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はてなキーワード: 宣伝とは

2023-07-22

結局さ、アプリとかWebサービスとかSNS運営からしたら無料ユーザーってお客ではなくてただの養分なんだよな。

本当のお客は広告費を出す企業だし、その次に芸能人インフルエンサーなどの宣伝力があるユーザー、そして最後に有料プラン契約する一般ユーザー

無料で使ってる一般ユーザー広告を踏ませたりするだけの養分

君生き感想宮崎監督、『名作』をありがとう!~

自分宮崎駿監督に対する身勝手な期待とか甘えを供養するために書く。今作品は期待半分、不安半分という気持ちだった。宣伝なしということだったし、宮崎駿監督作品を事前情報一切なしで視聴できる機会というのはおそらく最初最後であろうと思ったので、早バレ等も避けるために数日SNS断ちして初日に見に行った。ただ映画館に向かう足取りの中で最後感じていたのは恐怖感だった。子供のころにもののけ姫を見たときの衝撃を再び与えられて、おっさんになった今再度、人生観を揺るがされるかもしれないと―。

さて、いざ蓋を開けてみると、途中まではリアル物なのかファンタジーのどっちなの?というドキドキや不安感。方向性が確定したとき期待感MAXとなったが、それ以上膨らむことはなくしぼんでいった―。

総論

美術アニメーションの美しさは申し分ないが、ストーリー感情移入できない半端な作りと言ったところで、結局、いつもの宮崎監督後期作品という他ない。今、振り返ってみると監督キャリアハイとしての作品千と千尋の神隠しあたりになるのだろうが、その千と千尋も後半から、この半端さの片鱗がある。例えば終盤、千尋は豚の中に両親がいないことを見抜くが劇中にその説明はない。しかしながら説明不足ではあっても、千尋とハクとの心のふれあいみたいなものが十二分に描かれているから、感情的に押しきれている。手を離すシーンとか思い出しただけで泣けるわ。

しかしながら、君生きはストーリーっぽいもの感情の揺らぎみたいな表現はあるものの、説得力というか、それ自体根拠がはっきりと提示されないから、大抵の観客は感情移入できずに戸惑いを覚えると思う。例えば劇中で主人公自傷行為や継母の拒絶が描かれるが、その感情の根っこが分からないので観客は困る。自傷もっと構ってもらいたかったのかな?とか拒絶はやっぱり連れ子がうざかったのかな?とか想像はできるけど見てる側はそれを確定させる要素がないから、多分こうだろうとか理由を補完して見ていくしかない。つまり作品に気を遣う状態になるわけで、それは相当きつい。忖度要求されるが、圧倒的な感情の「分からせ」がない(※)。監督が一人で突っ走ってる。観客は置いてけぼり。かつて宮崎監督は、見終わったあとに2階から出てくる感覚になるような映画がいいとか言っていたような気がするが(ソース探したが見つからず)、君生きは観客が一生懸命2階への階段必死に探すものの見つけられないまま塔の中で迷子になり、最後パヤオけが悠然と2階から出てくるという感じだろうか(画・浜岡賢次想像してもらいたい)。

あとはヒロイン?3人は多すぎる。実母に継母に婆さんでしょ?詰め込み過ぎて破綻する典型。正直、継母は全部削除して、序盤で実母エピソード増やして、実母を探しに塔に行く形にして、最後、実母ときれいに別れてで多少は形になったろうにね。もっとシナリオ段階で練ればいいのに…もったいない

もう一つ、主人公が大叔父と話した後に、急にインコに囚われてるシーンになるが謎過ぎる。壁につながれた手が映ってからの下にパンしたときに、実母でも継母でもなくお前かーいってなったのが一番面白かったかもわからない。宮崎監督過去インディジョーンズの潜水艦移動を批判していたが( https://ei-gataro.hatenablog.jp/entry/20131030/p1 )、それと似たり寄ったりだろう。いくら異世界?だからといってワープしすぎである

※ 宮崎監督とも対談したことのある養老孟司は「バカの壁」において強制了解という語をつかった(p.41)。例えば数学においては前提と論理を共有しているのであれば同じ結論に達せざるを得ない。ある定理証明を正しく説明されたのであれば、その正しさを了解せざるを得ない。そういった強制力を強制了解と呼んだ。そうした強制力は感情においても成立する。例えば電車子供が騒いでるのをぼけっと放置している父親がいたとして、普通はそれを理解できないが、もし父親が「実は母親病院で亡くなって帰る所で、これからどうしていこうかと悩んでいたところなんです」と説明されれば、事情理解できるだろう。事情が分かれば感情了解できる。それは物語を受容する過程でも同じことが言えると思う。

なお、この流れで養老他人気持ち理解できることを重視すると同時に、「個性」信奉を批判する。そんなに個性大事かと。存分に「個性」を発揮している人は病院にいるという。白い壁に毎日、大便で名前を書く患者がいるらしい。芸術的にみればすごいかもわからないが、現実的には大変迷惑でたまらないだろうとのこと。奇しくも本作においては継母の美しい顔が鳥糞まみれになる描写があるのでそういう個性的なスカトロジー芸術理解を示す人はいるかもしれない。

自分映画

こうした一見てんでバラバラに見えるような物語の断片も、もしかしたら宮崎監督だけには分かるのかもしれない。スピルバーグだか有名監督が誰にも分らない映画つくるのはホームムービー撮ってるのと同じだ的なことを言っていた気がするが、もしかしたら本当に宮崎監督ホームムービーを撮ってしまったのかもしれない。自分けがわかる映画作品を作れるとしたら、映画監督としては最高の贅沢だろう。自分用の映画私小説と言われたらなるほどという気もする。今回、宣伝がなかったという点でも符号する。これはもはや天才にだけ許された所業なのかもしれない(現実に実行可能という意味で)。

ナウシカだったと思うが、興行的に大失敗とはならなかったこから次の作品を作るチケットを手に入れたみたいな監督インタビューがあった気がする。ジブリブランド確立するまではコケたら次はない状態であったろうから興行面は大変重視されたことだろう。つまり天才大衆に合わせてくれていたわけであるしかブランド確立された今となっては、大衆を気にすることなく好きな作品を作れるというわけであるジブリ体制を維持できなかった点には目をつむるとして)。だから今もしかしたら「天才が本当にやりたかたこと」を我々は目にしているのかもしれない。

過去パヤオ感性としてはもっとアニメーション表現に全振りしたかったのだろうが、それじゃあ興行的に成立しないから、ストーリーもしっかりさせていたというのが過去の名作への向き合い方だったのだろうか。我々、一般大衆天才現実的妥協のお陰で、(大衆的には)名作となる過去珠玉を見せてもらえていたということなのだろうか。凡人が天才ちょっと付き合ってもらったという感じ。天才ちょっと退屈していたのかもしれない。大衆は今の退屈を嘆くのではなく、昔、天才に付き合ってもらっていたということを感謝すべきなのかもしれない。

この作品のそういった諸々の分からなさに対してなんとか理解しようとする感想や、なんとか説明しようとする解説記事などが上がっているのを見かけるが、なんとも物悲しい。めっちゃ面白作品を骨までしゃぶりつくしたい!という渇望からまれてくる文章はいい。例えばもののけ姫においては「『もののけ姫』を描く、語る 」というムック本があったのだが、それには一ファンから文筆家まで様々な人々の作品に対するとてつもない熱量で溢れている。でも味のしない作品をなんとかして食えるようにしたいという動機から解説を書いたり、それに群がることの虚しさよ。宮崎監督から面白いはずなんてことはない。権威主義的だし、もうそれは諦めて次に行こうよ。これを知っていれば、本当は面白いんだよって本気で思っている人もいるかも知れない。でもそういう解説必要とすればするほど、その面白さが作品内で素直に伝わってないことの裏返しである野球大谷いくらいからって彼の(打者としての)ファールや三振をありがたがったりしないでしょ?今回の打席は残念だったねでいいじゃんね。(もちろん宮崎監督場合、次があるかは分らんが)

「問い」として捉える

さて、作品表題に立ち返ってみると、これは疑問形である作品としては名作とはとても言い難い。しかし聴衆に対する問いであると捉えたらどうであろうか。物語がてんで成立していないのに問いかけを見出すことができるのか?うーん正直、自分には無理。味がしないんだから問われたとも感じない。

しかし確かに思ったことがある。それは、大叔父のようなお爺さんに期待するんじゃなくて、自分が見たい作品があるのなら、他にそれを提供してくれる別の人を見つけるか、もしくは自分で作るべきだということ。初めから品質保証なんてものはなかった。自分勝手に期待して、勝手失望しているだけのことである

すでに名作はあるのに、なぜおかわりを望むのか

最後に話がそれるが、しかしながらなぜ我々大衆は次々と名作を望むのであろうか。新作を批判すると「じゃあ、過去の名作繰り返し見とけや!」って言われるかもしれない。そう言われるとちょっと答えに窮する。何度も見ればストーリーも覚え、感動も薄れてくる。やっぱり初見の衝撃に叶うものはないということだろうか。それを再び味わいたくて次の名作を追い求めているのかもしれない。キリがないし、わがままだなって思われるかもしれないが、正直人としての性としか言いようがなくないか?そこを内省しだしたら仙人になるしかない気がする。

あとは現実がつらいからね。時には金払ってちょっといい気分になりたい!ぐらい許してほしい。こっちは作者の高尚な構想にがんばってついていく苦行やマラソンじゃなくて、自動で楽しませてくれるジェットコースターに乗りたいの!

で、初見という点で最近思っていることは「私の体験」を大事にすることが重要なんじゃないかと思っている。ゲームでもなんでもあまりレビューを見ずに体験するように心がけている。あらかじめレビューを見て他の人が面白い!星4以上!と言っている作品なら、安定して面白いかもしれないが、半分ネタバレのようなものではないか

若い人にはタイパを優先しすぎて自己の視聴体験プレイ体験を損なっていないかと問いたい。面白さの保険料として自身体験・感動を売っていないか?と。おじさんおばさんは子供のころに自分図書館で本を表紙で選んで借りた体験とか、ネットもない時代ゲーム屋で「クソゲーかも知れんがままよ!」と覚悟してゲーム買った記憶とかを思い出してほしい。そういう多少、損するかもと思ってもクソ作品を引く勇気をもって、一対一で作品と向き合う、ぶつかってみるということを時々でもした方がいい気がする。だから、今回、作品に対しては残念だったが後悔はない。純度100%の自分感想を持てた。展覧会的な感じでいろんなアニメーションを見せてもらったという感触では数千円も損したという気もしない。今後もどんどん色んな作品に触れていきたいと思っている。例えばポノックの次作品ちょっと子供向けだろうけど、子供と一緒に見に行こうかなと思ってる。

各論

ゲド戦記を思い出した

視聴しながら、ぼんやり宮崎監督ゲド戦記作るとしたらこんな感じだろうなと思った。影との戦いでゲドは船で移動するし、ところどころの魔法感や大叔父大賢者になったゲドのイメージだなと感じた。大叔父のイケオジ度は過去最高かも分らんので一見価値はあると思う。

東映アニメ長靴をはいた猫』を思い出した

インコ大王を追いかける時に螺旋階段を落とされるシーンがあったが、長靴をはいた猫での魔王主人公たちとの大立ち回りを彷彿させた。この作品監督宮崎ではないが、そのクライマックス部分は大塚康生との二人で原画担当した箇所であり、とにかく面白い( https://www.ghibli.jp/shuppan/old/pickup/nagagutsu/ )。1969年作品なので絵のきれいさはどうしても現代作品には見劣りするがアニメーション面白さは今でも通用する。未見の人はぜひ見て欲しい。君生きよりよっぽど面白いと思う。で、君生きでは大王ラスボスっぽくでてくるが大した戦いもなく終わってしまうのであっけない。長靴をはいた猫でのアクションを思い出しただけに、「あ、これだけなのか・・・」という虚しさが半端なかった。念入りに階段落とさせたり、序盤で主人公の着替え丁寧に描写するぐらいならもっと面白カット増やした方が良かったろうにって思っちゃう

音楽

使いまわし多いし、特に盛り上がる曲もなし。3日で作りましたと言われても信じるレベル久石譲も「これぐらいの作品ならこれでいいや」って感じだったと思う。絶対名曲ストック持ってるだろうと思うが、映像側がそれを引き出せなかったというのは至極残念に思う。米津曲も悪くはないけど、作為ちょっと鼻についたかな。いつも何度でもみたいな作品とのマッチ感は正直ない。と言っても作品の味がしないのでどうしようもない気もする。そういう意味では米津もかわいそう。

2023-07-21

anond:20230721182415

そんなもん浄水器宣伝を見ればいくらでも書いてあるだろ。「水道水はこんなに危険!」とかの煽り文句がさw

anond:20230711181019

ジャニーズ問題原発問題

1.戦後すぐに問題の萌芽があった

2.高度成長期問題は大きくなった(フォーリーブス原発立地、廃棄物受け入れ…)

3.わずかな人が糾弾の声を上げていた

4.うっすら知っている人も多かったが国民の多くは受け入れていた

5.マスコミ問題としなかった

6.21世紀にかなり大問題になった

7.ジャニーズに楽しませてもらった人々、原発電気を使っていた人々は気まずい思いを感じているが・・・

8.ジャニーズによって美味しい思いをした業界人が沢山いる、原発安全宣伝片棒を担いで高額の原稿料を講演料を受け取った漫画家コメンテーター・・・

9.被害?それによってデビュースターになったんだろ?メリットのためやられてたんじゃないのか?  被害?それによって電力会社から補助金もらってたんだろ?

個人サイト

最近ラインのオプチャで必死宣伝されてるのを見かけるのだけど

https://72sama.com

こういうのって法的防御なしに個人でやっても実名団体とか個人とか相手にできるものなのでしょうか

マブラヴFateになれなかった理由かい動画を見たけど

ゲームでも小説でも新作を出さない、出しても宣伝が薄いからという理由もあると思う

Fateも関連作ゲームならクソゲー小説なら面白くないみたいな意見はかなりの数を見かけるしファンアンチレスバしてるけどネガティブでも反応はあるわけで

そもそも出てない(出てることに気づいてもらえない)と過去作のことを話すしかないんやぞ

ファンアンチも昔の作品より別の新しい作品のことを語る方が楽しいんだから

そういうわけでADV本編も外伝も色々新作期待してるから頼むぞ!

ビッグモーターの件は損保共犯から

直近の報道だけ見てるとまるでBMだけが悪くて損保被害者ポジションのように見えるけど、実際にはそんな単純な話でもない。

あの水増し請求ビジネスモデル損保の協力なしには成り立ちにくかったはずだぞ。

査定がザル

もらい事故を起こされて相手から賠償してもらう時、保険会社からさんざん値切られた経験ある人もいるでしょ?

なのに今回、保険会社はBMが出してきた修理見積もりを言われるがままに支払っていた。そんなことある

損保事故処理のプロから整備士工場内で稚拙捏造した傷くらいならある程度は見抜いてしまうはずなんだよね。少なくとも、「違和感あるなあ、立会査定したほうがいいかも」くらいは考えてよかったはずだ。

そういう事例が続けば、内部告発なんかなくても「あそこはおかしいぞ」ってことになっていたはずだ。じゃあ過去案件を精査してみよう、あれれ平均請求おかしいね作業内容にも妙な偏りがあるね、今後要チェックだな、ってなったかもしれない。普通取引先なら。でもビッグではそうならなかった。

しか損保のうちの一社はBMの板金部門に出向社員を何人も送り込んでるんだよね。マジデ?

BMと損保利益相反

BMは損保各社の代理店業務も行っていた。損保のためにお客さんを捕まえてくる仕事であるユーザーに売る中古車には保険契約もセットで買わせていたのだろう。あるいは、車検点検整備などに訪れる客にも勧めていただろう。自動車には自賠責任意保険必要なので、それが一度で済むならとBMを通して契約した客も多かったろう。BMは損保にとっても大口代理店だったはずだ。

一方で損保の側は、BMと保険修理の提携もしていた。事故を起こした・もらった契約者に整備工場などのツテがなければ「うちの提携工場で修理いたします」とBMに送客するのである

損保とBMはいわば「持ちつ持たれつ」の関係だったわけだ。これを利益相反と言ってしまうのは乱暴かもしれないが、BMが契約を獲得してくる代わりに損保は過剰請求を黙認したり事故車を送り込んだり、という癒着構造があったようにしか見えない。

金融庁も腰を上げた

こんな増田を書いてたら、ビッグモーター不正請求 “金融庁が事実関係 確認中” 金融相 なんてニュースが飛び込んできた。BMが不正請求をするかたわら保険募集も行っていたという点を重く見ていることがわかるだろう。

 

……なんてことはネットを探せばいくらでも書かれている。私は私見を交えてまとめただけ。

たとえば東洋経済は去年の夏からこの問題をきちんと追いかけていて、中村正毅という記者が踏み込んだレポートを連載している。宣伝ぽくなるのでリンクは貼らないがこの問題に関心がある人はぜひ一読をおすすめする。

anond:20230721124048

 だからそういう、底辺の糞メスばっか甘やかして、そういう糞メスばっかにしたのがマスゴミだって言ってんだろ。

 そりゃ誰だってそういう糞メスばっか目に付くよ。

 だってマスゴミが、そういう糞メスばっか宣伝してんだから

 お前の見てきた漫画とかドラマとかで、一度でも、そういう屑イケメンに惚れる糞メスが悪く描かれてるところ見たことある

 なぜかいつも、屑イケメンは屑イケメンでも、そいつに惚れる糞メスは持ち上げられまくるんだよな。

 それを一番露骨にやってたのがガンツだけど。

 大体、女なんて、自分と似た男に惚れるのが常なわけで、屑DQNに惚れるのは、もれなく屑DQNみたいな糞メスなのに。

2023-07-20

君たちはどう生きるか」を宣伝しないことが宣伝になったのは不射之射感がある

達人はもはや矢を射る必要も剣を抜く必要もない。

この令和の時代に逆説的達人技を見ることになるとはね。

anond:20230712083731

は?現代先進的な社会では消費者がそこまで考えて消費しないといけないんだよ

環境に優しい製品とか盛んに宣伝してるだろ

先進的な社会においてはジャニオタ女は立派な性犯罪支援者だよ

しかも、青天の霹靂なわけじゃなく噂があったり裁判認定されたりしてたわけだから

anond:20230720195453

お金もかけて人もいっぱい集めて一つの作品を作って、( 今回を除けば)宣伝しまくってるのに、「自分の求めるアニメーションを追求してるだけ」な訳ないじゃん。

そんな小さなプロジェクトじゃない

anond:20230720092727

ネームバリューのある俳優最後まで残るんだよ。

本人を出した方が広告宣伝効果があるからね。

最初に消えてゆくのは無名俳優エキストラとかね。

既に消え始めているのに、無名から気づかないだけなんじゃないか

こども家庭庁とJリーグはどうすればよかったのか

こども家庭庁、Jリーグと5兆円コラボ

https://twitter.com/24newseveryday/status/1681173954784837639


いやどう考えてもこのNews Everydayとかいうバズ狙いの悪質サイトが一番悪いし、このタイトルのせいで5兆円も税金を投入されると勘違いされてたのはかわいそうすぎる。(まだ勘違いしている人もいそう)

ただうまいことやればここまでの誤解の広がりと混乱は防げたよね?誤解された内容が何万RTとかされなかったよね?ということで、増田なりに今回の騒動を考える。


そもそもなんでこども家庭庁はJリーグオファーしたの?なんでJリーグはそんな案件を受けたの?

Twitterを眺めていると「Jリーグ側がそんな案件断れよ」という意見をちらほら見たが、これに関しては断ることはできなかったと思う。

一つ目の理由は、Jリーグ公益社団法人であること。公益社団法人からってなんでも従わなきゃいけないわけはないし、別に子ども家庭庁が審査してるわけでもないんだけど、実際毎年国に「今年も税金免除させてください」って報告書出してる身で、国から公益」のための協力依頼が来たら、まあ断れないよね。

二つ目理由(こっちがメイン)は、利害が一致しまくってしまうこと。今回の「こどもまんなかサポーター」みたいなのって」要するに「こちらが提示する要件に従えば『お国から認定』が受けられますよ」ということであり、企業等が賛同するときっていうのは地位を上げたいとき宣伝材料を増やしたいときなわけです。(「理念共感して」が100%理由であることは、まずない)で、現状Jリーグはあまり余裕がない、というのも2019年まではなんやかんや増えていた動員数が、コロナが明けた今年思うように回復していない。リーグ30年記念みたいな大事試合でただ券を配る(大きい会場とはいえ、記念試合本来「稼ぎ場」であるべきはずなのに)。こども家庭庁的には「Jリーグみたいな大きいとこにやってもらって、本来ターゲット層にアピールしよう」という考えだったのだろうけど、実際はJリーグがこういう企画ターゲット層ど真ん中だったというわけ。

30年目のJリーグがもうちょっと人気あればそもそもこの企画自体なかったのだろうけど、じゃあ人気のためのどうすればよかったのかはJリーグ史に詳しいわけではないしここで考えてもしょうがいから省略。とりあえず今のJリーグにこの企画が来た時点で断ることはなかったということだけ。

広報の仕方、どうにかできたよね?

Jリーグ子連れ客優先へ 小倉担当相が視察

https://news.yahoo.co.jp/articles/9b8e455ea6cba1fdf6ab1e1efe9be40eec674962

>> 小倉将信こども政策担当相は12日、東京丸の内サッカーJリーグオフィスを視察し、子育て支援に向けてJリーグとの連携を強化する方針確認した。 <<


いや「連携」は「相互に関わりあう」イメージが強すぎて、国が金出してなんかやってもらうんだろうなって思っちゃうよ!増田小倉Twitter見るまでそう解釈してたよ!

この制度あくまで「国が示した思想活動団体共感したら、サポーターとして名乗りを上げてもらって各自活動を行うもの」なんだから審査とかもない)、ホームページに載せている記述を見せる、以外の国からアプローチって本来はないはず。それをわざわざ視察してツーショットとってってしてたら、なんか特別なことすんだろうなって思っちゃうよね。

視察をするにしても、「Jリーグさんは今こういう活動をしてらっしゃって、今日はこれからこういう活動をしたいんだという話が聞けて、この団体はこどもまんなかサポーターを名乗るのにふさわしい団体ですね、頑張ってほしいです」みたいな、そういうコメントをすればよかった。しかし実際にしたコメントは、

>> Jリーグに協力してもらうことで、(支援の)輪がほかのプロスポーツやさまざまな団体企業に広がっていくことを期待したい <<

いや「協力」て。一応Jリーグ側は自分ホームページに「趣旨共感賛同し」たかサポーター宣言しますって書いてるんだから、そういうことにしておけば余計な勘ぐりをされずにすんだのに、「協力してもらう」は完全にこども家庭庁からなにか働きかけてることがまるわかりなのよ。じゃあ金も出すのかなって思っちゃうよ。

燃えから反論まで、遅すぎない?

Jリーグ側が反論できないのはわかる。「いや補助金もらえてないっすよ」とかいえない。小倉Twitter反論はまあ遅いが、大臣だし忙しいのであればしょうがないところはある。

ただ、まるで「5兆円の税金リーグに流れてる」ともとらえられるTweetがバズりはじめた当初、びっくりするくらい反論が少なかった(もちろんなかったわけではないが)のが気になる。リーグにもファン層は確実に存在しており、普通であれば「リーグを悪く言われたくない」タイプファンがこういうシチュエーションで当該Tweetにかみつきまくる光景がありそうなのが、思うほど見られなかったのだ。ただただ賛同するリプや引用ばかりがつき、疑問を持たれることもなく拡散されていった。

原因のひとつは主に拡散されていた界隈にそういったリーグファンがいなかったことであろうが、主な理由としては「ファン側」も『これは税金投入されている可能性がある』と思って強く反論できなかったのではないかと思う。この件に限らずJリーグ税金に絡めて批判する流れはずっとあり、良し悪しはともかくJリーグ関連で税金が使われているのは確かだった。今回も「5兆円は大嘘にしても税金自体は入るだろう」と予測して反論に出られなかった人は多くいたと思われる。そしてそれは、ひいき目に見たとしても税金を使わないことが確実にはよみとれない広報方法問題だったと思われる。まあでもファンが多ければそこら辺を無視して反論しまくる層も増えてただろうし、やっぱり30年目のJリーグが人気ないのが原因では?


いろいろ書いたけど、リーグ側は不幸が重なったと思うしかなく、こども家庭庁、というか小倉コメントおよび広報について再考したほうがよい。

そして今のところリーグ補助金がでる予定はないらしいので、もし勘違いしたままだった人がいたらそれだけでも覚えて帰ってあげてください。

2023-07-19

クレヨンしんちゃんの新しい映画

結論をいえば、「コミュ障キモい外見の私ははたから見ればわけのわからん犯罪者予備軍なんだろうな」と改めて悲しい気分になったというだけだ。いつものことであるが、それでも悲しい気分になる。

今日は「君たちはどう生きるか」を観るために映画館に行った。映画が始まる前に流れる、様々な新しい映画予告編。その中の一つにクレヨンしんちゃん映画があった。

予告編映像を見る限り、

しんのすけとよくわからんいじめられているキモい陰キャの2人に宇宙人かの気まぐれですごい力を得て

陰キャは得た力で腹いせ的に街を壊そうとするが制御しきれず暴走し、

しんのすけが街の人の期待を背負って陰キャを止める

という流れのようだ。それにしてもいかにもな「いじめられている陰キャ」のステレオタイプっぷりよ!クレヨンしんちゃんはそういうアニメだとは理解しているが、ずいぶんコテコテな感じのキャラだった。そして同じように「いかにも」な見た目で、実際いじめられっ子だった私は陰キャの彼の立場が多分ほかの観客よりも高い解像度想像できてしまった。

映画制作者は、力を与えらえれて暴走する、しかし同情もできる人間として陰キャの彼のような人間を考えたのだろうが、見た目までステレオタイプ的な要素を詰め込む必要はなかったのではないだろうか?

まるで彼…というか私のような人間はいじめられるような目にあって当然だし、気まぐれで力を与えられれば暴走するロクデナシだと言われている気分になった。まぁ実際いじめられてはいたのだが。フィクションの中、それも予告編でまでいじめたことをひきずりたくはない。

最終的に陰キャの彼に救いはあるのだろうか?きっと彼は暴走を止められて改心するという流れになり、その時は優しい言葉をかけられるのだろう。しか物語が終わり力を失ったあとの彼は社会を混乱に陥れた、でも力を失った元怪物であり、物語が始まる前よりももっとつらい現実に向き合わなくてはならなくなるだろう。肝心の「君たちはどう生きるか」が始まる前に、つらく悲しい気分になった。

というか「君たちはどう生きるか」とクレヨンしんちゃん方向性全然が違うだろ。宣伝する映画の組み合わせは考えてほしい。

とある大学教授の話

ある大学教授がいた。

彼はその分野において権威だった。著書は何作もあり、そのほとんどにおいて高い評価を得ていた。にもかかわらず、彼は教育熱心でもあり、教授然とした態度ではなく、気さくに、いち個人として学生たちと接してくれていた。

わたし友達は、教授ゼミ所属していた。

教授教育は、人を信じることから始まった。難しい問いをかければ、安易に答えを出さず、まず質問者がどのように考えているかを聞いた。それを傾聴したあとに慎重に自分意見を言った。決して押し付けたりすることはなかった。ゼミの内容についていけない生徒がいれば(わたし友達はまさにそうだった)、さりげなくフォローし、適切な課題を与える。相談したいことがあれば、当たり前のように、自身プライベート時間でも面談をしてくれる。友達個人的な悩みについて相談をしたいとメールをすると、家庭もあるのに22時から面談をしてくれた。にもかかわらず開口一番、遅い時間申し訳ないと言われたそうだ。どうしてもしなくてはいけないことが立て込んでいて、といった教授の後ろでは、教授の子供の声がしていた。

友達は彼のような教育者にはあったことがないと言っていた。話を聞くかぎり、それはひいき目はあるものの、おおむね正当な評価のように思えた。世の中には先生と呼ばれるだけで、自分が偉くなったと勘違いしている大人が多く存在し、そういった人々にわたしたちは子供の頃から辟易させられていたからだ。

友達は彼のゼミ所属したことで、専門知識はもちろん、人間的にも大きく成長できたと言ってはばからなかった。彼はもともといい奴であったが、適切な時期にメンター出会い、成長し一皮剥けた。青年期によくある、しか人生に大きな影響を与える出会いだった。彼はその出会い感謝していた。

皆に愛されていたそのゼミ卒業するときに、ゼミ生たちみんなでお金を出し合って、ブランドネクタイプレゼントした。教授からゼミ生たち個人個人プレゼントをくれた。友達タイピンをもらって嬉しそうにしていた。友達は進学するか、就職するかにおいてもかなり悩んでいた。いっときは本気でその教授のようになりたいと考えていたようだ。友達以外にもそういう生徒は多かったし、大学院への進学率は教授ゼミだけ突出して高かった。結局、友達就職したが、Facebookにアップされた入社式写真の胸元には、教授にもらったタイピンがあった。友達卒業後も教授交流があったらしく、教授新刊を発売すれば、自分の恩師だと宣伝に協力していた。彼のSNSプロフィール欄には、教授名前を冠された研究室所属であったことが、誇らしげに記載されていた。

 

そして、それから数年後、その大学教授逮捕された。

ニュースはその大学教授が、未成年に対する性加害者だったことを伝えていた。

信じられない思いでいたが、日を追うごとにおぞましい行為の数々が暴露され、それが事実であることを告げていた。

 

友達は、なにを思っただろう。わたしはその一連の事件に対し、彼がなにかしらの態度を示すものだと思っていた。

しかし、彼はなにも言わなかった。

過去教授との写真を消すこともなかったし、教授研究室所属であったプロフィールを消すこともしなかった。

教授が犯した罪を擁護することもしなかったし、糾弾することもしなかった。

しばらくの間、沈黙をした後、何事もなかったかのように日常の発信に戻った。

わたし友達を、人として大きく成長させた教授

そして見知らぬ子供を、取り返しのつかないほど傷つけている教授

つの人物像はわたしのなかで別々の人間がなした別々の行為のように感じさせられた。

 

ひとりの人物について、語ることはとても難しいことだと思う。

ひとりの人物について語るときに、我々にとってただ一つ確かなことは、その語りが不完全であるということだけだと思う。

政府円安プロパガンダ

いろいろ宣伝しているが、おおむね竹中平蔵トリクルダウン韓国ポスコに入っていたことが判明した

ジブリ宣伝なし戦略

真似するところが出てきて、二番手成功して、三番手で大失敗するって予言してる人をTwitterで見た。

ジブリスラムダンクの二番手から予言通りなら次で失敗やな。

逆に『君たちはどう生きるか』を全力で宣伝していたらどういう光景

〜朝の情報番組


アナ「……いや〜宮崎監督の新作『君たちはどう生きるか』たのしみですね〜。

   そ・し・て! 今日映画から特別ゲストにお越しいただきました!

   『君たちはどう生きるか』のポスターにも起用された、アオサギさんです!!」


アオサギよろしくっピィ〜〜♪(手を振りながら入場)」


タレントたち「うわ〜〜〜♡」


お笑い芸人「っていうか、思ったより、デカッ!」


アナ(笑)映画でもね、人間くらいのサイズありますから


タレント「すごい羽毛が! ふわふわしてる〜〜〜」


アオサギ「かへっ! かへっ!(きぐるみを左右に揺らしながらリアクション)」


アナ今日映画宣伝のために、ですね、アオサギさんから特別クイズを! ご用意いただいたということでね」


アオサギクイズっピイ!(翼をばたつかせる)」


芸人「いや元気すぎやろ、朝から(笑)


アナ「じゃあ、さっそく、アオサギさん、クイズ、お願いします!」


アオサギ「まずは初級編だピ! 【第1問】北方領土不法占拠しているのはどの国でしょう?」


芸人「え〜、どこやろ(笑)


タレント映画観てないからな〜(笑) むずかしい!」

2023-07-18

anond:20230718193631

仕事有用なんか。Twitterが。

なんか人間関係面で有用なのが仕事に直結するんかな。

それとも、いわゆる公式アカウント的なので宣伝するのがお仕事なんだろうか。

anond:20230718184703

これで裏が取れたということでいいんだよな

わざわざ別アカ作って宣伝してブランディングがぼけないようにしてるって可能性考えることもできるけどそれ以上に本アカ宣伝する効果の方がフォロワー数的に絶大だろうし…

もうどこにでも居るぞMLM企業

常に法令で雁字搦めな挙句インボイス制度で死にかけのMLM業界。でも彼らは滅びない!最新の動向を書くぞ。

自社ECでの一般販売

これはだいぶ前から増えてきているがここ数年でどのMLM企業も自社ECで売り始めた。無論商売にしている会員とのバランスが難しいがこうでもしないと売り上げが出ないのがMLM企業なのだ。はやく滅びろ。

インフルエンサー通しての販売

最近インフルエンサーMLM企業商品なのを隠して宣伝して信者に買わせているのが増えている。もちろんインフルエンサーは歩合でお金貰うぞ。インフルエンサー商品買う低能MLMマッチしすぎ。ここからMLMに取り込まれる人も多い。10月から案件場合は表示義務が出るがどうするんだろう?

ファンMLM会員への誘導

自社ECで購入している愛用者をMLM会員にしようとあの手この手を使ってくる。勧誘しませんとか書いてあるけど幾らでもやってくる。美容室で勧められて自社ECで買って気に入った辺りで美容室の人が会員でMLMに加入させようとする。当たり前だが自社EC経由よりMLM会員にして自分の下に付けた方が金がもらえるからお得

SHOPSとか色んなEC構築サービスには名前変えてMLM企業は居るぞ。凄く検索しないと分からないけど、もしMLMだと分かったらすぐに消費者センターに連絡だ。消費者センターMLM企業大嫌いだ。なんで嫌ってるのかもう意味不明レベルMLM企業が何を言おうと転売屋と同レベルの世迷言から無視しろMLM企業なんて何をどう言ったって最上位以外は養分ネズミ講なんだからさっさとこの国から消えて結構

anond:20230718164701

宣伝お金を使わなかった分だけ利益も膨らみそう。

宣伝しまくってたらもっと大ヒットしてたかもじゃん

ちゃうか?

anond:20230718143645

これなー、法律相談主体バラバラから宣伝活動バラバラなのよね。

弁護士自身も、最初のうちはこの辺の横断的な理解が無かったりする。企業法務系だったら使わない知識だし。

金の無い人を救う仕組みはいろんな現場がそれぞれ作るから複雑になりがちなジレンマ

anond:20230717113649

人気がある限り続けるシステムが強いから。

新刊は既刊の宣伝にもなるので、巻数を重ねた方が強い。

から最初から2〜3冊で終わる「上」っていう巻数を1巻に付けるのは流行らない。

とはいえ打ち切りではなく予定通り全2巻で完結したなという漫画も少数ながらある。ぢごぷりとかタコピーとか。

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