はてなキーワード: 診療科とは
手術室に配属されてる看護師。
成長するまで時間がかかると言われる分野で3年経って、基本的な仕事なら出来るようになってきた。
たまに後輩指導もするし、今年からメインで担当する診療科も決まった。
ここ1ヶ月、胃もたれのようなムカつきが続いている。
この2週間は家に帰ると疲れで自然に涙が出てくるようになった。
先週末は、職場でとうとう我慢できなくなって、ひっそり泣いてたら、うっかり出会った先輩に心配された。
自分の精神が健康でないとわかるけど、何をしたらいいのか分からない。
人手が足りないから、受診で1時間抜けるだけでも顔色を伺わなくてはいけないのに、精神科なんて余計ムリ。
さすがに鬱病とまではいかないだろうけど、薬でどうにかできるならしたい。
辞めたいけど、辞められない。
去年マッチングで関東方面の病院の採用試験をうけ、無事第一志望の病院に受かり、
今年の三月に国家試験合格の通知をうけて4月から無事第一志望の病院で研修中。
なんとなく安泰っぽいように見える人生だけど思うことをつらつら
関東方面はマッチング(いわゆる医者の最初の二年という「初期研修」生活をどの病院で送るか、という就職活動)
が盛んで志望者も多い。そんな関東方面を行く人達は各病院を「ハイパー」「ハイポ」といって分類する。
「ハイパー」は凄く忙しい病院(hyperは病名で「過剰」を意味する接頭語) 「ハイポ」は仕事が少なく暇な病院(hypoは病名で「低下」を示す接頭語)
私の働かせてもらっている病院はいわゆるハイポに属する病院と言われている。
けれど、この二ヶ月で回ってる科が問題なのか、全くハイポとは言えない
一応医療関係でない人にも読んでほしいので軽く説明するが、医師免許を以って最初の二年間は初期研修医と言われ毎月のように様々な科を転々として回る
(つまり。自分の専門を持たずに取り敢えず幅広く経験する二年間である)
なぜハードかは詳しくは言わないが、抗がん剤をフルに使う科であること、他の内科と比べ重症なのに治療を積極的に行う患者さんが多いこと、
血液の病気にかかると感染症などの厄介なトラブルが他の科よりも圧倒的に多いこと などが挙げられるが
とにかく内科志望の学生が「血液内科志望です」というと周りの見る目が変わるくらいハードで有名な科である。
所詮ほぼ見学実習生と同じレベルのなりたて研修医の私がその科ですることと言えば、
日々の塗り薬や切れそうな薬剤の補充処方箋を出し、担当患者四人分の朝と夕方のカルテ作成程度である。
(まぁ担当患者が他の科に診察を依頼したり、検査をするときの依頼は(いわゆる「オーダー」)はやったけど)
それでも先輩医師について回って、自分の最低限のタスクをこなそうとすると、毎日七時半には担当患者の居る病棟に到着し、
帰りは19時が早い方、遅ければ22時にもなる
周りの常勤の先輩医師はもっと凄い。カルテを見ると6時半には病棟にいて帰りも平均で21時とかそんなレベルである。
いくら近くに家を構えているとは言え、どの先生も片道30分は通勤時間がありそう。
単純に考えても家にいる時間は夜10時から朝6時までの8時間やそこらだろう。
人間にとってベストと言われている睡眠時間が7時間であることを考えると
日々の余暇は1時間程度しかなく、しかもこの1時間で風呂・朝夜の食事を済ましている計算だ。
これだけでも恐ろしいが、医者にとって土日のサービス残業はほぼ当然だ
土日のどちらかは必ず病院に出向いて少なくとも12時を越えるまでは病棟に待機する
つまりこれだけ平日が忙しい上に、土日は普通の人の3/4ほどしか余暇がない
勿論「会社員だって若いときはそれくらい忙しいだろ」という意見もあると思うが、
私が恐ろしいのはおよそ多くの医者は「引退するまで」この激務が続くという点だ。
当然、毎日のカルテ記載や日々のいざこざの対応は若手の担当で、それが忙しくはあるのだが、
医者の場合、経験が増えて序列が上になるとそれはそれで別の仕事が追加される
一番わかり易いのが外来の担当で、入院患者が退院したあとも定期的に様子を見る
(一見、重症患者の居る病棟診療より軽症患者の多そうな外来のほうが簡単そうだが、
短い時間で患者の状態を判断し、返していいか入院させるかを判断させる外来
それに加えて、若手医師数人分の担当患者を広く把握し、治療などの全体の方向性
結果として指して年をとっても楽になることはなく、下手をするとベテランほど
よくこんな毎日を続けているな、というより、よくこんな生活で国民・社会人としての義務を全うできていると思う
独身の医者が、いつ、身内の冠婚葬祭・税金や年金の手続き・その他諸々の手続きをやってのけるのか単純に疑問である(市役所とか平日しか空いていないし)
よく「医者は世間をしらない」だとか「常識知らずだ」とか言われることがあるし、自分もそうであると思う
学生だった頃、実習中に部長先生と飲みにいったときに料理の話になり「~合」とお米の量を表現したら、その単位を部長先生が知らなかった時があった
あのときはなんて常識とか生活力に欠けた人だろう と思っていたが、その日々を目の当たりにすると、こんな生活をしていたらそうなるのも仕方ない という気がする
こんだけクソ忙しいとまともに医者にもかかれない。
そして、自分の病院だけかもしれないがサービス・福利厚生が余りにも酷い
特定されるのでハッキリとはいえないが、 入職前の健診がない まだ保険証が渡されていない
これほどリスクの高い仕事をしているのに訴訟・賠償保険も提供されない 当然、残業ボーナスもない
あと、これはどうでもいいかもしれないが病院の職員食堂のメニューが余りにも酷い。 お米が多すぎるし揚げ物が多すぎる。野菜足りなすぎる。
こんなにプライベートの時間がない上に病院側からの福利厚生がここまで欠けていて、養生できるのなら逆におかしいくらいだ。
お医者様とか先生 とよく言われるが、あれはただ単に「人を助けてくれる尊い人」というだけではないように思える
これだけリスクが高く、プライベートの時間も少なく、それでいて実は給料も飛び抜けて高いわけではない(恐らく王手企業で同じ時間働いたら倍は貰える)
こんな職業 まともな人間ならやっていられない。「よくそんな職業やってられるね 尊敬しちゃうわ」みたいな意味もあの「先生」には込められている気がする
ここまでグチグチと言っているが、実はこれでも自分の血液内科は恵まれている
他の病院の血液内科では「土日毎日来い」だとか「平日は3時間くらいしかねれない」という話もよく聞く
それに、うちの病院は関東方面ではそれでも給料の良い方であるようだ
とまぁ、最初の科だけで話が膨れてしまったのでそれ以降のことはまた今度にするが
そんなこんなでおもったよりもハードな毎日を送るはめになっているのである
実は私は就職活動のとき、今自分が所属している病院よりも名声が高く、給料や診療実績の高い病院も幾つも受けていた
それにも関わらず今の病院に勤めているのは 決してそれらの病院に不合格になったのではなく
理由は自分が目指す分野だけなら今の病院が一番であること、 忙しい毎日に耐えきる自信がなかったからである
しかし私が夢見たほど現実の研修医生活はハイポとはならなかった。 それに研修医は人員補充の目的もあるため
自分が行きたい科以外の診療科にも何ヶ月も所属させられる部分もあったりして自分のこれからの二年に少なからず不満はある
「どうせ忙しいなら全部の科が有名なあの病院を第一志望にしときゃよかった あそこなら給料倍だし」 なんてことも 正直毎週のように思っている
でも今の病院も先生はちゃんと教えてくれるし、 勉強になることも沢山あるので 決して満足してはいないが嫌いでもないし完全に後悔しているわけでもない
(大体、 この程度で音を上げているのだからハイパー病院にいったらもう仕事やめてるかもしれないしね)
いずれにしても毎日のように思うのは「こんなタフな体に産んで育ててくれた親のありがたみ」である
薬剤師です。
別に楽でもありませんし、いうほど稼げません。
一生知識のアップデートが必要で、高いお金を払って勉強会や学会に行かなくてはなりません。
当直はきついです。それ以外にも抗がん剤や劇薬を使うことが日々あります。
難しい式を使ってたくさん計算をします。患者さんには怒鳴られる診療科もたくさんあります。
飲み合わせ、体質、生活習慣、確認してることがたくさんあります。早く薬出せ、ってあんまり言わないでくださいね。
病院は階級社会です。薬剤師は特に偉くなれるわけではありません。
医者は薬についてきいてくることがありますが、基本的上から目線です。なんで質問してるほうが偉そうな態度なんだろう。
大学時代もたくさん遊べたわけではありません。週5朝から夜まで授業でした。
研究室ではコキ使われました。実務実習ではパワハラやセクハラが蔓延していたところも多いです。
でも、べつに仕事がものすごーーーーーくいやだとかはないです。薬剤師になったことは後悔していません。
もう少し稼ぎたいなあとは思うけど、薬剤師の仕事はとってもやりがいがあります。医療ってそんなものだと思っています。
じゃあ何が一番嫌?
やっぱり「楽して稼げる」としか見られない評価なんでしょうね。
もちろん院内での評価は頂いています。そんなのではなく、「社会的満足感」がほしいんでしょうね。
これは先代の薬剤師の先生方の悪行かもしれませんね。我々の代で変わるといいのですが。
まず「どこの病院を土日営業にするのか」という問題が起こる。皆「私の近くの病院にしてよ」と思うからだ。
そこはまあ国が無理やり割り振れば、と思ったが、現実的には立地住民の不公平感を拭いきれず解決できないか多くのしこりを残すことになると思う。
土日開店の病院がある町には子育て家庭が引っ越しを検討するくらいのメリットがあるだろうし、逆もまたある。
次に、働く側。医師・コメディカルは「土日は学会」という理由がわりと大きいかもしれないが、看護師、事務員は「友人が休んでる土日に私も休みたい」が大きいのではないか。
であれば土日が休日の病院に人気が集中しそうである。休日出勤があるので今ですら友人と予定が合わないことは多々あり、ぼっち感に苛まれている人は少なくないはず……。
今、周りを見渡すと、町医者は以前より随分診療時間に融通を利かすようになっている。夜9時10時まで診療しているところが増えた。
受診する側としてはとてもありがたいが、煌々と明かりが点いているのを見ると大丈夫か?と心配になる。
閉店が遅い分、開店も遅いならまだいいが10時~13時まで開けて、一度閉め16時~21時というパターンもある。しかし皆も分かるだろうけど、間に休憩挟んだってそれほど休まらないよね、特に精神的に。
歯科医院・整骨院は過当競争が第一原因だとは思うけど「土日しか休めない会社員の都合」を汲み取った結果でもある。
便利さを求めると他の誰かに自分が得た便利さ以上の不便さを強いる結果になるのではないだろうか。
そりゃあ病気でしんどいのに一つも病院が開いてないってんじゃ困るが、今でも市町村内の病院で持ち回りで休日診療をやっているし、専用の休日診療所がすでにあると思う。救急車を呼ぶような場合では、24時間救急の病院を探して送ってくれる。
今だって医師とか看護師、コメディカル、事務員、みんな土日出勤あるし、年間休日数は普通の会社員よりずっと少ないと思う。(緊急呼び出しにはさすがに代休がある。がそれすら消費できずに捨ててる人が多い。規定によっては割り増し賃金だけの場合も)
(一方で以前複数あった休日診療所がいつの間にか「2市合同で一つ」になってたり、小児科・産婦人科が縮小されてクローズする病院があったり、公立病院の間口が狭くなってる感はある。人と予算が足りないんでしょう。)
それほどの急を要さないのであれば、土日二日なんとか我慢するという方針もありなのではないか。アレルギー性鼻炎の苦しみを知らないが、その苦しみを知ってもらう努力を病院の代わりに会社に向けるとか。有給・傷病休暇を取ろう。
医師に「なかなか休み取れないんですよ」といえば通常の2週間分でなく1か月分薬を出してもらえることもある。
とまあ、確かに「土日だろうと急病はやってくる」という観点から病院の休日分散はできるならやった方が市民の健康には良いと思う。
しかし一番の問題「どこの病院にどう休日を割り振るか」が解決しそうにない。
落としどころとしては「急を要する場合は休日診療所へ行くか、救急車を呼ぶ」「急を要さないなら土日は我慢。都市部なら#7119救急相談センター#8000小児救急電話相談」という現状維持が一番ましだと思う。
「みんな平日は会社を休めないんだよ」という根本原因を放置したまま「病院側でなんとかしましょう」という場当たり的な対応で進めると医師・看護師・職員の成り手がさらに減って悪循環が加速する。
追記。
歯医者が夜中まで頑張るのはコンビニより多い過当競争の中、高額な初期投資と複数の歯科医を抱えているので(一人の診察に一時間かかることもざらなため)がんばらざるをえないからだよ。
一方で町医者は供給が足りない。平日朝から列ができている。開院三十分後に入ったら一時間待ちはざら。土日休んだら捌ききれないからどちらかを開けて、変わりに水曜休む、実際にはその日もバイトの先生を雇って開院している所も多い。医師の時給はとても高い。
正直儲けはいらないから休ませてくれと思ってる医院の方が多いと思う。
そんなわけで「医者も歯医者を見習え。経営のために土日を開けろ」という意見はちょっと的外れ。
公立病院だと現状患者さんが来ればくるほど赤字になってる気がする。だから歯科とか薬局とか外部に出しちゃって診療科は減った。入院と違って外来は儲からないから科によっては週三日に減らされた。経営を考えるならスリムな方がいいからね。
とはいえ、いっせーのーでで美容室みたいに全部ずらして土日どちらか開けてみるってのはありかもしらんね。代わりに水か木あたりを閉めて。水曜日休みの俺が困るじゃねーか!という意見には「全体の幸福を考えると…」なんていう言葉で我慢してもらうことになるけど。
休日輪番制はいまでも救急とかでやってて、今以上に充実させるなら人員確保の目途をまずたてにゃならん。
あと連休がないってのはわりと怖いことでね、もとから連休のうちどちらかはなんやかんやで出勤になることも多くて、一日しか休みがないといつの間にか「あれ?前回休んだのいつだ?なんか12連勤とかになってね?」という事態が起こりやすい。
現状月~金を10、土日を2で回しているとしよう。計54だ。
これを職員分散で平均化すると7.7だ。職員数が7.7に減ったら仕事が7.7に減るかといえばそうじゃない。時間当たり仕事量は変わらない。開院してたらしてるだけ患者は来る。
「かかりつけ医」とは、耳でも肌でも尻でも、何でもとりあえずまず始めに診る医者、のことである
耳が変だから耳鼻科に、肌が変だから皮膚科に、尻が変だから肛門科に、咳が出るから内科に、ということができなくなる、ということを意味する
つまり、標榜科を目指して受診する、という患者の習慣そのものが、罰せられることになる
その標榜科において、総合診療専門医が、その専門医に代わって診察する、ということですらない
総合診療科、という標榜科において、耳や肌や尻の診療が行われる
専門医に受診するには、まず非専門医の診断が必要、という、矛盾した制度になる
当然、雲の上の存在となるわけだから、数が減って、予約しなければ診てもらえないことになる
耳垢が詰まって吸い出してもらいたい、と思ってその日に解決する、なんてことは、お父さんやお爺ちゃんの昔話、みたくなってしまう
持病があって月イチでそこそこ大きい病院に通院している。
先日、いつものように会社を早退(正確にはフレックスのコアタイム外なので本来自由なハズだが……)して病院に行ったら、再診受付機に「お前予約してねーだろ」とエラーを吐かれまくった。
受付に申し出て調べてもらったら、最初はよくいる予約勘違いいちゃもん野郎だと思われて、来週が正しい予約日だからおとなしく出直せ的な雰囲気の対応をされたけど、
予約変更手続きがされた日付を確認してもらって前回来院より後であること、
予約変更されてる理由(お医者さんが学会に行くとかなんとか)についても記録が残ってたので、こちらから申請したことではないことが分かって、
「え、でも連絡一切きてないです……」と言うとようやく状況を調べ始めてくれた。
待合でボーっと座っていると10分ほどで、
「予約変更の手続きをした事務の者に聞いたところ、確かに増田さんにご連絡はしていないと言っておりまして……」
と困った顔で受け付けのお兄さんが中間報告してくれたけど、マジでどうしてそうなったし。
でもこの人に文句言ってもしょうがないもんなーと思って「あらら、そうですかー」とか言ってた気がする。
しばらくしたら「診療科の方からお話を伺いたいとのことですので申し訳ありませんが診療科の待合へ行っていただけますか?」と言われて、
お話を伺うも何もないだろうよ先生いないならどうしようもないし……と思いつつ行ったら、
ベテランっぽい看護師さんが出てきて「何かの手違いか行き違いがあったようで、ご連絡ができておらず~」と謝られた。特にお話は伺われなかった。
何かの手違いってなんだろう、そこがすげえ気になるなぁと思いつつ、この看護師さんがやらかしたのかどうかもわからないのでまた曖昧な返事を返した。
事務の人は予約変更とだけ聞いて診療科の人が連絡して既に患者(俺)が了承済みだと思った、
診療科の人は、事務の人が処理する前に連絡確認してくれると思ってた、みたいなことがあったんじゃないかと思っている。
どっちが悪いのかとかは内部のシステムなりルールなり次第だからよくわからんけど、
普通は「先生の都合がつかなくなったのでこの日に変更してもいいですか?」と予約の変更を実際にシステム上で処理する前に患者に打診すると思うんだけど(実際過去に何度かあった)、
そこのフェーズが今回は綺麗にすっぽ抜けてしまったんだろうなーってイメージ。セクションが分かれてる大病院ならではかも。
そのあとは、頓服の薬がぼちぼち無くなりかけてたので、薬をもらっておきたいことを伝えると、
同科の別の先生が患者さんを診終ったあとの隙間の時間で2分ほど時間を取ってもらって、いつもと同じ薬を同じ量だけ出してもらえた。
次の通院が翌週だとスパンが短いので、変更された予約の日をさらに動かせるか一応確認してもらったけれど、
先生本人は学会行ってて不在だし、確認できる範囲では今抑えている枠以外は結構先まで自分が来られる時間はいっぱいだったので、しょうがないから来週再度通院することになった。
まあ起きちゃったことは仕方ないし、もう別に直接ミスった誰かをすごく責めたいっていうわけでもないんだけど、
期間をあけずに連続で早退()することになって割と風当たりが強くなりそうな職場のことが億劫で仕方ないので、せめてツイてなかったことを増田で愚痴ってちょっとすっきりしておこうと思う。
弱ってるのだから、クサるのは当たりの事だし、広げてみようと思えたなら、自分がんばったなとほめてもいいと思うよ。
というか、増田は頑張ってるよ!
中規模の病院だと、内科医でも、入院患者を診るから、軽い安定剤ぐらいは処方するのかなと思たのだけど、
がん患者とかは、精神的に弱ってる人も多いだろうからね。(入院経験はないからなんとなくだけど)
総合診療科があるならそれもいい案だし、HPに曜日別の担当医とか書いてあるから、出来たら常勤医の時間がいいと思う。
お医者さん以外には関係ない話かもしれませんが、今後専門医制度というのが大きくかわるということでお医者さん近辺は大変揉めています。
端的にいうと今まである程度自由に更新されていた、整形、とか皮膚、とか泌尿器といった専門医を更新する際に勤務実績を付け加える、学会出席だけではなくレポートを課すなどして
更新を困難にして、(専門医を維持するのであれば)ある程度制度に基づいた臨床をやっていかないといけなくするということでしょうか。
内科については結構抜本的に話がすすんでおりまして、今まで内科認定医⇒各科(消化器、血液、呼吸器、循環器)専門医で事足りていたものの
今後はまず総合内科専門医なるものに進化してから各科専門医にすすむという形になるということで大変煩雑になります。
煩雑であっても、患者さんの利益になるのであれば一向に構わないと思うのですが、ここに内科専門医ではなく総合内科専門医という名前にしたところに
どこやかのえらい人の方図がすけているような気がしてならないのです。
というのも、現状、日本全国見回してみれば医療格差は確実に進行しています。某地域では当番病院を作って、あるいはその他の地域ではマンパワーがあって、ACS疑い、脳卒中疑いの患者搬送連絡などあろうものなら
あっという間にチームが参集して血管内治療含めてできるだけの方策を施行するでしょう。ただしそんなことできるのは(国土面積でいったら)十数パーセントにも満たない地域でしかありません。
厳然として、住んでる住所、病院との距離、そこの病院の医者がその日たまたま月に一度の休日だったなんでことで受ける医療の質は極めて大きなブレがあり、僕はこの状況については
国民の基本的人権を侵しているとしかいえないのではないかと考えています。
一方で国民の八割以上が都市圏で行えるような「スタンダード」な医療を提供できるようなシステムを構築するなんて医療従事者の確保からしてむりだし無い袖もふれないし予算なんてどうしてもつきません。人口1万人の町で年に四回起こる心筋梗塞と年に二回おこるtPA適応のために、365日体制をスタンバイさせるわけには行かないというのはお分かりいただけると思います。
そういった「居所」による人権の侵害が現実に存在する中で、それを声高に訴えられる前に、偉い人はわれわれ内科医をすべて内科専門医ではなく「総合」内科専門医にしようとし、また基本領域に総合診療科をつくり
そちらに若い医師を誘導するようきわめて複雑な新内科専門医制度を押し付けようとしているのでしょう。
もしあなたの街に総合内科専門医の先生(専門は神経だけどね)みたいな人が赴任したらとりあえずあの人に相談したらいわゆるテレビでやっているような茫漠としたイメージの最先端の医療につなげてもらえるというイメージをおもちではないですか?はっきりいって大きな間違い。です。
やっぱり初療で各科専門医が見た方が明らかに予後は良好と思います。総合診療科がなんとかみていくということと、各科待機のそろった病院の行う医療を比べれば雲泥の差です。
「総合」にはこんな意味がこめられているのでしょう。何かこの田舎で病気しても「総合」なあの人はなんとかしてくれるにちがいない。それ総合なんだと。残念ながらそんなことは期待できないと思います。
そうやって本来の意味での適切な医療が受けられずに亡くなっていく田舎在住の人たち。彼らの適切な医療を受ける権利を守ることは、現状の保険診療では無理だと思うし
気づかれる前に制度を変えてうやむやに何でも見れますなんて無責任なことを広めてなんとかしようなんてのがえらい人の考えなら、そのとばっちりを食らう現場の内科医はもっと反発してもいいのではと思います。
私は、看板として総合診療をかかげて治療することに大いに疑問をもっています。基本的な内科の力量を持った各臓器専門医が病態や社会的背景、かかりつけ具合などをみて、他分野専門医と相談してそのつど適切な医療を提供すればいいと思うのだが。それより、せっかくスペシャリティーを確立して生きていこうと思っているしょっぱなに、総合内科、総合診療と称して地域の医療格差を押し付けられる役割をはたすのはごめんだ。
医学という学問は、暗記ばかりで時々嫌になるけど、基本おもしろいと思うし、何より学んだことが誰かの役にたつ、という意味ではとてもやりがいがある。
困っている人の役に立つのはとてもすばらしいことだと思うのだけれども、クズの相手はしたくないなと。
まぁ、クズにもいろいろあって、俺もクズっちゃクズだけど、自分の負の感情を社会的強者にぶつけたりしないし、立場の弱い人間にもあたったりしない。
相手にしたくないのは、自分の置かれている環境に満足できず、それを昇華できないから、不当な主張を繰り返すクズ。
ただ、医療現場で働く上では、そういうクズを避けては通れないわけで。
学生如きが何を知ってるんだと言われるかもしれなけれど、一度社会経験を経たうえでの医学部再受験なので、社会には色々なクズがいるっていうことは少しは理解しているつもり。
もちろん、「困っている人を助けるやりがい+α>クズを相手にしなければいけないこと」なんだけれども、なんとかならないものなのかと考えてしまうわけです。
http://togetter.com/li/921444などでアキネイター的なシステムでなんとかならないのかといったコメントがあるが、だいたいの病院は受付にいる人(※全ての受付にいるスタッフというわけではない)の脳内にそういうのが構築されており7〜8割方はその振り分けでなんとかなっている。逆にいうと2〜3割はどうにもならない最初から適切な診療科を選択するのが無理ゲーなものである。
はてブでもよくお見かけするなんちゃって救急医先生のサイトに「地雷疾患番付」というのがあり、そこから具体的な事例を見ていただきたい。
http://case-report-by-erp.blog.so-net.ne.jp/20070730
たとえ総合診療科があったとしても、そこで100%適切な診療科に振り分けられるとは限らない(現代医学では不可能である)ということはもっと広く知られるべきだと思う。
塩村議員に対する野次。
隊長や某コラムニストらのゲスい「塩村ビッチ論」はおいといても、塩村議員がどう感じ何に涙したのかはわからない。
だけど、このニュースは不妊に悩む女性にとってはショッキングなことであったことは間違いないと思う。
かくいう私も都内在住で30代不妊に悩む女性として憤ったり悲しかったり。
不妊って、本当にしんどい。「子供ができなかったなら仕方ない」と覚悟を決めないとやってられない。
数ヶ月前から不妊治療のクリニックに行き始めた。日本の(というより東京都の)不妊治療の現状を知って衝撃を受けた。
時間予約ができないので2時間待ちは普通。いつ行っても待ち合いスペースは20代〜40代の女性であふれている。
こんなにたくさんの女性が不妊に悩んでいるんだ、と衝撃的だった。
第二に、保険が利かない診療科目が多いので当然ながら治療費が高額。
通常なら1回の通院で3000円〜10000円以上かかる。
これが週に数回かかるとなるとかなり痛い。
もちろん、体外受精をすると1回につき数十万円が飛んでいきます。
そして、どれだけ高額の治療を受けても、それが必ずしも「結果」(=妊娠・出産)に結びつく訳ではない。
第三に、時間の融通が効かないということ。
初期のタイミング指導なら、排卵日1週間前くらいから毎日のようにクリニックに通って、超音波で卵子の育ち具合を見て、十分な大きさになってきたら医師から「今晩タイミングとってくださいね〜(=sexしてね)」と指導される。
困るのは、「じゃあ、明日の朝、もう一度来てください」と言われること。
働いている身としては「いや、無理です!」としか言えない。
私は教員をしている。授業計画に沿って授業をしているので、突然「授業を休む」なんてとんでもない。今日の明日で、代わりの人に授業をやってもらうわけにもいかない。
もちろん「私、不妊治療してるんで突然休むことあります!」と宣言すれば、受け入れてくれる職場ではあると思う。(学校にもよるだろうけど、教育現場は出産・育児に関することについては割と寛容です)
だけどその場合、授業を頻繁に休講にする理由として、生徒や保護者にも「不妊治療宣言」をする必要があるだろう。保護者からは「そんなにすぐ休む人をうちの子の担当にするな」というクレームも来るだろう。
結局、仕事を休む訳には行かないので、不妊治療クリニックの通院は今のところやめている。
私のように、仕事の都合で不妊治療を続けられない女性って少なくないと思う。
長々と書いてしまいましたが、とにかく不妊って「しんどい」ってこと。
不妊治療の一番辛いところは「私が悪いのか」と自己批判・自己嫌悪に陥りがちなところだと思います。
妊娠できない自分が悪い、妊娠するための治療も受けられない自分が悪い、と。(科学的には、不妊の原因は男性と女性で半々だけどね)
そういう実感を持ちつつ、件の野次のニュースを見ると「あぁ・・・」って絶望しかないですよ。
おっさん世代には「産めない女性が問題」という認識が未だにあることとか、そして今後不妊治療が受けやすくなるような社会制度が作られたり、社会的な認知が広がることはないだろうこととか。
というわけで本題ですが、そういうおっさんに同じような痛みを持たせられるセクハラ野次って何がありますか?!
「お前のくされチンポ、いつ勃つんだよ!」みたいな?
なるほど。
あくまでファーストオピニオンを判断するためのセカンドのオピニオンでしかないということですね。
ご指摘ありがとうございます。
診断や治療方針が真逆だったら、医者同士がお互い困るから、普通、セカンドオピニオンも二重診療も認めない。恐らく、セカンドオピニオンを標榜する診療科は、重篤疾患の診療科だけと思う。
いろいろネットで見てみると、癌などの重篤疾患のみならず、適用されている例が数多く出てくるようですよ?
Wikipedia(セカンド・オピニオン )にも
精神医療の投薬治療において注目されるようになってきた
と書かれているように、
セカンドオピニオンというのは、もともとガン患者などの重篤疾患患者の間で使われはじめた。だいたい2000年あたり。それまでは、医者にかかったら、その医者の指示を聞くのが当たり前だった。
しかし、生死がかかってる重要な問題だから、別の医者の意見も聞きたい、しかもネットという環境が揃いはじめた時期だったのもあって、手軽に医者に意見を聞ける、そういう状況から、患者サイドからセカンドオピニオンという発想が生まれた。と思う。あくまで個人的見解。でもその当時の当事者。
あくまでもセカンドオピニオンは第二の意見。それは診療では無く見解・意見だけ。治療はしない。勿論、治療ではないから健康保険は適用されない。
診断や治療方針が真逆だったら、医者同士がお互い困るから、普通、セカンドオピニオンも二重診療も認めない。恐らく、セカンドオピニオンを標榜する診療科は、重篤疾患の診療科だけと思う。
その通りだと思います。起業者の方と比べるとリスクはまだ低いですが、生涯賃金を考えたときにプラスかマイナスかというのはその医師の才覚にもよると思いますが、微妙な所です。
また、医療職(医師・看護師はじめPT・OTさん達)の良い所は「働く場所を選り好みしなければ、100%食いっぱぐれはしない」ということだと個人的に思っているんですが、開業して失敗したらそのメリットも失われてしまうので、、、非常に怖い選択だと思います。
「父親の医院を継ぐ」と言っている先輩は一人いらっしゃいますが、診療科を自分のやりたい科に変えるか、親の代のままで行くか等非常に苦心されているようです。
北海道滝川市の元暴力団組員の夫婦らによる生活保護不正受給事件では、不正を疑う機会が何度もありながら、市は積極的な行動を取らずにタクシー代として約2億4千万円の公金を支給し続けた。なすべきことをなさない「不作為」がまかり通った過程を、関係者の証言や裁判記録から検証した。
(中略)
滝川市内にも13の診療科を擁する市立病院がある。約85キロ離れた札幌市の北海道大学病院へのタクシー通院は本当に必要だったのか。幹部職員は「北海道でナンバーワンと認める北大病院の医師の判断が非常に大きかった」と語り、当時の担当者をかばった。
(中略)
夫婦のタクシー代が月に2千万円近くに及ぶこともあったのに、事務所長は「まあ、救急車並みの装備を付けたタクシーだったので、移送費については妥当というふうに考えていた」と語った。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130407/crm13040722320009-n1.htm
14,000,000 | 月額 |
466,667 | 1日 |
233,333 | 往路 |
194,444 | 割増分を減算(/1.2) |
2,000 | ヘルパー2名 |
1,000 | 介助 |
1,000 | 寝台 |
1,000 | 吸引器 |
189,444 | 残 |
770 | 初乗り | 1.6km |
188,674 | 1メーター120円で1,572メーター分 | 288m*1,572メーター=452,819km |
毎日10時間以上車の中にいないと無理。しかも夫婦別々で乗ってる。