はてなキーワード: 不利益とは
先輩といってもひと月だけ早く入社してた、実際はほぼ同期みたいな先輩。
一年間同じ店舗で勤めて、お互い別の店舗に異動することになった
電話一本で異動のお達しが来た。しかも二週間前に。自分は新卒なのでこの会社しか知らないけど世の中そんなもん?
自分は異動先の上司に参ってすぐさま心療内科→人事に相談して再度異動
それはどうでもいいんだけど
先輩は気さくで人柄もよくて、仕事に対して期待もされてたからだと思うけどちょっと落ち目だった店舗の責任者になった
本当なんにもできない自分と比べてすごいよくできた先輩だった、完全に自分の主観だが
エリアごとの会議の後、帰り道でも結構話してたし仕事のできない自分にも優しくていい人だった
だから一年で一番この業界にとって大事な日に無断欠勤してそこから急に当日付けで辞めるとか思ってなかったんだよな
しかも退職代行サービス使って。ああいう会社って本当に退職代行してくれるんだなって驚いた
後から聞いたらアルバイトとうまく折り合いついてなかったとか 責任者だと負担も大きくなるんだろうとか
だから多分しんどかったんだろうなとは思っていて、辞めるって選択肢も道理だとは思ってるんだが
にしても現代の会社あるあるで社員カツカツな中引き継ぎも何もなしで辞めるのかって…
穴埋めで悲鳴上げるのは現場の人間で、上に恨みはあったのかもしれないけど色々お世話になってる現場の人間に色々ふっかけてまで辞めたかったのかとか色々思うところはあって
ちょっと無責任じゃないかって、時期とか辞め方とか。引き継ぎは社員にもそうだけど顧客が凄く不利益被ってると思うし
引き継ぎがなくても違法ではないんだろうしそもそも違法でもうちの会社じゃ責める権利なんてなさそうだけど、穴埋めで色々動いてる身としてはつらくなったりもするかも
ただ、先輩自身の人生も大事なのもわかっているし限りなく黒に近い泥船チックな会社に見切りをつけて離れるのは正しいことだとも思ってる
自分にも辞めたい気持ちは漠然とあるけど、顧客を人質に取られている感覚があるのでクビにはされても辞められる日なんて来なさそうだなという予感もあるので
ちょっとだけすっぱり断ち切れた先輩がうらやましくもあり でも恨めしくもある
とにかくもやもやして仕事にならないので吐き出したかったんだが結局何にもやもやしてるのかもよくわからないままだな
退職代行ってどんな感じなんだろうか どういう経緯で利用しようってなったんだろうか
あなたがそう感じるのは間違いでないし、感じたことをそのまま言うのもイノセントな行為です。
そう感じたことを「感じるな!」という行為は間違いです。もし「感じるな!」という声があったのなら、それは間違いですので安心して無視してください。世の中には間違いはありますし、誰もが間違いを犯します。
他方「表現」とは常にそういう「快不快」を孕んでいるものであるのも間違いありません。
絵として、言葉として表現すると、それがいいなと思う人もいれば嫌だなと思う人もいるわけです。大多数は「無関心」ですが(悪いというのでなく現実として)。
嫌だな、と思うことはイノセントですが、それでそれを封印できるかどうかは別の問題となってきます。
ではどんな表現が封印されるべきことなのか。これは現実としては「声の大きさ」で決まります。裁判はできませんからね。
何某か表現を規制する方向に動くとき、ここに抵抗が存在します。これは実に自然なことです。無関心な人も、規制するならちゃんと説明しろと思うわけです。これもまたイノセントなわけです。
だからみんな頑張って文句言っているわけです。これを社会の潮流とされちゃたまらん!と双方思うわけです。
そうして声の大きさが拮抗したときに、炎上するわけです。明らかに問題のあるものは抵抗が少ない。微妙であればあるほど拮抗して炎上する。不幸な話です。
今世間は、インターネットの双方向通信により企業は安全サイドに倒すようになっています。安全とは「規制・封印」です。自然なことです。
封印は抑圧を産みます。これも自然なことです。「なにがわりーんだよ」となる。当然ですね、そう感じないのですから。自然なことです。
その抑圧が正しいものなのかどうかは、判断は非常に難しい。抑圧の結果社会に不利益が出るのかどうか?これは予想するしかない。歴史に学ぶことも必要でしょう。
相手の人格までを否定するのは間違いだと思いますが(本能の否定も人格の否定になりますし、「感じること」の否定もそう)、互いが互いの意見を逮捕されることなく述べ合うことができるのは、ある意味では健全といえるでしょう。
死ぬほど単純ながら意外と難しい命題の一つ。「俺は嫌な思いしてないから」に対するアンチテーゼかなんか。
一応傷つけるってのは色々あって、身体的な傷害もそうであるし、精神的に傷つけることもそうだよね。いずれにせよ誰かしらが不快な思いをするのが前提なワケ。そんでも、なんで人を傷つけてはいけないのか…っていう明確な理由が意外と出てこないのね。
まず「憲法とか法律で決まってるから」って言う人がいるんだけども、それは間違いだと思うのよ。そもそも憲法とか法律とかって後付けの要素じゃない?っていう。例えば、人を傷つけるのが大好きな人が「人を傷つけても、いじめて自殺に追い込んでも罰しないからなwww」って法を定めたら「あ…んじゃ、それに従うわ。人傷つけてもえっか笑」ってな……っちゃいかんよね?っていう。
法ってのはあくまで人間が定めてる以上偏りが生じるし、後付けの要素だからそれだけを盲目的に信じるのはまずいと思うのね。
んじゃあ、なんで人を傷つけちゃいかんのよ…ってことになるけど、個人的には「人を傷つけることによって、不平等さが生じて、それによって相手にも攻撃する権利を与えてしまい、結果的に誰も得しない、トータルしてマイナスな状況が生まれてしまうから」って自分は思うんですよ。
[要素分け]
(1)人を傷つける
(2)不平等となる
(3)公平性を満たす→傷つけても良い
(4)結果的に誰も得しなくね?
まず(1)についてだけど、これを初っ端から否定するのはナンセンスよね。(何故かって言われるとまあ、「人を傷つけてはいけない理由はなんですか?」って問いに「人を傷つけてはいけないから」って答えるのと同義なわけですねー…。)
んじゃ、次に(2)について考えるんだけど、まずここで人によって考えが変わってきちゃうかな。個人的には人ってある程度は平等でなくてはならないと思うんですよ。まあそれは後々語ろうと思います。
とりあえず、仮に(2)が成立するとしたら、まずは公平さを満たすなら傷つけてもいいことになる。「傷つけられたから同じ分だけ傷つけ返した」「さあこれで平等だ」………平等であることは間違いないと思います。でも平等とはいえ、両者の置かれてる状況は明らかに悪くなってると思うんですよ。「誰も傷ついてない状況」と「両者が何かしらの傷を負ってる状況」ならどっちがいいです?明らかに無駄がないのは前者ですよね?………ってワケで人を傷つけることはいけない理由の一つが考えられたと思うんですよ。
ここで蛇足なんだけども、(1)は「突発的に人を傷つけた」っていう、リアルならなかなか畜生なシチュが前提だったりします。もし仮に「(1)を起こす理由が自分が傷つけられたことによるもの」だったらどうなるでしょう。ちょっと考えてみるとわかると思うんですけども(わかってもらいたいー)、これが前提にあると結果的に無限に連鎖が続くことになっちゃうんですよね。だからまずはこの前提条件がないとダメだったんですね…。
閑話休題、(3)の別パターンについて考えていきましょうか。それは「被害者側が少なくとも傷つける以外の行動で平等さを求めた」というパターンです。例えるなら「加害者が傷つけたから、被害者が加害者からある程度の金額を賠償として貰い、全ての傷を平等にした」って理屈です。これも一見理屈にかなってるように思います。確かに、傷に関しては両者平等になったように思えます。加害者が被害者を傷つけることによって、加害者の欲求が満たされたのなら両者の置かれてる状況は変わらず、トータルしてもプラマイゼロのように思われます。けれども、それは手間とかそういうのを一切考えないからであって、もしそこに傷つけたり賠償金を貰ったり…の手間を加えれば結果的にはマイナスになってしまいますよね。だからこれも理由として成立すると思いました。
(「手間がなぜ駄目か」「手間はマイナス要素なのか」…ってのはまた別の話で。)
最後に、(3)のもーいっこのパターンとして、「被害者が加害者から傷つけられた以上の賠償金を受けて満たした」っていう方法もありますが、これは被害者側が得しちゃってるので成り立たないんすね。。。
…って考えると、結果的に「どっかしらで不利益が生じるなら傷つけなきゃよくね?」って結論に至るんですよ。私はこういう論理で普段動いてるんですけど、皆さんはどうですかね?
(一応バーっと!書いちゃったんで、もしかしたら自分の中で思ってる理論より足りなくなってるかもしれないっすね)
(んで、ちょっと考えたんですけどこれはこれで微妙に成り立ってないと思ったんですね(は???) 特に「平等」ってところが)
((1)~(4)の中で他のパターンもあったりするのかなあ~)
安倍さんが「軽い神輿」として担がれるまでの経緯は下記のようなものだと理解している。
・安倍さんは、自分の信念や理想はなく、家庭環境からなんとなく政治家になった。根は素直で、ある意味純粋。
・日本会議周辺のひとから保守の話をきいて、感化された。また、岸信介さんのことを吹き込まれて「政治家としての後付けの使命感」をインストールされた。
・純粋が故に、「間違っているか、道義的かどうか、人がどう思うか」などの常識的な考えが一切合切封印された状態になる、という特殊性を有していることが明らかになる。
・その様子をみていた利に聡い政治屋が「お、こいつ、めっちゃ使い勝手いいじゃん」と気づく。
・政治屋があの手この手で「岸信介の無念を晴らす」「改憲して歴史に名を残す」という使命感を、さらに上書きインストールする。
・ぶら下げた人参さえあれば暴走機関車の如く突き進める安倍さんの特殊な性質を、「軽い神輿」として様々な政治屋が利用し始める。
・安倍さんが(純粋なゆえ、後付の信念のゆえ)ゾンビのごとく沈まない・凹まない性質をいいことに、政治屋やここぞと利用し「神輿バブル」がどんどん膨らんだ。
・モリカケ・桜といった些細なことで弾ける寸前まで神輿バブルはぱんぱんに膨らんでしまった。
・神輿バブルが弾けると、とんでもない数の政治屋が不利益を蒙り、取り返しのつかない規模で破裂がおきる。
・もしこのバブルがはじければ、日本史上最大の巨大な不正が明るみに出て、いろんなものが崩壊する。
・そのため、神輿バブルが弾けないよう多くの政治屋が必死で『泡』を守っている。
つぎはぎの伝聞を無理やりつなげたものだから、間違いもあるとおもう。
詳しい人、こんな感じでおしえてください。
「漫画村」閉鎖後も止まない海賊版被害 「発売翌日に無断公開」漫画家苦言
https://www.sankei.com/entertainments/news/200129/ent2001290001-n1.html
突然漫画家や出版周辺の規制を推進している人間がこの手の記事を乱発しだしたって事はそろそろあの最悪の著作権改正が出来レースで行われるって事なのだろうね。
赤松健氏に関しては企業や漫画家として業者と本気で戦う気ならば、本来ならば、プロ責法改正とかで裁判の改正をすべきと言うべきだったにも関わらず、去年の9月に突然ダウンロード違法化拡大と言う第三者であるユーザーを殴りにかかる改正案の音頭取りをした時点で、この一件では戦犯としか言いようがないだろう。
そもそも今も蔓延る海賊版と言っておいて、業者が問題であるならば、その業者と裁判でやりやすくする様にすべきであり、ただネットユーザーのリスクを上げ、業者にとっては痛くもない、今回のダウンロード違法化拡大やリーチサイト規制ではなかったはずだ。
海賊版業者が利益を上げる事や新人作家及びアップロードが問題ならば、猶更である。
もし当時の児童ポルノ禁止法のネット規制みたく、ネットユーザーへの啓発でこの様なとんでもない規制を進めているのならば、それこそ論外だとしか言いようがない。
また画質の問題はサービス側の提供の問題であって、寧ろ自身の企業努力が足りない事を自白している様なものである。
更に言えば、業者への恩返しと言い、創作に集中してほしいと言っているにも関わらず、この様なユーザー規制をするのは本末転倒である。
ただでさえ、漫画の一コマですら違法ではないか?と今でも言われているし、こんなモノが通った日には意味不明な委縮が起こる事は間違いがないと懸念され始めているのである。
幾ら漫画家が言い訳をした所で、今回の改正自体そのファンを含めたネットユーザーを敵視した結果、規制をしようとしている風に世間からは捉えられるのだ。
だからこそこの様な海賊版との対決を嘯きながら、ネットユーザーへの嫌がらせの様な規制を進めている事自体、漫画家にとっても今後不利益な事態をもたらす事になるだろう。
今後表現の自由を言った所でお前ら当時規制を推進していただろ、ダブスタだと言われても文句も言い返せなくなるのは間違いない。
幾ら漫画家が綺麗事を言った所で海賊版業者は痛くもなく、その上でネット利用者と言うエンドユーザーのみが痛い目にあう様な改正をしようとしているのだから。
答え:本当の事を言われて怒るんじゃなくて、雑なコントロールや攻撃に対して怒っている正常な反応である。
反証:1+1 = 2 を主張して怒る人間はほとんどいない。他にも恋人から「私は貴方のことが好き」と言われて、それが真実である場合に怒る人はあまりいないだろう
よって「正しい事」「本当の事」全てに対して怒る訳でない事は明らかである。
この問いが発せられるケースの「本当の事」「正しい事」というのは大抵の場合「相手に関する個人的な事」もしくは「組織に置ける通念的な事」である場合が多い。
そういった事をわざわざ言うというのは、相手を攻撃するか、コントロールする目的がある事が多い。
上司「Aさんは遅刻もなく、挨拶もしている。貴方は何度か遅刻もしているし、挨拶がない時もある」
母「貴方は昔からズボラで、いつも同じ失敗をしている、例えば受験もそれで失敗し、今度は就活も失敗した」
こういった言動は、本当の事を言うという建前の元、相手を弱らせるか、反論させないようにして、自分の言う事を聞かせようとするマウンティングに他ならない。
教師や親、上司といった相手に対して上位に立とうとする人たち等が使う傾向が多い。
ある程度こうしたコントロールに対して従う事は社会で生きていく上で必要であるが、過剰なコントロールや攻撃から身を守る事もまた必要であり、怒りは自然な防御反応と言える。
同じ事を言っていても、丁寧に言ったり上手く自尊心を煽てると従ってくれる場合がある。が、それはその人がバカなのではない。
人をコントロールする際にその人が不快にならないように制御できる配慮と経験がある人に従う方が、そうでない人に従うよりも良い場合が多い事を人は学ぶ。
想像してみてほしい、貴方の上司や家族が常に丁寧なオブラートを使ってくれる場合と全くそうでない場合の、長期的な不快さの度合いの違いを。
ここで、推薦人になった場合、など不利益をこの推薦人に学校が言った場合、恐ろしい問題が引き起きる
そのため学校側はあらゆることができない。
なにがしかの冗談などもふくめ、推薦人が集まった場合、これはすさまじい問題となる。
さらに誰かが立候補した場合2名の推薦人が学内から集まらない場合、イジメ問題が起きていないことを学校側が調査されないとおかしい。
歩きスマホをしている人間はこちらを見ずにずんずんと歩いてくる。一方私はぶつかると危険なので道を譲る。相手は私に一瞥もせずに我が物顔で道を専有する。これが嫌なのだ。本来お互いに五分五分、道を譲り合い避け合うべきなのに、私が一方的に労力を割き、相手は何もしない。完全に私の敗北だ。自分よりも年齢の低い相手には、年端もいかない若造がこなくそと、自分よりも年齢の高い相手には偉ぶりやがってこなくそと、怒りが燃える。歩きスマホでなくても同じだ。複数人で横並びに歩いている人間が正面から歩いてきたときに、彼らは決して避けようとしない。なぜ私だけが避けなければならないのか。自分が惨めに思えて、腹が立つ。歩きスマホの相手に自らぶつかりに行くおじさんもきっと自分と同じ気持ちなのだろう。ドストエフスキーの地下牢の手記で将校にわざとぶつかった彼も同じ気持ちなのだろう。歩きスマホが危険だから嫌なんじゃない、自分が不当に不利益を被るのが嫌なんだ。
気持ちはわかる。
なんで夫の方は自分が変えるという選択肢を最初から除外するんだろうね。2人の間では同等じゃんね。
まあたぶん夫からしたら、2人の間では同等、社会的、実家的には夫の姓が優位、したがって夫の姓にするのが合理的、くらいのつもりなんだろうけど。その場合に妻が負担するコストをどれだけ払う覚悟があるのかね。
と、ここまで書いて思ったけど、妻側も夫が改姓した時のコストをどれだけかぶる覚悟があるんだろう。ちゃんとある?
そもそもこんないざこざをもたらしてるのはいまの戸籍制度がクソということなんだけど。一方だけが一方的に不利益を被るなんてほんとクソだわ。なくていいコストをかぶらされるあほらしさ。
研究者は旧姓で仕事を続ければいいとか言うけど、海外に行く時、招聘状とかビザとかで業績の名前と戸籍(パスポート)の名前が違うってんでトラブルになるよね。最終的にはなんとかなるって言っても、本来なくていい説明をしなくてはいけないのがまず手間、あらゆる書類で名前に間違いがないか気をつけないといけないのがアホほどしんどい(見落とすと入国できないとかあるからね)。そういうコストを一生背負えって話だよ、これは。
簡単なことだ。
それはmayのコンテンツがショボく、としあきのスペックも低いからだ。
配信環境やフレンド管理、wikiの作成すらろくに出来ずクソコラしか作れない連中の集まりだからだ。
他所からパクってきたものを使って盛り上がり、クソコラとキャラ付けにより自分たちの一次創作かの如き主張を繰り返す。
農業が出来ない蛮族が隣の村を襲うのと何も変わらんよ。
関わらんことだ。
そして、不利益を被りそうになったらハッキリと争うことだな
40代も半ばに入る。
若い頃は、就職できないのも低所得なのも自己責任だとなじられ、中年になれば親の介護によって、人生失いそうな危機が迫る。
間の悪い時期に生まれた運のなさと言えばそれまでだが、もうなんかいろいろ酷くて泣けてくる。
…実はものすごく辛い。ここ20年、ずーっとその気持ちを抱えてきた。
なのに、涙さえ出ない。
泣くこともできないので、自分の心の中で、いろいろな苦しみが渦巻いたままになっている。
大人になっていたから、どちらに付く・付かないみたいなこともなく、便宜上、持ち家の父と暮らしていた(5年後には家でたけど)。
この時失ったものは
今でも忘れられない。
真冬の雪の降る夜。
突然、発熱が始まって、家には解熱剤がなかった。
車通勤していた父が帰宅したので、具合が悪いので近くのスーパーに連れて行って欲しいと頼んだが、テレビを見たまま無視。
仕方ないので、40度近い状態で、雪の降る中、徒歩でスーパーに向かった。
通常なら、往復20分くらいで済む道のりだったのだが、体調が悪く、途中で足を取られて転んで動けなくなった。
田舎だったので、人も車の通りもなく、道路にひっくり返ったまま、夜空から静かに降る雪を見ていた。
痛みと具合の悪さでしばらく動けなかったので、家に戻ってくるまで1時間以上かかってしまった。
もちろん、体調が悪化したのは言うまでもない。
父から心無い仕打ちをされたのはこれだけではないが、去年、そんな父が倒れた。脳梗塞だった。
今は離れて暮らしているため、こちらに連絡が来たのは病院に搬送されてから1週間経っていた。
当初は軽く済んでいたものの、治療を行なった後に脳内出血を起こして症状が悪化。
私は兄弟姉妹もおらず、父方の親族も亡くなっているか音信不通だったので、自分一人でどうにかせねばならなかった。
父の親族と母はあまりうまく行っておらず、赤ん坊の私が入院した時の揉め事をきっかけに、ほぼ行き来がなくなっていた。
祖父母が亡くなった時にお葬式をしたので、2度ほど会ったことがあるのだが、母はもちろん、唯一の直系の孫である私も、親の目がないところでいじめられた。
当時、私は小学生だったのだが、いい歳したジジババが寄る辺ない小学生をいじめるという、なかなかシュールな状況だったよ。
そんなこんなで父方の親族は音信不通。確実に生存しているいとこの存在も知っていたが、私自身が名前を覚えていない…。 そのくらい馴染みがない。
父は定年時に多額の退職金をもらっていたのに、気がつけば年金でかつかつの生活をしていた。
資産も貯蓄もないので、病院費用をどうしようかと思ったが、ソーシャルワーカーさんのあたりが良かったのか、病院が用意している制度を利用する事ができ、無料で治療と入院をする事ができた。
これはもう、運が良かったとしか言いようがないが、共産系の病院だったので、後日、メモ用紙の裏を見て仰天する事になったけど…まあ、貧乏人としてはありがたい対応を受けたし、看護師さんが、皆さん明るくて優しい人ばかりだったので、搬送先が市外だったのは驚いたが、運が良かったと思う。
1.5ヶ月〜2ヶ月ごとに4、5日の有休を取って、帰っては病院やら役所やらを行ったり来たりしたので、金銭・体力的にかなりしんどかった。
以前は持ち家だったのだが、数年前に支払いきれずに手放してしまっていたので、泊まるところもない。
医療費はかからなかったが、私の移動費や宿泊費、田舎なのでタクシーもバンバン使ったので、かなりの諭吉さんとさよならした。
そのうち、一人暮らしには戻れない事が確定したので、部屋や車の処分もせねばならず、また諭吉さんは消えていく…。
また、持ち家の負債が残っていたので、月々細々と返済していたのだが、手動で振り込んでいたらしく、ばんばん督促がくる。
曰く「資産を差し押さえ」するだの、不穏な文字が連なるアレだ。
一時期、意思疎通が全くできなくなっていたので、振込先がわからない。
先方に確認しようとしても、個人情報保護で、本人が「子供に教えても良い」と意思表示しなければ教えられないの一点張り。
かくして、毎月定期的に不穏な督促状が送られてくる。
本人は錯乱していて、話ができない。
支払いたくても支払い先がわからないのに、督促状は送られてくる。
退院したらどうする。
賃貸どうやって片付ける?
お金は?
去年の年末、運良く施設に入所する事ができたが、そこに来るまで、毎日こんな感じだった。
そして、今も続いている。
次の施設をさがすために、数十件の施設に申し込みをしたが、待機人数を見ると数年単位の勝負になりそうだ。
もちろん、その間も真面目に仕事もしていた。
それでも。
ひとつだけ、無理やりいいところを見つけるとすれば。
両親が離婚した時、母方の親族とは音信不通になってしまったのだが、父が倒れたことを知って20年以上ぶりに連絡をくれたことである。
子供の頃は行き来をした親族だったので、私を心配して車を出してくれたり、お見舞金やお小遣いをくれた(お小遣いをもらう年齢じゃないんだが、「おじさんには内緒ね。取っておきなさい」と叔母がにぎらせてくれた)。
私は免許を持っていないので、車の移動や売買も、この親族が手伝ってくれた。
この時さ。本当にありがたかったんだよ。
父方はあてにしていなかったけど、母方の親族とは、私が子供自分は行き来もあって、色々助けてくれていた。
母方の親族がいてくれればな、って思ったことは過去に何回もあるけど、母の離婚によって、かなり長い間、音信不通になっていたのだ。
実際に手伝ってくれなくても良かったし、お見舞金もお小遣いもいらなかった。
離婚した母親も心配はしてくれたのだが、父への不満が大きいのか、「なぜお金を貯めておかなかったのだろう」と私に文句を言う。
私に言われても非常に困るのだが、ともかく父への不満を口にする。
私だってそう思ってるが、言ったところでお金は出てこないし、過ぎてしまってしまったものに文句を言っても虚しくなるだけだ。
父親の肩を持つわけじゃないが、こちらも疲れているので、私に文句を言うのはやめて欲しかった。
だからこそ、深い事情を知らないためか、そういった話をしない親族の存在はありがたかった。
ただ、私を助けてくれる人たちだと感じられたからだ。
母親は年を経るごとに文句を言うようになり、父はもともと助けてはくれないし(他人は助けるけど)、今は病気のため正常な判断ができなくなっている(私の職業も知っていたはずなのに、いつの間にか、看護師かホテルの従業員という、共通点がまるでないものにすり替わっていた)。
教育を授けてくれた親とはいえ、連絡をとったり、会うたびに精神力を削がれ、正直、かなり会いたくなかった。
その証拠にと言うか、10年くらいは父と会っていなかったし、母とも数年間連絡を取ってなかった。
大人になってから、親から助けてもらったことは一度もない。精神的にも金銭的にも。
就職氷河期だったので、新卒で入った会社は、正社員で入社したにも関わらず、景気が悪いだの何なのと理由をつけて、正社員になるまで3年近くかかった。
最終的に正社員になれたのも、その会社で一番大きいクライアントの担当になっていたからだ。退職してやる!って喧嘩になったが、結局、会社が正社員にすることで、一旦収まった(そして1年半後に辞めたw)
時給700円。手取りはいい時で13万円、悪ければ10万円を切る。だから、すごい貧乏だったんだよね。
それでも、当時は実家暮らしだったので、家賃がないだけマシだった。
いつ解雇されるかわからないので、かなり頑張って貯金していた。月10万とか。今考えればよくやってたよ。
そういう貧乏していたけど、親にお金を借りたことはない。お金がなければ、食べ物切りつめたり、買いたいもの控えたりした。
パジャマもシーツもビリビリに破けていたけど、買うお金なくて、そのまま使ってたことあるしw
半分くらいは返ってきたけど、全額は戻ってこなかった。
他人の家を見れば、子供を助けてくれる親も多いのになあ…周囲はそんな人が多いのに、なぜ自分は違うのだろうって思ったよ。
隣の芝生は青いだけなんだろうけど、大人になってから、頼る人はまったくいなく、しかし自分が苦境になった時に限って、親が頼ってくるという最悪パターンが多かった。
「鬱になっている暇はない。助けてくれる人は誰もいない。自分が自分を助けずして、誰が助けると言うのか」
そう思って、歯を食いしばって頑張った。
暗くなる心を奮い立たせて、仕事では、いつもニコニコ平常心でいるようにした。
苦しいのは自分だけじゃない、自分以上に苦しい人はたくさんいる。
就職氷河期で、理不尽な書類選考や面接があり、圧迫面接なんて当たり前だったけど、まだ頑張れる!まだマシだ!って思ってやってきた。
そこでくじけてしまったら、自分に意地悪を仕掛けてくる人に負ける事になるから。
自分は、運良く困窮するところまではいかなかったけど、そんなのは薄皮一枚の差で、周囲を見渡せば、誰よりも努力をしていたのに、ほんの少しの運に恵まれず、望みを叶えられなかった人がたくさんいる。
どちらかといえば、望みを叶える事ができた自分は、頑張る義務もあると思うんだ。
私が今いるポジションは、努力しても叶わなかった人たちが欲しかった椅子だろうから…。
去年はそんな感じでプライベートがゴタゴタだった。諭吉さんがたくさん旅立ったのも痛すぎて死にそうだった。
プライベートだけならまだよかったが、職場でもゴタゴタが数年続いている。
どうしたことか。
会社初の女性管理職になる羽目になり、その上、同じ役職の中でも数人しかなれないポジションにいる。
本当は管理職になりたくなくて、自己評価を下げまくっていたのだが、管理職じゃないのに管理職と同じ権限を持たされるようになり、会社の制度上、色々不都合ありまくりだったので、仕方なく管理職になった。
はっきりいえば、部長は自分の使いっ走りが欲しかったんだろうな。
なぜ、管理職になりたくなかったのか。
私自身、その部署には配属されたくなかったし、好きな部署があれば、どこでも受け入れると言われていた。
ただ、どの部署も引き取らない部下がいて、私のバーターとしてなら受け入れると言ったのが、唯一その部署だけだったのだ。
部下の名誉のために言っておくけど、仕事ができなかったわけじゃない。
実務経験を積ませなかったのはオマエらなのに、配属拒否とかいい身分だよね。
普通に経験積ませれば、仕事ができるようになる人材だった。物覚えも良かったし、キラリと光るセンスもあった。
配属部署がなければ宙ぶらりんになる。いろいろな不利益も生じる。
本人に落ち度もないのに、そんな立場に落とすわけにはいかない。
自分が新卒だった頃、不当に扱われ、嫌な目にたくさんあった。けれど、周りは助けてくれなかった。優しい言葉をかける上司は日和見主義者で敵だった。
予想通り…というか予想以上にごちゃごちゃで、管理職として配属された最初の仕事が、部下に突き上げ食らってノイローゼ寸前のリーダーとの面談たっだ。
そして、それは今でも続いている。
この部署は、売上だけはいいので、若手の頃から野放図になっていたところがある。
そのため、メンバーはかなりスポイルされていて、私から見るとわがままな奴ばかりだ。
同じ社内で、クライアントに苦労させられている社員が数多くいるのに、その社員らを無視して、自分の意見を無理やり通そうとする。
自分は就職氷河期世代で、上からガッツリ押さえ込まれる割に、仕事のノウハウは何も教えてくれない環境にいた。
まともな教育もせず、仕事ができなければ、信じられない方法で首を切られた。
きちんとした教育を用意され、言いたいことを言い、けれど会社に立場を保証され、守られている。
恵まれているのに、もっと福利厚生を拡充しろ、給料が安いだの評価が不当に低いだの文句ばかりだ。
うちの会社はパワハラやセクハラに敏感で、若手社員にストレスがかからないよう、特に管理職は言動に注意するよう指導されている。
そのためか、逆パワハラと呼ばれる状況に陥りやすく、守られた若手社員に突き上げられてリーダーが病む、ということが珍しくない。
とくにうちの部署には「ぜったい部下にしたくない」ナンバーワンの若者がおり、こいつが部署の癌になっている。
さすがに管理職にまで上がる人間は、下から突き上げられることがあっても負けないので、病むところまではいかない。
私も「絶対に部下にしたくない」ナンバーワンに逆ギレされて怒鳴られた事があるが、あまりにもわがままな言動すぎて「自分に甘く、素直に生きていると、本当に楽だよなあ」と思いながら右から左に受け流した。もちろん病まない。
その片鱗が見えると、メンバー個別に面談を設定しなければならず、かなりしんどい。
私は仕事に来ているのであって、お守りしに来ているのではないのだが…。
中年になった今、若手は守られるのに、自分は会社から「自分で頑張ってね」と言われる。
本当に、生まれた時期が悪かったよなあ。
2年上はベビーブームで子供の数が多く、受験も大変な世代だった。
私のころも余波があって、浪人中のベビーブーム世代との戦いがあったので、まあまあ大変だった。
悲しくて辛くて泣いたのはいつだったんだろう。
外も内も辛くて嫌なことばかり。
死にたいとは思わないけど、辛くて苦しくても涙も出ないから、逆に苦しいものが心の中に堆積する。
苦しい時に泣く事ができれば、発散する事ができるのにね。
頑張り過ぎて泣き方をわすれたのかもねー。
学生の時なんか、目じゃないほど頑張った。
不当な扱いにも耐え、戦った。
多分、就職氷河期世代の中では、恵まれている方だと思う。人によっては「勝ち組」って思うのかもしれない。負けてもいないが、勝ってもいないのにね。
でもさ。
プライベートも仕事も頑張るには、もう、息切れして動けないんだよ。
ばらばら書いたから、話が飛び飛びになってる。
支離滅裂なのは疲れているから。この苦しさを誰にも訴えてこなかったから。
これだけ頑張っても、誰からも認められないのが中年ってことなのかなあ。
自己責任を強く求められてきたけど、全然褒められないんだよね。
我々世代はそれが当たり前で、他は守られる世代ってことなんだろうか?
ほんと、運悪いよね。