はてなキーワード: 語学力とは
さて、元発言なんてどうでもいいが
「ハイソだが家庭的な妻」とかだれでも思いつきそうな対象が、「想像もできなかった」とかなんの証明にも根拠にもなってない
これに至っては、エスパーの域だ
大体、女性に出会えるかどうかという「環境」で勝ち負けという増田の価値観ってなんだ?
だがまぁ、それを本当に言うのだとしたら、普通は【しかしあの高学歴と語学力でキャリア志向のない妻を迎えることは想像もできなかった】とか書かない
【あのような高学歴と語学力でキャリア志向のない女性が実在するなど想像もできなかった】と書くだろう
なんで、「妻」なんだ?
これをもって「俺よりできる女を「モノ」にする都会の男が羨ましい」を読み取るのは誹謗中傷って、さすがに成立せんだろう
「迎える」を「知り合う」の意味にとってほしい
えーと、そんな単純な読み替えを論拠とした覚えはないのですが。どこを読んだのでしょうか?
大事なのは、「迎えることは」に続く「想像もできなかった」の方です。それはなぜか。
その前々段では「とにかく北北海道の辺境出身の私にはあまりにもイカツイ学歴の持ち主が専業主婦やって、セレブバイトしている。衝撃と畏怖でした」
と、今まで想像もしなかったような女性が存在すること、それが「衝撃と畏怖」であったと、最大級の表現で強調されているわけです。
これは連ツイ冒頭の「東京とは恐ろしい所だ」にも掛かります。「東京とは恐ろしい所だ」「衝撃と畏怖でした」「想像もできなかった」。
他にも「雲の上より私には高かった」「一体どんな世界なんだと背筋が凍りました」。
これだけ繰り返されれば、どんなに国語力がない人でも、普通はそれが主題だと分かるでしょう。そこに尽きるんですよ。
トロフィーワイフなんて悠長な話をしている余裕は、彼にはないのです。
だから、目の前の「衝撃と畏怖」の女性を例示せざるして、その驚きは伝えられないのです。急に一般論をしろって、Twitterに何を求めているのですか。
で、「高学歴と語学力でキャリア志向のない妻を迎えること」というのは、そんな衝撃と畏怖の存在である女性と結婚した、旦那の体験を指しますよね。
あるいは妻として迎えるに先立って、そのような女性と知り合うことのできた環境も、前提条件として含まれるでしょう。
そんな「衝撃と畏怖」の存在と結婚した旦那の体験、また置かれた環境をひっくるめて「想像もつかなかった」、そして「(そんな男性には)絶対に勝てない」と言っている訳です。
その発言に、何か問題でもありますか?環境や体験の差を嘆いてる以外に、どんな解釈ができますか?
というわけなので、今までの境遇の格差について愕然としている人に、「今知り合ってるではないですか」と言っても、何のなぐさめにもならないですよ。
「セレブバイト」や「僕は勝てない」を含む一文だけで、発言者の真意が全て露わになると思ってるのかな?
現代文の問題で「オッカム氏は同時通訳の女性をトロフィーワイフとして扱っている」と書いたら、普通にバツを食らうと思いますよ。
そもそも「迎える」という言葉に「知り合う」なんて意味はないんですよ。
「研究者としては、彼女らの旦那(が研究者だった場合)を凌ぐことができるかもしれない。しかしあの高学歴と語学力でキャリア志向のない妻を迎えることは想像もできなかった。つまり僕は絶対に勝てない」という文章における「迎える」を「知り合う」の意味にとってほしいのであれば、「迎える」ではなく「知り合う」と書く以外にないでしょう。そういう女性と知り合う事・知り合える環境と境遇以上の意味(=結婚)をこの文章で想定していないのであれば、”高学歴でキャリア志向のない”女性と知り合う機会がない事のみが勝敗を感じるポイントであって、結婚が関係ないのであればわざわざ結婚の話をしなくてもよろしいし、文章中の言葉も”彼女らの旦那”と”妻”ではなく、もっと広く”「高学歴と語学力でキャリア志向のない」女性”と、”そういう女性と知り合える男性”に置き換えて文章を書けば良かったのです。結婚は関係ないのだから。
そして、そもそも知り合うという事だけでいいならオッカム氏はまさにそういった女性と知り合えている訳です。勝てているではないですか。仮に東京でないとそういった女性に出会えないのだと仮定しても、現にオッカム氏は同時通訳の派遣を通じて実際に知り合うという勝利が出来ている訳です。地方と東京の環境の差があるとしても、オッカム氏個人が知り合うだけの問題なら、オッカム氏は勝っているのです。「専業主婦」「同時通訳の仕事は安い」と本人の口から聞けて、他人に対して”キャリア志向はない”と断定できるほど(それがオッカム氏の”「〜から明らか」とか「〜以外には受け取りようがない」と主観に依拠”したものでないなら通訳の方がオッカム氏に人生設計の想定を偽りなく吐露できる程の関係)の交流ができた、そういう女性と知り合う事が出来る環境になれたのに「僕は絶対に勝てない」とはどういう事なのでしょうか。
オッカム擁護する人も批判する人も「オッカム個人の素朴な感想」が本当という点は疑ってなさそうだけど本当とは限らないから
ツイートではあっさり触れられているが、
というまあまあの量の情報を、それも「皆さん」のぶん手に入れたらしい。
https://www.issjp.com/tsuyaku/system
多分3、4人いたのだろう。それを全員分である。(2人しかいないなら"皆さん、専業主婦だった"とは普通言わないと思う)
現代ならネットがあるから後で通訳の名前で検索してブログ見つければいろいろわかるかもしれないが、
オッカムはhttps://twitter.com/oxomckoe/status/1397675703768731649 にあるとおり1971年生まれなので北大助手時代に通訳者の情報をネットで調べることは多分できなかっただろう。
通訳派遣業者が通訳の個人情報をホイホイ明かすわけはないから、オッカムは通訳者と直に会話してこの情報を手に入れたはずである。
せっかく世界中から同じ分野の人が集まっているのに、通訳とのおしゃべりに夢中になっている研究者など想像もできない。
通訳から似たような身の上話を聞いた研究者が大勢いるはずである。
もしいるならばオッカム嘘つきかもしれない説は完全に間違いなので取り下げて謝罪しようと思う。
オッカムが初対面の"高学歴と語学力でキャリア志向のない妻"と例外的に話を弾ませられる社交的な人ならば、"迎えることは想像もできな"いわけないだろう。
"一月に2〜3日しか太陽の出ない土地でガリ勉" "一回ゼロにしないと俺はもうこの世では浮かび上がれない"などといかにも内向的で暗い人間のように自己紹介するのはおかしい。
(太陽が出ないことと暗い人間かどうかは関係ないと思うがオッカム自身はこれを自分の暗さ不器用さを表すために使っているようだ。まるで葬式シーンで雨を降らせるように)
それともオッカムはふだんは内気で女とまともに話せないのに通訳とだけは積極的に話せたのだろうか? 絶対ありえないとは言わないが考えにくい。
「A君は栄養バランスのとれた健康的な食事をとっていました。なおプロテインの話は置いておきます」とか言ってる人がいたら完全に嘘だし、
「細いベルトをつけている人が多かった。なおファッションの話は置いておきます」でも嘘だし
「なんと、全員主婦でした。彼女らの旦那。妻を迎えられない。なおジェンダーの話は置いておきます。」も嘘だ。置くどころか積極的に取り上げている。
これが仮に
「Bさんは女性だったので薬を処方する前に妊娠しているかどうか確かめる必要があった。なおジェンダーの話は置いておきます」なら生物学上の性にのみ着目しているんだろうとわかるが
主婦とか旦那とか妻とか社会的な性を出してきてジェンダー置いておくは無い。
オッカム擁護する人は「オッカムは地方と東京の格差について語っているんだ。ジェンダー格差の話はしてないんだ」と言ってるみたいだけど、
連続ツイートhttps://togetter.com/li/1724936 で地方と東京の差について言及してるのは1,3,6ツイ目、ジェンダーについて言及してるのが2,3,4,5ツイ目だからジェンダーの方が重視されてるように見える。旦那だの妻だのは言うのに地方での学歴事情は説明しないツイが東京地方格差に着目してるなどと言われても困る。
あとオッカムがどれだけ地方東京格差に注目してるかどうか怪しい。前半の"北北海道の辺境出身の私にはあまりにもイカツイ学歴の持ち主"は確かに北北海道には高学歴が少ない、地方東京格差は存在するんだという主張とわかるが
後半のまとめ部分に位置する"高学歴と語学力でキャリア志向のない妻を迎えることは想像もできなかった"は東京(の男)と北海道(のオッカム)のどういう違いを指してるのか文章からでははっきりしない。北海道の平均的学歴はともかくオッカム個人は北大だから高学歴だし"研究者としては、彼女らの旦那(が研究者だった場合)を凌ぐことができるかも"とも言っているので学業面を指しているのではないことは明らかだ。
それなら別の面での格差かもしれないが、学業面以外の地方東京格差にオッカムは言及していない。だから"彼女らの旦那"とオッカムを隔てる"絶対に勝てない"壁が東京地方格差に由来すると主張しているとは読み取れないのだ。
オッカム先生はもともと、北海道の裕福でない家庭で生まれ育った自分の境遇と、階級格差・地域格差への怨嗟をたびたびつぶやかれていました。たとえばこれとか。オッカム先生にとっては、その境遇から脱出するための唯一のキャリアパスが、大学の研究職になることだったということで、「うちには資産がなく告げる(sic)仕事もなく、もう大学組織に雇われるしかない。それで業績や大学の規模やステイタスに拘りました」とか、「私はガリガリ亡者のように(大学教員)職を求めていました」みたいな話はよく書かれてました。今回消されたツイートの中にも「大学に職を得られないなら死ぬつもりでした」というのがありました。地元dis・ご実家disについてはやや自虐芸が過ぎるようにも思ってましたが、それは個人的境遇についての説明とモチベーションにつながる話でもありますし、自分もこういう文化資本を含めた階級格差・地域格差がアカデミアでのキャリア形成に及ぼす影響(再生産)というのは、充分考察・検討に値する問題だと思っています。
そういった背景のうえでの、件の炎上について。オッカム先生は、国際会議の同時通訳をやれるほどの能力を持ちながら、研究もしていなければ常勤でもない既婚の女性達を見て、
北大助手時代に「東京は恐ろしい所だ」と思ったことが一度だけあります。国際会議のロジやっていた時、同時通訳を派遣してもらいました。最初は研究者なんだから通訳くらいできるだろうと思ってたのですが通訳は甘いものではなくまるでうまくいかなかったのです。まして同時通訳など訓練なしには無理。
アカデミアの国際会議でしたから専門用語だらけですが、事前に資料渡しておいたら、それはそれは見事な同時通訳がなされました。通訳者はすべて女性だったのですが、これが皆さん、専業主婦だったのです。東大やICUを卒業した専業主婦です。セレブバイトだったのです。
東大やICUや東外大(ICUや東外大は大学院を駒場で修了してたりする人もいました)出身者が専業主婦やってるのです。ジェンダーの問題は本件ではちょっとおいておきます。とにかく北北海道の辺境出身の私にはあまりにもイカツイ学歴の持ち主が専業主婦やって、セレブバイトしている。衝撃と畏怖でした。
繰り返しますが、ジェンダーの問題は専門外なのでおいておきます。彼女らは比較的余裕で超一流大学に入り、普通に教養を積み、しかしキャリアをガリガリ重ねることには関心がなく、恐ろしく給料の高い旦那のパートナーとして読書し語学を磨き子育てしている。雲の上より私には高かったです。
あり得ないのです。あり得ない世界だったのです私には。研究者としては、彼女らの旦那(が研究者だった場合)を凌ぐことができるかもしれない。しかしあの高学歴と語学力でキャリア志向のない妻を迎えることは想像もできなかった。つまり僕は絶対に勝てない。一体どんな世界なんだと背筋が凍りました。
という感想を抱かれました。当時その体験から受けた階級格差・地域格差の衝撃、圧倒的な語学力を持ちながら自分が切望する大学研究職というキャリアパスには興味を持たずに暮らしている(暮らせる)方々が存在することの衝撃をそのまま言葉にした結果、一連のツイートには、当時のオッカム先生がお持ちだったジェンダー観も交錯した形になり、そこが批判の対象になりました。
この「格差の衝撃」が、最終的に「自分と彼女達の旦那との勝負」(同時通訳者達の配偶者男性のことは、それまで話題に一度も登場していないし、そもそも研究職かどうかもわかりません)になり、しかもその彼らに自分は「絶対に勝てない」と勝手に敗北感を抱いてしまう…というくだりについては、多くの方が「もしかしてオッカム先生は、『男性の価値は、配偶者の属性や能力や、その配偶者を専業主婦として養えるかどうかによって決まる』という価値観をお持ちなのではないか?」という風に読まれたようです(自分も、素直に読んだらこの文章の意味はそうなってしまうように感じます)。そこで「トロフィー・ワイフ」という言葉を出して批判する方々も出てきましたが、オッカム先生は、この言葉を使ってオッカム先生を批判する方々に対して「女性はモノじゃないでしょう」「私、思いつきもしませんでした」と非常に憤られています。
もうさ、「トロフィー・ワイフ」という言葉がふっと思いついた人が2桁いるんですよ、確認した範囲で。どんな人生送ってきたんだと思うし、女性はモノじゃないでしょう。私、思いつきもしませんでした。
そして、「思いつきもしなかった」理由として、
思いつきもしない理由を考えてみました。
あともう一つ、アメリカ研究では、人種とジェンダー研究が盛んです。だから、「男女差別が具体的にどう現れるか」の研究を死ぬほど聞きます。だから「ジェンダーのことは置く」としたのは、自分のような政治史はジェンダー研究者から見たら子供レベルだからです。でも他分野の人よりは知ってます。
と言っています。オッカム先生は、ご自分が「自分が性別で他者を差別しない」方だと考えられています。なぜならアメリカン・スタディーズは半分以上女性の、実力の世界だし、「男女差別が具体的にどう現れるか」の研究を死ぬほど聞いているからです。これに説得力を感じるかどうかは読者の皆さんによって異なると思いますが、自分はちょっと、皆さんから指摘されていることの肝心な部分が伝わっていないのかな、と思いました。
もうひとつ、同時通訳という仕事について。同時通訳というのは、通訳・翻訳界のひとつの頂点で、その中でも国際会議などの同時通訳案件を請けられるのは本当のトップクラスの人材です。同時通訳というのは、どこに専門性があるかが誤解されがちな仕事で、語学力があればできる仕事…たとえば「米国からの帰国子女で、英語・日本語どっちも十分な語学力があれば、同時通訳ができる」という風に思われる方も多いようですが、実はそうではないのです。
英語を話される方なら「英語脳と日本語脳を切り替える」みたいなイメージは割と湧きやすいと思いますが、同時通訳というのはいちいち脳を切り替えてはダメで、「2つの言語モードを、脳のなかで同時並行で走らせる」という特殊な訓練が必要です。これは2言語ネイティブであってもなくても、練習なしには極めて難しいことです。
自分は同時通訳なんてとてもできませんが、一時期フリーランスの書籍翻訳をしていました。翻訳業界では「米語ネイティブで日本語も達者な人なのに、英日翻訳をやってもらったら商用出版に耐えないクオリティだった」ということをよく耳にします。頭が英語のモードのまま日本語に翻訳をすると「単語を日本語に置き換えた英語」になりがちで、日本語ネイティブが読んだときに不自然だったり意味が通らなかったりすることが多いのです。だから頭を日本語のモードに変えて、自分は英語原文を知らないというつもりで読み直して、それでも意味が通るかどうかを検証しています。
同時通訳者というのは、これをリアルタイムでやる仕事です。頭をフル回転させて、耳から入力された言語Aの内容に意識を研ぎ澄ませつつ、語り手の立場、聴き手の立場、その場の文脈などを加味して、最も適切な言語Bでの表現を選び出して、言葉として淀みなく紡ぎ続けるわけです(個人的には、同時通訳者さんの脳内では将棋や囲碁などの知的ゲームのトッププロ並の情報処理が行われていると思っています。「アスリートに近い」という人もいます)。想像していただければわかると思いますが、同時通訳は脳にかかる負荷がものすごいので、長時間はできません。国際会議などのように尺が長い場合は、複数の同時通訳者をアサインして、15分交代でやります。休憩中はしっかり糖分を取る人も多いようです。業界トップクラスの年収数千万円レベルの方々でも、持ち時間の終盤にさしかかってくると、徐々に言葉が途切れたり、不本意な倒置などが増えたりしてくることがあります。それほどハードな高度技術職なのです。日本トップクラスのフリーランス同時通訳者の田中慶子さんのお話( 日本トップクラスの同時通訳者が明かす、英語で困ったときの切り抜け方 - ログミーBiz)など読むと、その内実が伝わりやすいかもしれません(ちなみに田中さんは帰国子女ではなく、高校まで愛知で育った方です)。
また、担当分野に関する深い知識も当日までに身に付けなければいけません。通訳業界ではしばしば「その場にいる人の中では、通訳が一番話題に疎い人物」みたいな言われ方をします。商談でも政治交渉でも学術会議でも、母語は違っても同じテーマについて語りたい人達が集まって話す場なので、通訳以外の参加者達はテーマ自体については深く理解しているのです。その2者の橋渡しをするのがその場で一番アウェイな通訳だと考えれば、どれほどの事前準備が必要か、というのは想像に難くないと思います。
こうした仕事の性質上、企業の常勤正社員で、毎日同時通訳ばかりしている方はあまりいないと思います。契約社員などでの社内通訳というポジションもあるにはありますが、数は多くなく、そういう方々の中にも将来的なキャリア形成として、より高収入で仕事も選びやすいフリーランス通訳者を目指す方は多いようです。オッカム先生がおっしゃられている状況を考えると、会議にいらしたのは、おそらく首都圏でサイマル・インターナショナルなどにエージェント登録されているクラスA以上のフリーランス通訳者だと思います。おそらく全員が、事前に当該分野・当該テーマについての予習をみっちりして、前日に首都圏から北海道に飛行機で前乗り込みして、複数人の体制でブースに入って、アカデミックな話題について原稿なしの同時通訳をやられたのではないかと思います。トータルの拘束時間は3日ぐらいかかっているのではないでしょうか。そういうプロフェッショナルの同時通訳者の方々が、その時はみなさん既婚の女性だった、という状況なわけですが、自分はこれを「キャリアに興味がない専業主婦のセレブバイト」と呼ぶのは無理があるし、そう言いたくもないなあと思います。この表現には「有閑階級で時間がある主婦だからこそできる、暇つぶしの趣味的な仕事」というニュアンスがどうしても漂いますが、仕事の実態はとてもそんな風に軽々しく言えるものではないし、だからこその高給でもありますし、将来につながる立派なキャリア職でもあるからです。
炎上ツイートの冒頭を読むと、同時通訳が「訓練なしには無理」のハードな仕事だということはオッカム先生も認識されていたようなのですが、そういう高度技術職に携わっている既婚女性達が、〈既婚〉で〈女性〉という手がかりだけから「比較的余裕で超一流大学に入り、普通に教養を積み、しかしキャリアをガリガリ重ねることには関心がなく、恐ろしく給料の高い旦那のパートナーとして読書し語学を磨き子育てしている」と推定して、「専業主婦のセレブバイト」という評価に到ったのは、当時のオッカム先生が同時通訳という業態についてそれほどお詳しくなかったこと、お話をされた同時通訳の方がご自分のステータスについて「専業主婦」と仰ったこと(どういう質問に対してこの答が出てきたのか、答えられた方がどういう思いでこの言葉を選んだのかはわかりませんが)、男女の性別役割に関して当時お持ちだった先入観が絡まり合っていたこと、の3つによるのではないか、と感じます。
過去の物の見え方は物の見え方として、問題なのは、帝京大学教授として後進指導にあたる立場になられたオッカム先生が、当時ご自分がお持ちになられたそうした印象をどう考えられているか…なのですが、今日までのつぶやきを拝見すると「当時の自分の物の見方には、今からしたら偏っていた部分もある」といった形でそれを相対化する振り返りは自分の見た限りではあまりなく、むしろ一部の批判に対しては訴訟をする決意を固められているようです。自分は正直、事態があまり好ましくない方向に向かっていると感じています。
【問題】 次の文章を読んで筆者の気持ちを100文字以内で述べよ(15点)
北大助手時代に「東京は恐ろしい所だ」と思ったことが一度だけあります。国際会議のロジやっていた時、同時通訳を派遣してもらいました。最初は研究者なんだから通訳くらいできるだろうと思ってたのですが通訳は甘いものではなくまるでうまくいかなかったのです。まして同時通訳など訓練なしには無理。 アカデミアの国際会議でしたから専門用語だらけですが、事前に資料渡しておいたら、それはそれは見事な同時通訳がなされました。通訳者はすべて女性だったのですが、これが皆さん、専業主婦だったのです。東大やICUを卒業した専業主婦です。セレブバイトだったのです。 東大やICUや東外大(ICUや東外大は大学院を駒場で修了してたりする人もいました)出身者が専業主婦やってるのです。ジェンダーの問題は本件ではちょっとおいておきます。とにかく北北海道の辺境出身の私にはあまりにもイカツイ学歴の持ち主が専業主婦やって、セレブバイトしている。衝撃と畏怖でした。 繰り返しますが、ジェンダーの問題は専門外なのでおいておきます。彼女らは比較的余裕で超一流大学に入り、普通に教養を積み、しかしキャリアをガリガリ重ねることには関心がなく、恐ろしく給料の高い旦那のパートナーとして読書し語学を磨き子育てしている。雲の上より私には高かったです。 あり得ないのです。あり得ない世界だったのです私には。研究者としては、彼女らの旦那(が研究者だった場合)を凌ぐことができるかもしれない。しかしあの高学歴と語学力でキャリア志向のない妻を迎えることは想像もできなかった。つまり僕は絶対に勝てない。一体どんな世界なんだと背筋が凍りました。 そもそも白人見たのが、大学に入ってからというのが私です。一月に2〜3日しか太陽の出ない土地でガリ勉して、浪人して北大に入った、それが私です。もう(誰かマシンガン持ってきてくれ、一回ゼロにしないと俺はもうこの世では浮かび上がれない)とまで思いなやみ懊悩しました。
【追記0】
誹謗中傷と批判の違いは「事実に基づいているかどうか」で判断されるべきだと考えます。
氏を「ミソジニー(女性嫌悪)」「女性蔑視」と断言する批判は事実に基づかないもので、かつ人格を否定するものです。
b:id:nitino 氏、事実に基づいていないのにミソジニーや女性蔑視のレッテルを貼って回る行為、それも正当な批判だと言えますか?
で、反論するなら下の追記1に書いた、その理路について反論してほしいと思う。
ちなみに「〜から明らか」とか「〜以外には受け取りようがない」と主観に依拠したり、
氏のツイートにない文脈(大学の非正規職員ガーとか)を勝手に付与したりしても、それは反論の体をなさない。
(ちなみに「専業主婦」「同時通訳の仕事は安い」はオッカム氏が同時通訳の方本人から聞いた言葉です。お間違いなきよう。
https://togetter.com/li/1725725?page=8 )【追記ここまで】
意図は違ったとしても気づかずに女性蔑視してますし、気づかないのもやばいですよという指摘なんですけどね。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4703593191158935938/comment/vanillayeti
三毛招き @mikemaneki
「ジェンダーは専門ではない」というのをミソジニーを垂れ流す言い訳にすんなよ。通訳の仕事をやってる時点で「専業」主婦じゃない。
フラクタルな煮凍り @ribsleftrurs
何度でも書くが氏の文章はミソジニーや女性蔑視、トロフィーワイフのような背景思想がなければ書けない文章であり、読解力云々以前に氏と同じ色眼鏡をかけていなければそのようには読めない文章にしかなってない。 本当にそれが内在していないのであれば壊滅的に日本語が下手糞という目も当てられない結果に落ち着くだけ。 むしろ自称するように海外の価値観で物を見れるだけの環境や教育、仕事をしているのにも関わらずここまで根深く染み込んでいる「田舎の価値観」というのは本当に恐ろしいなと思うよ。
打ちのめされ余裕のないときにこそ、人間の本性が現れるという話もございましてだな。女には俺より無力であってほしい、俺よりできる女を「モノ」にする都会の男が羨ましいって話は充分に浅ましく差別的だよね。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4703593191158935938/comment/cleome088
cleome088氏の「俺よりできる女を「モノ」にする都会の男が羨ましい」は酷すぎるな。
【追記1】
「研究者としては、彼女らの旦那(が研究者だった場合)を凌ぐことができるかもしれない。しかしあの高学歴と語学力でキャリア志向のない妻を迎えることは想像もできなかった。つまり僕は絶対に勝てない」という氏のツイートを、
「俺よりできる女を『モノ』にする都会の男が羨ましい」、
あるいは「自分はどんなにがんばってもこんな嫁をもらえない」
と曲解して憚らない人がいることが、驚き。
「高学歴と語学力でキャリア志向のない」女性をそれまで知らなかった、衝撃と畏怖だったと書いているの、敢えて見落としているのかな。
能力では分からないけれど、そうした女性と知り合うことすらなかった『環境』を比較して「旦那に勝てない」と思ったのだって、分からないものかなあ。
何のために「東京は恐ろしい所だ」から書き始めてると思ってんの?
そもそも存在を知らないのだから「妻に迎えるなど想像もできなかった」という発言は当たり前の感想で、トロフィーワイフと全く無関係だよね。
【追記2】
araikacang氏、でもさ、たったこれだけの昔語りでも、もし「大学教員がTwitterで女性蔑視発言」とか間違って報じられたら、本人は職を失いかねない訳でね。
そうでなくとも、もう十分名誉毀損のレベルだと思うのよ。その指止めようはとっとと仕事しろよと思う。
最近の、お母さん食堂の炎上なんかを見ていても、ジェンダーの議論が『消毒』の方に向かってるの、リベラリズムの観点からは相当やばいと思うんだよね。
お母さん食堂のネーミングがジェンダーの固定化をもたらすなんてエビデンスはどこにもないのに、「その可能性/恐れがある」って理屈でやめさせようとする(ファミマがやめてないのはあっぱれだが)。
その可能性に触れたらアウトってのは、リベラリズムの対極にある発想なんだが、どうしちまったんだろう。
【追記3】
take-it氏、「強姦された女性が『男は獣だ』と発言」て、そんな犯罪性の高い案件ですか?
本気で言ってます?
その雑な例えが通るなら、主席を批判したら「お前は強姦魔だ」と紅衛兵に吊し上げられてる様の方がよほど近いと思うけど。
ポジションの話だけに持っていくのは、やめましょうよ。
【追記4】
元ツイは「自分はどんなにがんばってもこんな嫁をもらえない」で終わってるので、やはりミソジニーど真ん中なんだよなあ。加えて性別故に安定キャリアを拒否された女性の苦しみに無頓着な無意識の差別。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4703692319054135618/comment/aquatofana
「自分はどんなにがんばってもこんな嫁をもらえない」と氏は言っていない、ということを追記で説明しているのだが、読んだ上で反論してほしいものですね。
・「高学歴と語学力でキャリア志向のない」女性をそれまで知らなかった、衝撃と畏怖だった、
・能力では分からないけれど、そうした女性と知り合うことすらなかった『環境』を比較して「旦那に勝てない」と思った
という解釈がおかしいということなら、具体的に指摘してくれませんかね。
「やっぱりミソジニーど真ん中!」では、主観による印象論以上に、何も言ってないのと同じですよ。
【追記5】
(突っ込まれたので補足)
フェミの周りには田舎者などいないから地域格差なんか見えるはずもなく、ジェンダー問題よりも地域格差の方が深刻だからそちらも支援しましょうなんて思うわけないよな
北大助手時代に「東京は恐ろしい所だ」と思ったことが一度だけあります。国際会議のロジやっていた時、同時通訳を派遣してもらいました。最初は研究者なんだから通訳くらいできるだろうと思ってたのですが通訳は甘いものではなくまるでうまくいかなかったのです。まして同時通訳など訓練なしには無理。
アカデミアの国際会議でしたから専門用語だらけですが、事前に資料渡しておいたら、それはそれは見事な同時通訳がなされました。通訳者はすべて女性だったのですが、これが皆さん、専業主婦だったのです。東大やICUを卒業した専業主婦です。セレブバイトだったのです。
東大やICUや東外大(ICUや東外大は大学院を駒場で修了してたりする人もいました)出身者が専業主婦やってるのです。ジェンダーの問題は本件ではちょっとおいておきます。とにかく北北海道の辺境出身の私にはあまりにもイカツイ学歴の持ち主が専業主婦やって、セレブバイトしている。衝撃と畏怖でした。
繰り返しますが、ジェンダーの問題は専門外なのでおいておきます。彼女らは比較的余裕で超一流大学に入り、普通に教養を積み、しかしキャリアをガリガリ重ねることには関心がなく、恐ろしく給料の高い旦那のパートナーとして読書し語学を磨き子育てしている。雲の上より私には高かったです。
あり得ないのです。あり得ない世界だったのです私には。研究者としては、彼女らの旦那(が研究者だった場合)を凌ぐことができるかもしれない。しかしあの高学歴と語学力でキャリア志向のない妻を迎えることは想像もできなかった。つまり僕は絶対に勝てない。一体どんな世界なんだと背筋が凍りました。
そもそも白人見たのが、大学に入ってからというのが私です。一月に2〜3日しか太陽の出ない土地でガリ勉して、浪人して北大に入った、それが私です。もう(誰かマシンガン持ってきてくれ、一回ゼロにしないと俺はもうこの世では浮かび上がれない)とまで思いなやみ懊悩しました。
知ってる人は知ってることなのだろうが、都心では一つの店がウーバー上では複数の店名を使い分けているパターンは思ってる以上に多い。
店名に料理名を入れてるところは怪しい。
「ガバオライス」とか「タイカレー」とか、「唐揚げ専門店」とか、なかには「シーザーサラダ専門店」とか「鶏むね肉とブロッコリー」なんてのもある。
さらに「至高の」とか「絶品」とか「伝説の」とか「究極の」とか入ってると怪しさは増す。
あとは、地域名。
たとえば、「絶品の博多からあげ専門店」とか「至高の北海道豚丼」とか。
この場合、“銀座”や“日本橋”の範囲は当然ながら本当の住居表示より遥かに広い。
なかには、どうみても居抜きの居酒屋でやってるデリバリー専門店で、5つも6つも名前使い分けてるところもある。
働いてるのは多国籍な若者で、どう見ても「至高の薬膳スープ専門店」でもなさそうなのに、店名はそうだったり。
まあ、この非常事態に、あの手この手で客をつかもうという飲食店を責めるつもりはない。
ウーバーの注文アプリには店名と住所が明記されているのだから、気になる人は検索すればわかることだし。
自分は性格がよろしくないので、この手の怪しい店からの配達先が、超高級タワーマンションだったりすると、なんかちょっと嬉しくなる。
金はあるだろうに、なんでこんな怪しいもんわざわざ配達させてんだろ?
ちゃんとした有名店もけっこうウーバーやってるのに、なんで、あの汚い居酒屋で中国人がつくったシーザーサラダ食べなくてもいいのに、とか。
ただ、高級タワマンって、あんまりありがたい配達先ではないんだよな。
自転車止める場所もうるさくて、通用口で名前書かされて、何箇所もオートロックで部屋番号押さなきゃいけなくて、中も広いから配達に時間がかかる。
で、住民用のエレベーターなど使わせてもらえないので、部屋から通用口とおって専用エレベーターで帰らなきゃいけないんだが、通用口が目立たないようになってたりして、「はて、配達は終わったけどオレはどうやって戻ればいいんだ?」と迷子になったりする。
仕組み上、短距離を短時間で配達して数をこなしたほうが稼げる仕組みなので、本業でやってる人はさぞやイライラするだろう。
あと、注文者で利用者でマンション住んでる人はマンション名入れといてほしい。
とくにワンルームマンションが林立する地域に住んでる人は必須だ。
住所はもちろん入力してあるのだが、都内だと同じ住居表示で2軒マンション立ってるところが結構ある。
うちの実家もそうなのだが、同じ番号の土地を二分割とかすると、そういうことになる。
アプリにでてくるピンの位置を頼りに、「こっちのマンションだよね」とあたりをつけていくのだが、この間、隣のマンションのインターホンを押してしまい「ウーバー頼んでません!」と怒られてしまった。
あと、マンション業者さん。マンション名は入り口の見やすいところに分かりやすく書いといてほしい。
英語ならまだしもフランス語(?)ででっかく、カタカナでちっちゃくかいてあって、ウーバーの客の方はマンション名カタカナで登録してあったりすると、確認するのに時間かかるんだよ。
Plaire DEUXQ(プレール・ドゥーク)とか、俺の語学力じゃ読めん。
先日、とあるマンションで、オートロックのインターフォンの下に「本マンションは、〇〇町1-2-xx 〇〇ハイムです」と貼ってあった。
HelloTalkっていう語学交流ができるアプリを使っている。
自分は中国語を勉強しているから中国人から日本語の添削依頼が結構来る。
この時期現れる添削依頼が「ESの日本語を添削してください!」っていうタイプ。就活シーズンだもんね。
ただ、正直添削したくない。
というのも文法の説明はしてもいいけど、添削してほしいって言って送ってくるのは長文だから時間がかかってめんどくさいのだ。就活用だから特に長い。
しかも頼んでくる人は本当に日本語がカタコトで、添削したESとの語学力のギャップを埋めることができんのか?って思う。それってマイナスポイントじゃないか?
ついさっきも「学校の宿題で日記を書けって言われました!添削お願いします^^」って言ってESに使うだろっていう文章が送られてきた。嘘つく相手考えてくれや。
はじめに断っておくと、給与体系は会社によって違うので、この記事は当方の昔の経験に基づく話としてご覧くだされ。
海外駐在を知らない人からよく掛けられる言葉の一つに、「給料たんまり貰ってていいな〜」というものがある。
これはまぁ一定の真実を含むが、たぶん世に思われているほど懐が潤ってるわけでもないよってのが本記事の趣旨である。
海外駐在の給与算定には、「購買力補償方式」というのが採用されていることが多い。
これは簡単に言うと「本国で頑張ってる同僚と海外駐在を公平に扱いましょーね」というテーマのシステムである。
元々は欧米製造業のグローバル体制が拡大してきた60年代くらいにどっかのコンサル会社が編み出したらしい。
海外駐在というのは赴任する国で労働ができるビザを取得して行くわけだが、向こうの国だってビザを発給する相手の素性は慎重に吟味する必要がある。
なので(国にもよるかもしれないが)、基本的にはその駐在員が赴任先の現法にとって必要不可欠な存在であるというタテマエを付与されている。
また、この関係で駐在員というのは下駄を履かされ、日本でいう社長とかマネージャーとか、拠点長みたいなポジションを与えられる。
現法においては、このポジションに則った給与を与えないと会計上やら税金上やらで問題になるので、駐在員にたんまり給与を支払うことになる。昔よく言われていた「海外駐在は日本からも赴任先からも給与を貰っている」という風説はたぶんこれが発端である。
ところが、実際には現法における社長というのは大概の場合日本における部長クラス。マネージャーや拠点長は課長クラスである。
つまり、現法で貰っている給与というのはその人の日本の職位からすると貰いすぎなわけである。
この貰いすぎた差額をどうするかについては国や会社によって対応が異なると思うが、一例としては毎月会社に給料の一部を返金したりする。
もちろん上記のような背景あってのことなのだが、それでも毎月自発的に給料返上イベントが発生するというのはなかなかモチベーション的にクるものがある。
次に給与の中身の話になるが、駐在員の手当としては、大別すると危険地手当と物価調整の2種類がある。
危険地手当は読んで字の如く日本より危ない地域に赴任した駐在の方が多くもらえる。物価調整は日本より物価が高い国にいる駐在が多くもらえる。
ただ、物価が高い国というのは生活コストが高いということなので、より危なくて物価の安い国にいる駐在の方が可処分所得という観点ではメリットがあると思う。
また、控除という観点からは日本で支払うのと同等の税金をさっ引いて、駐在員の手取りを調整したりもしている。
で、これでもまだ何となくおちんぎんをたくさん貰えてそうな感じがするが、実際には国によって個人負担してでも揃えないと生活が大変な物が結構あって、この辺の待遇がどうなってるかが会社ごとの待遇差に繋がっている。
超大手になると今でも家族用の車購入を補助してくれたりするらしいが、自家用車を自己負担する場合はそれだけで結構な金が飛ぶ。
また国によっては治安上の理由でドライバーを雇わないといけない場合(まぁそれ自体が普通に考えれば贅沢なことなんだが)があり、これが個人負担だと一気に苦しくなってくる。
あとはそもそも論だが海外への転勤自体、トータルで考えるとすげぇ金がかかる。日本の自宅に持っていた家電や家具は購入してすぐだろうが何だろうが処分しなければならないし、それらは帰国したら速やかに買い直さなければならない。子供がいる場合は教育関連もかなりコストがかかる。
自宅を引き払うなどした場合は置き場を失くした車もセットで処分する場合が多いので、帰国した際の配属先によってはまた車を買い直さないといけなかったりする。(まぁ車については日本でも都市部と地方の転勤で同じようなことになるけど)
そんなわけで、確かに日本で勤務している時と比べて額面上では貰っているのだが、日本にいる時の倍もらってるとかは基本無いし、また生活の実情としてメチャ楽かというと言う程でもないというのが実態だと思う。
しかしなー、中国をはじめとしてアジア各国の経済成長が著しい中、日本水準の給与支給を是とするこのシステムは加速度的に割に合わない内容になっていくんじゃないかなーと思っている。
当時もぶっちゃけ夫婦で転勤の無い会社に勤めてそこそこの給料で2馬力した方が可処分所得という点では楽な感じがしたし。
また、そもそも海外で遜色なく暮らせる語学力とかのスペックがあって、バキバキに仕事する自信があるのであれば外資とか行った方が楽しく稼げるんじゃないかなーとかも思う。
まぁこんな感じの実情ですよというのを知ってもらえたらと思って書いてみた次第。
全然関係ないんだけどさ、小学生の間で突発的に流行するなぞなぞで「ドラえもんはどら焼きの皮と中味のどちらが好きでしょう」ってのがあるの。答えは「あんあんあん、とっても大好き」だから皮が好きってことらしい。
お前は自分の大好きなものに付随する物についてわざわざ無くても好きと言うか? とっても大好き、だ。例えとったとしても大好き、だ。
どら焼きが大好きだ。あんも皮も大好きだ。特にあんが好きだ。しかしその大好きなあんが無かったとしても、皮だけだったとしても、それでもどら焼きの構成要素としての皮が好きだ。
ということではないだろうか。あんを取り除いても好きな程にどら焼きが好き、つまり基本的に好きなのはあんで、あんが入っているからどら焼きが好きなのだ。今となってはどら焼きそのものが大好きだから、あんを取り除いても好きと言えてしまう。
そんなことを思ったが、小学生にそこまで語り切る語学力は無く、聞き切る忍耐力は無い。かくして三十年ほど虚空で燻り続けることになったのである。そんなにドラえもん好きじゃないのに。
はあとがZなら掲載しなくても良かったのに
赤井はあとを語る上で欠かせないのは、小学、中学、高校での留学で起こった外国人差別、カースト分け、いじめ経験を語った雑談配信だろう
ぱぱちゃまの経歴といった特殊な家庭環境を踏まえて、アイドルとしての「赤井はあと」の決別と現在のはあちゃまに至るまでに頭がおかしくなっていった経緯を辿っていくと俺ははあとをZという評価をつけることは出来ない(配信の質としては否定は出来ないが心情的に)
親元から離れ外人らに差別といじめを受けながらアイドル「赤井はあと」を配信していた彼女は英語が強みであると信じて自我を保っていたと思われる
姉妹で泣いていた辛い環境も英語学習の為だと思ってなければ海外で過ごせて居なかっただろう
それほど英語というのが苦しめる要因でもあったわけだが桐生ココの登場により英語がアイデンティティーであった「赤井はあと」は居なくなってしまった
ココが登場するまではマイクラで英語only配信をしていたのだが登場後は英語は少ししか喋れない理解できてないと言うようになり英語から逃げてしまうようになってしまった
そこからは、まともなふりしてからの頭おかしい配信から端から頭おかしい配信へと変移していくことになる
Bilibili限定の赤井クッキングで闇鍋を姉こころに食べさせる配信は面白かったしあの頃がピークで、俺は桐生ココ登場前の赤井はあとが好きであったが、もうそれは望むぺきことではないのだろうな、と不気味で気持ちの悪いゴールデン1頭身YAGOOが視界に映るマイクラホロ鯖配信を見ていて諦めた
吹っ切れて語学力をネタとして扱うがことが多くなってきたが英語学習で人生の大半を占めているはあとに取っては精神の内面ではエグい弄りだとは一視聴者として思うし見ていて辛く感じる