「漫画村」閉鎖後も止まない海賊版被害 「発売翌日に無断公開」漫画家苦言
https://www.sankei.com/entertainments/news/200129/ent2001290001-n1.html
突然漫画家や出版周辺の規制を推進している人間がこの手の記事を乱発しだしたって事はそろそろあの最悪の著作権改正が出来レースで行われるって事なのだろうね。
赤松健氏に関しては企業や漫画家として業者と本気で戦う気ならば、本来ならば、プロ責法改正とかで裁判の改正をすべきと言うべきだったにも関わらず、去年の9月に突然ダウンロード違法化拡大と言う第三者であるユーザーを殴りにかかる改正案の音頭取りをした時点で、この一件では戦犯としか言いようがないだろう。
そもそも今も蔓延る海賊版と言っておいて、業者が問題であるならば、その業者と裁判でやりやすくする様にすべきであり、ただネットユーザーのリスクを上げ、業者にとっては痛くもない、今回のダウンロード違法化拡大やリーチサイト規制ではなかったはずだ。
海賊版業者が利益を上げる事や新人作家及びアップロードが問題ならば、猶更である。
もし当時の児童ポルノ禁止法のネット規制みたく、ネットユーザーへの啓発でこの様なとんでもない規制を進めているのならば、それこそ論外だとしか言いようがない。
また画質の問題はサービス側の提供の問題であって、寧ろ自身の企業努力が足りない事を自白している様なものである。
更に言えば、業者への恩返しと言い、創作に集中してほしいと言っているにも関わらず、この様なユーザー規制をするのは本末転倒である。
ただでさえ、漫画の一コマですら違法ではないか?と今でも言われているし、こんなモノが通った日には意味不明な委縮が起こる事は間違いがないと懸念され始めているのである。
幾ら漫画家が言い訳をした所で、今回の改正自体そのファンを含めたネットユーザーを敵視した結果、規制をしようとしている風に世間からは捉えられるのだ。
だからこそこの様な海賊版との対決を嘯きながら、ネットユーザーへの嫌がらせの様な規制を進めている事自体、漫画家にとっても今後不利益な事態をもたらす事になるだろう。
今後表現の自由を言った所でお前ら当時規制を推進していただろ、ダブスタだと言われても文句も言い返せなくなるのは間違いない。
幾ら漫画家が綺麗事を言った所で海賊版業者は痛くもなく、その上でネット利用者と言うエンドユーザーのみが痛い目にあう様な改正をしようとしているのだから。