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2016-08-08

シンゴジラのカヨコパタースンのキャスティング批評日本の縮図

カヨコである

石原さとみである

シンゴジラ評価する人もほぼ石原さとみ英語批判している

あいつさえいなければ完璧映画なのになんて人もいる

実際私も石原さとみ英語にしはどうかと思う

擁護するにしても、石原さとみは頑張っている!石原さとみはかわいかったよ!という擁護になっていない擁護

しか石原さとみは頑張っていたがどうにかなる話ではないだろ

ただそれは、結局のところ問題キャスティングした上の連中の問題だといえる

石原さとみはたたかれ、庵野秀明は称賛される

なぜ世間庵野批判せずに石原さとみを叩くんだ

目に見えているものだけを批判するなんて脳みそ無いにもほどがあるだろう

あんもの、誰がやっても叩かれていた

石原さとみ特攻を命じられたようなもの

兵士玉砕し、上官はのうのうと手柄を得るわけである

彼女は最大限頑張ったと思う


悪いのは庵野東宝

シンゴジラという戦争組織についていろいろ語っているくせに

まったく学習能力もなく末端の兵士責任押し付けるな

この問題を考えていたときパーキンソンの凡俗法則を思い出したのでここに貼っておく

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%87%A1%E4%BF%97%E6%B3%95%E5%89%87

東京オリンピック開会式を真面目にシミュレーションしてみる

ここは2020年夏の東京新国立競技場では観客たちがこれから始まるスポーツの祭典に期待に胸を膨らませていた…

変態、凡人、年を取れ…シニタイヤツハシネ…シニタイヤツハシネ……」

最初に登場したのはグラミー賞など名だたる賞を総舐めにした国民バンドTheピーズだ。この突然のサプライズには会場も大歓声を上げた。スクリーンには様々な言語で映し出された「増え続ける若年層の自殺率」「止まらない少子高齢化凶悪犯罪ブラック企業テロの脅威…国の借金などの文字が映し出されては消えてゆき最後に「この国はもうお終いだ!!!!」と赤文字で大きく映し出され、会場は拍手喝采だ。それに合わせステージを取り囲むように垂らされたロープ大槻ケンヂ五十嵐隆鬼束ちひろ木下理樹等、錚々たる鬱ミュージシャン達が首を吊って次々と自殺してゆく。やがて彼らは動かなくなり、日本情念を映し出すエキゾチック演出に誰もが息を飲んだ。

演奏が終わり大木温之遺書を書きはじめると「Neko Mimi Mode」が爆音で流れ出す。七色の光線やLEDライトが目まぐるしく点滅し、新国立競技場ダンスホールと化した。なんとなく呼ばれたDJのTeddyroidは投石で死亡、会場のボルテージはマックスに達した。全方位に設置されたハイビジョン4Kスクリーンには日本が誇るサブカルチャーであるアニメが映し出される。作品は勿論『鬼父~小生意気ホットパンツ』だ。

煙幕が白い光とに照らされ、入場門から会田誠四肢を切断された千体を超える幼女たちがワラワラと這って登場、その中から遂に選手団が入場する。セーラー服少女達が会場を囲い、日本刀で自ら腹を掻っ捌き鮮血が噴き出す。内臓ボロボロ飛び出している。(この際会田は町田ひらくキングオブコメディ高橋エグゼクティブマネージャーとして招集、全国から人材を手配した)

HARAKIRI女子校生だああああああああああ!!!!!!

日本カルチャーを愛する台湾文系大学生ロンドンゴス少女が抱き合って喜びを爆発させた。台湾大学生は初めての女子との接触に勃起が止まらない!まさにCOOLJAPAN。

しばらくして対向から巨大なローラー車で騒音をまき散らしながら登場したのは山塚アイだ。国旗笑顔で振っている選手団を「ブチブチブチブチブチ!!!」と踏みつぶしていく。会場は血の海と化し、観客席は闘牛のように湧きたち、山塚は爆死した。続いて、桜井誠率いるネトウヨほなみん率いるSEALs、薄ら笑いを浮かべるアルファツイッタラー、打倒シンゴジラを掲げる増田中田考率いるアル・カイーダ、又吉直樹十字架で磔にし燃やす文学賞ワナビ、Hikikomori、ゆ虐絵師モバゲー掲示板に入り浸る派遣社員などがそれぞれプラカードを持って入場し、また我々を感動させた。最後には酒鬼薔薇聖斗氏、ネオ麦茶氏、加藤智弘氏、片山ゆうすけ氏が登場、奇跡世代が共演を果たした。彼らが手を繋ぎ国際社会世界平和の実現をアピールしたことは歴史に残る名場面となるだろう。

選手入場(九割が死亡)が終わると暗転し、スポットライトに照らされて松任谷由実が「ひこうき雲」を歌い、上空から二機の飛行機が登場。そこには手を広げた庵野秀明宮崎駿が吊るされていた。思わぬ大物ゲストに会場は大盛り上がり。しかし「空をおおお、かっけぇえええっ↑てぇっ↑↑」に合わせ二人は落下するもパラシュートが開かず地面に激突、冷笑的な雰囲気が会場を覆い駿と庵野無駄死にとなった。

開会式もとうとうクライマックス。緊張感に包まれる中、遂に最後聖火ランナー折部やすなさんが到着した。バラードキルミーのベイベー!がしっとりと流れる中、あぎりさんがガソリンを頭からかぶせ、燃え盛る炎の中「助けてソーニャちゃあぁあぁぁぁ!!!いやだあああぁぁあぁ!!!」と絶叫しのた打ち回るやすなをソーニャが斬り、生首は聖火台まで飛び見事点火、会場は感動の涙に包まれた。

小澤征爾指揮するNHK交響楽団に合わせ背後の床が開き、原寸大の福島第二原発オブジェが登場する。サビを迎え登場した、世界映画監督である北野武扮する火薬田ドンはこの日最大の割れんばかりの拍手と歓声に迎えられた。フガフガと手を振って応え、不敵な笑みを漏らしレバーを押す。原発は核爆発を起こし競技場の7割が焼け野原となり、火薬田は突如クレーン車で吊るされ触手プールに落下し一人よがり狂った。少しブラックジョークに生き残った数少ない観客は最後の盛り上がりを見せた。嬌声が響きわたる中中継は終わり、フジテレビスタジオでは肉塊となった岡村隆史が弾け飛び、大盛況のうちに開会式は終了した……

――――ちょうどその頃、精神病棟のテレビでこれを見ていたtehuくん。

車椅子から立ち上がり、「これ僕が作ったんだ!ほんとだよ!全部僕が作ったんだ!」と叫び、裸になって踊りだした。彼が言葉を発したのは3年ぶりの事だった。彼を心配し、これまで暖かく見守っていた看護師さんたちは歓声を上げながら抱き合い、喜び合った。涙を流している者もいる。他の患者もみんなニコニコと楽しそうだ。男性器がペチペチする音が病院中に響き渡った。

今日ケーキを買ってお祝いしなきゃね。だって、tehuくんの演出した開会式大成功した日なのですから

その光景を見て僕は思う

僕たち、よかったね、うれしいねって、言われたかっただけなんだ。ただそれだけなのに、何故こうも人の運命は分かれていくのだろう。何故闇に飲まれるかもしれないと分かっていながら何かを求め、苦しみ、そして死んでいくのだろう…

だけど今は、ただtehuくんの回復を喜ぼう。だってそれは、僕らが生まれてきた意味を知る数少ないチャンスなのかもしれないのだから

ここまで読んでいただき本当にありがとうございました

http://anond.hatelabo.jp/20160808101016

シンゴジラ見に行ってもいいけどベビメタも聞いて、って交換条件提示したら?

シンゴジラ閣僚会議シーンでさ

早口理解が追いつかない」ってのはわかるんだけど、

単語が難しすぎてわからない」ってのは流石に教養なさすぎじゃね?って思った

Fランフリーターのオレでもわかるんだから

みんなもっと理解してるかと思ったけど、わかんない奴結構いるんだな

世の中って広い

シンゴジラ絶賛組との境界

まあ、いろいろあるんだろうが。

小難しい話はどうでもいいので、アクションがババーン!、ヒロインが泣いて感情移入できるのがいいんだよ!

アルマゲドンでも見てろ。

ちはやふるアオハライドやら青空エールやら、ああいった適当青春映画若者を釣るのが今の映画界なんだよ!

→つか、映画ドラマでいちいち感情移入とかしてんのかお前?変態仮面感情移入してからこい。

何度も楽しめる!

→一回でわからないとかなんやその糞コンテンツ

エヴァゴジラやんか!

→いちいち嚙みついてんじゃねーよエヴァオタ。上から目線感想いわないと死ぬ病気か。

2016-08-07

シンゴジラの続編の可能

シンゴジラ世界でまたゴジラ並の脅威が出て来そうな要素が残ってるので書き出してみる

東京駅冷凍ゴジラがまた動き出す

・いろんな研究所にばら撒かれたゴジラサンプルからミニゴジラ大量発生

・牧博士が残した折り紙の解析結果から作られた新しい核兵器

とりあえず直接出てる要素はこの位?

シンゴジラでの石原さとみスマホの使い方なんだけどさ、

口の前でスマホを水平に持ってしゃべるやつ、

あのピッツァでも食べるみたいな持ち方、あれ何?

流行ってんの?

ロストバケーションっていうジョーズ映画でも外人女が同じような使い方しててさ、

石原さとみ通話でロストバケーションでは翻訳という違いはあったんだけど、

いまどきのスマホってああやって話さないと音声認識してくれないものなの?

B!とRSSのみみてると、オリンピックが開催されてることがさっぱり実感できない。

あと、ここと。シンゴジラくらいオリンピックで盛り上がってもいいんじゃないか?

ただ読まないけど。

シン・ゴジラあるあるいいたい(ネタバレ

では、ゴジラテーマに乗せてシン・ゴジラあるあるをいいたいと思います

シン、ゴジラゴジラゴジラあるある

いいたい、いいたい、ゴジラあるある

いいたい、いいたい、ゴジラあるある

いいたい、いいたい、シンゴジラあるある

いいたい、いいたい、ゴジラあるある

いいたい、いいたい、ゴジラあるある

いいたい、いいたい、ゴジラあるある

いいたい、いいたい、シンゴジラあるある

いいたい、いいたい、ゴジラあるある

ケンドーコバヤシ「はよいえや!」

シンゴジラはシェーをしない

わかっちゃった

シンゴジラなんて居なかったオチでしょ?

実は天災とか別の国から攻撃とかの一種

ゴジラという共同幻想を見えるようにされる毒ガスみたいなのをすわされて

ゴジラなんて存在しないオチ

コレだわ

さすが!

シンゴジラ政治的ヤバいと思うところ(ネタバレあり)

以下ゴジラネタバレ超注意

























































あの映画が本当に政治的ヤバいのは映画が進むにつれて矢口たちに決定の権限が集中するところ

最初の方は大河内総理大臣意思決定の最終権限を握っている。

自衛隊攻撃一つとっても現場から防衛大臣を通じて総理にうかがいを立てるシステムになっていた。

ところが大河内内閣が熱線総辞職し、里見内閣が成立してから矢口と巨災対のメンバー意思決定を行うようになる。

矢口官房副長官から昇進し、防災大臣になったとはい所詮一人の大臣にすぎない。

また巨災対も「はぐれもの官僚異端生物学者」が集まってできた集団である

役職も「〜課長」や「〜副長官」であり、官僚トップが集まっているわけではない。

矢口プラン提言する機関としての能力はあるかもしれないが、政府を主導していくメンバーではないはずだ

ところが里見内閣では矢口と巨災対が血液凝固剤を作るために官庁全体を動かしていくようになり、さらにはフランスに対して核発射遅延の要請まで行い始める。

その上、ヤシオリ作戦実行時には里見首相は完全に蚊帳の外で、矢口自衛隊指揮の権限が与えられていた。

自衛隊にかなりの死者が出たであろう作戦だったのに、里見首相はそれを見ている様子さえない。

自分政治に関しては全く素人だが、これはヤバいと思った。

なにがヤバいって権限のなさそうな人間ガンガン物事勝手に決めていくところ。

総理大臣事務次官実質的権限を握っているなら、ミスがあったときは彼らを交代させれば政策を変えることができる。

しかし、トップが完全な飾りで実質的権限をもっておらず、下の人間の独断ものごとが決まっているシステムではトップを変えても政策が変わることがない。

そして、このようなヤバゲなシステム採用しヤバゲな方向に失敗した島国が70年前に東アジアにあったはずなんですけどね

どこかは忘れましたが

サヨクの皆様におきましては、9条やアベ政治緊急事態条項の話をする前に意思決定総理大臣の手から離れていく問題を論じたほうがいいのではないでしょうか





















(上にシンゴジラネタバレがあるので、見てない人は気をつけてスクロールしてください)

他人が楽しそうにしてるのが不快な人がいる

コンビニとかで、店員同士が雑談してるのを不快に思う人とか、

ポケモンGOを楽しく遊んでる人を不快に思う人とか、

シンゴジラを楽しく見ている人を不快に思う人とか、

それらしい理屈を付けて批判する人がいる。

しかに、理屈理屈から一理あることも多いんだけど、

理屈ってのはぶっちゃけどんなものにもくっつく。

何なら、結論正反対理屈だって、こねくり回せば思いつく。


から、結局、その理屈を思いついたという、人の気持ちこそが重要なんだと思う。

どうして人は他人が楽しそうにしているのが不快なんだろう?

(というようなことをくたくた考えた結果)

まり国境を無くせば戦争は無くなるんだよ!!!!!!

内戦も無くなるとは言っていない)

2016-08-06

おれもシン・ゴジラ感想書きたい

それにしてもシンゴジラ面白い

その面白はいろんなおっさんが語りつくしいるか

おれの陳腐感想よりそっちを読んでほうがよい

でもせっかくなのでおれの面白かったとこも記しておきたい


シンゴジラまじ強すぎ

自衛隊の古スペック攻撃に傷一つつかない

皮膚何でできてんだよ

やっぱり最終携帯になる前に総攻撃仕掛けておくべきだったな

でもゴジラ=核だから破壊するのもアウトか

あの超絶硬そうな皮膚がゴジラを守ってるんだろうな


ゴジラ東京土地勘がある人が見るとなお面白いことだろう

ゴジラ北品川まできたとき

三菱財閥の別邸と八ツ山橋ビル群がキレイに絵に収まってたとき

そのビル群の中におれが昔働いていたisidビルがあって

そのビルぶっ壊しちゃうの壊さないのどっちなのと興奮したり

ゴジラ武蔵小杉に現れた時は

上司が住んでるお高いタワマンぶっ壊しちゃうの壊さないのどっちなのと興奮したり


まあおれがあえて語りたいことは以上だ

対してわざわざ語る必要もないたわいない内容すぎて

ちょっと自分もびっくりだ


でもおれは8/1にシンゴジラを見て本当によかった

なにがいいってこの映画は語りたがりのおっさんの好む映画から

語りたがりのおっさんは身近にいたらウザいけどネット上では面白い

そんなおっさん達がああだこうだと持論を語る

面白いといえば面白くないというおっさんもいるし

58点というおっさんもいればそれを叩きのめすおっさんもいる

やれ仮想フクイチだ、やれ政治的思想だ、やれおれの深読みどやーと

おっさん達は語ることをやめない

おかげでこの1週間とても楽しかった、おっさんありがとう

映画は語られることで完成するとかしないとか昔どっかのおっさん

いったとかいってないとか言われているが

おっさん達の語りたがりでおれの中のシンゴジラ

ほぼほぼ完成された気がする


最近暇だから翌日にファインディングドリーも見たんだが

おっさんにはどうも合わなかった

ネットでもドリーについて熱く語ってるおっさんは皆無だった


まだシンゴジラ見てない皆

おっさん達が盛り上がってるうちに

はやく見た方がいいよ!!

シンゴジラのここがダメ

自分サブカルクソ野郎のなりそこないみたいなもので、シンゴジラは超楽しく見られた。でも次の点から嫁には見せられないなぁと思ってしまった。

ゴジラ全然暴れてくれない

ゴジラ最初から最後まで出ている。んがー、全然あばれないのだ。2時間の中で正味30分くらいじゃないだろうか(ただ、暴れるときは恐ろしい)。

じゃぁ、何が写っているのか。人間しか日本政府内のあーだこーだが延々と続いていくのだ。なんせ主人公政治家現実世界でいえば小泉進次郎小渕優子あたりが主人公なわけだ。

庵野作品

あーだこーだについても、そこは庵野作品なのだ庵野作品の特徴として、とにかく情報量が多い。情報といっても、部署名だとか人の名前だとか、セリフだとか。いちいち気にする人には目が回ってしまうだろう。

これ、英語版とか字幕がいっぱいになっちゃうんじゃないんだろうか。それを含めて滑稽に描いているのかもしれないけど、

議論の内容も子供や慣れていない人であれば「何か色々出てて、言ってる・・・状態自分DNAの話だとかはちょっとついていけなかったりした。

庵野作品は見た後色々語りたくなる作品から、そこに綺麗にマッチした作品なんだろうなと思う。

でも、合わない人も結構いるんだろうなぁとつい思ってしまった。

語ると論じる

女は語り合いたがる

男は論じ合いたがる

おそ松さん」を語り合いたい

シンゴジラ」を論じ合いたい

語ると論じるの差は共感を強めたいのか優位に立ちたいの差

ゲームで言うところの協力プレイと対戦プレイのちがい

この差を理解して相手に合わせると友達彼女ができるのではないかと推測

(女でも論じたがるし男でも語りたがるときはある)

ネタバレシンゴジラの処理問題後日談

だったら後半部の、なんとか成分がとか原子構造がとかなんとか博士分析が云々という難しげなやり取り、本当はいらないじゃん。

あのシーンはノートPCのインカメラを使って撮影するという、いかにも若手がやりそうな演出アニメ映画はいベテラン監督がやっているのが、見ているこっちがこっ恥ずかしくて印象に残った。

シンゴジラ批評が盛り上がっているので、個人的に気になったことを…

見終わって、あちゃー、立った状態で逝ってしまわれたか、と思ったのは俺だけじゃないはず。だって、一応、放射性物質から、あのあとコンクリートで覆うんじゃないの?あんな風に自立してたら超巨大建造物になるけど、そのデザインは一体誰が?ザハ先生がご存命であれば、たぶんすごいデザイン案が出ただろう…と本編後のことが気になっている。

せっかく凍結状態にしたのだから、生き返りでもしない限り爆破するようなことはないだろう。とすると死体の処理方法は、そのまま放置、周囲を覆う、解体して移動する、丸ごと移動する、の4つに絞られる。

まず放置した場合東京経済活動を続けることが難しくなる。福島原発事故ときのように、外タレ日本に来てくれないどころの話じゃなく、たとえ都市機能が維持できていても、人が集まらないので経済活動を維持できなくなる。

ではコンクリート壁で囲った場合、それで安心して人が集まるのかといえば、それも疑わしい。穴を掘って埋めるという方法もありがちだが、工費がかかるわりにメリットはそれほどないはず。

解体に関しては、怪獣の闇マーケット存在するハリウッド映画であれば簡単なのだが、日本映画ではそうもいかない。あちらの世界ではキングギドラの肝とかモスラの糸が闇マーケット取引されているんだろうが、こちらの世界だと「人間が手を出すとしっぺ返しをくらう」のが怪獣映画の鉄則だ。オカルト的ではあるが、無性生殖によって増殖したり、細胞から新たな怪獣誕生するのがこちらの伝統である。つまり解体という選択を選んだら、おそらく続編は怪獣大戦ルート突入すると思われる。

では丸ごとどこかへ移動するとした場合、まず放射性物質なので国外へ持ち出すのは難しい。当然ながら国内にも受け入れ先はない。せめてお台場まで運ぶとして(ガンダムと並べたら価値がありそうなので)、それだけで国家予算並の費用がかかってしまい、その費用を別の目的に回したほうが良さそうだ。あるいは東京湾に捨てることも可能だろうが、復活する可能性を考慮すると実行しづらい。

こうして考えてみると、結構やっかいな難題である。おそらく政治家たちが遷都とか首都機能移転に夢中になりつつ、民意翻弄され、マスコミ東京を守ろうとキャンペーンするような、どうしようもなく何も進まない状態が、後日談として妥当なセンではないだろうか。

ここで、この話は一気に残念な方向に向かう。というのも、シンゴジラストーリーは核攻撃回避したことでハッピーエンドになっていたのに、この後日談の推測では、その実態は「核攻撃されたのと大して変わらなかった」ということになるからだ。

話をまとめるとこんな感じになるだろう。

ゴジラ放置される。石棺による封印検討されるが専門家意見が別れる。あと石棺デザイン案で揉める(頭だけ遠くから見えるようにしたら、新しいコマ劇の本物みたいで楽しそうだ)。都心から15キロ圏内避難指示、30キロ圏内避難勧告が出されたまま解除されない。首都圏土地は大暴落する。逆に首都圏以外は土地バブル。急激な円安インフレになる。不安心理から出生率が向上。首都機能移転が推進され、京都遷都実施京都民大歓喜)。9条憲法改正される。ゴジラ対策名目に核保有宣言する。

怪獣映画というのは敵のいない戦争映画みたいなものなので、シンゴジラがどこかネトウヨ寄りになるのは仕方ないとしても、こうして想像すると果たしてあのストーリーハッピーエンドだったのかどうなのか。

まあこういうのって、死体がしれっと消えるのが怪獣映画お約束なので、深く考える意味はあまりないのだが、お約束に頼らない現実寄りのフィクションであるところにシンゴジラ価値があるとすれば、もし続編があるとしたらこうした後日談も描いてほしいところである

http://anond.hatelabo.jp/20160804171358

シン・ゴジラ福島第一原発その2(ネタバレ

http://anond.hatelabo.jp/20160805000418

さて上記↑のシンゴジラについて長々と感想を書いた増田です。

ブコメがずいぶん集まったので何か書きます

私の意見を要約すると。

・大絶賛の嵐だからこそあえて批判したい。

シン・ゴジラって3・11の震災福島第一原発事故政府対応に重ねてるよね。

シン・ゴジラではイケメンエリート官僚科学者がでてきてかっこよく科学的?に処理したけど

・実際の福島第一原発官僚科学者もブザマに敗北したよね。

・つまりシンゴジラって福島第一原発事故処理に成功した日本政府のIFものだよね。

・これは「第二次大戦米軍に勝利する日本軍」を書いちゃう、こっ恥ずかしい仮想戦記の類の何かだよね。

しかシンゴジラでは自衛隊ゴジラに冷却材(凝固剤)のホースを突っ込むために特攻して全滅しちゃうんだ。

(かっこいいね、いさぎいいね、素早いね決断力あるね)

・でも実際の福島第一原発事故では、よくも悪くも戦後民主主義で人命第一の日本政府はそんな事はさせなかったよね。

退避を繰り返し非正規労働者を大量に投入してゆっくりと泥臭く処理したね。

(状況が進捗しないし、かっこわるいね。でも現実はそういうものだよね。

日本人はそれをこれから何十年も見守るんだよね。)

・かっこよくスタイリッシュ原発処理。

そんなものを描いちゃったら政治的意思表示必要なんじゃないの?

格好いいから描いたですまされないんじゃないの?

というところです。

で、↑のエントリーに集まったDISコメを集めてみました。だいたいこんな感じ。

「僕達の楽しいエンタメ作品であるシンゴジラ虚構)」を(現実)フクイチに重ねるのはやめて下さい!!派

シンゴジラをフクイチに重ねるのは妄想だよ!派)

「僕達の楽しいエンタメ作品であるシンゴジラ」に政治的意図なんかないよ派

庵野はかっこいいから作ってるだけだよ派」

上記はつまり「こども(庵野)がウルトラマンごっこ、ゴジラごっこで遊んでるだけ」

なのに政治的意味合い見出したり回答求めるのはヤメてよ!っていうことなんだろう。

エヴァなんかは「沖縄決戦」パクってごっこ遊びしてもなんでもいいけど。

震災から5年しかたってない2016年に、フクイチを取り扱って子供のふりして許されるわけがない。

逃げまわるつもりかもしれないが、なんらかの政治的意思表明が必要でしょう。

庵野に梯子はずされるぞ」とか言ってるエヴァオタ。

(はどうでもいいです)

ちょっと考えさせられたのは下記のようなブコメ。↓

①「現在でも福島第一原発過酷労働環境で消耗戦だよ派」

現実のフクイチだって頑張って収束させつつあるじゃないか

ゴジラは凍結されただけ。フクイチと同じで収束してないんじゃね。ゴジラ活躍はこれからだ!派


ここらへんは考えたい。

「①現在でも福島第一原発過酷労働環境で消耗戦だよ派」については…

シンゴジラでは泥沼感や絶望感や虚脱感がなかった。これを指摘するのは飽きるけどエリートばかりだった。

軽トラから載せられた日雇い労働者ゴジラ特攻させられる描写」があったらば強烈な皮肉にはなっただろうなと思う。

「②現実のフクイチだって頑張って収束させつつあるじゃないか派・日本現実でも頑張ったし負けてないよ派」

「③ゴジラは凍結されただけ。フクイチと同じで収束してない。ゴジラ活躍はこれからだ!派」

これにはフクイチという重いテーマを扱ったのに、リアリティに寄せることがなかったことへの苛立ちがある。

とくにラスト

ラストに「お肌すべすべの長谷川博己石原さとみが、

次期大統領候補云々について、いちゃいちゃしながら喋ってる」

エンディングだと悲壮感がない。

ボロボロの感じで虚脱状態で「延々続く収束作業を無言で見守る」』みたいなエンドなら伝わったかもしれない。

(これはまさしく、わかりやす政治的意志表示である。)

もしくは、どこかのブコメに「あのまま核攻撃されて東京まるごと吹き飛ばされればよかったのに。」

ってのがあったけど、そうなったらホント庵野信者になったかもしれない。

『「次期大統領候補石原さとみ」というアニメキャラを配置しアニメ的なコメディー会話をさせることで、

ラスト虚構に寄った!これが庵野監督一流のアイロニーだ!』というご意見

↑この解釈はなんだか流行りそうだ。

だがしっくりくる。途中まではフクイチに寄せたが、最後アニメ演出で完結させる。

虚構でした!」「この映画フィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません」

というオチで締める。

なんだろうかこれは。結構毎回やってるような感じがする。夢オチに限りなく近い何かみたいな。

これは「息の長い芸人TVコメディアン」のテクニックとか処世術とでもいうのかな。

と延々DISブコメについて検討しているうちにシンゴジラ否定派になりそうになっている。

ここ2日、創作者ってほんと大変だなと思った。

現実を切り取ってそれを虚構化して、針の穴を通すようにすりぬけて、

ポリティカルコレクトから上手く逃げ切る。

そういう意味でもエポック映画なのかもしれない。

最後感想はやっぱり「シンゴジラはいい、素晴らしい、シンゴジラはいいけど、でもね…。」

に戻るんだな。

ちょっと頭を整理したらまた見よう。

2016-08-05

庵野ヲタク向け作品作り能力は異常

シンゴジラ見たんだけどさ

これはもうヲタクのためのゴジラだね

「凄い面白かった!」「最高だった!」「90点!」とか言ってるのは100%ヲタク

「まぁまぁだよ」「なぜ大絶賛?」「58点」とか言ってるのは120%のガチヲタク

とにかくヲタクは深掘りしたがるからしょーもないとこにこだわってたりするのが大好き

普通映画だったら省略するようなところでもリアルに描いてあるのが大好物

おまけに微妙な謎かけしておいてまだまだ奥がありそうな感じにされるのが堪んなく好き

そういう大前提を全部きっちりクリアして,何の疑問も無くなったところで,

本題のSF部分でドッカンボッカンのやりたい放題しまくるのが何よりも大好き

レベルをきっちり上げきって,装備を最強状態にしておいて,完全回復した状態ボスリンチするのが大好き,みたいな

もしくはレベル最低状態で,装備も初期状態で,一回も回復使わないでボスギリギリ倒すのが大好き,みたいな

シンゴジラもそういう前提を全部きっちりクリアして,

そんでもって徹底的に破壊し尽くして「こんな奴どーしたらいいねん」っていう極限状態作り出して

それをどうにかしてしまうあたりが庵野は本当に上手い

エヴァヤシマ作戦も「こんな奴どーしたら倒せるねん」っていうところから

ポジトロンライフル」とかい空想兵器をあたかも実現できそうな感じで細かいところまで演出して

最後にきっちりドッカンさせるのが本当に上手かった

シンゴジラ最後ちょっとアレかな?っていうのはあるけど,とにかくこれまでのゴジラに比べたら最高にその辺が上手い

「最高だった!」って言ってる奴はそういう庵野テクニックで逝ってしまったエロ野郎

「まぁまぁだよ」って言ってる奴はそういう庵野テクニックで満足できてないドエロ野郎

一般人には全くお勧め出来ない

SMプレイが凄い店があったとして一般人に紹介しないだろ?

それと一緒.

エヴァQが好きなので

シンゴジラ作戦失敗して壊滅して欲しかった

第九流してさ

なぜ良作程度のシン・ゴジラが傑作と騒がれるのか。

ネタバレ含む

 

 

(ここから飛ばしてOK)

 

庵野秀明総監督として制作されたシン・ゴジラの評判が高く、一部では傑作として騒がれている。

しかし、パニック映画としては、途中で被害を受ける一般人の姿が殆どなくなり、怖さの演出がなくなっていき、完全体となったゴジラには恐怖感をあおる演出はなく、強さはあっても怖さはない。

序盤の深海魚的ないびつさも、慣れない人には恐怖かもしれないが、基本的には間抜けな顔をしている。

怪獣映画としても、ゴジラにさほどの強さとしての演出が残念である。硬く大きい、それは原始的で分かりやすい強さではあるが、特別な強さを感じない。

放射火炎は一見強そうだが、よくよく見てるとバーナーであり、色々な建物破壊するが、あのゴジラならしっぽをぶつけるだけで問題ない。全身からバーナーを出すのも、防御のためで強いというよりは防衛反応の強い生き残ることに特化した存在だ。

それも凍結作戦の推移を見るに、無人機での波状攻撃で防御バーナーを無効化してからバンカーバスターによる攻撃破壊できそうに見える。(もちろん細胞再生機能が強く、解決はしないと劇中で描かれているが、それでも強さを感じない一因となる。)

最終的に転がされて、口から凝固剤流し込まされて活動停止とか見せられては「ああゴジラ強かったな」と言う思いが薄まってしまう。

メインとなっている会議シーンはどうだろうか、今回の会議シーンは日本行政手続きこそを大事にすることを皮肉的に描いている。

現場から連絡が数珠つなぎに上がって、総理命令数珠つなぎに下されていくなどは、寿限無のような落語的愉快さをもっているとは思う。

無駄な溜がないことも好まれている。

しかしながら、会議の展開に緩急がなく急ばかりでメリハリが弱い、最初からクライマックスな展開のためいわばすべて緊急場面の会話で、緊張状況の雰囲気に慣れてラストシーンへの緊迫感ですら冗長になってしまう。

また、終盤の会議問題発覚→提案解決の流れが簡単すぎて、その問題を描く必要があったのかと言うシーンが続くのも緊迫感が薄れる原因の一つだ。

解析のためのマシンパワーが足りない!→世界応援を依頼→日本を信じるわOK!→解決

薬剤制作に1日足りない→フランスに働きかけを→解決

世界的な協調演出したいのかもしれないが、無意味だったのではないか

世界的な展開と言う関連でいえば、今回の映画日本ゴジラと銘打たれているが、基本関東vsゴジラであり、もっと言えば霞が関vsゴジラであって、後自衛隊ぐらいでそれ以外は一切戦っていない。(薬剤作成に協力した企業ぐらいか。)

日本の他の地域描写はないため、東京近県以外にはあまり身につまされない。

今回のゴジラと言うのは、原発事故津波地震メタファーであることが映画からすぐにわかるが、つまるところ東日本大震災なのであり、あの震災体験した東京人達には身近な恐怖として心底感じるものがあるかもしれない。

しかし、西の地からすれば、(それが人間としてどうこうはおいておいて)やはり他人事のように関係のない話にみえてくる。

このように、面白みがない映画ではないが、絶賛するほどに良くできた映画でもない、良作と言う程度と感じられる。

 

 

(ここまで飛ばしてOK)

 

シンゴジラを傑作とすると感想を見ていると、「ようやく邦画として世界と戦える映画ができた」みたいなものが出てくる。

それも比べているのは、特に今の邦画である

米国で週間興行収入1位を記録した呪怨はどこ行った?)

邦画と比べた時シンゴジラは確かに面白い部類に入るだろう。

 

ここらへんの事情は、結構割合で、「字幕が読めない」「吹き替えが下手でいや」「顔の区別がつかない」などの理由で”邦画以外を見れない層”が結構いて、

この邦画しか見れないような手合いが、今までの、つまらなくつまらなく作られた日本人オンリードラマ邦画を、これしか見れないからとずっと我慢して見続けてきた結果、シンゴジラを見て「これは凄い傑作だ」と感じるのだろう。

また、普段映画館に行かず家のテレビ映画を見ていたような層が、庵野秀明+ゴジラと言うことで見に行って、大画面+大音響にいつも以上に心が動かされたのかもしれない。

この辺り、シンゴジラを絶賛している人たちが「つまらないとか○○な証拠ww」とか言って、シンゴジラ批判する人物の、人間性の否定が始めているところから

初めてジャンルに触れた時に感動してファンになった人が、普通批判程度にも噛みついているのと良く似ていることや、特定ジャンル新規ファンが来た時のアンチとの口喧嘩とよく似ていることから

映画ゴジラでで良いものを見るという経験に乏しい多くの人が見て感動したのではないかと感じられる。

 

ただ、多くの人を映画館に足を運ばせる誘因力があり、それを、ただ足を運ばせるだけではなく、ちゃんと満足させた。それは重要出来事だ。

その意味で、シンゴジラは確かに傑作であり、多くの人を映画へと興味を持たせ希望を持たせたという意味で、日本映画界の一つの希望だろう。

アイアンマン監督なんだっけ

ディズニーって時点でアレだけど

IMAXでみる価値シンゴジラよりありそうだけども

http://anond.hatelabo.jp/20160805143658

ジャングル・ブックは確実にシンゴジラより面白い

シンゴジラを絶賛して最高傑作だと思ってるやつ、これを見に行って黙ればいい

いろんな理論すっ飛ばして「面白いとはこういうことだ」を証明してる。ゴジラ信者は一回面白さの原点に立ち返れ。

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