受かってたそれなりのレベルの私立の大学に行くことになって、立地は最高だし、友人にも恵まれ、アルバイトとかも楽しみながらエンジョイしてたんだけどやっぱり就活が怖くて。
偏差値の高い国立大学には入れなかったから、なんかしなきゃって、留学に行ったし
インターンも行かなきゃなって色々応募したし(ほとんど落とされて、今の第一志望の会社しか参加できなかったけど)
就職活動で有利に進められるように意識高く持って比較的早いうちから準備をしてたつもりだったんだけどな~
今までやってきたものが何も意味なかったんじゃないかって思うよ
自分には自分なりの良さとか強みがあると思ってるし、それを面接では伝えられてると思ったんだけど 何がだめだったのかな。
夢だの希望だの、情関連が強いのは足元見られる餌になるからな。
裏にあるのはともかく+VCを口説くときに言うときぐらいはともかく、裏は金算段と相手の行動と信用と契約だけで行くべきもの。この信用とは、相手が正しい行動をしえるか、こちらに損害を与えるような行動をしないか、契約を守るか、だまさないかというのも含む。
金がまず第一に来たうえで満たせる欲望は好きにしたらいい。他人にちやほやされるということも起業の醍醐味の一つかもしれん。まあ、ちやほやされて甘くした結果単価下げられたりもするかもな。
欲望、夢、希望なんてのは他人から見たら交渉で使えるツールにすぎない。かつ、他人と金について目を曇らせるフィルターになる。