散々叩きまくった上でいざ改善されたら「いや、俺は単に嫌いだと言ってただけなんだけど?ほな、さいなら」って消えてくタイプでしょ。
ちびくろサンボに「こんな絵本は許されないザマス!」と叫びまわったあとで、「まあそもそも絵本なんて低俗なものウチじゃ買わないザマスわよホホ」とか抜かすような人種。
広告業界からの収入が途絶えたインターネットは本物の虚無と悪徳が蔓延る魔境になる。
ダイレクトマーケするだけのHPが残って平和になりましためでたしめでたしとは絶対ならない。
匿名の暇人に噛みつかれる心配が減ったダイマスペースは間違いなく誇大広告の実験場となる。
増え続ける誇大広告に対してJAROの対処は追いつかず、ゆくゆくは完全放置の無法地帯に。
同時に、広告以外の手法によってネットで十二分な収入を得られるもの、違法カジノ、ポルノコンテンツ、薬物売買などが跳梁跋扈するだろう。
しかもそれらは宣伝の手法として広告が封じられた結果として闇の共有リンクによって強烈な巨大暗黒シンジゲートとなる。
巨大ダークウェッブシンジゲートは数多くの犯罪行為によって人々を誘い込み、結果として警察や軍隊の上位層に対してすら弱みを握るだろう。
今の時代、児童ポルノを楽しんだ過去がバレて生き残れるのは漫画家ぐらいしかいない。
それは世界の清廉潔白ではなく、多くの人間が清廉潔白のフリをすることに対して多大なコストを払うことを意味する。
結果として他社に犯罪行為の片棒を担がせにかかる犯罪組織が強い力を持つ社会を形成するのだ。
その力がインターネット全体に及び事を妨げているものが、広告文化と、それによって運営される無数の匿名系便所落書きサイトに住まう暇人共による相互監視なのである。
今の地獄を抜けた先にはより強烈な地獄が産まれ、その地獄はより強力にリアルに影響を及ぼし世界をダークパワーで呑み込むだろう。
広告に恨み辛みをあげるだけの者たちに耳を貸してはならない。
消えるべきは酸素水を平気で売り込むたぐいの業者であり、そういった業者がいなくなればそもそも広告業界が異常な広告を乱発することもなくなるのだ。
倒そう、酸素水。