はてなキーワード: 権力とは
それに比べて女は困ったらすぐに理解のある彼くんに助けを求めれば、助けてくれる
女はイージーモードだ
女は金持ってる
弱者男性に金を渡せよ
弱者男性を養えよ
そんな事を考えながらわたしは今日も、脳内弱者男性の話を妄想で聞いている
「弱者男性って本当に可哀想ですよね。女から愛されることはない。それどころか、女は金と権力を使って弱者男性を支配しようとしている。そんなの許せない。僕たちはただ平和に暮らしたいだけなのに……」
「大丈夫。あなたは間違っていないわ。女に支配されてるのが気に入らないんでしょ?なら、女に仕返しをしてやればいいじゃない。力のない女なんて簡単に支配できるわ。わたしと一緒に復讐しましょう?」
「本当ですか?ありがとうございます!僕は、ずっと女に苦しめられてきました……!でも、あなたのような素晴らしい女性に出会えてよかった!これからよろしくお願いします!!」
いやいやいやいや!!!!(大声)
違うじゃん!そういう話じゃなくない!?
これじゃダメだって!ちゃんと現実を見ないと! 現実の弱者男性はもっと大変な目にあってるの!
わたしの頭の中にはいつの間にか弱者男性しかいないのではないだろうか
いかんいかん!このままでは弱者男性にとって都合の良い存在になりかねないぞ!!
ここはひとつ、現実に戻って弱者男性について考えてみることにしよう まずは身近なところから行こう
息子はいつも弱者男性のことをかわいそうだと言う でも、息子は弱者男性がどういう生活をしているのか全く知らないのだ
息子は弱者男性がかわいそうだと思うだけで、具体的にどんなことをされているのかは分からない
つまり、弱者男性がかわいそうと思うだけで、息子は弱者男性を助けようと思わないのだ
かわいそうだと思うだけで何もしないのなら、それはただの偽善だ
次に、夫は毎日毎日弱者男性の悪口ばかり言っている しかし、弱者男性のことはよく分かっていないようだ
弱者男性と直接会ったこともないのに、弱者男性のことが嫌いらしい
なぜ夫が弱者男性の事をここまで毛嫌いするのかはよくわからない
だから夫の頭の中も、結局はわたしと同じで弱者男性に支配されていることだろう
そして最後に、夫には友人がいない
もし、弱者男性に友情を感じているというのなら、それは夫とは相容れない思想の持ち主ということだ
以上から、やはりわたしの頭の中に弱者男性は存在しないと言える
うん、これで安心だ
コンピュータサイエンスで博士号とりましたドヤァ(でも量子コンピュータはわかんない)レベルの連中はくそみそに馬鹿にしてるけれど(はてブでもそういう連中いる)
量子コンピュータちゃんと研究してる界隈はいがいと評価してるところよな
「なんでなのかよくわからないけど実際計算できちゃうし速いんですよねぇ」「ほんとっすね面白いっすねぇ、研究の価値ありますねぇ」って感じの反応
ほら、疑似量子って日立富士通NEC東芝と日本企業しかやってないからさ
CSってアメリカ中心主義でアメリカ出羽守みたいな感じあるもんな。CS自信ニキ達は雑魚日本企業がニセ科学やってるわ~って感じなんだろうね
そうこうしてたらペプチドリームや積水化学や損保ジャパンやトヨタが採用し始めてるのが面白い
5年後、10年後、これらの結果がわかるってことでいいのかな
さすがに4社がやってるのって何かあるんじゃないかって思うよね
なんで外出に執事がついて回るの?あんたは常に屋敷で堂々としてろ!服なんか着せるな!紅茶入れるな!あんた最上級使用人だろ!屋敷の使用人で1番偉いんだろ!あんたの仕事は事務仕事!一万歩譲って主人の大事な外出に付き従うならまだしも娘の外出になんか付き添うな!娘も執事なんか連れてくるな!娘用の侍女がいるだろ!
メイドは男主人や嫡男の部屋に気安く入るな!気安く話しかけるな!お前の仕事は家事!廊下で男性家族に会ったら頭だけ下げて話しかけるな!見習いメイドは家族に姿を見られるな!主人や嫡男のお世話は従者と下僕がやる!
というかその従者と下僕はどこにいる!男性家族に服着せて、お茶淹れて、外出に付き添うのは男性使用人のお前らの仕事だろ!メイドに嫡男の世話なんかさせる貴族がいるか!
騎士ども!お前らはその家の子供ら(主人公)が思い付きで始めた外出に付き添うほど暇なの⁈
あと、主人公に悪意をなした貴族が勧善懲悪で処刑されてるシーンよくあるけど、なんで本人が王都にいるの?代理人置いとけよ!処刑される前に領土で兵を挙げて抵抗しろよ!プロローグで「中世ヨーロッパ」って書いてあるよね?あと昔の中国の皇帝ならともかく中世ヨーロッパの領主が王に忠誠心ないなんて当たり前だし、処刑したらもっと面倒くさいんだから賠償金もらってもっと遠くの領地に送り込んだけ!簡単に貴族や領主を処刑すんな!宮廷貴族は別ね。
王族とか爵位の仕組み、教会とか権力争いとか、そういうとこ妙に現実に寄せて具体的にして、「中世ヨーロッパ風」って書いてあるのに、上に挙げたような所が全く説明されず、さも当然ですみたいな感じで書かれてるのがよくわからん。現実と違う所ちゃんと説明しといてくれ。
よく見かけるけど存命中に後継が菅→岸田になってる時点で全然違うよなあ
結局は強いところに付和雷同する自民党らしい政治家という印象がある
そもそも中国共産党はより権力を持ちうる法輪功を徹底的に潰そうとしているんだから統一教会と手を組む自民党の政治家と比べるまでもないよな
結局これ、池袋の危険運転したおじいちゃんが逮捕されなかった、みたいな話なんだよね。
法律の面からいくと、逃亡や証拠隠滅のおそれがなかったあのおじいちゃんが逮捕されなかったのが正しくて、なんでもかんでもどんな微罪でも逮捕するという一般人に対する運用の方が間違ってる。
でも、一般人からすると「俺たちは逮捕されるんだからお前も逮捕されろ」になる。
表現の自由の観点からは、エロありBLがゾーニングもせずに本屋に陳列され、エロありBLの広告トラックが公道を走る状況が正しくて、男性向けエロマンガが暖簾の向こうに追いやられ萌えアニメのポスターやら広告やらが地方議員や国連といった権力からバッシングされるのが間違ってる。
でも、後者の愛好家からすると「俺たちは規制されバッシングされたのだからお前らも規制されたりバッシングされたりしろ」になる。
つまり現状のBLは一部の人たちからは「上級国民」に見えてるってことなのよ。
池袋のおじいちゃんやBLは当然の権利を享受しているだけなのだから、奴隷根性で権利を奪おうとするのはダメだよね。あいつらも俺たちと同じように扱え、じゃなくて、俺たちもあいつらと同じように扱え、と言わなきゃ。
権力勾配というのは、理論と社会運動が精緻化して正しくなればなるほど、間違いしか生まなくなる。
黒人のほうが弱者だと思ってた連中は、白人弱者労働者を見捨ててるし
そもそも、権力がない白人とか男性とかに「あなたは潜在的に権力者ですから、弱者にやさしくする義務がある」というのが、その手の権力論だった。それはマクロとしては正しかったが。
でも、潜在的に権力者とされた人間は、ミクロ=個々の現実において、権力とか持ってない。
マクロで考えるってことは、取りこぼしを許容するということであって、それを福祉だとか寛容だとか個人の幸福を考えるリベラリズムと組み合わせるのは最悪だった。完全に発想から矛盾している。
スピード違反者には当然ながら非があるんだが
移動式オービスの運用は明らかに問題があると思うのだが何故か話題にならない
犯罪者だから写真を撮ってもOKというのは肖像権の観点からもおかしな話であって
今や気軽にスマホで動画撮影するような時代ではあるけれど肖像権を整理しなければ撮って良いわけではない
悪質な場合は許可される、というのも慎重に扱うべきであって「過失であっても死刑」となりかねない
昔から交通法規に関する警察の権力濫用はことある毎に問題視されているし
そもそも見通しの良い直線でのネズミ取りや、道路状況の変化で意味をなしていない標識の取り締まりなどはただの点数稼ぎと思われても仕方が無い
制限速度も頑なに旧車基準を撤廃せず、新東名などの高速走行可能な設計をしている道路に対しても上限をなかなか上げなかった
疲れた。
小さい会社で人員が出たり入ったり&昇進して偉くなったり&IT化進めたり&経費削減頑張ってたら
つらい。
仕事が一分野の中に積み重なってるならまだいいんだけど、かなり別分野の仕事があっちらこっちらにとっちらかってしまったので
自分でも把握しきれてない気がする。
もちろんリストにしてるけど、毎日パラパラ仕事が降ってくるのでなにか漏らしてる気がする。
今週来週で終わる量でも話でもないのでなんか休みの間もずっと仕事が頭から離れない。
今ある仕事を終わらせてる間にももちろん仕事は降ってくるので一生仕事に追われているのだろう。
人を増やせばいいんだが全然儲かってない仕事だし先行きが不透明というか暗雲立ち込めてる会社だし、
上司が悪い!!で責任転嫁しようにも自分も経営側の末端にいるような状況だし。
役員になったけど旨みが無いんだよなぁ。
給料もちょっと増えただけで、仕事量の増加には見合ってないし、
なにより、自称「もうすぐ引退します」な社長が仕事だけは早速手放していってるけど、金と権力だけはいつまで経っても手放さないから
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1966377
という3点から支持できないんだよね。
BLを明確な基準もなく規制するな! という大枠には同意だけど。
https://book.dmm.com/detail/b289amris03817
星崎レオの作品で2022年4月に不健全図書と指定されたのは「主任のエロさ、コンプラ違反です!」という作品なんだが、とりあえず読まんと批判はできないと思って、初めてガチのBL本を読んだ。
表紙から片方の男全裸だし、乳首見えてるしもうエロ本の香りが強いが、中身は男性向けのエロ本と同じぐらいのペースでセックスしてた。書き下ろし漫画の最後のドリンク飲んだら媚薬成分入りという唐突な展開好き。
男性器に関しては白塗りして修正頑張っているなーとは思うが、セックスシーンが大量にある時点で不健全図書として指定される危険性も高いとも思った。
https://book.dmm.co.jp/detail/b186ajgnh00107
たとえば男性向けの作品で、同じく性器を白塗りにしてセックスシーンが大量にある漫画に西野映一の「ツンな彼女がデレるまで」という作品があるのだが、
2009年4月 の時点で東京都に不健全図書と指定されている。つまりBLも男性向けと同様のレベルで規制され始めている状況。
なのでBLを守った後に「じゃあ次は男性向け作品の規制緩和ね」と動いてくれない限りはBL無罪とまではいかなくても優遇されている状態になるわけだが、
そういった運動をしてくれそうな気配は薄い…
実際、男性向け作品があらかた規制されたらからBL作品に規制が始まり、そこもあらかた処理されたら次は青年誌レベルの作品が不健全図書に…というのは一理あると思うのだが、
そもそも青年誌レベルの作品は不健全図書こそ指定されていないが、ここ数年で批判されるケースが急増している。
(月曜日のたわわの日経広告、ラブライブの西浦みかんのポスター、宇崎ちゃんの献血ポスターなど…)
批判がひどければ掲示の取り下げもあり、既にゾーニングという名の規制を求める運動は始まっている。
もっとさかのぼれば漫画ではなくイラストだが、 2013年 に人工知能学会の会誌の表紙に書かれた女性型アンドロイドが炎上している。
こんな状況で「次は青年誌等の男女モノが規制される!」と言われても「まだその段階? 本当に青年誌の規制対策に協力する気ある?」と思ってしまう。
上記の例は不健全図書の指定の話ではない、と言われればそうなのだが、この流れが浸透したら圧力により特定の作品が規制されかねない、っていうのあるわけで。
例えば、Vtuber戸定梨香(というよりは千葉県警?)に対して全国フェミニスト議員連盟という地方議員が集まる連盟が「問いかけ」をしたわけだが
この行為が許されるのなら不健全図書を指定する審議会委員に「問いかけ」をしたり、委員になって直接「問いかけ」をするのでは? という懸念がある。
なので、この流れにBLの愛好家から「その規制はおかしいんじゃない…?」 という声が上がっていれば信頼度はあったのだろうが、特に大きな声が上がっていた記憶は無い。
(規制に反対している人もいたのは知っているが、主流にはなれなかったよね、というお気持ち)
さんざん「エロしか守らない表現の自由戦士(笑)」と馬鹿にしてきたが、
自分たちが規制される立場になったら「表現の自由なんだから戦士はこれも守ってくれますよね?」という発言、もうさんざん見てきた。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/tsuda/status/1585945013044666368
そういう表現でも表現の自由ガチ勢(議員、もしくは議員の手伝いをするレベル)なら「はいそうですね、守ります」と言ってくれるだろうが、
俺みたいな「自ジャンルが攻撃されたら反撃する。その時手伝ってくれたら人がいたら、その人が攻撃されたら協力する」ぐらいの表現の自由戦士(笑)レベルだと
「あ、敵だな」と思ってしまうわけよ。敵を(表面上は)ニコニコしながら守ってあげられるヒーローにはなれない。
今回の発言も「いいよBL規制してみ?」「彼ら(※BL規制派)のことはもう何も信頼していませんよ。無能な味方とすら定義しません。味方ではない。」
と喧嘩腰な発言で、表現の自由ガチ勢以外、特に「BLも男性向けと同じように規制されるべきでは?」と思う層から「私たちが間違っておりました。これからBL規制に反対します」となるとは思えない。
まあ最初から仲間を増やそうと思ったのではなく、単なる愚痴ツイートなだけかもしれないけど…
https://togetter.com/li/1877785
というか「BL界隈って結局男性向けの表現規制反対には動いてくれないのでは…?」という話はもう 2022年4月 の段階でいろいろ出ていたし、
その話題の発端となったもの星崎レオ自身の「不健全図書と指定された」というツイートからだったのだが、全然状況が好転していない…何故あんなツイートを…
そりゃあ表現はできる限り規制されるべきでは無い、当然BLも規制されるべきではないと思うが、
BLは男性向けと同じ規制をされるべきではない! だからBLを守れ!(なお男性向けの規制にはノータッチ)ならそりゃお気持ち表明もしたくなるわけですよ
男性向けはもっとゾーニングするべきだが、BLはゾーニング不要!無罪!というのが理想の着地点ならば闇堕ちしてもいいよね…
保健所で不人気で引き取られない大きな黒い犬なら共に不幸になることを望んでもいいよね…
BL愛好家以外を味方に入れて、無償でBL規制反対に持っていくのはもう無理だと思う。少なく見積もっても数年動くのが遅い。
今更返答するけどお気持ち表明やし、ままえやろ…
その前段階として「なぜか反表現規制名乗ってる筈のクラスタがBL規制を求め始める」が抜けてんで。星崎さんのはそういう連中に対して腹立てて呟いたにすぎない。あと星崎さんが戦ってないみたいな言い草は失礼では。
この炎上騒動でyatoeggとかが「あの人は前から活動を~」とブチギレてたから表現の自由ガチ勢なのはわかったけど、だからこそ発言は気を付けて欲しかったんよ…
今回、擁護側と対立した高村武義は確か「BL無罪を訴える奴は何言っても無駄…BLも男性向けと同程度に規制されればよい…」と闇堕ちした人、という話をどこかで見た記憶があるので、
そういう人に燃料を与えるような発言は、「BL規制派」もなんとか仲間に巻き込んで支援者を増やす必要がある状況で最悪の一手なんよ…
巻き込み方ってもんがあるだろうよ
マジでこれ。
自分たちが規制される立場になったら「表現の自由なんだから戦士はこれも守ってくれますよね?」という発言、もうさんざん見てきた。
これを見て、本気で守ってくれることを懇願しているように受け取るのか…
バカにして書いていることはわかるんだけど、表現の自由を侵害していることには間違いないので、ガチ勢は動かなければならない。
じゃあ動いたら感謝するか?といったらしないと思う。「あのとき表現の自由戦士は守ってくれなかったしな~」と騒ぐことが目的だし。
そんな環境が続いたら俺は心がボロボロになりそうなので「表現の自由戦士(笑)」でいいや…というお気持ち。
それどころか規制とかの要不要に関しても家系ラーメンの注文並みに細分化してて、最低でも
くらいに分類されると思う。
なので、宇崎ちゃんの献血ポスターみたいな「R-15/修正濃いめ/範囲広め/規制強め」くらいじゃないと反対しない内容ならみんな協力できるけど
今回の評価基準となる星崎レオの作品のような「R-18/修正多め/範囲広め/規制弱め」「R-15/修正普通/範囲普通/規制普通」レベルで引っかかる作品ならそりゃ意見は割れるから共闘難しいよな…と思う
ちなみに自分は↓が理想だと思っている。自ジャンル、他ジャンルともに同じ。
今回の炎上で問題なっている点は不健全図書の指定が実質的に紙の本は廃刊になる所だと思うので、指定されても廃刊にならない かつ R-18に分類されないなら解決しないか…?
水谷緑さんの「私だけ年を取っているみたいだ〜ヤングケアラーの再生日記〜」(文藝春秋)を読んで、病識のない精神障がい・患者を抱えた家族がどうやって社会と繋がれたか書こうと思った。
母も当時、自分を病気じゃないと思っていて(病識(びょうしき)がない、と今は言ってる)、明らかに家族や周りが見たらおかしくて、その認識の乖離のせいでさらに信頼関係が崩れたり、暴走が激しくなったりした。
精神科は本人を連れてきて、と言う。
母が調子を最初に崩した時、父がすぐに何か気付いて東京の病院に連れて行った。
そこで話を聞いてもらって、薬をもらった。
気分が落ち着くような薬で、代わりにうつ病のように1日のほとんど寝ていることになる。
お酒も飲めない。
それでも家族としては暴走されるよりマシだから飲んでて欲しいけれど、本人は「薬を一生飲むのかな」「薬がなければ家事をきちんとできるのに」「私は薬なんかなくてもまともだ」と思うのだろうか。
薬を飲んでいない時で躁状態の時、最初に行なったのは都内に出かけて高価な買い物をしてきたことだった。
出かけた先で予定を変えて夜遅くまで帰ってこなかったり、突然深夜に出かけることもあった。
おかしな行動をし始めた頃、父は必要あれば迎えに行ったり連絡を試みていたが、だんだんほっとくようになった。
お父さんは浮気してるとか、お父さんは嫌いと言って家出という形で出ていくことも多くて、父としてもあまり優しくして構うのも限界があったのだと思う。
ある時、学生時代の友達の家に遊びに行って泊めてもらっていた。友達も泊まるとは思わなかったし様子もおかしいので、父に連絡がくる。母が車で出かけていたので始発を待って翌朝父が迎えに行くと、友達の家のベランダから何かを叫んで怒っていて、友達は怯えて寝室に閉じこもっていた。
父が車を運転して母を連れて帰ってきて、その翌日、数年ぶりに病院に連れて行くことにした。
それまで母に「診てもらおうよ」と言ってもまた喧嘩になるから諦めていた。
その時は、妹や父が(色々あって)鬱かも、みんなで診てもらおう、と連れ出したらしい。
(私は進学で別の土地にいたのでこの辺りは伝聞だ。)
日曜だったのでやっている病院が少なく、隣の町の小さなメンタルクリニックに連れていった。
少し離れた有料駐車場に車を停めて3人でクリニックに向かう間も、母は「やっぱりやめようよ」「あそこに行ってみたい」「どこに連れてくの?」と、足を止めていたらしいが、なんとかクリニックの前まで連れてきた。
クリニックの看板には、「心療内科・整形外科・内科」みたいなことが書いてあった。
それを見て母は、「整形外科って何!私を整形させたいの!?整形しようとしてると思われる!みっともなくてこんなところは入れない!」と言ったが、とにかくいいから、と院内に入る。
待合室で少し待っていると、母がだんだん気分が上がってきて、診察を待たずに待合室で父と喧嘩になった。
妹が泣きそうになりながら、クリニックの人に「早く診てください」と言うと、クリニックの先生が出てきて、「うちではここまで調子悪い人診れないよ」と言った。
暴れたり叫んだりするのをやめないので、クリニックが警察を呼んだ。
警察。
これが初めての警察のお世話になった場面だった。
みんな家族が警察に捕まるなんて恥ずかしいしとんでもないと思うかもしれないけど、本当に家族がおかしくて困っているなら警察は悪手ではないと今は思ってる。
本人は嫌だったと思うけど。
警察が来ても頭がおかしい人は「捕まる」訳ではない。でも、一晩署にいて、そのあと病院に送還される。そこで度合いによるが「措置入院」となると、県知事や都知事、市長が入院しないといけない人と判断した、となり、その入院にはお金がかからない。
その分それくらいのレベル、ということで病院では拘束されたり外部との連絡や交流が制限されたりするが。
この時は措置入院になり、つまり母としては「無理矢理頭がおかしいことにさせられて警察に強制的に入院させられた」となっていたと思う。
母が署に一晩いることになって父と妹だけで帰宅した夜、初めて電話が来て、「なるべく早く、可能なら明日にでも帰ってきて」と言われた。
2人とも料理や洗濯もできないと言ってやり方を教えてくれ、と。
入院にあたってタオルなど荷物を届けるためみんなで病院にも行った。面会はできなかった。
入院は2ヶ月程度だったと思う。
2ヶ月経って面会が許された頃、病院に久しぶりに行くと、先生に「本人が退院したがっていて、症状も落ち着いてるのでこちらとしては患者さんの意向を尊重する」と言われた。
だが、面会した時に話した感じで、母に病識がないことがわかっていたので私と妹は反対だった。
だが結局その時は退院になってしまった。父が母を信用してみることにしたのだ。ここからの入院はお金がかかるから躊躇したものあるかもしれない。
案の定1ヶ月以内に躁状態は戻ってきたが、通院と薬で押し込めて落ち着けられた。
そのあと2年後に、大きな動きがあった。
入院の時お世話になった先生のところに、2ヶ月に一回のペースで通院していた頃だった。
その回の通院で話し合って、薬を少しだけ減らしたらしい。
そこから2週間ほど。
教育関係者の偉い人の講演会に感動して、ビラ配りに参加したり活動的になってきていた。
だがそんなもの趣味と同じ扱いで制限もできないと思っていたころからたった3日ほど経ったある日、パート先で勤務中に、母がいなくなった。
仕事着のまま、運動会中の近所の小学校に来て騒いでると小学校の教頭から父のところに連絡があった。
小学校に来て、〇〇さん(教育関係者の偉い人)が来てないかと騒いだと。
保護者や教員で取り押さえていたが、父が仕事中で母の実家に連絡をとっている間に脱走。
母の実母は、母の姉に連絡し、妹にも連絡し、様子を見に向かっていた。妹はデートに行く途中で連絡が来て、相手に断りを入れなきゃいけないし、自分の予定を邪魔されるし、そんな状態の母も見たくないしで泣きながら戻ってきたという。(私は妹にこの時、母のところに行きたくなかったら行かなくてもいい、時間をおいて帰宅したらどうか、と言った気がする。デートについてはなんて言えばいいかわからなかった。)
みんなが母を迎えに行こうとしている中、GPSで父が母の場所を探っていたが、急に移動のスピードが上がる。
教育関係者の偉い人の事務所の前にて、騒いでいるところを通報を受けて警察に連行された。パトカーに乗っていたからGPSが速く移動したのだった。
署で面談中、母は暴れ、叫んでいた。
服を脱いでいたらしく、警察に渡された布を纏って、面談相手とは距離を取って面談をしていたという。
気が大きくなっていたのもあるが、離れて会話するから叫んでいたとも思う。
前回と同じ流れで措置入院になり、前回より近所の病院に入院した。
私は今度こそ病識が持てるまで入院させよう、と強く主張し、妹・父と、先生に伝えたいことをまとめた。
また訪問看護も利用できないか聞きたかった。私は勘違いをしていて、家の中に来て少し家事をしたりしていってくれる人だと思っていたが、そのあと聞いたら訪問看護は薬を飲み忘れてないかとか様子がどうか見るだけのものらしい。
それでも家族以外の外部の人に見守ってもらえるなら今までよりいいと思う。
家族だけじゃ息が詰まる。
今回の先生は女性の先生で私たちの話をよく聞いてくれて、「病識を持ってもらう」というゴール設定をよく理解して汲み取ってくれた。
薬を性質の違うものに変えて代わりに量を増やし、症状を抑えていた。
私は「心理的なきっかけがあるんでしょうか?トラウマとか…」と聞いた。
先生は「違います。脳の障がいなんです。双極性は心理的な原因があることは少ないです。」と言ったと思う。(私の解釈が入っていて医療的に間違っていたらすみません。)自律神経の不調やホルモンの不調と似たものだという理解だった。
結局入院は3ヶ月程度だった。
退院した数日後に会いに行くと、母は前回と違い周りの患者さんと交流もできて、自分から「障がい者手帳」「障がい年金」をもらおう、と言っていた。
一緒に申請に付き添って行ったが、明らかに前回と違うと思った。
今は自宅で過ごしている。家事も自分のペースでして、やはりよく昼寝をしている。
作業所などに通うことも検討したが、落ち着いていればパートもできるのだから本人としては新しいところでパートを始めたいらしい。
今症状と付き合い始めて10年ほど経つ。
今やってる向き合い方が正解かはまた数年経たないとわからないが、とりあえず穏やかにやってると思う。
暴走の仕方によるが、私たちの場合は調子の良い時は家族同士仲がいいし母の暴走は人を暴行したりはしないので、暴走させて警察などの権力のある機関に介入してもらう、というやり方で結果的に良かったと思っている。これが暴走するのが父で、ほっといたら人を殺すような人だったら思うとゾッとする。
でも、私もすごく怒りっぽいところがある。「暴走」自体、他人事と思えないし、私自身いつそちら側に行くかわからない。その時入院となったら、犯罪を犯してしまったらと思うとゾッとする。
私は病気が原因で人の命がどうにかなってしまうことだけが恐ろしい。
双極性障がいは、鬱に振り切って自殺をしてしまう患者もいると言う。
母が自分を責めてそんな選択をすることもないよう気をつけている。
草津町の元女性市議がレイプ(強姦された)と公衆に訴えてたのが虚偽だったとして起訴されたという報道へのブコメが凄い
どうやってないって証明したんだろうね
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.jiji.com/jc/article?k=2022103101232&g=soc
まず今回の起訴の前提として、元女性市議が「私は町長に町長室で強姦された」と広く公衆に訴えてたという事実がある。
それに対して「強姦が無かったとは証明されてない」と言うのは、逆説的に「強姦があった可能性がある」と言ってるのと同義であり、
それは容疑者ですらない町長が性犯罪者である可能性が残されてると言ってるのも同じだという認識が、このブコメ書いた方々にはあるのだろうか?
元女性市議は「誰か氏名不詳の通り魔から被害にあった」と言ってるのではなく、特定個人の名を挙げて強姦されたと一方的に訴えてた。まずその時点で「推定無罪」が適用されるべきで、その訴えに対して起訴されたのに対してのみ「まだ判決は出てない、推定無罪だ」というのは完全に片手落ちである。
そもそも元女性市議の起訴に推定無罪と言ってる人たち、女性市議が被害を主張した報道当初の反応を見ると推定無罪とは正反対の反応をしてた。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASMD261GBMD2UHNB00M.html
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/dd949f8ef142ba996f362f990583c350a037de09
「まだ起訴された段階だからね」どころか、起訴すらされてない段階で強姦があったと決めつけ激烈に草津町を叩いてる。
「裁判で有罪が確定するまでは推定無罪」というのは、司直に捜査・起訴させることすらせず自称「被害者」の訴えのみで「加害者」を断罪してたMetooを全否定するものだが、ここで「推定無罪」を訴えてる人たちはそのMetooに積極的に参加してたのである。
「推定無罪」は女性にのみ適用され男性には適用されないという、法の下の平等を否定する性差別主義者なのだろうか?まさか…
それ最初に吹き上がって草津町叩いてた人たちに言っといて~なんで今更~遅すぎるよ~
というか「強姦されたと当人が誤認することがある」って、どういう状況なの…悪意の嘘でなく麻酔後のせん妄でもなく、本気で自分が強姦されたと事実無根の「誤認」をしてるなら、それもう日常生活がまともに送れない精神的疾患でしょうよ…当の元市議がそうだと言いたいの?
裁判もかけずはてブを上げて私刑じみたネットリンチを行った過去の問題も直視して~お願いだから~