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“スクショ”はOK? 「ダウンロード違法化」で転換…著作権侵害の新たな線引きを文化庁に聞いた
https://www.fnn.jp/posts/00049170HDK/201911272020_FNNjpeditorsroom_HDK
そもそも初めから海賊版がなくならないとか規制ありきでこれからも話を進める様な結論を書いてあるし、読んでいてまんま当時の児童ポルノ禁止法と同じ手法で悪化し続けるから規制の強化をやり続けようと言うような内容で進めようとしているのだなこいつらと言う印象を受けたよ。
そもそもDL規制法自体、音楽界隈や映画界隈の惨状を見ればどうだったか判るのに効果があるとか言える時点でどうかと思う。
まともに対策する気がなくて、規制強化と言う実績が欲しいと言う事が記事からも良く判るよ。
だからこそ裁判に関したプロバイダ責任法改正をすべきと言う声を無視して強行しようとしているんだろうなと読んでいて思った。
厳密にやったら本当にツイッターとかふたばとかネット文化自体壊滅する事になるだろうよ。
そもそも著作権問題も規制ばかり論じられて、フェアユースとか殆ど論じられない構図も当時の児童ポルノ禁止法を彷彿とさせて嫌な気分にさせられる。
見ていて、著作権法と児童ポルノ禁止法はそのうち当時の禁酒法みたいになると思うよ。
読んでいてこいつら文化庁とマスメディアの記者にこそ、このヤマベンの記事を読んでほしいと心の底から思ったよ。
ヤマベンの記事はこれの事ね。
http://yama-ben.cocolog-nifty.com/ooinikataru/2019/10/post-058385.html
本当に笑えない。
デジタルやプラットフォーマー、海賊版、フェアユースなどに関する小委員会を立ち上げました。詳しく中身についてお話ししています‼️
是非見てください。
《Law19》デジタルに遅れた日本、解決策はある? https://t.co/fUkRkfZZQo pic.twitter.com/TMaz6Wwzpp— 山田太郎 ⋈3日目南フ10a(参議院議員・全国比例) (@yamadataro43) 2019年11月8日
海賊版対策と称してダウンロード違法化拡大やリーチサイト規制をやるならば、プロ責法の話とは噛み合わないと思う。
そもそも海賊版対策でダウンロード違法化拡大やリーチサイト規制が効果があると判断するのならば、プロ責法改正をやる意味がないわけだからね。
これは暗にダウンロード違法化拡大やリーチサイト規制が効果がないと言っているようなもの。
裁判で解決をするならば、始めからプロ責法一本でやらないと筋が通らないと言う話ね。
この場合どっちもやるは筋が通らないって事。
しかしプロ責法にしても海賊版対策は兎も角、自殺云々の話が出てきて、何か雲行きが怪しくなってきたなあ。
山田太郎の「パロディや二次創作を合法化します、原作者の権利も守ります」って両立させるなら「原作者側からガイドラインを厳格化してもらう」以外に無いんだけど支持者は本当にこれで満足してるのか?
とりま同人にしろ原作者の権利にしろ「無料ダウンロードさせるなんとか村みたいなのは殺す」って権利守ってることにならんのか。
おまえのいう権利って生存権だから作品に関係なく金よこせとかいってそうね
作品そのものを通じて失礼なこと(勝手に金儲けなど)をされないためにしか著作権は使えないのでもっと勉強して出直して
一次版権としては「単なるファンアートを規制する必要はないけど競合する相手は潰しておきたい」が本音だろうし、「報酬の発生しないファン活動については、全面的にこれを認可する」くらいがスタンダードになってそうしたらそのジャンルの二次創作同人全滅だぞ?
競合する相手? ジャンルをともにもり立てて行きましょうだろ、腐女子・オタクなど再解釈できるファンがついたら原作売れるがセオリーだ
そうじゃなければ進○の巨人のキャラの魅力なんて素人に最初からわかるわけねーだろ最初デッサン狂いまくってたのに
「報酬の発生しないファン活動は認可」は米国フェアユースの考え方(を曲解したやつ)だな
フェアユースはコンピューター分野では今年から日本にも入ってきたぞ、思想や感情を享受しない利用ってやつだ
あと多そうなのが「全年齢向けの二次創作は認可する」か、ウマ娘の一件であれだけ暴れたオタクがこれで喜ぶとも思えないんだよな
オタクが不勉強なのはいつものことだろ、場合によっては小説を盗作されたとおもいこんで火をつけるほど常識のない人間さえ自称して混じってきてるんだから
おまえを喜ばすためにだれも働いちゃいねーよ
創作の苦労に報いるために働いてるんだよ
赤松とかのやってることを自力で勉強してそろそろ赤松を越えたとおもったら
https://anond.hatelabo.jp/20190717110227
伝えたいこと(つってもただの愚痴なんだけど)が伝わってないなと思ったんで改めて書きたいんだが、
件の画集の販売を中止にしろとか、そういうことを言いたかったわけではないんだ。
なおかつ、かなりつっこまれたけど、自分は著作権だ親告罪だとか、フェアユース法()だとかに詳しくない。
それで今後その絵師が困ったことになろうが、どんどん人気を得て発展していこうがどうでもいい。
もう一個ついでに言うと、トレス元に問題がない(自分で撮った写真だったとか、フリー写真素材、購入した素材写真集の写真とかさ)写真を
絵師が写真をトレスして描いていようが、出来上がりがいいなら別にいいんじゃない?そういう手法なんでしょ。とも思ってる。
ただ、
「他人の写真作品(=今回でいう、恐らく無許諾の写真)を、ほぼそのまま丸トレスし、
被写体の顔だけキャラにした絵を「自分の作品」とし、それが悪いことだとも思わない絵師」と
「その絵師を取り囲み、「バレなければOK」「みんなやってる」なんて都合のいい法律を挙げて絵師に吹き込むファン」
の構図に悲しくなった、というだけの愚痴だったんだがな。
あとすまんが、元の内容で書かなかったことも書く。
初音ミクの二次創作は公式でガイドラインはあるもののOKとされているので一旦「そもそも二次創作なんだが?」という話は置いてくれ。
こと初音ミクって、「CGM(消費者生成メディア)の象徴」とか言われてきてさ、
だからこそ、初音ミクを作り上げる界隈全体が、1人1人のクリエイターや作品を尊重して大切にしてきてた印象だったんだよ。
作品1つ1つが初音ミクを作り上げる要素だった。(と思ってた。)
あんまり主語を広げると怒られるな。自分はそう見えていたって話な。今回で「もう違うんだな」思ったけど。
自分の言う「クリエイター」って、音楽作る人、絵を描く人、モデリングする人文章書く人、写真撮る人、コスプレする人…
件の絵師も初音ミクが好きで初音ミクを描いてるクリエイターなわけで、
それを取り囲むファンも当然初音ミクのファンたち。中には、かなり古参のファンもいた。
それが余計に悲しくてさ。
彼らにおいては、「元の写真を撮ったクリエイター」への敬意とか、何もないじゃん。
その首をミクや他のボカロキャラにすげ替えた絵が魅力的なのって、元の写真がそれで魅力的だからなんだよ。
元の写真が素敵に、魅力的に撮られているから。わからないかな。
絵師も、元の写真がいい雰囲気だったから、キャラに置き換えて描こうと思ったんでしょ?
それを放っぽり出して、
やれ「バレなければOK」「法的には問題ありませんでした!ご心配おかけしました!」って、
写真を撮る人間として、写真というものが軽視されているのも悲しいし、
初音ミクファンとして、他人の作品をこんなに軽視しているクリエイターや初音ミクのファンがいることが悲しい。
「初音ミク」を囲む創作の連鎖の中で、誰かの創作物や作品に対しての敬意みたいなものが生まれていてほしかった。
それこそ、過去にも同じような騒動はたくさん起こってきたはずだ。
長くなってしまったけど、そういうこと。
まぁ、初音ミクに関係ないところでも、やっぱり無許諾写真をそのままほぼトレスして(画像検索で元写真が引っかかるレベルのトレスだしな)
やっぱりどう考えても、親告罪だからOKとか、アメリカでは法でOKだからとか(言ってもフェアユース法は本来報道関係等に適用されるものらしいけど)そういうのを考慮しても、勝手に他人の写真トレースしておいて「法的には問題ないのでこれからもやりま〜す!w」「これからも頑張ってください!!」っていう流れ、おかしくない?おかしいよ。
改めてパクラレ元の写真見たけど、スナップじゃなくって、ライティングとかポージング考えられ、労力をかけた写真もあるじゃん…
実を言うと絵師本人と相互フォローの関係だったけど、どうしても創作に対する考え方が受け入れられなくてブロックしたわ
せいぜい取り巻きたちにちやほやされて頑張ってくれ…なくていい
高木浩光@自宅の日記「リーチサイト規制の条文にも欠陥 ダウンロード違法化等著作権法改正法案原案」
スクショが違法になるということで国中で騒動になったダウンロード違法化拡大の陰に隠れてか、あまり議論されてこなかったリーチサイト規制だが、有名な人が取り上げたんでやっと議論されそうかな?
ただ上記の記事では取り上げられてない(っぽい)、世間でも全然指摘されてないように見えるが個人的にヤバイと思うのが
「国外で行われる送信可能化であつて国内で行われたとしたならばこれらの権利の侵害となるべきものが行われた著作物等を含む」*1
という一文である。
要は「海外ではそのコンテンツはフェアユースとかで合法的に配信されているけど、日本ではフェアユースないからそのコンテンツは日本では違法になる。だからリンクも違法」という話である(あってるよね?)。
同様の規定は実は既にダウンロード規制で導入されているのだが、ダウンロード違法化自体の実効性が疑問だったためか今まで特に大きく騒がれなかったように思う。
だが、この国外規定込みで規制されると例えば以下の行為が違法になりかねない。
思いついただけ挙げてみたが他にもあるだろう。
これらの(海外ではおそらく)合法的に配信されているコンテンツへのリンクがこの規定でアウトになってしまうだろう。
しかもリーチサイトとみなされたらダウンロード違法化と違い過失も罰せられるのである。おまけに非親告罪。
一般人だってリーチサイトとみなされたサイトで侵害コンテンツにリンクを貼ったりしたら罰せられるわけで。
これはかなりヤバイんじゃないか?ダウンロード違法化とは比較にならない影響力である。
仮に今は弊害が少なくとも後々のITの発展に禍根を残す可能性がある。
Googleなんかはフェアユースがあったのでサービスを発展できた。フェアユースが認められたGoogleブックスなんか日本で運営したらまぁ違法だろう。今後も各国にあるフェアユースのような規定で新しいサービスが生み出されるはずだ。
だがリーチサイトやダウンロード違法化に盛り込まれる予定の国外規定がこれらのサービスの利用を妨げてしまう。
海外では自由に合法的に著作物が利用されているのに日本の著作権が厳しいせいで利用できないなんてのは、もはやIT鎖国と言っていい。海外のコンテンツに触れる機会が奪われることになりかねない。日本のITの発展が妨げられるのはまず確実だろう。
弁護士 福井健策(骨董通り法律事務所 for the Arts)
https://www.kottolaw.com/column/001689.html
第一に何といっても目立つのは「柔軟な権利制限規定」。恐らく日本では初の、「フェアユースではないけれどそれ的な何か」と言えるものの導入である。
これは良い知らせでしょうか。
ただし、よくなさそうなのが下記です。
他方、著作権の保護期間については、原則「作者の死後70年」へとストレートに延びる。もともと、延長を求めていたのはそれで受益する欧米の政府であり、民間では国際的に反発も強かった。(現状では実演家の生前に切れることさえある著作隣接権は別論として)そもそも作者の死後50年を超えて市場に残っている作品など、それこそ2%程度と言われる。残りの作品は死後70年に保護を延ばしたところで売られていないのだから遺族の収入すら増えず、むしろ権利者不明作品と海外への支払が増えるだけだろう。どうも、アーカイブ立国にも知財立国にも逆行するように見える。
今ひさびさに地上波を観ていたんですが「Wi-Fi-5」というアイドルグループを知ったんです。
別にこのWi-Fi-5を推したいという話じゃなくて「Wi-FiってWi-Fi Allianceの登録商標じゃなかったっけ?」という疑問なわけです
ただ何も調べずケチ付けるのもアレなので調べてみました
すると「Wi-Fi」って名称の商標持ってるのソフトバンクなんですね。
まぁソフトバンクの姑息さなんて今に始まったことでないですし、たぶんソフトバンクがWi-Fiの商標使用に関する訴訟をしようが棄却されて終わるだけとは思う(実際に他のWi-Fi/hogehogeが通ってる)。
それにしてもWi-Fi-5って思い切った名前を付けたなと。無線LANに一切関係ないのに何でこんな名前を付けちゃったんだろうか。
まかり間違って米国でYoutubeあたりを経由してWi-Fi-5が注目されても米国で活動できないんじゃないかな?と心配になっちゃいます。
Wi-Fi-5は明らかに他のWi-Fi/hogehogeのように利用するユーザへわかりやすいように意図を持って付けられた名称ではなく、無線LANのWi-Fiブランドの知名度へ単純にタダ乗りしてる名称なわけです。
フェアユースが普及している米国であっても、たぶん無線LAN全く関係ないアイドルグループのWi-Fiブランドへタダ乗りは公共性なんてないわけですし一発アウトな気がします。
iPS細胞のAppleをリスペクトしてとかそんな理由で付けられてる名称じゃないんですよね。
というか今の時代、Webでの検索性ってメッチャ重要だと思うんですね。
Wi-Fi-5ってメチャクチャ検索しにくいですし(一応wifi5でも検索できるっぽいですが)。
Wi-Fi-5に所属している女の子たちは(名称に異議を唱えられる立場にあったとは言え)被害者だとは思うんです。
フェアユースを認めたとしても、二次創作同人がすべてフェアユースに当てはまる訳ではないのでは。
つーか、
「同人は公式の売り上げを阻害しないばかりか、むしろ宣伝になっている。
だから同人は公式にとっては利益しかないので、公式側は皆同人を歓迎してるけど
日本の著作権法だとそれを大っぴらに認めてしまうと海賊版業者とかも認めなければならなくなるので、泣く泣く公では認められないだけ」
と言う前提の人が多いけど、そもそもその前提が違うのでは?
何でそんなに自分らが公式側からも愛されていると思い込めるのかが謎。
2ch等の匿名の場で「作家だけど自分の作品の同人作られるのが嫌すぎる」なんて愚痴言ってる人も何度か見たけど(大抵袋叩きに遭ってるが)。
そういうのはスルーなんだろうか。
儲かる儲からないを抜きにしても、「自分の作品を他人に勝手にいじられたくない」という原作者も中にはいるであろう、ってのは想像の範囲内だと思うんだけど。
同人内部でもやれパクリだの何だのとしょっちゅう騒いでるのは、同じ事思ってる人が沢山いるからだよね?
なら何で原作者も同じ心情かもしれないとは想像つかないんだろう?
あと子供向け作品だと「エロ同人を公式に認める事による公式の健全なブランドイメージの毀損」も大きいよね。
黙認で済ませるとしても、仮に同人側が増長してあちこちでエロばらまきまくる状態になったら
釘を刺す所も出てきてもおかしくないわな。
フェアユースが万能みたいに言ってるけど、Wikipediaだと
1976年著作権法は著作物の無断利用がフェアユースとされる場合の要件を大まかに規定しており、判断指針として条文化されているに過ぎない(これに対し、§108以下の規定に基づく著作権の制限は準則として示されている)。このため、フェアユースになるか否かは個々のケースについて裁判所が判断する。またこれらの判断要素についてはある要素が他の要素より重きを置くことを要求されておらず、フェアユースになるか否かはこれらの要素を総合的に判断することによって決めることになる。ただし、実際上は4番目の「市場への影響」が最も重視されることを多く、裁判所もその事実を認めている[18]。
このようにフェアユースの法理は抽象的な判断指針として示されているに過ぎず非常に曖昧な点があるため、個々のケースについて著作物の無断利用が著作権侵害になるのか否かに関して訴訟で深刻な争いが起きやすい。
pixiv fanboxの件。
https://togetter.com/li/1222306
https://togetter.com/li/1222309
大原則として無償配布だろうがコミケの薄い本だろうがpixiv fanboxだろうが二次創作の公表は著作権法違反に決まってるでしょ(「○○という条件を満たした場合は許諾不要」みたいなポリシー掲げてるところは除く。あと著作権者から公認されてる場合も)。
その上で、「ホソボソと同人誌作ってる連中は見逃してやるか」って思われてるだけだから。
「黙認はセーフ」ってのは、逮捕されたり裁判起こされたりしない、っていう意味であって、合法って意味じゃないから。
地元民が20キロオーバーで走るのが当たり前で普段は警察もうるさく言ってこなくても、警察が取り締まりしてる日に15キロオーバーしてたら捕まるのと同じ。違法だけど取り締まられてないだけ。
その意味で、「法的にセーフ」って言ってる擁護派はおかしい。同時に、「コミケはセーフだけどfanboxはアウト」って言ってる批判派もおかしい。
私が擁護するとしたら「fanboxがアウトならコミケの薄い本やpixivのファンアートだってアウトじゃん! 何で私たちだけ責められるの?」って言うと思うし、私が批判するなら「そもそもコミケから違法な二次創作は追放されるべきだし、pixivも違法な二次創作の掲載をやめるべきだ」という論陣を張るだろう。現行法を前提とする限り。
有償で頒布してる二次創作同人誌はOKでpixiv fanboxをNGとするのは、身内ルールに縛られているだけだ。そんなの、法的に何の根拠もないのにね。
別に、法律とは違った身内ルールを設定することそれ自体は悪くない。私が風呂掃除とゴミ出しを担当し、相方が洗濯を担当する、というのは法的根拠のない我が家の身内ルールに過ぎないが、しかし別に問題はない。このルールが拘束するのは私たち2人だけだし、私たちは法的根拠がないことを知った上で概ねこのルールに納得して合意している。
だけど二次創作界隈の身内ルールは違う。それは根拠なんてないのに、根拠があるかのように信じ込む人は後を絶たない。信じ込むだけじゃなくて、その無根拠ルールを振りかざして「ルールに背いた」とみなされる色々な人を攻撃している。
去年もそういうのあったよね。pixivで公開していた二次創作小説をURL付きで引用されて、激怒して引用した学生をタコ殴りにした事件。無許可で二次創作やってるひとたちが無許可で引用するなとか言ってた光景は私の心に深くこの界隈の理不尽さを刻んだよ(論文の批判自体は言論の自由だから悪くないけど、さんざん他人の小説を無断で引用するなだの著者に敬意を払えだの言ってきた人たちが、論文を無断で引用した挙げ句に論文書いた人相手に人格攻撃まがいの批判を垂れ流してたのはただひたすらに醜悪だった)。
けっきょく、フェアユースを認めない日本の著作権法に問題があるのにね。
非親告罪化のときも、一部の漫画家の人が積極的に運動して「二次創作には適用しない」という言質を取ってた。運動とか私にはできないことだから、それ自体は尊敬する。でもその運動が、二次創作を著作権者の告訴なく捜査しない、という戦術目標を掲げたことには違和感があった。本丸は別にあるでしょ。
私はfanboxも同人誌も支持する。そしてそれらが違法状態に置かれている現行の著作権法を批判する。
fanboxを批判する人はいずれ同人誌を焼くだろう。法的にはどちらも同じことで、それらを区別するのは一部の人が掲げる身内ルールに過ぎず、身内の中でさえ合意が取れていないのだから二次創作界隈の総意というわけでもない。とすれば、今fanboxに向けられている矛先が、コミケに向けられることはないなんてとてもじゃないけど思えない。法的・論理的には、どちらもNG、という結論しか導かれないのだから。
ほんとfanboxは著作権侵害でアウトだと本気で思ってるなら二次創作から足洗ってほしいわ。謎の身内ルール振りかざしてpixivを叩いてる連中には自分の首を絞めているという意識がないんだろうか。
kato_19 親告罪の趣旨は『身内ルール』を尊重しましょうという事なんだから・・・当事者が納得してる範囲なら問題ない。判例で利用範囲を決める米著作権法とは根本的に違う。フェアユースの代わりが日本のグレーゾーン。
親告罪によるグレーゾーンがフェアユースの代わりになる? ご冗談を。
親告罪って字面からわかるように「犯罪だけど、訴えないと捜査されない」ってことですからね。ちょっと前まで女性を強姦することやわいせつ目的で他人を誘拐することも親告罪だったけど(今は非親告罪)、被害者が泣き寝入りすればそれが犯罪じゃなくなるわけないですよね。著作権侵害も同じ。
tick2tack ダブスタは問題。/ 増田の理屈で法を厳密に適用、となると赤信号など道交法無視は全部犯罪ということになり、あげく "そしてそれらが違法状態に置かれている現行の" 道交法がおかしいのだ!となってしまわないかな?
歩行者が赤信号を無視することは犯罪であり、2万円以下の罰金または科料に値する行為ですが何か。
第一二一条 次の各号のいずれかに該当する者は、二万円以下の罰金又は科料に処する。
一 第四条(公安委員会の交通規制)第一項後段に規定する警察官の現場における指示若しくは第六条(警察官等の交通規制)第四項の規定による警察官の禁止若しくは制限に従わず、又は第七条(信号機の信号等に従う義務)若しくは第八条(通行の禁止等)第一項の規定に違反した歩行者
「犯罪ではあるが、大抵の場合処罰されない」と「犯罪ではない」の区別がつかないんですかね……
当たり前だけど、自動車を運転してて法定速度を1キロでもオーバーしたら速度超過であり違法行為ですよ。40キロ制限の道路で、円滑な交通のために日常的にほとんどのドライバーが60キロ出していたとして、それはその地域の住民がほぼ毎日のように法を犯しているっていうだけ。
で、今、65キロで走る人たちが地域住民の一部から批判を受けている。
このとき、自分たちも法を犯しているのに他人の触法行為を責めるのはおかしい、という主張と、法定速度が厳しすぎるから法定速度を引き上げるべきだ、という主張は普通に両立しますよね。
法律と現実に齟齬があり、現実にありふれていて皆が日常的に行っている営みが形式的に違法とされる状況では、法律の方がおかしい、という主張が成立する余地はあるのでは。典型的には単純賭博罪とか。
何でもかんでも現実を法律に優先させるべきとは思わないから個々の事情を酌むべきだけど、少なくとも二次創作が著作権侵害になる問題に関しては法律の方が間違ってるので変えるべきだと私は思うし、同時に自分たちが著作権を侵害していると自覚せずfanboxを叩く人は頭おかしいと思いますわ。どっちも同罪でしょうよ。
turanukimaru はて著作権はそもそも身内で頒布するのは合法だったはずだが?コミケとかサイトでの公開は身内と言うにはでかすぎるが身内の範囲は当事者で決めろってのが親告罪なわけでなんか増田のが論拠がおかしくない?
不特定の1人以上あるいは特定の50人程度以上の人数に対し頒布するのは公衆に向けた「公表」にあたりますが何か。
「公衆」とは、「不特定の人」又は「特定多数の人」を意味します。相手が「ひとりの人」であっても、「誰でも対象となる」ような場合は、「不特定の人」に当たりますので、公衆向けになります。
例えば、「上映」について言うと、1人しか入れない電話ボックス程度の大きさの箱の中でビデオを上映している場合、「1回に入れるのは1人だが、順番を待って100円払えば誰でも入れる」というときは「公衆向けに上映した」ことになります。 また、「送信」について言えば、ファックス送信などの場合、1回の送信は「1人向け」ですが、「申込みがあれば『誰にでも』送信する」というサービスを行うと「公衆向けに送信した」ことになります(これを自動的に行っているのがサーバーなどの自動公衆送信装置)。
さらに、1つしかない複製物を「譲渡」「貸与」するような場合、「特定の1人」に対して、「あなたに見て(聞いて)欲しいのです」と言って渡す場合は「公衆」向けとはなりませんが、「誰か欲しい人はいませんか?」と言って希望した人に渡した場合は、「不特定の人」=「公衆」向けということになります。
「特定多数の人」を「公衆」に含めているのは、「会員のみが対象なので、不特定の人向けではない」という脱法行為を防ぐためです。何人以上が「多数」かはケースによって異なると思われますが、一般には「50人を超えれば多数」と言われています。
「不特定」でも「特定多数」でもない人は「特定少数の人」ですが、例えば「電話で話しているときに歌を歌う」とか「子どもたちが両親の前で劇をする」といった場合がこれに当たり、こうした場合には著作権は働きません。
https://pf.bunka.go.jp/chosaku/chosakuken/naruhodo/outline/4.3.html
コミケでサークルスペースに並べた段階でどんな島中サークルでもコピ本でも「公表」ですよ、よかったですね!
(1)利用の目的・性質については、かつては商業性があるかどうかが重視され、商業性があると、裁判でフェアユースが認められない傾向がありました。しかし1990年代のパロディをめぐる裁判で、米最高裁は、商用目的であっても「変容的」であればフェアユースにあたると判断しました。
「変容的」というのは、「別の作品」になっているかどうかということです。この点、パロディは、元の作品とは別の価値を作り出しているといえるので「フェアユースにあたる」と、最高裁は認めたのです。
イラスト模写本とかは厳しいかもしれないけど、たいていの薄い本は問題ないのでは。
mohno 「フェアユース……そもそも二次創作は犯罪ではない」と認められる場合があるだけで免責が保証されているわけでも、民事裁判のおそれがないわけでもないがな。アメリカでコミケやって放置されるとでも思ってんの?
そうだとしても、無許可の二次創作には(権利者がガイドラインを定めている場合を除き)自動的に著作権侵害が成立し、権利者のお目こぼしで民事裁判に引きずり出されていないだけ、という日本法よりだいぶマシなんでは。フェアユースと認められれば著作権侵害ではなくなるわけで、デフォルトで著作権侵害になってしまう日本法より利点は多いでしょう。
また、仮に日本で導入されたら日本の裁判所が運用することになるわけで、そこも考慮すべきかなと。
私は二次創作が著作権侵害にならないような法制を支持していて、フェアユースはパロディを許容する法制ということで現行の著作権法よりマシだと思ってはいますが、フェアユースよりも二次創作の保護に適した法制があるならそっちを支持するのでぜひ教えてください。フェアユース原理主義者ではないんでいつでも棄教します。
nmcli "二次創作が著作権侵害になる問題に関しては法律の方が間違ってるので変えるべきだ" って主張は、二次創作されたくない権利者のことをきちんと想像できてないように思う。
引用されたくない著者や批判されたくないクリエイターの作品も、公表していれば引用・批判の対象としていいと著作権法に書いてあるわけだから、二次創作だけ著者の感情を尊重するのはなんか変だと思います。作品を公表した以上批判を受け引用されパロディを作られるのを許容すべきで、それが表現の自由の根幹でしょう?(もちろん、内心でふざけんなと怒るのは内心の自由の範疇だし、気に食わない批判や二次創作に言論や創作物を使って喧嘩を売るのも表現の自由で保護されるべき)
当然、これは二次創作を引用して論文とか書くのも自由であるべきだという主張を含意します。公表した著作物を引用されない権利なんてないわけですからね(論文が気に食わなかったら批判すればよいし、作品を引っ込める自由もある)。
mr_mayama 著作権法は親告罪なので著作権者が訴えるまでは合法です。前提を間違ってる人ほど勘違いで声がでかいの何とかならんのか???
なんか薄々そうじゃないかと思ったけどマジで「親告罪は訴えられるまで合法」って勘違いしてる人がけっこういるんですか……? 警察が被害者の同意なく介入するのは相応しくない犯罪(親族内での窃盗、著作権侵害など。ほんの数年前まで強姦もこの範疇だった)について、被害者が訴え出るまで捜査したり起訴したりしない、ってのが親告罪で、上に書いたように犯罪自体は成立してます。
一昔前に、強姦された女性が泣き寝入りして警察に訴え出なかったとして、「被害者が訴えるまでは合法」だと思いますか? そんなわけないでしょ常識的に考えて。
「親告罪だからセーフ!」じゃねえよ自分で犯罪者って告白してどうするんだよ……
meganeya3 身内の中で「誰かほしい人はいませんか」が公衆にあたるのかな? コミケの構図はそうなってて、結局部数の線引きと、ピンポイント政治的圧力が法律問題としてごくまれに浮き上がってくるのが現実では
著作権法でいう「私的利用」って、おとうさんとおかあさんとおねえちゃんとか、よく部室でつるんでる友達4、5人とか、そういうレベルなので……。何万人も来場するイベントで頒布してるものはどこからどう見ても公衆向けに頒布されてるものです。それが身内という理屈は、少なくとも著作権法の観点からは通じないですわ。
eirun だからといって「著作権法がおかしい」という結論こそおかしいだろ。むしろ法的に犯罪の範囲を広く取って司法が恣意的に犯罪検挙してる現在の運用のほうがおかしいわけで。
??? 法的に犯罪の範囲を広く取るのがおかしいという主張は結局「著作権法がおかしい」ということなのでは??? 何が著作権侵害なのか決めて、その罰則を定めてるのは著作権法ですよ。一緒に著作権法に文句を言いましょう。
silvermoai なし崩しの状況に対する危機感はあるけど「自衛隊は憲法違反」みたいな段階から話したいならちょっと関わりたくないです
政府解釈によって合憲との判断が示され、それに対するコンセンサスが立憲民主党など野党の多くにも共有され、自衛隊法などの法律も整備されていて建前では憲法秩序の枠内に存在していることになっている自衛隊と、当事者たちが「親告罪だから訴えられるまでセーフ」「著作権法違反の非親告罪化は同人文化を萎縮させるので反対!」と自ら違法であることを触れ回っている二次創作は同じ土俵では語れませんね。「自衛隊は違憲か否か」は高度な法律論争だけど、「無許可の二次創作の公表は違法」は論争の余地のない単なる事実なので……。