はてなキーワード: 相互監視とは
プロではないけれど学生時代に選抜される程度には熱心にボールを追いかけていた私がお答えしよう!!!
(1)サッカー選手自身はアレかっこいいと思ってやってるんですか?
➡️特に何も考えてないぜ!!
君が息をすることを意識しないように、ほぼ無意識でイタイイタイ出来るんだっ
(2)「ここでアピールしてファール取れれば戦況有利になるからひと芝居やったるか!」って思ってやってるんですか?
➡️その通りだぜ!!
普段の練習から「お、ここファールチャンスやん!」と腕を磨いているんだ!
(3)それとも本気で痛がってるんですか?
でも稀に痛い。超痛い。でも誰も信じてくれない…。
➡️するぜ!!
といっても、友達とのふざけ合いとか、有名選手ファールの真似っこでやる感じだぜ!
(5)小学生くらいからサッカー始めたとして、何歳くらいからああいう大袈裟に倒れて痛いアピールするようになるんですか?
高学年にもなるとみんな悪知恵も付き始めるからね!
ピュアな子ほど転ばすに頑張ろうとしているから、応援してあげると嬉しいぜ!
(6)最初にやったときはやはりちょっぴり恥ずかしかったりするんですか?
➡️うん…。
(7)試合後、監督とかチームメイトから「なかなかよかったよ」的な言葉をかけられたりするんですか?
➡️その通りだぜ!
そのファールから点が決まったり失点を阻止したり、チームの勝利に貢献したときは評価を得るぜ!
(8)アレにまつわるトリビアがあれば教えてください。
➡️まあ、見苦しいよね、ごめんね。
しかしながら「プレイヤーの相互監視によって危険行為のデメリットをより高めて、選手が積極的に安全にプレイする」システムなのよ。
ちょっとでと違反行為したら不利益をもたらす仕組みをみんなでつくってるのよ。
審判を子供にやらせたり、ルールがよく分かっていない方が審判すると『肘で腹を打つ』『スパイクで足の露出部を狙う』『倒れ込むときに膝で潰す』など腐れ外道のクソ野郎が悪事を働くのです(恨)
もし貴方が許せるのであれば、選手がアレしたときには「あぁ可哀想でちゅね〜」「イタイイタイでちゅね〜」「わぁ!自分でおっきして偉い偉い」とあやしながら鼻で笑っていただけば幸いです😌
「世の中って思ったより面白いし色々ワンチャンあるじゃん……」
顔が思わずニヤつきそうになった。
流石に状況が状況なので表向きは抑えていたが、目だけは煌々爛々とするのを抑えきれなかった気がする。
戦争が始まろうが、流行病が蔓延しようが、結局世界は昨日までと大きく変わらずに動いていく中で、テレビが伝える情報は世界の壊れる音を聞かせてくれた。
世界は壊れる。
誰かが壊せる。
数年ぶりに心のエネルギーがポジティブの側へと傾くのを感じた。
このままもうこの人生終わってもいい頃合いじゃねえかな?
そう思ったのはファウストの最後、世界をよりよくせんと誰かが振るうツルハシの音を聞いたと勘違いしながら息を引き取る場面が脳裏をかすめたからだ。
俺にとっては、テレビが空砲と伝えた破裂音、鉄パイプをガムテープでグルグル巻きにしたガラクタのような何かから火薬が弾けた音が、希望のラッパみたいに聞こえたんだろうな。
クソったれのお偉いさんども賢しさ振りかざしのエリートども皆皆逃げ場のねえコロシアイの始まりだ。
沸騰しそうな頭の中でそんなサンダードームみてーな謳い文句を必死に考えてる自分がいた。
産まれた時から無能で貧乏で結局ソレをなにも変えられないまま偏差値50未満のアホの群れとして年収手取り300万の人生がずっと続いていく世界に本当にうんざりしているのが我ながらよくわかった。
ぶっちゃけ万人の闘争は既に始まっていて、だから優秀な人間は無能な人間に貧乏くじを押し付け続けられているわけだが、突然ルールが変われば、その勢いで誰にでもワンチャンが出る。
戦後の闇市がまさにそうだったわけだが、俺は大戦争までは望んでない。
ただ今椅子取りゲームの頂点にいる連中が、突然自分がぶっ殺される側になると怯えてくれるだけで満足なのだ。
万人が万人にとってのダモクレスの剣となり、誰もが誰もを本気出したら殺せる世界、そんな世界じゃなきゃ人権宣言なんて紙くず扱いだ。
俺はもういい加減強いやつが強いからという理由でハラスメントを繰り返して、それを告発しようとしても報復に怯えて皆で隠し合う社会にウンザリしてんだ。
調子こいたらぶっ殺される。
そのルールを下層だけが強要されて、上の人間が都合よくそのレベルを調整して、上を不快にさせたら調子こいてるのでぶっ殺していいって勝手決めちまうような社会がもう懲り懲りなんだ。
誰もが、誰もに対して不快を叫んで良くて、そして不快を叫ばれた奴が怯えるべきは追求ではなく銃弾であるって社会で良いんだ。
全米ライフル協会なんぞはどうせ権力で凝り固まった老害の組織だから信用してないが、銃によって赤ん坊が大人をぶっ殺せるという社会でなければ人間同士の相互監視は実現しないんじゃねえだろうか。
相互監視が実現しなければ、結局人権ってものの在り処さえその場その場の権力者が好きに決める社会になっちまうんじゃねえか。
人が人を自分より下層の雑魚だから何やってもいいと思いこむことそのものさえ恐れるような社会の誕生の鐘の音があの日聞こえた。
成り行きを見守りたいと思ったよ。
自分の人生も、好きなゲームの続きもとっくにどうでもよくなっちゃいるが、それでも何かもうちょっと観測できるんじゃねえかと生き長らえてきた。
結果を観測してから死んでおきたいものに一応出会えたわけだよ。
さあ、どうなる?
ノブリス・オブリージュのないゼニゲバの成金の2世3世が人間の人間扱いを放棄することで社会を回そうとし続けるのかい?
それともビビって表向きだけでも数だけは多い下層の人間どもに媚でもへつらうかい?
見せてくれよ。
俺はそれを見るために生きることにしたんだよ。
安倍さんの事件、まだ詳細はわからないけれども、組織的犯罪とかではなくて、無敵な人の犯罪だとおもう。
現状のテロ対策の延長で、警備と報復の強化でなんとかなるが、無敵の人相手だと、報復の強化はまったくもって無意味
対応案を考えてみた
国民の分裂を強化し、「持たざる者」をスラムに隔離し、出入りを厳しく強化
具体的には警備を強化、自分で警備を強化できるぐらいもってる人は良いが、小金持ちも含め、それ以外の人は無力
4案 持たざる者に金を与える
所謂ベーシックインカム。無敵の人予備軍に金を渡して、少しでも守るべき者を作ってもらって、無敵の人を減らす作戦
治安維持の為にも、今こそ4案だとおもうんだけどね。
同じ悩みにハマっていた時期はある。
自分の場合は、職場の同僚に「お前、プライド高すぎなんだよ」と
言われたのが抜け出すきっかけになった。
自分自身、卑屈で不器用で引っ込み思案な自覚があったから割と衝撃だった。
その後、異動した先で鬱になって復職する際にその言葉を思い出して
「あいつは俺より若いけど、俺よりできるから『素直に』教えてもらうか。今の変化が激しい時代は歳なんて関係ないよな」とか
徐々にに思えるようになったら色々と世の中が変わって見えてきたし、好奇心も広がった。
とは言え、言うは易し行うは難しなのは分かる。
昔から日本は減点主義や失敗したら終わり、という圧は強かったけど
SNSとか広まって相互監視社会になったことでさらにプレッシャーは強まったからね。
そこは自信を持って世の中のせいにすればよい。ただ、幸い今の世の中、
情報が多すぎるから痕跡を消せるよう配慮しておけば割とみんなすぐに忘れる。
はてブの連中見てれば分かるだろ。
30代はおっさんだけど、まだ結婚して子供を持つことも普通に可能だよ。
自分の周りでも40代で結婚して子供が出来た、という話はたまに聞く。
自分は金持ってそうな有名人・芸能人くらいしか例を聞かないくらいの年齢に達したから流石に諦めたけど、
と言うことで、自分が言いたいのは
「プライド高すぎないか?ちょっとネットで見たくらいで世の中知ったつもりになってないか?」
ということ。初心者を楽しめると人生変わるよ。笑われることもあるだろうけど、
「相手にする価値の無い馬鹿が名乗り出てくれて助かる」くらいに思って流せば良い。
駐妻。子なし。ビザの関係で就労できなかったのでボランティアしたりゲームしたりYouTubeしたり趣味の創作物で確定申告しなくてすむ程度の小金を稼いだりしてた。
最初の1,2年は仕事してないことへの罪悪感とか夫のお金だけを使うことへの罪悪感がすごくて鬱っぽくなったけど、鬱っぽくなったところで誰にもケアしてもらえないのでもうええわいな! って感じで生活以外のことに夫の金を使うことに躊躇がなくなり、趣味に打ち込んだりサボったり家事をまめにやったりサボったりして今に至る。家事が適当になってもならなくても金遣いが荒くなったりなくなったりしてもそんなに頓着のない夫でそこは助かった。
ほんとは夫の退職までいまの国に済む予定だったんだけど、いろんな事情があって3年以内日本に帰らないといけなくなった。本帰国がいつになるのかはまだわからない。1%くらいの確率で本帰国がなくなる可能性もある。が、一応来年帰国するつもりで行動しようと夫と話し合った。
でも帰りたくないよおおおおおおおおお!!!!
子なし専業主婦なんて人によると思うけど私にとっては慣れたら快適でさ、好きなだけ寝られるし、コロナ禍までは夫の出張多かったから友達呼んだりとか、ゲームとか漫画とかアニメとかでひねもすよもすがら過ごしてもよかったし、働いてなくても「ビザ降りないんだから仕方ないよね」って許されたし、駐在妻仲間もいい人ばっかりで趣味の話できる人もいて、趣味繋がりで現地の友達もできて、本は電子書籍になっちゃうけど夫の稼ぎのおかげであんまり躊躇せずに買えた。生活には一切困らなくて本当に快適だった。趣味や家事を極めるもよし消費に身をやつしてもよし(家計を圧迫しない程度に)、飼い猫と一日中遊ぶもよし、たまの一時帰国にはちょっといいホテル泊まって茶会や観劇もよし、のんびり過ごすもよし……。
今の時期なら某エアラインのビジネスクラス用ラウンジ開いてないからファーストクラスラウンジに案内してもらえてシャワーも待たずに使えるし(ビジネスクラスラウンジのシャワーは時間帯にもよるがだいたい混んでた)、寿司職人の握った寿司が食べ放題だったりして超快適なんだよ。ビジネスクラスラウンジと違ってセルフサービスじゃなくてちゃんと係員の人が持ってきてくれるの。某ミシュランのラーメンも食べられたんだけど、上品で滋養に満ちた味がしてあんまりにも美味しかったから感激しちゃって「とっても美味しかったです!」って係員の人に言っちゃった。化粧品とかアクセサリーとか、ちょっとしたプレゼントなんかを年に一度の帰省の折に空港の免税店や機内販売で買うの楽しみだったんだけど、日本帰ったらコロナ禍落ち着くまでは国際線には乗らないだろうな。
親兄弟だって仲は普通くらいなので年に一度会うくらいでちょうどよかったし向こうも「◯◯国に姉/娘が住んでる」みたいなのけっこう話のネタにしてたみたいだからめっちゃガッカリするだろうな。仕事が忙しくて、引退したらこっちの国に旅行したいと行っていたけどコロナ禍でダメになっちゃったし。まあ日本に帰ったら、万が一親が危篤になったらすぐ帰れる、というのは救いだけど。
日本帰ったら東京に住むことになりそうで、夫の海外赴任手当がなくなる分給料がかなり目減りするしそのくせ家賃高いし家は狭いし人は多いし通勤時間長そうだし生活音に気を使いそうだし相互監視社会みたいで嫌だし私ができる仕事だってきっとなさそう。40歳目前の10年ダラついた専業主婦やってた奴なんか誰が雇うんだよっていうかパートやバイトもできる気がしないし今さら働くための資格勉強とかできる気がしないよ! フォークリフトの免許はちょっとほしいけど。夫にも「働くとこなんてないでしょ」みたいに言われるんですけど! 支出減らせばなんとか専業主婦でいけるかな? YouTubeのよめ子(夫の手取り15万円でも専業主婦したいというコンセプトで食事作りから始まって今では家をリノベまでしてるスーパーサイヤ人系主婦)女史みたいなガッツとセンスがあればいいんだけどそんなのない! 趣味で稼ごうにも、YouTubeチャンネルはあるんだけどセンスなくて5年やってるくせに登録者500人くらいしかいない。歌ってみた系統なので収益化なんて夢のまた夢(※動画を上げると権利持ってる会社からコピーライトクレームがつき、たとえ登録者1000人超えていても動画に広告を入れられない)。
いま住んでる国、国自体は豊かだけどかなり田舎のほうだから娯楽は少なかったけど、めちゃくちゃでかいピックアップトラックで大平原みたいなところをひたすら走ってだーーれも来ないだだっ広いビーチパークで水平線をボケーと眺めながらドライブスルーで買ったスタバのピスタチオフラペチーノベンティーをすするとか、もう二度とできないんだろうな。
あと飼い猫が外飼いなんだけど、東京に連れて行くつもりだからそうなると室内飼いになるので、ちょっとかわいそうかな……と思う。そういえばウクライナからペット連れて来た人がニュースになってたね。海外から日本に犬猫連れて帰るのは書類やら手続きやらが面倒だしチップ埋めたりワクチン二回打たないといけなかったりするから準備日数もかなり必要なんだよね。一緒に帰れるようがんばらないと。
散々叩きまくった上でいざ改善されたら「いや、俺は単に嫌いだと言ってただけなんだけど?ほな、さいなら」って消えてくタイプでしょ。
ちびくろサンボに「こんな絵本は許されないザマス!」と叫びまわったあとで、「まあそもそも絵本なんて低俗なものウチじゃ買わないザマスわよホホ」とか抜かすような人種。
広告業界からの収入が途絶えたインターネットは本物の虚無と悪徳が蔓延る魔境になる。
ダイレクトマーケするだけのHPが残って平和になりましためでたしめでたしとは絶対ならない。
匿名の暇人に噛みつかれる心配が減ったダイマスペースは間違いなく誇大広告の実験場となる。
増え続ける誇大広告に対してJAROの対処は追いつかず、ゆくゆくは完全放置の無法地帯に。
同時に、広告以外の手法によってネットで十二分な収入を得られるもの、違法カジノ、ポルノコンテンツ、薬物売買などが跳梁跋扈するだろう。
しかもそれらは宣伝の手法として広告が封じられた結果として闇の共有リンクによって強烈な巨大暗黒シンジゲートとなる。
巨大ダークウェッブシンジゲートは数多くの犯罪行為によって人々を誘い込み、結果として警察や軍隊の上位層に対してすら弱みを握るだろう。
今の時代、児童ポルノを楽しんだ過去がバレて生き残れるのは漫画家ぐらいしかいない。
それは世界の清廉潔白ではなく、多くの人間が清廉潔白のフリをすることに対して多大なコストを払うことを意味する。
結果として他社に犯罪行為の片棒を担がせにかかる犯罪組織が強い力を持つ社会を形成するのだ。
その力がインターネット全体に及び事を妨げているものが、広告文化と、それによって運営される無数の匿名系便所落書きサイトに住まう暇人共による相互監視なのである。
今の地獄を抜けた先にはより強烈な地獄が産まれ、その地獄はより強力にリアルに影響を及ぼし世界をダークパワーで呑み込むだろう。
広告に恨み辛みをあげるだけの者たちに耳を貸してはならない。
消えるべきは酸素水を平気で売り込むたぐいの業者であり、そういった業者がいなくなればそもそも広告業界が異常な広告を乱発することもなくなるのだ。
倒そう、酸素水。
最近多くの企業で、人事制度を「ジョブ型」へ移行する動きが目立つ。なぜならリモートワークとの相性がよいからだ。欧米企業のようにジョブ型であれば、仕事を切り分けてリモートで仕事を進めやすいが、メンバーシップ型の場合はそうはいかない。
リモートワークは欧米を中心に広がってきた働き方だが、欧米企業においては働き方もジョブ型で、仕事を個人に切り分け、成果も無理なく評価できる。一方のメンバーシップ型は、出社して同じ「職場というハコ」の中で一緒に働くことを前提とし、メンバーの役割を柔軟に調整するため、個人の成果の評価には困難が伴う。
日本はメンバーシップ型の働き方が一般的な中、突然リモートワークに移行したため、極端なミスマッチを起こしてしまった。リモートワークを実施するならば、個々に仕事を切り分けるジョブ型への移行が不可欠なのだ。
ジョブ型へ移行するには、仕事の成果を適正に評価できなければならない。そのためには、仕事の進め方もより個人の責任を明確にする方向へ改めなければならない。さらに仕組みを整備するだけでなく、評価する側のスキルも必要になってくる。さらには、メンバー全体が新しい働き方を受け入れるよう、価値観のシフトも必要となるのだ。
日本においてはメンバーシップ型組織の歴史は長い。「中世以降、ムラ社会が成立し、環境に最適化するために相互監視的な集団主義が浸透していったから生まれた考えだ」と社会心理学者の山岸俊男氏は指摘する。
そのムラ社会は昭和から平成にかけて、会社という組織の中でも脈々と受け継がれてきた。その結果、日本では社会でも会社でも同調圧力が強くなった。会社は働く場であるとともに、コミュニティーでもあった。しかし昨今、転職や副業に加え、リモートワークの普及が進み、ムラ社会を解体する動きが出てきたのだ。
働き方の制度を変えても、多くのメンバーの価値観は一朝一夕には変わらない。日本企業では、「あなたがいてよかった」と存在を肯定されたい人のほうが、「あなたの能力はすばらしい」と能力を肯定されたい人よりまだまだ多い。
こうした事情から、財界を中心に「同一労働同一賃金」の実現という文脈で進められてきたジョブ型雇用への移行が、なかなか思うように進捗してこなかった。それがくしくも、コロナ禍という強力な外圧により、待ったなしの状態になっているのである。
多くの企業で、個々の社員の役割や仕事成果の品質の基準は明確に定められておらず、社員に委ねられている。委ねられてはいるが、会社は社員を十分に信用してはいない。だから監視する。「オフィスへ出勤し、上司の目が届く範囲で仕事をするのならば安心だが、目の届かない所にいると心配」という感覚なのだ。できるだけオフィスで観察するのと変わらぬ管理をしなければならないと考え、「社員PC管理システム」などを導入してまで細かく監視する事態につながっている。
しかし、オフィスに出社していても、本当にきちんと管理できているのだろうか。実際には職場でも「やらされ感」を抱きつつ、意欲もなく、非効率的に仕事をしている社員もいるに違いないが、そのような状態でも、決められた時間、その場でデスクに向かってさえいれば、これまではよかったのだ。社員を信用しているのか、信用していないのか、不明な状態である。
つまり「成果よりも時間。とにかく長い時間、仕事をすれば高く評価する」という、生産現場における管理形態から抜け出せていない古い価値観である。かつて目立った、効率的に仕事をして上司より早く帰る部下よりも、非効率でも遅くまで残業している部下を高く評価してしまうような価値観だ。昨今では、そこまであからさまではないとしても、残業や休日出勤をする人を仕事熱心であると見る価値観が残っている企業はまだ多い。
これは「ジョブ型」「メンバーシップ型」という枠組みで考えれば、完全にメンバーシップ型の価値観である。会社側が「社員はサボるかもしれない」と考え、実際に社員も「サボる余地がある」と感じている。監視する側、される側という関係性にある。これではリモートワークがとても機能しそうにない。こうした価値観のままではジョブ型への移行がうまくいかないのは当然だ。
・仕事の進め方は本人に委ねられている。
キーワードは「自律」だが、実現には前提がある。いわゆる「ジョブ型」への移行だ。多くの企業で理念や行動指針の中で「自律」を強く標榜しているにも関わらず、いっこうに進まないのも、働き方の「ジョブ型」への移行が進んでいない点に原因がある。仕事の仕方や評価のあり方が、社員の「自律」と矛盾した状態にあるためだ。
社員が自律的に働かなければジョブ型は機能せず、ジョブ型に移行しなければ社員は自律的に働かない。つまり、「卵が先か鶏が先か」ということになるが、価値観を変えるためには、新たな価値観に合った仕組みが必要で、その仕組みを機能させるには、新たな仕組みに合った価値観への移行が必要となる。いずれが欠けても頓挫してしまう。「ジョブ型」の人事制度など仕組みの整備と、雇用する側とされる側の新たな価値観へのシフトが、同時並行で進められなければならないのである。