自分はサブカルクソ野郎のなりそこないみたいなもので、シンゴジラは超楽しく見られた。でも次の点から嫁には見せられないなぁと思ってしまった。
ゴジラは最初から最後まで出ている。んがー、全然あばれないのだ。2時間の中で正味30分くらいじゃないだろうか(ただ、暴れるときは恐ろしい)。
じゃぁ、何が写っているのか。人間。しかも日本政府内のあーだこーだが延々と続いていくのだ。なんせ主人公も政治家。現実世界でいえば小泉進次郎、小渕優子あたりが主人公なわけだ。
あーだこーだについても、そこは庵野作品なのだ。庵野作品の特徴として、とにかく情報量が多い。情報といっても、部署名だとか人の名前だとか、セリフだとか。いちいち気にする人には目が回ってしまうだろう。
これ、英語版とか字幕がいっぱいになっちゃうんじゃないんだろうか。それを含めて滑稽に描いているのかもしれないけど、
議論の内容も子供や慣れていない人であれば「何か色々出てて、言ってる・・・」状態。自分もDNAの話だとかはちょっとついていけなかったりした。